JP4492442B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、端子金具を収容するコネクタに関する。
従来より、端子金具を収容するコネクタとしては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このものは、端子金具を収容するためのキャビティ内に、端子金具と弾性的に係止して端子金具の抜け止めを図るランスが形成されたコネクタハウジングと、このコネクタハウジングの前端部に冠着されることでランスが端子金具から解離する方向へ変形するのを規制するフロントリテーナとからなる。
特開2003−123890公報
しかしながら上記の構成によると、フロントリテーナは、キャビティの周壁を外方から覆うように取り付けられるから、キャビティのうち、その並び方向の最外端に位置するキャビティの外側の側壁と、フロントリテーナの側壁とが二重壁構造になってしまい、コネクタが幅方向に大型化するという問題点がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、幅方向に小型化されたコネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、複数の端子金具を収容するキャビティが並んで形成されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの前端部に前方から冠着される取付け部材とを備えてなるコネクタであって、前記キャビティのうち、その並び方向の最外端に位置する前記キャビティの外側の側壁には、前記側壁の前端縁から後方に向かって切除された切除部が形成されており、前記取付け部材には、前記切除部に適合して左右方向の最外端に位置するキャビティの外側の側壁を構成する補充壁が形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記キャビティには、前記端子金具と弾性的に係止して前記端子金具の抜け止めを図るランスが形成されており、このランスは、前記キャビティの上壁又は下壁を構成すると共に、前記コネクタハウジングの外方へ突出するように撓み変形可能であって、前記取付け部材は、前記ランスが前記端子金具から解離する方向に撓み変形するのを防止するフロントリテーナであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載のものにおいて、前記端子金具は雄タブが挿入される雌側端子金具であって、前記キャビティの前端部には、前記雌側端子金具の前端部と当接することで前記雌側端子金具の前止まりを行う前止まり部が形成されており、前記前止まり部は、前記取付け部材の前壁のうち前記キャビティと対応する位置に形成されると共に前記雄タブを挿入するためのタブ挿入孔から、前記コネクタハウジングの外部に露出するようになっており、前記前止まり部の外面及び前記タブ挿入孔の孔縁には、前記雄タブを誘い込むための傾斜面が形成されており、前記前止まり部と、前記取付け部材の前壁とにより、前記雄タブを前記雌側端子金具に案内する案内面が形成されていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、並び方向の最外端に位置するキャビティの外側の側壁を切り欠いて形成された切除部に適合する補充壁が、取付け部材に形成されている。これにより、キャビティの並び方向の最外端の側壁の一部を省略すると共に、上記の補充壁によりキャビティの側壁を構成できる。その結果、最外端のキャビティの外側の側壁と、フロントリテーナの側壁とが二重壁構造になることを防止できるから、コネクタを、キャビティの並び方向について小型化できる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、キャビティの上壁又は下壁がランスとされるから、キャビティの上壁又は下壁と、ランスとが別途形成されるものに比べて、コネクタを低背化できる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、タブ挿入孔から露出する前止まり部と、取付け部材の前壁とにより雄タブを案内する案内面が形成されている。このように前止まり部と取付け部材の前壁とが同一面上に重なる配置とすることで、前止まり部と取付け部材の前壁とが前後方向について二重壁構造になることを防止できるから、コネクタを、前後方向について小型化できる。
本発明の一実施形態を図1ないし図18によって説明する。
