JP4774287B2 - 出力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、入力信号を他のレベルの信号に変換するレベルシフタ等の出力回路に関するものである。
従来、入力電圧を他の電圧レベルに変換するための出力回路に関する技術としては、例えば、次のような文献に記載されるものがあった。
特開平7−226669号公報
図15は、特許文献1の図1に記載された従来の出力回路を示す回路図である。
この出力回路は、入力電圧を他の電圧レベルに変換するレベルシフタであり、電源電位VDDHノードとノードN12,N14との間に接続されたいわゆるウィルソン型のカレントミラー回路10を有している。このカレントミラー回路10は、4個のPチャネル型MOSトランジスタ(以下「PMOS」という。)11,12,13,14により構成されている。PMOS11のソースは電源電位VDDH(例えば、15V)ノードに接続され、PMOS11のドレインがノードN11に接続され、ノードN11がPMOS12のソースに接続され、PMOS12のドレイン及びゲートがノードN12に接続されている。PMOS13のソースは電源電位VDDHノードに接続され、PMOS13のドレイン側のノードN13及びゲートがPMOS11のゲートに接続され、ノードN13がPMOS14のソースに接続され、PMOS14のドレインがノードN14に接続されている。
ウィルソン型カレントミラー回路10では、PMOS11,12とPMOS13,14のβ(=W/L、但し、WはMOSトランジスタのゲート幅、LはMOSトランジスタのゲート長)比率により、各パスの電流比が決定される。
ノードN12には、カレントミラー回路10に電流の流れを誘起させるNチャネル型MOSトランジスタ(以下「NMOS」という。)15のドレインが接続され、このNMOS15のゲートが逆相入力電圧Vxin用の逆相入力端子XINに接続され、ソースが接地電位VSS(=0V)ノードに接続されている。ノードN14には、NMOS16のドレインが接続され、このNMOS16のゲートが正相入力電圧Vin用の正相入力端子INに接続され、ソースが接地電位VSSノードに接続されている。
ノードN14及び逆相入力端子INには、出力段20が接続され、この出力段20が、PMOS21及びNMOS22により構成されている。PMOS21のソースは電源電位VDDHノードに接続され、このPMOS21のゲートがノードN14に接続され、ソースが出力ノードN21に接続されている。出力ノードN21は、出力電圧Vout用の出力端子OUT及びNMOS22のドレインに接続され、このNMOS22のゲートが逆相入力端子XINに接続され、ドレインが接地電位VSSノードに接続されている。
このような構成の出力回路では、次のように動作する。
例えば、正相入力電圧Vinが接地電位VSS(=0V)の低電位レベル(以下「“L”」という。)から電源電位VCC(例えば、5V)の高電位レベル(以下「“H”」という。)へ立ち上がり、これと相補的な逆相入力電圧Vxinが“H”から“L”に立ち下がると、NMOS16がオン状態、NMOS15,22がオフ状態になる。NMOS16がオン状態になると、ノードN14が接地電位VSSの“L”に引き下げられ、PMOS21がオン状態になる。これにより、出力ノードN21が電源電位VDDH(=15V)の“H”に引き上げられ(即ち、5Vの入力電圧Vinが15Vの電源電位VDDHに変換され)、この出力電圧Voutが出力端子OUTから出力される。
一方、入力側のNMOS15 がオフ状態になったことにより、カレントミラー回路10がオフ状態になり、電源電位VDDHからノードN14への電源供給が遮断される。これにより、ノードN14の電位降下が加速され、出力端子OUTは電源電位VDDHレベルに安定に保持される。
又、正相入力電圧Vinが“H”から“L”に立ち下がり、逆相入力電圧Vxinが“L”から“H”に立ち上がると、NMOS16がオン状態からオフ状態に切り替わり、NMOS15,22がオフ状態からオン状態に切り替わる。NMOS22がオン状態になると、出力ノードN21が接地電位VSSの“L”に引き込まれ、0Vの入力電圧Vinが0Vのままで出力電圧Voutとして出力される。NMOS15がオン状態になると、カレントミラー回路10がオン状態になってPMOS11〜14 に電流が流れ、ノードN14の電位が電源電位VDDHに向かって引き上げられ、これがPMOS21のゲートに供給される。これにより、PMOS21はオフ状態に安定に保持され、電源電位VDDHから出力ノードN21への電源供給が遮断されて該出力ノードN21の電位降下が加速され、出力電圧Voutは接地電位VSSの“L”に安定に保持される。
