JP5207769B2 - 電動自転車の自動変速方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速装置を備えた電動自転車の自動変速方法に関するものであり、特に、シフトダウンの制御方法に関するものである。
従来、一般に、電動自転車は、補助電動機によって踏力に応じた補助動力を発生し、踏力と補助動力との合力を後車軸に伝達して後車輪を回転駆動させている。このような電動自転車に自動変速装置を設けたものがある。
このような自動変速装置を備えた電動自転車においては、自動的に減速操作と増速操作が行われるが、自動的に減速操作が行われる時、一定値以上の駆動力が存在すると、自動変速装置に過大な負荷がかかり、減速操作を円滑に行うことができないという問題があった。このような問題を解決する自動変速方法としては、以下のような方法が知られている。
すなわち、図11に示すように、速度と踏力とを検出し、検出された速度と踏力に応じて最適なシフトポジションを算出する(ステップS1)。前記最適なシフトポジションと現在のシフトポジションとが同じであるか否かを判断し(ステップS2)、同じである場合には再び最適シフトポジションを算出し(ステップS1)、異なる場合にはシフト操作が減速操作か否かを判断する(ステップS3)。
前記シフト操作が減速操作である場合には、踏力値が或る値以下に下がるまで待機し(ステップS4)、踏力値が或る値以下に下がった時点で、制御装置がシフトチェンジ指示信号(減速信号)をアクチュエータモータに送信してアクチュエータモータを駆動する(ステップS5)。アクチュエータモータの駆動により、シフトチェンジ装置(変速機)が作動して所望の減速操作がなされるが、この場合、踏力が低下するタイミングに合わせて減速操作を行うようにしたため、円滑な減速操作が安定してなされる。
尚、前記のような自動変速方法については下記特許文献1に開示されている。
特開2001−10581
しかしながら前記の従来形式では、踏力が低下するタイミングに合わせて減速操作を行うのであるが、具体的にどのようなタイミングでどのような減速操作を行うのかが不明である。すなわち、前記ステップS4に示されるように、踏力値が或る値以下に下がった時点で制御装置がシフトチェンジ指示信号をアクチュエータモータに送信した場合、制御装置がシフトチェンジ指示信号をアクチュエータモータに送信してから実際にシフトチェンジ装置が作動して減速操作が実行されるまでには若干の時間差(時間的ずれ)が生じる。
したがって、前記のような時間差によって、タイミングがずれてしまい、踏力値が或る値よりも増大した時に、実際に変速機が作動し始めて、踏力値が最も大きくなるピーク付近で減速操作が実行されてしまう虞れがある。このようにタイミングがずれて減速操作が実行された場合、シフトチェンジ装置に過大な負荷がかかり、減速操作を円滑に行うことができないという課題が生じてしまう。
本発明は、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信してから実際に変速機が作動して減速操作が実行されるまでの時間差を考慮して、より確実に円滑な減速操作を可能にする電動自転車の自動変速方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本第1発明における電動自転車の自動変速方法は、ペダルによって回転されるクランク軸に作用する踏み込みトルクを検出し、前記検出された踏み込みトルクに基づいて移動平均トルクを求め、前記移動平均トルクが所定のトルク閾値以上になった場合、その直後に検出された踏み込みトルクの1番目のピークを検出し、前記踏み込みトルクの1番目のピークを検出すると、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信してアクチュエーターを駆動させて減速を開始し、前記踏み込みトルクの1番目のピークとその次に検出される2番目のピークとの間の谷間において、変速機が現在の変速段から一段減速側の変速段へ切換えられる切換途中の状態になり、踏み込みトルクの2番目のピークに達する前に変速機の減速動作を終了するものである。
