JP5233951B2 - 車両用通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、キーレスエントリ機能又はスマートエントリ機能と、タイヤ空気圧を監視するタイヤ圧監視機能とを有する車両用通信システム等に関する。
従来から、キーレスエントリ機能とタイヤ圧監視機能を実現するために必要な構成要素の共用化を図る技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のタイヤ圧モニタを兼ねたキーレスエントリ装置は、高周波受信部の共通化が図られており、自動車のイグニッションキーがオフされたときにキーレスエントリ機能の動作モードになり、イグニッションキーがオンされたときにタイヤ圧監視機能の動作モードになるように構成されている。
特許第3789335号公報
ところで、キーレスエントリ機能は、ユーザが車両の外に存在する際に実現されるべき機能である一方、タイヤ圧監視機能は、車両の走行中(一時停止中を含む)に実現されるべき機能である。従って、特許文献1に記載の発明のように、イグニッションキーに連動させて、キーレスエントリ機能とタイヤ圧監視機能の作動モードを切り替えれば、特段の問題は生じない。
しかしながら、遠隔操作機能を備えた車両では、以下のような不都合が生ずる。尚、遠隔操作機能とは、ユーザが遠隔操作により車両のエンジンをオンさせたり車両の空調装置をオンさせたり等ができる機能である。このような遠隔操作機能は、ユーザが車両に乗り込むまでの時間を利用して、エンジンの暖気や車室内の冷暖房(又は暖房によるウインドウガラスの霜取り)等を事前に行うことができるという、利便性をユーザに提供する機能である。
このような遠隔操作機能を備えた車両では、遠隔操作機能により、ユーザが車両の外に存在する際にも、イグニッション電源(IG電源)がオンになる状態が生ずる。従って、特許文献1に記載の発明のように、イグニッションキーに連動させて、キーレスエントリ機能とタイヤ圧監視機能の作動モードを切り替える場合、遠隔操作機能によりIG電源がオンになると、タイヤ圧監視機能の作動モードが実現されてしまい、不都合が生ずる。即ち、ユーザは、遠隔操作機能により例えば車両のエンジンをオンさせた後(これに伴いIG電源もオンになった後)、キーレスエントリ機能を用いてドアロックを解除等する必要があるが、タイヤ圧監視機能の作動モード中は、キーレスエントリ機能が適切に働かないため、ドアロックを解除等することができないという、不都合が生ずる。
そこで、本発明は、遠隔操作機能によりIG電源がオンになった状態でもキーレスエントリ機能(又はスマートエントリ機能)を適切に作動させることができる車両用通信システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一局面によれば、キーレスエントリ機能又はスマートエントリ機能(双方を有してもよい)と、タイヤ空気圧を監視するタイヤ圧監視機能とを有する車両用通信システムであって、
キーレスエントリ機能又はスマートエントリ機能とタイヤ圧監視機能の双方に対して共通に設けられる通信手段と、
キーレスエントリ機能又はスマートエントリ機能とタイヤ圧監視機能のうちのいずれか一方の機能を選択的に制限する調停手段とを含み、
タイヤ圧監視機能は、車両のIG電源のON状態にて動作し、IG電源のOFF状態にて停止するように構成され、
前記調停手段は、遠隔操作装置からの指示を受けて車両のIG電源がオンされた場合には、タイヤ圧監視機能を制限することを特徴とする、車両用通信システムが提供される。
本発明によれば、遠隔操作機能によりIG電源がオンになった状態でもキーレスエントリ機能(又はスマートエントリ機能)を適切に作動させることができる車両用通信システムが得られる。
本発明の一実施例による車両用通信システム1の要部構成を示すシステム図である。 ボデーECU10により実行される調停用ビット生成処理の一例を示すフローチャートである。 ボデーECU10にて生成される送信フレームの構造の一例を示す図である。 タイヤ空気圧監視機能を実現するためにTPMS・ECU34により実行される制御の一例を示すフローチャートである。 図5(A)は、遠隔操作機能の実行に起因してIG電源がオンになる場合のタイミングチャートであり、図5(B)は、遠隔操作でない通常の操作でIG電源がオンになる場合のタイミングチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明の一実施例による車両用通信システム1の要部構成を示すシステム図である。
