JP3292392B2 - 複写装置 - Google Patents
複写装置Info
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- JP3292392B2 JP3292392B2 JP35530892A JP35530892A JP3292392B2 JP 3292392 B2 JP3292392 B2 JP 3292392B2 JP 35530892 A JP35530892 A JP 35530892A JP 35530892 A JP35530892 A JP 35530892A JP 3292392 B2 JP3292392 B2 JP 3292392B2
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- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は画像上の不可視情報を読
取る手段並びに該情報によりカラー複写を制御するカラ
ー複写装置に関するものである。
取る手段並びに該情報によりカラー複写を制御するカラ
ー複写装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来カラー複写装置に於て、複写禁止画
像を複写できないように制御する手段としては、複写禁
止画像の色相やパターンを認識することにより、複写禁
止画像と判断し、複写できないような構成としていた。
像を複写できないように制御する手段としては、複写禁
止画像の色相やパターンを認識することにより、複写禁
止画像と判断し、複写できないような構成としていた。
【０００３】しかし、この方法では、複写禁止画像の色
相やパターンが著しく特徴的でない限り、複写禁止画像
としての認識率は悪くなり、一般画像が複写禁止画像と
誤認され複写できなくなる等の欠点がある。
相やパターンが著しく特徴的でない限り、複写禁止画像
としての認識率は悪くなり、一般画像が複写禁止画像と
誤認され複写できなくなる等の欠点がある。
【０００４】そこで、最近は、複写禁止画像上に特殊な
インク等を用い目に見えない不可視な情報を付加してお
き、該不可視情報を特定手段により可視化し、その情報
を認識することで、複写禁止画像を判断しようとしてい
る。
インク等を用い目に見えない不可視な情報を付加してお
き、該不可視情報を特定手段により可視化し、その情報
を認識することで、複写禁止画像を判断しようとしてい
る。
【０００５】通常は、特殊インクとして不可視な螢光塗
料を用い、紫外光を照射することで、可視螢光発光に変
換している。これにより、一般画像と複写禁止画像で明
確に特徴づけられ、複写禁止画像の認識率を向上するこ
とができる。
料を用い、紫外光を照射することで、可視螢光発光に変
換している。これにより、一般画像と複写禁止画像で明
確に特徴づけられ、複写禁止画像の認識率を向上するこ
とができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に於て、複写禁止画像上の不可視情報を、紫外光源
等により、可視情報に変換し、認識する際に可視情報を
読取る固体撮像素子が紫外光源の発光分光領域に感度を
持っていた場合、前記画像情報のＳ／Ｎ比（受信したい
信号の振幅と雑音信号の振幅との比）が悪くなり、複写
禁止画像と認識できなくなってしまう。
来例に於て、複写禁止画像上の不可視情報を、紫外光源
等により、可視情報に変換し、認識する際に可視情報を
読取る固体撮像素子が紫外光源の発光分光領域に感度を
持っていた場合、前記画像情報のＳ／Ｎ比（受信したい
信号の振幅と雑音信号の振幅との比）が悪くなり、複写
禁止画像と認識できなくなってしまう。
【０００７】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、カラー画像情報の
他に不可視情報が形成された原稿のカラー画像情報をＳ
／Ｎ比が良く読取ることが可能な複写装置を提供するこ
とにある。
たもので、その目的とするところは、カラー画像情報の
他に不可視情報が形成された原稿のカラー画像情報をＳ
／Ｎ比が良く読取ることが可能な複写装置を提供するこ
とにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、可視光で原稿を照明する可視光
光源と、不可視光で原稿を照明して原稿上の不可視情報
を可視化する不可視光光源と、原稿からの反射光を受光
する撮像素子と、原稿の反射光を前記撮像素子に導くミ
ラーと、を有する複写装置において、前記可視光光源を
点灯させて原稿の反射光を前記撮像素子で受光すること
