JP5174363B2 - 表示システム - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイやLCOS(Liquid Crystal On Silicon)ディスプレイのようなホールド型の表示装置に係り、特に動画の表示に適した表示装置並びに表示システムに関する。
表示装置を特に動画表示の観点で分類した場合、インパルス型表示装置とホールド型表示装置に大別される。インパルス型表示装置とは、例えばブラウン管のように、走査された期間だけ走査された画素の輝度が高くなり、走査直後から輝度が低下するタイプであり、ホールド型表示装置とは、液晶表示装置のように、表示データに基づく輝度を次の走査まで保持し続けるタイプである。
特許文献1には、1フレーム期間を第1期間と第2期間に分割し、フレーム期間において画素に書き込むべき画素データを、第1期間において集中的に書き込み、その際、映像全体の輝度が下がらないよう、画素に対する書込値を画像データの値の2倍にし、2倍にした値が表示可能レンジを超えた場合にかぎり、第2期間に残余の画素データを書き込み、これにより表示輝度の変化がインパルス型表示装置に近づき、動画像の視認性を改善することが記載されている。
特許文献2には、フレームメモリ部は入力映像信号を1フレーム分記憶し、フレームレート変換信号発生部は入力映像信号に同期したクロック信号、水平同期信号、垂直同期信号とから、映像信号のフレームレートを3倍以上の変換倍率で変換したクロック信号、水平同期信号、垂直同期信号を夫々生成し、映像信号切替部はフレームメモリ部の出力信号と黒レベル固定の映像信号とを切替信号発生部から出力される切替信号に基づいて切り替えて出力し、そして1フレームの映像の表示期間を任意に短縮することが記載されている。
同様に、特許文献3には、入力各フレームを4倍のレートで4回ずつ出力する周波数変換回路11と、2N回ずつ出力される各フレームを表示する液晶表示素子15とを有する液晶表示装置において、各変換フレームのうち一つ置きの各変換フレームの輝度レベルを、輝度制御回路により一つ置きの残りの各変換フレームの輝度レベルよりも低いレベルに変換して液晶表示素子に供給し、元の各フレーム切り替わり時に生じる動画像の動きボケを低減することが記載されている。
以下、本願明細書においては、このような駆動方式をn倍速インパルス型駆動と呼ぶ。
特開2004-240317号公報 特開2002-215111号公報 特開2004-317928号公報
特許文献1に記載のn倍速インパルス型駆動を備えた表示装置では、入力表示データの1フレームの時間内にn回の描画、すなわち出力表示データの書換を行う必要があり、このためには入力表示データをn倍速化するためのn倍速化手段が必要となる。しかし、n倍速化にはフレームメモリが必要である。すなわち、n倍速インパルス型駆動を備えた表示装置は、通常の表示装置に比べ、フレームメモリ分のコストアップが生じてしまう。特許文献1では、表示装置内部で第1期間のデータと第2期間のデータを生成しているため、表示装置外部で第1期間のデータと第2期間のデータを生成して順次に表示装置に入力した場合に第1期間のデータと第2期間のデータを判別することができなくなることまでは考慮されていない。
本発明の目的は、n倍速化回路を表示装置外部に設けることにより、回路規模を縮小した表示装置を提供することである。
また、本発明の目的は、n倍速化回路を表示装置外部に設けた場合に、1フレーム期間内のn個のフィールドの各々を判別できる表示装置を提供することである。
特許文献2及び3では、倍速化したフレームを判別するために切替信号を生成しているが、フレームメモリへの書き込みと読み出しによる遅延については考慮されていない。
本発明の目的は、1フレーム期間内のフィールド期間を正確に判別できる表示装置を提供することである。
本発明の表示システムは、複数の画素が配列された表示パネルと、表示データに応じた表示信号を前記画素へ出力する第1の駆動回路と、前記表示信号を受けるべき画素を選択するための選択信号を前記画素へ出力する第2の駆動回路とを備えた表示装置と、前記表示装置に入力する第1の同期信号と、第1の表示データを生成する機能を備えた信号発生装置と、を備え、前記表示装置は、前記第1の表示データと、前記第1の表示データのフレーム毎の区切りを示す前記第1の同期信号を入力として受け付け、予め定めたデータ変換規則に則ってデータ変換回路により前記第1の表示データをデータ変換して得られた第2の表示データと、前記第2の表示データのフレーム毎の区切りを示す第2の同期信号とを用いて前記第2の表示データを表示し、前記データ変換回路は、n(nは2以上の整数)個のデータ変換規則と、前記n個のデータ変換規則から1つのデータ変換規則を選択する選択回路とを備え、前記選択回路は、第1のデータ変換規則から第nのデータ変換規則まで、n個の前記データ変換規則を順次切り替えて選択し、前記データ変換規則の切り替えは、前記第1の同期信号を用いて前記第1の表示データに同期して行い、前記選択回路は、前記n個のデータ変換規則の中からデータ変換規則を1つ選択するために、第1の表示データのn個のフレームの各々を識別する識別信号を生成する識別信号生成回路を備え、前記識別信号生成回路は、前記第1の表示データが直前のフレームと同一内容のフレームが繰り返し入力されているのか、あるいは直前のフレームと異なる内容のフレームが入力されていることによってフレームの切替が発生しているのかを検出し、同一フレームが繰り返し入力されている場合は、前記第1の同期信号に同期して前記識別信号を順次更新し、フレームの切替が発生している場合は、前記識別信号をリセットする機能を備え、前記信号発生装置は、第3の表示データを生成する信号発生回路を備え、前記第1の表示データは、前記第3の表示データのフレーム周波数をn倍化した表示データであり、前記信号発生装置は、前記第3の表示データから前記第1の表示データを生成するためのn倍速化回路を備え、前記n倍速化回路は、前記第3の表示データの1フレーム期間中に、前記第3の表示データをn回出力することで、前記第3の表示データを前記第1の表示データに変換し、前記n個のデータ変換規則のうち少なくとも1つのデータ変換規則は、第1の表示データよりも明るい輝度を表示するようにデータ変換し、前記n個のデータ変換規則のうち少なくとも1つのデータ変換規則は、第1の表示データよりも暗い輝度を表示するようにデータ変換し、前記n個のデータ変換によって得られたn個の第2の表示データを一連に表示することによって知覚される輝度は、前記第3の表示データを、第3の表示データの1フレーム期間、直接表示することで知覚される輝度に相当するように前記n個のデータ変換規則を予め調整したことを特徴とする表示システムである。
