JP5214911B2 - モールドパッケージの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、QFNパッケージ(Quad Flat Non−Leaded Package)などのリードフレームを用いたノンリード型のモールドパッケージの製造方法に関し、特に、リードフレームに関する。
従来より、この種のモールドパッケージとしては、リードフレームをモールド樹脂にて封止してなり、モールド樹脂の実装面における周辺部に、外部と接続されるリードフレームの複数の端子部が露出するノンリード型のモールドパッケージが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
このようなモールドパッケージは、一般に、リードフレームのアイランド部の上に保持された半導体素子と、アイランド部の外周部に平面的に配置されたリードフレームの端子部と、この端子部と半導体素子とを電気的に接続するボンディンワイヤとを備え、これらがモールド樹脂にて封止された構造となっている。
そして、このモールドパッケージは、一般に低コスト化を実現するために、複数のパッケージをまとめて樹脂封止を行なう方法、いわゆるMAPモールド成型技術を用いて製造される。すなわち、まず、複数個のリードフレームが接続されてなる多連リードフレーム部材として、隣り合うリードフレームにおける複数の端子部同士がダムバーを介して連結されたものを用意する。
次に、この多連リードフレーム部材を、モールド樹脂の一面から端子部が露出するようにモールド樹脂により封止し、しかる後、ダムバーをダイシングラインとして当該ダムバーをダイシングによって除去することにより、モールド樹脂および多連リードフレーム部材を個々のリードフレームの単位に切断する。こうして、モールドパッケージができあがる。
特開2003−318360号公報
上記したようなMAPモールド成型技術では、1つのフレーム内に配置可能なパッケージの数を多くすることができるために、フレームコストや製造コストを下げることが可能になるというメリットがある。しかし、この場合、多連リードフレーム部材において、以下のような不具合が発生する。
MAPモールド成型用の多連リードフレーム部材では、上述したように、各パッケージを形成する部分の周辺部において、端子部同士がダムバーを介して接続された構造となっている。そして、ダイシングでは、このダムバーを中心としてダイシングを行い、パッケージを個片化する。
この場合、従来では、このダムバーの全体をハーフエッチングにより予め薄肉化しておくのが通常である。しかし、このように各パッケージ間の接続を担うダムバー全体を薄肉化した構造では、パッケージサイズが大きくなったり(たとえば1辺が10mm以上)、パッケージにおける長辺と短辺との長さの差が大きくなったり(たとえば長辺/短辺の比が1.2以上)すると、多連リードフレーム部材の製造時や封止工程において、ダムバーやその近傍部が変形するという問題が発生する。
特に、多連リードフレームの材質を硬度が比較的小さい銅合金(たとえばビッカース硬度が100HV〜200HV程度のもの)とした場合には、上記問題は、さらに顕著となる。これは、パッケージサイズの増加により、パッケージの角部付近に加わる応力が増加するのに対して、ダムバー全体が薄くなりすぎてダムバー部分の強度が不足するためである。
この対策として、ダムバー全体をまったくハーフエッチングしない構造とすることが考えられる。この場合、多連リードフレーム部材の強度が増加し上記の変形は発生しなくなるものの、パッケージのダイシング時に切断部におけるフレーム厚が大きくなることにより、当該切断時の負荷が増加したり、フレームの切断バリが大きくなり、ダイシング性が悪化するという問題が発生する。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ノンリード型のモールドパッケージの製造方法において、多連リードフレーム部材の強度の確保とダイシング性の確保との両立を図ることを目的とする。
本発明者は、従来のようにダムバーの全体をハーフエッチングなどにより薄肉とするのではなく、ダムバーの一部を薄肉化すれば、当該薄肉化された切断しやすい部位と、それに比べて厚く強度を確保する部位とを形成できると考えた。
そして、さらに検討を進めた結果、実際のダイシングは、多連リードフレーム部材においてダムバーに接続されている端子部の一部を切り離すことであることから、多連リードフレーム部材のうち、この接続部およびこれに接続されている端子部のうちダイシングで除去される部位を、部分的に薄くすればよいと考えた。
本発明は、上記検討に基づいて創出されたものであり、多連リードフレーム部材(400)として、その厚さが薄くなるように薄肉化加工されたものを用意するものであって、この薄肉化加工においては、多連リードフレーム部材(400)が、ダムバー(410)のうち個々の端子部(12)と接続されている接続部(411)、および、接続部(411)に接続されている端子部(12)のうちダイシングで除去される部位、とからなる第1の部位(413)では、当該第1の部位(413)における幅方向の端部寄りの部位が薄肉化加工がなされ、当該第1の部位(413)における幅方向の中央部が厚い部分となり、且つ、ダムバー(410)のうち接続部(411)の間に位置する第2の部位(412)では、当該第2の部位(412)における幅方向の両端部が薄肉化加工がなされ、当該第2の部位(412)における幅方向の中央部が第1の部位(413)における幅方向の中央部と同一幅を有する厚い部分となり、且つ、第1の部位(413)のうち薄肉化加工がなされた部位における端部間の距離(W6)が、第2の部位(412)の幅(W5)よりも大きく、かつ、第1の部位(413)の幅(W7)以下となるように、一面(41)側から薄肉化加工がなされていることを特徴とする。
それによれば、多連リードフレーム部材(400)において、接続部(411)およびこれに接続されている端子部(12)のうちダイシングで除去される部位(413)を薄肉化することで、切断を容易とし、ダムバー(410)のうち接続部(411)の間に位置する部位(412)には、薄肉化された部位よりも厚い部分を存在させることで、強度を確保できるため、多連リードフレーム部材(400)の強度の確保とダイシング性の確保との両立を図ることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係るモールドパッケージ100の実装構造の概略平面構成を示す図であり、図1(b)は、(a)中のA−A線に沿った概略断面構成を示す図である。