ノードN14の電位が電源電圧VDDHレベル近傍まで上昇すると、ノードN13の電位も電源電位VDDHレベル近傍まで上昇し、PMOS13のゲート・ソース間電圧Vgsが小さくなり、該PMOS13がカットオフ状態となる。これにより、PMOS11,12 にも電流が流れなくなり、カレントミラー回路10には過度的な電流しか流れず、直流(以下「DC」という。)電流は零である。
このように、図15の出力回路では、ノードN14と電源電位VDDHノードとの間にカレントミラー回路10を接続し、逆相入力電圧Vxinによりオン/オフ動作するNMOS15によってカレントミラー回路10を駆動制御するので、動作速度が速く、出力端子OUTに付く負荷容量の悪影響を受けない(即ち、スイッチング速度、消費電流等の特性が、出力端子OUTに付く負荷容量に大きく依存するという悪影響を受けない)。又、動作速度が速く、切り替わり時間が短いため、PMOS21及びNMOS22が同時にオン状態になる時の電源電位VDDH及び接地電位VSS間の貫通電流が少なく、消費電流が少ないという利点がある。
図16は、特許文献1の図3に記載された従来の他の出力回路を示す回路図である。
この出力回路では、図15のカレントミラー回路10を構成するPMOS13,14と並列にPMOS17を接続し、出力電圧VoutをこのPMOS17のゲートにフィードバックさせ、出力電圧Voutが接地電位VSSレベルの時に、ノードN14が電源電位VDDHレベルにフルスイングするように構成している。図15の出力回路では、ノードN14の電位Vn14は、電源電位VDDHレベルに保持するように制御される時に、(VDDH−Vtp ≦ Vn14 ≦ VDDH、但し、VtpはPMOSの閾値電圧)となり、電源電位VDDHまでフルスイングすることが出来ない。これに対し、図16のPMOS17を追加することにより、ノードN14の電位Vn14を電源電圧VDDHレベルにフルスイングさせることが出来、より安定な動作を実現できる利点がある。
従来の図15、図16の出力回路では、逆相入力電圧Vxinが“L”から“H”に立ち上がると、NMOS15がオン状態になり、カレントミラー回路10がオン状態になってPMOS11〜14 に電流が流れ、ノードN14の電位が電源電位VDDHに向かって引き上げられ、これがPMOS21のゲートに供給される。
しかしながら、ノードN14には、オン状態のPMOS13及び14を通して電源電流が供給され、電源電位VDDHに向かって引き上げられるが、この時の立ち上がり時間が遅い。しかも、立ち上がり時間が遅くなることにより、PMOS21のオフ状態への遷移が遅れ、このPMOS21を流れる消費電流が大きくなり、その結果、出力回路全体の消費電流が大きくなるという課題があった。
そのため、より立ち上がり時間が早く、より消費電流の小さな出力回路の実現が望まれていた。
本発明のうちの第1の発明の出力回路は、カレントミラー回路と、制御手段と、を備えている。
前記カレントミラー回路は、第1の電源電位レベルに設定される第1の電源電位ノードと第1のノードとの間に直列に接続された第1及び第2のトランジスタを有し、前記第1のトランジスタが出力信号の与えられる第2のノードの電位により導通状態が制御され、前記第2のトランジスタが前記第1のノードの電位により導通状態が制御される第1の回路と、前記第1の電源電位レベルに設定される第2の電源電位ノードと前記第2のノードとの間に直列に接続された第3及び第4のトランジスタを有し、前記第3のトランジスタが前記第2のノードの電位により導通状態が制御され、前記第4のトランジスタが前記第1のノードの電位により導通状態が制御される第2の回路と、により構成されている。
更に、前記制御手段は、前記第1のノードと第2の電源電位レベルに設定される第3の電源電位ノードとの間に接続され、入力信号により導通状態が制御される第5のトランジスタと、前記第2のノードと前記第2の電源電位レベルに設定される第4の電源電位ノードとの間に接続され、前記入力信号に基づいて導通状態が制御される第6のトランジスタと、により構成されている。
第2の発明の出力回路は、カレントミラー回路と、制御手段と、を備えている。