車両用通信システム1は、ドアロック、ルームランプ、パワーウインドウ(図示せず)等のボデー電装品の制御を行うボデーECU10を備える。ボデーECU10は、マイクロコンピュータ12によって構成されており、例えば、CPU、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読書き可能なRAM、タイマ、カウンタ、入力インターフェイス及び出力インターフェイス等を有する。入力インターフェイス及び出力インターフェイスとしては、図1に示すように、CAN・I/F回路14及びUART・I/F回路16,18を含む。
ボデーECU10のCAN・I/F回路14には、CAN(controller area network)に基づく高速多重通信ライン42により照合ECU50やメータECU52等の各種ECUが接続される。高速多重通信ライン42は、例えば通信速度が500Kbpsであってよい。
照合ECU50は、携帯キー36及びボデーECU10と協動して、スマートエントリ機能を実現する。照合ECU50は、送信機(図示せず)から車外に向けてリクエスト信号を発信することで、携帯キー36を検知するための検知領域を形成する。携帯キー36は、リクエスト信号を受信すると、応答信号を送信するように構成される。照合ECU50は、受信機(図示せず)により応答信号を受信すると、携帯キー36から受信した応答信号に含まれる暗号コードと、所定のメモリ(図示せず)に記憶された暗号コードとを比較し、これらが一致する場合には、正規なキー(ユーザ)であるとの照合結果(キー認証が取れた旨の認証結果)をボデーECU10に出力する。例えば、ボデーECU10は、照合結果が得られた状態でドアアウトサイドハンドルへのタッチ操作を検出すると、ドアロックアクチュエータ(図示せず)を制御してドアロックをアンロック状態にする。このようにしてスマートエントリ機能が実現される。
照合ECU50は、また、遠隔操作装置22及びボデーECU10と協動して、プレ空調機能(遠隔操作機能の一例)を実現する。遠隔操作装置22は、プレ空調スイッチ(図示せず)が設定されており、プレ空調スイッチに対するユーザの操作に応じて、対応するリモート制御コマンド(ワイヤレス信号)を送信するように構成される。照合ECU50は、このリモート制御コマンドを受信機(図示せず)により受信すると、空調ECU又は空調装置(図示せず)に対して空調動作を開始するように指示するプレ空調信号を送信する。このプレ空調信号は、図示のように、ボデーECU10を経由して(ゲートウェイして)送信されてもよいし、若しくは、空調ECU又は空調装置に対して直接的に送信されてもよい。尚、遠隔操作装置22のプレ空調スイッチは、冷暖房等の種別や設定温度等を指示できる入力インターフェイスであってもよく、この場合、リモート制御コマンド及びそれに対応したプレ空調信号は、プレ空調スイッチの操作態様に応じて冷暖房等の種別や設定温度等の指示を含んでもよい。また、照合ECU50は、プレ空調信号の送信と同時に、エンジン制御用のEFI・ECU(図示せず)に対してエンジンを始動するように指示するリモートスタート信号を送信する。このリモートスタート信号は、ボデーECU10を経由して(ゲートウェイして)送信されてもよいし、若しくは、EFI・ECUに対して直接的に送信されてもよい。いずれの場合も、エンジンが始動され、IG電源がオンになり、空調装置は、IG電源がオンしている状態で動作する。このようにしてプレ空調機能が実現される。
尚、ボデーECU10は、後述の調停を実現するために、遠隔操作装置22の操作によりIG電源がオンにされたか否かを認識する必要がある(リモートスタート/プレ空調制御認識部12a)。従って、プレ空調信号がボデーECU10を経由せずに空調ECU又は空調装置に送信される構成である場合、プレ空調信号が生成されたことを表す情報(即ち遠隔操作装置22の操作によりIG電源がオンにされたことを表す信号)が別途ボデーECU10に送信される。
メータECU52は、インストルメントパネルに搭載されるメータの表示を制御する。例えば、メータECU52は、後述のTPMS・ECU34から定期的に送信されるタイヤ空気圧データに基づいて、タイヤ空気圧が所定レベル以上であるか否かを判断し、タイヤ空気圧が所定レベル以上でない場合は、その旨の警報をメータに表示出力する。