により原稿を読み取る前に、前記不可視 光光源を点灯さ
せて原稿の反射光を前記撮像素子で受光することにより
原稿の不可視情報を検知し、その出力に応じて複写の実
行または禁止の判断を行う判断手段を有するとともに、
前記ミラーに原稿の反射光に含まれる不可視光成分を除
去するフィルタを設けたことを特徴とする。ここで、前
記不可視光光源から照明される不可視光は紫外光であっ
て、前記原稿上の不可視情報は、紫外光を照射すること
で可視螢光発光する螢光塗料で記録された情報であると
よい。
に、本発明にあっては、可視光で原稿を照明する可視光
光源と、不可視光で原稿を照明して原稿上の不可視情報
を可視化する不可視光光源と、原稿からの反射光を受光
する撮像素子と、原稿の反射光を前記撮像素子に導くミ
ラーと、を有する複写装置において、前記可視光光源を
点灯させて原稿の反射光を前記撮像素子で受光すること
により原稿を読み取る前に、前記不可視 光光源を点灯さ
せて原稿の反射光を前記撮像素子で受光することにより
原稿の不可視情報を検知し、その出力に応じて複写の実
行または禁止の判断を行う判断手段を有するとともに、
前記ミラーに原稿の反射光に含まれる不可視光成分を除
去するフィルタを設けたことを特徴とする。ここで、前
記不可視光光源から照明される不可視光は紫外光であっ
て、前記原稿上の不可視情報は、紫外光を照射すること
で可視螢光発光する螢光塗料で記録された情報であると
よい。
【０００９】
【作用】本発明にあっては、原稿の反射光を撮像素子に
導くミラーに原稿の反射に含まれる不可視光成分を除去
するフィルタを設けると共に、不可視光光源を点灯させ
て原稿を読み取った際の撮像素子の出力に応じて複写の
可否を判断する判断手段を設けたので、不可視光光源か
らの不可視光が撮像素子に検出されず、撮像素子にて検
出されるのは、カラー画像情報と不可視情報から変換さ
れた可視情報だけとなるので、不可視光によるノイズが
なくなり、誤判の少ない読取りが行なわれ、判断手段に
よる複写の可否判断が正確に行なわれる。
導くミラーに原稿の反射に含まれる不可視光成分を除去
するフィルタを設けると共に、不可視光光源を点灯させ
て原稿を読み取った際の撮像素子の出力に応じて複写の
可否を判断する判断手段を設けたので、不可視光光源か
らの不可視光が撮像素子に検出されず、撮像素子にて検
出されるのは、カラー画像情報と不可視情報から変換さ
れた可視情報だけとなるので、不可視光によるノイズが
なくなり、誤判の少ない読取りが行なわれ、判断手段に
よる複写の可否判断が正確に行なわれる。
【００１０】
【実施例】まず、参考例として図１により紫外カットフ
ィルターを具備する複写装置の読取り系について説明す
る。
ィルターを具備する複写装置の読取り系について説明す
る。
【００１１】図中１０１は複写禁止画像でありカラー画
像の他に不可視情報が形成されている原稿。１０２は原
稿台ガラス、１０３はハロゲンランプ等を用いたカラー
読取り光源、１０４は前記不可視情報を可視光情報へ変
換するための不可視光光源としての紫外光源、１０５は
走査ミラー、１０６は結像レンズ、１０７は撮像手段と
しての３ラインＣＣＤ、１０８は不可視光除去手段とし
ての紫外カットフィルターである。
像の他に不可視情報が形成されている原稿。１０２は原
稿台ガラス、１０３はハロゲンランプ等を用いたカラー
読取り光源、１０４は前記不可視情報を可視光情報へ変
換するための不可視光光源としての紫外光源、１０５は
走査ミラー、１０６は結像レンズ、１０７は撮像手段と
しての３ラインＣＣＤ、１０８は不可視光除去手段とし
ての紫外カットフィルターである。
【００１２】次に複写動作について説明する。まず原稿
が複写禁止画像であるかどうか判断するために、紫外光
源１０４が点灯される。
が複写禁止画像であるかどうか判断するために、紫外光
源１０４が点灯される。
【００１３】この紫外光源１０４の分光特性を図１
（ｂ）に示す。そして、走査ミラー１０５により原稿１
０１を走査し、画像情報を読み取る。この時、一般画像
の場合は紫外光源１０４を照射しても可視光として発光
しないので、ＣＣＤ１０７からの出力は得られない。そ
こで、出力が得られない場合は、一般原稿と判断され
る。
（ｂ）に示す。そして、走査ミラー１０５により原稿１
０１を走査し、画像情報を読み取る。この時、一般画像
の場合は紫外光源１０４を照射しても可視光として発光
しないので、ＣＣＤ１０７からの出力は得られない。そ
こで、出力が得られない場合は、一般原稿と判断され
る。
【００１４】次に出力が得られた場合は、例えば螢光マ
ーカー等が用いられた画像では読取られた信号が複写禁
止画像に記録されている情報かどうか比較される。この