本実施形態におけるコネクタは、図示しない雄タブが挿入される雌側端子金具(本発明に係る端子金具に相当)20と、この雌側端子金具20を挿入可能なキャビティ13を有するコネクタハウジング10と、このコネクタハウジング10の前端部に冠着されるフロントリテーナ(本発明に係る取付け部材に相当)30とを備えている。尚、以下の説明において、前後方向とはフロントリテーナ30の取り付け方向を基準として取り付け面側を前方とし、左右方向および上下方向については図5および図8を基準とする。
雌側端子金具20は、図11に示すように、角筒部26を有し、その上面部内側には撓み可能な弾性接触片27が設けられている。また、角筒部26の略前半部には、底面部が内方に叩き出されて接触突部29が形成されており、この接触突部29と弾性接触片27との間で雄タブを弾性的に挟持して導通可能に接続を行う。角筒部26上面における略中央部には、後述するランス22との係止を行うランスホール28が開口されている。また、角筒部26の右側面部における下端部で、かつ接触突部29の後方には、スタビライザ21が下方に向けて突出形成されている。スタビライザ21は、角筒部26の底面部の一部をほぼ直角に外方に切り起こして形成され、前後方向に長い形状で角筒部26の右側面部と同一平面をなしている。
コネクタハウジング10は合成樹脂からなり、図11に示すように、コネクタハウジング10の略前半部が、雌側端子金具20を上下方向から挟持する端子係止部19とされるとともに、コネクタハウジング10の略後半部が本体部11とされ、本体部11の上面略後半部には、上下方向に撓み可能なロックアーム12が前方に向けて片持ち状に形成されている。コネクタハウジング10の内部には、図8に示すように、図示4個のキャビティ13が前後方向に貫通した形状で、かつ左右方向に等間隔で並接されている。
本体部11の略中央部には、鍔部14が周方向に沿って張り出し形成されている。但し、ロックアーム12とその反対位置にある受け部17が設けられている箇所だけは切り欠かれている。鍔部14の前面には段差部15が突出形成されている。本体部11における略後半部には取り付け係止部16が左右方向における両側面部に設けられ、コネクタハウジング10が固定される壁面(図示しない)を鍔部14との間で挟持可能である。また、本体部11の略前半部は、断面略長円形のブロック状に形成され、その外面に沿って防水ゴム栓40が嵌着可能とされている。
前記した各雌側端子金具20を収容するキャビティ13は、本体部11内においてはそれぞれ四方が個別に仕切られた空間として形成されている。一方、端子係止部19の各キャビティ13は、キャビティ13の上壁を構成するランス22とその反対位置にある支持部23とからなっている。また、キャビティ13の並び方向の両外端に位置するキャビティ13については、外側の側壁の一部がキャビティ13の前端縁から後方に向かって切除されることで切除部41が形成されており、雌側端子金具20の角筒部26が露出している。
ランス22は本体部11の上面前端から前方に延出し、隣接するランス22間にはスリットを保有することで、それぞれは上下方向に撓み可能である。また、各ランス22の先端には雌側端子金具20が正規位置に挿入されたときにランスホール28に係止可能な係止爪22Aが形成されている。
支持部23は本体部11の前端から前方へ向けて延出し、その前端位置はランス22よりも前方となるように設定されている。各支持部23のうち図3における左端に位置するものを除いたものは、雌側端子金具20の角筒部26の底面部を支持する支持壁23Aとこの支持壁23Aの長さ方向の一側縁から立設され各キャビティ13間を仕切る仕切壁23Bとからなり、全体としてL字形状をなしている。なお、図示左端に位置する支持部23だけは、仕切壁23Bの前端縁から後方に向かって切除された切除部41が形成されている。但し、各仕切壁23Bの奥端縁は本体部11の前端に接続されていることから、図3に示す左端に位置する支持部23を除き、片持ち構造であるにも拘わらず、上下方向の撓みがしにくくなっている。したがって、雌側端子金具20がキャビティ13へ挿入されるときには、専らランス22のみが撓み変形をすることになる。
また、図1に示すように、各支持壁23Aの間にはスリット状の案内部18が長さ方向に沿って保有されている。各案内部18は、雌側端子金具20を挿入したときにスタビライザ21を受け入れて移動を案内する役割を果たす。案内部18全体の行程は、スタビライザ21が移動する行程と後述する各係止突起35,36が移動する行程とを備えている。
