JP5194954B2 - レベルコンバータ - Google Patents

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Description

この出願は、レベルコンバータに関し、特に、複数の電源電圧で動作する半導体装置に使用されるレベルコンバータに関する。
近年の半導体装置は、低消費電力化を図るため、内部回路は半導体装置外部の信号レベルに比べてレベルが低い信号を扱うように構成されている。つまり、内部回路の動作電源電圧は、半導体装置外部の信号レベルに比べて低く設定されている。
そのため、半導体装置の入力回路および出力回路には、内部回路の信号レベルを外部の信号レベルに変換するレベルコンバータが設けられている。
図1は従来のレベルコンバータの一例を示す回路図である。
図1に示す従来のレベルコンバータは、クロスカップル接続された2つのpチャネル型MOSトランジスタ(pMOSトランジスタ)Tp1,Tp2、および、相補の入力信号がゲートに供給された一対のnチャネル型MOSトランジスタ(nMOSトランジスタ)Tn1,Tn2を備える。
pMOSトランジスタTp1,Tp2のソースは高電位電源線(AVD)に接続され、pMOSトランジスタTp1,Tp2のドレインはそれぞれノードN1およびN2によりnMOSトランジスタTn1,Tn2のドレインに接続され、そして、nMOSトランジスタTn1,Tn2のソースは低電位電源線(DVS)に接続されている。
そして、一対のnMOSトランジスタTn1,Tn2のどちらか一方のトランジスタのゲートに供給される入力信号in,/inが高レベル『H』になると、例えば、nMOSトランジスタTn1のゲートに供給される入力信号inが高レベル『H』になってnMOSトランジスタTn2のゲートに供給される入力信号/inが低レベル『L』になると、ノードN1が低レベル『L』に保持されると共に、ノードN2が高レベル『H』に保持される。
この保持される電圧は、回路のバイアス電圧であるAVD/DVSによって決まるが、入力であるnMOSトランジスタTn1,Tn2のゲート電圧(in,/inの電圧)と同じである必要はなく、これにより信号レベルの変換が可能になる。なお、ノードN1,N2に保持される電圧が出力電圧であり、通常、出力電圧>入力電圧である。
ここで、図1に示すレベルコンバータで使用されるpMOSトランジスタTp1,Tp1およびnMOSトランジスタTn1,Tn2は、全て出力電圧側の電圧耐圧を持つ遅いトランジスタでありながら、nMOSトランジスタTn1,Tn2の入力は低い電圧に抑えられている。
次に、nMOSトランジスタTn1のゲートに供給される入力信号inが低レベル『L』から高レベル『H』に遷移(nMOSトランジスタTn2のゲートに供給される入力信号/inは高レベル『H』から低レベル『L』に遷移)する場合について考える。
まず、初期状態においては、ノードN1は高レベル『H』でノードN2低レベル『L』である。従って、pMOSトランジスタTp1はオンしている。
次に、入力信号inが低レベル『L』から高レベル『H』に遷移すると、nMOSトランジスタTn1もオンするが、nMOSトランジスタTn2およびpMOSトランジスタTp2がオフ状態であるため、回路の内部状態の初期変化は、nMOSトランジスタTnがpMOSトランジスタTp1に打ち勝って徐々にノードN1の電圧を下げることで始まる。
さらに、ノードN1の電位がある程度(pMOSトランジスタの閾値電圧程度)下がれば、pMOSトランジスタTp2がオンし始めるので、ノードN2の電位が徐々に上がり、pMOSトランジスタTp1の力を弱めるので、後は加速的に状態が変化する。
ここで、nMOSトランジスタ<pMOSトランジスタにすると、最初の動きは遅くなるが、逆に、nMOSトランジスタ>pMOSトランジスタNMOSにすると、その後の加速が弱くなるため、動きを早くすることができない。さらに、nMOSトランジスタは低い電圧で駆動されるのでより一層の遅延を招いていた。
ところで、従来、図1に示すレベルコンバータを改良した様々なものが提案されている。
具体的に、例えば、クロスカップル接続された2つのpMOSトランジスタと相補の入力信号がゲートに供給された一対のnMOSトランジスタとの間に対して、nMOSトランジスタのドレインに印加される電圧を低くするためにnMOSトランジスタをカスコード接続し、高電源電圧の存在に関わらず低電源電圧で動作し得るレベルコンバータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、低消費電流で応答性の高いレベルコンバータとして、立ち下がりは速いが立ち上がりは遅いという特徴を持った基本のレベルシフト回路と、該レベルシフト回路の立ち上がり時の加速用に並列付加した2個のトランジスタと、信号の立ち下がりを捉え、パルスを発生する信号変化検出パルス発生回路を備え、一方の出力信号の立ち下がりを検知して他方の出力信号の立ち上がりを加速するようにパルスを発生し、加速用トランジスタを動作させるものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、従来、入力信号を低電源電圧化しても高速動作を可能とするレベルコンバータとして、カレントミラー回路を適用したものも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第2816124号公報(図2) 特開平05−343980号公報(図1) 特開2005−033718号公報(図3)
