JP2743223B2 - 原稿走査装置 - Google Patents

原稿走査装置

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JP2743223B2 JP3216066A JP21606691A JP2743223B2 JP 2743223 B2 JP2743223 B2 JP 2743223B2 JP 3216066 A JP3216066 A JP 3216066A JP 21606691 A JP21606691 A JP 21606691A JP 2743223 B2 JP2743223 B2 JP 2743223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やイメージリー
ダなどに用いられる原稿走査装置であって、特に、固定
された光源からの光束を移動する反射手段によって原稿
の所定の位置に導いて原稿を走査する形式の原稿走査
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8,9は従来の照明装置(特公昭53
−41976号)を示している。100は固定された点
状の光源であり、101は回転放物面鏡である。103
は移動反射手段としての走査反射笠で、回転放物面鏡1
01と平行である。
【0003】上記構成において、光源100からの光束
は回転放物面鏡101により平行光Aにコリメートされ
た後、平行光Aに沿って移動する走査反射笠103によ
って集光され、原稿台ガラス104上の原稿105の照
明位置をスリット状に照明する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、固定光源として点状の光源100を用
いるために、回転放物面鏡101の中央部aから光源1
00までの距離よりも、回転放物面鏡101の端部bか
ら光源100までの距離の方が長い。従って、照明位置
では長手方向の幅200〜300mmに対して、その中央
部が端部よりも明るいという光量分布の不均一が発生す
る。
【0005】このため、上記照明装置を複写機等の光学
系として用いるには、平行光束の中央部の光量を多量に
捨てて端部に合わせなければならず、照明効率が悪かっ
た。
【0006】また一方で、このタイプの光源では、数1
00ワットの電力を用いて、フィラメント部分の小さな
領域から発光させるために、光源の大きさとしても10
0時間程度の寿命を確保する場合2mmφ以下にできる技
術はない。したがって、光源としても有限の大きさを持
つので、コリメートしても幅方向Yには完全な平行光束
とはなりえず発散または集光性を持つ。
【0007】すると、図8(B)の点線で示す走査開始
位置にある走査反射笠103に照射される光束の光量
と、実線で示すような走査終了位置において走査反射笠
103に照射される光束の光量が異なってしまう。その
結果、走査反射笠103の移動に対応して照明位置の総
光量が変動するという欠点を有していた。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためのもの
で、原稿照明光の光量ピッチむらを抑えたコンパクトで
高速化に適応できる原稿走査装置を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、原稿載置台と、所定位置に固定された線状
の光源と、光源からの出射光を原稿載置台に対して略平
行な方向にコリメートする固定反射笠と、原稿載置台に
対して平行な方向へ移動しつつ固定反射笠からの光を原
稿載置台に向けて反射する移動反射部材と、光源の両端
に光源に対して垂直に且つ移動反射笠の移動領域に亘っ
て設けられた側面反射部材と、光源と移動反射部材の間
の位置に固定されており光源から移動反射部材への直接
光を遮光する遮光部材と、を有するものである。
【0010】
【作用】上記構成に基づくこの発明では、移動反射部材
が原稿載置台に対して平行に移動するので、装置の大型
化を抑えることができ、更に、移動する物体を小さくで
きるので、原稿走査を高速化できる。
【0011】しかしながら、かかる構成のみでは、移動
反射部材が光源から離れた位置にある時には原稿照明光
に光源の光量ピッチむらは目立たないものの、移動反射
