JP5178078B2 - 低摩擦型防汚塗料 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶船体、流体・ガス移送管、水道に用いられる鋼管及びコンクリート製の水槽の内側面(以下、「素地」と総称する)に塗布されて、素地の表面に異物が付着することを防止する塗料(以下、「防汚塗料」という)に関する。さらに詳細には、プレポリマー溶液及び樹脂溶液からなる低摩擦型シリコン系のポリウレアで組成して素地の表面を滑らかにして流体と素地との摩擦抵抗を著しく低減することにより、表面張力の低下及び表面流動性の向上を図り、船舶への適用時に燃料の低減に寄与することはもとより、異物の付着を根本的に防止する一方、前記それぞれのプレポリマー溶液及び樹脂溶液を2液型スプレー機器で噴射して、別途のミキシング工程なしに2つの溶液を噴射と同時に混合して1〜2分内に超高速硬化することにより、強固で厚い塗膜を得、優れた伸張率、弾性率、耐磨耗性、防汚性、耐久性及び接着力を有するとともに、環境汚染を引き起こさず環境にやさしいこととなる低摩擦型防汚塗料に関する。
一般に、船舶において、船体を海洋生物から保護するための船舶の防汚塗料は様々な形に発展してきた。特に、船体が海水に浸かっている喫水線の下側部分に付着する種々海洋生物は、船体の抵抗に影響を及ぼして燃料消耗量の増加及び航海速度の低下の要因となるので、全船社、エンジンメーカ、造船所、塗料メーカは、海洋生物の喫水線の下側への付着を抑えるためにたゆまぬ努力を払ってきた。しかしながら、最近では、船舶の大型化及び高速化が急激に進み、燃料消費量が急増しているのが現状である。
このように船体が海水に浸かっている喫水線の下側の船底部分への海洋生物の付着を抑制するために、従来には、スズ化合物添加の防汚塗料が最も多く使用されていた。このような塗料は、安価で取り扱いやすく、かつ防汚性能に優れているので、停泊している船舶や航海中の船舶への海洋生物の付着を減少させた。
しかし、前記スズ化合物添加の防汚塗料は、スズ化合物の特性上、環境ホルモンを放出し、このため現在海洋汚染の主な要因となっている。よって、この点を補完するために、最近、新開発品として使用されているものとしては、スズ化合物を添加ぜず、その代わりに船舶の航海時に防汚塗料の塗膜が少しずつ磨耗されて行く原理を利用して防汚性能を発揮する自己摩耗型防汚塗料がある。しかしながら、これは、塗膜の強度が極めて弱くて補修塗装を度々行う必要があり、塗膜自体には防汚性能があまりないので、長期停泊の場合には船舶に海洋生物が多量付着する恐れがある。
前記のような自己摩耗型防汚塗料としては、特許文献1に記載の如く、高分子のサイドチェーンの末端に半エステルまたは半アミドを有する自己摩耗型バインダーを展色剤とし、金属含有防汚剤を含む防汚塗料が知られている。また、特許文献2に記載の如く、ビヒクル樹脂として分子内に複数のシッフ塩基型の1次アミノ基を有しているビニル重合体からなる防汚塗料も知られている。
しかし、これら特許文献1〜2に記載の防汚塗料は、海水との反応による防汚成分の海水内への溶出が原因で塗膜の耐久性が低下してしまうため、補修塗装を度々行う必要があり、長期間停泊する場合には、防汚成分の溶出が活発に行われないため、船舶に海洋生物が多量付着してしまう問題点があった。
また、海産魚の養殖を目的とし、コンクリート造の養殖場、または海水を引き上げる配管の内側の壁面にも、海水に含まれた海洋生物が付着して生息するため、随時洗浄や取り替えを行う必要があるため、多くの手間がかかりコストアップをもたらす要因となる。
その他にも、上下水道のように流体を移送する各種の配管の内側面に、流体に含まれている異物が付着する現象が発生し、円滑な流体の流れを妨害するだけでなく、このような異物が配管の腐食を誘発して配管の寿命を短縮させるという問題点がある。
韓国特許出願公開第99−61474号(1999.7.26.公開) 韓国特許登録第254651号(2000.2.3.登録)