上述したように、例えば、図1を参照して説明した従来のレベルコンバータは、高速動作を行うことが困難であった。
図2は従来のレベルコンバータの他の例を示す回路図であり、上述した特許文献1に記載された回路を示している。
図2に示す従来のレベルコンバータは、nMOSトランジスタTn1,Tn2のドレイン(ノードN1,N2)に印加される電圧を低くするため、nMOSトランジスタTn1,Tn2のドレインとノードN1,N2との間にカスコード接続されたnMOSトランジスタTn31,Tn32を挿入し、nMOSトランジスタTn1,Tn2として低い駆動電圧で高速動作が可能なコアトランジスタを使うようにしたものである。
図2において、抵抗RvおよびnMOSトランジスタTn33は、カスコード接続されたnMOSトランジスタTn31,Tn32のゲートに印加するバイアス電圧Vbを生成するためのものである。
この図2に示す従来のレベルコンバータは、高速動作を行うことは可能であるが、定常電流が流れるために消費電力が大きくなるという課題があった。
図3は従来のレベルコンバータのさらに他の例を示す回路図である。
図3に示す従来のレベルコンバータは、クロスカップル接続されたpMOSトランジスタTp1,Tp2を弱い(ゲート幅が短い)トランジスタにすると共に、それと並列に大きな(ゲート幅が長い)pMOSトランジスタTp3,Tp4を設けたものである。
ここで、pMOSトランジスタTp3のゲートには、例えば、ノードN2の信号を入力とし、インバータI21〜I24およびナンドゲートNAND2により所定の遅延とパルス幅を有する制御信号CS1が供給され、pMOSトランジスタTp1がオンするタイミングで強制的にpMOSトランジスタTp3を所定のパルス幅に相当する時間だけオンするよういなっている。
同様に、pMOSトランジスタTp4のゲートには、例えば、ノードN1の信号を入力とし、インバータI11〜I14およびナンドゲートNAND1により所定の遅延とパルス幅を有する制御信号CS2が供給され、pMOSトランジスタTp2がオンするタイミングで強制的にpMOSトランジスタTp4を所定のパルス幅に相当する時間だけオンするようになっている。
すなわち、クロスカップル接続されたpMOSトランジスタTp1,Tp2と並列に設けたpMOSトランジスタTp3,Tp4は、定常状態ではオフしているが、入力信号in,/inの状態が変化するときだけオンする。
具体的に、例えば、入力信号inが低レベル『L』から高レベル『H』に遷移した場合、nMOSトランジスタTn1がオンするが、pMOSトランジスタTp1は弱く(駆動能力が小さく)、また、pMOSトランジスタTp3はオフしているので、ノードN1は急速に高レベル『H』から低レベル『L』に遷移する。
そして、ノードN1の電圧変化によって、上述したインバータI11〜I14およびナンドゲートNAND1で生成される制御信号CS2がH→L→H(所定の時間だけ低レベル『L』)となり、大きい(駆動能力が大きい)pMOSトランジスタTp4がその所定の時間だけオンすることにより、ノードN2の電位は、強制的に低レベル『L』から高レベル『H』に遷移する。
このように、図3に示す従来のレベルコンバータは、消費電力の増大を招くことなく高速動作が可能である。ここで、pMOSトランジスタTp3,Tp4を制御する信号CS1,CS2のパルス幅は、例えば、多段インバータの遅延により規定される。そのため、実際の使用に当たっては、遅延のためのインバータの段数を多くしなければならず、回路規模が大きくなるといった課題がある。
この出願は、上述した従来技術が有する課題に鑑み、大きな消費電力および回路規模の増大を招くことなく、高速動作が可能なレベルコンバータの提供を目的とする。
第1実施形態によれば、第1電極が、第1電源電圧が供給される第1電源線に接続され、制御電極および第2電極がクロスカップル接続された第1導電型の第1および第2トランジスタと、第1電極が、第2電源電圧が供給される第2電源線に接続され、第2電極が前記第1トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に第1入力信号が供給される前記第1導電型と異なる第2導電型の第3トランジスタと、第1電極が前記第2電源線に接続され、第2電極が前記第2トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に前記第1入力信号と相補の第2入力信号が供給される前記第2導電型の第4トランジスタと、前記第1トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第5トランジスタと、前記第2トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第6トランジスタと、前記第1入力信号と前記第1トランジスタの第2電極の電位とに基づいて第1制御信号を出力する第1判定部と、前記第2入力信号と前記第2トランジスタの第2電極の電位とに基づいて第2制御信号を出力する第2判定部と、を有し、前記第5トランジスタは、前記第1制御信号に基づいて駆動制御され、前記第6トランジスタは、前記第2制御信号に基づいて駆動制御され、前記第1判定部と前記第2判定部は、前記第1電源電圧よりも低い第3電源電圧によって駆動される、ことを特徴とするレベルコンバータが提供される。
