JP5195937B2 - 車載情報処理装置、情報提供装置及び車両用情報処理システム - Google Patents

車載情報処理装置、情報提供装置及び車両用情報処理システム

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Description

本発明は、車載情報処理装置、情報提供装置及び車両用情報処理システムに関するものである。
従来、車載情報処理装置として、車載センサから取得するセンサ情報や、車外情報源(路側通信装置や他車両等)から通信を介して取得する車外支援情報に基づいて、車両制御や運転支援等の各種サービスに必要な処理を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の装置は、センサ情報及びセンサ情報と同様な車外支援情報の両方を取得できる場合には、センサ情報を優先的に利用して走行支援を行うものである。
特開2001−101599号公報
しかしながら、従来の車載情報処理装置にあっては、センサ情報を優先的に利用して処理を行う場合であっても、処理に不要な同様の車外支援情報が車外情報源から提供されるため、例えば通信量の増大や全体のシステム負荷が増大する恐れがある。また、車外支援情報の利用価値の方がセンサ情報の利用価値よりも大きい場合であっても、センサ情報を優先的に利用して車両制御や運転支援等に必要な処理を行うため、取得した情報を有効に活用することができないおそれがある。
そこで、本発明はこのような技術課題を解決するためになされたものであって、車両制御や運転支援等に必要な処理の効率化を図ることができる車載情報処理装置、情報提供装置及び車両用情報処理システムを提供することを目的とする。
すなわち本発明に係る情報提供装置は、支援情報を車両へ提供する情報提供装置であって、前記車両の装備に関する装備情報又は前記車両の車載機器により検出可能な検出可能情報を受信する装置側受信部と、前記装備情報又は前記検出可能情報に基づいて、前記支援情報を用いる支援の優先度を算出する優先度算出部と、前記優先度に基づいて前記支援情報を前記車両へ送信する装置側送信部と、を備えて構成される。
この発明によれば、車両に搭載される装備に関する装備情報、又は車両に搭載される機器により検出可能な検出可能情報を受信し、装備情報又は検出可能情報に基づいて支援情報を用いる支援の優先度を算出することができる。このため、車両の取得可能な情報に基づいて、支援情報を用いる支援の優先度が算出される。そして、優先度に基づいて支援情報が車両へ送信されるので、車両にとって必要な支援に係る支援情報が優先的に車両へ提供される。よって、装置側及び車両側において車両制御や運転支援等に必要な処理の効率化を図ることが可能となる。
ここで、前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記装備情報を受信する場合には、前記装備による支援の程度に基づいて前記優先度を算出することが好適である。
このように構成することで、車両装備により実行可能な支援の程度に応じて、支援情報を用いる支援の優先度が算出される。このため、例えば、車両側で詳細な支援を行うことができる場合には、支援情報を用いる支援の優先度を低く算出したり、車両側で詳細な支援を行うことができない場合には、支援情報を用いる支援の優先度を高く算出したりすることができる。よって、車両が取得できる情報を有効に活用することができる。
また、前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記装備情報を受信する場合には、前記装備により実行できない支援の前記優先度を、他の支援の前記優先度より低く算出することが好適である。
このように構成することで、車両装備が実行できない支援の優先度が、他の支援の優先度より低く算出される。このため、車両装備が利用できない支援情報よりも車両装備が利用できる支援情報を優先的に処理することができる。よって、車両で利用可能な支援情報を優先的に車両へ送信することが可能となる。
また、前記装置側受信部は、前記装備情報として、前記装備の実行が許可されているか否かの設定情報を受信し、前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記設定情報を受信する場合には、実行が許可されていない前記装備による支援の前記優先度を他の支援の前記優先度より低く算出することが好適である。
このように構成することで、車両装備を備えていても当該車両装備の実行が許可されていない場合には、実行が許可されていない装備による支援の優先度が他の支援の優先度より低く算出される。このため、実行可能な装備による支援の支援情報を、優先的に車両へ送信することができる。
また、前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記検出可能情報を受信する場合には、前記検出可能情報と重複する前記支援情報を用いる支援の前記優先度を他の支援の前記優先度より低く算出することが好適である。
このように構成することで、検出可能情報と重複する支援情報を用いる支援の優先度が他の支援の優先度より低く算出される。このため、支援情報のうち、車載機器により取得可能な情報と重複する支援情報に比べて、車載機器により取得ができない支援情報を優先的に車両へ送信することができる。
また、前記装置側受信部は、前記車両の運転者の運転特性をさらに受信し、前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記運転者の前記運転特性を受信する場合には、前記運転者の前記運転特性に基づいて前記支援の前記優先度を算出することが好適である。
このように構成することで、支援の優先度が運転特性を考慮して算出される。このため、運転者にとって必要な支援に係る支援情報を優先的に車両へ送信することができる。
さらに、前記装置側送信部は、前記支援の前記優先度が低いほど前記支援に係る支援情報の提供順位を低くして送信し、又は、前記支援の前記優先度が低いほど前記支援に係る支援情報の情報量を少なくして送信することが好適である。
このように構成することで、支援の優先度が低いほど当該支援に係る支援情報が低い提供順位で提供され、又は、支援の優先度が低いほど当該支援に係る支援情報が少ない情報量で提供される。このため、車両側で必要とする支援情報を効率的に提供することができるので、通信情報量を減少させたり、システム負荷を軽減させたりすることが可能となる。
また、本発明に係る車両用情報処理システムは、車両及び情報提供装置を有する車両用情報処理システムであって、前記車両は、前記車両の装備に関する装備情報、又は、前記車両の車載機器により検出可能な検出可能情報を前記情報提供装置へ送信する車両側送信部と、前記情報提供装置から支援情報を受信する車両側受信部と、を備え、前記情報提供装置は、前記装備情報又は前記検出可能情報を受信する装置側受信部と、前記装備情報又は前記検出可能情報に基づいて、前記支援情報を用いる支援の優先度を算出する優先度算出部と、前記優先度に基づいて前記支援情報を前記車両へ送信する装置側送信部と、を備えて構成される。
この発明によれば、車両が、車両装備に関する装備情報、又は車載機器により検出可能な検出可能情報を情報提供装置へ送信し、情報提供装置が、装備情報又は検出可能情報に基づいて、支援情報を用いる支援の優先度を算出し、算出した優先度に基づいて支援情報を車両へ送信することができる。このため、車両の取得可能な情報に基づいて、支援情報を用いる支援の優先度が算出され、優先度に基づいて支援情報が車両へ送信されるので、車両にとって必要な支援情報が優先的に車両へ提供される。よって、装置側及び車両側において車両制御や運転支援等に必要な処理の効率化を図ることが可能となる。
また、本発明に係る車載情報処理装置は、車両に搭載される装備により取得した情報に基づいて第1支援を行うとともに、車外情報源から取得した情報に基づいて第2支援を行う車両に搭載される車載情報処理装置であって、前記装備に関する装備情報、及び前記車外情報源から取得した情報に基づいて、前記第1支援及び第2支援の優先度を算出する優先度算出部と、前記優先度に基づいて前記第1支援又は第2支援に関する処理を行う処理部と、を備えて構成される。
この発明では、車両装備及び支援情報に基づいて、車両側に備わる優先度算出部により支援の優先度が算出される。このため、例えば車両側で取得した情報を用いて行う支援内容と、車外情報源から取得した情報を用いて行う支援内容とが重複する場合であっても、一方の支援の処理を優先的に行うことが可能となる。よって、第1支援及び第2支援を同時に実行することを回避することが可能となるので、車両制御や運転支援等に必要な処理の効率化を図ることができる。
