JP4424095B2 - レベルシフト回路 - Google Patents

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Description

本発明は、低電圧の信号を高電圧の信号に変換するレベルシフト回路に関する。
図2は従来のレベルシフト回路の一例を示す回路図である。この図において、符号1は0〜5Vの入力信号が加えられる入力端子、2は低電圧(5V)電源端子、3は接地端子、4、5は低電圧電源で動作するインバータである。6,7は低電圧電源用のNチャネルFET(電界効果トランジスタ)、8、9は高電圧(10V)電源用NチャネルFET、10、11は高電圧電源用PチャネルFET、12は高電圧電源用インバータ、13は出力端子、14は高電圧電源端子である。なお、図において、N、HN、HPは次の意味である。
N:低電圧電源用NチャネルFET
HN:高電圧電源用NチャネルFET
HP:高電圧電源用PチャネルFET
このような構成において、入力信号が0Vの時は、インバータ4の出力が5V、インバータ5の出力が0Vとなり、FET6、8がオフ、FET7、9がオンとなる。この結果、FET10がオン、FET11がオフとなり、インバータ12の出力が0Vとなる。一方、入力信号が5Vの時は、インバータ4の出力が0V、インバータ5の出力が5Vとなり、FET6、8がオン、FET7、9がオフとなる。この結果、FET10がオフ、FET11がオンとなり、インバータ12の出力が10Vとなる。このように、図2の回路は、0〜5Vの入力信号に対し、0〜10Vの昇圧された信号を出力する。
また、図2において、FET8、9はFET6、7に高電圧がかからないようにするための保護用FETであり、これらのFET8,9により、FET6,7のドレインは常に(5V−Vgs)以下に保持される。なお、VgsはFET8、9のゲート−ソース間電圧である。
なお、従来のレベルシフト回路が開示された文献として、特許文献1が知られている。
特開平9-18328号公報
ところで、上述したレベルシフト回路をさらに低電圧の入力信号によって駆動する場合、FET10、11を反転させるための充分なゲート電流をFET6または7によって流すことができるかが問題となる。そして、図2の回路の場合、FET6、7のソース−ドレイン間電圧が低電圧電源端子2の電圧よりFET8、9のゲート−ソース間電圧Vgsだけ低くなるため、FET6,7のソースードレイン電流がその分減少し、このため、低電圧電源端子2の電圧があるレベル以下になると回路動作が不能となってしまう。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、従来の回路よりさらに低い電圧によって駆動することができるレベルシフト回路を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、発明は、低電圧電源による入力信号に基づいて駆動される低電圧用増幅素子と、前記低電圧用増幅素子によって駆動され、高電圧電源を制御して高電圧信号を出力する高電圧用増幅素子とを具備し、前記高電圧用増幅素子の出力信号を次段へ出力するレベルシフト回路において、前記低電圧用増幅素子に直列に接続され保護用トランジスタと、前記保護用トランジスタと共にカレントミラー回路を構成し、前記低電圧用増幅素子に加わる電圧を前記低電圧電源の電圧と実質的に等しい電圧に制御する制御用トランジスタとを具備することを特徴とするレベルシフト回路である。
発明は、低電圧電源による入力信号に基づいて駆動される低電圧用増幅素子と、前記低電圧用増幅素子によって駆動され、高電圧電源を制御して高電圧信号を出力する高電圧用増幅素子とを具備し、前記高電圧用増幅素子の出力信号を次段へ出力するレベルシフト回路において、一方の電極が前記低電圧電源に接続され、他方の電極が抵抗素子を介して前記高電圧電源に接続され、制御電極が前記他方の電極に接続された第1のトランジスタと、一方の電極が前記低電圧用増幅素子に接続され、制御電極が前記第1のトランジスタの制御電極に接続され、他方の電極が前記高電圧用増幅素子の制御電極に接続された第2のトランジスタと、前記低電圧用増幅素子に並列に接続された抵抗素子とを具備することを特徴とするレベルシフト回路である。
この発明によれば、従来の回路よりさらに低い入力電圧によって駆動することができる効果がある。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態によるレベルシフト回路の構成を示す回路図であり、この図において図2の各部に対応する部分には同一の符号が付してある。この図において、1は0〜5Vの入力信号が加えられる入力端子、2は低電圧(5V)電源端子、3は接地端子である。4、5は低電圧電源で動作するインバータであり、インバータ4の出力はインバータ5の入力端およびFET7のゲートへ加えられ、インバータ5の出力はFET6のゲートへ加えられる。
21は高電圧電源用PチャネルFETであり、そのソースが高電圧(10V)電源端子14に接続され、ゲートが所定の電圧に接続され、ドレインがFET22のドレインに接続されている。FET22は高電圧電源用NチャネルFETであり、そのソースが低電圧電源端子2に接続され、そのベース(基板)が接地されている。また、そのゲートはドレインに接続されると共に、FET8,9のゲートに接続されている。
FET6は低電圧電源用のNチャネルFETであり、そのソースが接地され、ドレインがFET8のソースに接続され、ベースが接地されている。FET23は低電圧電源用NチャネルFETであり、そのドレインはFET6のドレインに接続され、ゲートが所定の電圧に接続され、ソースおよびベースが接地されている。また、FET7は低電圧電源用のNチャネルFETであり、そのソースが接地され、ドレインがFET9のソースに接続され、ベースが接地されている。FET24は低電圧電源用NチャネルFETであり、そのドレインはFET7のドレインに接続され、ゲートが所定の電圧に接続され、ソースおよびベースが接地されている。
FET8,9は高電圧電源用NチャネルFETであり、FET6,7を高電圧から保護する保護用FETである。FET8のドレインはFET10のドレインに接続され、ベースが接地されている。同様に、FET9のドレインはFET11のドレインに接続され、ベースが接地されている。FET10、11は高電圧電源用PチャネルFETであり、FET10のソースが高電圧電源端子14に接続され、ゲートがFET11のドレインに接続されている。また、FET11のソースが高電圧電源端子14に接続され、ゲートがFET10のドレインに接続されている。12は高電圧電源用インバータであり、FET10のドレイン電圧を反転して出力端子13へ供給する。
このような構成において、入力信号が0Vの時は、インバータ4の出力が5V、インバータ5の出力が0Vとなる。インバータ4の出力が5Vになると、FET7がオン状態となり、FET7がオンになると、FET9もオン状態となる。これにより、FET11のドレインが0Vに落ち、FET10がオン状態となる。一方、インバータ5の出力が0Vになると、FET6がオフとなる。この時、FET8はFET23に電流を流すため能動状態にあり、高電圧電源端子14からFET10、FET8、FET23を通して約3μAの電流が流れる。またこの時、FET10のドレイン電圧は10V近辺の電圧となる。
また、入力信号が5Vの時は、インバータ4の出力が0V、インバータ5の出力が5Vとなる。インバータ5の出力が5Vになると、FET6がオン状態となり、FET6がオンになると、FET8もオン状態となる。これにより、FET10のドレインが0Vに落ち、FET11がオン状態となる。一方、インバータ4の出力が0Vになると、FET7がオフとなる。この時、FET9はFET24に電流を流すため能動状態にあり、高電圧電源端子14からFET11、FET9、FET24を通して約3μAの電流が流れる。またこの時、FET10のドレイン電圧は0Vとなり、FET11のドレイン電圧は10V近辺の電圧となる。そして、FET10のドレイン電圧がインバータ12によって反転され、出力端子13から出力される。
このように、図1の回路は0〜5Vに入力信号に対し、0〜10Vの昇圧された信号を出力する。
上記の回路において、FET21はそのソース−ドレイン電流が常時3μAになるようにゲート電圧が設定されている。また、FET21、22のトランジスタ特性と、FET10、8のトランジスタ特性が同一特性に揃えられており、FET21、22の回路とFET10、8の回路がカレントミラー回路を構成している。これにより、FET8のソース電圧が、常時、FET22のソース電圧と同一となり、5Vに保持される。同様に、FET21、22のトランジスタ特性と、FET11、9のトランジスタ特性が同一特性に揃えられており、FET21、22の回路とFET11、9の回路がカレントミラー回路を構成している。これにより、FET9のソース電圧が、常時、FET22のソース電圧と同一となり、5Vに保持される。
このように、上記実施形態によれば、FET6、7のドレイン電圧が、常時、低電圧電源端子2の電圧5Vと同一となり、この結果、低電圧電源端子2の電圧が低下した場合においてもFET6、7のソース−ドレイン電流を従来の回路より流すことが可能となる。これにより、従来の回路より低い入力信号によって駆動することが可能となる。また、従来の回路はFET8,9のゲート−ソース間電圧のばらつきによって最低駆動電圧が変動したが、上記実施形態においてはFET特性のばらつきによる影響がない利点がある。
なお、上記実施形態において、FET21、23、24に代えて定電流回路を用いてもよい。
この発明は、IC(半導体集積回路)等において使用される。
この発明の一実施形態によるレベルシフト回路の構成を示す回路図である。 従来のレベルシフト回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
1…入力端子、13…出力端子、10、11、21…PチャネルFET、6、7、8、9、22、23、24…NチャネルFET。