部分は、通常の複写禁止画像の認識方法を用いてもよ
い。この読取りを行なう際に図１（ｃ）中１１１ａ，１
１１ｂ，１１１ｃに示す如きＣＣＤ１０７の３色の分光
特性をもっていると紫外光源１０４の光をＣＣＤ１０７
が、検知してしまうので、複写禁止画像からの情報を読
み取っていたとしても、信号のＳ／Ｎ比が悪くなり、情
報の認識レベルが悪くなる。
ーカー等が用いられた画像では読取られた信号が複写禁
止画像に記録されている情報かどうか比較される。この
部分は、通常の複写禁止画像の認識方法を用いてもよ
い。この読取りを行なう際に図１（ｃ）中１１１ａ，１
１１ｂ，１１１ｃに示す如きＣＣＤ１０７の３色の分光
特性をもっていると紫外光源１０４の光をＣＣＤ１０７
が、検知してしまうので、複写禁止画像からの情報を読
み取っていたとしても、信号のＳ／Ｎ比が悪くなり、情
報の認識レベルが悪くなる。
【００１５】そこで図１（ｃ）中１１０に示すような分
光特性をもつ紫外線をカットするフィルターを設けるこ
とで、ＣＣＤ１０７の出力としては、原稿１０１上から
の可視光の情報だけとなり得る。これにより、紫外光源
１０４を照射した際にＣＣＤ１０７で検知されるのは螢
光塗料並びに、複写禁止画像からの信号だけに限定で
き、誤判の少ない読み取りが行なわれる。
光特性をもつ紫外線をカットするフィルターを設けるこ
とで、ＣＣＤ１０７の出力としては、原稿１０１上から
の可視光の情報だけとなり得る。これにより、紫外光源
１０４を照射した際にＣＣＤ１０７で検知されるのは螢
光塗料並びに、複写禁止画像からの信号だけに限定で
き、誤判の少ない読み取りが行なわれる。
【００１６】そして、前述の読取り情報に基づき、一般
原稿と判断した場合は、ハロゲンランプ１０３を点灯さ
せ、以下通常のカラー画像の読取り及び、複写が行なわ
れる。また、複写禁止画像と判断した場合は、複写禁止
の制御が行なわれる。
原稿と判断した場合は、ハロゲンランプ１０３を点灯さ
せ、以下通常のカラー画像の読取り及び、複写が行なわ
れる。また、複写禁止画像と判断した場合は、複写禁止
の制御が行なわれる。
【００１７】（実施例）本発明の実施例に係る複写装置
では、ＣＣＤ１０７まで到達する途中に用いられている
ミラー１０５のいずれかの一枚に紫外カットフィルター
の機能を付加する。これにより、別部品が不要となりコ
ンパクトな構成で前述の紫外カットフィルターと同様の
効果が得られる。
では、ＣＣＤ１０７まで到達する途中に用いられている
ミラー１０５のいずれかの一枚に紫外カットフィルター
の機能を付加する。これにより、別部品が不要となりコ
ンパクトな構成で前述の紫外カットフィルターと同様の
効果が得られる。
【００１８】
【発明の効果】本発明にあっては、原稿の反射光を撮像
素子に導くミラーに原稿の反射に含まれる不可視光成分
を除去するフィルタを設けると共に、不可視光光源を点
灯させて原稿を読み取った際の撮像素子の出力に応じて
複写の可否を判断する判断手段を設けたので、不可視光
光源からの不可視光が撮像素子に検出されず、撮像素子
にて検出されるのは、カラー画像情報と不可視情報から
変換された可視情報だけとなるので、不可視光によるノ
イズがなくなり、誤判の少ない読取りが行なわれ、判断
手段による複写の可否判断が正確に行なわれる。
素子に導くミラーに原稿の反射に含まれる不可視光成分
を除去するフィルタを設けると共に、不可視光光源を点
灯させて原稿を読み取った際の撮像素子の出力に応じて
複写の可否を判断する判断手段を設けたので、不可視光
光源からの不可視光が撮像素子に検出されず、撮像素子
にて検出されるのは、カラー画像情報と不可視情報から
変換された可視情報だけとなるので、不可視光によるノ
イズがなくなり、誤判の少ない読取りが行なわれ、判断
手段による複写の可否判断が正確に行なわれる。
【図１】（ａ）は複写装置の概略構成図、（ｂ）及び
（ｃ）は同装置の作用に関するグラフである。
（ｃ）は同装置の作用に関するグラフである。
１０１ 原稿 １０３ カラー読取り光源 １０４ 紫外光源（不可視光光源） １０７ ＣＣＤ（撮像手段） １０８ 紫外カットフィルター（不可視光除去手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｇ０３Ｇ 15/04 Ｇ０３Ｇ 21/00 15/043 15/04 １２０ 21/00 Ｈ０４Ｎ 1/04 Ｄ Ｈ０４Ｎ 1/04 (72)発明者 竹村 幸男 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−184967（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−52574（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03B 27/50 G03B 27/32 G03B 27/52 G03B 27/54 G03G 15/01 112 G03G 15/04 G03G 15/043 G03G 21/00 H04N 1/04