本発明によれば、車両制御や運転支援等に必要な処理の効率化を図ることができる。
第1〜第3実施形態に係る車両用情報処理システムの構成概要図である。 第1実施形態に係る車両用情報処理システムの構成概要を示すブロック図である。 第1実施形態に係る車載情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る情報提供装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報提供装置の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る車両用情報処理システムの構成概要を示すブロック図である。 第3実施形態に係る車載情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る車両用情報処理システムの構成概要を示すブロック図である。 第4実施形態に係る車載情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…車両用情報処理システム、2…車両、3…路側支援装置(情報提供装置)、20…車載情報処理装置、21…センサ部(車載機器)、23…車両側送信部、24…車両側受信部、25…支援処理部(車両装備)、26…装備情報、27…検出可能情報、30…装置側受信部、31…優先度算出部、32…装置側送信部、33…支援情報。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
本実施形態に係る車両用情報処理システムは、車載機器から取得できる情報や、車外情報源(路側通信装置や他車両等)から取得できる支援情報に基づいて、車両制御や運転支援等の各種サービス(各種支援)に必要な処理を行うものに好適に採用されるものである。
最初に、本実施形態に係る車両用情報処理システムの概要から説明する。図1は、本実施形態に係る車両用情報処理システム1の概要図である。なお、図1では、主道路70と従道路72とが交差点60で交差する道路を例に示している。また、主道路70の信号機を信号機80とし、従道路の信号機を信号機81として示している。
図1に示すように、車両用情報処理システム1は、路側支援装置(情報提供装置)3を備えている。路側支援装置3は、道路上、道路の路側又はその周辺に配置されており、例えば光ビーコンが用いられる。また、路側支援装置3の設置地点付近を通過する車両2を検知して、車両2と通信する機能を有している。この路車間通信は、所定の範囲内(路車間通信サービス区間)でのみ行われる、いわゆるスポット通信である。
また、路側支援装置3は、例えば交通制御を行う中央管理センターや他車両から周辺の信号機の信号機情報、周辺の道路情報、又は周辺の障害物情報等を受信可能に構成されている。そして、路側支援装置3は、スポット通信により車両2に対して、信号機情報、道路情報、障害物情報等の支援情報を提供する機能を有している。例えば、路側支援装置3は、路車間通信サービス区間内である主道路70の地点K1を走行する車両2に対して、主道路70の道路情報、主道路70の障害物情報、車両2の進行方向に設置されている信号機80の信号機情報等の支援情報を提供する機能を有している。
このように、車両用情報処理システム1においては、路側支援装置3の路車間通信サービス区画において、スポット通信を介して支援情報が車両2へ提供される構成とされている。車両2は、路車間通信サービス区間を通過する際に、路側支援装置3と相互通信して情報を取得し、取得した情報に基づいて車両制御や運転支援を行う機能を有している。また、車両2は、車載機器から取得した情報に基づいて車両制御や運転支援を行う機能を有している。
次に、本実施形態に係る車両用情報処理システム1の詳細な構成を説明する。図2は、本実施形態に係る車両用情報処理システム1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、車両用情報処理システム1は、双方向通信可能に構成された車両2及び路側支援装置3を備えている。
最初に、車両2の構成について詳細を説明する。車両2は、センサ部21及び車載情報処理装置20を備えている。
センサ部21は、車両2の車載機器であって、車両2の周囲の走行環境情報、車両2の周囲の障害物情報、又は車両2の車両状態情報を取得する機能を有している。センサ部21としては、例えば、車両2の走行レーンを認識するためのレーン認識センサや画像センサ、車両2の周辺の障害物や後続車両を検知し距離情報を取得する電磁波センサやミリ波センサ、ヨーレートを計測するヨーレートセンサ、ハンドル舵角及びタイヤ角を検知する舵角センサ、加速度を検出する加速度センサ、車輪速を計測する車輪速センサ等が用いられる。また、センサ部21は、取得した情報を車載情報処理装置20へ出力する機能を有している。
車載情報処理装置20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び入出力インターフェイスなどを備えて構成されている。そして、車両側送信部23、車両側受信部24及び支援処理部25を備えて構成される。
車両側送信部23は、路側支援装置3へ情報を送信する機能を有している。例えば、車両側送信部23は、車両2の装備情報26又は検出可能情報27を路側支援装置3へ出力する機能を有している。装備情報26は、車両2に備わる装備に関する情報であり、詳細は後述する。検出可能情報27は、センサ部21により取得可能な情報であって、例えば車両2が有するメモリに予め格納されている。
車両側受信部24は、路側支援装置3から支援情報を受信可能に構成されている。支援情報は、車両制御や運転支援に関する処理に用いられる情報であって、例えば車両2周辺の信号機の信号機情報、道路情報、又は障害物情報等である。この支援情報の詳細は後述する。また、車両側受信部24は、受信した支援情報を支援処理部25へ出力する機能を有している。
支援処理部25は、車両2の走行制御もしくは走行支援、又は運転者の運転支援等の各種サービスを行う機能を有しており、いわゆる車両装備である。また、この支援処理部25は、各種サービスを行うために必要な情報の入力経路を2つ有している。第1の入力経路は、センサ部21等の車載機器が出力した情報を入力する経路である。第2の入力経路は、車両側受信部24が出力した支援情報、すなわち通信を介して受信した情報を入力する経路である。支援処理部25は、第1又は第2の入力経路の何れか一方又は双方を経由して入力した情報に基づいて各種サービスを実行可能に構成されている。
支援処理部25が実行する各種サービスの詳細を説明する。車両制御のサービスとして、例えば、VDIM(Vehicle Dynamics Integrated Management)、VSC(Vehicle Stability Control)、ABS(Anti-lock Brake System)、TRC(Traction Control)、ブレーキアシスト等が用いられる。また、走行支援又は運転支援のサービスとして、例えば、ナビゲーションシステムによる案内、ACC(Adaptive Cruise Control)、LKA(Lane-Keeping Assist)、ナイトビュー等が用いられる。また、予防安全のサービスとして、例えば、PCS(Pre-Crash Safety System)等が用いられる。支援処理部25は、上述した各種サービスの少なくとも1つを実行可能に構成されている。
ここで、装備情報26の詳細を説明する。装備情報26は、車両2に備わる装備に関する情報であって、例えば車両2が有するメモリに格納されている。この装備情報26は、支援処理部25が実行可能な車両制御、運転支援又は予防安全等の機能に関する情報である。例えば、装備情報26として、支援処理部25がVDIM、VSC、ABS、TRC、ブレーキアシスト、ナビゲーションシステム、ACC、LKA、ナイトビュー、PCS等の機能を備えているか否かを示す情報が用いられる。また、装備情報26には、それらの装備の詳細内容や設定情報の詳細も含まれてもよい。装備情報26として、例えば、装備名、支援内容、詳細機能、導入日、バージョン、支援レベル、支援実行可否等の情報が用いられる。運転者により変更可能な設定情報が装備情報26に含まれる場合には、装備情報26はその設定ごとに更新される構成とされている。