前記カレントミラー回路は、第1電極、第2電極及び第1制御電極を有し、前記第1電極が第1の電源電位レベルに設定される第1の電源電位ノードに接続された第1のトランジスタと、第3電極、第4電極及び第2制御電極を有し、前記第3電極が前記第2電極に接続され、前記第4電極及び前記第2制御電極が第1のノードに接続された第2のトランジスタと、第5電極、第6電極及び第3制御電極を有し、前記第5電極が前記第1の電源電位レベルに設定される第2の電源電位ノードに接続され、前記第3制御電極が前記第1制御電極に接続された第3のトランジスタと、第7電極、第8電極及び第4制御電極を有し、前記第7電極が前記第6電極に接続され、前記第8電極が出力信号の与えられる第2のノードに接続され、前記第4制御電極が前記第2制御電極に接続された第4のトランジスタと、により構成されている。
前記制御手段は、第9電極、第10電極及び第5制御電極を有し、前記第9電極が前記第1のノードに接続され、前記第10電極が第2の電源電位レベルに設定される第3の電源電位ノードに接続され、前記第5制御電極に入力信号が与えられる第5のトランジスタと、第11電極、第12電極及び第6制御電極を有し、前記第11電極が前記第2のノードに接続され、前記第12電極が前記第2の電源電位レベルに設定される第4の電源電位ノードに接続され、前記第6制御電極に前記入力信号に応じた信号が与えられる第6のトランジスタと、により構成されている。更に、前記第1制御電極及び前記第3制御電極は、信号線により前記第2のノードに接続されている。
第1及び第2の発明によれば、第1のトランジスタの1制御電極と第3のトランジスタの第3制御電極と、信号線により直接、第2のノードに接続されているので、第2のノード上の電位の立ち上がり時間を速く出来、これにより出力回路の消費電流を減少出来る。
出力回路は、第1、第2、第3、第4のトランジスタにより構成されるカレントミラー回路を備えている。
前記第1のトランジスタは、第1電極、第2電極及び第1制御電極を有し、前記第1電極が第1の電源電位レベルに設定される第1の電源電位ノードに接続されている。前記第2のトランジスタは、第3電極、第4電極及び第2制御電極を有し、前記第3電極が前記第2電極に接続され、前記第4電極及び前記第2制御電極が第1のノードに接続されている。前記第3のトランジスタは、第5電極、第6電極及び第3制御電極を有し、前記第5電極が前記第1の電源電位レベルに設定される第2の電源電位ノードに接続され、前記第3制御電極が前記第1制御電極に接続されている。
更に、前記第4のトランジスタは、第7電極、第8電極及び第4制御電極を有し、前記第7電極が前記第6電極に接続され、前記第8電極が出力用の第2のノードに接続され、前記第4制御電極が前記第2制御電極に接続されている。そして、前記第1制御電極及び前記第3制御電極は、信号線により直接、前記第2のノードに接続されている。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1を示す出力回路の回路図である。
この出力回路は、従来の図15と同様に、入力信号(例えば、入力電圧)を他の信号レベル(例えば、電圧レベル)に変換するレベルシフタであり、入力端子INに入力される第1の入力信号(例えば、正相入力電圧)Vinから第2の入力信号(例えば、逆相入力電圧)Vxinを生成するインバータ25と、電源電位(例えば、VDDH)ノードと第1のノードN32及び第2のノードN34との間に接続されたカレントミラー回路30とを有している。カレントミラー回路30は、4個の第1、第2、第3、第4のトランジスタ(例えば、PMOS)31,32,33,34により構成されている。PMOS31及び32により第1の回路、PMOS33及び34により第2の回路が構成されている。
PMOS31の第1電極(例えば、ソース)は電源電位VDDH(例えば、16V)ノードに接続され、PMOS31の第2電極(例えば、ドレイン)がPMOS32の第3電極(例えば、ソース)に接続され、PMOS32の第4電極(例えば、ドレイン)及び第2制御電極(例えば、ゲート)がノードN32に接続されている。PMOS33の第5電極(例えば、ソース)は電源電圧VDDHノードに接続され、PMOS33の第3制御電極(例えば、ゲート)がPMOS31の第1制御電極(例えば、ゲート)に接続され、PMOS33の第6電極(例えば、ドレイン)がPMOS34の第7電極(例えば、ソース)に接続され、PMOS34の第4制御電極(例えば、ゲート)がPMOS32のゲートに接続され、PMOS34の第8電極(例えば、ドレイン)がノードN34に接続されている。
本実施例1では、従来の図15と異なり、PMOS31,33のゲートが信号線により直接、ノードN34に接続されている。