第2実施形態によれば、第1電極が、第1電源電圧が供給される第1電源線に接続され、制御電極および第2電極がクロスカップル接続された第1導電型の第1および第2トランジスタと、第1電極が、第2電源電圧が供給される第2電源線に接続され、第2電極が前記第1トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に第1入力信号が供給される前記第1導電型と異なる第2導電型の第3トランジスタと、第1電極が前記第2電源線に接続され、第2電極が前記第2トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に前記第1入力信号と相補の第2入力信号が供給される前記第2導電型の第4トランジスタと、前記第1トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第5トランジスタと、前記第2トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第6トランジスタと、前記第1制御信号が制御端子に入力され、第1電極が前記第2電源線に接続され、第2電極が前記第5トランジスタの制御端子に接続された前記第2導電型の第7トランジスタと、第1電極が前記第1電源線に接続され、第2電極が前記第7トランジスタの第2電極に接続され、制御端子が前記第5トランジスタの制御端子に接続された前記第1導電型の第8トランジスタと、前記第2制御信号が制御端子に入力され、第1電極が前記第2電源線に接続され、第2電極が前記第6トランジスタの制御端子に接続された前記第2導電型の第9トランジスタと、第1電極が前記第1電源線に接続され、第2電極が前記第9トランジスタの第2電極に接続され、制御端子が前記第6トランジスタの制御端子に接続された前記第1導電型の第10トランジスタと、前記第1入力信号と前記第1トランジスタの第2電極の電位とに基づいて第1制御信号を出力する第1判定部と、前記第2入力信号と前記第2トランジスタの第2電極の電位とに基づいて第2制御信号を出力する第2判定部と、を有し、前記第5トランジスタは、前記第1制御信号に基づいて駆動制御され、前記第6トランジスタは、前記第2制御信号に基づいて駆動制御される、ことを特徴とするレベルコンバータが提供される。
第3実施形態によれば、第1電極が第1電源線に接続され、制御電極および第2電極がクロスカップル接続された第1導電型の第1および第2トランジスタと、第1電極が第2電源線に接続され、第2電極が前記第1および第2トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に差動入力信号が供給される前記第1導電型と逆の第2導電型の第3および第4トランジスタと、前記第1および第2トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第5および第6トランジスタと、前記第5および第6トランジスタとカレントミラー接続された前記第1導電型の第7および第8トランジスタと、前記第7および第8トランジスタと直列に接続され、制御電極に論理回路の出力信号が供給される前記第2導電型の第9および第10トランジスタと、前記第3および第4トランジスタ並びに前記第9および第10トランジスタとカスコード接続された、前記第2導電型の第11および第12トランジスタ並びに第13および第14トランジスタと、前記第11および第12トランジスタ並びに前記第13および第14トランジスタにバイアス電流を流すバイアス電流生成回路と、を備え、前記論理回路の出力信号により、前記第1および第2トランジスタと前記第3および第4トランジスタとの接続ノードの一方の電位変化を加速させ、前記バイアス電流生成回路は、前記第1および第2トランジスタと前記第3および第4トランジスタとの接続ノードの一方が電位変化するときにだけ、前記第11および第12トランジスタ並びに前記第13および第14トランジスタに前記バイアス電流を流す、ことを特徴とするレベルコンバータが提供される。
各実施例によれば、大きな消費電力および回路規模の増大を招くことなく、高速動作が可能なレベルコンバータを提供することができる。
まず、レベルコンバータの各実施例を詳述する前に、本実施形態のレベルコンバータの全体構成を、図4を参照して説明する。
図4に示されるように、本実施形態のレベルコンバータは、クロスカップル部1、第1スイッチング部2、第2スイッチング部3、カレントミラー接続部4、第3スイッチング5および入出力マッチング判定部6を備える。
クロスカップル部1は、データを保持し、また、第1スイッチング部2は、クロスカップル部1と直列に接続され,差動の入力信号in,/inが供給される。第2スイッチング部3は、クロスカップル部1と並列に接続され、カレントミラー接続部4は、第2スイッチング手段3のトランジスタとカレントミラー接続されている。
第3スイッチング部5は、カレントミラー接続部4と直列に接続され、入出力マッチング判定部6は、入力信号in,/inおよび出力ノードN1,N2の信号out,/outを受け取って、第3スイッチング部5のトランジスタを制御する。
このように、本実施形態のレベルコンバータは、クロスカップル部1および第1スイッチング部2からなる従来のレベルコンバータ(図1参照)に対して、入力(in,/in)と出力(out,/out)の違いを判定する入出力マッチング判定部6と、該入出力マッチング判定部6からの制御信号(CNT1,CNT2)により制御する第3スイッチング部5と、その第3スイッチング部5が流す電流をカレントミラーするカレントミラー接続部4と、クロスカップル部1と並列に接続され、カレントミラーされた電流によりスイッチングを行う第2スイッチング部3と、を備える。そして、第2スイッチング部3により出力の変化を加速させることで、高速動作を可能とする。
