JP5167894B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
感光体ドラムを色毎に備えたいわゆるタンデム方式の画像形成装置においては、常にフルカラーの画像形成が要求されるわけではなく、単色(例えば、黒)の画像形成が要求される場合がある。このような場合において、画像形成に使用されない感光体ドラムを回転させると、クリーニングブレードなどにより感光体ドラムの摩耗等が促進されてしまう。そこで、歯車の配列状態を変化させることで、駆動される感光体ドラムを切り替える技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7―181773号公報
ここで駆動源を備えた装置本体に駆動体を着脱可能に設ける場合に、例えば装置本体側に駆動源により回転する回転部材を設け、また駆動体側にこの回転部材に連結する連結部材を設ける態様が考えられる。そして、装置本体に駆動体が装着される際に、例えば回転部材が連結部材によって回転し、回転部材および連結部材は互いに位相が合うことで連結を行うことができる。しかしながら、回転部材の回転が駆動源により規制され、回転部材と連結部材との位相が合わない事態が生じた際には、回転部材と連結部材との連結がなされず、駆動体への駆動力の伝達が困難となる。
本発明は、装置本体側と駆動体との連結の確実性を高めることにある。
請求項1に記載の発明は、駆動源を備えた装置本体と、前記駆動源により一方向に回転する第1の回転部材と、前記第1の回転部材と同軸上に設けられ、当該第1の回転部材に対向する対向面と当該対向面とは反対側に位置する反対面とを有するとともに、当該第1の回転部材からの駆動力を受ける受け部を当該対向面に備え、当該受け部が前記一方向における上流側から当該第1の回転部材により押圧されることで、当該一方向に回転する第2の回転部材と、前記第2の回転部材の前記反対面側に連結されるとともに当該第2の回転部材と同軸上に配置される連結部材であって前記一方向における上流側から当該第2の回転部材により押圧される突出部が設けられた連結部材を備え、前記装置本体に着脱可能な駆動体と、前記第2の回転部材の前記反対面には、前記一方向における上流側に向かうに従い高さが減少するように設けられ、前記第2の回転部材に対して前記連結部材が連結される際に前記突出部が接触する第1の傾斜面と、前記一方向における下流側に向かうに従い高さが減少するように設けられ、前記第2の回転部材に対して前記連結部材が連結される際に前記突出部が接触する第2の傾斜面と、が設けられ、前記第1の傾斜面の前記一方向における長さの方が、前記第2の傾斜面の当該一方向における長さよりも大きいことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第2の回転部材の前記受け部と前記第1の回転部材とが接触している状態にて前記第2の傾斜面に前記突出部が接触した場合、当該突出部が当該第2の傾斜面から駆動力を受け、前記駆動体の前記連結部材が前記一方向に回転することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記駆動源の駆動が停止された場合、前記第2の回転部材の前記受け部と前記第1の回転部材とが接触した状態で、当該第2の回転部材および当該第1の回転部材が停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の両者に貫通配設され、当該第1の回転部材および当該第2の回転部材を回転可能に支持するシャフトを更に備え、前記シャフトは、大径部および小径部を有するとともに、当該大径部と当該小径部との間に段差部を有し、前記第1の回転部材は、前記シャフトのうちの前記大径部の部分に取り付けられ、前記第2の回転部材は、前記シャフトのうちの前記小径部の部分に取り付けられ、前記第2の回転部材の前記第1の回転部材側への移動が前記段差部によって規制されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置である。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べ、装置本体側と駆動体との連結の確実性を高めることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置1の全体構成を示す図である。図1に示す画像形成装置1は、電子写真方式を用いた所謂タンデム型のデジタルカラープリンタであって、装置本体1Aの内部に、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成プロセス部20を備えている。また、装置本体1A内に設けられた各部、各装置の動作を制御する制御部70を備えている。さらに、例えばパーソナルコンピュータ(PC)3やスキャナ4等から受信した画像データに所定の画像処理を施す画像処理部69、処理プログラムや画像データ等が記憶される例えばハードディスク(Hard Disk Drive)にて実現される主記憶部(不図示)を備えている。