ボデーECU10のUART・I/F回路16には、リモートスタートECU20が接続される。リモートスタートECU20は、遠隔操作装置22から送信されるリモート制御コマンドを受けてエンジンのリモートスタート機能(遠隔操作機能の一例)を実現する。遠隔操作装置22は、エンジンスタートスイッチ(図示せず)が設定されており、エンジンスタートスイッチに対するユーザの操作に応じて、対応するリモート制御コマンド(ワイヤレス信号)を送信するように構成される。リモートスタートECU20は、このリモート制御コマンドを受信機(図示せず)により受信すると、EFI・ECU(図示せず)に対してエンジンを始動するように指示するリモートスタート信号を送信する。このリモートスタート信号は、図示のように、ボデーECU10を経由して(ゲートウェイして)送信されてもよいし、若しくは、EFI・ECUに対して直接的に送信されてもよい。いずれの場合も、エンジンが始動され、IG電源がオンになる。このようにしてリモートスタート機能が実現される。
尚、ボデーECU10は、後述の調停を実現するために、遠隔操作装置22の操作によりIG電源がオンにされたか否かを認識する必要がある(リモートスタート/プレ空調制御認識部12a)。従って、リモートスタート信号がボデーECU10を経由せずにEFI・ECUに送信される構成である場合、リモートスタート信号が生成されたことを表す情報(即ち遠隔操作装置22の操作によりIG電源がオンにされたことを表す信号)が別途ボデーECU10に送信される。
ボデーECU10のUART・I/F回路18には、多重通信ライン40により統合チューナ30が接続される。多重通信ライン40は、高速多重通信ライン42に比べて低速な(安価な)多重通信ラインであり、例えば通信速度が2.4KbpsのUART通信ラインで構成される。尚、以下では、多重通信ライン40をUART通信ライン40と称し、UART通信ライン40の上り(ボデーECU10方向)を“RDA”と指示し、下りをPRGと指示する。
統合チューナ30は、キーレスエントリ機能とタイヤ圧監視機能とを実現する構成要素を統合して組み込んだチューナである。統合チューナ30は、ワイヤレスECU32と、TPMS・ECU34とを含む。統合チューナ30は、その他、キーレスエントリ機能とタイヤ圧監視機能を実現するために必要な各種ワイヤレス信号(後述)を受信し復調等処理するための回路構成を含む。
ワイヤレスECU32及びTPMS・ECU34とは、それぞれ、マイクロコンピュータによって構成されており、例えば、CPU、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読書き可能なRAM、タイマ、カウンタ、入力インターフェイス、及び出力インターフェイス等を有する。尚、ワイヤレスECU32及びTPMS・ECU34は、図示の例では別々に示されているが、共通のECUで実現されてもよいし、あるいは、一部のハードウェアが共用化されてもよい。
ワイヤレスECU32は、ユーザが所持する携帯キー36からのワイヤレス信号を受けて各種制御を実行する。例えば、携帯キー36は、各種操作スイッチ(例えばロックスイッチ、アンロックスイッチ)に対するユーザの操作に応じて、対応するワイヤレス信号を送信するように構成される。統合チューナ30がこのワイヤレス信号を受信すると、ワイヤレスECU32は、ワイヤレス信号に対応した制御を実施するための制御信号(ワイヤレスデータ)を、UART通信ライン40(RDA)でボデーECU10に送信する。このようにしてワイヤレスエントリ機能が実現される。
TPMS・ECU34は、車両の各輪に配設された送信機35からタイヤ空気圧データ(ワイヤレス信号)を受信してタイヤ空気圧を監視する。送信機35には、各輪のタイヤ空気圧を検出するセンサが接続され、送信機35は、統合チューナ30からの要求に応じて若しくは能動的に、定期的にタイヤ空気圧データを統合チューナ30に送信する。ボデーECU10は、タイヤ空気圧データをUART通信ライン40(RDA)にてTPMS・ECU34から受信し、高速多重通信ライン42にてタイヤ空気圧データをメータECU52に送信する。即ち、ボデーECU10は、TPMS・ECU34からのタイヤ空気圧データをゲートウェイしてメータECU52に送信する。
