JP5192606B1 - 支柱延長部材 - Google Patents

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Abstract

【目的】シカなどの跳躍力に富む動物や、サルなどの登攀能力に富む動物は、電気柵や防獣ネットを飛び越えたり、あるいは支柱をよじ登ったりして、田畑に侵入することがある。そこで、かかる動物の侵入を効果的に防ぐための手段を提供すること、より具体的には電気柵や防獣ネットの支柱、あるいは防獣ネットを構成する溶接金網自体に簡単に取り付け可能な支柱延長部材を提供することを目的とする。
【構成】碍子が挿入される空洞部及び溶接金網を嵌め込むための溝部を基端部に設けると共に、バンド部材を巻回するための孔部を基端部から枝状部が延設する部位に設けた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、有害動物類の侵入防止のために設置される電気柵や溶接金網等に取り付ける支柱延長部材に関する。
近年、イノシシ、サル、シカなどの野生動物の個体数の増加や生息環境の変化に伴って、田畑や果樹園などの農作物を食い荒らす、いわゆる食害が大きな社会問題となっている。また、山林や牧場、ゴルフ場などにも動物類が侵入してさまざまな被害をもたらしている。
このような有害動物による食害などを防止するために、従来から種々の方法が採用されているが、その代表的なものに田畑の周囲に裸電線を張り巡らし、この裸電線に衝撃電圧を印加するようにした電気柵がある。これは支柱などによって支えられた、それぞれがプラスあるいはマイナスの電極に接続された裸電線に高電圧のパルス電圧を印加し、これらの裸電線のプラス極とマイナス極に触れた動物に電気ショックによる痛みを感じさせることによって退散させ、侵入を防ぐものである。
また、田畑の周囲にネットを張り巡らし、あるいは溶接金網を張り巡らし、動物の侵入を防止するといった方法も汎用されている。
ところが、シカなどの跳躍力に富む動物や、サルなどの登攀能力に富む動物は、電気柵やネット等を飛び越えたり、あるいは支柱をよじ登ったりして、田畑に侵入することがある。そこで、かかる事態を防ぐため上部に返し部材を設ける(特許文献1)、支柱を延長する(特許文献2)といった方法が提案されている。
特開2009−11253号公報 特開2008−263827号公報
本発明も上記のような動物の侵入を効果的に防ぐための手段を提供するものであり、より具体的には電気柵や溶接金網の支柱、あるいはネットや溶接金網自体に簡単に取り付け可能な支柱延長部材を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の構成は次の通りである。
(1)請求項1記載の支柱延長部材は、碍子が嵌め込まれる空洞部を設けた基端部と、該基端部から斜め方向に伸長すると共に、裸電線やネットを掛止するための係止部を有する枝状部とにより構成した。
(2)請求項2記載の支柱延長部材は、請求項1記載の発明において、溶接金網やネットに掛止するためのフックを基端部の上部に設けると共に、縦方向に溝部を設けて構成した。
(3)請求項3記載の支柱延長部材は、請求項1又は請求項2記載の発明において、基端部20から枝状部30が延設される部位に孔部25を設けて構成した。
以下、上述のように構成される本発明が、如何に作用して課題を解決するかを、図面を参照しながら説明する。
図2は本発明の背面図であり、図5は底面図である。本発明に係る支柱延長部材は、基端部20の背面側に空洞部21が設けてある。図7及び図8は本発明に係る支柱延長部材10を支柱1に設けた碍子2に取り付ける過程を示す説明図であるが、該図に示されるように、電気柵用支柱1の碍子2を空洞部21に嵌めこむことで、支柱1を延長することが可能となるのである。
図9は本発明に係る支柱延長部材を防獣ネットを構成する溶接金網4に取りつけた状態を表している。図10に示すように溶接金網4の網目を構成する横棒4aにフック23を掛止すると共に、縦棒4bを溝部22に嵌めこむことで、支柱延長部材10を溶接金網4に取り付けることが可能となるのである。