Claims (2)
- 【請求項１】可視光で原稿を照明する可視光光源と、不
可視光で原稿を照明して原稿上の不可視情報を可視化す
る不可視光光源と、原稿からの反射光を受光する撮像素
子と、原稿の反射光を前記撮像素子に導くミラーと、を
有する複写装置において、前記可視光光源を点灯させて原稿の反射光を前記撮像素
子で受光することにより原稿を読み取る前に、前記不可
視光光源を点灯させて原稿の反射光を前記撮像素子で受
光することにより原稿の不可視情報を検知し、その出力
に応じて 複写の実行または禁止の判断を行う判断手段を
有するとともに、 前記ミラーに原稿の反射光に含まれる不可視光成分を除
去するフィルタを設けた ことを特徴とする複写装置。 - 【請求項２】前記不可視光光源から照明される不可視光
は紫外光であって、 前記原稿上の不可視情報は、紫外光を照射することで可
視螢光発光する螢光塗料で記録された情報であることを
特徴とする請求項１に記載の複写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35530892A JP3292392B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 複写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35530892A JP3292392B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 複写装置 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000393745A Division JP2001228563A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 照明装置 |
| JP2000393746A Division JP3445240B2 (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 画像読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06186649A JPH06186649A (ja) | 1994-07-08 |
| JP3292392B2 true JP3292392B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=18443166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35530892A Expired - Fee Related JP3292392B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 複写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3292392B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006189537A (ja) * | 2005-01-04 | 2006-07-20 | Ricoh Co Ltd | 画像照明機構、画像読取装置および画像形成装置 |
| JP5239232B2 (ja) * | 2007-07-13 | 2013-07-17 | 株式会社リコー | 画像読取装置および画像形成装置 |
| JP5644053B2 (ja) * | 2009-02-18 | 2014-12-24 | 株式会社リコー | 原稿照明装置、走査光学ユニット、画像読取装置および画像形成装置 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP35530892A patent/JP3292392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06186649A (ja) | 1994-07-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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