JP5160154B2 - 液体中の粒子のサイズの検出方法および装置 - Google Patents

液体中の粒子のサイズの検出方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば半導体製造に用いられる超純水に代表されるような、粒子(パーティクル)などが不純物として混入すると不都合となる液体を監視し、それらの粒子のサイズを検出する方法および装置に関する。
近年において、半導体の生産プロセスにおいてウェハーの洗浄に超純水は欠かせないものとなっている。チップ上の線パターンは年々微細化して現在では65nmとなり、今後さらに56nmから45nmへと細線化し、次世代では32nmになると予想されている。これにともなって、洗浄用の超純水に含まれる「ゴミ」に対する許容限界も厳しくなり続けている。
水には、不純物であるイオンやコロイド粒子、マイクロバブルや溶融空気、さらにパーティクル(ごみ)としてのシリカ、酢酸セルロース、テフロン(登録商標)ポリマーなどが含まれることがあるが、これらを除去する技術は機能膜の開発とともに進化し続けてきた。
機能膜により精錬された超純水の状態を監視する計測器は、イオンに対しては電導度を測定することによって比較的容易に実現可能である。また、空気に対しては、不具合の原因となるのは活性物質である酸素であるから、脱気膜ですべての溶融空気を抜いた後に静電気の防止のため精製された二酸化炭素等を溶かし込んで酸素分圧を下げてしまうことにより実際の影響を取り除くという確立した技術によって実現が可能である。
しかし、最も立ち遅れ、機能膜の進化スピードに追いついていないのが純水中の「ごみ」を監視する装置(パーティクルセンサー)である。特に、プロセス向けのインライン常時監視に好適な製品は皆無と言っても過言では無く、取り扱いが簡単で安価なパーティクルセンサーが待ち望まれている。
さて、水中における微粒子の検出に関して種々の方法が知られている。
基本的には、検体液に対し光を投入し、透過した光の減衰量または側方から漏れた散乱光の量を計測することにより、液中に含まれる微粒子の特性を検出する。
図9は従来の散乱光方式の検出装置80の構成を示す図である。
図9に示すように、散乱光方式の検出装置80は、レーザー光源81、光を平行光に変換するレンズ82、試薬を流すための矩形断面を持つ透明フローセル83、および散乱光を受光する受光素子84からなる。
レーザー光源81から射出されたレンズ82で平行光となって光は、均一な光強度を保ちながらフローセルに83入射する。光が試薬に含まれる微粒子に当たると、微粒子の粒径に応じた量の散乱光をその粒径により特性付けられるベクトルで発生させる。受光素子84は、出てきた散乱光の強度とフローセルに83に対する角度を測定し、得られたデータから元の微粒子径を確定する。
散乱光方式では、その原理上、出てきた散乱光のベクトルが非常に重要な要素となる。そのため、フローセル83を丸管形状にした場合にはレンズとしての特性を持つこととなって散乱光が曲げられてしまい、正確な測定ができない。そのため、加工が非常に難しい矩形断面のフローセル83を使わざるを得ず、これがコスト高やメンテナンスの困難さの要因となっている。
このような散乱光方式の欠点のない検出方法として、特許文献1に開示のものがある。つまり、特許文献1には、光源からの光ビームを検出対象である液体の流路内で焦点を結ばせて放射状の光ビームとし、焦点の近傍を粒子が通過するときに生じる回折縞を光検出器により検出する方法が開示されている。粒子が光ビームを横切るのに要した時間を計測し、焦点近傍を通過する粒子により発生した回折縞はその発生から消滅までに要する時間が短く焦点から離れた位置を通過する粒子により発生する回折縞は発生から消滅までの時間が長くなる関係と、粒子の粒径に応じて検出可能な通過位置が限定されるという関係とに基づいて、液中の粒子の寸法を弁別する。これによると、従来のように光の強度やベクトルを測定する必要がない。
特許第3745947号
しかし、特許文献1の方法による場合には、その原理に特有の理由から実際の使用に際しては大きな制約条件が存在する。制約条件から外れるような試薬を計測した場合は表示の正確性において問題が生じる。
つまり、上の方法は、検出対象である液体に含まれるパーティクル数が十分に多い場合、検出対象が例えば水道水や湖水などである場合は有効な方法であるが、超純水などのようにパーティクルの含有量が極端に少ない液体に対しては十分な精度で検出できない。因みに、水道水では数万個/mL 程度の微粒子が含まれているが、ウェハーの洗浄に用いられる超純水では1個/mL 以下のオーダーといわれている。
