JP5179336B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両が衝突対象と衝突した時等の緊急時に、インフレータ等からのガスにより車両外部に膨張展開して、衝突対象や車両にかかる衝撃を緩和するためのエアバッグ装置の技術分野に属するものである。
従来、車両と歩行者等との衝突時に、エアバッグを車両のピラー部分の外側に膨張させ、該歩行者等が車両と再衝突する衝撃を緩和させるものがある。
例えば、走行中の車両が歩行者に衝突した際に、歩行者が車体のフロントピラーと二次衝突する際の衝撃を吸収緩和するピラーエアバッグ装置において、インフレータをフロントピラー内に設置しているエアバッグ装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開平7−108903号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたエアバッグ装置では、フロントピラーの車外側前面に形成された凹部にインフレータを設置しているので、高機能な防水性及び断熱性を必要とし、コスト高となっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、高機能な防水性及び断熱性を必要としない小型のインフレータにより、組み付け性が良いと共に、安定な状態で膨張することで歩行者等を適切に、且つ、ソフトに受け止めるエアバッグ装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明は、エアバッグと、前記エアバッグ内にガスを噴出するインフレータと、前記エアバッグと前記インフレータとを連結するパイプと、衝突を検知する検知手段と、前記検知手段からの信号により前記インフレータを作動させる制御手段と、前記エアバッグを収納するカバーと、を備え、車両外側でフロントピラーに沿って配置された前記エアバッグを膨張させるエアバッグ装置において、前記インフレータを前記車両の車室内に設置したことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記インフレータは、前記車両の車室内でフロントピラーに設置されることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記フロントピラーは、インフレータ挿入口を有し、前記インフレータは、前記車両の車室外から前記インフレータ挿入口に挿通され、前記車両の車室内で前記フロントピラーに設置されることを特徴とする。
請求項4の発明は、前記インフレータ挿入口は、前記パイプが挿通された状態で、水浸入防止部材により塞がれることを特徴とする。
このように構成された本発明に係るエアバッグ装置によれば、エアバッグと、前記エアバッグ内にガスを噴出するインフレータと、前記エアバッグと前記インフレータとを連結するパイプと、衝突を検知する検知手段と、前記検知手段からの信号により前記インフレータを作動させる制御手段と、前記エアバッグを収納するカバーと、を備え、車両外側でフロントピラーに沿って配置された前記エアバッグを膨張させるエアバッグ装置において、前記インフレータを前記車両の車室内に設置したので、車両外側に膨張するエアバッグでありながら、インフレータを車室内に設置し、高機能な防水性及び断熱性を必要とせず、配線経路を容易に確保できる等、組み付け性を良好にすると共に、コストを抑えることができる。
また、前記インフレータは、前記車両の車室内でフロントピラーに設置されるので、高機能な防水性及び断熱性を必要とせず、組み付け性を良好にすると共に、エアバッグが安定して膨張することができる。
また、前記フロントピラーは、インフレータ挿入口を有し、前記インフレータは、前記車両の車室外から前記インフレータ挿入口に挿通され、前記車両の車室内で前記フロントピラーに設置されるので、組み付け性をさらに良好にすることができる。
また、前記インフレータ挿入口は、前記パイプが挿通された状態で、水浸入防止部材により塞がれるので、簡単な構造で、防水性及び断熱性を良好にすることができる。