なお、この図1(a)において、識別を容易にするために、基板電極210の表面には片側斜線ハッチングを施し、基板電極210とモールドパッケージ100における端子部12の露出面との重なり合う部位にはクロスハッチングを施して、モールド樹脂40を透過して示してある。
また、図2(a)は、本モールドパッケージ100を、モールド樹脂40から露出するアイランド部11の下面側、すなわちモールド樹脂40の実装面41側から見た概略平面図、図2(b)は、基板200の概略的な上面図である。
まず、本実施形態のモールドパッケージ100におけるリードフレーム10は、アイランド部11とアイランド部11の周囲に位置する端子部12とを備えている。このリードフレーム10は、Cuや42アロイ、鉄などの通常のリードフレーム材料からなるものであり、エッチング加工により形成することができる。
本実施形態では、アイランド部11は、四角形板状のものであり、端子部12は、アイランド部11の4辺の外周において複数個のものが平面的に配列されている。また、アイランド部11の4隅部から外方に延びる吊りリード部13が、アイランド部11と一体に設けられている。この吊りリード部13は、後述する図3に示されるように、多連リードフレーム部材400におけるダムバー410とアイランド部11とを連結しておくものである。
また、アイランド部11上には、部品20として半導体素子20が搭載されている。この半導体素子20は、半導体プロセスにより形成されたICチップなどである。ここでは、半導体素子20は、図示しないダイボンド材を介してアイランド部11に接着固定されている。なお、部品としては、この半導体素子20以外にも、種々の電子部品を採用することができる。
そして、図1に示されるように、モールド樹脂40の内部にて、半導体素子20の上面と各端子部12とは、ボンディングワイヤ30により結線され電気的に接続されている。このボンディングワイヤ30は、Auやアルミニウムなどからなるもので、通常のワイヤボンディング法により形成可能である。
そして、モールド樹脂40は、これらアイランド部11、端子部12、吊りリード部13、半導体素子20およびボンディングワイヤ30を包み込むように封止している。このモールド樹脂40は、エポキシ系樹脂などの通常のモールド材料を用いてトランスファーモールド法などにより形成できるものである。
モールドパッケージ100は、このモールド樹脂40により本体が区画形成されるものであり、本実施形態のモールドパッケージ100は、この種の通常のものと同じく、平面四角形をなすものである。
ここで、図1、図2に示されるように、モールドパッケージ100においては、アイランド部11および端子部12の下側の面が、モールド樹脂40における基板200と対向する実装面41から露出している。ここで、端子部12の露出面は、基板200とはんだ付けされる部位である。
図1、図2に示される例では、端子部12の露出面は、モールド樹脂40の四角形状の実装面41における周辺部に位置しており、端子部12の露出面は当該実装面41の4辺の各辺に沿って設けられた平面短冊状をなしている。なお、吊りリード部13は、アイランド部11および端子部12よりも薄肉化されることにより、モールド樹脂40の実装面41から露出していない。
そして、図1に示されるように、このモールドパッケージ100は、基板200上へ搭載され、端子部12の露出面において、基板200の電極210すなわち基板電極210に対してはんだ300を介して接続されている。それによって、モールドパッケージ100は基板200上に実装されている。
ここで、基板200はプリント基板やセラミック基板などであり、基板電極210はCuやAgなどからなるものである。図1(a)および図2に示されるように、基板電極210の平面パターンは、モールドパッケージ100における端子部12の露出面のパターンに対応したパターンとなっている。
次に、このリードフレームを用いたQFNパッケージ構造を有するモールドパッケージ100の製造方法について、図3〜図8を参照して述べる。
図3は、本製造方法において、多連状態にある多連リードフレーム部材400を示す図であり、(a)は当該多連リードフレーム部材400の全体平面図、(b)は(a)中の破線四角形で囲んだB部の拡大図である。
まず、本製造方法では、図3に示されるような多連リードフレーム部材400を用意する。この多連リードフレーム部材400は、上記モールドパッケージ100の1個を更生するリードフレーム10が複数個接続されてなるものである。
この用意された多連リードフレーム部材400は、銅や鉄などよりなる板状の素材に対して酸やアルカリを用いた一般的なエッチング加工によって、アイランド部11、端子部12および吊りリード部13をパターニング形成したものである。なお、図3(b)では吊りリード部13は、太い実線にて示してある。
ここでは、多連リードフレーム部材400において、アイランド部11は、その外周に位置するダムバー410に対して吊りリード部13を介して連結されている。また、隣り合うリードフレーム10における複数の端子部12同士がダムバー410を介して連結されている。
そして、この多連リードフレーム部材400においては、最終的に、ダムバー410をダイシングラインとしてダムバー410をダイシングにより除去することにより、多連リードフレーム部材400は個々のリードフレーム10に個片化される。
ここで、図3(b)には、後述するダイシングにより切断されるダイシングラインDLが破線にて示されており、図3(b)において、このダイシングラインDLに挟まれたダムバー410を含む部位が、多連リードフレーム部材400のうちダイシングによって除去される部位である。
ここで、図4は、上記図3に示される用意された多連リードフレーム部材400におけるダムバー410およびその近傍部を示す概略平面図であり、ここでは、後述するハーフエッチング部414は省略してある。