部材が光源に近い位置にある時には光量ピッチむらが現
れやすい。
【0012】本願発明では、更に、光源と移動反射部材
の間の位置に固定されており光源から移動反射部材への
直接光を遮光する遮光部材を有するので、移動反射部材
のポジションに関わらず光源の光量ピッチむらが原稿照
明光に現れるのを防止できる。
【0013】
【実施例】次に、本発明を図に基づいて説明する。図1
(A),(B)は本発明の第一実施例を示す正面図,平
面図である。1は固定された発光点が複数個線状に並ん
だ光源であり(こうした光源の管壁面に拡散処理(フロ
スト処理)したものは、複写機等の原稿照明用ハロゲン
ランプとして用いられている)、そこから発した光束B
固定反射笠、即ち、放物筒面2aを有する反射笠2
(或はフィラメントの大きさを考えて多少集光性を持た
せた楕円筒面反射笠)によって短手方向hの幅内に集光
される。
【0014】この反射笠2は光源1と平行に設けてあ
り、長手方向Rに関しては集光力がないので、(B)の
ように発散していくが、光源1に対して垂直に対向配置
した側面反射部材、即ち、側面反射笠3,3´によって
長手方向Rの必要幅内部に必ず戻されるので、全体的に
は短手幅h,長手幅Hの内側の箱状の領域に光束Bは閉
じ込められることになる。
【0015】こうして閉じ込められた光束Bは、原稿載
置台、即ち、原稿台ガラス6の下方を、原稿台ガラス6
に対して平行、即ち、矢印E方向に移動する移動反射
、即ち、走査反射笠4によって原稿台ガラス6上の原
稿7の所定照射位置7aにスリット状に照射される。そ
して、この走査反射笠4が点線で示す走査開始位置か
ら、実線で示す走査終了位置まで移動することによっ
て、原稿7全体を照明することになる。
【0016】なお、この実施例の図において、側面反射
笠3,3′の幅が走査反射笠4の幅hより広くして原稿
台ガラス6の直下までとってあるのは、走査反射笠4か
ら原稿7へと光束が進む間においても、光束が長手方向
の幅Hから逃げないようにして長手方向の照明効率、及
び単部の光量を落とさないようにするためである。
【0017】また、この際、スリット状の光束Bの長手
方向Rの光量分布は、光源1に極めて近い所(フィラメ
ント間隔の2倍程度の距離)までは、フィラメントピッ
チに対応する間隔で光量ピッチむらが検知されるが(図
2(a) )、フィラメントからの発散光が極端に指向性の
強い配光分布を持たない限り、この側面反射笠3,3′
によってできるフィラメントの虚像と、端部に位置する
フィラメントとの間隔をほぼフィラメントピッチと等し
くすることにより、光源1からフィラメント間隔の2倍
以上の距離で均一な分布とすることができる。
【0018】このため、フィラメントのピッチむらの消
える位置以遠に走査の開始位置を設定することにより、
走査開始位置から走査終了位置まで、図2(b),(c) のよ
うに平坦でほぼ等レベルの光量分布を得ることができ
る。従って、照明位置7aにおける長手方向の光量分布
を均一にできる。
【0019】なお、この図において5は、光源1から出
る光束Bのうち、2次曲面筒反射笠2を経ないで直接に
走査反射笠4や原稿7にあたらないようにするための遮
光部材である。なお、この遮光部材は光源1側の面を反
射面にして光源位置近傍に戻すようにすることによっ
て、固定2次曲面筒反射笠2の方向に向かう光束Bを増
加させることができるので、この明細書中では“遮光反
射笠”と呼ぶことにする。
【0020】なお、図1(B)においては、各フィラメ
ントから長手方向Rに広がる光束について、任意の4本
についてしか追跡して描いてないが、実際はどのフィラ
メントからも同様に出ているのであり描かなかったのは
図の繁雑性を回避するためである。
【0021】図3(A),(B)は第2実施例を示す。こ
の実施例においては光源1が、完全に線状の光源となっ
ている例である。こうした線状発光の光源は、第1実施
例で示した複数フィラメントの光源(OA用ハロゲンラ
ンプ)とは異なり、発光部近傍での図2(a) のようなセ
グメントリップルがないために、走査開始位置を光源1
のすぐ近くにとれるというメリットを持つ。
【0022】なお、こうした光源としては、LEDアレ
イや図4(A),(B)に示すものがある。光源1は円筒
状のロッド50と、ロッド50の一端側の開口部52の