本発明は、かかる問題点を解決するためのものであり、2液型スプレー機器で噴射することで超高速硬化型のポリウレアを形成し、以下のことを可能にする低摩擦型防汚塗料を提供しようとする。船舶の塗料システムとの相溶性を高めることにより表面張力の低下及び表面流動性の向上をもたらし、さらに塗料の内外部の全体的な表面張力の低下を誘発することができるものを提供する。その結果、外面における表面張力が、海洋生物や異物が付着するための表面張力よりも格段に低くなって、各種生物や異物の付着を根本的に防止すると共に、極めて優れた付着性、耐衝撃性、防汚性、船速摩擦抵抗性及び表面粗度を有し、船体の摩擦抵抗の顕著な減少による燃料費削減に寄与することができる低摩擦型防汚塗料を提供しようとする。
また、本発明は、塗料の湿潤性を高めるために液状ポリシロキサンを使用し、液状の塗料内の各成分の表面張力を最小化して塗料の広がり性を向上させることにより、塗料の素地への密着塗布を図り付着力を向上させる低摩擦型防汚塗料を提供することを目的とする。
また、本発明は、伸張率及び引張強度に優れたポリウレアを使用することにより、優れた伸張率、弾性率、耐摩耗性、防汚性、耐久性及び接着力を持たせ、環境汚染を引き起こさない環境にやさしいものとすることで、船舶が波止場に接岸するときに防舷物(fender)による損傷を防止することはもとより、運行時の衝撃に耐えうる優れた耐衝撃性及び耐摩耗性を有し、船舶のラダー(Rudder)部の空洞化(Cavitation)への耐性を付与して腐食を防止する低摩擦型防汚塗料を提供することを目的とする。
本発明は、10〜13%NCOメチレンジイソシアネート(Methylene diisocyanate, MDI)・プレポリマー100wt%の第1液と、下記の第2液とを1:1の割合で混合して使用することを特徴とする。第2液は、塗膜の伸張率及び引張強度を調節するポリオキシプロピレンジアミン(Polyoxypropylene diamine)42〜48wt%と、硬化時間を調整する分子量5,000のポリエーテルトリアミン(polyether triamine)8〜10wt%と、硬化物性を調整しかつ伸張率を向上させるポリジフェニルトリアミン(polydiphenyl triamine)15〜20wt%と、スリップ性及び防汚性を向上させるアミノ変性シリコン溶液(Amino-modified Silicone Fluids)8〜20wt%及び変性フッ素樹脂(Modified Fluorine Resin)0.5〜10wt%と、耐摩耗性を向上させる充填剤(filler)5〜9wt%と、原料間の混合を円滑化しかつ素地との接着力を向上させる接着増進剤(カップリング剤)1〜2wt%と、色相を出す顔料(pigment)1〜2wt%とからなる。
他の塗料システムとの相溶性を高めて表面張力の低下及び表面流動性の向上をもたらし、さらに塗料の内外部の全体的な表面張力の低下を誘発することになり、その結果、外部張力が海洋生物及び各種の異物が付着するための表面張力よりも格段に低くなって、海洋生物や各種異物の付着を根本的に防止すると共に、極めて優れた付着性、耐衝撃性、防汚性、船速摩擦抵抗性及び船体の表面粗度を有し、船体の摩擦抵抗の顕著な減少による燃料費削減に寄与することができる。
また、本発明は、液状の塗料内の各成分の表面張力を最小化して塗料の広がり性を向上させることにより、塗料の素地への密着塗布を図り付着力を向上させる一方、伸張率及び引張強度に優れたポリウレアを使用することにより、優れた伸張率、弾性率、耐摩耗性、防汚性、耐久性及び接着力を持たせ、船舶が波止場に接岸するときに防舷物による損傷を防止することはもとより、運行時の衝撃に耐え得る優れた耐衝撃性及び耐摩耗性を有し、船舶の腐食を防止すると共に、環境汚染を引き起こさない、環境にやさしいものである。
また、本発明は、流体・ガス移送管や水道に使用される鋼管などの配管の内側面に適用する場合、異物の付着を防止することにより、流体の流れを円滑化し、さらに配管の寿命を伸ばすことができる。
以下、本発明による低摩擦型防汚塗料について詳細に説明する。