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態のエアバッグ20を示す。本実施形態のエアバッグ20は、1枚の基布を折り返し、縫製し形成され、膨張部20a、パイプ接続部20b、第1係止部20c及び第2係止部20dからなる。膨張部20aは、略楕円形の形状を有し、膨張時に歩行者等の衝突対象との衝撃を緩和させる部分である。パイプ接続部20bは、膨張部20aの長手方向に対して垂直な方向に突出し、パイプ16が挿入されカシメられる部分である。第1係止部20cは、パイプ接続部20b付近で膨張部20aの長手方向に対して垂直な方向に突出し設けられ、エアバッグ20を車体に係止する部分である。第2係止部20dは、エアバッグ20の膨張部20aの一端側に設けられ、エアバッグ20を車体に係止する部分である。
次に、エアバッグ20を含むエアバッグ装置10を車両1に搭載した状態を説明する。
図2は、本実施形態のエアバッグ装置を搭載した車両の斜視図、図3は本実施形態の車両のフロントピラー付近の斜視図、図4は図3のa−a線における断面図、図5は図3のb−b線における断面図、図6は、本実施形態のフロントピラー付近を車室内から見た斜視図、である。
図中、1は車両、2は車室内車両骨格部の一例としてのフロントピラー、3はフェンダ、4はフード、5はルーフ、6はウインドシールド、7はシール、10はエアバッグ装置、11はカバー、12はバッグケース、13、14はアンカー、15はインフレータ、16はパイプ、20はエアバッグである。
車両1は、図示しないメンバーあるいはエンジンルームフレームとルーフ5を連結するフロントピラー2を有する。また、フード4、ルーフ5及びフロントピラー2に囲まれ、シール7を介して取り付けられたウインドシールド6を有する。
フロントピラー2のウインドシールド6側及びフェンダ3には、エアバッグ装置10が収納されている。フロントピラー2は、車両1の外側に面する第1面2aと、ウインドシールド側に面する第2面2bとを有する。エアバッグ20は、フロントピラー2の第2面2b側に折り畳まれ、バッグケース12に収納された状態で、カバー11内に収納されている。
カバー11は、上部カバー11a、ウインドシールド6側の側部カバー11bを有する断面略L字状の部材からなり、フロントピラー2の第2面2b側に折り畳まれたエアバッグ20を隠蔽するように配置される。なお、折り畳まれたエアバッグ20をバッグケース12に収納せず、カバー11内に直接収納してもよい。
カバー11には、ウインドシールド6側の第1折り返し部11cと、フロントピラー2側の第2折り返し部11dとが設けられ、ストラップ等のカバー飛散防止部材17が第2折り返し部11d内に挿通され、意匠面を損なわない程度に第2折り返し部11dを潰すことより、数箇所カシメられている。後述するように、カバー飛散防止部材17の一端17aはアンカー14に係止され、他端17bは、アンカー13又はバッグ膨張方向規制部材22によりフロントピラー2根本部又はメンバー等の車体側に係止される。
上部カバー11aの第2折り返し部11d付近には、シール11eが取り付けられており、フロントピラー2とカバー11とのあいだの隙間を覆い、意匠性を高めている。
フロントピラー2には、エアバッグ20を膨張させるガスを発生する長尺状のインフレータ15と、インフレータ15で発生したガスをエアバッグ20に供給するパイプ16等が収納されている。
図5に示すように、インフレータ15は、フロントピラー2の剛性部2cの車室内で、直接又はブラケット等を介して間接的に剛性部2cに固着される。また、フロントピラー2の車室側は、ピラーガーニッシュ2dが取り付けられ、インフレータ15は、ピラーガーニッシュ2dにより隠蔽され、図6に示すように、車室側からは見えないように設置されている。
このように車両外側に膨張するエアバッグ20でありながら、インフレータ15を車室内に設置するので、特に、インフレータ15が有する図示しないイニシエータに対する高機能な防水性及び断熱性を必要とせず、配線経路を容易に確保できる等、組み付け性を良好にすることができる。
なお、エアバッグ20と、インフレータ15と、パイプ16と、カバー11とは、モジュール化されていると好ましい。
図7はバッグ膨張方向規制部材22を示す図、図8はフロントピラー2の一部をウインドシールド6側から見た図、図9はカバー11、エアバッグ20及びフェンダ3を省略したフロントピラー2付近の斜視図、図10は図9のc−c線における断面図である。