また、本発明の表示システムでは、前記表示装置に入力する前記第1の同期信号と、前記第1の表示データを生成する機能を備えた信号発生装置を備え、前記信号発生装置は、第3の表示データを生成する信号発生回路を備え、前記第1の表示データは、前記第3の表示データと、第3の表示データからフレーム間の動き方向に基づいて生成された第4の表示データを含み、前記第3の表示データと前記第4の表示データを交互に選択することでフレーム周波数を2倍とした表示データであり、前記第1の同期信号に基づき、前記第1の表示データが前記第3の表示データか若しくは前記第4の表示データかを判別し、その判別結果に基づき、前記選択回路を選択すると共に、同一の表示データに対するデータ変換結果が前記第4の表示データと比較して明るいか若しくは等しい輝度となるように変換することとしてもよい。
本発明によれば、ホールド型の表示装置並びに前記表示装置を用いた表示システムにおいて、n倍速インパルス型駆動を適用することでインパルス型表示装置の表示特性を実現し、動画ぼやけの少ない良好な表示品質を得ることができる。更に本発明によれば、n倍速インパルス型駆動を表示装置で実施する場合に比べ、表示装置並びに表示システムをより低コストに提供できる。
つまり、本発明によれば、n倍速化回路を表示装置外部に設けたことにより、表示装置の回路規模を縮小することができる。
また、本発明によれば、n倍速化回路を表示装置外部に設けた場合でも、表示装置が、1フレーム期間内のn個のフィールド期間の各々を判別できる。
また、本発明によれば、倍速化に伴う遅延を考慮してフィールド期間を識別しているため、表示装置が、1フレーム期間内のフィールド期間を正確に判別できる。
続いて、本発明の表示装置並びに表示システムの構成方法について例をあげて説明する。
まず本発明で実施するn倍速インパルス型駆動について、図1、図2、図3を用いて説明する。
続いてn倍速インパルス型駆動を搭載した表示装置の2つの構成例について図4を用いて説明し、それぞれの課題について説明する。
次に図5、図6を用いて上記課題を解決する本発明の第1の実施例について説明する。
実施例1では、n倍速インパルス型駆動を低コストに実現するためにn倍速化回路を信号発生装置側に配置し、信号発生装置から表示装置へ同期信号を出力するように構成した表示装置並びに表示システムを提供する。
次に図7、図8を用いて上記課題を解決する本発明の第2の実施例について説明する。
実施例2では、フレーム繰り返し検知回路を表示装置に設けるように構成した表示装置並びに表示システムを提供する。
なお、以下、n倍速インパルス型駆動の説明では、n=2の場合について説明するが、nの値は2に限らずより大きな値とすることもできる。
図1は、n倍速インパルス型駆動の処理手順の概念を示す。前述のとおりn=2の例である。横軸は時間の経過を示す。
図1(a)は、入力表示データを示す。1フレーム期間おきにサンプリングした映像データが順次入力される。1フレーム期間は例えばNTSC規格のテレビ信号の映像データであれば16.6msであり、このときフレーム周波数は60Hzとなる。
次に、入力表示データのフレーム周波数をn倍化する。
図1(b)は、図1(a)に示した入力表示データのフレーム周波数をn倍速化したn倍速化表示データを示す。例えば入力表示データがNTSC信号であり、n=2である場合は、n倍速化表示データのフレーム周波数は120Hzとなる。入力表示データの1フレーム期間の時間で同一の入力表示データを繰り返して2回出力することになる。このとき、表示データの更新間隔は1/nフレーム期間となる。
最後に、n倍速化表示データにインパルス型駆動用のデータ変換を施し、表示パネルに表示する。
図1(c)は、n倍速インパルス型駆動の表示の例である。図1(b)に示したn倍速化表示データにデータ変換を施し、第1のフィールド信号と第2のフィールド信号を生成して表示する。第1のフィールド信号では、元の入力表示データよりも明るく表示し、第2のフィールド信号では、元の入力表示データよりも暗く表示することで表示特性をインパルス型とする。その際、第1のフィールドと第2のフィールドを時間的に積分すると元の入力表示データに相当する輝度が知覚されるように制御することで表示特性を変更したことによる輝度の低下をなくす。
図1(d)は、n倍速インパルス型駆動の表示の他の例である。図1(b)に示したn倍速化表示データに変換を施し、第1のフィールド信号と第2のフィールド信号を生成して表示する。第1のフィールド信号では、元の入力表示データよりも暗く表示し、第2のフィールド信号では、元の入力表示データよりも明るく表示することで表示特性をインパルス型とする。その際、第1のフィールドと第2のフィールドを時間的に積分すると元の入力表示データに相当する輝度が知覚されるように制御することで表示特性を変更したことによる輝度の低下をなくす。
以上の手順で表示装置を制御することで、n倍速インパルス型駆動を実現することが可能となり、ホールド型の表示装置においてもインパルス型の表示特性を実現し、動画ぼやけの少ない良好な表示品質を得ることができる。
図2は、n倍速インパルス型駆動において、入力表示データに対する第1のフィールドの表示輝度と第2のフィールドの表示輝度の関係(いわゆるγ特性)の例を示す図である。
横軸は入力表示データの階調であり、縦軸は表示輝度である。実線201は、通常駆動の場合の例であり、破線203と一点鎖線202は、それぞれn倍速インパルス型駆動における第1のフィールドの表示輝度と第2のフィールドの表示輝度の例である。
通常駆動においては、例えば階調Dpの入力表示データに対する表示輝度はBpとなり、階調Dqの入力表示データに対する表示輝度はBqとなる。他の階調においても図2の例のように階調と表示輝度とをそれぞれ対応づける。
これに対し、n倍速インパルス型駆動では、階調Dpの入力表示データに対しては、第1のフィールドの表示輝度をBlpとし、第2のフィールドの表示輝度をBdpとする。第1のフィールド期間に表示輝度Blpを表示し、続いて第2のフィールド期間に表示輝度Bdpを表示することで、1フレーム期間にわたって表示輝度Bpを表示した場合に相当する表示輝度が知覚できるように調整しておく。また、階調Dqの入力表示データに対しては、第1のフィールドの表示輝度をBlqとし、第2のフィールドの表示輝度をBdqとする。第1のフィールド期間にBlqを表示し、続いて第2のフィールド期間に表示輝度Bdqを表示することで、1フレーム期間にわたって表示輝度Bpを表示した場合に相当する表示輝度が知覚できるように調整しておく。他の各階調においても図2の例のように第1のフィールドの表示輝度と第2のフィールドの表示輝度とを対応づける。
以上の例では第1のフィールドを相対的に明るい表示を行う明フィールドとし、第2のフィールドを相対的に暗い表示を行う暗フィールドとするn倍速インパルス型駆動の構成について説明したが、第1のフィールドを暗フィールドとし、第2のフィールドを明フィールドとする構成としても良い。