まず、本発明は、低摩擦型防汚塗料の伸張率及び引張強度を決定する硬化剤用のウレタンプレポリマー液(第1液)と、表面張力の低下及び表面流動性の向上をもたらすことで、素地の表面への異物の付着を根本的に防止し、素地の表面との摩擦抵抗を著しく低減させる構成を有するポリアミン系樹脂配合液(第2液)と、よりなる。
前記ウレタンプレポリマー液(第1液)は、NCO含量10〜13重量%のメチレンジイソシアネートプレポリマー100wt%からなる。特には、官能基数が約2であって、ポリエーテルジオールとMDIとの反応により生成するプレポリマーである。例えば、バイエル(Bayer)社のMONDUR MA-2904 (Allophanate-modified MDI polyether prepolymer; NCO weight 12.0%; viscosity 1,800 mPa ・s @ 25°C; equivalent weight 350; functionality of 2.0) を用いることができる。前記メチレンジイソシアネート・プレポリマーは、全体的な硬度、耐厚性及び伸張率などの物性を左右する材料であって、NCOを用い、NCO含量が多いほど硬化後の塗膜硬度は上昇し、NCOの含量が少ないほど硬化後の塗膜硬度は低下する。本発明の低摩擦型塗料には、10〜13%のNCOメチレンジイソシアネートが用いられる。
前記ポリアミン系樹脂配合液(第2液)は、塗膜の伸張率及び引張強度を調節するためのポリオキシプロピレンジアミン42〜48wt%と、硬化時間を調整するための分子量5,000のポリエーテルトリアミン8〜10wt%と、硬化物性のうち、ゲル化時間、すなわち、硬化時間を調整し且つ伸張率を向上させるポリジフェニルトリアミン15〜20wt%と、スリップ性及び防汚性を向上させる反応性変性アミノシリコン樹脂8〜20wt%及び変性フッ素樹脂0.5〜10wt%と、耐摩耗性を向上させる充填剤5〜9wt%と、原料間の混合を円滑化し且つ塗布時に素地との接着力を向上させる接着増進剤1〜2wt%と、色相を出すための顔料1〜2wt%と、を反応槽に投入し、その後200〜300rpmの速度を維持しつつ20〜30分間攪拌して均質化することにより得る。
前記第2液において、塗膜の伸張率及び引張強度を調節するためのポリオキシプロピレンジアミンとしては、分子量200〜5000のもの、特には分子量2000〜4000のものを用いることができる。例えばHuntsman社のJEFFAMINE D-230, D-400, D-2000, D-4000、特にはJEFFAMINE D-2000(水酸基等量に基づく分子量が2000)を用いることができる。ポリオキシプロピレンジアミンの添加量は、42wt%未満にすると、塗膜の伸張率が低下し、一方、48wt%を超えると、伸張率及び引張強度は上昇するが耐摩耗性は低下してしまい耐久性の低下を招く。このため、42〜48wt%の範囲で添加することが好ましい。
前記第2液において、硬化時間を調整するためのポリエーテルトリアミンは、水酸基等量に基づく分子量が4000〜6000、好ましくは約5,000であり、特には、3官能の出発物質にプロピレンオキシド等を付加して末端をアミノ基含有化合物でキャッピングしたものである。例えばHuntsman社のJeffamine T5000(3官能ポリプロピレングリコール−2−アミノプロピルエーテル、水酸基等量に基づく分子量 5000)を用いることができる。ポリエーテルトリアミンの添加量は、8wt%未満にすると、硬化時間が長くなり、一方、10wt%を超えると、硬化時間が極めて短くなり、見かけの悪さ及び付着力の低下を招く。このたため、8〜10wt%の範囲で添加することが好ましい。