ところで、ワイヤレスECU32が実現するワイヤレスエントリ機能は、原則的に、ユーザが車両外部から携帯キー36を操作することで実現されるものである一方、TPMS・ECU34が実現するタイヤ空気圧監視機能(タイヤ空気圧データ供給機能)は、車両のIG電源がオンになっている状態で実現されるものである。従って、図1に示すようにワイヤレスECU32及びTPMS・ECU34とでUART通信ライン40を共用する場合でも、通常はなんら不都合が生じない。
しかしながら、図1に示すようなリモートスタートECU20により遠隔操作機能を実現する構成では、ユーザが車両外部に存在する状況下でIG電源がオンになる場合がある。かかる状況では、ワイヤレスECU32が実現するワイヤレスエントリ機能と、TPMS・ECU34が実現するタイヤ空気圧監視機能とが競合する虞がある。
そこで、本実施例では、通常の車室内のイグニッションスイッチ(エンジンスイッチ)等の操作によりIG電源がオンになった場合と、遠隔操作機能によりIG電源がオンになった場合とを区別し、遠隔操作機能によりIG電源がオンになった場合には、TPMS・ECU34によるタイヤ空気圧監視機能を制限(典型的には、停止)する。この制限の態様は、任意の方法で実現されてもよく、例えば、後で詳説するようにUART通信ライン40のTPMS・ECU34による使用(占有)を制限してもよいし、TPMS・ECU34によるタイヤ空気圧データの取得動作を制限してもよい。
従って、本実施例によれば、キーレスエントリ機能とタイヤ空気圧監視機能とを実現するために共通の通信手段(図示の例ではUART通信ライン40)を用いる構成において、遠隔操作機能によりIG電源がオンになった状態でもキーレスエントリ機能を適切に作動させることができる。
以下、より具体的な実施例について説明する。
ボデーECU10のマイクロコンピュータ12は、図1に示すように、リモートスタート/プレ空調制御認識部12aと、調停用信号生成部12bとを備える。リモートスタート/プレ空調制御認識部12aは、上述のリモートスタート信号(又はそれに代わる情報)やプレ空調信号(又はそれに代わる情報)に基づいて、リモートスタート制御及びプレ空調制御の実施状態を認識する。調停用信号生成部12bの機能は、図2のフローチャートに関連して説明する。
図2は、ボデーECU10により実行される調停用ビット生成処理の一例を示すフローチャートである。
ステップ200では、IG電源がオンになったか否かが判定される。この判定は、ボデーECU10自身に接続されるIG電源ラインを監視することで実現されてもよいし、或いは、他の電子機器から取得するIG電源情報を用いて実現されてもよい。IG電源がオンになった場合は、ステップ202に進む。
ステップ202では、リモートスタート/プレ空調制御認識部12aの認識結果に基づいて、今回のIG電源のオンが遠隔操作機能の実行に起因したものであるか否かが判定される。即ち、ステップ200で検出されたIG電源のオンが、遠隔操作機能の実行に連動したものであるか否かが判定される。この判定は、ボデーECU10に入力されるリモートスタート信号(又はそれに代わる情報)やプレ空調信号(又はそれに代わる情報)に基づいて実現される。今回のIG電源のオンが遠隔操作機能の実行に起因したものである場合は、ステップ204に進み、そうでない場合、ステップ206に進む。従って、ユーザが、車室内のイグニッションスイッチ(エンジンスイッチ)等を操作してIG電源をオンさせた場合は、ステップ206に進むことになる。
ステップ204では、調停用信号生成部12bは、IGビット(後述)を“1”とし且つ調停用ビットを“1”として送信フレームを生成する。“1”の調停用ビットは、遠隔操作機能実行中であることを表し、IG電源が遠隔操作機能によりオンなっている間維持される。
ここで、送信フレームは、任意であるが、図3に示すような構造であってよい。送信フレームは、複数の情報データを格納するデータ部を有し、データ部には、タイヤ空気圧監視機能を実現するために必要な例えば車速データ等が格納される。更に、データ部の予備領域(情報データ10)には、IG電源の状態を表すビット(IGビット)が組み入れられる。IGビットは、IG電源がオンであるときに“1”とされ、IG電源がオフであるときに“0”とされる。更に、本実施例では、データ部の予備領域(情報データ11)には、調停用ビットが組み入れられる。図3に示す例では、調停用ビットは、リモートスタート機能とプレ空調機能とで別々のビットが用意されている。リモートスタート機能に関する調停用ビット(リモートスタート制御中ビット)は、制御実施中のときに“1”とされ、制御実施中でないときに“0”とされる。同様に、プレ空調機能に関する調停用ビット(プレ空調制御中ビット)は、制御実施中のときに“1”とされ、制御実施中でないときに“0”とされる。尚、以下では、特にリモートスタート制御中ビットとプレ空調制御中ビットとを区別せずに“調停ビット”で総称する。