画像形成プロセス部20には、4つの画像形成ユニット30Y,30M,30C,30K(以下、「画像形成ユニット30」とも総称する)が左右方向に一定の間隔で並列配置されている。各画像形成ユニット30は、矢印A方向に回転しながら静電潜像が形成される感光体ドラム31、感光体ドラム31の表面を帯電する帯電ロール32、感光体ドラム31上に形成された静電潜像を各色トナーで現像する現像器33、転写後の感光体ドラム31表面を清掃するドラムクリーナ35を備えている。ここで、各画像形成ユニット30は、装置本体1Aに対して交換可能(着脱可能)に配設され、例えば感光体ドラム31が寿命に達した場合等に、画像形成ユニット30単位で交換される。
帯電ロール32は、アルミニウムやステンレス等の導電性の芯金上に、導電性弾性体層と導電性表面層とが積層されたロール部材で構成されている。そして、帯電電源(不図示)から帯電バイアス電圧の供給を受け、感光体ドラム31に対して従動回転しながら感光体ドラム31の表面を所定電位で一様に帯電する。
現像器33は、画像形成ユニット30それぞれにおいて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色トナーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤を保持して、感光体ドラム31上に形成された静電潜像を各色トナーで現像する。
ドラムクリーナ35は、ウレタンゴム等のゴム材料により形成された板状部材を感光体ドラム31表面に接触させて、感光体ドラム31上に付着したトナーや紙粉等を除去する。
また画像形成プロセス部20には、各画像形成ユニット30に配設された感光体ドラム31を露光するレーザ露光器26が設けられている。レーザ露光器26は、各色毎の画像データを画像処理部69から取得し、取得した画像データに基づいて点灯制御されたレーザ光により、各画像形成ユニット30の感光体ドラム31上をそれぞれ走査露光する。
さらに、画像形成プロセス部20には、ベルトユニット50が設けられている。ここで、ベルトユニット50は、メンテナンス等を可能とするため、また新たなベルトユニット50の装着を可能とするため、装置本体1Aに対して着脱自在に(装置本体1Aからフロント側(図中紙面の手前側)に取り外し可能に)設けられている。そして、このベルトユニット50は、中間転写ベルト51、一次転写ロール52y,52m,52c,52k、駆動ロール53、アイドルロール54を備える。
ここで、中間転写ベルト51は、無端状のベルト部材であり、少なくともアイドルロール54と駆動ロール53とにより張架されるとともに、定速性に優れたモータ(不図示)により駆動される駆動ロール53によって循環移動される。そして、この中間転写ベルト51には、各画像形成ユニット30の各感光体ドラム31上に形成された各色トナー像が多重転写される。
一次転写ロール52y,52m,52c,52kの各々は、中間転写ベルト51の内側であって各感光体ドラム31と対向する位置に配置されている。そして、一次転写ロール52y,52m,52c,52kの各々は、各感光体ドラム31との間に転写電界を形成することで、各画像形成ユニット30の各色トナー像を一次転写部T1にて中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する。
また画像形成プロセス部20は、ベルトユニット50の中間転写ベルト51上に転写された重畳トナー像を二次転写部T2にて記録材(記録紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)する二次転写ロール80と、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着器81とを備える。また、画像形成プロセス部20は、ドラムクリーナ35やベルトクリーナ55(後述)によって除去され、不図示の搬送路によって搬送されてくるトナーや紙粉などを回収する回収容器83を備える。
ここで、駆動体の一例としての回収容器83は、装置本体1Aのフロント側に引き抜けるように装置本体1Aに取り付けられている。即ち、装置本体1Aに対して着脱自在に設けられている。そして、例えば、トナー等により満杯等になった際には、ユーザ等によって回収容器83が引き抜かれ、新たな回収容器83が装置本体1Aに押し込まれる。なお、回収容器83は、回収したトナーなどを収容する容器本体831と搬送部材832とを備えている。この搬送部材832は、螺旋状に形成されるとともに、駆動源の一例としてのモータMからの駆動力を受け図中矢印C方向に回転し、容器本体831内においてトナー等を搬送する。
さらに、本実施形態では、装置本体1Aのリア側に、モータMを備え、画像形成ユニット30Kにおける現像器33および回収容器83における搬送部材832を駆動させる駆動装置40が設けられている。
本実施の形態の画像形成装置1では、画像形成プロセス部20は、制御部70による制御の下で画像形成動作を行う。すなわち、PC3やスキャナ4等から入力された画像データは、画像処理部69によって所定の画像処理が施され、レーザ露光器26に供給される。そして、例えばシアン(C)の画像形成ユニット30Cでは、帯電ロール32により所定電位で一様に帯電された感光体ドラム31の表面が、レーザ露光器26により画像処理部69からの画像データに基づいて点灯制御されたレーザ光で走査露光され、感光体ドラム31上に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像器33により現像され、感光体ドラム31上にはシアン(C)のトナー像が形成される。画像形成ユニット30Y,30M,30Kにおいても、同様にして、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色トナー像が形成される。