前記第2液において、硬化物性のうち、硬化時間を調節し且つ伸張率を向上させるためのポリジフェニルトリアミンは、ポリメリックMDIと同様の骨格を有するトリアミンである。すなわち、特には、ポリメリックMDIのイソシアネート基がアミノ基に置き換わっており、平均官能基が3となっているものである。ポリジフェニルトリアミンの添加量は、ポリウレア溶液の特性上、15wt%未満にすると、表面に粘りが残り、硬化完了後にも粘りが残存することになり、このため、表面が汚れやすくなり、さらに異物が付着しやすくなり、しかも耐摩耗性が低下してしまう。一方、20wt%を超えると、硬化時間は短くなるが、硬化後の耐久性が低下して断裂や破壊が起こる恐れがある。このため、15〜20wt%の範囲で添加することが好ましい。
前記第2液において、スリップ性及び防汚性を向上させる反応性のアミノ変性シリコン樹脂は、ポリシロキサンのメチル基の一部をアミノアルキル基に置換えた構造をもつシリコーンオイルであり、特には、分子量200〜1000のポリシロキサンの量末端をアミノアルキル基に置き換えたもの、例えば、東レ・ダウコーニングのBY16-871、BY16-853U
を用いることができる。アミノ変性シリコンオイルの添加量は、8wt%未満にすると、スリップ性及び防汚性が低下して異物の根本的な付着現象を防止することができない。一方、20wt%を超えると、層間接着力が落ち、伸張率も低下してしまう。このため、8〜20wt%の範囲内で添加することが好ましい。
前記変性フッ素樹脂は、例えば、PTFE(4フッ化エチレン樹脂)、FEP(4フッ化エチレン−6フッ化プロピレン共重合樹脂)等の非変性フッ素樹脂にアルキル基、シリルアルキル等を放射線グラフトその他で導入することで、ウレタン樹脂等との相溶性等を付与したものの粉末である。変性フッ素樹脂の添加量は、0.5wt%未満にすると、スリップ性及び防汚性が低下して異物の根本的な付着現象を防止することができない。一方、10wt%を超えると、層間接着力が落ち、伸張率も低下してしまう。このため、0.5〜10wt%の範囲で添加することが好ましい。
前記第2液において、耐摩耗性を向上させる充填剤として用いられるナノシリケート(nanosilicate)は、平均径が10〜500nm、特には20〜200nmのディスク状等の微細な沈降シリカ粉末(例えば、Laponite、Southern Clay Products, Inc. Gonzales, TX;平均粒径25nm)である。ナノシリケートの添加量は、5wt%未満にすると、耐磨耗性が低下し、一方、9wt%を超えると、比重が高くなって反応に影響を及ぼすことになる。このため、5〜9wt%の範囲で添加することが好ましい。
前記第2液において、原料間の混合を円滑化し且つ素地との接着力を向上させる接着増進剤は、無機物の特性と有機物の特性を両方持つシランカップリング剤であるメタ−(3,4−エポキシシクロへキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドオキシプロピルメトキシシラン及びγ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランから選ばれたいずれか1種を使用し、前記シランカップリング剤の添加量を1wt%未満にすると、接着力が低下し、2wt%を超えると、接着力は上昇するが耐摩耗性が低下してしまう。このため、1〜2wt%の範囲で添加することが好ましい。
前記第2液において、色相を表現するための顔料は、色相の条件によって様々な色相を有する顔料を添加するが、その添加量を1wt%未満にすると、色が隠蔽されて出なくなる。このため、通常1〜2wt%の範囲から外れると、所望の色を得ることができない。
次に、本発明による低摩擦型防汚塗料を用いて素地に防汚層を形成する過程を説明する。
まず、船舶船体の喫水線の下側部分、または流体・ガスの移送管、水道に使用される鋼管及びコンクリート製の水槽の内側面などの素地にパワーツール(Power Tool)などで前処理を行い異物を除去し、プライマーを塗布することで、素地と本発明による組成物との付着力を向上させるための前処理過程を行う。