図3(a)は、表示装置のある画素に対する入力表示データの変化の様子の例を示すグラフである。横軸はフレーム(すなわち時間)を示し、縦軸は階調を示す。
図3(a)では、第i−1フレーム並びに第iフレームでは階調Dpであり、第i+1フレーム並びに第i+2フレームでは階調Dqとなる入力表示データの例を示している。
このような入力表示データに対し、従来の表示装置では、第i−1フレーム並びに第iフレームでは階調Dpに相当する表示輝度Bpを表示するよう駆動し、第i+1フレーム並びに第i+2フレームでは階調Dqに相当する表示輝度Bqを表示するよう駆動する。
次に、n倍速インパルス型駆動の例について説明する。
図3(b)、図3(c)、図3(d)は、図3(a)の入力表示データに対して、n倍速インパルス型駆動を実施した場合の表示装置並びに表示システムの処理の様子を示すグラフである。
図3(b)は、図3(a)に示した入力表示データをn倍速化したときのn倍速化表示データの例である。横軸は図3(a)と同じくフレーム(すなわち時間)を示し、縦軸は階調を示す。n倍速化表示データは、入力表示データの1フレーム期間の時間で同一の入力表示データを繰り返してn回出力したものに相当する。
図3(c)は、図3(b)に示したn倍速化表示データに対してインパルス型駆動用のデータ変換処理を施した出力表示データによって表示装置を駆動したときの表示輝度の変化の様子の例を示す図である。横軸は図3(a)と同じくフレーム(すなわち時間)を示し、縦軸は表示機度を示す。
図3(c)では、第1のフィールドを相対的に明るい表示を行う明フィールドとし、第2のフィールドを相対的に暗い表示を行う暗フィールドとする構成例を示した。図1(c)の例に相当する。
図3(b)に示したn倍速化表示データに対し、第i−1フレーム並びに第iフレームの第1のフィールドでは階調Dpに対応する表示輝度Blpを表示するよう駆動し、第i−1フレーム並びに第iフレームの第2のフィールドでは階調Dpに対応する表示輝度Bdpを表示するよう駆動する。また第i+1フレーム並びに第i+2フレームの第1のフィールドでは階調Dqに対応する表示輝度Blqを表示するよう駆動し、第i+1フレーム並びに第i+2フレームの第2のフィールドでは階調Dqに対応する表示輝度Bdqを表示するよう駆動する。
図3(d)は、図3(b)に示したn倍速化表示データに対してデータ変換処理を施した後の表示装置の表示輝度の変化の様子の図3(c)とは別の構成例を示す図である。横軸は図3(a)と同じくフレーム(すなわち時間)を示し、縦軸は表示機度を示す。
図3(d)では、第1のフィールドを相対的に暗い表示を行う暗フィールドとし、第2のフィールドを相対的に明るい表示を行う明フィールドとする構成例を示した。図1(d)の例に相当する。
図3(b)に示したn倍速化表示データに対し、第i−1フレーム並びに第iフレームの第1のフィールドでは階調Dpに対応する表示輝度Bdpを表示するよう駆動し、第i−1フレーム並びに第iフレームの第2のフィールドでは階調Dpに対応する表示輝度Blpを表示するよう駆動する。また第i+1フレーム並びに第i+2フレームの第1のフィールドでは階調Dqに対応する表示輝度Bdqを表示するよう駆動し、第i+1フレーム並びに第i+2フレームの第2のフィールドでは階調Dqに対応する表示輝度Blqを表示するよう駆動する。
図3(c)、図3(d)に示したように、n倍速インパルス型駆動の構成においては、明フィールドと暗フィールドの順序によって表示特性が異なる複数のバリエーションがある。
以上、本発明の表示装置並びに表示システムでのn倍速インパルス型駆動の概要について説明した。続いてn倍速インパルス型駆動を搭載した表示装置並びに表示システムの2つの構成例について図4を用いて説明し、それぞれの課題について説明する。
図4(a)は、n倍速インパルス型駆動を実現するための表示装置並びに表示システムの一つの構成例を示す図である。なお、図4では表示装置として液晶表示装置の例を示したが、他の表示原理を用いる表示装置であってもよい。
表示システムは例えばテレビ本体やPC本体、携帯電話本体などである。
表示システムは、信号発生装置4100と表示装置4000を備える。
信号発生装置4100は例えばテレビ受像機やビデオ録画再生機における信号処理回路群や、PCや携帯電話におけるグラフィック処理回路群である。信号発生装置4100は、表示装置4000に出力する入力表示データ4112と入力制御信号群4111を生成する信号発生回路4110を備える。
表示装置4000は、n倍速化回路4010と、データ変換回路4030と、タイミング生成回路4050と、フレームメモリ4020と、パラメータ保持回路4040と、データ線駆動回路4060と、走査線駆動回路4070と、液晶表示パネル4080と、参照電圧生成回路4090と、を備える。
表示装置4000は入力表示データ4112と、入力制御信号群4111の入力を受け付け、入力表示データ4112や入力制御信号群4111にn倍速インパルス型駆動を適用して液晶表示パネル4080を駆動する機能を備える。
入力制御信号群4111は、例えば1フレーム期間(1画面分を表示する期間)を規定する垂直同期信号、1水平走査期間(1ライン分を表示する期間)を規定する水平同期信号、表示データの有効期間を規定するデータ有効期間信号、及び表示データと同期した基準クロック信号等で構成する。
入力表示データ4112、入力制御信号群4111は、信号発生装置4100から表示装置4000へ転送される。本転送には例えばLVDSレベル、CMOSレベル、LVTTLレベル等の各種の電気的信号レベルを用いることができる。表示システムにおいて、信号発生装置4100と表示装置4000が遠く離れて配置される場合、本転送にはノイズが少なく長距離の伝送が可能な方式を用いることが望ましい。
n倍速化回路4010は、入力表示データ4112のフレーム周波数に対し、フレーム周波数をn倍化したn倍速化表示データ4012を生成する回路である。
より具体的には、n倍速化回路4010は、入力された入力表示データ4112を順次フレームメモリ4020に格納する。一方で、格納した1フレーム期間分のデータを読み出す際には、1フレーム期間をn分割した時間内に読み出す。更に前記読出し操作を1フレーム期間にn回実施することで、フレーム周波数のn倍化が実現できる。
1回目に読み出した入力表示データは、第1のフィールド用のn倍速化表示データとして使用し、2回目に読み出した入力表示データは第2のフィールド用のn倍速化表示データとして用いる。
4021はフレームメモリ4020への書込みデータ、4022はフレームメモリ4020からの読出しデータである。
またn倍速化回路4010は、フィールド識別信号4013とn倍速制御信号群4011を生成する。