図7に示すように、バッグ膨張方向規制部材22は、断面略L字状で、板状の部材からなる固定部22Aと、フェンダ3とウインドシールド6との隙間を隠蔽する隠蔽部22Bとからなる。固定部22Aは、車両1に螺子等で固定される車体固定部22a、エアバッグ20を固定するバッグ固定部22b、ウインドシールド6に対して略垂直に立ち上がる側壁ガイド部22c、側壁ガイド部22cの端部から上部カバー11aと略平行に延びる延長部22dを有する。また、側壁ガイド部22cには、図8に示すフロントピラー2に設けられた係止孔2fに掛止される掛止部22eが設けられている。隠蔽部22Bは、フロントピラー2に沿った滑らかな曲面で固定部22Aと連通される連通部22fと、固定部22Aと反対側の端部に設けられ、パイプ16が通る湾曲部22gを有する。
図9及び図10は、バッグ膨張方向規制部材22を車両1に取り付けた状態を示している。バッグ膨張方向規制部材22は、図7に示した掛止部22eを図8に示したフロントピラー2の係止孔2fに掛止すると共に、車体固定部22aを車両1に螺子等で固定する。この時、固定部22Aは、フロントピラー2に沿って嵌り込むように強固に取り付けられる。隠蔽部22Bは、フェンダ3とウインドシールド6との隙間を隠蔽し、エアバッグ20がフェンダ3下に潜り込まないようにすることができると共に、湾曲部22gで、パイプ16を案内することができる。
なお、図中2gは、インフレータ挿入口を示す。インフレータ挿入口2gは、フロントピラー2根元部に設けられ、後述するように、インフレータ15を設置する際に挿通する孔で、車室外と車室内を結ぶものであり、インフレータ15の挿通後は、パイプ16が挿通された状態で、水密性の高いパッキン等の水浸入防止部材16aにより塞がれる。
バッグ膨張方向規制部材22を車両1に取り付けた後、エアバッグ装置10を固定し、図10に示すように、カバー11を閉じる。
図11は、エアバッグ20へのインフレータ15及びパイプ16の取付を示す図である。図11(a)に示すように、まず、パイプ16に水浸入防止部材16aを取り付ける。水浸入防止部材16aは、円環状の部材で、パイプ16の外周に取り付けられ、図9に示したインフレータ挿入口2gを塞ぐものである。次に、インフレータ15とパイプ16を接続し、カシメる。そして、パイプ16をエアバッグ20のパイプ接続部20bに挿入し、バンド21等によりカシメる。すると、図11(b)に示すように、エアバッグ20、バッグケース12、インフレータ15及びパイプ16が一体となったエアバッグモジュールMが完成する。なお、エアバッグモジュールMは、カバー11を含んだ状態としても良い。
図12は、エアバッグモジュールMの車両への組み付け方法を示す図である。まず、図12(a)に示すように、エアバッグモジュールMを組み付ける際には、車体にエンジンは搭載されていない。作業者は、フード4を開けて、エンジンルーム内で作業を行う。
次に、図12(b)に示すように、作業者は、エアバッグモジュールMのうちインフレータ15及びパイプ16を、図12(a)に示したフロントピラー2のインフレータ挿入口2gから車室内に通し、図5に示したフロントピラー2の剛性部2cに配置すると共に、モジュールMのエアバッグ20及びバッグケース12をフード4とウインドシールド6の間から通し、図5に示したフロントピラー2の第2面2b側に配置する。
次に、図12(c)に示すように、図5に示したフロントピラー2の剛性部2cに固定する。その後、図12(d)に示すように、図3に示したエアバッグ20の第1係止部20c及び第2係止部20dをそれぞれ車体に固定し、カバー11を装着する。最後に、図12(e)に示すように、フロントピラー2の車室側にピラーガーニッシュ2dを装着する。
このように、エアバッグ20、インフレータ15及びパイプ16等をモジュールM化することにより、組み付けを容易に行うことができる。
次に、本実施形態のエアバッグ装置10の作動について説明する。図13は、本実施形態のエアバッグ装置10の作動を示す図、図14はエアバッグ装置10の作動時の断面図である。
図3に示すような収納状態にあるエアバッグ装置10は、車両1が図示しない衝突対象と衝突し、車両1に発生した衝撃力を図示しない検知手段等で検知した場合、その検知信号に基づき制御手段等により作動される。
図13(a)は、エアバッグ装置10が作動を始め、フロントピラー2に収納したインフレータ15からパイプ16を通じてエアバッグ20内にガスが流入し、エアバッグ20が膨張し始めた膨張初期段階を示している。膨張初期段階では、フェンダ3側からエアバッグ20が膨張を始め、膨張圧力により、図3及び図4に示したカバー11が開く。