ノードN32には、カレントミラー回路30に電流の流れを誘起させる第5のトランジスタ(例えば、NMOS)35のドレインが接続され、このNMOS35のゲートが入力端子INに接続され、ソースが電源電位(例えば、接地電位)VSS(=0V)ノードに接続されている。ノードN34には、第6のトランジスタ(例えば、NMOS)36のソースが接続され、このNMOS36のゲートがインバータ25の出力端子に接続され、ソースが接地電位VSSノードに接続されている。これらのNMOS35,36により、制御手段が構成されている。
ノードN34には、出力段のバッファ(例えば、インバータ)40の入力端子が接続され、このインバータ40の出力端子が、出力信号(例えば、出力電圧)Vout用の出力端子OUTに接続されている。
(実施例1の動作)
図2は、図1の動作波形を示すタイミングチャートである。
入力電圧Vinが第2論理レベル(例えば、“L”)の時は、NMOS35がオフ状態、NMOS36がオン状態となり、カレントミラー回路30がオフ状態になる。NMOS36がオン状態になると、ノードN34が接地電位VSS側に引き下げられて“L”となり、PMOS31,33がオン状態となる。NMOS35がオフ状態になっているので、ノードN32は、電源電位VDDHからPMOS31及びPMOS32を通して充電されて第1論理レベル(例えば、“H”)となる。これにより、PMOS32及びPMOS34がオフ状態となり、電源電位VDDH→PMOS33→PMOS34→NMOS36→接地電位VSS、を流れる電流が遮断される。
入力電圧Vinが“L”→“H”に変化する時、ノードN32は“H”レベルであるため、PMOS32及びPMOS34がオフ状態となっており、ノードN34が“L”レベルであるため、PMOS31及びPMOS33がオン状態となっている。しかしながら、NMOS35がオフ状態→オン状態になるため、ノードN32は接地電位VSS側へ引き下げられて“H”→“L”へ変化し、PMOS32及びPMOS34がオン状態になる。又、NMOS36はオン状態→オフ状態となり、PMOS33及びPMOS34がオン状態であるため、ノードN34は電源電位VDDH側へ引き上げられて“L”→“H”へ変化する。ノードN34が“H”へ変化することで、PMOS31及びPMOS33がオン状態→オフ状態となり、電源電位VDDH→PMOS31→PMOS32→NMOS35→接地電位VSS、を流れる電流が遮断される。
入力電圧Vinが“H”→“L”に変化する時、ノードN32は“L”であるため、PMOS32及びPMOS34がオン状態となっており、ノードN34が“H”レベルであるため、PMOS31及びPMOS33がオフ状態となっている。しかしながら、NMOS36がオフ状態→オン状態になるため、ノードN34は接地電位VSS側へ引き下げられて“H”→“L”へ変化し、PMOS31及びPMOS33がオン状態になる。又、NMOS35はオン状態→オフ状態となり、PMOS31及びPMOS32がオン状態であるため、ノードN32は電源電位VDDH側に引き上げられて“L”→“H”へ変化する。ノードN32が“H”へ変化することで、PMOS32及びPMOS34がオン状態→オフ状態となり、電源電位VDDH→PMOS33→PMOS34→NMOS36→接地電位VSS、を流れる電流が遮断される。
(実施例1の効果)
本実施例1では、入力電圧Vinが“H”の時に流れていた電流が、ノードN34が“L”→“H”へ変化することを受けて、カスケード接続されたPMOS31が自動的にオフ状態になることによって遮断されので、従来の図15の出力回路に比べて以下のような効果がある。
図3、図4は、本実施例1の出力回路と従来の出力回路とを比較するためにシミュレーション用に作成した回路図であり、図3は本実施例1の図1に対応するシミュレーション用の出力回路図、及び図4は従来の図15に対応するシミュレーション用の出力回路図である。
図3の回路では、図4の回路のシミュレーション条件に合わせるために、出力段のインバータ40を、図4と同様なPMOS40a及びNMOS40bにより構成している。又、入力段のインバータ25を、PMOS25a及びNMOS25bからなる相補型MOS(CMOS)インバータにより構成し、更に、この前段にPMOS24a及びNMOS24bからなるCMOSインバータ24を接続している。
又、図4の回路では、図3の回路のシミュレーション条件に合わせるために、入力段に、図3と同様のCMOSインバータ24,25を設けている。