さらに、図4のレベルコンバータは、カレントミラー接続部4と第3スイッチング部5との間に設けられ、第3スイッチング部5のトランジスタとカスコード接続されたトランジスタを有するカスコード接続部7を備えてもよい。
以下、レベルコンバータの実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図5はレベルコンバータの第1実施例を示す回路図である。
図5に示す第1実施例のレベルコンバータは、クロスカップル接続された2つのpMOSトランジスタTp1,Tp2(クロスカップル部1)、および、相補の入力信号がゲートに供給された一対のnMOSトランジスタTn1,Tn2(第1スイッチング部2)を備える。
pMOSトランジスタTp1,Tp2のソースは高電位電源線(AVD)に接続され、pMOSトランジスタTp1,Tp2のドレインはそれぞれノードN1およびN2によりnMOSトランジスタTn1,Tn2のドレインに接続され、そして、nMOSトランジスタTn1,Tn2のソースは低電位電源線(DVS)に接続されている。
pMOSトランジスタTp1,Tp2には、pMOSトランジスタTp3,Tp4が並列に接続されている。pMOSトランジスタTp3,Tp4は、それぞれpMOSトランジスタTp5,Tp6とカレントミラー接続され、pMOSトランジスタTp5,Tp6のドレインはそれぞれノードN3,N4によりnMOSトランジスタTn3,Tn4のドレインに接続されている。
nMOSトランジスタTn3のゲートには、第1論理回路部61からの制御信号CNT1が供給され、さらに、nMOSトランジスタTn4のゲートには、第2論理回路部62からの制御信号CNT2が供給されている。
ここで、pMOSトランジスタTp1,Tp2がクロスカップル部1に対応し、nMOSトランジスタTn1,Tn2が第1スイッチング部2に対応し、pMOSトランジスタTp3,Tp4が第2スイッチング部3に対応する。
さらに、pMOSトランジスタTp5,Tp6がカレントミラー接続部4に対応し、nMOSトランジスタTn3,Tn4が第3スイッチング部5に対応し、そして、第1論理回路部61および第2論理回路部62が入出力マッチング判定部6に対応する。
すなわち、図5に示す本第1実施例のレベルコンバータは、クロスカップル接続されたpMOSトランジスタTp1,Tp2と並列にpMOSトランジスタTp3,Tp4を設け、所定の条件の時にオンするnMOSトランジスタTn3,Tn4の電流を別のpMOSトランジスタTp5,Tp6を介してカレントミラーすることでpMOSトランジスタTp3,Tp4に電流を流す。
ここで、pMOSトランジスタTp3,Tp4は、例えば、pMOSトランジスタTp1,Tp2およびpMOSトランジスタTp5,Tp6よりもゲート幅が長い大きなサイズのトランジスとされ、これにより、ノードN1またはN2の電位の上昇を加速して、レベルコンバータの動作を高速化させるようになっている。
図6は図5に示すレベルコンバータにおける論理回路部の一例を示す回路図である。
図6に示されるように、第1論理回路部61は、pMOSトランジスタTp611,Tp612およびnMOSトランジスTn611,Tn612より成るNORゲートとして構成され、例えば、nMOSトランジスタTn3のゲートに供給される制御信号CNT1を、入力信号inおよび出力信号out(ノードN1の電位)が両方とも低レベル『L』のときにだけ高レベル『H』に変化させるようになっている。
同様に、第2論理回路部62は、pMOSトランジスタTp621,Tp622およびnMOSトランジスTn621,Tn622より成るNORゲートとして構成され、例えば、nMOSトランジスタTn4のゲートに供給される制御信号CNT2を、入力信号/inおよび出力信号/out(ノードN2の電位)が両方とも低レベル『L』のときにだけ高レベル『H』に変化させるようになっている。
ここで、第1論理回路部61および第2論理回路部62は、電圧レベルの変換を行う高い電源電圧AVD(例えば、3.3V)ではなく、低い電源電圧DVD(例えば、1.2V)により駆動され、定常電流は流れないようになっている。
すなわち、第1論理回路部61および第2論理回路部62(入出力マッチング判定部6)から出力される制御信号CNT1およびCNT2は遷移時のみ高レベル『H』になるため、nMOSトランジスタTn3(Tn4)→pMOSトランジスタTp5(Tp6)→pMOSトランジスタTp3(Tp4)の経路は遷移時のみしか電流が流れない。
さらに、第1論理回路部61および第2論理回路部62は、入力信号inまたは/inのH→Lの変化に対して、出力信号outまたは/outがL→Hと変化する回路動作を行うが、入力信号がH→Lと変化する際に出力をL→Hへの変化を担うトランジスタTp612およびTp622は、低い電源電圧DVDで駆動されるが、高速のトランジスタで構成され、出力信号outまたは/outのL→Hの変化に対して、第1論理回路部61および第2論理回路部62の出力である制御信号CNT1およびCNT2をL→H→Lへの変化を担うトランジスタTn611およびTn621は、低速のトランジスタで構成するが、高い電源電圧AVDで駆動されるため、高速動作が可能である。