そして、各画像形成ユニット30で形成された各色トナー像は、駆動ロール53によって図1の矢印B方向に循環移動する中間転写ベルト51上に、転写電源(不図示)から所定の一次転写バイアスが印加された一次転写ロール52y,52m,52c,52kにより順次静電転写され、中間転写ベルト51上に重畳されたトナー像が形成される。そして、重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って二次転写ロール80と駆動ロール53とが配設された二次転写部T2に向けて搬送される。
一方、転写媒体の一例としての用紙Pは送り出しのためのピックアップロール72により用紙保持部71から取り出され、搬送経路R1に沿って用紙Pの位置を規制するためのレジストロール74の位置まで搬送される。そして、用紙Pは、重畳トナー像が二次転写部T2に搬送されるタイミングに同期して、レジストロール74から二次転写部T2に向けて搬送される。二次転写部T2では、二次転写バイアス電圧が印加された二次転写ロール80と駆動ロール53との間に形成された転写電界の作用により、重畳トナー像は用紙P上に一括して静電転写(二次転写)される。なお、二次転写部T2へは、両面搬送路R2や手差し用紙保持部75からの搬送経路R3からも用紙Pが搬送される。
その後、重畳トナー像が静電転写された用紙Pは、中間転写ベルト51から剥離され、定着器81まで搬送される。定着器81に搬送された用紙P上の未定着トナー像は、定着器81によって熱および圧力による定着処理を受けることで用紙P上に定着される。そして定着画像が形成された用紙Pは、画像形成装置1の排出部に設けられた用紙積載部91に搬送される。一方、二次転写後に中間転写ベルト51に付着しているトナー(転写残トナー)や紙粉は、中間転写ベルト51に接触するように配置されたベルトクリーナ55によって除去され、次の画像形成サイクルに備えられる。なお、ベルトクリーナ55によって除去されたトナー等は、上記のとおり、不図示の搬送路によって回収容器83まで搬送される。
ここで、駆動装置40について詳細に説明する。
図2は、駆動装置40を装置本体1Aのフロント側から示した図である。
本実施形態における駆動装置40は、ピニオンギアM1を有したモータMを備える。さらに駆動装置40は、第1歯車11〜第3歯車13およびシャフト14などを有し、モータMからの駆動力を画像形成ユニット30Kにおける現像器33に伝達する第1伝達部10を備える。また、第1歯車61〜第4歯車64および回転部材65などを有し、モータMからの駆動力を回収容器83における搬送部材832に伝達する第2伝達部60を備える。さらには、第2伝達部60に連結して設けられた複数の歯車を備え、第2伝達部60からの駆動力を用紙Pを搬送する用紙搬送系に伝達する第3伝達部90を有している。なお、第1伝達部10、第2伝達部60、および第3伝達部90における各歯車は、はすば歯車により構成されている。
ここで駆動装置40の動作の概略を説明する。
本実施形態では、モータMによりピニオンギアM1が回転駆動すると、第1伝達部10における第1歯車11および第2歯車12が矢印Dに示す方向に回転駆動し、また第3歯車13が矢印Eに示す方向に回転駆動する。これにより画像形成ユニット30Kにおける現像器33まで駆動力が伝達され、現像器33は所定の動作を実行する。
また、ピニオンギアM1が回転駆動すると、第2伝達部60における第1歯車61〜第3歯車63を介して第4歯車64に駆動力が伝達され、第4歯車64が図中矢印Fに示す方向に回転駆動する。そして、第4歯車64が回転すると、この第4歯車64の回転に連動して回転部材65も矢印Fに示す方向に回転駆動する。そして、回転部材65から搬送部材832に駆動力が伝達され、搬送部材832は、図1に示した矢印C方向に回転駆動する。さらに、第4歯車64まで伝達された駆動力は第3伝達部90を介して搬送ロールなどを含む用紙搬送系に伝達される。
次に、第2伝達部60について詳細に説明する
ここで図3は、第2伝達部60における第4歯車64、回転部材65、および回収容器83などを示したものである。
同図に示すように回転容器83は、容器本体831および搬送部材832に加え、容器本体831に回転可能に設けられ回転部材65からの駆動力を搬送部材832に対して伝達する伝達部材833を備える。搬送部材832は、この伝達部材833に取り付けられており、伝達部材833とともに回転駆動する。なお、本図においては、ベルトクリーナ55等によって除去されたトナー等の搬送路834を図示しており、この搬送路834から回収容器83にトナー等が搬入される。
また、本実施形態では、駆動装置40に設けられたフレーム41に、円柱状のシャフト42が設けられる。そしてこのシャフト42は、フレーム41側に、外径D1で形成された大径部42aを備える。また、大径部42aを挟みフレーム41とは反対側に、外径D1よりも小さい外径D2にて形成された小径部42bを備える。
一方、第1の回転部材の一例としての第4歯車64は、円盤状に形成された基体641の中心に、軸方向に沿って形成された貫通孔642を備えている。そして、この第4歯車64は、この貫通孔642にシャフト42が貫通配設され、シャフト42における大径部42aの周囲に配置される。これにより第4歯車64は、シャフト42を中心に回転するようになる。