フィールド識別信号4013は、n倍速化表示データ4012に同期しており、n倍速化表示データ4012が第1のフィールド用のn倍速化表示データであるのか、第2のフィールド用のn倍速化表示データであるのかを識別するために用いる。つまり、フィールド識別信号4013は、フレームメモリ4020からの表示データの読み出しクロックに同期している。
n倍速制御信号群4011は、例えば1フィールド期間を規定するn倍速垂直同期信号、1水平走査期間を規定するn倍速水平同期信号、n倍速化表示データの有効期間を規定するn倍速化表示データ有効期間信号、及びn倍速化表示データと同期したn倍速クロック信号等で構成する。
フレームメモリ4020は、少なくとも1フレーム分の表示データを格納できる容量を備えた記憶素子であり、入力表示データの書込み、n倍速化表示データの読出し処理を行う。
フレームメモリ4020としては、例えば各種のDRAM( Dynamic Random Access Memory )などを使用することができる。
データ変換回路4030は、前記n倍速インパルス型駆動を実施するためのフィールド変換データ4032の生成を行なう回路であり、前記n倍速化回路4010から出力されたn倍速化表示データ4012を入力として受け付け、前記n倍速化表示データ4012を予め定められたデータ変換規則にのっとって、各フィールド用のフィールド変換データ4032に変換する。
ここで前記データ変換規則は、n個のフィールド変換パラメータ4041,4042としてデータ変換回路4030に入力する。
データ変換回路4030はフィールド識別信号4013によってフィールドを識別し、各々のフィールド用のパラメータを選択する。
第1のフィールド変換パラメータ4041は、第1フィールド用の前記データ変換規則を定める。
第2のフィールド変換パラメータ4042は、第2フィールド用の前記データ変換規則を定める。
n倍速インパルス型駆動によって1つのフレームを2以上のフィールドに分割する場合は、それぞれのフィールド用にそれぞれ第nのフィールド変換パラメータを用意するのが好ましい。
データ変換規則は、フレームの分割数n、表示装置の環境温度、液晶表示パネルの温度、参照電圧の設定量、1フレーム期間の長さ、各フィールド期間の長さ、などの影響を考慮し、偽の輪郭や色ズレなどが発生せず良好な表示品質が得られるように適切に決定する。
データ変換規則は、上記各種の条件をパラメータとした演算式によって規定しても良いし、上記各種の条件を索引としたルックアップテーブルを参照することによって規定しても良い。
また、データ変換回路4030は前記n倍速化回路4010から入力されたn倍速制御信号群4011を前記フィールド変換データ4032に同期するようにタイミングを調整してフィールド変換データ制御信号群4031として出力する。
タイミング生成回路4050は、前記データ変換回路4030から出力されたフィールド変換データ制御信号群4031とフィールド変換データ4032を入力として受け付ける。そして、前記フィールド変換データ制御信号群4031と前記フィールド変換データ4032とから、データ線駆動回路4060を制御するためのデータ線駆動回路制御信号群4051と、出力表示データ4052と、走査線駆動回路4070を制御するための走査線駆動回路制御信号群4053と、を生成する回路である。
パラメータ保持回路4040は、データ変換回路4030で使用するフィールド変換パラメータ4041,4042を含む各種設定パラメータを保持する回路である。また前記各種設定パラメータを外部の記憶回路(不図示)から読出す機能も備える。
パラメータ保持回路4040は、例えばレジスタファイルや各種RAM(Random Access Memory)などの記憶素子群と、記憶回路の制御回路とを備える。
記憶回路(不図示)は、前記各種設定パラメータを記憶しておくために使用する回路である。例えばROM(Read-Only Memory)や、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)フラッシュメモリなどの各種不揮発メモリ等を使用することができる。
データ線駆動回路制御信号群4051は、例えば出力表示データ4052に基づく階調電圧の出力タイミングを規定する出力タイミング信号とソース電圧の極性を決定する交流化信号、表示データと同期したクロック信号等で構成する。
走査線駆動回路制御信号群4053は、例えば1ラインの走査期間を規定するシフト信号、先頭ラインの走査開始を規定する垂直スタート信号等で構成する。
4090は参照電圧生成回路、4091は参照電圧である。
データ線駆動回路4060は、参照電圧4091から表示階調の数に対応電位を生成すると共に、出力表示データ4052に対応した1レベルの電位を選択し、液晶表示パネル4080へのデータ電圧として印加する。4061はデータ線駆動回路にて生成されたデータ電圧である。
4070は走査線駆動回路、4071は走査線選択信号である。
走査線駆動回路4070は走査線駆動回路制御信号群4053に基づき走査線選択信号4071を生成し、液晶表示パネル4080の走査線へ出力する。
4080は液晶表示パネル、4081は液晶表示パネルの1画素の模式図である。液晶表示パネル4080の1画素4081は、ソース電極、ゲート電極、ドレイン電極からなるTFT(Thin Film Transistor)と、液晶層、対向電極から構成される。走査信号をゲート電極に印加することでにTFTのスイッチング動作を行い、TFTが開状態ではデータ電圧がソース電極を介して液晶層の一方と接続したドレイン電極に書き込まれ、閉状態ではドレイン電極に書き込まれた電圧が保持される。このドレイン電極の電圧をVdとし、対向電極電圧をVCOMとする。液晶層は、ドレイン電極電圧Vdと対向電極電圧VCOMの電位差に基づき偏光方向を変えると共に、液晶層の上下に配置された偏光板を介することで、裏面に配置されたバックライトからの透過光量が変化し階調表示を行う。
以上、図4(a)を用いてn倍速インパルス型駆動を実現するための表示システムの構成例について説明した。しかし、図4(a)の構成の場合、表示装置4000側にn倍速化回路4010とフレームメモリ4020が必要となり、表示装置4000がコストアップしてしまう、という課題がある。
一方で、図4(b)は、n倍速インパルス型駆動を実現するための表示システムの別の構成例を示す図である。
図4(a)の構成と比較して、表示装置4500側にあったn倍速化回路4510とフレームメモリ4520とを信号発生装置4600側に配置し、信号発生装置4600から表示装置4500へn倍速化表示データ4512とn倍速制御信号群4511を伝送する点が異なる。n倍速化表示データ4512は、同一の表示データである。
その他の点は図4(a)の構成と同等であるので、各部の説明は省略する。