これによると、踏み込みトルクの1番目のピークを検出した時点で、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信することにより、変速機が作動し始め、若干の時間差を経て、踏み込みトルクの1番目のピークと2番目のピークとの間の谷間において、変速機が現在の変速段から一段減速側の変速段へ切換えられる切換途中の状態になり、踏み込みトルクの2番目のピークに達する前に変速機の減速動作が終了する。
以上のように本発明によれば、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信してから実際に変速機が作動して減速操作が実行されるまでの時間差(タイムラグ)を考慮して、減速操作を制御しているため、変速機にかかる負荷が低下したタイミングに合わせて減速操作が行われ、より確実に円滑な減速操作を行うことができる。
前記目的を達成するために、本第1発明は、ペダルに作用する踏力に応じた補助動力を発生する補助電動機と自動変速装置とを備え、
自動変速装置は変速比の異なる複数の変速段に切換え自在な変速機とこの変速機を作動させるアクチュエーターとを有している電動自転車の自動変速方法であって、
ペダルによって回転されるクランク軸に作用する踏み込みトルクを検出し、
前記検出された踏み込みトルクに基づいて、現在より一定時間遡った時点における所定範囲の時間内の踏み込みトルクの積分値である移動平均トルクを求め、
前記移動平均トルクが所定のトルク閾値以上になった場合、その直後に検出された踏み込みトルクの1番目のピークを検出し、
前記踏み込みトルクの1番目のピークを検出すると、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信してアクチュエーターを駆動させて減速を開始し、
前記踏み込みトルクの1番目のピークとその次に検出される2番目のピークとの間の谷間において、変速機が現在の変速段から一段減速側の変速段へ切換えられる切換途中の状態になり、
踏み込みトルクの2番目のピークに達する前に変速機の減速動作を終了するものである。
これによると、踏み込みトルクの1番目のピークを検出した時点で、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信することにより、変速機が作動し始め、若干の時間差を経て、踏み込みトルクの1番目のピークと2番目のピークとの間の谷間において、変速機が現在の変速段から一段減速側の変速段へ切換えられる切換途中の状態になり、踏み込みトルクの2番目のピークに達する前に変速機の減速動作が終了する。
このように、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信してから実際に変速機が作動して減速操作が実行されるまでの時間差(タイムラグ)を考慮して、減速操作を制御しているため、変速機にかかる負荷が低下したタイミングに合わせて減速操作が行われ、より確実に円滑な減速操作を行うことができる。
本第2発明は、走行速度を検出し、前記検出された走行速度が所定の速度閾値以下であり且つ移動平均トルクが所定のトルク閾値以上になった場合、その直後に検出された踏み込みトルクの1番目のピークを検出するものである。
これによると、移動平均トルクが所定のトルク閾値以上になっても、検出された走行速度が所定の速度閾値よりも高ければ、変速機の減速動作は行われない。したがって、自転車の走行速度を速くするために、ペダルに対する踏力を増やしてクランク軸の回転速度を急に増やし、自転車の走行速度を所定の速度閾値よりも高くした際、急に変速機の減速動作が行われ、乗員の意図に反して走行速度が急に低下してしまうといった不具合を防止することができる。
本第3発明は、踏み込みトルクの1番目のピークを検出すると、補助電動機を停止し、
変速機の減速動作を終了した時点で、補助電動機を作動させるものである。
これにより、補助電動機を停止することで、補助電動機よる負荷が変速機にかからないため、変速機にかかる負荷をより一層低下した状態で減速操作が行われ、したがって、より確実に円滑な減速操作を行うことができる。