なお、この図4中には、各種のハッチングが施してあるが、これらは識別の容易化のために便宜上施したものであり、断面を示すものではない。そして、この図4中のハッチング部分、すなわちクロスハッチング、片側斜線ハッチングおよび点ハッチングが施されている部分が、多連リードフレーム部材400のうちダイシングによって除去される部位に相当する。
ダムバー410は、図4中のクロスハッチングおよび片側斜線ハッチングで示されている部位である。そして、ダムバー410のうち個々の端子部12と接続されている部位が接続部411であって、この接続部411は、図4中、クロスハッチングで示されており、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412は、図4中、片側斜線ハッチングで示されている。
ここでは、図4に示されるように、一方向に延びる端子部12同士がこれに直交する方向に延びるダムバー410に接続されており、端子部12とダムバー410とを合わせて略十字形状が構成されているが、この十字形状の交差部に相当するダムバー410の部分が接続部411である。
また、後述するダイシングでは、図4中のダイシングラインDLに示されるように、多連リードフレーム部材400においてダムバー410に接続されている端子部12の一部を切り離す。
つまり、図4に示される多連リードフレーム部材400において、この接続部411およびこれに接続されている端子部12のうちダイシングで除去される部位413は、クロスハッチング部分および点ハッチング部分である。以下、この部位413を接続部におけるダイシング除去部413ということにする。
そして、本製造方法で用意される多連リードフレーム部材400においては、通常行われる酸やアルカリを用いたウェットエッチングにより、吊りリード部13がハーフエッチングされ、薄肉化されている。
この吊りリード部13のハーフエッチングは、モールド樹脂40の実装面41側となるリードフレーム10の下面側から行われ、それにより、吊りリード部13の下面は、アイランド部11および端子部12の下面よりも引っ込み、モールド樹脂40の実装面41から露出しないものとなる。
さらに、本実施形態では、用意される多連リードフレーム部材400においては、通常行われる酸やアルカリを用いたウェットエッチングにより、上記した接続部におけるダイシング除去部413においても、その厚さが薄くなるように薄肉化加工としてのハーフエッチングがなされている。
ここで、図5は上記図4と同様に、本実施形態の多連リードフレーム部材400におけるダムバー410およびその近傍部を示す概略平面図であるが、ここでは、ハーフエッチングされた部分としての上記ハーフエッチング部414を示してある。また、図6(a)は図5中のC−C断面図、図6(b)は図5中のD−D断面図である。なお、図5中には、ハーフエッチング部414にハッチングが施してあるが、識別の容易化のために便宜上施したものであり、断面を示すものではない。
この図5中の片側斜線ハッチングされている部位が、薄肉化加工としてのハーフエッチングによって薄肉化されている部分、すなわち、ハーフエッチング部414である。なお、ハーフエッチングとは、素材の厚みの途中までをエッチングすることであり、一般的なエッチングおよびホトリソグラフ手法により行えるものである。
このように、本製造方法における多連リードフレーム部材400を用意する工程は、多連リードフレーム部材400として、その厚さが薄くなるようにハーフエッチングされたものを用意するものである。そして、このハーフエッチング加工においては、吊りリード部13だけでなく、次のようにハーフエッチングが行われている。
すなわち、多連リードフレーム部材400のうち接続部におけるダイシング除去部413にて、必ず薄肉化がなされ、且つ、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412では、薄肉化加工された部位よりも厚い部分が必ず存在するように、当該ハーフエッチングがなされている。
具体的には、図5、図6に示されるように、用意される多連リードフレーム部材400においては、接続部におけるダイシング除去部413の一部、および、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412の一部が薄肉化加工されている。
つまり、本実施形態では、接続部におけるダイシング除去部413では、当該除去部413の一部がハーフエッチングにより薄肉化され、残部はハーフエッチングがなされずに厚い部分となっている。
ここでは、図6(a)に示されるように、接続部におけるダイシング除去部413における幅方向の端部寄りの部位がハーフエッチング部414となっており、当該ダイシング除去部413における幅方向の中央部が、ハーフエッチングされずにハーフエッチング部414よりも厚い部分となっている。
また、図6(b)に示されるように、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412においても、幅方向の両端部がハーフエッチング部414となっており、当該部位412における幅方向の中央部が、ハーフエッチングされずにハーフエッチング部414よりも厚い部分となっている。ここで、上記した各幅方向とはダムバー410の幅方向に相当する。
また、図示しないが、本実施形態では、ダムバー410のうち吊りリード部13と接続されている部位およびその近傍部においても、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412と同様の断面形状(図6(b)参照)となるように、ハーフエッチングによる加工がなされている。
なお、これら接続部におけるダイシング除去部413およびダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412におけるハーフエッチングは、上記した各部の厚さ関係が実現されるならば、多連リードフレーム部材400の表裏両面のどちら側から行ってもよいし、表裏両面の両方から行ってもよい。
ここで、図6における寸法W2は、多連リードフレーム部材400においてハーフエッチングされない厚い部分の厚さW2であり、寸法W3はハーフエッチング部414のエッチング深さW3である。