一般に、信号発生装置では各種のフォーマット変換(画像の解像度変換、インターレース−プログレッシブ変換)や画像補正処理(エッジ強調、色調補正)などの複雑な信号処理を行う必要があることから、表示装置に比べて高性能な信号処理回路を搭載している。そのため、信号発生装置側にn倍速化回路やフレームメモリを搭載することにより増加するコストは、表示装置側にそれらを搭載することにより増加するコストより小さいといえる。すなわち、n倍速化回路とフレームメモリとを信号発生装置側に配置すれば、表示システム全体をより低コストで実現できる。
しかし、図4(b)の構成の場合、表示装置4500側には入力表示データ4612と入力制御信号4611の替わりに、n倍速化表示データ4512とn倍速制御信号群4511を入力するため、表示装置4500側は元々の入力表示データ4612のフレームの区切りを識別することができない。すなわち、第1のフィールドと第2のフィールドの切替をフレームの区切りに同期させることができず、データ変換回路4530によるデータ変換結果が図3(c)と図3(d)のどちらになるかを任意に制御することができないという課題がある。すなわち、ある状態では、図3(c)のように第1のフィールドが明フィールド、第2のフィールドが暗フィールドであったのにも関わらず、他の状態では、図3(d)のように第1のフィールドが暗フィールド、第2のフィールドが明フィールドとなってしまうという状態がランダムに発生して制御できない、という状態に陥ることがありうる。このような場合、図3(c)のケースと図3(d)のケースでは表示特性が異なるため、入力表示データ4612は同一であるのにも関わらず、表示される映像が表示システムの状態(例えば電源投入タイミング)の影響を受けてランダムに変動してしまう、という不具合を生じる。
また、入力表示データ4612自体も信号発生装置4600に対する操作などによって様々に変動する。例えばテレビ受像機の受信チャンネルや映像ソースの切換時の変動や、ビデオ録画再生機において早送り再生や巻き戻し再生などの変則的な表示による変動があげられる。このような操作を行う度に表示システムの表示特性が図3(c)と図3(d)のどちらかにランダムに切り替ってしまい一定しない、という不具合も生じる。
表示の安定性の観点から表示装置は表示特性を任意に制御できるように表示システムを構成するのが好ましい。すなわち入力表示データのフレームの区切りを識別し、フィールドの切換を同期する仕組みが必要となる。
以上、n倍速インパルス型駆動を搭載した表示装置並びに表示システムの2つの構成例と、それぞれの課題について説明した。
次に上記の課題を解決するための本発明の表示装置並びに表示システムについて、図5、図6を用いて説明する。
図5は、上記の課題を解決しつつ、n倍速インパルス型駆動を実現するために、本発明の一実施形態を適用した表示システム並びに表示装置5000の構成例を示す図である。
図4(a)の構成と比較して、表示装置側5000にあったn倍速化回路5010とフレームメモリ5020とを信号発生装置5100側に配置する点が異なる。また、信号発生装置5100から表示装置5000へn倍速化表示データ5012とn倍速制御信号群5011と入力制御信号5111を伝送する点が異なる。加えて、入力表示データ5112のフレームの切り替りを識別するためのフィールド識別信号をn倍速化回路5010で生成してデータ変換回路5030に入力するのではなく、元来の入力制御信号5111からフィールド識別信号5013を生成するためのフィールド識別信号生成回路5200を設け、前記入力制御信号5111からフィールド識別信号5013を生成する点が異なる。
その他の点は図4(a)の構成と同等であるので、各部の説明は省略する。
また、図4(b)の構成と比較しても、信号発生装置5100から表示装置5000へ元々の入力表示データ5112の入力制御信号5111を入力する点が異なる。
前記の通り、表示の安定性の観点から、表示装置5000はn倍速インパルス駆動での表示特性を任意に制御できるように構成するのが好ましく、そのためには入力表示データ5112のフレームの区切りを識別する必要があるが、この識別のためには、入力表示データ5112の入力表示信号5111を使用することが簡易であり、有効である。例えば入力制御信号群5111の一つである入力垂直同期信号は、入力表示データ5112の1フレーム期間を規定する信号であるため、入力表示データ5112のフレームの切り替りを識別するために好適である。
前記入力垂直同期信号を元にフィールド識別信号生成回路5200にてフィールド識別信号5013を生成し、フィールドの識別に使用すれば、前記の表示システムの表示特性がランダムに変動する不具合を解決でき、安定した表示を行うことが可能となる。
なお、入力垂直同期信号の替わりに入力制御信号群5111の他の信号を用いる構成としても良い。
以上、図5を用いて本発明の一実施形態を適用した表示装置並びに表示システムの構成例について説明した。
図6は、本発明の一実施形態を適用した表示装置並びに表示システムの動作例を示す図であり、図5に示した表示装置並びに表示システム装置の動作のタイミングチャートの例である。
図6の横軸は時間を示す。
まず信号発生回路5110から、入力表示データ5112と入力制御信号群5111が出力される。
図6の例では、入力制御信号群5111の一つである入力垂直同期信号601と、入力表示データ5112を図示した。入力垂直同期信号601は1フレーム期間を規定する信号であり、入力表示データ5112のフレームの切替りに同期して、イベントが発生する。
また、図6において、記号D(i)は第iフレームの入力表示データを示す。同様に、例えばD(i+1)は第i+1フレームの入力表示データを示す。
入力表示データ5112は、各フレームのデータが、1フレーム期間単位で、...D(i)、D(i+1)、D(i+2)...のように順次入力される。
次に、前記n倍速化回路5010によって、前記n倍速化処理を実施する。
図6の例では、n倍速化回路5010によって生成されたn倍速制御信号群5011の一つであるn倍速垂直同期信号611と、n倍速化表示データ5012と、フィールド識別信号生成回路5200で入力垂直同期信号601から生成したフィールド識別信号5013を図示した。n倍速垂直同期信号611はn倍速化表示データ5012の1フィールド期間を規定する信号であり、n倍速化表示データ5012のフィールドの切替りに同期して、イベントが発生する。