本第4発明は、変速機が現在の変速段から一段減速側の変速段へ切換えられたことを検出した場合、変速機の減速動作を終了したと判断するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図3に示すように、11は電動自転車であり、電動自転車11は、フレーム21と、フレーム21の後端部に固定された後輪ハブ軸22と、前後の車輪26,27と、補助動力を発生させる補助電動機12と、補助電動機12に電力を供給するバッテリー13と、自動変速装置14と、ペダル15と、ペダル15によって回転されるクランク軸16と、クランク軸16に作用する踏み込みトルクTOaを検出するトルク検出器17(例えば磁歪センサ等)と、走行速度を検出する速度検出器18と、制御装置19と、表示装置20とを備えている。
自動変速装置14は、変速比の異なる3段(複数の変速段)に切換え自在な内装変速機23(変速機の一例)と、この内装変速機23を作動させるアクチュエーター24と、内装変速機23とアクチュエーター24との間に設けられた連動機構25とを有している。
内装変速機23は、図4に示すように、後輪ハブの中に組み込まれた歯車を掛けかえることによって変速する方式であり、後輪ハブ軸22に固定された太陽歯車28と、後輪ハブ軸22に回転自在に外嵌されたフリーホイール29とコントローラー30と遊星腕31と、フリーホイール29とコントローラー30と遊星腕31とに回転自在に外嵌された内歯車32と、遊星腕31に設けられて太陽歯車28と内歯車32とに歯合する複数の遊星歯車33と、内歯車32に回転自在に外嵌されたハブシェル34とを有している。
フリーホイール29は、内歯車32に対して係脱自在なフリーホイールワンウェイクラッチ36を有している。遊星腕31は、ハブシェル34に対して係脱自在な遊星腕ワンウェイクラッチ37を有している。内歯車32は、ハブシェル34に対して係脱自在な内歯車ワンウェイクラッチ38を有している。
ハブシェル34には後車輪27のスポーク40が連結されている。また、フリーホイール29とギヤクランクのスプロケット41との間にはチェン42が巻回されている。
コントローラー30は変速ロッド39に連結され、変速ロッド39が押し引きされることにより、変速ロッド39と一体に後輪ハブ軸22の軸心方向へ移動自在である。後輪ハブ軸22の軸心上には第1〜第3の切換位置P1〜P3が設定されており、図4(c)に示すように、変速ロッド39の押し引きによって、コントローラー30が第1の切換位置P1に移動した場合、内装変速機23は最もギヤ比の小さな1速段に切換えられ、図4(a)に示すように、第3の切換位置P3に移動した場合、最もギヤ比の大きな3速段に切換えられ、図4(b)に示すように、第2の切換位置P2に移動した場合、前記1速段と3速段との中間のギヤ比の2速段に切換えられる。
図4(a)に示すように、コントローラー30が第3の切換位置P3に移動した場合、フリーホイール29とコントローラー30と遊星腕31とが直結し、遊星歯車33により増速される増速経路55が形成される。この際、内歯車32(ハブシェル34)の回転角速度が遊星腕31より速くなるので、遊星腕ワンウェイクラッチ37がフリーになる。
図4(b)に示すように、コントローラー30が第2の切換位置P2に移動した場合、コントローラー30が遊星腕31から外れ、フリーホイール29と内歯車32(ハブシェル34)との回転角速度が同じになるノーマル経路56が形成される。この際、内歯車32(ハブシェル34)の回転角速度が遊星腕31より速くなるので、遊星腕ワンウェイクラッチ37がフリーになる。
図4(c)に示すように、コントローラー30が第1の切換位置P1に移動した場合、コントローラー30が内歯車ワンウェイクラッチ38に当接して、内歯車ワンウェイクラッチ38がハブシェル34から外れ、減速経路57が形成される。
尚、内装変速機23には、変速ロッド39をシフトダウンの方向Aへ押し出すように付勢するスプリング(付勢部材:図示省略)が内蔵されている。
図2,図5に示すように、前記アクチュエーター24は、減速機構を備えた変速用モータ24aからなる。また、連動機構25は、変速用モータ24aの回転軸24bに設けられたピニオン45と、ピニオン45に歯合するラック46と、変速ロッド39を前記スプリングの付勢力に抗してシフトアップの方向Bへ押し込むベルクランク装置47と、変速ワイヤー48とを有している。