図11は本発明に係る支柱延長部材10を支柱1に、バンド部材4を用いて取りつけた状態を現している。枝状部30が延設される部位に設けた孔部25にバンド部材4を緩挿させると共に、基端部20の外周面と支柱1に結束バンド4を巻回することで、支柱1に支柱延長部材10を取り付けることが可能となるのである。
以上のように、本発明によれば支柱を延長することが可能となり、図9に示すように支柱延長部材に裸電線5を張設したり、あるいはネットを張ることで動物の侵入を効果的に抑止することが可能となるのである。
殊に支柱延長部材の枝状部が斜め方向に設けられていることから、侵入しようとする動物にとっては、張設された裸電線やネットが上から覆い被さるように感じられ、侵入に対する心理的抑止効果が極めて高いものとなり、可及的にその侵入を抑止することが可能となるものである。
本発明に係る支柱延長部材の正面図 同、背面図 同、左側面図 同、平面図 同、底面図 同、斜視図 碍子に取り付ける過程を示す説明図 碍子に取り付ける過程を示す説明図 溶接金網に取り付けた状態を示す概略図 溶接金網に取り付けた状態を示す説明図 結束バンドを用いて支柱に取り付けた状態を示す説明図
以下、好ましい発明の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
本発明に係る支柱延長部材10は、図1乃至図6に示されるように支柱や溶接金網に取り付けるための部位である基端部20と、当該基端部20と一体的に設けられ、基端部20から斜め上方に伸びる枝状部30とにより成る。素材としては、FRPなどの硬度に富む樹脂や、ポリプロピレンやポリエチレン等の弾力性に富む樹脂など、様々な樹脂を利用しうる。
枝状部30は基端部20の正面側から斜め上方に延設されており、係止部31が複数設けられている。図3に示すように、係止部31は棒体31aを複数階層的に連設し、該棒体31a間に湾曲部31bが形成される。この湾曲部には、裸電線が容易に抜けないようにするための返し31cが設けられている。係る形状にすることで電気柵を構成する裸電線を掛止するこが可能となると共に、ネット等をも掛止することが可能となる。
基端部20は、略直方体形状を呈し、その内部には空洞部21が形成されている。この空洞部21は図2、図5に示すように背面側が開放されており、開放端部は底面から平面に至り肉厚に形成した一対の係止凸部24が設けてある。この係止凸部24を設けることで開放端の幅Hが空洞部21の幅より狭くなり、係る形状により基端部20と碍子が係止され、支柱延長部材10が支柱に設けた碍子から外れてしまうことを防止するものである。
空洞部21には隔壁26を設けることで溝部22が形成してある。溝部22は図4に示すように基端部20の上端にまで至り、上端が開放された形状で構成されている。
基端部20の上部にはフック23が一対設けられている。一対形成されているのは、溝部22が上端縁まで形成されることから分断されるためである。
図3に示すように、基端部20の背面側、枝状部30が延設される部位に、孔部25が一対設けられている。この孔部25に結束バンド等のバンド部材や針金、U字ボルト等を緩挿し、支柱に緊締固定するものである。
10・・支柱延長部材
20・・基端部
21・・空洞部
22・・溝部
23・・フック
24・・係止凸部
25・・孔部
26・・隔壁
30・・枝状部
31・・係止部
31a・・棒体
31b・・湾曲部
31c・・返し

Claims (3)

  1. 碍子が嵌め込まれる空洞部(21)を設けた基端部(20)と、該基端部(20)から斜め方向に伸長すると共に、裸電線やネットを掛止するための係止部(31)を有する枝状部(30)と、により成る支柱延長部材。
  2. 溶接金網やネットに掛止するためののフック(23)を基端部(20)の上部に設けると共に、縦方向に溝部(22)を設けた請求項1記載の支柱延長部材。
  3. 基端部(20)から枝状部(30)が延設される部位に孔部(25)を設けた請求項1又は請求項2に記載の支柱延長部材。
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