なお、図6に例示したように、入力垂直同期信号601並びに入力表示データ5112と、n倍速垂直同期信号611並びにn倍速化表示データ5012の間には、n倍速化処理による遅延が生じることが一般的である。入力垂直同期信号601のイベントが発生した後、n倍速垂直同期信号611の最初のイベントが発生した時点から第1番目のフィールド期間が始まる、この遅延は、例えばn倍化回路5010が、フレームメモリ5020へ表示データを書き込むタイミングと読み出すタイミングの差分によって生じる。n倍化回路5010は、1/nフレーム分の表示データをフレームメモリ5020へ書き込んだタイミングに続いて、1/nフレーム分の表示データをフレームメモリ5020から読み出すことができる。よって、n倍化回路5010は、表示データをフレームメモリ5020へ書き込みを開始してから、1フレーム期間よりも短い期間に、表示データをフレームメモリ5020から読み出しを開始することができる。
フィールド識別信号生成回路5200は、入力垂直同期信号601からフィールド識別信号5013を生成する。フィールド識別信号5013は、フィールドを判別するために使用する。本実施例では、1フレームを第1のフィールドと第2のフィールドの2つに分割する例を示しているため、フィールド識別信号613は、例えば第1のフィールドを示す信号レベル(Low)と、第2のフィールドを示す信号レベル(High)の2つの値を1フィールド期間毎にトグルする信号で構成できる。
n=2の場合のフィールド識別信号5013は例えば以下の手順で生成する。
まず、n倍速垂直同期信号611に同期してLowとHighを反転するフィールド識別準備信号612を設ける。更に、フィールド識別準備信号612は、入力垂直同期信号601に同期して必ずHighにセットするように構成する。続いてフィールド識別信号5013はn倍速垂直同期信号6111に同期してフィールド識別準備信号612をラッチすることで、図6に示すように、第1のフィールドではLow、第2のフィールドではHighとなるように構成できる。
このような構成とすることで、なんらかの要因(例えば表示システムがTVであればチャンネル切替、ビデオ録画再生器であれば早送り巻き戻し操作等)で入力制御信号群5111や入力表示データ5112が変動することで、フィールド識別信号5013、フィールド識別準備信号612も不定ないし異常値となり、フィールド識別を正常に行えない状態となったとしても、入力垂直同期信号601の入力を受け付けさえすれば、その次のフィールドからは再び正常なフィールド識別動作を開始することができるため、表示装置の動作の安定性が向上する。
以上、フィールド識別信号生成回路5200でのフィールド識別信号5013の生成方法について、入力垂直同期信号601を用いる構成例を一つ挙げて説明したが、本発明のフィールド識別信号の生成方法はこれに限るものではない。
続いてデータ変換回路5030によって、前記n倍速化表示データ5012に対してデータ変換処理を実施する。
データ変換回路5030は、フィールド識別信号生成回路5200から出力されたフィールド識別信号5013と、n倍速化回路5010から出力されたn倍速化表示データ5012を入力として受け付ける。データ変換回路5030は、フィールド識別信号5013に基づいて、第1のフィールドと第2のフィールドを識別し、n倍速化表示データが第1のフィールドであった場合(すなわち、フィールド識別信号5013がLowであった場合)は、第1のフィールド変換パラメータ5041に基づいてデータ変換を行い、n倍速化表示データが第2のフィールドであった場合(すなわち、フィールド識別信号5013がHighであった場合)は、第2のフィールド変換パラメータ5042に基づいてデータ変換を行う。
なお、ここではn=2の場合のn倍速インパルス型駆動の例を説明したため、前記フィールド識別信号は、2値のトグル信号となったが、nが3以上の場合は、前記フィールド識別信号は、フィールド数をカウントするカウンタ値などによって実現することが好ましい。
図6において、データ変換回路5030によって生成されたフィールド変換制御信号群5031の一つであるフィールド変換垂直同期信号621と、フィールド変換データ5032を図示した。フィールド変換垂直同期信号621はフィールド変換データ5032の1フィールド期間を規定する信号である。
また、図6において、記号Fl(i)は第iフレームのn倍速化表示データに対して明フィールド用のデータ変換を施したデータを示す。同様に、例えばFl(i+1)は第i+1フレームのn倍速化表示データに対して明フィールド用のデータ変換を施したデータを示す。一方、図6において、記号Fd(i)は第iフレームのn倍速化表示データに対して暗フィールド用のデータ変換を施したデータを示す。同様に、例えばFd(i+1)は第i+1フレームのn倍速化表示データに対して暗フィールド用のデータ変換を施したデータを示す。
なお、図6においては、第1のフィールドを明フィールドとし、第2のフィールドを暗フィールドとする例を示したが、第1のフィールドを暗フィールドとし、第2のフィールドを明フィールドとする構成としてもよい。
最後に、タイミング生成回路5050において、フィールド変換データ5032から出力表示データ5052(図6には不図示)を生成する。
また、タイミング生成回路5050は、データ変換回路5030で生成したフィールド変換制御信号群5031から、出力制御信号5051群を生成する。
なお、図6に示したように、n倍速垂直同期信号611並びにn倍速化表示データ5012とフィールド垂直同期信号621並びにフィールド変換データ5032との間には、データ変換処理による遅延が生じることが一般的である。
以上のように表示装置を構成することで、図1に示したような、n倍速インパルス型駆動を実現でき、動画像における動画ぼやけを低減した良好な画質を得ることができる。
続いて、本発明の第2の実施形態について図7、図8を用いて説明する。
図7は、先に説明した課題を解決しつつ、n倍速インパルス型駆動を実現するために、本発明の一実施形態を適用した表示システム並びに表示装置の構成例を示す図である。
図4(a)の構成と比較して、信号発生装置7100から表示装置7000へ元々の入力表示データ7112の制御信号7111を入力する代わりに、表示装置7000側にフィールド繰り返し検出回路7210を設けた点が異なる。また、信号発生装置7100から表示装置7000へn倍速化表示データ7012とn倍速制御信号群7011とを伝送する点が異なる。その他の点は図4(a)の構成と同等であるので、各部の説明は省略する。先に説明した図4(b)の構成では、元々の入力表示データ7112のフレームの切替が識別できない点が課題であることは既に述べた。図7の構成はこの課題を解決する手段を提供する。
図7の例では、表示装置7000にフィールド繰り返し検出回路7210を設けた。フィールド繰り返し検出回路7210は、n倍速化表示データ7012とn倍速制御信号群7011を入力し、n倍速化表示データ7012のフィールドの繰り返しを検出し、同一内容のフィールドが繰り返される場合は、元々入力表示データ7112が同一のフレームであった、と識別し、同一内容のフィールドの繰り返しがない場合はフレームが切り替ったと識別し、識別結果をフィールド識別信号7013として出力する機能を備える。