アクチュエーター24とラック46とはフレーム21側に支持され、ラック46は、回転軸24bの回転に応じて、変速ワイヤー48の長さ方向(前後方向)に移動する。また、ベルクランク装置47は、フレーム21のチェーンステー49に取り付けられた取付板50と、縦軸51を介して取付板50に回動自在に設けられたベルクランク部材52とを有している。変速ワイヤー48はラック46とベルクランク部材52との間に接続されている。
変速用モータ24aの回転軸24bが一方向b1へ回転することによって、変速ワイヤー48が一方向b2へ引っ張られ、ベルクランク部材52が一方向b3へ回動して、変速ロッド39がシフトアップの方向Bへ押し込まれる。これにより、1速段→2速段→3速段の順でシフトアップされる。
また、変速用モータ24aの回転軸24bが逆の他方向a1へ回転することによって、変速ワイヤー48が他方向a2へ弛められて、変速ロッド39がスプリング(図示省略)の付勢力によってシフトダウンの方向Aへ押し出される。これにより、3速段→2速段→1速段の順でシフトダウンされる。
尚、変速用モータ24aには、回転軸24bの回転角度(又は回転数)を検出する回転角度検出器54(パルスエンコーダー等)が設けられている。変速用モータ24aの回転軸24bの回転角度(又は回転数)とコントローラー30の第1〜第3の各切換位置P1〜P3とが対応しているため、回転角度検出器54によって回転軸24bの回転角度(又は回転数)を検出することによって、コントローラー30が第1〜第3のいずれの切換位置P1〜P3に移動しているかが判明し、これに基づいて内装変速機23が1速段〜3速段のいずれの変速段に切換えられているのかを検出することができる。
すなわち、図6に示すように、回転角度検出器54が第1の回転角度C1(例えばC1=90°)を検出した場合、コントローラー30が第1の切換位置P1に移動して1速段に切換えられたことが検出され、回転角度検出器54が第2の回転角度C2(例えばC2=180°)を検出した場合、コントローラー30が第2の切換位置P2に移動して2速段に切換えられたことが検出され、回転角度検出器54が第3の回転角度C3(例えばC3=270°)を検出した場合、コントローラー30が第3の切換位置P3に移動して3速段に切換えられたことが検出される。
また、表示装置20は前記検出された内装変速機23の変速段やバッテリー13の残量等を表示するものである。図3に示すように、制御装置19は補助電動機用制御部19aと自動変速装置用制御部19bとからなる。
補助電動機用制御部19aは、トルク検出器17で検出された踏み込みトルクのデーターに基づいて補助電動機12を制御し、且つ、前記踏み込みトルクのデーターを自動変速装置用制御部19bに送信する。
自動変速装置用制御部19bは、前記補助電動機用制御部19aから送信された踏み込みトルクのデーターと速度検出器18で検出された走行速度のデーターと回転角度検出器54で検出された変速用モータ24aの回転軸24bの回転角度のデーターとに基づいて、アクチュエーター24と表示装置20とを制御するものである。
また、自動変速装置用制御部19bは、シフトダウンを行う場合、減速信号をアクチュエーター24に送信し、シフトアップを行う場合、増速信号をアクチュエーター24に送信し、アクチュエーター24を停止させる場合、停止信号をアクチュエーター24に送信し、さらに、補助電動機用制御部19aに対して、補助電動機12を停止させる補助電動機停止信号と補助電動機12を駆動させる補助電動機駆動信号とを送信する。
次に、前記のような構成を有する電動自転車11の自動変速方法(シフトダウンの制御方法)について、図7〜図9のグラフと図10のフローチャートを参照しながら説明する。
乗員が電動自転車11を運転している際、ペダル15によって回転されるクランク軸16に作用する踏み込みトルクTOa(図7の実線参照)をトルク検出器17によって検出する。検出された踏み込みトルクTOaのデーターを、補助電動機用制御部19aに送信し、さらに、補助電動機用制御部19aから自動変速装置用制御部19bにも送信する。