次に、路側支援装置3の構成について詳細を説明する。路側支援装置3は、支援情報33を車両2へ提供する機能を有している。支援情報33は、車両2の走行制御もしくは走行支援、又は運転者の運転支援等の各種サービスを実行するために必要な情報である。支援情報33には、車両2が少なくとも1種類のサービスを実行するために必要な情報が含まれる。支援情報33として、例えば、車両2周辺の信号機の信号機情報、道路情報、又は障害物情報等が用いられる。具体的には、信号機の点灯サイクル情報、交通情報、道路線形情報、車線情報、速度規制情報、先行車情報、歩行者情報等が用いられる。また、路側支援装置3は、装置側受信部30、優先度算出部31及び装置側送信部32を備えている。
装置側受信部30は、車両2の車両側送信部23から装備情報26又は検出可能情報27を受信可能に構成されている。装置側受信部30として、例えば赤外線の受光機器が用いられる。また、装置側受信部30は、受信した装備情報26又は検出可能情報27を優先度算出部31へ出力可能に構成されている。
優先度算出部31は、支援情報33を用いるサービスの優先度を算出する機能を有している。この優先度とは、サービスに関する処理を優先する度合いを示すものである。すなわち、優先度の大きさに応じてサービスに関する処理が実行されることとなる。例えば、サービスに関する処理順位や処理対象とする情報量を変化させない場合には優先度を所定値(例えば1)とし、所定値より大きい優先度のサービスほど優先的に処理し、所定値より小さい優先度のサービスほど優先せずに処理することとしてもよい。また、優先度算出部31は、例えば、支援情報33を用いるサービスごとに優先度を算出する。例えば、支援情報33に信号機情報及び障害物情報が含まれる場合には、優先度算出部31は、信号機情報又は障害物情報を用いる各種サービスそれぞれについて優先度を算出する。また、優先度算出部31は、車両2の装備情報26又は検出可能情報27に基づいて支援情報33を用いるサービスの優先度を算出する。例えば、優先度算出部31は、装備情報26に基づいて車両2が実行可能なサービスの種別を判定し、車両2が実行可能なサービスの種別と、支援情報33を用いるサービスの種別とに基づいて、支援情報33を用いるサービスの優先度を算出する機能を有している。また、優先度算出部31は、検出可能情報27に基づいて車両2のセンサ部21が取得可能な情報を判定し、車両2のセンサ部21が取得可能な情報と、支援情報33とに基づいて、支援情報33を用いるサービスの優先度を算出する機能を有している。また、優先度算出部31は、算出した優先度を装置側送信部32へ出力する機能を有している。
装置側送信部32は、車両2へ支援情報33を送信する機能を有している。装置側送信部32として、例えば赤外線の投光機器が用いられる。また、装置側送信部32は、支援情報33に異なる種類の情報が複数含まれる場合には、優先度算出部31により算出された各種サービスの優先度に基づいて、支援情報33を種類ごとに送信する機能を有している。支援情報33に異なる種類の情報が複数含まれる場合とは、異なるサービスに係る支援情報33が寄せ集まって、支援情報33を構成している場合である。例えば、支援情報33にブレーキアシストに用いられる道路線形情報と、情報報知に用いられる歩行者情報とが含まれる場合である。また、装置側送信部32は、サービスの優先度を、送信順位(提供順位)や送信情報量に対応させて支援情報33を送信する機能を有している。例えば、装置側送信部32は、所定のサービスの優先度が他のサービスの優先度より低い場合には、所定のサービスに係る支援情報33の送信順位を他のサービスに係る支援情報33に比べて遅くして車両2へ送信する機能を有している。あるいは、装置側送信部32は、所定のサービスの優先度が他のサービスの優先度より低い場合には、所定のサービスに係る支援情報33の情報量を小さくして車両2へ送信する機能を有している。
次に、本実施形態に係る車両用情報処理システム1の動作について説明する。最初に、車載情報処理装置20の動作について説明する。図3は、本実施形態に係る車載情報処理装置20の動作を示すフローチャートである。図3に示す制御処理は、例えば車両2のイグニッションオンされたタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。なお、説明理解の容易性を考慮し、図3では車両2が装備情報26を路側支援装置3へ送信する例を説明する。
図3に示すように、車載情報処理装置20は、通信判定処理から実行する(S10)。S10の処理は、例えば車両側受信部24が実行し、路側支援装置3とスポット通信を開始したか否かを判定する処理である。例えば、車両側受信部24は、車両2を検知し通信を開始する旨の情報を路側支援装置3から受信したか否かを判定する。S10の処理において、路側支援装置3と通信を開始していないと判定した場合には、図3に示す制御処理を終了する。一方、S10の処理において、路側支援装置3と通信を開始したと判定した場合には、装備情報送信処理へ移行する(S12)。
S12の処理は、車両側送信部23が実行し、路側支援装置3へ装備情報26を送信する処理である。車両側送信部23は、予め記録された装備情報26を路側支援装置3へ送信する。例えば、支援処理部25がナビゲーションシステムを有しているとする。この場合、車両側送信部23は、例えば、「装備名:ナビゲーションシステム、支援内容:情報支援、詳細機能:地図情報案内機能及び一時停止案内機能、導入日:YYMMDD、バージョン:XX、支援レベル:大、支援実行:許可状態」等の装備情報26を路側支援装置3へ送信する。S12の処理が終了すると、支援情報受信処理へ移行する(S14)。
S14の処理は、車両側受信部24が実行し、路側支援装置3から支援情報33を受信する処理である。この処理で受信する支援情報33の詳細については後述する。S14の処理が終了すると、支援実行処理へ移行する(S16)。
S16の処理は、支援処理部25が実行し、S14の処理で受信した支援情報33に基づいて車両制御、運転支援又は予防安全等の各種サービスを実行する処理である。例えば、S14の処理で歩行者情報を受信した場合には、支援処理部25は、受信した歩行者情報に基づいて情報提供を実行する。S16の処理が終了すると、図3に示す制御処理を終了する。
以上で図3に示す制御処理を終了する。なお、車両2が検出可能情報27を路側支援装置3へ送信する場合には、S12の処理において車両側送信部23が検出可能情報27を送信すればよい。図3に示す制御処理を実行することで、車両2は、路側支援装置3から支援情報33を受信して、各種サービスを実行することができる。
次に、路側支援装置3の動作について説明する。図4は、本実施形態に係る路側支援装置3の動作を示すフローチャートである。図4に示す制御処理は、例えば路側支援装置3の電源がONされたタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。なお、説明理解の容易性を考慮し、図4では路側支援装置3が車両2の装備情報26を受信する例を説明する。
図4に示すように、路側支援装置3は、通信判定処理から実行する(S20)。S20の処理は、路側支援装置3が実行し、車両2とスポット通信を開始したか否かを判定する処理である。例えば、路側支援装置3は、装置側送信部32により道路に向けて赤外光を所定間隔で投光し、車両2が路側支援装置3の設置付近を通過したか否かを検知する。そして、路側支援装置3は、車両2に対して通信を開始する旨を送信し、送信が成功した場合には、車両2と通信を開始したと判定する。S20の処理において、車両2と通信を開始していないと判定した場合には、図4に示す制御処理を終了する。一方、S20の処理において、車両2と通信を開始したと判定した場合には、受信処理へ移行する(S22)。
S22の処理は、装置側受信部30が実行し、車両2から装備情報26を受信する処理である。例えば、車両2の支援処理部25がナビゲーションシステムを有しているとする。この場合、装置側受信部30は、例えば、「装備名:ナビゲーションシステム、支援内容:情報支援、詳細機能:地図情報案内機能及び一時停止案内機能、導入日:YYMMDD、バージョン:XX、支援レベル:大、支援実行:許可状態」等の装備情報26を車両側送信部23から受信する。S22の処理が終了すると、種別比較処理へ移行する(S24)。