第2の回転部材の一例としての回転部材65も、第4歯車64と同様に、略円盤状に形成された基体651の中心に、軸方向に沿って形成された貫通孔652を備えている。そして、この回転部材65も、貫通孔652にシャフト42が貫通配設され、シャフト42の周囲に配置される。これにより回転部材65は、第4歯車64と同軸上に配置されるとともに、シャフト42を中心に回転するようになる。なお、回転部材65における貫通孔652の径は、シャフト42における大径部42aの外径D1よりも小さくなっている。このため、回転部材65は、大径部42aの端部(規制部の一例)によりフレーム41側への移動が規制されるとともに、小径部42bの周囲に配置される状態となる。
次に、図4〜図8を用いて第4歯車64、回転部材65、および伝達部材833についてより詳細に説明する。なお、図4は、第4歯車64および回転部材65を拡大して示した斜視図であり、図5は、第4歯車64を拡大して示した斜視図である。また、図6は、回転部材65のフレーム41側における側面を示した斜視図であり、図7は、回転部材65の回収容器83側における側面を示した斜視図である。さらに、図8は、伝達部材833を拡大して示した斜視図である。
まず第4歯車64について説明する。
図5に示すように、第4歯車64は、基体641の回収容器83側の側面643且つ貫通孔642の周囲に、第4歯車64の回転方向(周方向)に沿って配置された2つの突出部644を備えている。なお、2つの突出部644は、第4歯車64の軸心を中心として点対称の関係で配置されている。
ここで各突出部644は、第4歯車64の軸心に対して偏心して設けられている。また、各突出部644は、回転方向(図中矢印F参照)の下流側における端面に、第4歯車64の径方向に沿い、且つ側面643に対して略直交する第1平坦面644aを備える。また、第1平坦面644aよりも回転方向上流側に、側面643に略平行な第2平坦面644bを備える。さらに、第2平坦面644bよりも回転方向上流側に、回転方向上流側に向かうに従い高さが漸次減少する傾斜面644cを備えている。なお、各突出部644の回転方向上流側は2本のリブにより構成されており、傾斜面644cはこれらのリブの上面に形成されている。
次に、図6を用いて回転部材65のフレーム41側における側面について説明する。
回転部材65は、基体651のフレーム41側における一側面653且つ貫通孔652の周囲に、第4歯車64と同様、回転部材65の回転方向(周方向)に沿って配置された2つの突出部654を備えている。なお、2つの突出部654は、回転部材65の軸心を中心として点対称の関係で配置されている。また、各突出部654は、シャフト42(図3参照)に取り付けられる際、第4歯車64における一方の突出部644と他方の突出部644との間に入り込むように配置される。
ここで各突出部654は、回転部材65の軸心に対して偏心して設けられている。また、回転方向(図中矢印F参照)の上流側における端面に、回転部材65の径方向に沿い、且つ一側面653に対して略直交する第1平坦面654aを備える。また、第1平坦面654aよりも回転方向下流側に、一側面653に略平行な第2平坦面654bを備える。さらに、第2平坦面654bよりも回転方向下流側に、回転方向下流側に向かうに従い高さが漸次減少する傾斜面654cを備えている。なお、各突出部654の回転方向下流側は2本のリブにより構成されており、傾斜面654cはこれらのリブの上面に形成されている。
次に、図7を用いて回転部材65の回収容器83側における側面について説明する。
回転部材65は、基体651の回収容器83側における他側面655且つ貫通孔652の周囲に、一側面653側と同様、回転部材65の回転方向(周方向)に沿って配置された2つの突出部656を備えている。なお、2つの突出部656は、回転部材65の軸心を中心として点対称の関係で配置されている。
ここで各突出部656は、回転部材65の軸心に対して偏心して設けられている。また、他側面655から最も離れた位置に頂部656aを有している。また各突出部656は、頂部656aよりも回転方向(図中矢印F参照)の上流側に、回転方向上流側に向かうに従い他側面655に漸次接近する第1傾斜面656bを備えている。付言すれば対向配置された伝達部材833に近い側に一端を有し伝達部材833から離れた側に他端を有する第1傾斜面656bを備えている。また、各突出部656は、この頂部656aよりも回転方向下流側に、回転方向下流側に向かうに従い他側面655に漸次接近する第2傾斜面656c(付与部の一例)を備えている。さらに、各突出部656は、第2傾斜面656cよりも回転方向下流側に、第2傾斜面656cに接続して設けられた平坦面656dを備えている。この平坦面656dは、回転部材65の径方向に沿い、且つ他側面655に対して略直交する関係で配置されている。なお、各突出部656の回転方向上流側は2本のリブにより構成されており、上記第1傾斜面656bはこれらのリブの上面に形成されている。
次に図8を用いて伝達部材833について説明する。