ステップ206では、調停用信号生成部12bは、IGビットを“1”とし且つ調停用ビットを“0”として送信フレームを生成する(図3参照)。“0”の調停用ビットは、遠隔操作機能実行中でないことを表し、遠隔操作によらない通常操作によりIG電源がオンなっている間維持される。
ステップ208では、上記ステップ204又はステップ206で生成される送信フレームをUART通信ライン40(PRG)に送信する。この送信フレームは、統合チューナ30に受信され、送信フレーム内の調停ビットは、TPMS・ECU34によるタイヤ空気圧監視機能の制御に使用されることになる。
この送信フレームの送信動作は、以後、IG電源がオフになるまで(ステップ210のYES判定まで)定期的に繰り返し実行されてもよい。但し、この2回目以降の繰り返しの送信フレームの送信動作は、調停用ビットが“0”であるときだけ実行されてもよい。これは、調停用ビットが“1”であるときは、TPMS・ECU34によるタイヤ空気圧監視機能が制限されるので、その間は、TPMS・ECU34は送信フレームの情報(例えば車速データ)を必要としないためである。
尚、IG電源がオフになると(ステップ210のYES判定)、その際(例えば1回だけ)、ボデーECU10は、IGビットを“0”として送信フレームを生成し、UART通信ライン40(PRG)に送信してもよい。
ボデーECU10により送信フレームがUART通信ライン40(PRG)に送信されると、この送信フレームは、統合チューナ30に受信される。統合チューナ30のTPMS・ECU34は、送信フレーム内の調停ビット及びIGビットの状態を、例えば自身のメモリに保持し、送信フレームを受信する毎に適宜更新する。
図4は、タイヤ空気圧監視機能を実現するためにTPMS・ECU34により実行される制御の一例を示すフローチャートである。
ステップ400では、IG電源がオンになったか否かが判定される。この判定は、TPMS・ECU34自身に接続されるIG電源ラインを監視することで実現されてもよいし、或いは、他の電子機器から取得するIG電源情報(例えば、ボデーECU10からのIGビット)を用いて実現されてもよい。IG電源がオンになった場合は、ステップ402に進む。
ステップ402では、調停用ビットが“1”であるか否かが判定される。調停用ビットが“1”である場合は、ステップ404に進み、調停用ビットが“1”でない場合、即ち調停用ビットが“0”である場合は、ステップ406に進む。
ステップ404では、タイヤ空気圧監視機能を停止(オフ)にする。本例では、UART通信ライン40(RDA)をTPMS・ECU34が使用(占有)しないことにより、タイヤ空気圧監視機能を停止する。即ち、TPMS・ECU34は、UART通信ライン40(RDA)を介してタイヤ空気圧データ等を送信しない状態となる。この結果、UART通信ライン40(RDA)は、ワイヤレスECU32が占有する状態(即ち、ワイヤレスECU32が制限無く使用可能な状態)となり、ワイヤレスECU32は、携帯キー36からワイヤレス信号(例えばアンロック指示)を受信したときに、当該ワイヤレス信号に対応した制御を実施するための制御信号(ワイヤレスデータ)を、UART通信ライン40(RDA)でボデーECU10に速やかに送信することができる。このようにして遠隔操作機能の実行に起因したIG電源オン状態では、ワイヤレスエントリ機能を適切に実現することができる状態が形成される。
ステップ406では、タイヤ空気圧監視機能を実行(オン)する。本例では、UART通信ライン40(RDA)をTPMS・ECU34が使用(占有)し、TPMS・ECU34は、UART通信ライン40(RDA)を介してタイヤ空気圧データ等を送信する。このようにして遠隔操作機能の実行に起因しない通常のIG電源オン状態では、タイヤ空気圧監視機能を適切に実現することができる状態が形成される。尚、この間は、ワイヤレスECU32に対してUART通信ライン40(RDA)の制限を積極的に制限してもよいが、このような制限は任意である。これは、ステップ406の処理が実行されるような状況は、ユーザが、車室内のイグニッションスイッチやエンジンスイッチ等を操作してIG電源をオンさせた状況であり、かかる状況下では、ワイヤレスECU32が携帯キー36から有効なワイヤレス信号を受信することは通常ありえないためである。
