JP5157758B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スルー画の表示を行うスルー画モードを備えた撮像装置に関するものである。
クイックリターンミラーをダウン位置に位置させた状態で、光学ファインダにより被写体像を観察する光学ファインダモードと、クイックリターンミラーをアップ位置に位置させて被写体光を撮像素子で撮像し、その撮像画像を液晶モニタ等の表示装置に表示させた、いわゆるスルー画を観察する電子画像ファインダ(EVF)モードとを切り換え可能な撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この公知文献の撮像装置においては、スルー画表示中にレリーズ動作が行われた場合にミラーダウンを行わないまま静止画の撮像を行い、その後のミラーダウン時に輝度データを取得し、この輝度データを用いて撮像信号の補正を行うことにより、ミラーダウンによるタイムラグの発生を防止している。
特開2007−312063号公報
しかし、この撮像装置においては、電子ズーム機能(スルー画の一部を電気的に拡大表示する機能)が有効になっている状態のままでスルー画の表示を開始する時に、その拡大表示されるべき部分的なスルー画に対して適切な露出制御を行えないことがあり、その場合に拡大表示されたスルー画が適切な明るさで表示されなかった。
本発明の目的は、電子ズーム機能が有効となっている場合でも、スルー画の表示開始時においてスルー画に対して適切な露出制御を行うことができる撮像装置を提供することである。
以下に本発明の構成を実施の形態の符号を付して説明するが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
本発明の撮像装置(2)は、撮像画角内の被写体光を撮像する撮像素子(42)と、前記撮像素子から出力される撮像信号に基づいてスルー画を表示する表示部(14)と、前記撮像画角内を複数の測光領域に分割し、該領域毎の前記被写体の輝度を測定する測光部(28)と、前記スルー画の表示開始時に前記表示部に表示されるべき、前記撮像画角内での任意の表示領域を設定する表示領域設定部(20)と、前記スルー画の表示開始時に設定されるべき所望の表示倍率を設定する表示倍率設定部(18)と、前記任意の表示領域、前記所望の表示倍率及び前記測光部の複数の測光領域の出力に応じて求められた輝度値に基づいて前記スルー画の露出制御値を決定する制御値決定部(30)とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、電子ズーム機能が有効となっている場合のスルー画表示開始時においても、その拡大表示されたスルー画に対して適切な露出制御を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態に係るカメラについて説明する。図1は、本実施の形態に係るカメラの背面の構成を示す図である。カメラ2は、カメラ本体4とその前面に設けられた撮影レンズ6(図2参照)とを備えている。ここで、撮影レンズ6は、カメラ本体4に固定されているものでもよいし、交換式の撮影レンズでもよい。カメラ本体4の上部には、電源のオン・オフを行う図示しない電源スイッチ、半押しにより合焦指示を行い、全押しによりレリーズ動作を指示するレリーズスイッチ10が設けられている。カメラ本体4の背面には、ファインダ光学系を介して被写体のファインダ像を観察するファインダ接眼窓12、スルー画の表示等を行うLCD表示部14、ファインダ接眼窓12により被写体像を観察する光学ファインダモードと、被写体光の撮像を行い、その撮像された画像をLCD表示部14にスルー画として表示させ、そのスルー画を観察するスルー画ファインダ(観察)モードとを切り換える切換ボタン16、撮影条件の設定、LCD表示部14に表示されたスルー画の電子ズーム(拡大)倍率を設定するためのズーム倍率設定ボタン18、撮影条件の設定、LCD表示部14に表示されたスルー画内の、電子ズームされるべきエリアの中心位置の選択等を行うマルチセレクタ20が設けられている。