前記前処理過程後、前処理された素地の表面に、2液型高圧スプレー機器を利用して、圧力2,000psi以上、ホース温度70〜80℃の条件下で、塗料の伸張率及び引張強度を決定するプレポリマー溶液と、表面張力の低下及び表面流動性の向上をもたらして海洋生物などの異物の付着を根本的に防止し、流体との摩擦抵抗を著しく低下させる樹脂溶液と、を1:1の割合で同時に噴射する噴射過程を行う。
前記噴射過程によりプレポリマー溶液と樹脂溶液とが素地の表面に1:1の割合でスプレー噴射されると、前記プレポリマー溶液と樹脂溶液とが混合と同時に化学反応を起こし始める。その後、1〜2分経過すると、硬化して素地の表面に防汚層を形成する防汚層形成過程を行う。このような防汚層は、変性シリコン溶液のためにその表面が極めて滑らかになることから、海洋生物などの異物の付着を根本的に防止し、特に船舶の場合、船体の摩擦抵抗を著しく低減させる役割を行う。
また、前記噴射過程において、2液型高圧スプレー機器を使用して防汚層を形成するとき、前記防汚層の表面に凹凸状のエンボシングで形成すると、海洋生物の防汚層表面への接触面積を著しく減少させることができるので、防汚効果を一層高めることができ、同時に摩擦抵抗性を低減させることができる。
以下では、本発明の実施例を挙げて説明する。
本発明の実施例1ないし実施例5に係る組成物の含量比を下記表1に示す。
まず、実施例1ないし実施例3では、第2液の構成成分であるポリオキシプロピレンジアミンの含有量を43wt%、分子量5,000のポリエーテルトリアミンを9wt%、変性シリコン液を15wt%、変性フッ素樹脂を5wt%、ポリジフェニルトリアミンを17wt%、顔料を2wt%、充填剤を8wt%、接着増進剤を1wt%にそれぞれ固定した状態で、ウレタンプレポリマー液(第1液)のNCOの含量を10%、11.4%、13%に変化させ、それに対応する試片を作成し、該試片を用いて付着性、耐衝撃性、防汚性、船速摩擦抵抗性及び船体の表面粗度(Hull Roughness)を測定した。その結果を下記表2に示す。
また、実施例4及び実施例5では、第2液の構成成分であるポリオキシプロピレンジアミンの含有量を42wt%と48wt%、分子量5,000のポリエーテルトリアミンを8wt%と10wt%、顔料を2wt%、充填剤を8wt%、接着増進剤を1wt%にそれぞれ固定した状態で、変性シリコン溶液を8wt%と17wt%、変性フッ素樹脂を2wt%と7wt%、ポリジフェニルトリアミンを20wt%と16wt%の混合割合で変化させるとともに、プレポリマー溶液のNCOの含量を11.4%、13%に変化させ、それに対応する試片を作成し、該試片を用いて付着性、耐衝撃性、防汚性、船速摩擦抵抗性及び船体の表面粗度を測定した。その結果を表2に示す。下記における具体的な化合物は、例えば前述した具体例の化合物である。比較例1としては、SPC(Speciality Polymer Coating)社の{ HYPERLINK "http://www.spc-net.com/marine/products/product.php?key=8&sector=m" ,SP-1864}を用いた。
Figure 0005178078
前記実施例1ないし実施例5による本発明の低摩擦型防汚塗料を、横幅及び縦幅20×30cm、厚さ3mmの船舶船体と同じ鉄板に500〜800μmの厚さに塗膜を形成した。このようにして得たドリー(dolly)と呼ばれる試験片を用い、接着試験機(Elcometer社製Elcometer 106 adhesion tester )によるテスト行うことで付着性を測定した。また、同時にデュポン衝撃試験器で耐衝撃性を測定した。
また、前記実施例1ないし実施例5による低摩擦型防汚塗料を、横幅及び縦幅50×50cm、厚さ3mmの船舶船体と同じ鉄板に500〜800μmの厚さに塗布して、沿近海の水深4〜5mに試片を浸漬させた後、12ヶ月間海洋生物及び異物の付着如何の防汚性を測定した。
また、前記実施例1ないし実施例5による本発明の低摩擦型塗料を、横幅及び縦幅100×200cm、厚さ3mmの船舶船体と同じ模型船に500〜800μmの厚さに塗膜して、船速回流水槽試験器に投入して船速摩擦抵抗性を測定した。