ステップ406の処理は、ステップ400で検出されたIG電源のオン状態がオフに変わるまで(ステップ408のYES判定まで)維持される。この間、TPMS・ECU34は、UART通信ライン40(RDA)を介してタイヤ空気圧データ等を定期的に送信することができる。
尚、IG電源がオフになると(ステップ408のYES判定)、ステップ404に進み、タイヤ空気圧監視機能が停止される。この結果、IG電源がオフ状態では、UART通信ライン40(RDA)は、ワイヤレスECU32が占有する状態となり、ワイヤレスECU32は、携帯キー36からワイヤレス信号(例えばロック指示)を受信したときに、当該ワイヤレス信号に対応した制御を実施するための制御信号(ワイヤレスデータ)を、UART通信ライン40(RDA)でボデーECU10に送信することができる。このようにしてIG電源オフ状態では、通常通り、ワイヤレスエントリ機能を適切に実現することができる状態が形成される。
尚、図4に示すステップ404及びステップ406の処理に関して、UART通信ライン40(RDA)を占有できる主体として、ワイヤレスECU32及びTPMS・ECU34間を切り替えることは、上述の如くTPMS・ECU34の動作・処理を制限することにより(ソフトウェアで)実現されてもよいし、若しくは、ハードウェアで実現されてもよい。例えば、ハードウェアで実現する場合は、UART通信ライン40(RDA)とTPMS・ECU34との間にスイッチを設け、調停用ビット(及びIGビット)に応じてスイッチを開閉することによりTPMS・ECU34によるUART通信ライン40(RDA)の占有を制限してもよい。
図5(A)は、遠隔操作機能の実行に起因してIG電源がオンになる場合のタイミングチャートを示し、図5(B)は、遠隔操作でない通常の操作でIG電源がオンになる場合のタイミングチャートを示す。
図5(A)には、4つの状態量の時系列が示されており、具体的には、上から順に、遠隔操作機能(リモートスタート/プレ空調制御)の作動/非作動状態の変化態様の時系列、IG電源の状態の変化態様の時系列、調停用ビットの状態の時系列、及び、UART通信ライン40(RDA)の占有状態の時系列が示されている。UART通信ライン40(RDA)の占有状態に関して、“RTKバス占有領域”とは、ワイヤレスECU32がUART通信ライン40(RDA)を占有している状態を指す。
図5(A)に示す例では、IG電源がオフ状態(即ち駐車状態)から、時刻t1にて遠隔操作機能(リモートスタート/プレ空調制御)が作動し、これに連動してIG電源がオンになる。それに伴いボデーECU10からの送信フレームには、“1”の調停用ビットが生成される(図2のステップ204参照)。尚、これらの事象は処理時間等に関連して完全に同一時刻に生じないが、かかる微小な時間差は本質的でないので、ここでは、便宜上、同一時刻に生じているものとしている。時刻t1以前は、IG電源がオフであるので、UART通信ライン40(RDA)はワイヤレスECU32が占有している状態である(図4のステップ408のYES判定及びステップ404参照)。この占有状態は、時刻t1にて上述の如くIG電源がオンになっても、維持される。これは、遠隔操作機能の実行に起因したIG電源オン状態では、調停用ビットが“1”であるためである(図2のステップ204、及び、図4のステップ402,404参照)。このようにして遠隔操作機能の実行に起因したIG電源オン状態では、ワイヤレスエントリ機能を適切に実現することができる状態が形成される。
図5(A)に示す例では、時刻t1から時刻t2の間、例えばユーザが車両に到着し、ワイヤレスエントリ機能によりドアロックをアンロックさせ、車両に乗り込むことができる。ユーザが車両に乗り込む際、時刻t2にてドア(典型的には、運転席側のドア)の開放がドアスイッチで検出されると、それをトリガとしてIG電源が自動的にオフにされる。その後、ユーザは、運転意志があるときは、遠隔操作でない通常の操作でエンジンを始動させることになるだろう(通常の操作でIG電源がオンになるだろう)。即ち、図5(B)に示すタイミングチャートへと続くことなる。