図2は本実施の形態に係るカメラのシステム構成を示すブロック図である。カメラ2にはCPU22が設けられており、CPU22には、レリーズスイッチ10、切換ボタン16、ズーム倍率設定ボタン18、マルチセレクタ20、LCD表示部14の表示を制御する表示制御部26、ファインダ光学系を構成する図示しないペンタプリズムの近傍に備えられ、複数の領域に分割された撮像画角内の各領域の被写体輝度を測定するSPD(Silicon Photo Diode)、CCD(Charge Coupled Devices)等により構成される測光センサ28、測光センサ28により測定された輝度値に基づいて露出制御値を算出する制御値決定部30、制御値決定部30により算出された制御値を用いて撮影部31を制御する撮影制御部32、後述する画像処理部34が接続されている。ここで、撮影部31は、複数枚のレンズで構成され焦点調節可能な撮影レンズ6、開口量を調節するための絞り36、ミラーアップ及びミラーダウンの状態に位置させることが可能なミラー38、撮影レンズ6を介した被写体光を撮像して撮像信号(蓄積電荷としてのアナログ信号)を生成するCCD或いはCMOS等により構成される撮像素子42、ミラー38と撮像素子42との間に配置されたシャッタ40を備えている。ここで、ミラー38はミラーアップの状態においては被写体光の光路から退避し被写体光を撮像素子42へ導き、ミラーダウンの状態において被写体光の光路内に位置し、被写体光をファインダ光学系及び測光センサ28へ導く。シャッタ40は、被写体光を撮像素子42に入射させないときには閉状態となり、被写体光を撮像素子42に入射させるときには開状態となる。
また、撮像素子42には撮像素子42から出力された撮像信号を図示しないA/D変換部においてA/D変換することにより生成された画像データを一時的に記憶する画像信号バッファメモリ44が接続され、画像信号バッファメモリ44には撮像素子42から出力される撮像信号に基づく画像データに、ホワイトバランス調整、輪郭補償、ガンマ補正等の画像処理を行う画像処理部34が接続されている。
画像処理部34には、画像処理部34により生成された画像データが転送される画像記録部46が接続され、画像記録部46に転送された画像データはメモリカード48に記憶される。また、画像処理部34には、LCD表示部14にスルー画を表示する場合にスルー画データを一時的に記憶するスルー画バッファメモリ50が接続されている。表示制御部26は、スルー画バッファメモリ50に記憶されたスルー画データからズーム倍率設定ボタン18により設定されたズーム倍率及びマルチセレクタ20により設定された表示位置に応じて、LCD表示部14に表示される領域を切り出し画像表示バッファメモリ52に記憶させ、LCD表示部14において表示させる。
次に、図面を参照して本実施の形態に係るカメラの処理について説明する。図3は、本実施の形態に係るカメラの撮像処理を示すフローチャートである。電源ボタンが操作され電源が投入されると、撮影制御部32の制御によりミラー38をミラーダウンの状態にセットし、また、絞り36、シャッタ40等を初期位置にセットし各機能の初期化を行う(ステップS1)。なお、この状態においてはカメラ2は、光学ファインダモードとして起動する。次に、マルチセレクタ20の操作を読み取り撮影条件等の設定を行う(ステップS2)。また、測光センサ28により被写体の輝度値を測定し(ステップS3)、測定された輝度値を用いて露出制御値を算出する(ステップS4)。ここで、ステップS3において測定された輝度値、ステップS4において算出された露出制御値を制御値決定部30に一時的に記憶する。次にレリーズフラグがセットされているか否かのチェックを行う(ステップS5)。レリーズスイッチ10の全押しによりレリーズフラグがセットされている場合には、後述する露光制御動作を行い(ステップS6)、画像処理部34により撮像素子42から出力された撮像信号に基づく画像データに対する画像処理を行う(ステップS7)。そして画像処理部34により画像処理された画像データを画像記録部46に転送しメモリカード48に記憶する(ステップS8)。その後レリーズフラグをクリアする(ステップS9)。そしてカメラ2のレリーズスイッチ10、マルチセレクタ20等の操作が最後に行われてからの経過時間が所定時間以上であるか否かの判定を行う(ステップS10)。