連結部材の一例としての伝達部材833は、略柱状に形成された基体833aの一端部に、軸方向と略直交する関係で配設された端面833bを備える。そして、伝達部材833は、この端面833b且つ中心孔833cの周囲に、伝達部材833の回転方向に沿って配置された2つの突出部833dを有している。ここで、2つの突出部833dは、伝達部材833の軸心を中心として点対称の関係で配置されている。また、各突出部833dは、回収容器83が装置本体1Aに装着された場合に、回転部材65における一方の突出部656と他方の突出部656との間に配置される。なお、上記搬送部材832(図3参照)は、本図において、伝達部材833おける他端部側に取り付けられる。
ここで各突出部833dは、端面833bから最も離れた位置に、頂部833eを有している。また、各突出部833dは、この頂部833eよりも回転方向(矢印G参照)の上流側に、回転方向上流側に向かうに従い端面833bに漸次接近する第1傾斜面833fを備えている。さらに、各突出部833dは、第1傾斜面833fよりも回転方向上流側に、第1傾斜面833fに接続して設けられた平坦面833gを備えている。この平坦面833gは、伝達部材833の径方向に沿い、且つ端面833bに対して略直交する関係で配置されている。さらに各突出部833dは、頂部833eよりも回転方向下流側に、回転方向下流側に向かうに従い端面833bに漸次接近する第2傾斜面833hを備えている。なお、各突出部833dの回転方向下流側は2本のリブにより構成されており、第2傾斜面833hはこれらのリブの上面に形成されている。
ここで第4歯車64、回転部材65、伝達部材833等の動作について説明する。
モータMが駆動すると、図4に示すように、第4歯車64が矢印Fに示す方向に回転駆動する。これによって第4歯車64における第1平坦面644a(図5も参照)が、回転部材65における第1平坦面654a(図6も参照)を押圧し、第4歯車64から回転部材65に対して駆動力が伝達される。この結果、回転部材65も図4における矢印F方向に回転駆動する。そして、回転部材65が矢印F方向に回転すると、回転部材65における平坦面656d(図7参照)が、伝達部材833における平坦面833g(図8参照)を押圧し、回転部材65から伝達部材833に対して駆動力が伝達される。この結果、伝達部材833は図8における矢印G方向に回転し、また搬送部材832は図1における矢印C方向に回転する。
ところで、回収容器83は上記のとおり装置本体1Aに対して着脱可能に設けられており、例えばトナー等により満杯となった際には、回収容器83が装置本体1Aから引き抜かれる。そして新たな回収容器83が装置本体1Aに装着される。また、満杯にならずともユーザにより回収容器83が一旦引き抜かれ、この回収容器83が再度装置本体1Aに装着される場合もある。なおこの場合、回収容器83が装置本体1Aから引き抜かれる際に回転部材65と伝達部材833との噛み合い(連結)が解除される。また、回収容器83が装置本体1Aに装着される際は、回転部材65における2つの突出部656の間に、伝達部材833における突出部833dが入り込む。これにより回転部材65と伝達部材833とが再度噛み合い(連結)可能となる。
ここで、回転部材65と伝達部材833との噛み合いについて詳細に説明する。
上記のように、回収容器83が装置本体1Aに装着される際は、回転部材65における2つの突出部656の間に、伝達部材833における突出部833dが入り込み、回転部材65と伝達部材833との噛み合いが再度可能となる。ところで、回収容器83が装置本体1Aに装着される際、回転部材65の突出部656に対して伝達部材833の突出部833dが突き当たる場合がある。即ち、回転部材65と伝達部材833とが所定の位相状態になく、回転部材65と伝達部材833とが連結しない場合がある。この場合、回転部材65および伝達部材833等は以下の動作を行う。
例えば、図7の状態にある回転部材65の第1傾斜面656bに対して、伝達部材833の突出部833dが突き当たる場合がある。そしてこの場合は、回転部材65の第1傾斜面656bと伝達部材833の頂部833eとが接触する。この結果、回転部材65(第1傾斜面656b)は、伝達部材833から周方向における押圧力を受け、図7における矢印F方向に回転する。付言すれば、回転部材65は、伝達部材833からの押圧力を受け第4歯車64に対して相対回転する。
これにより、回転部材65の2つの突出部656の間に、伝達部材833における突出部833dが入り込むようになる。付言すれば回転部材65と伝達部材833とが所定の位相状態となり、回転部材65と伝達部材833とが連結される状態となる。このため、モータMが駆動し回転部材65が図中矢印F方向に回転した場合には、回転部材65の平坦面656dと伝達部材833の平坦面833gとが接触し、回転部材65と伝達部材833との噛み合いが形成される。
なお、回収容器83が装置本体1Aに装着される際は、通常、図4に示すように、第4歯車64の第1平坦面644aと回転部材65の第1平坦面654aとが接触している状態にある。これは、装置本体1Aから回収容器83を引き抜く際には、通常、第4歯車64の第1平坦面644aと回転部材65の第1平坦面654aとが接触している状態にあり、新たな回収容器83が装着されるまでこの状態が維持されるためである。
このため、回収容器83が装着される際、回転部材65は、第1平坦面654aと第1平坦面644aとが離れる方向への回転が許容されるようになっている。即ち、回転部材65は、図4における矢印F方向への回転が許容されるようになっている。付言すれば、回転部材65は、所定の範囲内(所定の角度範囲内)で回転可能となっている。このため、上記のように、回転部材65の第1傾斜面656bに対して、伝達部材833の頂部833eが接触する場合、回転部材65が矢印F方向に回転する。
