JP5235571B2 - 防水パンと壁パネルの接合構造 - Google Patents
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Description
以上より、特許文献1記載の接合構造は、壁パネル902の下端面を基準にして防水パン901に壁パネル902が接合されており、壁パネル902の下端面と防水パンの壁パネル載置部901bとの間に隙間が無い状態となっている。
また、設備ユニットを組み立てる際には、設備ユニットとしての意匠性を確保する必要がある。
また、防水パンの隠蔽部により、壁パネルの下縁部の前側が隠蔽される。すなわち、壁パネル下端面と防水パンとの間の隙間が隠蔽されるので、設備ユニットとしての意匠性が確保される。
請求項2に係る発明では、壁パネルが膨張収縮しても反り難くされる。
なお、図2(a)では、浴室ユニット1の内側となる右側が前側、左側が背面側(後ろ側)となる。
隠蔽部25は、壁パネルの前面40aよりも前側となる位置で立ち上がり、起立部24との間に壁パネルの下縁部40cを挿入させている。従って、隠蔽部25は、壁パネルの下縁部40cよりも上側へ立ち上がり、壁パネルの下縁部40cの前側を隠蔽することとなる。また、隠蔽部25の背面には、浴室ユニット1内の湯水が外部へ漏れないように防水するため、壁パネルの前面40aと接触するシール材60が取り付けられている。
また、防水パン延出部23の上面から隠蔽部25の上縁部25aまでの長さは、隙間CL1の高さ方向の間隔L1−L2よりも長くされている。これにより、隠蔽部の上縁部25aが壁パネルの下縁部40cよりも上側となるので、壁パネルの下縁部40cの前側が隠蔽部25により隠蔽される。
なお、連結部材50の下縁部50cは、防水パン20に載置されない。図示の下縁部50cは、壁パネルの下縁部40cよりも若干上側とされているが、壁パネルの下縁部40cと同じ高さとされてもよいし、防水パン20等に載置されない限り壁パネルの下縁部40cよりも若干下側とされてもよい。
上述したシール材60を隠蔽部25の背面に取り付けておくことにより、防水パン20と壁パネル40との間の止水性を向上させた浴室ユニット1を容易に組み立てることができる。
まず、防水パン隠蔽部25の背面に、シール材60を取り付ける。次に、図4に示すようにして、防水パン20の縁部に壁パネル40を立てた状態で接合していく。
図4(a)に示す組み立て方法では、まず、壁パネル40に接続部材44を取り付けておく。また、防水パン20の縁部に連結部材50A,50Bを設置する。このとき、連結部材の被載置部52を防水パン起立部24の上縁部に載置する。次に、連結部材の長穴56に接続部材44を挿入し、壁パネル40を下げて下縁部40cを防水パン起立部24と防水パン隠蔽部25との間に挿入する。これにより、連結部材50A,50Bに壁パネル40が取り付けられ、壁パネルの下縁部40cと防水パン20との間に生じる隙間CL1が隠蔽された接合構造10が形成される。
壁パネル40の背面部に設けられた被載置部52が防水パン起立部の上縁部24aに載置されると、防水パン起立部24よりも前側にある壁パネルの下縁部40cと防水パン20との間に高さ方向の隙間CL1が形成される。すなわち、防水パン20と壁パネル40の接合は、壁パネル40の下端面が基準となる訳ではなく、壁パネル40下端面よりも上側の被載置部52が基準となる。すると、壁パネル40の高さ方向の寸法誤差が大きくても、該寸法誤差が隙間CL1により吸収される。また、温度変化により壁パネル40が膨張収縮しても、この膨張収縮が隙間CL1により吸収される。このように、壁パネル40の下端面と防水パン20との間に隙間CL1があるので、壁パネル40の高さ方向の寸法誤差が大きくても容易に浴室ユニット1を組み立てることができる。
従って、本接合構造10は、壁パネル40の高さ寸法の精度に影響されずに意匠性の確保された浴室ユニット1を組み立てることが可能となる。
また、本発明の防水パンと壁パネルの接合構造は、種々の変形例が考えられる。
本接合構造110も、隠蔽部125に隠蔽された隙間CL2が壁パネル40の下端面と防水パン120との間にあるので、壁パネル40の高さ寸法の精度に影響されずに意匠性の確保された設備ユニットを組み立てることが可能となる。
本接合構造210も、隠蔽部25に隠蔽された隙間CL3が壁パネル240の下端面と防水パン20との間にあるので、壁パネル240の高さ寸法の精度に影響されずに意匠性の確保された設備ユニットを組み立てることが可能となる。
10,110,210…防水パンと壁パネルの接合構造、
20,120…防水パン、21…防水パン本体部、
22…立ち上がり部、23…延出部、24,124…起立部、25,125…隠蔽部、
30…壁、
40,240…壁パネル、40a…前面、40b…背面、40c…下縁部、
42…断熱材、44…接続部材、
50,50A,50B,250…連結部材、50a…前面、50c…下縁部、
52,246…被載置部、54…下方延出部、56…長穴、
60,61,62…シール材、
CL1,CL2,CL3…隙間、
D1…高さ方向、
Claims (2)
- 防水パンの縁部に複数の壁パネルを立てた状態で接合する防水パンと壁パネルの接合構造であって、
前記壁パネルの背面を取り付ける連結部材で隣り合う前記壁パネルが連結され、前記防水パンの縁部に前記壁パネルの前面よりも背面側となる位置で該壁パネルの下縁部よりも上側へ立ち上がった起立部が設けられ、該起立部よりも前側にある前記壁パネルの下縁部と前記防水パンとの間に高さ方向の隙間を形成する高さで該起立部の上縁部に載置される被載置部が前記連結部材に設けられ、前記壁パネルの下縁部の前側を隠蔽する隠蔽部が前記防水パンに設けられていることを特徴とする防水パンと壁パネルの接合構造。 - 前記連結部材に対して前記壁パネルが所定範囲内で上下方向へ移動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の防水パンと壁パネルの接合構造。
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