S24の処理は、優先度算出部31が実行し、支援情報33及びS22の処理で受信した装備情報26に基づいて、路側支援装置3が提供するサービスと、車両装備が提供するサービスとを比較する処理である。例えば、優先度算出部31は、支援情報33に基づいて、サービス種別を判定する。例えば、優先度算出部31は、支援情報33に対応するサービス種別を格納したテーブルを備えており、当該テーブルに基づいて支援情報33を用いるサービス種別を判定する。例えば、優先度算出部31は、支援情報33が一時停止情報である場合には、当該テーブルを参照してサービス種別を「情報提供」と判定し、そのサービスの内容(詳細機能)は「一時停止の報知」であると判定する。そして、優先度算出部31は、支援情報33により提供されるサービスの種別又は内容と、装備情報26に格納されたサービスの種別又は内容とを比較して、両者のサービス(あるいはサービスにより提供される機能)が類似しているか否かを判定する(S26)。例えば、優先度算出部31は、一方のサービスによりもたらされる結果と、他方のサービスによりもたらされる結果とが同一又は重複する場合には、両者のサービス(あるいはサービスにより提供される機能)は類似と判定する。例えば、一例として、支援情報33が一時停止情報であり、車両2にナビゲーションシステムが装備され、当該ナビゲーションシステムが一時停止案内機能を有するとする。この場合、優先度算出部31は、支援情報33を用いるサービスは「一時停止の報知、一時停止に関する車両制御等」であり、装備情報26により特定される装備(ナビゲーションシステム)により提供されるサービスは「一時停止案内」であるので、両サービスにより提供される機能は類似すると判定する。また、他の例として、支援情報33が障害物情報であり、車両2にPCSが装備されているとする。この場合、優先度算出部31は、支援情報33を用いるサービスは「障害物報知、衝突に対応する車両制御」であり、装備情報26により特定される装備(PCS)により提供されるサービスは「衝突不可避判断、乗員保護、衝突速度減速」であるので、両サービスの機能は類似すると判定する。また、他の例として、支援情報33が障害物情報であり、車両2にナビゲーションシステムが装備され、当該ナビゲーションシステムが一時停止案内機能を有するとする。この場合、上述の通り、支援情報33を用いるサービスは、「障害物報知、衝突に対応する車両制御」であり、装備により提供されるサービスは、「一時停止案内」であるので、両サービスの機能は類似しないと判定する。このように、優先度算出部31は、支援情報33を用いるサービスの種別又は機能と、装備情報26とを比較して、類似機能があるか否かを判定する。S26の処理において、支援情報33を用いるサービスと、装備情報26に示す装備により提供されるサービスとが類似する場合、すなわち、両サービスが類似機能を有すると判定した場合には、優先情報送信処理へ移行する(S28)。
S28の処理は、優先度算出部31及び装置側送信部32が実行し、車両2に支援情報33を送信する処理である。優先度算出部31は、S26の処理で判定した結果に基づいて、類似機能を有するサービスの優先度を他のサービスの優先度より低く算出する。例えば、支援情報33が一時停止情報を含み、車両2にナビゲーションシステムの一時停止案内機能が装備されているとする。この場合、優先度算出部31は、支援情報33である一時停止情報を用いたサービスの優先度を、他のサービスの優先度より低く算出する。そして、装置側送信部32は、算出された優先度に基づいて支援情報33を車両2へ送信する。例えば、装置側送信部32は、類似機能に関するサービスに用いられる支援情報33は送信せずに、当該支援情報33以外の支援情報33を車両2へ送信する。あるいは、類似機能に関するサービスに用いられる支援情報33の送信順位を他の支援情報33の送信順位より低くしたり、情報量を減らしたりして車両2へ送信する。すなわち、装置側送信部32は、支援情報33のうち、一時停止情報以外の支援情報33を優先的に送信する。S28の処理が終了すると、図4に示す制御処理を終了する。
一方、S26の処理において、支援情報33を用いるサービスの機能と、装備情報26に示す装備によるサービスの機能とが類似しないと判定した場合には、情報送信処理へ移行する(S30)。S30の処理は、装置側送信部32が実行し、すべての支援情報33を車両2へ送信する処理である。S30の処理が終了すると、図4に示す制御処理を終了する。
以上で図4に示す制御処理を終了する。なお、路側支援装置3が検出可能情報27を受信する場合には、S24、S26の処理において優先度算出部31が検出可能情報27と提供可能な支援情報33とを比較して、両者のサービスによる機能が類似するか否か判定し、支援内容が重複する場合には、検出可能情報27と重複する支援情報33を用いるサービスの優先度を、他のサービスの優先度より低く算出すればよい。
図4に示す制御処理を実行することで、路側支援装置3において、車両2から装備情報26が受信され、受信した装備情報26により車両2に不必要なサービス種別が判定され、車両2に必要なサービス種別に関する支援情報33が優先的に車両2へ送信される。又は、路側支援装置3において、車両2から検出可能情報27が受信され、検出可能情報27と重複しない支援情報33が優先的に車両2へ送信される。よって、車両2へ送信するデータ量を減少することができるので送信処理速度や通信速度を向上させるができる。また、車両2が受信するデータ量の大きさは受信時間に影響する。図4に示す制御処理を実行することで、送信する支援情報33を、車両2が必要とするサービスや情報に限定することができる。このため、車両2の受信処理の負荷を軽減させて迅速にサービスを提供させることが可能となる。
上述したように、第1実施形態に係る車両用情報処理システム1によれば、車両2が支援処理部25に関する装備情報26、又は、車両2のセンサ部21により検出可能な検出可能情報27を路側支援装置3へ送信し、路側支援装置3が装備情報26又は検出可能情報27に基づいて、支援情報33を用いるサービスの優先度を算出し、算出した優先度に基づいて支援情報33を車両2へ送信することができる。このため、車両2の取得可能な情報に基づいて支援情報33を用いるサービスの優先度が算出され、優先度に基づいて支援情報33が車両2へ送信されるので、車両2にとって必要なサービスに係る支援情報33が優先的に車両2へ提供される。よって、路側支援装置3側及び車両2側において車両制御や運転支援等に必要な処理の効率化を図ることが可能となる。
また、第1実施形態に係る路側支援装置3によれば、車両2に搭載される装備に関する装備情報26、又は、車両2のセンサ部21により検出可能な検出可能情報27を受信し、装備情報26又は検出可能情報27に基づいて、支援情報33を用いるサービスの優先度を算出することができる。このため、車両2の取得可能な情報に基づいて支援情報33を用いるサービスの優先度が算出される。そして、優先度に基づいて支援情報33が車両2へ送信されるので、車両2にとって必要なサービスに係る支援情報33が優先的に車両2へ提供される。よって、路側支援装置3側及び車両2側において車両制御や運転支援等に必要な処理の効率化を図ることが可能となる。
また、第1実施形態に係る路側支援装置3によれば、装置側受信部30により検出可能情報27を受信する場合には、検出可能情報27と重複する支援情報33を用いるサービスの優先度を他のサービスの優先度より低く算出することができる。このため、支援情報33のうち、センサ部21により取得可能な情報と重複する支援情報33に比べて、センサ部21により取得ができない支援情報33を優先的に車両へ送信することが可能となる。
さらに、第1実施形態に係る路側支援装置3によれば、装置側送信部32が、サービスの優先度が低いほど、当該サービスに係る支援情報33の送信順位を低くして送信し、又は、サービスの優先度が低いほど当該サービスに係る支援情報33の情報量を少なくして送信することができる。このため、優先度の低いサービスに係る支援情報33、すなわち車両側で必要としない支援情報33が低い提供順位で送信され、あるいは、少ない情報量で送信される。よって、車両2側で必要とする支援情報33を効率的に提供することが可能となるので、路側支援装置3と車両2との通信量を減少させたり、システム全体の負荷を軽減させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る車両用情報処理システム1は、第1実施形態に係る車両用情報処理システム1とほぼ同様に構成されるものであって、第1実施形態に係る車両用情報処理システム1と比べ、路側支援装置3における優先度算出部31の機能の一部が相違する。なお、第2実施形態においては、第1実施形態と重複する部分は説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第2実施形態に係る車両2は、第1実施形態に係る車両2とほぼ同様に構成されており、各装備の機能のON/OFFや支援レベルを運転者によって設定することができる構成とされている。