一方、装置本体1Aに対し回収容器83が装着されるに際し、回転部材65の第2傾斜面656cに対して伝達部材833の突出部833dが突き当たる場合がある。そしてこの場合は、回転部材65の第2傾斜面656cと伝達部材833の頂部833eとが接触する。この結果、伝達部材833は、回転部材65の第2傾斜面656cから周方向における押圧力を受け、図8の矢印G方向に回転する。付言すれば、伝達部材833は、回転部材65の第2傾斜面656cから回転駆動力を受け、矢印G方向に回転する。これにより、回転部材65の2つの突出部656の間に、伝達部材833における突出部833dが入り込むようになる。付言すれば回転部材65と伝達部材833とが連結される状態となる。
このため、モータMが駆動し、図7に示すように回転部材65が矢印F方向に回転した場合には、回転部材65の平坦面656dと伝達部材833の平坦面833gとが接触し、回転部材65と伝達部材833との噛み合いが形成される。
なお、回転部材65における第2傾斜面656cと伝達部材833の頂部833eとが突き当たる際、回転部材65は回転しない。これは、図4にも示したとおり、第4歯車64の第1平坦面644aと回転部材65の第1平坦面654aとが接触しており、回転部材65は、第4歯車64によって回転が規制されるためである。
ここで例えば、回転部材65を省略し、回収容器83における伝達部材833と第4歯車64とを直接連結する構成とした場合、回収容器83が装着される際に、第4歯車64が伝達部材833により損傷したり破損したりするおそれがある。また、第4歯車64のみならず、第3伝達部90における各歯車や、第3歯車63等にも影響を与え、歯車間における噛み合い精度が悪化するなどの不具合が生じるおそれがある。
そこで、本実施形態では、第4歯車64と伝達部材833との間に、回転部材65を別途設けることとしている。本実施形態においては、上記のとおり、大径部42aの端部によって回転部材65のフレーム41側への移動が規制される。このため、回収容器83の装着の際に回転部材65が伝達部材833から荷重を受けたとしても、この荷重はシャフト42により受け止められる。このため、第4歯車64の損傷等が抑制される。
さらに回転部材65を省略し、回収容器83における伝達部材833と第4歯車64とを直接連結する構成とした場合、第4歯車64と伝達部材833との間で噛み合いが形成されないおそれがある。ここで、第4歯車64はモータMに接続され、また、第1伝達部10を介して現像器33まで接続されている。言い換えれば、第4歯車64は、モータMや現像器33と連動するように配置されている。この結果、第4歯車64と伝達部材833とが突き当たった際、伝達部材833による第4歯車64の回転は困難となる。そしてこの場合、第4歯車64における2つの突出部644の間に、伝達部材833における突出部833dが入り込むことが出来ない事態が生じうる。なおこの場合に回収容器83が空などの状態にある場合には伝達部材833側が回転可能であるが、回収容器83にトナー等がある程度収容されている場合には伝達部材833側の回転も困難となる。
一方で、本実施形態における回転部材65は、第4歯車64などのようにモータMや他の歯車などに連動するように配置されておらず、非連動状態で配置されている。付言すれば回転部材65は、第4歯車64に対し相対回転が可能に配設されている。即ち、回転部材65は、第4歯車64よりも回転しやすい状態にある。さらに付言すれば、一方向への回転は規制されているものの他方向への回転は可能となっている。この結果、回転部材65における2つの突出部656の間への、伝達部材833の突出部833dの入り込みが可能となり、回転部材65を介し第4歯車64と伝達部材833との噛み合いを形成することが可能となる。
次に、第1伝達部10について詳細に説明する
ここで図9は、第1歯車11および第2歯車12を第2歯車12側から示した斜視図であり、図10は、第1歯車11および第2歯車12を第1歯車11側から示した斜視図である。
まず図9を用いて第1歯車11について詳細に説明する。
同図に示すように第1歯車11は、円盤状に形成された基体111の第2歯車12側の側面112に、第2歯車12側に突出した第1突出部113を備える。また、側面112に、第2歯車12側に突出した第2突出部114を備える。
ここで、第1突出部113は、第1歯車11の軸心に対して偏心して設けられ、またシャフト14(図2参照)が挿入される貫通孔115の周囲に設けられている。さらに、第1歯車11の回転方向に沿って配置されている。また、第1突出部113は、回転方向(図中矢印D参照)の下流側における端面に、第1歯車11の径方向に沿い、且つ側面112に対して略直交する平坦面113aを備えている。また、この平坦面113aよりも回転方向上流側に、回転方向上流側に向かうに従い高さが漸次減少する傾斜面113bを備えている。なお、第1突出部113の回転方向上流側は周方向に沿った2本のリブにより形成されており、傾斜面113bはこれらのリブの上面に形成されている。ここで、上記第4歯車64や回転部材65などにおいては、突出部が2つ設けられた構成であったが、第1歯車11における第1突出部113は1つとなっている。