特許文献1の方法では統計的処理を用いるので、算出の基となる信号数が確率統計的に十分な量となるように確保できず、信号数が確率統計的に意味を持つようにするには計測時間が長くかかり過ぎて実用には適さなくなる。また、検出された信号に基づいて計算を大粒子、中粒子、小粒子というように順に進めていくので、それに応じて誤差が蓄積されることとなる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、超純水に代表されるように液体中に含まれる不純物としての微粒子が極めて少ない状態であっても正確にかつ低コストで粒子のサイズを検出する方法および装置を提供することを目的とする。
本発明に係る方法は、透光性を有する管路を流れる液体の流れ方向に対して横断するようにコヒーレントな光を照射し、液体に含まれる粒子により生じる回折縞を光検出手段により検出することにより前記粒子のサイズを検出する粒子サイズ検出方法であって、前記光検出手段として、第1の光検出手段および第2の光検出手段を設けるとともに、前記第2の光検出手段を前記第1の光検出手段よりも前記液体の流れ方向に沿った下流側に所定の距離だけ離間するように設けておき、前記第1および第2の光検出手段で検出される回折縞について、前記第1の光検出手段および前記第2の光検出手段による検出レベルがそれぞれ最大となる時間の差分であるピーク時間差T2、および、前記第1の光検出手段の検出開始から前記第2の光検出手段による検出終了までの時間である通過時間T1を計測し、計測された前記ピーク時間差T2および前記通過時間T1に基づいて前記液体に含まれる粒子のサイズを検出する。
好ましくは、液体に含まれる粒子のサイズと前記ピーク時間差T2および前記通過時間T1との関係を予め実測により求めたデータをデータベースに記録しておき、前記データベースを参照して、前記液体に含まれる粒子のサイズを検出する。
前記光として、平行光または放射状光などが用いられる。
液体中に含まれる不純物としての微粒子が極めて少ない状態であっても正確にかつ低コストで粒子のサイズを検出する方法および装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は本発明に係る第1の実施形態の検出方法を説明する斜視図、図2は第1の実施形態の検出方法を説明する平面図、図3は回折縞が光検出手段によって検出される様子を示す図、図4は粒子のサイズと通過時間T1とピーク時間差T2との関係をシミュレーションにより予想して示す図、図5は本発明に係る第1の実施形態の検出装置1における検出回路20の構成を示すブロック図である。
図1および図2において、第1の実施形態の検出方法では、透光性を有する管路KRを流れる液体ETの流れ方向M1に対して直交して横断するようにコヒーレントな光HKを照射し、液体ETに含まれる粒子により生じる回折縞AMを光検出手段SEにより検出することにより粒子のサイズを検出する。
コヒーレントな光HKを生成するために、レーザー光源11およびレンズ12が用いられる。レーザー光源11として種々のものを用いることができるが、できるだけ高出力で短波長の方が回折縞が発生しやすい。レンズ12として、種類の異なる種々のレンズを組み合わせて用いてもよい。
図3をも参照して、光検出手段SEとして、第1の光検出手段SE1および第2の光検出手段SE2を設ける。第2の光検出手段SE2を、第1の光検出手段SE1よりも液体ETの流れ方向M1に沿った下流側に所定の距離L2だけ離間するように設けておく。第1および第2の光検出手段SE1,2で検出される回折縞AMについて、第1の光検出手段SE1および第2の光検出手段SE2による検出信号(出力信号)S1,S2の検出レベル(レベル)がそれぞれ最大となる時間t1,t2の差分であるピーク時間差T2、および、第1の光検出手段SE1の検出開始tsから第2の光検出手段SE2による検出終了teまでの時間である通過時間T1を計測する。計測されたピーク時間差T2および通過時間T1に基づいて、液体ETに含まれる粒子のサイズを検出する。
また、液体ETに含まれる粒子のサイズとピーク時間差T2および通過時間T1との関係(図4参照)を予め実測により求めたデータをデータベースDB1に記録しておき、データベースDB1を参照して、液体ETに含まれる粒子のサイズを検出する。