また、図6において、寸法W4は接続部411の幅W4であり、寸法W5はダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412の幅W5であり、寸法W6は2つのハーフエッチング部414の端部間の距離W6であり、寸法W7は接続部におけるダイシング除去部413の幅W7である。なお、ダイシング除去部413の幅W7は実質的にダイシングブレードの刃幅に相当する。
ここで、限定するものではないが、上記図3(b)中の寸法W1が10mm以上である平面四角形のモールドパッケージ100、すなわち1辺が10mm以上の平面四角形のモールドパッケージ100を製造する場合において、これら各寸法W2〜W7の一具体例をあげておく。
この場合、厚い部分の厚さW2:0.2mm、ハーフエッチング部414のエッチング深さW3:0.1mm、接続部411の幅W4:0.15mm、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412の幅W5:0.15mm、2つのハーフエッチング部414の端部間の距離W6:0.25mm、ダイシング除去部413の幅W7:0.3mmである。
なお、上記寸法例においては、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412では、幅方向の中央部の0.05mm程度が厚い部分であり、それを除く幅方向の両端部がハーフエッチング部414となっている(図6(b)参照)。
また、1辺が10mm以上である平面四角形のモールドパッケージ100を製造する場合において、ダイシング除去部413の幅W7は、この種の一般的なモールドパッケージの製造方法と同様に、0.25mm〜0.35mm程度の範囲である。
このとき、図6(a)に示される接続部411の幅方向断面の断面積は、多連リードフレーム部材400のダイシング性確保のために、0.055mm2以下、好ましくは0.045mm2以下が望ましい。また、図6(b)に示されるダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412の幅方向断面の断面積は、多連リードフレーム部材400の強度確保のために、0.0225mm2以上が望ましい。
こうして、本製造方法において、上記した各ハーフエッチング加工が施され上記の各部構成を有する多連リードフレーム部材400が用意される。
次に、本製造方法では、この用意された多連リードフレーム部材400において、アイランド部11上に上記半導体素子20をダイマウント材などを介して搭載固定し、半導体素子20と端子部12との間でワイヤボンディングを行い、これらの間を上記ボンディングワイヤ30で結線する。
そして、本製造方法では、次に、モールド樹脂40による封止工程を行う。図7は、この封止工程を示す工程図であり、モールド樹脂40で封止された多連リードフレーム部材400、すなわち、封止後のワークを、モールド樹脂40の実装面41側から見たときの概略平面図である。
この封止工程では、半導体素子20がワイヤボンド実装された多連リードフレーム部材400を、樹脂成型用の金型に設置し、トランスファーモールド成形などによりモールド樹脂40による封止を行う。それにより、アイランド部11、端子部12、半導体素子20、ボンディングワイヤ30がモールド樹脂40により封止される。
このモールド樹脂40による樹脂封止にあたっては、たとえば、アイランド部11および端子部12におけるモールド樹脂40からの露出部に対応した凹部を上記金型の内面に形成しておき、この状態で樹脂の充填を行うようにする、そうすれば、樹脂封止後において、アイランド部11および端子部12の下面が、モールド樹脂40の実装面41から露出した構成を実現することができる。
その後、本製造方法では、図8に示されるように、ダイシングによる切断工程を行う。図8は、この切断工程を示す工程図であり、当該工程にて切断されたワークを示す概略平面図である。
この切断工程では、上記図3に示したダイシングラインDLに沿って、モールド樹脂40および多連リードフレーム部材400を、図示しないダイシングブレードにより切断する。こうして、ワークが個片化され、上記図1、図2に示される本実施形態のモールドパッケージ100ができあがる。
なお、その後は、基板200において基板電極210の上に、印刷法などにより、はんだ300を配設し、その上に、本モールドパッケージ100を搭載し、はんだリフローを行う。こうして、上記図1に示されるような実装構造ができあがる。
ところで、本実施形態の上記製造方法によれば、多連リードフレーム部材400において、実質的にダイシングにて切断される部位である接続部におけるダイシング除去部413を、ハーフエッチングにて薄肉化し、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412には、ハーフエッチング部414よりも厚い部分を存在させている。そのため、多連リードフレーム部材400の強度の確保とダイシング性の確保との両立を図ることができる。
従来では、上述したように、用意される多連リードフレーム部材においてダムバーの全体に渡ってハーフエッチングを行っていたため、ダムバーのうち接続部の間に位置する部位においても、当該部位の全体がハーフエッチングされてしまい、上記したようなハーフエッチング部414よりも厚い部分が存在しなかった。
そのため、従来では、上記したような多連リードフレーム部材の強度不足による変形などが生じたが、本実施形態では、ダムバー410のうち実質的に切断に関与しない接続部411の間に位置する部位412に、ハーフエッチング部414よりも厚い部分を存在させるため、ダイシング性を阻害することなく、強度を確保できる。
また、上記製造方法においては、接続部におけるダイシング除去部413のうち幅方向の端部寄りの部位のみ薄肉化しているため、端子部12におけるダイシングラインDLの部分がダイシングによって切断されやすくなる。また、当該ダイシング除去部413のうち幅方向の中央部はハーフエッチングせずに薄肉化された部位よりも厚い部分としているため、強度確保の点で効果的である。