ステップS5においてレリーズフラグがセットされていない場合には、ステップS10において所定時間が経過しているか否かの判定を行う。所定時間が経過していない場合にはステップS2に戻り、ステップS2〜ステップS10の処理を継続する。一方、所定時間が経過している場合には、後述するスルー画消灯処理を行い(ステップS11)、カメラ2の電源をオフにする遮断処理を行う(ステップS12)。この遮断処理は、マルチセレクタ20等により所定の操作が行われた場合にカメラ2が直ちに起動するスタンバイモードとする処理であってもよい。
次に、図4に示すフローチャートを参照して本実施の形態に係るカメラの露出制御動作について説明する。図3のステップS6における露出制御動作が開始されると撮影制御部32は、図3のステップS4で算出された露出制御値に基づき絞り36を駆動すると共にミラー38を被写体光の光路から退避させミラーアップの状態とする(ステップS21)。そして、シャッタ40を開状態とし(ステップS22)、撮像素子42による電荷蓄積を開始する(ステップS23)。そしてステップS4により算出された露出制御値に基づく露光時間またはマルチセレクタ20により入力された露光時間を経過したか否か判定する(ステップS24)。露光時間を経過していない場合には、露光時間を経過するまでステップS24において露光時間が経過したか否かの判定を継続する。
露光時間が経過するとシャッタ40を閉じ(ステップS25)、撮像素子42による電荷の蓄積を終了し撮像信号の取り込みを行う(ステップS26)。そして、撮影制御部32はミラー38をミラーダウンの状態へ移動させ、シャッタ40、絞り36を初期位置にセットする(ステップS27)。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、レリーズスイッチ10が全押し操作されレリーズ割り込み指示が行われた場合の処理について説明する。レリーズスイッチ10の全押し操作によりレリーズ割り込み指示が行われると、後述するスルー画消灯処理を行い(ステップS29)、レリーズフラグをセットする(ステップS30)。
図6はスルー画の表示開始指示が行われた場合の処理を示すフローチャートである。本実施の形態においては、光学ファインダモードでの動作中に切換ボタン16の操作が行われることにより、スルー画ファインダモードへの切り換えが行われ、スルー画の表示開始指示が行われる。なお、スルー画表示中にレリーズスイッチ10の半押し操作により合焦処理が開始され、ミラー38が一旦ダウンし合焦が終了した後にミラー38がアップしスルー画表示が再開される場合にも図6に示すスルー画表示開始時の処理が行われる。また、スルー画表示中にレリーズスイッチ10の全押し操作によりレリーズ指示が行われると、ミラー38が一旦ダウンし合焦が終了した後にミラー38がアップして、図3に示すフローチャートのステップS6〜ステップS9における処理を経た後にスルー画の表示が再開される場合にも図6に示すスルー画の表示開始時の処理が行われる。
ここで、スルー画表示中にマルチセレクタ20によりズーム位置(画像内において拡大表示されるべきエリアの中心位置)が設定され、また、ズーム倍率設定ボタン18によりズーム倍率が設定されると、指定されたズーム位置及び指定されたズーム倍率に基づいてスルー画バッファメモリ50に記憶されている画像データが切り出されスルー画が拡大表示される。また、スルー画表示中にズーム位置及びズーム倍率が更新されると、ズーム位置及びズーム倍率が逐次一時的に記憶され、上述のレリーズスイッチ10の半押し又は全押し操作後におけるスルー画の表示開始時の露出制御値の算出に用いられる。また、ズーム倍率、ズーム位置が記憶されていない場合にはズーム倍率が1としてスルー画の表示開始時の露出制御を行う。
スルー画の表示開始指示が行われると、後述するスルー画の表示開始時の制御値を算出する(ステップS31)。次に算出された制御値を用いてスルー画用の絞り値、撮像素子42の感度及び電荷を蓄積する時間である取り込み時間を算出する(ステップS32)。次に撮影制御部32はミラー38をミラーアップ状態へ駆動し、ステップS32において算出されたスルー画用の絞り値に基づいて絞り36を駆動し(ステップS33)、シャッタ40を開く(ステップS34)。そして、撮像素子42において電荷の蓄積を開始し、ステップS32において算出された電荷の取り込み時間を計測するためのタイマをスタートする(ステップS35)。