また、第2実施形態に係る路側支援装置3は、第1実施形態に係る路側支援装置3とほぼ同様に構成され、第1実施形態に係る路側支援装置3に比べて、優先度算出部31による優先度の算出方法のみが相違する。例えば、優先度算出部31は、装置側受信部30により装備情報26を受信する場合には、車両2の装備によるサービスの程度に基づいてサービスの優先度を算出する機能を有している。すなわち、第1実施形態に係る優先度算出部31は、車両2の装備により提供されるサービスと支援情報33を用いるサービスとが類似すれば、当該支援情報33を用いるサービスの優先度を他のサービスの優先度より低く算出する機能を有するのに対し、第2実施形態に係る優先度算出部31は、車両2の装備により提供されるサービスと支援情報33を用いるサービスとが類似する場合(例えば同一種類のサービス内容)であっても、そのサービスの程度に応じて優先度を算出する機能を有する。ここで、サービスの程度とは、装備の支援内容により定まるサービスレベルである。例えば、同一の情報提供支援であっても、参照元となるデータの精度等に応じてサービスレベルは変化する。例えば、ナビゲーションシステムが装備されている場合には、地図情報の精度が良いほどサービスレベルは高くなる。また、運転者により装備の機能が設定される場合には、サービスの程度は運転者の設定に応じて変化する。例えば、地図情報等の報知のレベルが運転者によって設定される場合には、運転者の設定に応じてサービスレベルが変化する。優先度算出部31は、例えば、車両2の装備により提供されるサービスと支援情報33を用いるサービスとが同一種類のサービス内容である場合には、装備情報26に基づいて装備によるサービスレベルを把握する機能を有している。そして、優先度算出部31は、装備により提供されるサービスレベルが所定値よりも大きい場合には、支援情報33を用いるサービスの優先度を他のサービスの優先度より低く設定する機能を有している。この所定値は、支援情報33を用いるサービスの程度により予め設定されていてもよい。このように所定値を設定した場合には、優先度算出部31は、装備により提供されるサービスレベルが支援情報33を用いるサービスレベルよりも大きい場合には、支援情報33を用いるサービスの優先度を他の支援情報33の優先度より低く設定し、装備により提供されるサービスレベルが支援情報33を用いるサービスレベルよりも小さい場合には、支援情報33を用いるサービスの優先度を高く設定する機能を有する。なお、その他の機能は第1実施形態に係る優先度算出部31と同様である。
次に、本実施形態に係る車両用情報処理システム1の動作について説明する。なお、車両2の動作は、図3に示す制御処理と同様であるので省略し、本実施形態に係る路側支援装置3の動作について説明する。図5は、本実施形態に係る路側支援装置3の動作を示すフローチャートである。図5に示す制御処理は、例えば路側支援装置3の電源がONされたタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。なお、説明理解の容易性を考慮して、以下では、車両2には装備としてナビゲーションシステムが搭載されているものとする。また、路側支援装置3が提供可能な支援情報33には道路線形情報が含まれているものとする。
図5に示すように、路側支援装置3は、通信判定処理から実行する(S40)。S40の処理は、図4に示すS20の処理と同様であり、車両2とスポット通信を開始したか否かを判定する処理である。S40の処理において、車両2と通信を開始していないと判定した場合には、図5に示す制御処理を終了する。一方、S40の処理において、車両2と通信を開始したと判定した場合には、受信処理へ移行する(S42)。
S42の処理は、図4に示すS22の処理と同様であり、車両2から装備情報26を受信する処理である。ここでは、ナビゲーションシステムの装備情報26として、装備名、支援内容、詳細機能、導入日、バージョン、支援レベル、支援実行可否等に加えて、地図情報レベルも取得する。地図情報レベルとは、ナビゲーションのグレード、地図データ量、ナビの履歴更新日時、自宅からの距離、走行履歴回数等により決定される値である。例えば、上述したナビゲーションのグレード、地図データ量、走行履歴回数等が大きいほど、あるいは自宅からの距離や更新日時から経過した日数が小さいほど、地図情報レベルは高い。サービスに用いられる地図情報の地図情報レベルが高いほど、サービスレベルは高くなる。すなわち、地図情報レベルを用いてサービスレベルを判断することが可能である。S42の処理が終了すると、地図レベル判定処理へ移行する(S44)。
S44の処理は、優先度算出部31が実行し、S42の処理で取得した地図情報レベルを判定する処理である。優先度算出部31は、例えば、装備の地図情報レベルが所定値より大きいか否かを判定する。所定値は、例えば支援情報33である道路線形情報の精度に基づいて設定される。S44の処理において、地図情報レベルが所定値より高いと判定した場合には、送信処理へ移行する(S46)。
S46の処理は、優先度算出部31及び装置側送信部32が実行し、車両2に支援情報33を送信する処理である。優先度算出部31は、支援情報33のうち道路線形情報を用いるサービスの優先度を他の支援情報33を用いるサービスの優先度より低く算出する。そして、装置側送信部32は、算出された優先度に基づいて支援情報33を送信する。すなわち、装置側送信部32は、支援情報33のうち、道路線形情報以外の支援情報33を優先的に送信する。例えば、装置側送信部32は、道路線形情報の情報量を減らしたりして支援情報33を車両2へ送信する。例えば、装置側送信部32は、各ノードの道路線形情報すべてを送信せずに、交差点の道路線形情報のみを送信する。なお、道路線形情報は送信せずに、他の支援情報33を車両2へ送信してもよいし、あるいは、道路線形情報の送信順位を他の支援情報33より低くして支援情報33を車両2へ送信してもよい。S46の処理が終了すると、図5に示す制御処理を終了する。
一方、S44の処理において、地図情報レベルが所定値より高くないと判定した場合には、送信処理へ移行する(S46)。S46の処理は、装置側送信部32が実行し、すべての支援情報33を車両2へ送信する処理である。S46の処理が終了すると、図5に示す制御処理を終了する。
以上で図5に示す制御処理を終了する。図5に示す制御処理を実行することで、路側支援装置3において、車両2から装備情報26が受信され、受信した装備情報26の地図情報レベルが所定値より高いか否かが判定され、地図情報レベルが所定値より高い場合には、道路線形情報の情報量を小さくして車両2へ送信される。よって、車両2へ送信するデータ量を減少することができるので送信処理速度や通信速度を向上させるができる。また、車両2が受信するデータ量の大きさは受信時間に影響する。図5に示す制御処理を実行することで、地図情報レベルが所定値より高い場合には、道路線形情報の情報量を小さくすることができるので、車両2の受信処理の負荷を軽減させて迅速にサービスを提供させることが可能となる。
上述したように、第2実施形態に係る路側支援装置3によれば、車両2の装備により提供されるサービスの程度に基づいて、支援情報33を用いるサービスの優先度を算出することができる。このため、支援情報33を用いるサービスと、車両2の装備により実行可能なサービスとの種別が同一であっても、装備により実行可能なサービスの程度に応じて支援情報33を用いるサービスの優先度が算出される。すなわち、車両2側で詳細なサービスを行うことができる場合には、支援情報33を用いるサービスの優先度を低く算出したり、車両2側で詳細なサービスを行うことができない場合には、支援情報33を用いるサービスの優先度を高く算出したりすることができる。よって、利用価値の高い情報を優先的に処理することが可能となる。すなわち、車両2が利用できる情報を有効に活用することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る車両用情報処理システム1は、第1実施形態に係る車両用情報処理システム1とほぼ同様に構成されるものであって、第1実施形態に係る車両用情報処理システム1と比べ、路側支援装置3における優先度算出部31の機能の一部が相違する。なお、第3実施形態においては、第1、2実施形態と重複する部分は説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第3実施形態に係る車両2は、第1実施形態に係る車両2とほぼ同様に構成され、ドライバ特性情報28を有する点が相違する。ドライバ特性情報28は、運転者の運転特性である。ドライバ特性情報28として、例えば、走行ルート、加減速に関する情報、右左折のタイミング等、過去の運転実績に関する情報が用いられる。また、車両2の車両側送信部23は、ドライバ特性情報28を路側支援装置3へ送信する機能を有している。車両2のその他の構成は第1実施形態に係る車両2の構成と同様である。