第1の実施形態では、光HKとして平行光HKHを用いる。データベースDB1には、ピーク時間差T2と通過時間T1との比の値と粒子のサイズとの関係を記録しておく。
以下さらに詳しく説明する。
レーザー光源11からレーザー光は、レンズ12により平行光HKHとなり、管路KRであるフローセルを透過し、光検出手段SE1,2により電気的信号である出力信号S1,2に変換される。管路KR内に微粒子が存在する場合に、光検出手段SEの受光面に対して回折縞AMを結像させ、この回折縞AMは、微粒子の動きに完全に同調しながら、受光面を移動する。
なお、レーザー光源11として、例えば、レーザー波長405nm、レーザー出力35mWのもの、その他のものを用いることが可能である。フローセルとして、透光性があれば任意の形状のものを採用可能である。例えば、石英ガラスを用いて内径が10mmに製作されたものなどを用いることが可能である。光検出手段SEとして、フォトダイオードまたはフォトトランジスタなどの受光素子、またはCCDなどの撮像素子などを用いることが可能である。撮像素子を用いる場合には、1つの撮像素子における適当な距離だけ離れた画素または画素群からなる2つの領域を第1および第2の光検出手段SE1,2とすればよい。
図3によく示されるように、液体ET中の微粒子により発生した回折縞AMは、同心円形状であり、その中心部が最も明るく、周辺部にリングが何重にも続く形状である。これは丁度水面に石を落とした際に広がる波紋のような形状である。回折縞AMは、光HKの光路内において形成され、散乱光のように光路から外れた領域で観測されることは無い。また、回折縞AMの大きさは、微粒子が光HKを受けその光HKを散乱させる量により決まるため、受ける光HKの条件が同じであれば微粒子のサイズ(粒径)に応じた固有の大きさとなる。
回折縞AMが光HKの光路内に発生し、光検出手段SE1に差しかかったときから光検出手段SE2を完全に抜けるまでの時間をT1とする。時間T1は、回折縞AMの直径に相当する距離を時間に換算した量を含む。
次に、回折縞AMの中心部は最も光強度が高いので、これが光検出手段SE1の中央に達したときに、光検出手段SE1の出力信号S1のレベルがピークとなる。これを開始時間とし、同じく光検出手段SE2の出力信号S2がピークとなるまでの時間をT2とすれば、時間T2には回折縞AMの大きさの情報は含まれず、回折縞AMが2つの光検出手段SE1,2間の距離L2を移動するに要した時間となる。
ここで、これらの時間の比であるT1/T2を求めると、これは回折縞AMの大きさを表す無次元数となり、液体ETの流速の影響を受けない指標となる。粒子のサイズが予め分かっている試薬により校正することにより、サイズ毎のT1/T2が確定する。
図4において、粒子のサイズが0.1μm、0.2μm、0.3μmの場合に、ピーク時間差T2および通過時間T1の関係が、仮想直線CV1〜3で示されている。これらの仮想直線CV1〜3は、平行光方式一般型でシミュレーションを行った結果である。
このシミュレーションにおいては、同一サイズの粒子によってもたらされる回折縞の大きさは、そのときに受けているレーザー光の強度により決まる、レーザー光の強度が同じ場合は回折縞の大きさはその基となった粒子のサイズによって決まる、という常識的な仮定を行った。
このシミュレーションは平行光によるものであるので、管路KRのどの位置においても粒子が受けるレーザー光の強度は同じものとなり、図4に示されるように、粒子のサイズが小さくなれば、回折縞AMも小さくなってピーク時間差T2および通過時間T1は同じになる方向に向かう。また、流速が速くなって粒子の移動速度が速くなれば、それに比例追随してピーク時間差T2および通過時間T1は小さくなる。したがって、直線CV1〜3は固有の傾きを持つ単純な直線となり、粒子のサイズが小さくなるほどT1=T2を示す直線CV0に近づいていく。
データベースDB1には、このようにして予想した直線CV1〜3のデータを記録しておく。また、直線CV1〜3のデータに代えて、ピーク時間差T2および通過時間T1から粒子のサイズを算出するための演算式として記録しておいてもよい。その場合に、理論上から演算式が求められる場合にはそのようにしてもよい。または、上に述べたように、粒子のサイズが予め分かっている試薬を用い、本実施形態の検出装置1を用いてピーク時間差T2および通過時間T1を多数実測し、実測したデータをデータベースDB1に記録しておいてもよい。粒子のサイズは、上に述べた以外の種々のサイズとしてよい。