図7は、図6に示すフローチャートのステップS35でスタートしたタイマがステップS32において算出された取り込み時間を経過した場合の処理を示すフローチャートである。取り込み時間が経過するとタイマを停止し撮像素子42における電荷の蓄積を終了する(ステップS41)。また、このとき、撮像素子42から撮像信号を取り込み、画像信号バッファメモリ44に記憶する。そして、画像処理部34により撮像信号に基づく画像データに対する画像処理を行い、スルー画バッファメモリ50に一時的に記憶する(ステップS42)。次に、後述する表示データを生成する処理を行い(ステップS43)、LCD表示部14におけるスルー画の表示を更新する(ステップS44)。そして、後述するスルー画表示中における露出制御値の算出処理を行い(ステップS45)、算出された制御値を用いてスルー画用の絞り値、撮像素子42の感度及び電荷を蓄積する時間である取り込み時間を算出する(ステップS46)。次にステップS46において算出されたスルー画用の絞り値に基づいて撮影制御部32により絞り36を駆動し(ステップS47)、撮像素子42において電荷の蓄積を開始し、ステップS46において算出された電荷の取り込み時間を計測するためのタイマをスタートする(ステップS48)。
図8は、図7のステップS45におけるスルー画の表示中に露出制御値を算出する処理を示すフローチャートである。スルー画の表示中に制御値を算出する場合には、撮像画角内でのズーム位置及びズーム倍率に応じてLCD表示部14に表示される領域の輝度値を撮像素子42において取得し、露出制御値を算出する(ステップS50)。
図9は、図7のステップS43における表示データを生成する処理を示すフローチャートである。表示データを生成する場合にはまず、マルチセレクタ20により設定されたズーム位置からズーム表示の際の中心座標を取得し(ステップS51)、また、ズーム倍率設定ボタン18により設定されたズーム倍率に応じた切り出し範囲を取得する(ステップS52)。そして、ステップS51、S52において取得したズーム表示の中心座標及び切り出し範囲に応じてスルー画バッファメモリ50に記憶されている画像データを切り出し、スルー画表示用の画像データを生成する(ステップS53)。
図10は、スルー画の消灯処理を示すフローチャートである。スルー画消灯の指示が行われると、スルー画の表示中であるか否かの判定を行う(ステップS56)。スルー画を表示していない場合には処理を終了する。スルー画の表示中である場合には、撮像素子42における電荷の蓄積を終了し、取り込み時間を計測するタイマを停止する(ステップS57)。そして、シャッタ40を閉じ(ステップS58)、ミラー38をミラーダウンの状態へと移動し、絞り36、シャッタ40を初期位置にセットし(ステップS59)、LCD表示部14の表示を消灯する(ステップS60)。
次に図11〜図14を参照して第1の実施の形態に係るカメラのスルー画の表示開始時の制御値の算出処理について説明する。本実施の形態においては測光センサ28はSPDで構成され、図11に示すように測光領域が35分割されている。なお、図11は測光センサ28の測光領域と撮像素子42によって撮像可能な範囲である撮像画角との位置関係を示す図である。ここで、測光領域に付された符号である1〜35はズーム位置Zpを示している。また、図11における最外枠は撮像画角を示し、最外枠に示す座標(0,0)及び(3599,2499)は撮像素子42の画素を示す座標である。また、測光センサ28はズーム位置Zp毎に輝度値を測定し、測定された輝度値は制御値決定部30に一時的に記憶される。
図12は、第1の実施の形態に係るカメラのスルー画開始時の露出制御値の算出処理を示すフローチャートである。このフローチャートに従って、ズーム位置Zp及びズーム倍率Zmに応じて選択された測光領域において測定された輝度値を用いて露出制御値を決定する処理を行う。スルー画の表示を開始する場合にはズーム倍率設定ボタン18により設定されたズーム倍率Zmを確認する(ステップS61)。ズーム倍率Zmが1倍である場合にはBvz[i](i=1〜35)がズーム位置iにおける輝度値を示すBv値であるとして、スルー画の開始時における露出制御に用いるBv値であるBvthを次式により算出する(ステップS62)。即ち、全測光領域で測定された輝度値の平均値をスルー画の表示開始時における露出制御用Bv値として用いる。
Figure 0005157758