図5(B)には、図5(A)と同様に、上から順に、遠隔操作機能(リモートスタート/プレ空調制御)の作動/非作動状態の変化態様の時系列、IG電源の状態の変化態様の時系列、調停用ビットの状態の時系列、及び、UART通信ライン40(RDA)の占有状態の時系列が示されている。UART通信ライン40(RDA)の占有状態に関して、“TPMSバス占有領域”とは、TPMS・ECU34がUART通信ライン40(RDA)を占有している状態を指す。
図5(B)に示す例では、IG電源がオフ状態から、時刻t3にて、ユーザが遠隔操作でない通常の操作でエンジンを始動させる。これに連動してIG電源がオンになる。それに伴いボデーECU10からの送信フレームには、“0”の調停用ビットが生成される(図2のステップ206参照)。この結果、時刻t3にて、UART通信ライン40(RDA)がワイヤレスECU32の占有状態からTPMS・ECU34の占有状態へと変化する(図4のステップ406参照)。その後、時刻t4まで、ユーザが車両を使用する。この間は、タイヤ空気圧監視機能が適切に働く。時刻t4にて車両の使用を終了したユーザがIG電源をオフすると、UART通信ライン40(RDA)はワイヤレスECU32が占有する状態に戻る(図4のステップ408のYES判定及びステップ404参照)。
以上説明した本実施例による車両用通信システム1によれば、とりわけ、以下のような優れた効果が奏される。
ワイヤレスECU32とTPMS・ECU34を統合チューナ30に統合し、それに付随してワイヤレスECU32とTPMS・ECU34とで共通のUART通信ライン40を用いる構成において、遠隔操作機能によりIG電源がオンになった状態でも、TPMS・ECU34のタイヤ空気圧監視機能を適切に制限して、ワイヤレスECU32のキーレスエントリ機能を適切に作動させることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例は、ワイヤレスECU32とTPMS・ECU34とを統合チューナ30に統合した場合に関するものであるが、ワイヤレスECU32と照合ECU50(スマートエントリシステムを司るECU)とを入れ替えてもよい。即ち、本発明は、照合ECU50とTPMS・ECU34とを統合チューナに統合した場合にも同様に適用することができる。
また、上述の実施例は、通信手段としてUART通信ライン40に対する調停に関するものであったが、他の通信手段においても同様の調停が有用となりうる。例えば、ワイヤレスECU32とTPMS・ECU34とで高周波受信部やアンテナを実質的に共用(周波数等の切り替えを伴う共用を含む)する場合、これらの使用(占有)の調停態様について本発明を同様に適用することができる。
また、上述の実施例では、UART通信ライン40(RDA)が比較的低速であることから、タイヤ空気圧監視機能の制限は、TPMS・ECU34によるUART通信ライン40(RDA)の使用の完全な停止を実現するものであったが、UART通信ライン40(RDA)に代えてより高速な通信ラインを使用できる場合は、TPMS・ECU34による当該通信ラインの使用を部分的に制限(例えば、時分割多重での利用比率を調整)してもよい。
また、上述の実施例では、メータECU52が、TPMS・ECU34から定期的に送信されるタイヤ空気圧データに基づいて、タイヤ空気圧が所定レベル以上であるか否かを判断しているが、TPMS・ECU34自身が、タイヤ空気圧データに基づいて、タイヤ空気圧が所定レベル以上であるか否かを判断してもよい。この場合、TPMS・ECU34は、タイヤ空気圧データに代えて判断結果をメータECU52に送信すればよい。或いは、TPMS・ECU34は、タイヤ空気圧が所定レベル未満である場合のみ、警報を出力するように指示する信号をメータECU52に送信することとしてもよい。
また、上述の実施例では、ボデーECU10が主なる調停機能(調停用信号生成部12b)を実現しているが、かかる機能は、統合チューナ30側(特にTPMS・ECU34)に移管されてもよい。例えば、統合チューナ30に、ボデーECU10のような他のECUを介さずに直接的に、調停に利用する情報(即ち遠隔操作機能によりIG電源がオンになったか否かを示す情報)をリモートスタートECU20等から入力することで、TPMS・ECU34が、当該情報を調停用ビットと同様の態様で用いて、図4に示す処理を実行することができる。