この時、図14に示すように、エアバッグ20は、バッグ膨張方向規制部材22の側壁ガイド部22c及び延長部22dにより、車両中心方向へ膨張方向を規制される。その結果、カバー11とフロントピラー2の隙間Sを隠蔽し、該隙間Sからエアバッグ20が突出することがなく、安定した作動をすることができる。
図13(b)は、インフレータ15からパイプ16を通じてエアバッグ20内にガスが流入し、エアバッグ20が膨張し続ける膨張中期段階を示している。膨張中期段階では、エアバッグ20全体が折り畳まれた状態から完全に外部に露出する。
図13(c)は、エアバッグ20の膨張が完了した膨張完了段階を示している。膨張完了段階では、エアバッグ20が完全に膨張する。膨張完了段階のエアバッグ装置10の状態を以下に説明する。
図15は、膨張完了段階のフロントピラー2付近の斜視図、図16は図15のd−d線における断面図、図17は図15のe−e線における断面図、図18はエアバッグ20を省略した膨張完了段階のフロントピラー2付近の斜視図である。
膨張完了段階では、エアバッグ20は、フェンダ3及びフード4の一部上方とフロントピラー2の前方で、フロントピラー2に沿う方向に展開する。
図16に示すように、膨張完了段階では、カバー11は、膨張時の圧力によりフロントピラー2から離間する。
また、図17に示すように、膨張完了段階では、エアバッグ20は、バッグ膨張方向規制部材22の側壁ガイド部22c及び延長部22dにより、フロントピラー2の前方及び車両中心方向へ膨張方向を規制される。
この時、図18に示すように、カバー11は、カバー飛散防止部材17により、アンカー13,14を介して車体側に係止されているので、車両1から飛散することがない。なお、カバー飛散防止部材17は、アンカー14とカバー11を連結する第1カバー飛散防止部材17aと、アンカー13とカバー11を連結する第2カバー飛散防止部材17bとに分割してもよい。
このように、カバー11は、エアバッグ20膨張時に、カバー飛散防止部材17を介して車両1に連結されている状態で、車両1から分離するので、カバー11に負荷がかかりにくく、カバー11の割れや飛散を防止することができる。
図19〜図21は、他の実施形態を示す図である。図19は、他の実施形態エアバッグ装置を搭載した車両の斜視図、図20は、インフレータ付近の拡大断面図、図21は、パイプの接続構造を示す図である。
この実施形態のエアバッグ装置は、図19に示すように、エンジンルームと車室内とを区切るダッシュパネル8の車室内側にインフレータ15を設置するものである。図20に示すように、インフレータ15は、パイプ部15aの先端をダッシュパネル8の孔部8aからエンジンルーム側に突出させた状態で、ダッシュパネル8の車室側に固定される。孔部8aのダッシュパネル8とパイプ部15aの隙間は、水密性の高いパッキン等の水浸入防止部材18により塞がれる。
エアバッグ20、バッグケース12及びカバー11とインフレータ15とは、図21に示すように、インフレータ15のパイプ部15aとパイプ16を接続することで連結される。なお、エアバッグ20、バッグケース12及びカバー11付近のピラー等の車体への取り付けは、前述の実施形態と同様のものなので説明は省略する。
このように、インフレータ15を車両の車室内に設置したので、車両外側に膨張するエアバッグ20でありながら、インフレータ15を車室内に設置し、高機能な防水性及び断熱性を必要とせず、配線経路を容易に確保できる等、組み付け性を良好にすることができる。
なお、本実施形態では、車室内車両骨格部としてフロントピラー2及びダッシュパネル8を適用したが、車室内で、例えば、ルーフ5、サイドフレーム等の車両骨格部であればどこに設置してもよい。
また、カバー飛散防止部材17を、エアバッグ20を係止するアンカー13,14に係止しているが、他の部材を介して車体に係止する構成としてもよい。