pMOSトランジスタTp3およびTp4は、pMOSトランジスタTp5およびTp6並びにnMOSトランジスタTn3およびTn4を介して高速動作が可能な第1論理回路部61および第2論理回路部62からの制御信号CNT1およびCNT2により駆動されるため、ノードN1およびN2のレベル変化を高速に行うことが可能になる。
図7は図6に示すレベルコンバータの動作を従来例と比較して示す図(その1)であり、出力outおよび/outの波形を示している。なお、図7において、曲線L11およびL12は、上述した図6に示す第1実施例におけるノードN1およびN2の電圧を示し、また、L21およびL22は、前述した図1に示す従来例におけるノードN1およびN2の電圧を示している。
すなわち、曲線L11とL21との比較、並びに、曲線L12とL22との比較から明らかなように、出力outおよび/out(ノードN1およびN2)の電圧に関して、本第1実施例のレベルコンバータの方が明らかに短時間でレベルの遷移が行われることが分かる。
すなわち、例えば、ノードN1(out)の電圧が高レベル『H』(3.6V)から低レベル『L』(0V)に変化する場合、本第1実施例における正論理の出力out(曲線L11)は、従来例における正論理の出力out(曲線L21)よりも高速に立ち下がり、さらに、本第1実施例における負論理の出力/out(曲線L12)は、従来例における負論理の出力/out(曲線L22)よりも高速に立ち上がることが分かる。
図8は図6に示すレベルコンバータの動作を従来例と比較して示す図(その2)であり、図8(a)は、第1実施例におけるレベル変換(ワーストケース)をシミュレーションした結果を示し、図8(b)は、図1に示す従来例におけるレベル変換(ワーストケース)をシミュレーションした結果を示す。
なお、図8(a)および図8(b)において、曲線C11およびC21は1.2Vの入力信号(1.2Vの振幅を有する入力信号)in,/inを3.6Vの振幅を有する出力信号out,/outに変換する場合(1.2V→3.6Vの場合)を示し、同様に、曲線C12およびC22は1.1V→3.6V、曲線C13およびC23は1.0V→3.6V、曲線C14およびC24は0.9V→3.6V、曲線C15およびC25は0.8V→3.6V、そして、曲線C16およびC26は0.8V→3.6Vの場合をそれぞれ示している。
図8(a)と図8(b)との比較から明らかなように、本第1実施例におけるレベルコンバータでは、0.7Vの入力信号in,/inを3.6Vの出力信号out,/outに変換することができる(曲線C11〜C16参照)のに対して、図1に示す従来例のレベルコンバータでは、0.9V→3.6Vまでが限度(曲線C21〜C24参照)で、0.7Vおよび0.8Vの入力信号in,/inを3.6Vの出力信号out,/outに変換することが困難(曲線C25およびC26参照)になっている。
このように、本第1実施例のレベルコンバータによれば、従来よりも低い電圧の入力信号に対しても所定の電圧までレベルアップすることができ、幅広い適用範囲を有することが分かる。
図9はレベルコンバータの第2実施例を示す回路図である。
図9と図6(図5)との比較から明らかなように、本第2実施例のレベルコンバータは、第1実施例のレベルコンバータにおいて、pMOSトランジスタTp1(Tp3),Tp2(Tp4),Tp5およびTp6と、nMOSトランジスタTn1,Tn2,Tn3およびTn4との間に、nMOSトランジスタTn51,Tn52,Tn53およびTn54を挿入するようになっている。
すなわち、トランジスタTn1〜Tn4に対してトランジスタTn51〜Tn54をカスコード接続し、トランジスタTn1〜Tn4として低い電源電圧で動作し得るトランジスタを適用して高速動作を可能としている。
なお、抵抗RvおよびnMOSトランジスタTn50は、カスコード接続されたnMOSトランジスタTn51〜Tn54のゲートに印加するバイアス電圧Vbを生成するためのものである。
図10はレベルコンバータの第3実施例を示す回路図であり、カスコード接続されたトランジスタTn51〜Tn54に対するバイアス電圧Vbの印加を、入力信号in,/inのレベルが遷移するときだけ行い、消費電力の低減を図ったものである。
図10と図9との比較から明らかなように、本第3実施例のレベルコンバータは、第2実施例のレベルコンバータにおけるnMOSトランジスタTn51を並列接続されたnMOSトランジスタTn511およびTn512で構成し、nMOSトランジスタTn52を並列接続されたnMOSトランジスタTn521およびTn522で構成している。
さらに、バイアス電圧を発生する回路を、第1バイアス電圧Vb1を発生するための直列接続されたpMOSトランジスタTp71並びにnMOSトランジスタTn501およびTn502と、第2バイアス電圧Vb2を発生するための直列接続されたpMOSトランジスタTp72並びにnMOSトランジスタTn503およびTn504との2組で構成している。
ここで、第1バイアス電圧Vb1は、nMOSトランジスタTn511,Tn522およびTn53のゲートに印加され、また、第2バイアス電圧Vb2は、nMOSトランジスタTn512,Tn521およびTn54のゲートに印加されている。なお、2組のバイアス電圧発生回路において、nMOSトランジスタTn501およびTn502は、ESD(静電気放電)の保護素子としても機能している。
2組のバイアス電圧発生回路(Tp71,Tn501,Tn502、および、Tp72,Tn503,Tn504)において、pMOSトランジスタTp71およびTp72は、それぞれpMOSトランジスタTp5およびTp6とカレントミラー接続されている。