なお、本実施形態のモールドパッケージ100は、図1、図2などに示したように、平面四角形のものであるが、このモールドパッケージ100の1辺は10mm以上のものである。具体的には、モールドパッケージ100の平面形状は、4辺が10mm以上の正方形であったり、長辺が10mm以上で短辺は10mm未満の長方形あるいは短辺が10mm以上の長方形である。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態に係る多連リードフレーム部材におけるダムバー410およびその近傍部を示す概略平面図である。また、図10(a)は図9中のE−E断面図、図10(b)は図9中のF−F断面図である。なお、図9中には、ハーフエッチング部414にハッチングが施してあるが、識別の容易化のために便宜上施したものであり、断面を示すものではない。
本実施形態では、上記第1実施形態に示した製造方法において、用意する多連リードフレーム部材におけるハーフエッチング部414のパターンを一部変更したものであり、それ以外は上記同様である。ここでは、上記第1実施形態との相違点を中心に述べることとする。
本実施形態においても、用意される多連リードフレーム部材は、接続部におけるダイシング除去部413にて必ず薄肉化がなされ、且つ、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412では、薄肉化加工された部位よりも厚い部分が必ず存在するように、当該ハーフエッチングがなされている。
そして、接続部におけるダイシング除去部413では、当該除去部413の一部がハーフエッチングにより薄肉化され、残部はハーフエッチングがなされずに厚い部分となっている。また、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412の一部が薄肉化加工されている。
しかし、本実施形態では上記第1実施形態とは異なり、図9、図10に示されるように、接続部におけるダイシング除去部413、および、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412の両方にて、幅方向の中央部寄りの部位がハーフエッチング部414となっており、幅方向の端部寄りの部位が、ハーフエッチングされずにハーフエッチング部414よりも厚い部分となっている。
このような多連リードフレーム部材を用いて行われる本実施形態の製造方法によっても、上記第1実施形態と同様に、接続部におけるダイシング除去部413を薄肉化し、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412に厚い部分を存在させているため、多連リードフレーム部材の強度の確保とダイシング性の確保との両立を図ることができる。
(第3実施形態)
図11は、本発明の第3実施形態に係る多連リードフレーム部材におけるダムバー410およびその近傍部を示す概略平面図である。また、図12(a)は図10中のG−G断面図、図12(b)は図11中のH−H断面図である。なお、図11中には、ハーフエッチング部414にハッチングが施してあるが、識別の容易化のために便宜上施したものであり、断面を示すものではない。
本実施形態も、上記第1実施形態に示した製造方法において、用意する多連リードフレーム部材におけるハーフエッチング部414のパターンを一部変更したものであり、それ以外は上記同様であるため、上記第1実施形態との相違点を中心に述べることとする。
本実施形態においても、用意される多連リードフレーム部材は、接続部におけるダイシング除去部413にて必ず薄肉化がなされ、且つ、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412では、薄肉化加工された部位よりも厚い部分が必ず存在するように、当該ハーフエッチングがなされている。
ここで、本実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、図11、図12に示されるように、用意される多連リードフレーム部材としては、接続部におけるダイシング除去部413のみがハーフエッチングにて薄肉化されている。そのため、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412は全くハーフエッチングされずに、その全体がハーフエッチング部414よりも厚い部分となっている。
さらに、本実施形態では、図11、図12(a)に示されるように、接続部におけるダイシング除去部413においては、当該ダイシング除去部413の一部ではなく、全体が薄肉化加工されたハーフエッチング部414となっている。
そして、本実施形態の製造方法によっても、接続部におけるダイシング除去部413では薄肉化が行われ、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412では厚い部分が存在するため、上記第1実施形態と同様に、多連リードフレーム部材の強度の確保とダイシング性の確保との両立を図ることができる。
なお、本実施形態においても、上記第1実施形態や第2実施形態のように、接続部におけるダイシング除去部413のうち、一部のみハーフエッチングして薄肉化し、残部はハーフエッチングせずにハーフエッチング部よりも厚い部分としてもよい。
(第4実施形態)
図13は、本発明の第4実施形態に係るモールドパッケージの製造方法において用意される多連リードフレーム部材の要部を示す概略平面図である。なお、図13中には、識別の容易化のために便宜上、ハッチングを施してあるが、これは断面を示すものではない。
上記第1実施形態(図3参照)では、接続部におけるダイシング除去部413、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412、およびダムバー410のうち吊りリード部13と接続されている部位およびその近傍部において、上記したような部分的なハーフエッチングがなされていた。つまり、多連リードフレーム部材のうちダイシングラインDLに挟まれた部位のすべてにおいて、上記した部分的なハーフエッチングがなされていた。
それに対して、図13に示されるように、多連リードフレーム部材におけるダイシングラインDLに挟まれた部位のうち図13中の斜線ハッチング部分では、上記した部分的なハーフエッチングがなされるが、それ以外ではハーフエッチングを行わないものとしてもよい。この場合も、上記第1実施形態と同様に、多連リードフレーム部材の強度の確保とダイシング性の確保との両立を図ることができる。