一方、支持壁23Aの先端には後述するフロントリテーナ30を仮係止させるための仮係止構造が形成されている(図1参照)。各支持壁23Aの先端部は、案内部18と交差するようにして幅方向に張り出した部分を有する。各張り出し部は一つおきに長さ寸法に長短が設定されていて、図1では左端のものは長尺張り出し部37が、これに隣接するものは短尺張り出し部24、というように配置されている。長尺張り出し部37は、当該支持壁23Aの前端からやや奥方に引っ込んだ位置に段差状にして前端面を有する。この前端面はフロントリテーナ30が仮係止位置にあるときに係止突起36と突き当たることで、フロントリテーナ30の押し込みを規制可能とする押し込み規制面37Aとなる。また、長尺張り出し部37が設けられている支持壁23Aの前端上面であって押し込み規制面37Aより前方には雌側端子金具20の角筒部26前端を突き当てて、雌側端子金具20の前止まりを行う前止まり部24Aが起立して形成されている。
上記した長尺張り出し部37を有する支持壁23Aに隣接した支持壁23Aでは、前止まり部24Aを案内部18と交差する方向へそのまま張り出させることで、前記した短尺張り出し部24が形成されている。この短尺張り出し部24は、フロントリテーナ30が仮係止位置にあるときに係止突起35をその背面側に係止させることで、フロントリテーナ30の外れ規制を行う。
なお、長尺張り出し部37および短尺張り出し部24の下面には、図3に示すように角がとられてテーパ面38が形成されている。これは、フロントリテーナ30の各係止突起35,36が対応する張り出し部24,37を摺接しつつ乗り越えて行く際の嵌合抵抗を緩和するためのものである。また、各支持壁23Aにおいて前止まり部24Aより先端側の外面には、雄タブ(図示しない)を誘導するための傾斜面25が形成されている。
フロントリテーナ30は合成樹脂からなり、全体として略横長のフード状に形成されている。このフロントリテーナ30は、端子係止部19に冠着可能であり、仮係止位置と本係止位置の間を移動可能としてある。ここで、仮係止位置とは、雌側端子金具20がキャビティ13に対して挿脱自在となるフロントリテーナ30の装着位置のことをいい、雌側端子金具20に係止したランス22の解除操作を可能とする位置でもある。本係止位置とは、雌側端子金具20の抜け止めを行うフロントリテーナ30の装着位置のことをいい、本係止位置ではランス22の撓みを規制するようにフロントリテーナ30が上から押さえ付けることでランス22の解除操作ができないようになっている。
フロントリテーナ30の上面部における略前半部には、図10に示すように、図示4個の窓部34が設けられており、フロントリテーナ30が仮係止位置にあるときに、窓部34の前縁はランス22の前縁より前方に位置し、窓部34の後縁はランス22の支点とほぼ同じくらいの位置に設定してあり、ランス22の撓みを可能としている。フロントリテーナ30の後端面(コネクタハウジング10との嵌合面側)には、防水ゴム栓40の前面を押さえつけて前止まり保持するための押さえ部31が周設されている。一方、フロントリテーナ30の前端面には、各キャビティ13の位置に対応して雄タブが進入するためのタブ挿入口32と、図示しない解除治具を前方から挿入してランス22の解除操作を行う治具挿入口33とが連通して形成されている。タブ挿入孔32の孔縁の外面には、雄タブを案内するための傾斜面25が形成されている。
フロントリテーナ30がコネクタハウジング10に対して本係止位置に保持された状態では、タブ挿入孔32の下端部から、コネクタハウジング10の前止まり部24Aの外面が露出しており、この前止まり部24Aの前端部は、フロントリテーナ30の前端面と略面一に配されている(図14及び図17参照)。これら、前止まり部24A及びフロントリテーナ30の前端面により、雄タブを案内するための案内面42が形成されている(図14参照)。
図15に示すように、フロントリテーナ30の左右両側壁の後端部は、後端縁から前方に向かって切り欠かれている。フロントリテーナ30の左右両側壁のうち切り欠かれずに残存した部分は、キャビティ13の切除部41と適合して、左右方向の最外端に位置するキャビティ13の外側の側壁を構成する補充壁43とされる(図17及び図18参照)。
図4に示すように、フロントリテーナ30の左右両側壁の外面には、前後方向に延びると共に外方に突設されてなるガイドリブ44が形成されており、図示しない相手側コネクタを案内するようになっている。