なお、このような校正のために試薬として、例えば、JSR社製ポリスチレンラテックス標準試薬の種々のサイズのものを用いることができる。また、液体ETとして膜処理された超純水を用いることができる。
未知の液体ETの測定(検出)を行って粒子のサイズを求める場合には、データベースDB1に記録されたデータに基づいて補間を行うことによって正確に求めることができる。
このように、データベースDB1に記録されたデータS6を用いることにより、光検出手段SEにより検出された出力信号S1,2がいかなるサイズの粒子であったかを、その出力信号S1,2である信号単体から検出(識別)することが可能である。
図5において、液体ETの流れ方向M1に平行に配置された光検出手段SE1,2からの出力信号S1,2は、S/N比を上げるために、差動増幅器21によって差動増幅され、電圧信号である信号S3となる。これにより、光検出手段SE1,2が回折縞AMを検出していないときには、出力信号S1,2の加算値は相殺されてゼロ出力となり、回折縞AMを検出したときに出力信号S1,2が立ち上がる。
差動増幅器21から出力される信号S3は、ADコンバータ22によって量子化され、デジタル信号S4となって演算部23に入力される。演算部23において、デジタル信号S4は、信号処理部24でピーク・ツー・ピークの時間(通過時間)T1と全信号通過時間(ピーク時間差)T2とに処理され、処理済みのデータS5がデータ演算部25に送られる。T1とT2のデータは、それぞれT1出力端子27およびT2出力端子28にも出力される。
データ演算部25では、入力されたT1とT2のデータを元に、この信号が作られた微粒子のサイズ(粒径)KS、および、この信号が送られてくる頻度に基づく個数濃度NKをそれぞれ算出する。つまり、T1とT2の1組のデータから1つの粒子のサイズが求められ、データの個数に基づいて個数濃度NKが求められる。
粒子のサイズKSの算出に当たって、データベースDB1に記録されたデータ、つまり、粒子のサイズとピーク時間差T2および通過時間T1との関係を示すデータS6を参照する。算出されたサイズKSおよび個数濃度NKは、表示部26の表示面に表示される。サイズKSおよび個数濃度NKを示す信号S7は、外部の機器などに出力される。
このように、本実施形態によると、観測された信号単体から元の粒子のサイズが直接的に検出できる。つまり、通過時間T1とピーク時間差T2との間には、各粒子のサイズに固有の相関が成り立ち、この相関関数をつかうことにより、T1とT2を特定するだけでその元となった粒子のサイズを簡単かつ直接的に求めることができる。
また、本実施形態による場合は、測定誤差は特許文献1における各区分「a」「b」「c」のいずれでも同じであり、大きな粒子区分から小さな粒子区分に対し誤差が蓄積されるということがなくなり、信頼性が向上する。統計的処理が不要であるので、測定開始から最初の表示に至るまでの時間が短縮される。信号単体から弁別可能であるので、粒子のサイズが小さい場合であっても、例えば0.05μm程度であっても計測可能である。このように、最小可測粒径が小さいので、チップ上の線パターンが32nmとなった場合のウェハーの洗浄のための超純水に対しても、その中の粒子のサイズを検出することが可能である。
また、本実施形態によると、液体ETの流速による影響をキャンセルすることできる。すなわち、通過時間T1は、回折縞AMが一番目の光検出手段SE1に差しかかってから2番目の光検出手段SE2を通り抜けてしまうまでの時間であるので、流速をVとすると1/Vに比例する。同じく、ピーク時間差T2は、回折縞AMの中心部が一番目の光検出手段SE1に差しかかってから2番目の光検出手段SE2を通り抜けてしまうまでの時間であるので、流速をVとすると1/Vに比例する。したがって、T1/T2の演算を実行すれば、分母および分子ともに1/Vが存在するので相殺されることとなり、その結果、粒子のサイズの判別に関しては流速の影響を受けないのである。
上に述べたように、本実施形態において、光検出手段(受光素子)SEは、液体(試料水)ETの流れ方向M1に対し水平に2個1組で配置されている。しかし、これは測定の方法および原理を示すためであり、実際の装置においてはフォトダイオードアレイなどを用いて組数を増やし、有効な受光面積を増やすことが好ましい。また、CCDなどの画像処理が可能な受光素子を配置することでもよい。
〔第2の実施形態〕