一方、第2突出部114は、第1歯車11の円周方向に沿いリング状(円環状)に形成されている。さらに、第2突出部114は、第1歯車11の径方向において、第1突出部113よりも外側に配置されている。さらに第2突出部114は、側面112からの突出高さが、第1突出部113の突出高さよりも大きくなっている。
次に、図10を用いて第2歯車12について詳細に説明する。
同図に示すように第2歯車12は、円盤状に形成された基体121の第1歯車11側の側面122に、第1歯車11側に突出した突出部123を備える。
ここで、突出部123は、第2歯車12の軸心に対して偏心して設けられ、またシャフト14(図2参照)が挿入される貫通孔124の周囲に設けられている。さらに、第2歯車12の回転方向に沿って配置されている。また、突出部123は、回転方向(図中矢印D参照)の上流側における端面に、第2歯車12の径方向に沿い、且つ側面122に対して略直交する平坦面123aを備えている。
また、突出部123は、この平坦面123aよりも回転方向下流側に、回転方向下流側に向かうに従い漸次高さが減少する傾斜面123bを備えている。なお、突出部123の回転方向下流側は周方向に沿った2本のリブにより形成されており、傾斜面123bはこれらのリブの上面に形成されている。ここで、上記第4歯車64や回転部材65などにおいては突出部が2つ設けられた構成であったが、第2歯車12における突出部123は、1つとなっている。
ここで、本実施形態にてモータMが駆動すると、第1歯車11が矢印Dに示す方向に回転駆動する。これにより第2歯車12における平坦面123aが第1歯車11における平坦面113aにより押圧され、第2歯車12も矢印Dに示す方向に回転駆動する。そして、第2歯車12からの駆動力が第3歯車13を介して現像器33に伝達され、現像器33は所定の動作を実行する。
ところで本実施形態における画像形成ユニット30Kも、回収容器83と同様に装置本体1Aから引き抜けるように構成されている。そして、引き抜いた画像形成ユニット30Kや新たな画像形成ユニット30Kを装置本体1Aに装着する際には、現像器33における歯車(不図示)が第3歯車13に対して噛み合うようになる。
なお、この現像器33における歯車もはすば歯車により構成されている。このため、画像形成ユニット30K(現像器33)が装置本体1Aに装着される際、第3歯車13は現像器33側の歯車によって図2における矢印Eに示す方向に回転する。
ところで、第1歯車11はモータMに接続されている。また、第2伝達部60や第3伝達部90に対しても接続されている。付言すればモータM、第2伝達部60、第3伝達部90に連動する状態にある。このため、仮に第2歯車12が存在せず、第3歯車13が第1歯車11に対して直接接続される構成の場合、画像形成ユニット30K(現像器33)が装置本体1Aに装着される際の第3歯車13の回転が困難となる。この結果、現像器33側の歯車と第3歯車13とが噛み合わない事態が生じうる。また、このような場合、画像形成ユニット30Kが装置本体1Aの所定位置に納まらないために、ユーザによって画像形成ユニット30Kが過度に装置本体1Aに押し込まれる場合がある。この結果、第3歯車13などの破損等を招き得る。
このため、本実施形態では、第1歯車11と第3歯車13との間に第2歯車12を設ける構成としている。本実施形態の構成では、画像形成ユニット30Kの装着により第3歯車13が回転しようとする際、第2歯車12が空転する。詳細には、平坦面123a(図10参照)が平坦面113a(図9参照)から離れる方向に第2歯車12が回転する。この結果、第3歯車13が円滑に回転するようになり、第3歯車13と現像器33側における歯車と間で噛み合いが形成されやすくなる。
ここで、本実施形態における駆動装置40における各歯車は、上述のとおりはすば歯車で構成されている。この結果、各歯車は、回転駆動する際、噛み合っている他の歯車から軸方向における荷重(スラスト荷重)を受ける。そして、本実施形態における第1歯車11に関しては、図9に示すように、ピニオンギアM1(図2参照)から第2歯車12に向かう方向の荷重(図中矢印K参照)を受ける状態となる。また、第2歯車12に関しては、同図に示すように、第3歯車13から第1歯車11に向かう方向の荷重(図中矢印M参照)を受ける状態となる。この結果、第1歯車11および第2歯車12が回転駆動する際、第1歯車11の第2突出部114が第2歯車12の側面122(図10参照)に接触する。
ここで例えば第1歯車11に第2突出部114が存在しない場合、第1歯車11および第2歯車12が回転駆動する際には、第1歯車11の第1突出部113が第2歯車12の側面122に接触する。または、第2歯車12の突出部123が第1歯車11の側面112に接触する。この結果、第1歯車11および第2歯車12に傾きが生じるおそれがある。そして、第1歯車11および第2歯車12に傾きが生じると、例えば駆動力の伝達精度が悪化するなどの不具合が生じる場合がある。
このため、本実施形態では、第1歯車11および第2歯車12が回転駆動する際、上記のように第1歯車11の第2突出部114が第2歯車12の側面122に接触する構成としている。付言すれば、第1歯車11における第1突出部113と第2歯車12における側面122とが非接触となり、また第2歯車12における突出部123と第1歯車11における側面112とが非接触となる構成としている。このような構成の場合、リング状に形成された第2突出部114が第2歯車12の側面122に接触するようになるため、荷重が一箇所に集中せず周方向に分散する。