補助電動機用制御部19aは、補助電動機12を駆動し、検出された踏み込みトルクTOaと同じ大きさの補助トルクTOb(図7の点線参照)を発生させる。
自動変速装置用制御部19bは、検出された踏み込みトルクTOaに基づいて、移動平均トルクTOc(図7の二点鎖線参照)を求める(ステップ−1)。尚、移動平均トルクTOcとは、図8に示すように、現在より一定時間t1(例えば0.5秒間)遡った時点における所定範囲の時間t2(例えば0.4秒間)内の踏み込みトルクTOaの積分値(斜線部分)である。ここで、所定範囲の時間t2は一定時間t1以下(t2≦t1)である。
さらに、電動自転車11の走行速度を速度検出器18によって検出する(ステップ−2)。自動変速装置用制御部19bは、前記検出された走行速度が所定の速度閾値以下かどうかを判断し(ステップ−3)、所定の速度閾値よりも高い場合は前記(ステップ−1)に戻る。
また、所定の速度閾値以下の場合、自動変速装置用制御部19bは、前記移動平均トルクTOcが所定のトルク閾値TOd(図7参照)以上かどうかを判断し(ステップ−4)、所定のトルク閾値TOdよりも低い場合は前記(ステップ−1)に戻る。
また、図7の点(イ)に示すように、移動平均トルクTOcが所定のトルク閾値TOd以上になった場合、自動変速装置用制御部19bは、その直後に検出された踏み込みトルクTOaの1番目のピークP1を検出したかを判断する(ステップ−5)。尚、図9に示すように、自動変速装置用制御部19bは、検出された踏み込みトルクTOaの3つのデータを比較し、2番目に検出された踏み込みトルク値TOa2が1番目に検出された踏み込みトルク値TOa1以上であり、且つ、3番目に検出された踏み込みトルク値TOa3が2番目に検出された踏み込みトルク値TOa2よりも小さい場合、踏み込みトルクTOaのピークP1を検出したと判断する。
1番目のピークP1を検出した場合、自動変速装置用制御部19bは、回転角度検出器54によって検出される変速用モータ24aの回転軸24bの回転角度に基づいて、内装変速機23の現在の変速段を求め、現在の変速段が1速段かどうかを判断する(ステップ−6)。
現在の変速段が例えば3速段の場合、図7の点(ロ)に示すように、自動変速装置用制御部19bは、アクチュエーター24に減速信号を送信するとともに、補助電動機用制御部19aに補助電動機停止信号を送信する(ステップ−7)。
これにより、補助電動機12が停止し、補助電動機12から発生していた補助トルクTObが0になる。また、図6に示すように、アクチュエーター24の変速用モータ24aの回転軸24bが第3の回転角度C3(3速段に対応)から第2の回転角度C2(2速段に対応)に他方向a1へ回転する(ステップ−8)。これにより、図2に示すように、変速ワイヤー48が他方向a2へ弛められて、変速ロッド39がスプリング(図示省略)の付勢力によってシフトダウンの方向Aへ押し出され、図4(b)に示すように、コントローラー30が遊星腕31から外れて第3の切換位置P3から第2の切換位置P2に移動し、3速段から2速段へシフトダウンされる。
このように、前記踏み込みトルクTOaの1番目のピークP1を検出した時点で、自動変速装置用制御部19bがアクチュエーター24に減速信号を送信することによって、図7の点(ハ)に示すように、若干の時間差t3を経て、前記踏み込みトルクTOaの1番目のピークP1とその次に検出される2番目のピークP2との間の谷間59において、内装変速機23が3速段(現在の変速段)から2速段(一段減速側の変速段)へ切換えられる切換途中の状態になる。この場合、前記切換途中の状態とは、コントローラー30が第3の切換位置P3と第2の切換位置P2との間に位置して遊星腕31から外れた瞬間の状態である。
自動変速装置用制御部19bは、回転角度検出器54によって検出された回転軸24bの回転角度が第2の切換位置P2に対応した第2の回転角度C2に達したかを判断し(ステップ−9)、第2の回転角度C2に達した場合、アクチュエーター24から送信される変速完了信号によって、3速段から2速段へシフトダウンされたと判断し、アクチュエーター24に停止信号を送信するとともに、補助電動機用制御部19aに補助電動機駆動信号を送信する(ステップ−10)。これにより、アクチュエーター24の変速用モータ24aが停止して、図7の点(ニ)に示すように、踏み込みトルクTOaの2番目のピークP2に達する前に内装変速機23の3速段から2速段への減速動作が終了するとともに、補助電動機12が作動して補助トルクTObを発生させる(ステップ−11)。