ここで、図14は、本第4実施形態に係るモールドパッケージの製造方法において用意されるもう一つの例としての多連リードフレーム部材の要部を示す平面図である。なお、この図14においても、識別の容易化のために便宜上、ハッチングを施してあるが、これは断面を示すものではない。
この図14に示される例では、多連リードフレーム部材におけるダイシングラインDLに挟まれた部位のうち図14中の斜線ハッチング部分にて、上記した部分的なハーフエッチングがなされている。
つまり、図14では、接続部におけるダイシング除去部413、および、ダムバー410のうち接続部411の間に位置する部位412のなかで、特に強度を確保したい部位のみに、上記した部分的なハーフエッチングを行うものである。そして、それほど強度を必要としない部位には、従来と同様に、ダムバー410の全体に渡るハーフエッチングを行ってもよい。
(第5実施形態)
図15は、本発明の第5実施形態に係るモールドパッケージの概略平面構成を示す図であり、同モールドパッケージをモールド樹脂40の実装面41側から見た概略平面図である。
本パッケージについて、上記第1実施形態に示したパッケージ100(図1、図2参照)との相違点を中心に述べると、本実施形態では、モールド樹脂40の実装面41から吊りリード13および連結部15が露出している。
次に、本モールドパッケージの製造方法について、図16を参照して述べる。図16は、本製造方法に用いられる多連リードフレーム部材400を示す概略平面図である。なお、この図16中において、便宜上、点ハッチングが施してある領域は、ハーフエッチングされている部位であり、多連リードフレーム部材400のうち当該領域は、点ハッチング部以外の部位よりも薄くなっている。
なお、多連リードフレーム部材400におけるダムバー410および端子部12には、点ハッチングが施してあるが、この部分については、上記したいずれかの各実施形態と同様の薄肉化された構成となっている。
そして、この多連リードフレーム部材400を用いて、上記したように、半導体素子20の搭載、ワイヤボンディング、モールド樹脂40による封止、ダイシングを行うことで、モールドパッケージを製造する。
ここにおいて、本実施形態では、用意される多連リードフレーム部材400の構成が、上記実施形態とは、一部異なっている。すなわち、図16に示されるように、本実施形態の多連リードフレーム部材400では、さらに、ダムバー410の両端側の部位が第1の連結部15を介して当該多連リードフレーム部材400に連結されて支持されており、この第1の連結部15の幅を、個々の端子部12の幅よりも太いものとしている。
ここでは、ダムバー410の両端側の部位は、第1の連結部15を介して多連リードフレーム部材400における吊りリード13に連結されて支持されている。そして、図16では、第1の連結部15は平面台形状をなしており、短冊状をなす個々の端子部12に比べて、幅が大きなものとなっている。
このような本実施形態の多連リードフレーム部材は、上記同様に、エッチング加工によって作られる。このようなダムバー410の両端側の部位を、第1の連結部15を介して多連リードフレーム部材400に連結支持した場合、従来では、その第1の連結部15が個々の端子部12と同じ幅であったため、ダムバー410が湾曲する恐れがあった。
特に、パッケージサイズの拡大に伴い、ダムバー410の長さも長くなるため、リードフレームもしくはパッケージの製造工程における何らかの外力、たとえば搬送時の衝撃や他部との接触等、によってダムバー410が曲がってしまう、という問題があった。ダムバー410に曲がりがあるとダムバー410に連結された端子部12の位置がずれてしまい、不良パッケージとなる。
これに対して、本実施形態によれば、ダムバー410の両端側の部位を支持する第1の連結部15の強度が向上するため、ダムバー410の変形を抑制しやすいものとなる。具体的には、ダムバー410を固定する第1の連結部15の実質的な幅を太くして強度を上げることにより、リードフレームの製造工程もしくはパッケージの製造工程において、ダムバー410がその両端部を起点に湾曲するという不良を抑制できる。
ここで、本実施形態では、ダムバー410を多連リードフレーム部材400に連結支持する第1の連結部15は、ハーフエッチングをしない。つまり、第1の連結部15は板厚を薄くせずに強度を確保している。
その結果、上記図15に示されるように、第1の連結部15がモールド樹脂40の実装面41にて露出することになる。また、このパッケージをプリント基板などに実装する際、この露出する第1の連結部15もはんだ実装することにより、パッケージの実装強度を向上させることが可能となる。
たとえば、本実施形態の多連リードフレーム部材400において、リードフレーム材として一般的に用いられるCu合金を採用し、その板厚が0.2mmの場合には、ハーフエッチングされた領域の厚さは普通0.1mm程度となり、ダムバー410の幅は0.1〜0.3mmが普通である。
この場合、ダムバー410の長さにほぼ相当するパッケージの1辺の長さが10mm程度を超えると、上記したダムバー410の湾曲が発生しやすくなる。したがって、上記第1の連結部15による補強は、パッケージサイズが10mmを超える場合に、より有効となる。
また、図16では、第1の連結部15にはハーフエッチングを行わない場合を示したが、この第1の連結部15にもハーフエッチングを行ってもよい、この場合は、第1の連結部15が、モールド樹脂40の実装面41すなわちパッケージ外部に露出しないものとなる。
(第6実施形態)
図17は、本発明の第6実施形態に係る製造方法に用いられる多連リードフレーム部材400を示す概略平面図である。なお、この図17中においても、便宜上、点ハッチングが施してある領域は、ハーフエッチングされている部位であり、点ハッチング部以外の部位よりも薄くなっている領域である。
この図17に示される多連リードフレーム部材400は、上記第5実施形態に示した構成に加えて、さらに、ダムバー410における第1の連結部15と接続されている部位が、薄肉化加工がなされていないものとなっている。