また、第3実施形態に係る路側支援装置3は、第1実施形態に係る路側支援装置3とほぼ同様に構成され、第1実施形態に係る路側支援装置3と比べて、装置側受信部30が受信する情報、及び優先度算出部31による優先度の算出方法が相違する。例えば、装置側受信部30は、車両2から、装備情報26、検出可能情報27又はドライバ特性情報28の何れか一つを受信する機能を有している。優先度算出部31は、例えば、装置側受信部30から装備情報26を入力する場合には、車両2の装備により実行できないサービスの優先度を他のサービスの優先度より低く算出する機能を有している。また、優先度算出部31は、例えば、装置側受信部30から装備情報26を入力する場合であって、車両2の装備により実行できるサービスが情報提供のみである場合には、支援情報33を用いるサービスの優先度を所定値より小さく設定する機能を有している。この所定値は、例えば通常のデータ量で送信する場合を1として設定すればよい。また、優先度算出部31は、例えば、装置側受信部30から装備情報26を入力する場合には、実行が許可されていない装備によるサービスの優先度を、他のサービスの優先度より低く算出する機能を有している。例えば、運転者により装備の機能がOFFとされている場合には、当該装備によるサービスの優先度を、他のサービスの優先度より小さく算出する機能を有している。また、優先度算出部31は、例えば、装置側受信部30からドライバ特性情報28を入力する場合には、ドライバ特性情報28に基づいてサービスの優先度を算出する機能を有している。その他の構成は、第1実施形態に係る優先度算出部31の構成と同様である。
次に、本実施形態に係る車両用情報処理システム1の動作について説明する。なお、車両2の動作は、図3に示す制御処理とほぼ同様であってS12の処理においてドライバ特性情報28を送信する点のみが相違するため、説明を省略し、本実施形態に係る路側支援装置3の動作について説明する。図7は、本実施形態に係る路側支援装置3の動作を示すフローチャートである。図7に示す制御処理は、例えば路側支援装置3の電源がONされたタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。なお、説明理解の容易性を考慮し、支援情報33を用いるサービスの全てには、予め基準となる優先度1が設定されているとする。
図7に示すように、路側支援装置3は、通信判定処理から実行する(S50)。S50の処理は、図4に示すS20の処理と同様であり、車両2とスポット通信を開始したか否かを判定する処理である。S50の処理において、車両2と通信を開始していないと判定した場合には、図7に示す制御処理を終了する。一方、S50の処理において、車両2と通信を開始したと判定した場合には、受信処理へ移行する(S52)。
S52の処理は、図4に示すS22の処理とほぼ同様であり、車両2から装備情報26及びドライバ特性情報28を受信する処理である。例えば、装置側受信部30は、装備情報26として、装備名、支援内容、詳細機能、導入日、バージョン、支援レベル、支援実行の可否等の情報を受信する。また、装置側受信部30は、ドライバ特性情報28として、車両2の運転者の運転特性、例えば、走行ルート、加減速に関する情報、右左折のタイミング等、過去の運転実績に関する情報を受信する。S52の処理が終了すると、装備判定処理へ移行する(S54)。
S54の処理は、優先度算出部31が実行し、支援情報33を入力としてサービス可能な装備を、車両2が有しているか否かを判定する処理である。優先度算出部31は、例えばS52の処理で取得した装備情報26に基づいて、支援情報33を入力とする装備を車両2が有するか否かを判定する。この判定は、例えば支援情報33に対応した装備が記載されたテーブルを用いて判定してもよいし、装備情報26に各装備の入力可能なデータに関する情報を含めておき、当該装備情報26に基づいて判定してもよい。S54の処理において、支援情報33を入力とする装備を車両2が有すると判定した場合には、支援内容判定処理へ移行する(S56)。
S56の処理は、優先度算出部31が実行し、装備情報26に基づいて、車両2の装備により提供されるサービスが情報提供のみであるか否かを判定する処理である。例えば、優先度算出部31は、S52の処理において受信した装備情報26のうち、装備名又は詳細機能に係る項目を参照して、情報提供機能のみを有しているか否かを判定する。S56の処理において、車両2の装備により提供されるサービスが情報提供のみでないと判定した場合には、実行許可判定処理へ移行する(S58)。
S58の処理は、優先度算出部31が実行し、装備情報26に基づいて、車両2の装備が実行許可状態とされているか否かを判定する処理である。例えば、優先度算出部31は、S52の処理において受信した装備情報26のうち、支援実行の可否に係る項目を参照し、支援情報33を入力とする装備のうち支援実行が運転者等に許可されている装備が存在するか否かを判定する。例えば、支援実行の可否として、当該装備のON/OFF状態に関する情報が記録されている。S58の処理において、車両2の装備の実行許可がされている場合、例えば車両2の装備がON状態である場合には、支援情報判定処理へ移行する(S60)。
S60の処理は、優先度算出部31が実行し、ドライバ特性情報28に基づいて、支援情報33を用いるサービスが車両2の運転者にとって必要か否かを判定する処理である。例えば、ドライバ特性情報28により、車両2の運転者が信号機付近の加減速が激しい運転者であると判明した場合には、優先度算出部31は、支援情報33のうち信号機情報を入力とするサービスが運転者に必要なサービスであると判定する。また、例えば、ドライバ特性情報28により、車両2の走行履歴により土地勘がある運転者であると判明した場合には、優先度算出部31は、認知ミスのサービス、例えば、静的情報を用いるサービスに関する情報については運転者に不必要なサービスであると判定する。S60の処理において、支援情報33を用いるサービスが車両2の運転者にとって必要と判定した場合には、終了判定処理へ移行する(S62)。
一方、S54の処理において、支援情報33を入力とする装備を車両2が有さないと判定した場合には、優先度算出処理へ移行する(S64)。また、S56の処理において、車両2の装備の支援内容が情報提供のみであると判定した場合には、優先度算出処理へ移行する(S64)。また、58の処理において、車両2の装備の実行許可がされていない場合には、優先度算出処理へ移行する(S64)。また、S60の処理において、支援情報33が車両2の運転者にとって必要でないと判定した場合には、優先度算出処理へ移行する(S64)。
S64の処理は、優先度算出部31が実行し、所定の支援情報33を用いるサービスの優先度を、他のサービスの優先度より低く算出する処理である。優先度算出部31は、例えば、支援情報33を入力とする装備を車両2が有さない場合には、当該支援情報33を用いるサービスの優先度を他のサービスの優先度より低く算出する。また、例えば、優先度算出部31は、車両2の装備の支援内容が情報提供のみの場合には、支援情報33を用いるサービスの全体の優先度を基準となる優先度1より低く算出する。また、例えば、優先度算出部31は、車両2の装備の実行許可がされていない場合には、当該支援情報33を用いるサービスの優先度を、他のサービスの優先度より低く算出する。また、例えば、優先度算出部31は、支援情報33を用いるサービスが車両2の運転者にとって必要でないと判定した場合には、当該支援情報33を用いるサービスの優先度を他の支援情報33を用いるサービスの優先度より低く算出する。S64の処理が終了すると、終了判定処理へ移行する(S62)。
S62の処理は、優先度算出部31が実行し、支援情報33の全てについてS54〜S60の判定処理を終了したか否かを判定する処理である。S62の処理において、支援情報33を用いるサービスの全てについて判定していない場合には、装備判定処理へ再度移行する(S54)。これにより、全てのサービスについてS54〜S60の判定処理が終了するまで、S54〜S60の判定処理が繰り返し実行される。
一方、S62の処理において、支援情報33を用いるサービスの全てについて判定した場合には、送信処理へ移行する(S66)。S66の処理は、装置側送信部32が実行し、支援情報33をサービスの優先度に基づいて送信する処理である。例えば、装置側送信部32は、優先度が1より小さいサービスに係る支援情報33については、送信順位を遅らせたり、送信データ量を削減して車両2へ送信する。S66の処理が終了すると、図7に示す制御処理を終了する。