そして、例えば、ノードN1が低レベル『L』から高レベル『H』に遷移する場合には、制御信号CNT1によりnMOSトランジスタTn3がオンしてpMOSトランジスタTp5に電流が流れるタイミングに従って、pMOSトランジスタTp71にも電流が流れ、カスコード接続されたnMOSトランジスタTn53,Tn511およびTn522のゲートに第1バイアス電圧Vb1を印加して動作させるようになっている。
なお、このとき、制御信号CNT2は低レベル『L』に保持されるため、nMOSトランジスタTn4はオフしてpMOSトランジスタTp6に電流は流れず、pMOSトランジスタTp72もオフして第2バイアス電圧は生成されない。
このように、本第3実施例のレベルコンバータによれば、消費電力の増大を抑制しつつ高速動作が可能となる。
上述した各実施例の回路構成は、単なる例であり、様々に変形することができるのはいうまでもない。具体的に、例えば、各実施例の回路における電源の極性およびトランジスタの導電型を反転し、或いは、第1および第2論理回路部61,62をNORゲート以外の論理回路として構成してもよいのはもちろんである。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
データを保持するクロスカップル部、および、該クロスカップル部と直列に接続され,差動の入力信号が供給された第1スイッチング部を有するレベルコンバータであって、
前記クロスカップル部と並列に接続された第2スイッチング部と、
該第2スイッチング部のトランジスタとカレントミラー接続されたカレントミラー接続部と、
該カレントミラー接続部と直列に接続された第3スイッチング部と、
前記入力信号および出力ノードの信号を受け取って、前記第3スイッチング部のトランジスタを制御する入出力マッチング判定部と、を備えるレベルコンバータ。
(付記2)
付記1に記載のレベルコンバータにおいて、さらに、
前記カレントミラー接続部と前記第3スイッチング部との間に設けられ,該第3スイッチング部のトランジスタとカスコード接続されたトランジスタを有するカスコード接続部を備えるレベルコンバータ。
(付記3)
第1電極が第1電源線に接続され、制御電極および第2電極がクロスカップル接続された第1導電型の第1および第2トランジスタと、
第1電極が第2電源線に接続され、第2電極が前記前記第1および第2トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に差動入力信号が供給される前記第1導電型と逆の第2導電型の第3および第4トランジスタと、
前記第1および第2トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第5および第6トランジスタと、
前記第5および第6トランジスタとカレントミラー接続された前記第1導電型の第7および第8トランジスタと、
前記第7および第8トランジスタと直列に接続され、制御電極に論理回路の出力信号が供給される前記第2導電型の第9および第10トランジスタと、を備え、前記論理回路の出力信号により、前記第1および第2トランジスタと前記第3および第4トランジスタとの接続ノードの一方の電位変化を加速させるレベルコンバータ。
(付記4)
付記3に記載のレベルコンバータにおいて、
前記論理回路は、前記差動入力信号および前記接続ノードの電位を受け取り、前記第1トランジスタおよび前記第3トランジスタの接続ノードの電位を変化させる必要があるとき、前記第9トランジスタをオンとして前記第7トランジスタを介して当該第7トランジスタとカレントミラー接続された前記第5トランジスタに電流を流すレベルコンバータ。
(付記5)
付記4に記載のレベルコンバータにおいて、
前記論理回路は、前記第4トランジスタの前記制御電極に入力される信号、および、前記第1トランジスタおよび前記第3トランジスタの接続ノードの電位を受け取って、前記第9トランジスタの前記制御電極に供給する信号を制御するレベルコンバータ。
(付記6)
付記3に記載のレベルコンバータにおいて、
前記論理回路は、前記差動入力信号および前記接続ノードの電位を受け取り、前記第2トランジスタおよび前記第4トランジスタの接続ノードの電位を変化させる必要があるとき、前記第10トランジスタをオンとして前記第8トランジスタを介して当該第8トランジスタとカレントミラー接続された前記第6トランジスタに電流を流すレベルコンバータ。
(付記7)
付記6に記載のレベルコンバータにおいて、
前記論理回路は、前記第3トランジスタの前記制御電極に入力される信号、および、前記第2トランジスタおよび前記第4トランジスタの接続ノードの電位を受け取って、前記第10トランジスタの前記制御電極に供給する信号を制御するレベルコンバータ。
(付記8)
付記3〜7のいずれか1項に記載のレベルコンバータにおいて、
前記第5および第6トランジスタは、前記第1および第2トランジスタ,並びに,前記第7および第8トランジスタよりも大きなサイズのトランジスタであるレベルコンバータ。
(付記9)
付記3〜8のいずれか1項に記載のレベルコンバータにおいて、
前記レベルコンバータは、第1の電源レベルの信号を該第1の電源レベルよりも小さい第2の電源レベルの信号に変換するものであり、
前記論理回路は、前記第2の電源レベルで駆動されるトランジスタを備えるレベルコンバータ。
(付記10)