図5〜図7は、本発明者による本実施例1の図3の出力回路と従来の図4の出力回路とのシミュレーション結果を示す電圧波形図である。この内、図5は、横軸が時間(0〜3μsec)、縦軸が電圧(0〜16V)であり、上段がノードN34(N14)の電圧波形図、下段が出力端子OUTの電圧波形図である。図6は、横軸が拡大された時間(480nsec〜640nsec付近)、縦軸が電圧(0〜16V)であり、上段がノードN34(N14)の電圧波形図、下段が出力端子OUTの電圧波形図である。図7は、横軸が拡大された時間(990nsec〜1.02μsec付近)、縦軸が電圧(0〜16V)であり、上段がノードN34(N14)の電圧波形図、下段が出力端子OUTの電圧波形図である。
本実施例1の図3の回路と従来の図4の回路とを比較すると、次の(1)〜(3)のような相違がある。
(1) 本実施例1の回路では、カレントミラー回路30の出力部であるノードN34の電圧が、PMOS31及びPMOS33のゲートに入力されているのに対し、従来の回路では、PMOS13及びPMOS14間のノードN13の電圧が、PMOS11及びPMOS13のゲートに入力されている。つまり、PMOS31(11)及びPMOS33(13)のゲートに入力する電圧が、PMOS34(14)を介しているか否かの点で、両者が相違している。
(2) 前記(1)の相違から、従来の回路よりも本実施例1の回路の方が、ノードN34(N14)での立ち上がり時間が速くなる。シミュレーション結果によると、従来の回路よりも本実施例1の回路の方が、5ns程度速く立ち上がる(図5の上段、この横軸を拡大した図6の上段を参照)。
(3) 前記(2)の立ち上がり時間に起因して、従来の回路よりも本実施例1の回路の方が、出力段のインバータ40(21,22)での消費電流を小さくすることが可能となる。シミュレーション結果によると、
(3−1) 従来の回路よりも本実施例1の回路の方が、カレントミラー回路30(10)側での消費電流が大きくなるものの(図7を参照、本実施例1の回路のNMOS35,36のソースから接地電位VSSノードへ流れる電流値は7.6μA、従来の回路のNMOS15,16のソースから接地電位VSSノードへ流れる電流値は7.3μA)、
(3−2) 出力回路全体では逆に消費電流が10%以上小さくなる(本実施例1の回路のNMOS40bから接地電位VSSノードへ流れる電流値は173.0μA、従来の回路のNMOS22から接地電位VSSノードへながれる電流値は206.4μA)。
前記(3−1)の理由は、本実施例1の回路では、PMOS31,33の充放電分、ノードN34において若干消費電流が増加するためである。この反面、本実施例1の回路では、従来の回路に比べて、動作的にMOSトランジスタの切り替えタイミングが速くなる。即ち、本実施例1の回路では、
・NMOS35のオンによりノードN32が“L”→PMOS32,34がオン→ノードN34の電圧(=VDDH−Vtp、但し、VtpはPMOSの閾値電圧)→PMOS31,33がスライトリーオン(軽いオン状態)、
するからである。
これに対し、従来の回路では、
・NMOS15(35)のオンによりノードN12(N32)が“L”→PMOS12,14(32,34)がオン→ノードN14が“L”→PMOS11,13(31,33)がオン→ノードN14(N34)の電圧(=VDDH−Vtp)→PMOS11,13(31,33)がスライトリーオン(軽いオン状態)、
するからである。
そのため、PMOS14(34)のオン状態時の抵抗(オン抵抗)が大きくなる程、本実施例1の回路の方が従来の回路に比べて、MOSトランジスタの切り替えタイミングがより速くなる。
前記(3−2)の理由は、前記(3−1)で説明したように、本実施例1の回路の方が従来の回路に比べて、MOSトランジスタの切り替えタイミングが速くなることにより、出力段のインバータ40(21,22)での消費電流が減少するからである。
以上のように、本実施例1の回路では、従来の回路に比べて、ノードN34(N14)での立ち上がり時間が速くなり、出力回路全体の消費電流を減少できるという効果がある。
(実施例2の構成)
図8は、本発明の実施例2を示す出力回路の回路図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2の出力回路では、実施例1のPMOS33と並列にプルアップ手段(例えば、ノーマリオン型のPMOS)37を接続し、このPMOS37のゲートを接地電位VSSノードに接続して通常オン状態にしたことである。その他の構成は、実施例1と同様である。