また、上述の実施例では、遠隔操作機能としてリモートスタート機能とプレ空調機能の2つが例示されているが、一方のみであってもよい。例えば、ハイブリッド車や電気自動車の場合、プレ空調機能のみが実現される設定も考えられうる。また、上述の実施例では、遠隔操作機能としてリモートスタート機能とプレ空調機能の2つが例示されているが、その他の遠隔操作機能が追加されてもよい。この場合も、実行時に車両のIG電源のオンを伴う遠隔操作機能であれば、本発明が同様に適用可能である。また、上述の実施例では、リモートスタート機能とプレ空調機能を実現するための各リモート制御コマンドを送信するための各スイッチは同一の遠隔操作装置22に設定されているが、それぞれ別々の遠隔操作装置に設定されてもよい。また、遠隔操作装置22は、携帯キー36と一体に構成されてもよい。
また、上述の実施例では、照合ECU50がプレ空調機能を実現しているが、他のECUが同機能を実現してもよい。例えば、ワイヤレスECU32がリモートスタート機能とプレ空調機能の双方を実現してもよい。この場合、遠隔操作装置22から受信する各種信号(リモートスタート機能とプレ空調機能のそれぞれに係るリモート制御コマンド)は、ワイヤレスECU32に内蔵又は接続される同一の受信機で共通に受信されてもよい。
1 車両用通信システム
10 ボデーECU
12 マイクロコンピュータ
12a リモートスタート/プレ空調制御認識部
12b 調停用信号生成部
14 CAN・I/F回路
16 UART・I/F回路
18 UART・I/F回路
20 リモートスタートECU
22 遠隔操作装置
30 統合チューナ
32 ワイヤレスECU
34 TPMS・ECU
35 送信機
36 携帯キー
40 UART通信ライン
42 高速多重通信ライン
50 照合ECU
52 メータECU

Claims (6)

  1. キーレスエントリ機能又はスマートエントリ機能と、タイヤ空気圧を監視するタイヤ圧監視機能とを有する車両用通信システムであって、
    キーレスエントリ機能又はスマートエントリ機能とタイヤ圧監視機能の双方に対して共通に設けられる通信手段と、
    キーレスエントリ機能又はスマートエントリ機能とタイヤ圧監視機能のうちのいずれか一方の機能を選択的に制限する調停手段とを含み、
    タイヤ圧監視機能は、車両のIG電源のON状態にて動作し、IG電源のOFF状態にて停止するように構成され、
    前記調停手段は、遠隔操作装置からの指示を受けて車両のIG電源がオンされた場合には、タイヤ圧監視機能を制限することを特徴とする、車両用通信システム。
  2. 前記調停手段は、前記通信手段をタイヤ圧監視機能が使用できないようにすることで、タイヤ圧監視機能を制限する、請求項1に記載の車両用通信システム。
  3. 前記調停手段は、タイヤ圧監視機能による前記通信手段を介したデータ送信を制限することで、タイヤ圧監視機能を制限する、請求項1又は2に記載の車両用通信システム。
  4. キーレスエントリシステム又はスマートエントリシステムを構成する第1ECUと、
    タイヤ空気圧を監視するタイヤ圧監視システムを構成する第2ECUと、
    前記第1ECU及び前記第2ECUに共通の多重通信ラインにて接続される第3ECUとを備える車両用通信システムであって、
    前記第1ECU及び前記第2ECU間における前記多重通信ラインの使用を調停する調停手段を備え、
    前記調停手段は、車両内からのユーザの指示に応じてIG電源がオンされた場合には、前記多重通信ラインを前記第2ECUが優先的に使用できるように調停し、車両外からのユーザの指示に応じてIG電源がオンされた場合には、前記多重通信ラインを前記第1ECUが優先的に使用できるように調停することを特徴とする、車両用通信システム。
  5. 前記調停手段は、前記第3ECUに設けられ、
    前記調停手段は、IG電源がオンされた際に、車両内からのユーザの指示に応じてIG電源がオンされたか又は車両外からのユーザの指示に応じてIG電源がオンされたかを示す情報を、前記多重通信ラインにて前記第2ECUに送信し、
    前記第2ECUは、前記情報の受信結果に基づいて、前記多重通信ラインへの送信信号の送信動作を制御する、請求項4に記載の車両用通信システム。
  6. 前記第2ECUは、車両外からのユーザの指示に応じてIG電源がオンされたことを表す情報を受信した場合は、前記多重通信ラインへの自身の送信信号の送信動作を停止する、請求項5に記載の車両用通信システム。
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