付記3〜8のいずれか1項に記載のレベルコンバータにおいて、さらに、
前記第3および第4トランジスタ並びに前記第9および第10トランジスタとカスコード接続された、前記第2導電型の第11および第12トランジスタ並びに第13および第14トランジスタを備えるレベルコンバータ。
(付記11)
付記10に記載のレベルコンバータにおいて、
前記レベルコンバータは、第1の電源レベルの信号を該第1の電源レベルよりも小さい第2の電源レベルを有する信号に変換するものであり、
前記第3および第4トランジスタ並びに前記第9および第10トランジスタは、前記第2の電源レベルで駆動されるトランジスタであるレベルコンバータ。
(付記12)
付記10または11に記載のレベルコンバータにおいて、さらに、
前記第11および第12トランジスタ並びに前記第13および第14トランジスタにバイアス電流を流すバイアス電流生成回路を備えるレベルコンバータ。
(付記13)
付記12に記載のレベルコンバータにおいて、さらに、
前記バイアス電流生成回路は、前記第1および第2トランジスタと前記第3および第4トランジスタとの接続ノードの一方が電位変化するときにだけ、前記第11および第12トランジスタ並びに前記第13および第14トランジスタに前記バイアス電流を流すレベルコンバータ。
(付記14)
付記3〜13のいずれか1項に記載のレベルコンバータにおいて、
前記各トランジスタはMOSトランジスタであり、前記第1電源線は高電位電源線であり、前記第2電源線は低電位電源線であり、前記第1導電型はpチャネル型であり、そして、前記第2導電型はnチャネル型であるレベルコンバータ。
従来のレベルコンバータの一例を示す回路図である。 従来のレベルコンバータの他の例を示す回路図である。 従来のレベルコンバータのさらに他の例を示す回路図である。 レベルコンバータの実施形態の全体構成を概略的に示すブロック図である。 レベルコンバータの第1実施例を示す回路図である。 図5に示すレベルコンバータにおける論理回路部の一例を含めて示す回路図である。 図6に示すレベルコンバータの動作を従来例と比較して示す図(その1)である。 図6に示すレベルコンバータの動作を従来例と比較して示す図(その2)である。 レベルコンバータの第2実施例を示す回路図である。 レベルコンバータの第3実施例を示す回路図である。
符号の説明
1 クロスカップル部
2 第1スイッチング部
3 第2スイッチング部
4 カレントミラー接続部
5 第3スイッチング
6 入出力マッチング判定部
7 カスコード接続部

Claims (9)

  1. 第1電極が、第1電源電圧が供給される第1電源線に接続され、制御電極および第2電極がクロスカップル接続された第1導電型の第1および第2トランジスタと、
    第1電極が、第2電源電圧が供給される第2電源線に接続され、第2電極が前記第1トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に第1入力信号が供給される前記第1導電型と異なる第2導電型の第3トランジスタと、
    第1電極が前記第2電源線に接続され、第2電極が前記第2トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に前記第1入力信号と相補の第2入力信号が供給される前記第2導電型の第4トランジスタと、
    前記第1トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第5トランジスタと、
    前記第2トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第6トランジスタと、
    前記第1入力信号と前記第1トランジスタの第2電極の電位とに基づいて第1制御信号を出力する第1判定部と、
    前記第2入力信号と前記第2トランジスタの第2電極の電位とに基づいて第2制御信号を出力する第2判定部と、を有し、
    前記第5トランジスタは、前記第1制御信号に基づいて駆動制御され、
    前記第6トランジスタは、前記第2制御信号に基づいて駆動制御され、
    前記第1判定部と前記第2判定部は、前記第1電源電圧よりも低い第3電源電圧によって駆動される、
    ことを特徴とするレベルコンバータ。
  2. 前記第5トランジスタは、前記第1トランジスタの第2電極の電位が前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との間で遷移する時のみオンするように駆動制御され、
    前記第6トランジスタは、前記第2トランジスタの第2電極の電位が前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との間で遷移する時のみオンするように駆動制御される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレベルコンバータ。
  3. 前記第5および第6トランジスタは、前記第1および第2トランジスタよりも大きなサイズのトランジスタである、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレベルコンバータ。
  4. 第1電極が、第1電源電圧が供給される第1電源線に接続され、制御電極および第2電極がクロスカップル接続された第1導電型の第1および第2トランジスタと、