このように構成された本実施形態のエアバッグ装置10によれば、エアバッグ20と、エアバッグ20内にガスを噴出するインフレータ15と、エアバッグ15とインフレータ15とを連結するパイプ16と、衝突を検知する検知手段と、検知手段からの信号によりインフレータ15を作動させる制御手段と、エアバッグ20を収納するカバー11と、を備え、車両外側でフロントピラー2に沿って配置されたエアバッグ20を膨張させるエアバッグ装置10において、インフレータ15を車両の車室内に設置したので、車両外側に膨張するエアバッグ20でありながら、インフレータ15を車室内に設置し、高機能な防水性及び断熱性を必要とせず、配線経路を容易に確保できる等、組み付け性を良好にすることができる。
また、インフレータ15は、車両の車室内でフロントピラー2に設置されるので、高機能な防水性及び断熱性を必要とせず、組み付け性を良好にすると共に、エアバッグが安定して膨張することができる。
また、フロントピラー2は、インフレータ挿入口2gを有し、インフレータ15は、車両の車室外からインフレータ挿入口2gに挿通され、車両の車室内でフロントピラー2に設置されるので、組み付け性をさらに良好にすることができる。
また、前記インフレータ挿入口は、前記パイプが挿通された状態で、水浸入防止部材により塞がれるので、簡単な構造で、防水性及び断熱性を良好にすることができる。
このように構成された本発明に係るエアバッグ装置によれば、車両外側に膨張するエアバッグでありながら、インフレータを車室内に設置し、高機能な防水性及び断熱性を必要とせず、配線経路を容易に確保できる等、組み付け性を良好にすると共に、コストを抑えることができる。
本発明にかかるエアバッグの実施の形態を示す図である。 本実施形態のエアバッグ装置を搭載した車両の斜視図である。 本実施形態の車両のフロントピラー付近の斜視図である。 図3のa−a線における断面図である。 図3のb−b線における断面図である。 本実施形態のフロントピラー付近を車室内から見た図である。 バッグ膨張方向規制部材を示す図である。 フロントピラーの一部をウインドシールド側から見た図である。 カバー、エアバッグ及びフェンダを省略したフロントピラー付近の斜視図である。 図7のc−c線における断面図である。 モジュールの作製方法を示す図である。 モジュールの車両への組み付け方法を示す図である。 本実施形態のエアバッグ装置の作動を示す図である。 エアバッグ装置の作動時の断面図である。 膨張完了段階のフロントピラー付近の斜視図である。 図11のd−d線における断面図である。 図11のe−e線における断面図である。 膨張完了段階のエアバッグを省略したフロントピラー付近の斜視図である。 他の実施形態のエアバッグ装置を搭載した車両の斜視図である。 インフレータ付近の拡大断面図である。 パイプの接続構造を示す図である。
符号の説明
1…車両、2…フロントピラー、3…フェンダ、4…フード、5…ルーフ、6…ウインドシールド、7…シール、10…エアバッグ装置、11…カバー、12…バッグケース、13、14…アンカー、15…インフレータ、16…パイプ、17…カバー飛散防止部材、20…エアバッグ、22…バッグ膨張方向規制部材

Claims (4)

  1. エアバッグと、
    前記エアバッグ内にガスを噴出するインフレータと、
    前記エアバッグと前記インフレータとを連結するパイプと、
    衝突を検知する検知手段と、
    前記検知手段からの信号により前記インフレータを作動させる制御手段と、
    前記エアバッグを収納するカバーと、
    を備え、
    車両外側でフロントピラーに沿って配置された前記エアバッグを膨張させるエアバッグ装置において、
    前記インフレータを前記車両の車室内に設置した
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記インフレータは、前記車両の車室内でフロントピラーに設置される
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. 前記フロントピラーは、インフレータ挿入口を有し、
    前記インフレータは、前記車両の車室外から前記インフレータ挿入口に挿通され、前記車両の車室内で前記フロントピラーに設置される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記インフレータ挿入口は、前記パイプが挿通された状態で、水浸入防止部材により塞がれることを特徴とする請求項に記載のエアバッグ装置。
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