フロントリテーナ30の内部において窓部34が設けられている面と反対側の面の長さ方向中央部には、図10における破線で示すように、計4個の係止突起35,36が各案内部18に対応して並設されている。各係止突起35,36は、その前後方向に関する位置が交互に異ならせてある。すなわち、長尺張り出し部37に対応したものは、短尺張り出し部24に対応したものに比べ、よりフロントリテーナ30の前端面寄りに配置されてある。後側係止突起35は、後端側が傾斜となっており、短尺張り出し部24を乗り越えやすいようにしてある。一方、前側係止突起36は、前後両端が切り立った面となっており、フロントリテーナ30が仮係止位置から本係止位置へ不用意に移動しないようにしてある。なお、後側係止突起35の前端側は切り立った面となっており、フロントリテーナ30の外れ方向への移動を規制している。
各係止突起35,36は、案内部18に嵌るような幅寸法をもって形成されていて、仮係止位置あるいは本係止位置の際に案内部18に入り込み、フロントリテーナ30が仮係止位置から本係止位置に移動する際に案内部18に沿って移動可能に形成されている。
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用について説明する。
まず、コネクタハウジング10に対して、フロントリテーナ30を仮係止位置に取り付ける。フロントリテーナ30は、コネクタハウジング10の前方から嵌合され、前側係止突起35が短尺張り出し部24の前面に当接するが、前側係止突起35の後端側は傾斜となっているため、大きな嵌合抵抗を生じさせることなく、フロントリテーナ30を拡開させつつ短尺張り出し部24のテーパ面38に乗り上げるとともに、円滑に仮係止位置へと移動する。フロントリテーナ30が仮係止位置に到達すると、前側係止突起35が案内部18に入り込むとともにフロントリテーナ30が弾性復帰し、前側係止突起35が短尺張り出し部24の後面と係止するから、フロントリテーナ30の外れが規制される。このとき、後側係止突起36が長尺張り出し部37の押し込み規制面37Aに係止するから、フロントリテーナ30は不用意に仮係止位置から本係止位置へと移動することが規制される。
次に、コネクタハウジング10に対して、後方から雌側端子金具20を挿入する。雌側端子金具20は、スタビライザ21が案内部18に進入することで、正規装着位置へと案内される。雌側端子金具20が正規装着位置にまで到達すると、雌側端子金具20の前端が支持部23前端の前止まり部24Aに当接して前止まりがなされると同時に、ランス22の係止爪22Aが雌側端子金具20のランスホール28内に進入して弾性的に係止することで、後方への抜止めが行われる。
続いて、仮係止位置にあるフロントリテーナ30を本係止位置に向けて押し込む。フロントリテーナ30に対し、仮係止状態における嵌合抵抗を超える操作力が加えられると、フロントリテーナ30が拡開変形しつつ後側係止突起36が長尺張り出し部37のテーパ面38に乗り上げる。すると、フロントリテーナ30は嵌合抵抗が緩和されて、本係止位置への移動が許容される。フロントリテーナ30は、前側係止突起35が案内部18内を移動することで本係止位置へ案内される。フロントリテーナ30が本係止位置に到達すると、後側係止突起36が案内部18に入り込むとともにフロントリテーナ30が弾性復帰し、後側係止突起36が長尺張り出し部37の後面と係止するから、フロントリテーナ30がコネクタハウジング10に対して抜止め状態に保持される。
フロントリテーナ30がコネクタハウジング10に対して本係止位置に保持された状態では、フロントリテーナ30の補充壁43は、左右方向の最外端に位置するキャビティ13の外側の側壁の切除部41と適合して、キャビティ13の側壁を構成する。これにより、左右方向の最外端に位置するキャビティ13の外側の側壁の一部を省略すると共に、補充壁43により側壁を構成できるから、キャビティ13の側壁と、フロントリテーナ30との側壁とにより、二重壁構造になることを防止できる。これにより、コネクタを左右方向について小型化することができる。
さらに、ランス22がキャビティ13の上壁を構成しているから、キャビティ13の上壁とランス22とが別途形成されている場合に比べて、コネクタを上下方向について小型化することができる。