この場合、ダムバー410における第1の連結部15と接続されている部位を、板厚方向に補強することになり、その強度が上がる。それによれば、第1の連結部15と接続されているダムバー410の両端側の部位の強度が向上し、ダムバー410の変形を抑制しやすいものとなる。
そして、本実施形態においても、この多連リードフレーム部材400を用いて、上記したように、半導体素子20の搭載、ワイヤボンディング、モールド樹脂40による封止、ダイシングを行うことで、モールドパッケージを製造する。
なお、図17では、第1の連結部15は、個々の端子部12よりも幅広のものとなっており、上記したダムバー410の両端側の部位の強度向上の効果と合わせて、ダムバー410の変形を抑制しやすいものとしている。
しかし、本実施形態の多連リードフレーム部材400としては、少なくともダムバー410における第1の連結部15と接続されている部位が、薄肉化加工がなされていないものであればよく、第1の連結部15は、従来と同様に、個々の端子部12と同じ幅のものであってもよい。その場合でも、上記したダムバー410の両端側の部位の強度向上の効果により、ダムバー410の変形抑制が容易になる。
(第7実施形態)
図18は、本発明の第7実施形態に係る製造方法に用いられる多連リードフレーム部材400を示す概略平面図である。この図18中においても、便宜上、点ハッチングを施すことでハーフエッチング部を示している。
本実施形態でも、上記第5実施形態と同様に、多連リードフレーム部材400において幅広の第1の連結部15を形成している。ここで、本実施形態では、図18に示されるように、第1の連結部15の平面形状を略L字形状としたことが、上記第5実施形態と相違するが、この第1の連結部15による同様の効果が期待できる。
(第8実施形態)
図19は、本発明の第8実施形態に係る製造方法に用いられる多連リードフレーム部材400を示す概略平面図である。この図19中においても、便宜上、点ハッチングを施すことでハーフエッチング部を示している。
本実施形態も、上記第5実施形態と同様に、多連リードフレーム部材400において幅広の第1の連結部15を形成し、同様の効果を得るものである。ここで、本実施形態では、図19に示されるように、1本のダムバー400に対して、多連リードフレーム部材400への接続部位が同じである第1の連結部15a、15bが複数個設けられている。図19では2本設けられている。
このような場合、第1の連結部15の幅は、この2本の第1の連結部15a、15bの幅の総計に相当する。図19では、これら2本の第1の連結部15a、15bの個々は、個々の端子部12の幅と同じであるが、これらの総計の幅とすることにより、多連リードフレーム部材400において実質的に幅広の第1の連結部15を形成したこととなり、上記同様の効果が得られる。
また、上記2本の第1の連結部15a、15bの個々は、個々の端子部12の幅と同じであるため、ダイシングの際にダイシングブレードへの負荷が一定になり、ダイシング性を向上させることができる。
(第9実施形態)
図20は、本発明の第9実施形態に係る製造方法に用いられる多連リードフレーム部材400を示す概略平面図である。この図20中においても、便宜上、点ハッチングを施すことでハーフエッチング部を示している。
本実施形態では、図20に示されるように、ダムバー410がパッケージのコーナー部まで延びて上下左右方向のダムバー410が連続している。この場合においても、ダムバー410と吊りリード13とをつなぐ第1の連結部15を上記同様に幅広とすることにより、ダムバー410の湾曲などの変形を抑制できる。
なお、本実施形態の多連リードフレーム部材400においても、第1の連結部15の平面形状は、上記図18や図19に示されるようなものとしてもよいし、また、ダムバー410を上記図17に示したような板厚方向に補強した構成としてもよい。
(第10実施形態)
図21は、本発明の第10実施形態に係る製造方法に用いられる多連リードフレーム部材400を示す概略平面図である。この図21中においても、便宜上、点ハッチングを施すことでハーフエッチング部を示している。
本実施形態において、用意される多連リードフレーム部材400は、上記図16に示したものにおいて、さらに、ダムバー410の両端側の部位の中間の部位が、第2の連結部16を介して多連リードフレーム部材400に連結されて支持されたものである。
ここでは、ダムバー410の両端側の部位の中間の部位は、第2の連結部16を介して、多連リードフレーム部材400におけるアイランド部11に連結されている。アイランド部11は、端子部12よりも大幅に面積が大きいため、これにダムバー410を支持させることで支持強度は大きくなる。
この第2の連結部16は、端子部12と同程度の幅であり、図21に示されるように、あたかも端子部12の1つをアイランド部11まで延長した形状となっている。このように、ダムバー410を、第2の連結部16によって支持すれば、さらなるモールドパッケージの大型化に対しても、ダムバー410の変形を抑制しやすくなる。
ここで、第2の連結部16は、パッケージ配置の対称性から、必ずしも平面矩形状のアイランド部11の4辺に設ける必要はない。また、ダムバー410がその両端だけでなく中央部でも保持されることから、ダムバー410が長くなった場合に実質的にダムバー保持部の間隔を短くすることができるので、パッケージサイズがより大きくなって、たとえば1辺の長さが15mmを超えるような場合に、本実施形態は特に有効である。
なお、図21では、上記した幅広の第1の連結部15を有することにより、上記した第1の連結部15による効果と第2の連結部16による効果とが合わされて、ダムバー410の変形の抑制がなされる。
しかし、本実施形態の多連リードフレーム部材400としては、上記第2の連結部16だけを有し、上記第1の連結部15は、従来と同様に、個々の端子部12と同じ幅のものであってもよい。その場合でも、上記第2の連結部16の効果により、ダムバー410の変形抑制が容易になる。