以上で図7に示す制御処理を終了する。図7に示す制御処理を実行することで、車両2の装備の入力とならない支援情報33、実行許可がされていない装備の入力となる支援情報33、運転者にとって不必要な支援情報33については優先度が低く設定されるので、これらの支援情報33よりも他の支援情報33が優先的に送信される。また、情報提供のみしか行わない車両2に対しては、詳細な支援情報33は不要であるとして、削減された送信データ量が送信される。例えば道路線形情報のうち交差点における情報のみが送信対象とされる。これにより、車両2へ送信するデータ量を減少することができるので送信処理速度や通信速度を向上させるができるとともに、送信する支援情報33を、車両2で活用できるものや運転者が必要とするものに限定することができるので、車両2の受信処理の負荷を軽減させて迅速にサービスを提供させることが可能となる。
上述したように、第3実施形態に係る路側支援装置3によれば、優先度算出部31は、装置側受信部30により装備情報26を受信する場合には、装備により実行できないサービスの優先度を他のサービスの優先度より低く算出することができる。このため、車両装備が利用できないサービスについては、他のサービスより優先度が低く算出される。よって、車両2で利用可能なサービスに係る支援情報33を優先的に車両へ送信することができる。
また、第3実施形態に係る路側支援装置3によれば、装置側受信部30は、装備情報26として、装備の実行が許可されているか否かの設定情報を受信し、優先度算出部31は、装置側受信部30により設定情報を受信する場合には、実行が許可されていない装備によるサービスの優先度を他のサービスの優先度より低く算出することができる。このため、車両装備を備えていても当該車両装備の実行が許可されていない場合には、実行が許可されていない装備によるサービスの優先度が他のサービスの優先度より低く算出される。よって、実行が許可されている装備によるサービスに係る支援情報33を優先的に車両2へ送信することが可能となる。
また、第3実施形態に係る路側支援装置3によれば、装置側受信部30は、ドライバ特性情報28を受信し、受信したドライバ特性情報28に基づいてサービスの優先度を算出することができる。このため、優先度がドライバ特性情報28を考慮して算出される。よって、運転者にとって必要なサービスに係る支援情報33を優先的に車両2へ送信することが可能となる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る車両用情報処理システム1は、第1実施形態に係る車両用情報処理システム1とほぼ同様に構成されるものであって、第1実施形態に係る車両用情報処理システム1と比べ、車両側で支援情報33の優先度を算出する点が相違する。なお、第4実施形態においては、第1〜3実施形態と重複する部分は説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図8は、本実施形態に係る車両用情報処理システム1の構成を示すブロック図である。図8に示すように、第4実施形態に係る車両2は、第3実施形態に係る車両2とほぼ同様に構成され、第3実施形態に係る車両2と比べ、車載情報処理装置20が車両側送信部23を備えておらず、優先度算出部31を備える点が相違する。この優先度算出部31は、第1実施形態に係る路側支援装置3が有する優先度算出部31とほぼ同様に構成されており、車両側受信部24が出力した支援情報33と、参照可能な装備情報26、検出可能情報27、又はドライバ特性情報28とに基づいて、サービスの優先度を算出する機能を有している。車両2のその他の構成は、第1実施形態に係る車両2と同様である。
また、第4実施形態に係る路側支援装置3は、第1実施形態に係る路側支援装置3とほぼ同様に構成され、第1実施形態に係る路側支援装置3と比べ、装置側受信部30を備えていない点が相違する。
次に、本実施形態に係る車両用情報処理システム1の動作について説明する。最初に、車載情報処理装置20の動作について説明する。図9は、本実施形態に係る車載情報処理装置20の動作を示すフローチャートである。図9に示す制御処理は、例えば車両2が、路側支援装置3と通信したタイミングから所定の間隔で繰り返し実行される。なお、説明理解の容易性を考慮し、図9では車両2が装備情報26を用いてサービスの優先度を算出する例を説明する。
図9に示すように、車載情報処理装置20は、支援情報受信処理から開始する(S70)。S70の処理は、例えば車両側受信部24及び優先度算出部31が実行し、路側支援装置3から支援情報33を受信して、サービスの種別の数を算出する処理である。車両側受信部24は、路側支援装置3から支援情報33を受信する。その後、優先度算出部31は、受信した支援情報33を用いるサービスの種別を判定し、その数を算出する。S70の処理が終了すると、サービス種別数判定処理へ移行する(S72)。
S72の処理は、優先度算出部31が実行し、S70の処理で算出したサービスの種別数が1より大きいか否かを判定する処理である。S72の処理において、サービスの種別数が1より大きい場合には、記録処理へ移行する(S74)。
S74の処理は、優先度算出部31が実行し、S72の処理で算出したサービスの種別を記録する処理である。例えば、優先度算出部31は、車両が有するメモリ等に支援情報33を用いるサービスの種別を記録する。S74の処理が終了すると、比較処理へ移行する(S76)。
S76の処理は、図4に示すS24の処理とほぼ同様であって、支援情報33及び装備情報26に基づいて、路側支援装置3が提供するサービス(第2支援)と、車両装備が提供するサービス(第1支援)とを比較する処理である。例えば、優先度算出部31は、支援情報33に基づいて、サービス種別を判定する。そして、優先度算出部31は、図4に示すS26の処理と同様に、支援情報33により提供されるサービスの種別又は内容と、装備情報26に格納されたサービスの種別又は内容とを比較して、両者のサービス(あるいはサービスにより提供される機能)が類似しているか否かを判定する(S78)。S78の処理において、支援情報33を用いるサービスと、装備情報26に示す装備により提供されるサービスとが類似する場合、すなわち、両サービスが類似機能を有すると判定した場合には、優先度算出処理へ移行する(S80)。
S80の処理は、優先度算出部31が実行し、類似機能を有するサービスに係る支援情報33の優先度を算出する処理である。この処理は、図4に示すS28の処理において、送信前に実行する優先度算出処理とほぼ同様である。優先度算出部31は、類似機能を有するサービスの優先度を、他のサービスの優先度より低く算出する。S80の処理が終了すると、支援実行処理へ移行する(S82)。
S82の処理は、支援処理部25が実行し、車両2又は運転者に対してサービスを提供する処理である。支援処理部25は、S82の処理で算出した優先度に基づいて、優先度の高い支援から処理を開始する。S82の処理が終了すると、終了判定処理へ移行する(S84)。
S84の処理は、支援処理部25が実行し、提供可能なサービスの終了条件が成立したか否かを判定する処理である。S84の処理において、全サービスの終了条件が成立していない場合には、支援実行処理へ再度移行する(S82)。これにより、全サービスの終了条件が成立するまでサービスが優先度に応じて処理されることとなる。一方、S84の処理において、全サービスの終了条件が成立した場合には、図9に示す制御処理を終了する。
また、S72の処理において、サービスの種別数が1より大きい場合には、支援実行処理へ移行する(S86)。また、S78の処理において、支援情報33を用いるサービスと、装備情報26に示す装備により提供されるサービスとが類似しない場合、すなわち、両サービスが異なる機能を有すると判定した場合には、支援実行処理へ移行する(S86)。
S86の処理は、支援処理部25が実行し、通常通りサービスを提供する処理である。S86の処理が終了すると、終了判定処理へ移行する(S84)。
以上で図9に示す制御処理を終了する。なお、S76の処理において、装備情報26に代えて、あるいは、装備情報26と併せて検出可能情報27を受信し、第1、2実施形態に係る路側支援装置3と同様に優先度を算出してもよい。また、装備情報26又は検出可能情報27と、ドライバ特性情報28とを組み合わせて、第3実施形態に係る路側支援装置3と同様に優先度を算出してもよい。