上に説明した時間の比T1/T2をパラメータとして、回折縞AMを生じさせた粒子のサイズを知る方法を用いると、集光方式モニター型にも適応可能である。
すなわち、図2に示した平行光HKHによる一般型の検出方法(識別方法)は、直感的に理解し易いのであるが、モニター型のように集光した場合は、レーザー光源11による光HKの強度が一定せず、JIS9925によれば、出てくる現象も定量化ができないものとされ、定性的な結果だけ示すことが可能であるという理由で、集光方式の機器はモニター型に分類され、平行光方式である一般型とは区別されている。
以下において、本検出方法をモニター型機器に適用した例を第2の実施形態として説明する。
図6は本発明に係る第2の実施形態の検出方法を説明する斜視図、図7は第2の実施形態の検出方法を説明する平面図、図8は粒子のサイズと通過時間T1とピーク時間差T2との関係をシミュレーションにより予想して示す図である。
図6および図7において、第2の実施形態の検出装置1Bでは、光HKとして、液体ET中に焦点STを有する放射状の光(放射状光)HKSを用いる。データベースDB1には、複数の粒子のサイズについての、ピーク時間差T2と前記通過時間T1との関係を示すデータを記録しておく。また、データベースDB1に、計測されたピーク時間差T2および通過時間T1から粒子のサイズを算出するための演算式を記録しておいてもよい。
以下さらに詳しく説明する。
図7において、レーザー光源11からレンズ13を通って液体ETを照射する光(レーザー光)は、液体ET中に焦点を有する放射状光HKSである。したがって、焦点STから離れるにしたがって、粒子が放射状光HKS中を横切る距離は長くなる。ここでは、粒子は一定の流速で流れる液体ET中に均一に分散されているので、粒子の通過速度も一定となり、その結果、放射状光HKSを粒子が横切る時間は、焦点STからの距離に比例して長くなる。
このことを粒子により発生した回折縞AMから見れば、焦点STの近辺を通過した粒子によって発生した回折縞AMは、その発生、移動、消滅といった、回折縞AMが光検出手段SEの受光面を横切って行くプロセスに要する時間が短くなるため、その移動速度は速くなり、光検出手段SEからの出力信号S1,2の幅(時間幅)は短くなる。逆に、焦点STから遠い粒子により発生した回折縞AMは、長い時間をかけて受光面を横切るので、その移動速度は遅くなり、光検出手段SEからの出力信号S1,2の幅は長くなる。
一方、液体ET中に焦点STを有する放射状光HKSでは、通過位置が焦点STに近いほど、サイズのより小さな粒子でも回折縞を発生させるという特徴を有している。換言すれば、サイズの小さな粒子は、焦点STに近い位置を通過しない限り回折縞を発生させることができない。これに対し、サイズの大きな粒子は焦点STから遠いところを通過した場合でも回折縞AMを発生させるので、これを検出することができる。
上に述べた回折縞に関する物理現象を組み合わせると、サイズの大きな粒子についてだけは、出力信号S1,2である信号単体を用いて容易に検出することが可能である。問題となるのが、図7において「a」で示された範囲の部分で発生した回折縞AMによる信号であり、これを信号単体から直接的に切り分ける方法がないので、統計処理に基づく考え方を導入したのが上に述べた特許文献1の方法であった。
本実施形態においては、得られた単体信号がどのような大きさの粒子によりもたらされたかを知るための手法として、図7に示すように、2つの光検出手段SE1,2を用い、これらを液体ETの流れ方向M1に平行に配置する。
回折縞AMは、コヒーレント性の高い放射状光HKSが微粒子により攪乱され、微粒子そのものを特異点として発生するものであり、同心円状の縞模様となる。回折縞AMの中央部はレンズで光を集めたようになり、最も強い光強度を持っている。したがって、光検出手段SEで回折縞AMを測定した場合に、明らかなピーク値を観測することができる。このピーク値を観測した瞬間において、回折縞AMの中心部が光検出手段SEの中央に重なったこととなる。
2つの光検出手段SEを用いることにより、回折縞AMの中心点が2つの光検出手段SE1,2の間の距離L2を通り過ぎていく時間を、ピーク・ツー・ピークで簡単に知ることができる。このピーク・ツー・ピークの通過時間は、回折縞AMの中心点から中心点までの時間であるので、回折縞AMの中心部から周辺部までの距離つまり回折縞AMの大きさには関係なく、この時間は、微粒子が放射状光HKSを横切った位置と焦点STまでの距離とによって一義的に決定される。別の言い方をすれば、異なる2つの信号が観測され、その時間T1が同一であった場合は、その信号の元となった微粒子が通過した位置は、焦点STから同じ距離であったことになる。