また、前記実施例1ないし実施例5による本発明の低摩擦型塗料を、横幅及び縦幅100×100cm、厚さ3mmの船舶船体と同じ鉄板に500〜800μmの厚さに塗膜して、船体表面粗度測定器で船体の表面粗度を測定した。
Figure 0005178078
前記実施例1ないし実施例5から明らかなように、既存の防汚塗料(spc塗料)及び輸入シリコン塗料である比較例1及び比較例2に比べて、付着性、耐衝撃性、防汚性、船速摩擦抵抗性及び表面粗度に極めて優れており、実施例1ないし実施例3から明らかなように、メチレンジイソシアネート・プレポリマーについて10〜13%のNCO範囲ではほとんど差が見られない。
特に、実施例1及び実施例5から明らかなように、変性シリコン溶液の添加量が多いほど、耐衝撃性、防汚性、船速摩擦抵抗性及び船体の表面粗度は一層向上するが、付着性は低下することがわかる。
また、実施例1ないし実施例5から明らかなように、付着性においては、塗料の湿潤性及び広がり性を向上させて鉄板への密着塗布を図り、付着力の向上を実現し、適正の変性アミノシリコン樹脂溶液及び接着増進剤を用いて優れた接着力を示した。
さらに、実施例1ないし実施例5から明らかなように、耐衝撃性においては、弾性力及び伸張率を有するため耐衝撃性に優れていることがわかり、実施例1、実施例2、実施例3及び実施例5から明らかなように、適正の変性アミノシリコン溶液及び変性フッ素樹脂を用いるので、海洋生物がほとんど付着せず、付着した一部の海洋生物をも簡単に除去でき、さらに各種異物も全く付着しなかった。
なお、船速摩擦抵抗性においては、船体の表面粗度の数値が低いほど模型船への抵抗力が減少し、表面粗度においては、変性アミノシリコン樹脂溶液15%と変性樹脂溶液5%の含量である場合に優れたスリップ性が得られることがわかる。
以上のように、本発明の低摩擦型塗料は、シリコンとフッ素樹脂を混合して使用することにより、他の塗料との相溶性を高めて表面張力の低下及び表面流動性の向上を図り、海洋生物及び異物の付着を根本的に防止する。のみならず、環境汚染を誘発する防汚剤を除外することにより、環境にやさしくなり、より効果的な海洋環境保全はもとより、国際的な環境規制にも能動的に対処することができる。しかも、極めて滑らかな表面性状で船体の摩擦抵抗の低減を実現し、船舶運行時に燃料消費量の削減を図ることができる。

Claims (2)

  1. NCO含量が10〜13重量%であるメチレンジイソシアネート(MDI)・プレポリマー100wt%の第1液と;
    塗膜の伸張率及び引張強度を調節するポリオキシプロピレンジアミン52〜58wt%と、硬化時間を調整する分子量5,000のポリエーテルトリアミン8〜10wt%と、硬化物性を調整し且つ伸張率を向上させるための、ポリメリックMDIと同様の骨格を有するトリアミンであるポリジフェニルトリアミン15〜20wt%と、スリップ性及び防汚性を向上させるアミノ変性シリコン溶液8〜12wt%と、耐摩耗性を向上させる充填剤5〜9wt%と、原料間の混合を円滑化し且つ素地との接着力を向上させるための、メタ−(3,4−エポキシシクロへキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドオキシプロピルメトキシシラン及びγ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランから選ばれたいずれかのシランカップリング剤1〜2wt%と、色相を出す顔料1〜2wt%と、を含む第2液とからなり、
    2液型スプレー機器で前記の第1液第2液とを1:1の割合で同時に噴射することで噴射と同時に混合して使用することを特徴とする低摩擦型防汚塗料。
  2. ポリジフェニルトリアミンは、ポリメリックMDIのイソシアネート基がアミノ基に置き換わったものであって、平均官能基が3である請求項1に記載の低摩擦型防汚塗料。
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