図8は、フィールド繰り返し検出回路7210の構成例を示す図である。
フィールド繰り返し検出回路7210は、フィールド特徴量抽出回路810、フィールド特徴量乖離度演算回路830、フィールド繰り返し識別回路840、メモリ820を備える。
フィールド特徴量抽出回路810は、n倍速化表示データ7012の各フィールドの特徴を示す特徴量811を抽出する。特徴量811は、映像データの特徴を示す指標であり、例えば平均輝度レベル、最大輝度レベル、最小輝度レベル、輝度分布ヒストグラム、周波数スペクトル分布、データのハッシュ値、データの巡回冗長符号、映像データの縮小画像などが利用できる。またこれらを複数組み合わせたベクトルを特徴量として使用してもよい。また、前記特徴量のデータ量は、n倍速化表示データの1フィールド分のデータ量よりも少なくすることが望ましい。
メモリ820は前記特徴量抽出回路810によって抽出された現フィールドの特徴量811を書込み、1つ前のフィールドの特徴量821を読み出す機能を備える。メモリ820は前記特徴量を少なくとも1フィールド期間の間、保持しておけるだけのメモリ容量を備える。ここで、前記のとおり、前記特徴量のデータ量は、1フィールド分のデータ量よりも少ないため、前記メモリ820はフレームメモリよりも少ない容量で実現でき、低コスト化が可能である。
メモリ820としては例えば各種のDRAM( Dynamic Random Access Memory )などを使用することができる。
フィールド特徴量乖離度演算回路830は、現フィールドの特徴量811と一つ前のフィールドの特徴量821を比較、演算し、前記2つのフィールドの乖離度831を算出する回路である。例えば、前記2つフィールドの特徴量の差分値を2つのフィールドの乖離度831とすることができる。あるいは前記特徴量が複数の次元を持つベクトルである場合は、例えば現フィールドの特徴量ベクトルと一つ前のフィールドの特徴量ベクトルのなす角の余弦値を2つのフィールドの乖離度831とすることができる。
フィールド繰り返し識別回路840は、フィールド特徴量の乖離度の大きさ831から、前記2つのフィールドが一致する、すなわち同一フィールドが繰り返されているのか、あるいは前記2つのフィールドが一致しない、すなわち元のフレームが切り替っているかどうかを識別する。例えば乖離度831が所定の閾値より小さい場合は、前記2つのフィールドが繰り返されていると識別し、あるいは乖離度831が前記所定の閾値より大きい場合は、元のフレームが切り替っていると識別することができる。これにより、フィールド識別信号7013を生成することができる。
このフィールド識別信号7013を受け、図7に示したデータ変換回路7030は、適切なフィールドのパラメータを、適時選択してデータ変換を行うことができる。
なお、図7に示した表示装置並びに表示システムの動作は、図6に示したタイミングチャートの例と同様であるので説明は省略する。図6において、フィールド識別信号7013はフィールド識別信号613に相当する。
以上、本発明の一実施形態を適用した表示装置の構成例について説明した。
以上のように表示装置並びに表示システムを構成することで、図1に示したような、n倍速インパルス型駆動を実現でき、動画像における動画ぼやけを低減した良好な画質を得ることができる。
次に、フレームレート変換装置を含む信号発生装置に対して、本技術を適用する場合の例を図2、5、6及び、図9、図10を用いて説明する。フレームレート変換装置とは、例えば特開2003−333540号公報に記載されるように、フレーム間の映像信号から動きベクトル等を用いてフレーム間の映像信号を生成する装置であり、液晶表示装置に前記開示された技術を適用することによって、特開2003−333540号公報に記載されているようにPAL-NTSC変換のような場合においてモーションジャダーの低減を図る事ができる。さらに、例えば60Hz-120Hz変換を行う事によって、動画ぼやけの改善を図る事が可能となる。60Hz-120Hzに変換する場合、図9(a)に示すように、i-1、i、i+1、・・・で示される60Hzからなる入力表示データから、図9(b)で示されるi-1、i-0.5、i、i+0.5、・・・で示される120Hzの倍速化表示データを生成する。以下、図9(a)及び(b)において、i-1、1、i+1、と添付数字は整数で示される表示データを実フレーム表示データと呼び、i-0.5、i+0.5、と添付数字は少数で示される表示データを補間フレーム表示データと呼ぶ。実フレーム表示データにおいて、(a)と(b)の添付数字が同じフレームでは同じ表示データであるものとする。
以上のフレームレート変換装置を含む信号発生装置は、図5におけるn倍速化回路5010が含有しているとすることができる。
この場合、iフレーム目の実フレーム表示データとi+1フレーム目の実フレーム表示データを用いて、i+0.5フレーム目の補間フレーム表示データを生成する場合の入力表示データと2倍速化表示データのタイミング関係は、図10に示すように実フレーム映像の表示開始位置が1フレーム期間分遅延することとなる。この場合、図5に示した表示システムにおいて、フィールド識別信号5013の信号レベルがLowの場合、そのフレームでは補間フレーム表示データといえる。
データ変換回路5030は、フィールド識別信号生成回路5200から出力されたフィールド識別信号5013と、2倍速化回路5010から出力された2倍速化表示データ5012を入力として受け付ける。データ変換回路5030は、フィールド識別信号5013に基づいて、実フレームと補間フレームを識別し、2倍速化表示データが実フレーム表示データであった場合(すなわち、フィールド識別信号5013がHighであった場合)は、図2における明フィールドの特性203となるべくデータ変換を行い、2倍速化表示データが補間フレーム表示データであった場合(すなわち、フィールド識別信号5013がLowであった場合)は、、図2における暗フィールドの特性202となるべくデータ変換を行う。
このように本実施例では、実フレーム表示データが明フレームとなり、補間フレーム表示データが暗フレームとなるように変換する。補間フレーム表示データは実フレーム表示データから生成されるため、入力フレーム表示データと同等の実フレーム表示データと比較して正確性では原理的に落ちることとなる。これに対して、実施例1で記載したように、本発明のインパルス型駆動方式ではnフレーム(本実施例の場合、n=2)に対して平均化した輝度を観測するため、正確性の低い補間フレーム表示データを暗フィールドとすることで、正確な補間がなされていない場合においても、それに伴う映像の乱れを抑えることができ、更に視線の移動方向を加味したインパルス変換がなされるため、インパルス応答において課題となる所謂疑似輪郭を低減することが可能となる。
本発明は、テレビの表示装置に利用できる。