一方、微粒子が焦点STから同じ距離の位置を通過した場合に、その位置での光密度は同じとなるので、光検出手段SEの受光面で観測される回折縞AMそのものの大きさ(直径)を決める要素は、通過した微粒子の大きさそのものとなる。同一距離であるから、微粒子が受ける光密度は同じであり、微粒子からの散乱光は微粒子の表面積に比例し、その結果、大きな粒子からは直径の大きな回折縞AMが発生することとなる。
上に説明した回折縞に関する物理現象を組み合わせることにより、観測された信号単体からそれをもたらした微粒子の大きさを知ることができる。すなわち、回折縞AMが光検出手段SE1に差しかかった時点から光検出手段SE2を完全に抜けるまでの時間(通過時間)をT1、ピーク・ツー・ピークで得られた時間(ピーク時間差)をT2としたとき、T1/T2は粒子のサイズ(粒径)に固有の値となる。
図8において、粒子のサイズが0.1μm、0.2μm、0.3μmの場合に、ピーク時間差T2および通過時間T1の関係が、仮想曲線CV4〜6で示されている。これらの仮想曲線CV4〜6は、集光方式モニター型でシミュレーションを行った結果である。
このシミュレーションにおいても、平行光方式一般型と同様に、同一サイズの粒子によってもたらされる回折縞の大きさは、そのときに受けているレーザー光の強度により決まる、レーザー光の強度が同じ場合は回折縞の大きさはその基となった粒子のサイズによって決まる、という常識的な仮定を行った。
このシミュレーションは集光によるものであるので、管路KR内における焦点STの位置に近いほど、粒子が受けるレーザー光の強度は強くなり、かつ回折縞AMの移動速度は速くなる。焦点STからの距離はピーク時間差T2で現され、ピーク時間差T2が同じであればその粒子が通過した焦点からの距離は同じとなる。
したがって、図8に示されるように、ピーク時間差T2が同じであれば粒子が受けるレーザー光の強度は同じであるから、粒子のサイズが小さくなれば回折縞AMも小さくなってピーク時間差T2および通過時間T1は同じになる方向に向かう。また、ピーク時間差T2が大きくなれば、粒子の通過位置は焦点STから遠くなるので、粒子の受けるレーザー光強度は距離の2乗に反比例するように減衰するので、回折縞AMもそれに応じて小さくなっていき、ピーク時間差T2および通過時間T1は同じになる方向に向かう。したがって、曲線CV4〜6は、T1=T2を示す直線CV0を漸近線として収束することとなる。
そして、平行光HKHを用いた第1の実施形態の場合と同様に、粒子のサイズが予め分かっている試薬を用いて校正することにより、サイズ毎のT1/T2が確定し、光検出手段SEにより検出された出力信号S1,2がいかなるサイズの粒子であったかを、その出力信号S1,2の信号単体から検出することができる。
このように、平行光HKHを用いた一般型と放射状光HKSを用いた集光方式モニター型とは、T1/T2をパラメータとして、観測された信号単体からその元となった微粒子のサイズ(粒径)を特定するという、同じ処理プロセスを持つ。このように、本発明の検出方法は、平行光方式カウンター型、焦点方式モニター型の如何を問わず適用可能である。
上に述べた検出装置1,1Bは、インライン接続を行って常時監視することが可能であり、取り扱いも容易でメンテナンス性も高く、低コストで提供可能である。
上に述べた実施形態において、レーザ光源11、レンズ12,13、管路KR、光検出手段SE、検出回路20、データベースDB1、および検出装置1,1Bの全体または各部の構成、構造、形状、寸法、個数、材質、処理の内容などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明に係る第1の実施形態の検出方法を説明する斜視図である。 第1の実施形態の検出方法を説明する平面図である。 回折縞が光検出手段によって検出される様子を示す図である。 平行光の場合の粒子のサイズとT1とT2との関係を予想して示す図である。 本発明に係る検出回路の構成を示すブロック図である。 本発明に係る第2の実施形態の検出方法を説明する斜視図である。 第2の実施形態の検出方法を説明する平面図である。 放射状光の場合の粒子のサイズとT1とT2との関係を予想して示す図である。 従来の散乱光方式の検出装置の構成を示す図である。