(実施例2の動作)
図9は、図8の動作波形を示すタイミングチャートである。
本実施例2の出力回路の動作は、基本的には実施例1と同様であるが、ノーマリオン型のPMOS37を追加したことで、実施例1と異なり、入力電圧Vinが“H”の時のノードN34の電位が電源電位VDDHレベルまで上がることである。これに対し、実施例1では、ノードN34の電圧レベルが(電源電位VDDH−Vtp、但し、VtpはPMOS33の閾値電圧)までしか上がらない。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、入力電圧Vinが“H”の時にノードN34が電源電位VDDHまで上がることによって、PMOS33の閾値電圧Vtp3とインバータ40内のPMOS40aの閾値電圧Vtpiとの関係がVtp3>Vtpiであっても、インバータ40に貫通電流が流れない。これに対し、実施例1では、Vtp3>Vtpiとなった場合に、インバータ40内のPMOS40aがオフ状態にならずにスライトリーオン状態になるので、貫通電流が流れ、本実施例2よりも消費電流が多くなる。
更に、本実施例2では、従来の図16の出力回路に比べて以下のような効果がある。
図10、図11は、図3、図4に対応するものであり、本実施例2の出力回路と従来の出力回路とを比較するためにシミュレーション用に作成した回路図であり、その内、図10は本実施例2の図8に対応するシミュレーション用の出力回路図、及び図11は従来の図16に対応するシミュレーション用の出力回路図である。
図10の回路では、図3と同様に、図11の回路のシミュレーション条件に合わせるために、出力段のインバータ40を、図11と同様なPMOS40a及びNMOS40bにより構成している。又、入力段のインバータ25を、PMOS25a及びNMOS25bからなるCMOSインバータにより構成し、更に、この前段にPMOS24a及びNMOS24bからなるCMOSインバータ24を接続している。
又、図11の回路では、図10の出力回路のシミュレーション条件に合わせるために、入力段に、図10と同様のCMOSインバータ24,25を設けている。
図12〜図14は、本実施例2の図10の出力回路と従来の図11の出力回路とのシミュレーション結果を示す電圧波形図である。この内、図12は、横軸が時間(0〜3μsec)、縦軸が電圧(0〜16V)であり、上段がノードN34(N14)の電圧波形図、下段が出力端子OUTの電圧波形図である。図13は、横軸が拡大された時間(480nsec〜640nsec付近)、縦軸が電圧(0〜16V)であり、上段がノードN34(N14)の電圧波形図、下段が出力端子OUTの電圧波形図である。図14は、横軸が拡大された時間(990nsec〜1.02μsec付近)、縦軸が電圧(0〜16V)であり、上段がノードN34(N14)の電圧波形図、下段が出力端子OUTの電圧波形図である。
本実施例2の図10の回路と従来の図11の回路とを比較すると、次の(A)〜(C)のような相違がある。
(A) 本実施例2の回路と従来の回路とは、共にプルアップ用のPMOS37(17)を設けて、カレントミラー回路30(10)からの出力電圧を電源電位VDDHまで引き上げている点では同じであるが、両者は回路構成が異なる。
(B) 前記(A)の回路構成の違いにより、本実施例2の回路では、従来の回路に比べて、ノードN34(N14)の電圧が20ns程度速く立ち上がる(図12、図13の上段を参照)。
(C) 前記(B)の立ち上がりに起因して、例えば、本実施例2の回路では、
・カレントミラー回路30の消費電流(NMOS35,36のソースから接地電位VSSノードへの電流)が5.9μA、
・出力段のインバータ40の消費電流(NMOS40bのソースから接地電位VSSノードへの電流)が58.9μA、
であるのに対して、従来の回路では、
・カレントミラー回路10の消費電流(NMOS15,16のソースから接地電位VSSノードへの電流)が7.1μA、
・出力段20のインバータの消費電流(NMOS22のソースから接地電位VSSノードへの電流)が84.6μA、
となり、本実施例2の回路の方が従来の回路に比べて、カレントミラー回路30(10)の消費電流と、出力段のインバータ40(21,22)の消費電流とが共に小さくなり、トータルの消費電流が20%以上小さくなる。この理由は、以下の通りである。
本実施例2の回路では、NMOS35のオンによりノードN32が“L”→PMOS32,34がオン→ノードN34の電圧がVDDH→PMOS31,33がオフする。