また、前記ステップ−6において、現在の変速段が例えば2速段の場合、同様に、図7の点(ロ)に示すように、自動変速装置用制御部19bは、アクチュエーター24に減速信号を送信するとともに、補助電動機用制御部19aに補助電動機停止信号を送信する(ステップ−7)。
これにより、補助電動機12が停止し、補助電動機12から発生していた補助トルクTObが0になる。また、図6に示すように、アクチュエーター24の変速用モータ24aが第2の回転角度C2(2速段に対応)から第1の回転角度C1(1速段に対応)に他方向a1へ回転する(ステップ−8)。これにより、図2に示すように、変速ワイヤー48が他方向a2へ弛められて、変速ロッド39がスプリング(図示省略)の付勢力によってシフトダウンの方向Aへ押し出され、図4(c)に示すように、コントローラー30が第2の切換位置P2から第1の切換位置P1に移動して内歯車ワンウェイクラッチ38に当接し、内歯車ワンウェイクラッチ38がハブシェル34から外れて、2速段から1速段へシフトダウンされる。
この際、図7の点(ハ)に示すように、若干の時間差t3を経て、前記踏み込みトルクTOaの1番目のピークP1とその次に検出される2番目のピークP2との間の谷間59において、内装変速機23が2速段(現在の変速段)から1速段(一段減速側の変速段)へ切換えられる切換途中の状態になる。この場合、前記切換途中の状態とは、コントローラー30が第2の切換位置P2と第1の切換位置P1との間に位置して内歯車ワンウェイクラッチ38に接触した瞬間の状態である。
自動変速装置用制御部19bは、回転角度検出器54によって検出された回転軸24bの回転角度が第1の切換位置P1に対応した第1の回転角度C1に達したかを判断し(ステップ−9)、第1の回転角度C1に達した場合、アクチュエーター24から送信される変速完了信号によって、2速段から1速段へシフトダウンされたと判断し、アクチュエーター24に停止信号を送信するとともに、補助電動機用制御部19aに補助電動機駆動信号を送信する(ステップ−10)。これにより、アクチュエーター24の変速用モータ24aが停止して、図7の点(ニ)に示すように、踏み込みトルクTOaの2番目のピークP2に達する前に内装変速機23の2速段から1速段への減速動作が終了するとともに、補助電動機12が作動して補助トルクTObを発生させる(ステップ−11)。
このように、自動変速装置用制御部19bが減速信号をアクチュエーター24に送信してから実際に内装変速機23が作動して減速操作が実行されるまでの時間差t3(タイムラグ)を考慮して、減速操作を制御しているため、内装変速機23にかかる負荷が低下したタイミングで減速操作が行われ、より確実に円滑な減速操作を行うことができる。
また、前記ステップ−6において、現在の変速段が例えば1速段の場合、これ以上シフトダウンできないため、一連の制御を終了する。
また、前記ステップ−1において、移動平均トルクTOcを求めることにより、路面の状態をある程度まで検知することができる。例えば、急な上り坂を走行する場合等において、移動平均トルクTOcが増大する。
また、前記ステップ−3,4において、検出された走行速度が所定の速度閾値よりも高ければ、移動平均トルクTOcが所定のトルク閾値TOd以上になっても、内装変速機23の減速動作は行われない。したがって、電動自転車11の走行速度を速くするために、ペダル15に対する踏力を増やしてクランク軸16の回転速度を急に増やし、電動自転車11の走行速度を所定の速度閾値よりも高くした場合等において、急に内装変速機23の減速動作が行われ、乗員の意図に反して走行速度が急に低下してしまうといった不具合を防止することができる。