符号の説明
1,1B 検出装置(粒子サイズ検出装置)
11 レーザ光源
12,13 レンズ
21 差動増幅器
24 信号処理部(T1,T22を計測する手段)
25 データ演算部(サイズ検出手段)
DB1 データベース
KR 管路
HK 光
SE1 光検出手段(第1の光検出手段)
SE2 光検出手段(第2の光検出手段)

Claims (8)

  1. 透光性を有する管路を流れる液体の流れ方向に対して横断するようにコヒーレントな光を照射し、液体に含まれる粒子により生じる回折縞を光検出手段により検出することにより前記粒子のサイズを検出する粒子サイズ検出方法であって、
    前記光検出手段として、第1の光検出手段および第2の光検出手段を設けるとともに、前記第2の光検出手段を前記第1の光検出手段よりも前記液体の流れ方向に沿った下流側に所定の距離だけ離間するように設けておき、
    前記第1および第2の光検出手段で検出される回折縞について、前記第1の光検出手段および前記第2の光検出手段による検出レベルがそれぞれ最大となる時間の差分であるピーク時間差T2、および、前記第1の光検出手段の検出開始から前記第2の光検出手段による検出終了までの時間である通過時間T1を計測し、
    計測された前記ピーク時間差T2および前記通過時間T1に基づいて前記液体に含まれる粒子のサイズを検出する、
    ことを特徴とする液体中の粒子のサイズの検出方法。
  2. 液体に含まれる粒子のサイズと前記ピーク時間差T2および前記通過時間T1との関係を予め実測により求めたデータをデータベースに記録しておき、
    前記データベースを参照して、前記液体に含まれる粒子のサイズを検出する、
    請求項1記載の液体中の粒子のサイズの検出方法。
  3. 前記光として平行光を用い、
    前記データベースには、前記ピーク時間差T2と前記通過時間T1との比の値と粒子のサイズとの関係が記録されている、
    請求項2記載の液体中の粒子のサイズの検出方法。
  4. 前記光として、前記液体中に焦点を有する放射状の光を用い、
    前記データベースには、複数の粒子のサイズについての、前記ピーク時間差T2と前記通過時間T1との関係を示すデータが記録されている、
    請求項2記載の液体中の粒子のサイズの検出方法。
  5. 前記光として、平行光または前記液体中に焦点を有する放射状の光を用い、
    前記データベースには、計測された前記ピーク時間差T2および前記通過時間T1から粒子のサイズを算出するための演算式が記録されている、
    請求項記載の液体中の粒子のサイズの検出方法。
  6. 透光性を有する管路を流れる液体の流れ方向に対して横断するようにコヒーレントな光を照射し、液体に含まれる粒子により生じる回折縞を光検出手段により検出することにより前記粒子のサイズを検出する粒子サイズ検出装置であって、
    前記回折縞を検出するための第1の光検出手段と、
    前記第1の光検出手段よりも前記液体の流れ方向に沿った下流側に所定の距離だけ離間するように設けられた第2の光検出手段と、
    前記第1および第2の光検出手段で検出される回折縞について、前記第1の光検出手段および前記第2の光検出手段による検出レベルがそれぞれ最大となる時間の差分であるピーク時間差T2を計測する手段と、
    前記回折縞について、前記第1の光検出手段の検出開始から前記第2の光検出手段による検出終了までの時間である通過時間T1を計測する手段と、
    計測された前記ピーク時間差T2および前記通過時間T1に基づいて前記液体に含まれる粒子のサイズを検出するサイズ検出手段と、
    を有することを特徴とする液体中の粒子のサイズの検出装置。
  7. 液体に含まれる粒子のサイズと前記ピーク時間差T2および前記通過時間T1との関係を予め実測により求めたデータを記録したデータベースを有し、
    前記サイズ検出手段は、前記データベースを参照して、前記液体に含まれる粒子のサイズを検出する、
    請求項6記載の液体中の粒子のサイズの検出装置。
  8. 前記第1の光検出手段および前記第2の光検出手段は、フォトダイオードまたはフォトトランジスタなどの受光素子である、
    請求項6または7記載の液体中の粒子のサイズの検出装置。
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