これに対し、従来の回路では、NMOS15のオンによりノードN12が“L”→PMOS12,14がオン→ノードN14が“L”→PMOS11,13がオン→ノードN14の電圧(=VDDH−Vtp)→PMOS21がオフ→出力端子OUTが“L”になってPMOS17がオン→ノードN14の電圧がVDDH→PMOS11,13がオフする。
両者のノードN34(N14)の電圧が電源電位VDDHレベルまで上昇する時間を比較すると、従来の回路の場合は、
・ノードN14の電圧(=VDDH−Vtp)→PMOS21がオフ→出力端子OUTが“L”になってPMOS17がオン→ノードN14の電圧がVDDH、
というような余分な遷移時間が必要になるので、従来の回路に比べて本実施例2の回路の方が速い。従来の回路では、その遷移時間において、PMOS21がオフし、PMOS17がオンするまでの期間に、PMOS11,13がスライトリーオンのためにノードN12の経路に電流が流れるので、本実施例2の回路に比べて、カレントミラー回路10での消費電流が大きくなる。更に、従来の回路では、PMOS17の影響により、インバータ(21,22)の立ち上がり時間が遅れ、これに伴って反転時間分だけ立ち下がり時間が遅れるので、本実施例2の回路に比べて、インバータ(21,22)を流れる貫通電流が大きくなる。従って、従来の回路におけるトータルの消費電流が本実施例2の回路よりも大きくなる。
なお、本発明は、上記実施例1、2に限定されず、種々の変形や利用形態が可能である。この変形や利用形態としては、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) 図8では、ノードN34の電圧を電源電位VDDHまで上げるためにノーマリオン型のPMOS37を用いたが、抵抗等の他のプルアップ手段を使用しても良い。
(b) 実施例1、2では、正極側への電圧変換(入力電圧Vinを“L”→“H”、ノードN34を“L”→“H”)について説明したが、PMOSとNMOSの構成を入れ替えることで、負極側への電圧変換にも適用できる。この場合は、例えば、図1、図8の出力回路において、電源電位VDDH→負電源電位-VDDH、接地電位VSS→電源電位VCC、PMOS31〜34,37→NMOS、NMOS35,36→PMOSへ、それぞれ変更すれば、実施例1、2とほぼ同様の作用効果が得られる。又、実施例1、2のPMOS、NMOSをバイポーラトランジスタ等の他のトランジスタで構成しても良い。
(c) 実施例1、2の出力回路において、入力段のインバータ25を図3、図10のような2段のCMOSインバータ24,25の構成に代えたり、或いは、出力段のインバータ40を図3、図10のようなPMOS40a及びNMOS40bの構成に代えても良く、これにより実施例1、2とほぼ同様の作用効果が得られる。
本発明の実施例1を示す出力回路の回路図である。 図1の動作波形を示すタイミングチャートである。 図1に対応するシミュレーション用の出力回路図である。 図15に対応するシミュレーション用の出力回路図である。 図3の出力回路と図4の出力回路とのシミュレーション結果を示す電圧波形図である。 図3の出力回路と図4の出力回路とのシミュレーション結果を示す電圧波形図である。 図3の出力回路と図4の出力回路とのシミュレーション結果を示す電圧波形図である。 本発明の実施例2を示す出力回路の回路図である。 図8の動作波形を示すタイミングチャートである。 図8に対応するシミュレーション用の出力回路図である。 図16に対応するシミュレーション用の出力回路図である。 図10の出力回路と図11の出力回路とのシミュレーション結果を示す電圧波形図である。 図10の出力回路と図11の出力回路とのシミュレーション結果を示す電圧波形図である。 図10の出力回路と図11の出力回路とのシミュレーション結果を示す電圧波形図である。 従来の出力回路の回路図である。 従来の他の出力回路の回路図である。
符号の説明
30 カレントミラー回路
31〜34,37 PMOS
35,36 NMOS
25,40 インバータ

Claims (8)

  1. カレントミラー回路と、制御手段と、を備えた出力回路であって、
    前記カレントミラー回路は、
    第1の電源電位レベルに設定される第1の電源電位ノードと第1のノードとの間に直列に接続された第1及び第2のトランジスタを有し、前記第1のトランジスタが出力信号の与えられる第2のノードの電位により導通状態が制御され、前記第2のトランジスタが前記第1のノードの電位により導通状態が制御される第1の回路と、