    第1電極が、第2電源電圧が供給される第2電源線に接続され、第2電極が前記第1トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に第1入力信号が供給される前記第1導電型と異なる第2導電型の第3トランジスタと、
    第1電極が前記第2電源線に接続され、第2電極が前記第2トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に前記第1入力信号と相補の第2入力信号が供給される前記第2導電型の第4トランジスタと、
    前記第1トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第5トランジスタと、
    前記第2トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第6トランジスタと、
    前記第1制御信号が制御端子に入力され、第1電極が前記第2電源線に接続され、第2電極が前記第5トランジスタの制御端子に接続された前記第2導電型の第7トランジスタと、
    第1電極が前記第1電源線に接続され、第2電極が前記第7トランジスタの第2電極に接続され、制御端子が前記第5トランジスタの制御端子に接続された前記第1導電型の第8トランジスタと、
    前記第2制御信号が制御端子に入力され、第1電極が前記第2電源線に接続され、第2電極が前記第6トランジスタの制御端子に接続された前記第2導電型の第9トランジスタと、
    第1電極が前記第1電源線に接続され、第2電極が前記第9トランジスタの第2電極に接続され、制御端子が前記第6トランジスタの制御端子に接続された前記第1導電型の第10トランジスタと、
    前記第1入力信号と前記第1トランジスタの第2電極の電位とに基づいて第1制御信号を出力する第1判定部と、
    前記第2入力信号と前記第2トランジスタの第2電極の電位とに基づいて第2制御信号を出力する第2判定部と、を有し、
    前記第5トランジスタは、前記第1制御信号に基づいて駆動制御され、
    前記第6トランジスタは、前記第2制御信号に基づいて駆動制御される、
    ことを特徴とするレベルコンバータ。
  5. 第1電極が第1電源線に接続され、制御電極および第2電極がクロスカップル接続された第1導電型の第1および第2トランジスタと、
    第1電極が第2電源線に接続され、第2電極が前記第1および第2トランジスタの前記第2電極に接続され、制御電極に差動入力信号が供給される前記第1導電型と逆の第2導電型の第3および第4トランジスタと、
    前記第1および第2トランジスタと並列に接続された前記第1導電型の第5および第6トランジスタと、
    前記第5および第6トランジスタとカレントミラー接続された前記第1導電型の第7および第8トランジスタと、
    前記第7および第8トランジスタと直列に接続され、制御電極に論理回路の出力信号が供給される前記第2導電型の第9および第10トランジスタと、
    前記第3および第4トランジスタ並びに前記第9および第10トランジスタとカスコード接続された、前記第2導電型の第11および第12トランジスタ並びに第13および第14トランジスタと、
    前記第11および第12トランジスタ並びに前記第13および第14トランジスタにバイアス電流を流すバイアス電流生成回路と、を備え、
    前記論理回路の出力信号により、前記第1および第2トランジスタと前記第3および第4トランジスタとの接続ノードの一方の電位変化を加速させ、
    前記バイアス電流生成回路は、前記第1および第2トランジスタと前記第3および第4トランジスタとの接続ノードの一方が電位変化するときにだけ、前記第11および第12トランジスタ並びに前記第13および第14トランジスタに前記バイアス電流を流す、
    ことを特徴とするレベルコンバータ。
  6. 前記論理回路は、前記差動入力信号および前記接続ノードの電位を受け取り、前記第1トランジスタおよび前記第3トランジスタの接続ノードの電位を変化させる必要があるとき、前記第9トランジスタをオンとして前記第7トランジスタを介して当該第7トランジスタとカレントミラー接続された前記第5トランジスタに電流を流す、
    ことを特徴とする請求項に記載のレベルコンバータ。
  7. 前記論理回路は、前記第4トランジスタの前記制御電極に入力される信号、および、前記第1トランジスタおよび前記第3トランジスタの接続ノードの電位を受け取って、前記第9トランジスタの前記制御電極に供給する信号を制御する、
    ことを特徴とする請求項に記載のレベルコンバータ。
  8. 前記第5および第6トランジスタは、前記第1および第2トランジスタ,並びに,前記第7および第8トランジスタよりも大きなサイズのトランジスタである、
    ことを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載のレベルコンバータ。
  9. 前記レベルコンバータは、第1の電源レベルの信号を該第1の電源レベルよりも小さい第2の電源レベルを有する信号に変換するものであり、
    前記第3および第4トランジスタ並びに前記第9および第10トランジスタは、前記第2の電源レベルで駆動されるトランジスタである、
    ことを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載のレベルコンバータ。
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