また、前記ステップ−5,7において、踏み込みトルクTOaの1番目のピークP1を検出した場合、補助電動機12が停止し、ステップ−11において、内装変速機23の減速動作を終了した時点で、補助電動機12が作動するため、補助電動機12による負荷が内装変速機23にかからない状態で減速操作が行われる。したがって、内装変速機23にかかる負荷をより一層低下した状態で減速操作が行われ、より確実に円滑な減速操作を行うことができる。
以上がシフトダウンの制御方法であり、また、シフトアップの制御方法は例えば下記のように行われる。
(1)前記速度検出器18によって検出された走行速度の移動平均値を微分して加速度を求め、電動自転車11の加減速の状態を検知する。
(2)電動自転車11の走行状態が加速状態である場合、検出された現在の走行速度が第1の速度設定値以上になると、自動変速装置用制御部19bがアクチュエーター24に増速信号を送信する。
これにより、例えば現在の変速段が1段速の場合、図6に示すように、アクチュエーター24の変速用モータ24aの回転軸24bが第1の回転角度C1から第2の回転角度C2に一方向b1へ回転する。これにより、図2に示すように、変速ワイヤー48が一方向b2へ引っ張られて、変速ロッド39がスプリングの付勢力に抗してシフトアップの方向Bへ押し込まれ、図4(b)に示すように、コントローラー30が第1の切換位置P1から第2の切換位置P2に移動して、内装変速機23が1段速から2段速へ切換えられる。
また、現在の変速段が2段速の場合、図6に示すように、アクチュエーター24の変速用モータ24aの回転軸24bが第2の回転角度C2から第3の回転角度C3に一方向b1へ回転する。これにより、図2に示すように、変速ワイヤー48が一方向b2へ引っ張られて、変速ロッド39がスプリングの付勢力に抗してシフトアップの方向Bへ押し込まれ、図4(a)に示すように、コントローラー30が第2の切換位置P2から第3の切換位置P3に移動して、内装変速機23が2段速から3段速へ切換えられる。
尚、現在の変速段が3段速の場合、これ以上シフトアップできないため、一連の制御を終了する。
(3)また、電動自転車11の走行状態が加速状態ではなく一定速度で走行している状態である場合、検出された現在の走行速度が第2の速度設定値以上になり且つ算出された移動平均トルクTOcが所定のトルク設定値以下になると、自動変速装置用制御部19bがアクチュエーター24に増速信号を送信する。
これにより、例えば現在の変速段が1段速の場合、図6に示すように、アクチュエーター24の変速用モータ24aの回転軸24bが第1の回転角度C1から第2の回転角度C2に一方向b1に回転する。これにより、図2に示すように、変速ワイヤー48が一方向b2へ引っ張られて、変速ロッド39がスプリングの付勢力に抗してシフトアップの方向Bへ押し込まれ、図4(b)に示すように、コントローラー30が第1の切換位置P1から第2の切換位置P2に移動して、内装変速機23が1段速から2段速へ切換えられる。
また、現在の変速段が2段速の場合、図6に示すように、アクチュエーター24の変速用モータ24aの回転軸24bが第2の回転角度C2から第3の回転角度C3へ一方向b1に回転する。これにより、変速ワイヤー48が一方向b2へ引っ張られて、変速ロッド39がスプリングの付勢力に抗してシフトアップの方向Bへ押し込まれ、図4(a)に示すように、コントローラー30が第2の切換位置P2から第3の切換位置P3に移動して、内装変速機23が2段速から3段速へ切換えられる。
尚、現在の変速段が3段速の場合、これ以上シフトアップできないため、一連の制御を終了する。
(4)また、電動自転車11の走行状態が減速状態である場合、自動変速装置用制御部19bはアクチュエーター24に増速信号を送信せず、シフトアップは行われない。
尚、前記実施の形態では、変速機の一例として、3段の内装変速機23を挙げたが、3段に限定されるものではなく、3段以外の複数段であってもよい。また、内装変速機23に限定されるものではなく、外装変速機を用いたものであってもよい。
また、前記実施の形態では、変速用モータ24aの回転軸24bの回転角度(又は回転数)を回転角度検出器54で検出することによって、内装変速機23が1速段〜3速段のいずれの変速段に切換えられているのかを検出しているが、変速ロッド39の先端の位置を検出することによって、内装変速機23が1速段〜3速段のいずれの変速段に切換えられているのかを検出してもよい。