図9に示す制御処理を実行することで、路側支援装置3から支援情報33が受信され、支援情報33、及び装備情報26、検出可能情報27もしくはドライバ特性情報28に基づいて、重複するサービス種別が判定され、一方のサービスが優先的に処理される。よって、重複するサービスを同時に提供することを回避することができるので、処理の効率化を図ることができるとともに、運転者が混乱することを回避することが可能となる。また、車両2の処理の負荷を軽減させて迅速にサービスを提供させることができる。
上述したように、第4実施形態に係る車載情報処理装置20によれば、装備情報26及び支援情報33に基づいて、車両2側に備わる優先度算出部31によりサービスの優先度が算出されることができる。このため、例えば車両2側で取得した情報を用いて行うサービスの内容と、路側支援装置3から取得した支援情報33を用いるサービスの内容とが重複する場合であっても、一方のサービスの処理を優先的に行うことが可能となる。よって、重複するサービスを実行することを回避することが可能となるので、車両制御や運転支援等に必要な処理の効率化を図ることができる。
なお、上述した各実施形態は本発明に係る情報提供装置の一例を示すものである。本発明に係る情報提供装置は、各実施形態に係る情報提供装置に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で、各実施形態に係る情報提供装置を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上述した各実施形態では、車外情報源として路側支援装置3を用い、車両2及び路側支援装置3が通信する路車間通信の場合について説明したが、車外情報源が他車両であって、車両2及び他車両が通信する車車間通信の場合であってもよい。
また、上述した各実施形態では、優先度の低い支援に係る支援情報33の情報量を削減する例を説明したが、情報量を削減した分、他の情報量を増やしてもよい。例えば、他の支援に関する支援情報33の情報量を増やすことで、車両2又は運転者が必要とする情報を効率的に提供することができる。例えば、運転者が車両2の装備を実行許可状態(ON状態)としている場合には、当該装備により提供されるサービスの優先度を高くして情報量を増やすことができる。具体的には、歩行者情報の通知機能をOFF状態とし、信号機情報の通知機能をONとしている場合には、歩行者情報の情報量を削減して、その分、送信する信号機情報のサイクル数を増加させる。また、例えば、車両2の装備により実行できないサービスと実行できるサービスがある場合には、実行可能なサービスの優先度を高くして情報量を増やすことができる。具体的には、ブレーキアシスト機能やPCSが搭載されていない車両2に対しては、支援情報33である道路線形情報のうち、停止線までの残距離のみを送信し、代わりに詳細な障害物案内情報を提供し、きめ細やかな支援をすることができる。
また、上述した第2実施形態では、地図情報レベルを用いてサービスの程度を判定する例を説明したが、装備情報26に含まれる支援レベルを用いてサービスの程度を判定してもよい。例えば、支援レベルを大きくすると報知する情報量が大きくなる場合には、支援レベルが大きいほど装備によるサービスのサービスレベルが大きいといえる。また、支援レベルが小さい場合には情報報知を行い、支援レベルが大きい場合には車両制御を行う装備の場合には、支援レベルが大きいほど装備によるサービスのサービスレベルが大きいといえる。このように、支援レベルに基づいて装備によるサービスのサービスレベルを判定し、サービスレベルに基づいてサービスの優先度を算出してもよい。また、一方の装備のサービス内容が情報報知であり、他方の装備のサービス内容が車両制御である場合には、車両制御を行う装備によるサービスの方が、高いサービスレベルであると判定してもよい。
また、上述した第3実施形態では、S54〜S60の判定処理を行う例を説明したが、S54〜S60の判定処理の少なくとも1つを実行すればよい。また、S54〜S60の処理は、実行順序を変更してもよい。
また、第4実施形態では、S82の処理で優先度の高いサービスから実施する例を説明したが、優先度が所定値(例えば1)より低いサービスについては実行しないとしてもよい。このように構成することで類似機能のサービスが実行されないので、処理の無駄を確実に抑え、処理の効率化を図ることができる。

Claims (8)

  1. 支援情報を車両へ提供する情報提供装置であって、
    前記車両の装備に関する装備情報又は前記車両の車載機器により検出可能な検出可能情報を受信する装置側受信部と、
    前記装備情報又は前記検出可能情報に基づいて、前記支援情報を用いる支援の優先度を算出する優先度算出部と、
    前記優先度に基づいて前記支援情報を前記車両へ送信する装置側送信部と、
    を備え
    前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記装備情報を受信する場合には、前記装備により実行できない支援の前記優先度を、他の支援の前記優先度より低く算出すること、
    を特徴とする情報提供装置。
  2. 前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記装備情報を受信する場合には、前記装備による支援の程度に基づいて前記優先度を算出する請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記装置側受信部は、前記装備情報として、前記装備の実行が許可されているか否かの設定情報を受信し、
    前記優先度算出部は、前記装備側受信部により前記設定情報を受信する場合には、実行が許可されていない前記装備による支援の前記優先度を他の支援の前記優先度より低く算出する請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  4. 前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記検出可能情報を受信する場合には、前記検出可能情報と重複する前記支援情報を用いる支援の前記優先度を他の支援の前記優先度より低く算出する請求項1,2,4の何れか一項に記載の情報提供装置。
  5. 前記装置側受信部は、前記車両の運転者の運転特性をさらに受信し、
    前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記運転者の前記運転特性を受信する場合には、前記運転者の前記運転特性に基づいて前記支援の前記優先度を算出する請求項1,2,4,5の何れか一項に記載の情報提供装置。
  6. 前記装置側受信部は、前記支援の前記優先度が低いほど前記支援に係る支援情報の提供順位を低くして送信し、又は、前記支援の前記優先度が低いほど前記支援に係る支援情報の情報量を少なくして送信する請求項1,2,4〜6の何れか一項に記載の情報提供装置。
  7. 車両及び情報提供装置を有する車両用情報処理システムであって、
    前記車両は、
    前記車両の装備に関する装備情報、又は、前記車両の車載機器により検出可能な検出可能情報を前記情報提供装置へ送信する車両側送信部と、
    前記情報提供装置から支援情報を受信する車両側受信部と、
    を備え、
    前記情報提供装置は、
    前記装備情報又は前記検出可能情報を受信する装置側受信部と、
    前記装備情報又は前記検出可能情報に基づいて、前記支援情報を用いる支援の優先度を算出する優先度算出部と、
    前記優先度に基づいて前記支援情報を前記車両へ送信する装置側送信部と、
    を備え
    前記優先度算出部は、前記装置側受信部により前記装備情報を受信する場合には、前記装備により実行できない支援の前記優先度を、他の支援の前記優先度より低く算出すること、
    を特徴とする車両用情報処理システム。
  8. 車両に搭載される装備により取得した情報に基づいて第1支援を行うとともに、車外情報源から取得した情報に基づいて第2支援を行う車両に搭載される車載情報処理装置であって、
    前記装備に関する装備情報、及び前記車外情報源から取得した情報に基づいて、前記第1支援及び第2支援の優先度を算出する優先度算出部と、
    前記優先度に基づいて前記第1支援又は第2支援に関する処理を行う処理部と、
    を備え
    前記優先度算出部は、前記装備により実行できない支援の前記優先度を、他の支援の前記優先度より低く算出すること、
    を特徴とする車載情報処理装置。
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