なお、第1歯車11における第1突出部113を複数とし、また第2歯車12における突出部123を複数とすれば、荷重を分散できるため第1歯車11等における傾きを抑制できる。しかしながら、このように突出部を複数設けると、ひけ(樹脂の収縮)が不均一に生じやすくなり、第1歯車11等における精度の確保が困難となる場合が多い。またひけの発生はある程度予測することも可能であるが、突出部を複数設けた場合には予測が困難となる傾向にある。このため、本実施形態では突出部を1つ設ける構成とし、第1歯車11および第2歯車12の精度を確保している。なお、第2突出部114については、リング状に形成されているため、樹脂の収縮を招いたとしてもその収縮は周方向において略均等に起こる。このため、第2突出部114による第1歯車11の精度悪化は生じにくい。
ところで本実施形態では、上記のとおり、第1歯車11は、第2歯車12に向かう方向の荷重を受ける状態となっている。また、第2歯車12は、第1歯車11に向かう方向の荷重を受ける状態となっている。ここで本実施形態における構成はこれに限らず、例えば、ピニオンギアM1から第1歯車11に対し、フレーム41に向かう荷重が作用するように構成することができる。また、第3歯車13から第2歯車12に対し、フレーム41に向かう荷重が作用するように構成することもできる。即ち、第1歯車11および第2歯車12がフレーム41に向かうように、第1歯車11および第2歯車12に荷重を作用させることができる。そして、この場合はフレーム41により位置決めされた第1歯車11の第2突出部114に対して、第2歯車12の側面122が接触配置される。
画像形成装置の全体構成を示す図である。 駆動装置を装置本体のフロント側から示した図である。 第2伝達部における第4歯車、回転部材、および回収容器などを示した図である。 第4歯車および回転部材を拡大して示した斜視図である。 第4歯車を拡大して示した斜視図である。 回転部材のフレーム側における側面を示した斜視図である。 回転部材の回収容器側における側面を示した斜視図である。 伝達部材を拡大して示した斜視図である。 第1歯車および第2歯車を第2歯車側から示した斜視図である。 第1歯車および第2歯車を第1歯車側から示した斜視図である。
符号の説明
1…画像形成装置、1A…装置本体、42…シャフト、42a…大径部、64…第4歯車、65…回転部材、656b…第1傾斜面、656c…第2傾斜面、83…回収容器、833…伝達部材、M…モータ

Claims (4)

  1. 駆動源を備えた装置本体と、
    前記駆動源により一方向に回転する第1の回転部材と、
    前記第1の回転部材と同軸上に設けられ、当該第1の回転部材に対向する対向面と当該対向面とは反対側に位置する反対面とを有するとともに、当該第1の回転部材からの駆動力を受ける受け部を当該対向面に備え、当該受け部が前記一方向における上流側から当該第1の回転部材により押圧されることで、当該一方向に回転する第2の回転部材と、
    前記第2の回転部材の前記反対面側に連結されるとともに当該第2の回転部材と同軸上に配置される連結部材であって前記一方向における上流側から当該第2の回転部材により押圧される突出部が設けられた連結部材を備え、前記装置本体に着脱可能な駆動体と、
    前記第2の回転部材の前記反対面には、
    前記一方向における上流側に向かうに従い高さが減少するように設けられ、前記第2の回転部材に対して前記連結部材が連結される際に前記突出部が接触する第1の傾斜面と、
    前記一方向における下流側に向かうに従い高さが減少するように設けられ、前記第2の回転部材に対して前記連結部材が連結される際に前記突出部が接触する第2の傾斜面と、
    が設けられ、
    前記第1の傾斜面の前記一方向における長さの方が、前記第2の傾斜面の当該一方向における長さよりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の回転部材の前記受け部と前記第1の回転部材とが接触している状態にて前記第2の傾斜面に前記突出部が接触した場合、当該突出部が当該第2の傾斜面から駆動力を受け、前記駆動体の前記連結部材が前記一方向に回転することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動源の駆動が停止された場合、前記第2の回転部材の前記受け部と前記第1の回転部材とが接触した状態で、当該第2の回転部材および当該第1の回転部材が停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の両者に貫通配設され、当該第1の回転部材および当該第2の回転部材を回転可能に支持するシャフトを更に備え、
    前記シャフトは、大径部および小径部を有するとともに、当該大径部と当該小径部との間に段差部を有し、
    前記第1の回転部材は、前記シャフトのうちの前記大径部の部分に取り付けられ、
    前記第2の回転部材は、前記シャフトのうちの前記小径部の部分に取り付けられ、
    前記第2の回転部材の前記第1の回転部材側への移動が前記段差部によって規制されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置。
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