本発明のn倍速インパルス型駆動の概念を説明する図である。 本発明のn倍速インパルス型駆動における階調と表示輝度との対応づけの例を示す図である。 本発明のn倍速インパルス型駆動における入力表示データと前記入力表示データに対してn倍速インパルス駆動を実施した場合の表示輝度の変化の様子の例を示すグラフである。 本発明のn倍速インパルス型駆動を備えた表示装置並びに表示システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例における表示装置並びに表示システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例における表示装置並びに表示システムの動作例を示す図である。 本発明の第2の実施例における表示装置並びに表示システムの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施例における表示装置のフィールド繰り返し検出回路の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施例における2倍速インパルス型駆動の概念を説明する図である。 本発明の第3の実施例における表示装置並びに表示システムの動作例を示す図である。
符号の説明
4112,4612,5112,7112 … 入力表示データ、4111,4611,5111,7111, … 入力制御信号群、4010,4510,5010,7010 … n倍速化回路、4011,4511,5011,7011 … n倍速制御信号群、4012,4512,5012,7012 … n倍速化表示データ、4021,4521,5021,7021 … 書込みデータ、4022,4522,5022,7022 … 読出しデータ、4013,5013,7013 … フィールド識別信号、4030,4530,5030,7030 … データ変換回路、4032,4532,5032,7032 … フィールド変換データ、4041,4242,4541,4542,5041,5042,7041,7042 … フィールド変換パラメータ、4050,4550,5050,7050 … タイミング生成回路、4051,4551,5051,7051 … データ線駆動回路制御信号群、4052,4552,5052,7052 … 出力表示データ、4070,4570,5070,7070 … 走査線駆動回路、4080,4580,5080,7080 … 液晶表示パネル、4081,4581,508,7081 … 液晶表示パネル画素、4060,4560,5060,7060 … データ線駆動回路、4061,4561,5061,7061 … データ電圧、4070,4570,5070,7070 … 走査線駆動回路、4071,4571,5071,7071 … 走査線選択信号、4090,4590,5090,7090 … 参照電圧生成回路、4091,4591,5091,709, … 参照電圧、4020,4520,5020,7020 … フレームメモリ、4021,4521,5021,7021 … 書込みデータ、4022,4522,5022,7022 … 読出しデータ、4040,4540,5040,7040 … 設定パラメータ保持回路、4041,4042,4541,4542,5041,5042,7041,7042 … 各種設定パラメータ、5200 … フィールド識別信号生成回路、7210 … フィールド繰り返し検出回路、810 … フィールド特徴量抽出回路、811,821 … 特徴量、830 … フィールド特徴量乖離度演算回路、831 … 乖離度、840 … フィールド繰り返し識別回路

Claims (1)

  1. 複数の画素が配列された表示パネルと、表示データに応じた表示信号を前記画素へ出力する第1の駆動回路と、前記表示信号を受けるべき画素を選択するための選択信号を前記画素へ出力する第2の駆動回路とを備えた表示装置と、
    前記表示装置に入力する第1の同期信号と、第1の表示データを生成する機能を備えた信号発生装置と、を備え、
    前記表示装置は、前記第1の表示データと、前記第1の表示データのフレーム毎の区切りを示す前記第1の同期信号を入力として受け付け、予め定めたデータ変換規則に則ってデータ変換回路により前記第1の表示データをデータ変換して得られた第2の表示データと、前記第2の表示データのフレーム毎の区切りを示す第2の同期信号とを用いて前記第2の表示データを表示し、
    前記データ変換回路は、n(nは2以上の整数)個のデータ変換規則と、前記n個のデータ変換規則から1つのデータ変換規則を選択する選択回路とを備え、
    前記選択回路は、第1のデータ変換規則から第nのデータ変換規則まで、n個の前記データ変換規則を順次切り替えて選択し、
    前記データ変換規則の切り替えは、前記第1の同期信号を用いて前記第1の表示データに同期して行い、
    前記選択回路は、前記n個のデータ変換規則の中からデータ変換規則を1つ選択するために、第1の表示データのn個のフレームの各々を識別する識別信号を生成する識別信号生成回路を備え、
    前記識別信号生成回路は、前記第1の表示データが直前のフレームと同一内容のフレームが繰り返し入力されているのか、あるいは直前のフレームと異なる内容のフレームが入力されていることによってフレームの切替が発生しているのかを検出し、同一フレームが繰り返し入力されている場合は、前記第1の同期信号に同期して前記識別信号を順次更新し、フレームの切替が発生している場合は、前記識別信号をリセットする機能を備え、
    前記信号発生装置は、第3の表示データを生成する信号発生回路を備え、
    前記第1の表示データは、前記第3の表示データのフレーム周波数をn倍化した表示データであり、
    前記信号発生装置は、前記第3の表示データから前記第1の表示データを生成するためのn倍速化回路を備え、
    前記n倍速化回路は、前記第3の表示データの1フレーム期間中に、前記第3の表示データをn回出力することで、前記第3の表示データを前記第1の表示データに変換し、
    前記n個のデータ変換規則のうち少なくとも1つのデータ変換規則は、第1の表示データよりも明るい輝度を表示するようにデータ変換し、
    前記n個のデータ変換規則のうち少なくとも1つのデータ変換規則は、第1の表示データよりも暗い輝度を表示するようにデータ変換し、
    前記n個のデータ変換によって得られたn個の第2の表示データを一連に表示することによって知覚される輝度は、前記第3の表示データを、第3の表示データの1フレーム期間、直接表示することで知覚される輝度に相当するように前記n個のデータ変換規則を予め調整したことを特徴とする表示システム。
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