また、前止まり部24Aと、フロントリテーナ30の前端面とが同一面上に重なる配置とすることにより案内面42が形成されているから、前止まり部24Aとフロントリテーナ30の前端面とが前後方向について二重壁構造になることを防止できる。これにより、コネクタを前後方向について小型化できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態では、キャビティの前端縁に形成された前止まり部24Aは、フロントリテーナ30の前壁と共に、雄タブを雌側端子金具20に案内する案内面42を構成するものとしたが、これに限られず、前止まり部24Aとは別に、フロントリテーナ30の前壁のみで案内面42を構成してもよい。
(2)本実施形態では、取付け部材はフロントリテーナ30であったが、これに限られず、リテーナ機能を有さず、端子の前止まり機能のみを有するフロントマスクであってもよい。
(3)本実施形態においては、キャビティ13の上壁をランス22とする構成としたが、これに限られず、キャビティ13の下壁をランス22とする構成としてもよいし、また、上壁及び下壁の双方をランス22としてもよい。また、キャビティ13の上壁又は下壁と、ランス22とを別々に形成する構成としてもよい。
(4)本実施形態では、フロントリテーナ30の両側壁の外面にガイドリブ44が突設される構成としたが、このガイドリブ44は省略してもよい。
本実施形態において仮係止位置と本係止位置におけるコネクタとフロントリテーナとの係止状態をあらわす要部拡大平面図 コネクタハウジングの底面図 フロントリテーナ装着前におけるコネクタの正面図 フロントリテーナ装着後におけるコネクタの正面図 コネクタハウジングの正面図 その平面図 その側面図 フロントリテーナの正面図 その背面図 その平面図 仮係止位置にあるときの仮係止突起の係止状態をあらわす断面図 仮係止位置にあるときの本係止突起の係止状態をあらわす断面図 本係止位置にあるときの仮係止突起の係止状態をあらわす断面図 本係止位置にあるときの本係止突起の係止状態をあらわす断面図 フロントリテーナ及びコネクタハウジングの、図4におけるA−A線断面図 仮係止位置にあるときのフロントリテーナ及びコネクタハウジングの状態を示す、図4におけるA−A線断面図 本係止位置にあるときのフロントリテーナ及びコネクタハウジングの状態を示す、図4におけるA−A線断面図 本係止位置にあるときのフロントリテーナの状態を示す、図17におけるB−B線断面図
符号の説明
10…コネクタハウジング
13…キャビティ
20…雌側端子金具(端子金具)
22…ランス
24A…前止まり部
25…傾斜面
30…フロントリテーナ(取付け部材)
32…タブ挿入孔
41…切除部
42…案内面
43…補充壁

Claims (3)

  1. 複数の端子金具を収容するキャビティが並んで形成されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの前端部に前方から冠着される取付け部材とを備えてなるコネクタであって、
    前記キャビティのうち、その並び方向の最外端に位置する前記キャビティの外側の側壁には、前記側壁の前端縁から後方に向かって切除された切除部が形成されており、
    前記取付け部材には、前記切除部に適合して左右方向の最外端に位置するキャビティの外側の側壁を構成する補充壁が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記キャビティには、前記端子金具と弾性的に係止して前記端子金具の抜け止めを図るランスが形成されており、このランスは、前記キャビティの上壁又は下壁を構成すると共に、前記コネクタハウジングの外方へ突出するように撓み変形可能であって、
    前記取付け部材は、前記ランスが前記端子金具から解離する方向に撓み変形するのを防止するフロントリテーナであることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記端子金具は雄タブが挿入される雌側端子金具であって、
    前記キャビティの前端部には、前記雌側端子金具の前端部と当接することで前記雌側端子金具の前止まりを行う前止まり部が形成されており、前記前止まり部は、前記取付け部材の前壁のうち前記キャビティと対応する位置に形成されると共に前記雄タブを挿入するためのタブ挿入孔から、前記コネクタハウジングの外部に露出するようになっており、
    前記前止まり部の外面及び前記タブ挿入孔の孔縁には、前記雄タブを誘い込むための傾斜面が形成されており、前記前止まり部と、前記取付け部材の前壁とにより、前記雄タブを前記雌側端子金具に案内する案内面が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
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