JP5217975B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
ハウジングの後面には突板部が後方へ突出して設けられ、突板部はその後端側から取付対象に設けられたホルダ内に挿入保持されるから、ホルダにハウジングをその後面側から装着することができる。また、ハウジングの後面とホルダとの間に突板部が設けられ、電線導出口がホルダに開口して形成されているから、突板部及びホルダ内にて電線の取り回しスペースを十分に確保することができる。
また、電線は、電線導出口とハウジング側電線導出口の両方から導出可能とされるため、電線導出口のみから導出されるよりも突板部及びホルダ内にて無理曲げされ難く、その取り回しの自由度が高められる。
突板部が第1板と第1板と交差する方向に連結されて自由端を有する第2板とからなるため、構成の簡素化が実現される。
第2板は、自由端を有するため、第1板との連結端を略支点として撓み変形等する可能性がある。しかるに本発明によれば、ホルダに、第2板の電線側への内倒れを規制する倒れ防止部が設けられているから、突板部のホルダへの装着によって第2板が変形するのが回避され、ハウジングのホルダへの組付信頼性が高められる。
小型化の要請等に起因して突板部の板厚寸法が小さい場合には、突板部の剛性が低下するのを避け得ない。このため、突板部のホルダへの装着過程で突板部が変形し、ホルダロック受部とホルダロック部とが正規のロック位置から位置ずれして、ロック信頼性が低下する可能性がある。しかるに本発明によれば、第2板の第2板収容凹部への挿入によって突板部の位置決めがなされ、その状態でホルダロック受部とホルダロック部との係止動作がなされるから、ホルダロック受部とホルダロック部とが正規のロック位置に確実に至らしめられ、ロック信頼性が高められる。
本発明の実施形態1を図1ないし図20によって説明する。本実施形態に係るコネクタは、雌雄一対のハウジング10、40、リテーナ70A、70B、ホルダ90及び雌雄一対の端子金具110、140を備えて構成されている。雌側ハウジング10はドアミラー等の車体側の取付対象に一体に設けられたホルダ90に装着された状態で雄側ハウジング40と嵌合可能とされている。なお、以下の説明において、前後方向については両ハウジング10、40の互いの嵌合面側を前方とし、上下方向については図1を基準とする。
雌側ハウジング10にリテーナ70Aを仮係止位置に留め置き、その状態で雌側ハウジング10のキャビティ19内に雌側端子金具110を挿入する。正規挿入された雌側端子金具110はランス24によって一次的に抜け止めされる。全ての雌側端子金具110を挿入したら、今度はリテーナ70Aを本係止位置に押し込み、図18に示すように、抜止部74を雌側端子金具110の後端顎部115に対峙させることによって雌側端子金具110を二次的に抜け止めする。このとき、リテーナ70Aの露出部75とリテーナ装着孔28の開口の各対向縁には斜面部39、76が面取りされているため、ここに電線W等の異物が引っ掛かるのが防止される。同様に、雌側ハウジング10のキャビティ19内に雄側端子金具140を抜け止め状態で収容する。
雌側ハウジング10が正規の嵌合姿勢をとっていると、面取り部14、15がフード部42の対応する部位に適合して両ハウジング10、40の嵌合動作が支障なく進行する。一方、雌側ハウジング10が正逆反転した姿勢をとっていると、面取り部14、15がフード部42の対応する部位に適合せずに両ハウジング10、40の嵌合動作が規制される。したがって、かかる状態を確認することにより、両ハウジング10、40の誤嵌合が防止される。この場合に、誤嵌合を防止する手段が面取り部14、15によって構成されているから、従来の突部と違って、雌側ハウジング10が嵩張ることがなく、ひいては雄側ハウジング40をも含めたコネクタ全体がコンパクトにまとめられる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)ハウジング本体の外面における対角上の角部が互いに異形状の面取り部とされていればよく、例えば、各角部がいずれも異形状とされてもよい。
(2)面取り部は、直線状のテーパ面に限らず、曲線状のアール面であってもよい。
(3)斜面部は、直線状のテーパ面に限らず、曲線状のアール面であってもよい。
(4)リテーナ装着孔の開口縁には斜面部が設けられていなくてもよい。
(5)規制部は1つだけ設けられるものであってもよい。
(6)ハウジング本体の下面のうちのランスの先端部と対向する部位は切欠部として構成されずに閉止されていてもよい。
(7)突板部は、第1板と1つの第2板とを交差連結することで背面視L字形に形成されてもよく、あるいは第1板と第2板のいずれか一方だけで構成されてもよい。さらに、突板部は、ハウジング側電線導出口側が開放された断面略半円弧状に形成されてもよい。 (8)実施形態1とは逆に、ホルダロック部が凹設され、ホルダロック受部が突設されるものであってもよい。
(9)実施形態1とは逆に、ロック部が台状に突設され、ロック受部が前後方向にアーム状に突設されるものであってもよい。
(10)ホルダロック部は第2板に設けられてもよい。
(11)ホルダと取付対象とは別体であってもよい。
(12)電線導出口はホルダにおいて前後方向と交差する斜め方向に開口する形態であってもよい。
(13)電線導出口とハウジング側導出口とが前後方向に互いに離間して配されていてもよい。
(14)電線導出口とハウジング側導出口の全体が前後方向にラップして配されていてもよい。
11…ハウジング本体
12…長辺部
13…短辺部
14…緩傾斜部(面取り部)
15…急傾斜部(面取り部)
22…隔壁
24…ランス
26…切欠部
27…誤嵌合防止部
28…リテーナ装着孔
32…突板部
33…第1板
34…第2板
37…ハウジング側電線導出口
38…ホルダロック部
40…雄側ハウジング
42…フード部
48…ロック部形成用凹部
50…ロック部
58…規制部
70A、70B…リテーナ
75…露出部
90…ホルダ
92…ホルダロック受部
93…第2板収容凹部
96…内壁(倒れ防止部)
99…電線導出口
Claims (4)
- 電線の端末に接続された端子金具を収容可能であって後面から前記電線が引き出されるハウジングと、前記ハウジングが装着されるホルダとを備え、
前記ハウジングの後面には、前記電線の周りを包囲するように配される突板部が後方へ突出して設けられ、
前記突板部は、その後端側から取付対象に設けられたホルダ内に挿入保持され、
前記ホルダには、前記電線を外部に導出する電線導出口が前後方向と交差する方向に開口して形成され、
さらに、前記突板部には、前記電線を外部に導出するハウジング側電線導出口が前後方向と交差する方向に開口して形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記突板部は、第1板と、前記第1板と交差する方向に連結されて自由端を有する第2板とからなることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記ホルダには、前記第2板の内面と当接可能に配されて、前記第2板の前記電線側への内倒れを規制する倒れ規制部が設けられていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
- 前記ホルダにはホルダロック受部が設けられ、前記突板部にはホルダロック部が設けられており、前記ホルダロック受部と前記ホルダロック部とが互いに係止されることで、前記ホルダと前記ハウジングとが互いの離脱を規制されるようになっており、かつ、
前記ホルダには、前記倒れ規制部を含む壁によって前記第2板を挿入可能な第2板収容凹部が画成されており、
前記第2板の前記第2板収容凹部への挿入によって前記突板部の位置決めがなされ、その状態で前記ホルダロック受部と前記ホルダロック部との係止動作がなされることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
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