外部に配置した主光源51とを有する。ロッド50の他
端側は反射板53で閉鎖してあり、ロッド50の内周面
は反射板5を形成してある。また、ロッド50には長手
方向に沿ってスリットTを設けてあり、スリットTの反
対側には線状の拡散部Qを形成してある。
【0023】上記構成において、主光源51の光束は開
口部52からロッド50に入ると共に、反射板5で全反
射させつつ進行往復させ、拡散部Qにぶつかった光束が
スリットTから放出されるのである。
【0024】こうした光源においては、LEDアレイに
ついては基板が光源と一体となっており、図4に示した
光源1ではスリットTを構成する反射板5が光源と一体
となっている。なお、図7は反射笠を2,2′に分割し
て設けた第3実施例である。
【0025】ところで、第1実施例,第2実施例の反射
笠2の光軸面付近は遮光反射板5によって光束Bがけら
れるので、この付近の光束は有効には使用できない。そ
こで、該光束を有効に利用する例を図5(A),(B)
に示す。
【0026】図5(A)では反射笠2,2′に分割して
あり、反射笠2,2′の背後に固定曲面反射笠2″を設
け、その下方に平面鏡12を設けてある。従って、光源
1の光束は反射笠2,2′の間を通過した後、固定曲面
反射笠2″によって平行光Dとは垂直にコリメートさ
れ、平面鏡12によって平行光Dと同方向に変更され
る。なお図5(B)は、平面鏡12を上方に設け、その
下方に固定曲面反射笠2″を設けた例を示している。
【0027】図6(A)は第4実施例を示している。こ
れは図7の上半分の反射笠2だけで済ませた例である。
光量に余裕があればこのように構成してもよい。この例
は第1,2,3実施例に比べて厚み方向(図中上下方
向)にコンパクトな照明系を実現することができる。
【0028】図6(B),(C)は走査反射笠4を複数枚
にした第5実施例である。図6(B)は走査ミラーを
4,4′の2枚で構成し、(C)は走査ミラーを4,
4′,4″の3枚で分割構成し、5:5照明として原稿
の切り貼りの影が出にくくしている。(C)の例の方が
3枚使うことで系をうすくすることができている。こう
した5:5照明用等に走査反射笠4を分割する方法は、
第1〜4実施例でも可能であるが、特に曲面筒面の光軸
を含む対称面付近の光束を使わない第1,2実施例にお
いて有効である。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したものであ
るから、光量ピッチむらを抑えたコンパクトで高速化に
適応できる原稿走査装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1実施例の正面図、(B)は同実施
例の平面図。
【図2】(a) 〜(c) は第1実施例の長手方向の光量分布
を示すグラフ。
【図3】(A)は第2実施例の正面図、(B)は同実施
例の平面図。
【図4】(A)は第2実施例の光源の平面図、(B)は
同実施例の光源の断面図。
【図5】(A)、(B)は第3実施例を発展させた断面
図。
【図6】(A)は第4実施例の断面図、(B)、(C)
は第5実施例の断面図。
【図7】第3実施例の断面図。
【図8】(A)は従来例の平面図、(B)は同従来例の
正面図。
【図9】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1 光源 2 反射笠 3,3′ 側面反射笠 4 走査反射笠 5 遮光反射笠 B 光束 D 平行光

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿載置台と、所定位置に固定された線
    状の光源と、光源からの出射光を原稿載置台に対して略
    平行な方向にコリメートする固定反射笠と、原稿載置台
    に対して平行な方向へ移動しつつ固定反射笠からの光を
    原稿載置台に向けて反射する移動反射部材と、光源の両
    端に光源に対して垂直に且つ移動反射笠の移動領域に亘
    って設けられた側面反射部材と、光源と移動反射部材の
    間の位置に固定されており光源から移動反射部材への直
    接光を遮光する遮光部材と、を有することを特徴とする
    原稿走査装置
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