    前記第1の電源電位レベルに設定される第2の電源電位ノードと前記第2のノードとの間に直列に接続された第3及び第4のトランジスタを有し、前記第3のトランジスタが前記第2のノードの電位により導通状態が制御され、前記第4のトランジスタが前記第1のノードの電位により導通状態が制御される第2の回路と、により構成され、
    前記制御手段は、
    前記第1のノードと第2の電源電位レベルに設定される第3の電源電位ノードとの間に接続され、入力信号により導通状態が制御される第5のトランジスタと、
    前記第2のノードと前記第2の電源電位レベルに設定される第4の電源電位ノードとの間に接続され、前記入力信号に基づいて導通状態が制御される第6のトランジスタと、により構成されていることを特徴とする出力回路。
  2. カレントミラー回路と、制御手段と、を備えた出力回路であって、
    前記カレントミラー回路は、
    第1電極、第2電極及び第1制御電極を有し、前記第1電極が第1の電源電位レベルに設定される第1の電源電位ノードに接続された第1のトランジスタと、
    第3電極、第4電極及び第2制御電極を有し、前記第3電極が前記第2電極に接続され、前記第4電極及び前記第2制御電極が第1のノードに接続された第2のトランジスタと、
    第5電極、第6電極及び第3制御電極を有し、前記第5電極が前記第1の電源電位レベルに設定される第2の電源電位ノードに接続され、前記第3制御電極が前記第1制御電極に接続された第3のトランジスタと、
    第7電極、第8電極及び第4制御電極を有し、前記第7電極が前記第6電極に接続され、前記第8電極が出力信号の与えられる第2のノードに接続され、前記第4制御電極が前記第2制御電極に接続された第4のトランジスタと、により構成され、
    前記制御手段は、
    第9電極、第10電極及び第5制御電極を有し、前記第9電極が前記第1のノードに接続され、前記第10電極が第2の電源電位レベルに設定される第3の電源電位ノードに接続され、前記第5制御電極に入力信号が与えられる第5のトランジスタと、
    第11電極、第12電極及び第6制御電極を有し、前記第11電極が前記第2のノードに接続され、前記第12電極が前記第2の電源電位レベルに設定される第4の電源電位ノードに接続され、前記第6制御電極に前記入力信号に応じた信号が与えられる第6のトランジスタと、により構成され、
    前記第1制御電極及び前記第3制御電極は、信号線により前記第2のノードに接続されていることを特徴とする出力回路。
  3. 前記第1のノードの電位が第1論理レベルの時に前記第2及び第4のトランジスタが非導通状態になり、前記第1のノードの電位が第2論理レベルの時に前記第2及び第4のトランジスタが導通状態になり、
    前記第2のノードの電位が前記第1論理レベルの時に前記第1及び第3のトランジスタが非導通状態になり、前記第2のノードの電位が前記第2論理レベルの時に前記第1及び第3のトランジスタが導通状態になることを特徴とする請求項1又は2記載の出力回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の出力回路は、更に、
    前記第2のノードに接続され、前記第2のノードに与えられる前記出力信号を駆動するバッファを備えたことを特徴とする出力回路。
  5. 前記バッファは、第1導電型のトランジスタと、前記第1導電型のトランジスタに直列に接続された第2導電型のトランジスタと、からなる相補型インバータにより構成されていることを特徴とする請求項4記載の出力回路。
  6. 前記バッファは、前記第2のノードに与えられる前記出力信号により導通状態が制御される第1導電型のトランジスタと、前記第1導電型のトランジスタに直列に接続され、前記入力信号により導電状態が制御される第2導電型のトランジスタと、により構成されていることを特徴とする請求項4記載の出力回路。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の出力回路は、更に、
    前記第3のトランジスタと並列に接続されたプルアップ手段を備えたことを特徴とする出力回路。
  8. 前記プルアップ手段は、ノーマリオン型トランジスタ又は抵抗素子により構成されていることを特徴とする請求項7記載の出力回路。
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