また、本実施形態の多連リードフレーム部材400においても、第1の連結部15の平面形状は、上記図18や図19に示されるようなものとしてもよいし、また、ダムバー410を上記図17に示したような板厚方向に補強した構成としてもよい。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、用意する多連リードフレーム部材は、エッチング加工によってパターニングや薄肉化加工がなされたものであったが、これらパターニングや薄肉化加工をプレス加工などにより行ってもよい。
また、モールドパッケージの部品としては、上記半導体素子以外にも、抵抗素子、コンデンサ素子、フリップチップなど各種の電子部品を採用できる。また、モールド樹脂40の同一面にて露出するアイランド部11や端子部12の露出部の形状、配置パターンは、上記した図示例に限定されるものではない。
また、多連リードフレーム部材としても、上記した各図に示されるようなアイランド部11や端子部12およびダムバー410の形状パターンに限定されるものではなく、端子部同士がダムバーを介して連結されることで複数個のリードフレームが接続されたものであればよい。
(a)は本発明の第1実施形態に係るモールドパッケージの実装構造の概略平面図であり、(b)は(a)中のA−A概略断面図である。 (a)は上記図1に示されるモールドパッケージをモールド樹脂の実装面側から見た概略平面図、(b)は基板の概略上面図である。 上記第1実施形態に係るモールドパッケージの製造方法において多連リードフレーム部材を示す図であり、(a)は全体平面図、(b)は(a)中のB部拡大図である。 上記図3に示される多連リードフレーム部材におけるダムバー近傍部を示す平面図である。 上記図3に示される多連リードフレーム部材におけるダムバー近傍部を示す平面図である。 (a)は図5中のC−C断面図、(b)は図5中のD−D断面図である。 封止工程を示す工程図である。 切断工程を示す工程図である。 本発明の第2実施形態に係る多連リードフレーム部材におけるダムバー近傍部を示す概略平面図である。 (a)は図9中のE−E断面図、(b)は図9中のF−F断面図である。 本発明の第3実施形態に係る多連リードフレーム部材におけるダムバー近傍部を示す概略平面図である。 (a)は図10中のG−G断面図、(b)は図11中のH−H断面図である。 本発明の第4実施形態に係るモールドパッケージの製造方法における多連リードフレーム部材の要部を示す概略平面図である。 上記第4実施形態に係るモールドパッケージの製造方法におけるもう一つの多連リードフレーム部材の要部を示す概略平面図である。 本発明の第5実施形態に係るモールドパッケージの概略平面図である。 上記第5実施形態に係るモールドパッケージの製造方法における多連リードフレーム部材を示す概略平面図である。 本発明の第6実施形態に係るモールドパッケージの製造方法における多連リードフレーム部材を示す概略平面図である。 本発明の第7実施形態に係るモールドパッケージの製造方法における多連リードフレーム部材を示す概略平面図である。 本発明の第8実施形態に係るモールドパッケージの製造方法における多連リードフレーム部材を示す概略平面図である。 本発明の第9実施形態に係るモールドパッケージの製造方法における多連リードフレーム部材を示す概略平面図である。 本発明の第10実施形態に係るモールドパッケージの製造方法における多連リードフレーム部材を示す概略平面図である。
符号の説明
10…リードフレーム、12…端子部、
15…第1の連結部、16…第2の連結部、40…モールド樹脂、
41…モールド樹脂の一面としての実装面、100…モールドパッケージ、
400…多連リードフレーム部材、410…ダムバー、
411…ダムバーにおける接続部、
412…ダムバーのうち接続部の間に位置する部位、
413…接続部におけるダイシング除去部。

Claims (1)

  1. リードフレーム(10)をモールド樹脂(40)にて封止してなり、前記モールド樹脂(40)の一面(41)における周辺部に、外部と接続される前記リードフレーム(10)の複数の端子部(12)が露出するモールドパッケージ(100)を製造する方法であって、
    複数個の前記リードフレーム(10)が接続されてなる多連リードフレーム部材(400)として、隣り合う前記リードフレーム(10)における前記複数の端子部(12)同士がダムバー(410)を介して連結されたものを用意する工程と、
    前記多連リードフレーム部材(400)を、前記モールド樹脂(40)の前記一面(41)から前記端子部(12)が露出するように前記モールド樹脂(40)により封止する封止工程と、
    しかる後、前記ダムバー(410)をダイシングにより除去することにより、前記モールド樹脂(40)および前記多連リードフレーム部材(400)を個々の前記リードフレーム(10)の単位に切断する切断工程とを備えるモールドパッケージの製造方法において、
    前記多連リードフレーム部材(400)を用意する工程は、当該多連リードフレーム部材(400)として、その厚さが薄くなるように薄肉化加工されたものを用意するものであって、
    前記薄肉化加工においては、前記多連リードフレーム部材(400)が、
    前記ダムバー(410)のうち個々の前記端子部(12)と接続されている接続部(411)、および、前記接続部(411)に接続されている前記端子部(12)のうち前記ダイシングで除去される部位、とからなる第1の部位(413)では、当該第1の部位(413)における幅方向の端部寄りの部位が前記薄肉化加工がなされ、当該第1の部位(413)における幅方向の中央部が厚い部分となり、
    且つ、
    前記ダムバー(410)のうち前記接続部(411)の間に位置する第2の部位(412)では、当該第2の部位(412)における幅方向の両端部が前記薄肉化加工がなされ、当該第2の部位(412)における幅方向の中央部が前記第1の部位(413)における幅方向の中央部と同一幅を有する厚い部分となり、
    且つ、
    前記第1の部位(413)のうち前記薄肉化加工がなされた部位における端部間の距離(W6)が、前記第2の部位(412)の幅(W5)よりも大きく、かつ、前記第1の部位(413)の幅(W7)以下となるように、前記一面(41)側から前記薄肉化加工がなされていることを特徴とするモールドパッケージの製造方法。
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