Claims (2)

  1. 低電圧電源による入力信号に基づいて駆動される低電圧用増幅素子と、前記低電圧用増幅素子によって駆動され、高電圧電源を制御して高電圧信号を出力する高電圧用増幅素子とを具備し、前記高電圧用増幅素子の出力信号を次段へ出力するレベルシフト回路において、
    前記低電圧用増幅素子に直列に接続され保護用トランジスタと、
    前記保護用トランジスタと共にカレントミラー回路を構成し、前記低電圧用増幅素子に加わる電圧を前記低電圧電源の電圧と実質的に等しい電圧に制御する制御用トランジスタと、
    を具備することを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 低電圧電源による入力信号に基づいて駆動される低電圧用増幅素子と、前記低電圧用増幅素子によって駆動され、高電圧電源を制御して高電圧信号を出力する高電圧用増幅素子とを具備し、前記高電圧用増幅素子の出力信号を次段へ出力するレベルシフト回路において、
    一方の電極が前記低電圧電源に接続され、他方の電極が抵抗素子を介して前記高電圧電源に接続され、制御電極が前記他方の電極に接続された第1のトランジスタと、
    一方の電極が前記低電圧用増幅素子に接続され、制御電極が前記第1のトランジスタの制御電極に接続され、他方の電極が前記高電圧用増幅素子の制御電極に接続された第2のトランジスタと、
    前記低電圧用増幅素子に並列に接続された抵抗素子と、
    を具備することを特徴とするレベルシフト回路。
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