また、前記実施の形態では、図8に示すように、移動平均トルクTOcを、現在より一定時間t1(例えば0.5秒間)遡った時点における所定範囲の時間t2(例えば0.4秒間)内の踏み込みトルクTOaの積分値(斜線部分)と定義しているが、この場合、前記一定時間t1=所定範囲の時間t2としてもよい。すなわち、t1=t2とした場合は、移動平均トルクTOcは、現在より一定時間t1(例えば0.5秒間)遡った時点から現在までの踏み込みトルクTOaの積分値(斜線部分)となる。
本発明は、自動変速装置を備えた電動自転車の自動変速方法に関するものであり、特に、シフトダウンの制御方法に有効である。
本発明の実施の形態における電動自転車の側面図 同、電動自転車の自動変速装置の平面図 同、電動自転車の自動変速装置の制御系のブロック図 同、電動自転車の自動変速装置の変速機の切換動作を示す断面図 同、電動自転車の自動変速装置の連動機構の構成を示す模式図 同、電動自転車の自動変速装置のアクチュエーターの回転軸の回転角度と変速機の変速段との対応関係を示す図 同、電動自転車の自動変速方法(シフトダウン)を示すグラフ 同、電動自転車の自動変速方法における移動平均トルクを示すグラフ 同、電動自転車の自動変速方法における踏み込みトルクのピークを検出する方法を説明する図 同、電動自転車の自動変速方法(シフトダウン)を示すフローチャート 従来の電動自転車の自動変速方法(シフトダウン)を示すフローチャート
符号の説明
11 電動自転車
12 補助電動機
14 自動変速装置
15 ペダル
16 クランク軸
19 制御装置
23 内装変速機
24 アクチュエーター
59 谷間
TOa 踏み込みトルク
TOc 移動平均トルク
TOd トルク閾値
t1 一定時間
t2 所定範囲の時間
P1 1番目のピーク
P2 2番目のピーク

Claims (4)

  1. ペダルに作用する踏力に応じた補助動力を発生する補助電動機と自動変速装置とを備え、
    自動変速装置は変速比の異なる複数の変速段に切換え自在な変速機とこの変速機を作動させるアクチュエーターとを有している電動自転車の自動変速方法であって、
    ペダルによって回転されるクランク軸に作用する踏み込みトルクを検出し、
    前記検出された踏み込みトルクに基づいて、現在より一定時間遡った時点における所定範囲の時間内の踏み込みトルクの積分値である移動平均トルクを求め、
    前記移動平均トルクが所定のトルク閾値以上になった場合、その直後に検出された踏み込みトルクの1番目のピークを検出し、
    前記踏み込みトルクの1番目のピークを検出すると、制御装置が減速信号をアクチュエーターに送信してアクチュエーターを駆動させて減速を開始し、
    前記踏み込みトルクの1番目のピークとその次に検出される2番目のピークとの間の谷間において、変速機が現在の変速段から一段減速側の変速段へ切換えられる切換途中の状態になり、
    踏み込みトルクの2番目のピークに達する前に変速機の減速動作を終了する
    ことを特徴とする電動自転車の自動変速方法。
  2. 走行速度を検出し、
    前記検出された走行速度が所定の速度閾値以下であり且つ移動平均トルクが所定のトルク閾値以上になった場合、その直後に検出された踏み込みトルクの1番目のピークを検出することを特徴とする請求項1記載の電動自転車の自動変速方法。
  3. 踏み込みトルクの1番目のピークを検出すると、補助電動機を停止し、
    変速機の減速動作を終了した時点で、補助電動機を作動させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動自転車の自動変速方法。
  4. 変速機が現在の変速段から一段減速側の変速段へ切換えられたことを検出した場合、変速機の減速動作を終了したと判断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動自転車の自動変速方法。
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