ズーム倍率が2倍の場合には次式によりスルー画の表示開始時における露出制御に用いるBv値であるBvthを算出する(ステップS63)。
Figure 0005157758
ここで、Zpはマルチセレクタ20により設定されたズーム位置を示し、Ztbl2[Zp][i]は、図13に示すズーム倍率Zmが2倍のときの加算パラメタテーブルにおける値を示し、Bvzはズーム位置Zpにおける輝度値であるスポットBv値を示す。なお、図13の加算パラメタテーブルにおいて「36」は演算用の空データを示し、「0」として加算される。
例えば、マルチセレクタ20により設定されたズーム位置Zpが1である場合に、Ztbl2[1][1]〜Ztbl[1][7]の値は「36」であり、「0」を加算する。次に、Ztbl2[1][8]の値は「1」であり、測光領域1における制御値決定部30に一時的に記憶されている輝度値を読み出し加算する。同様にしてZtbl2[1][9]の値は「2」であり、測光領域2における輝度値を加算し、Ztbl2[1][10]の値は「3」であり、測光領域3における輝度値を加算する。Ztbl2[1][11]及びZtbl2[1][12]の値は「36」であり、「0」を加算し、Ztbl2[1][13]の値は「8」、Ztbl[1][14]の値は「9」、Ztbl[1][15]の値は「10」であるので、それぞれ測光領域8,9,10における輝度値を加算する。そして、Ztbl2[Zp][16]は加算した測光領域のうち、空データを除く測光領域の数を示し、Ztbl2[1][1]〜Ztbl2[1][15]を加算した値をZtbl2[1][16]の値である「6」で割り、スルー画の表示開始時における露出制御用のBv値とする。
ズーム倍率が5倍の場合には、次式によりスルー画の表示開始時の露出制御用Bv値であるBvthを算出する(ステップS64)。
Figure 0005157758
ここで、Zpはマルチセレクタ20により設定されたズーム位置を示し、Ztbl5[Zp][i]は図14のズーム倍率Zmが5倍のときの加算パラメタテーブルにおける値を示し、Bvzはズーム位置Zpにおける輝度値であるスポットBv値を示す。なお、図14に示す加算パラメタテーブルにおいて「36」は演算用の空データを示し、「0」として加算される。
例えば、ズーム位置が1である場合にZtbl5[1][1]の値は「36」であり、「0」を加算する。次にZtbl5[1][2]の値は「1」であり、制御値決定部30に記憶されている測光領域1における輝度値を加算し、Ztbl5[1][3]の値は「2」であり、測光領域2における輝度値を加算する。そして、Ztbl5[Zp][4]は加算した測光領域のうち、空データを除く測光量域の数を示し、Ztbl5[1][1]〜Ztbl5[1][3]を加算した値をZtbl5[1][4]の値である「2」で割り、スルー画の表示開始時の露出制御に用いるBv値とする。
ズーム倍率が10倍の場合には、次式によりスルー画の表示開始時における露出制御に用いるBv値であるBvthを算出する(ステップS65)。
Bvth=Bvz[Zp]
即ち、ズーム位置Zpに対応する測光領域において測定された輝度値をスルー画の表示開始時における露出制御用Bv値として用いる。
本実施の形態に係るカメラによれば、ズーム機能が有効となっている場合でもスルー画表示開始時においてスルー画に対して適切な露出制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係るカメラによれば、加算パラメタテーブルを有するためCPUの演算能力が優れないものであってもスルー画表示開始時の露出制御値の算出処理をスムーズに行うことができる。
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態に係るカメラについて説明する。なお、第1の実施の形態に係る測光センサ28はSPDで構成されていたが、この第2の実施の形態に係るカメラにおいては、CCDで構成された測光センサ28に変更したものである。従って、第1の実施の形態と同一の構成についての詳細な説明は省略し、異なる部分のみについて詳細に説明する。また、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して説明する。
図15は、第2の実施の形態に係るカメラの測光センサ28の測光領域と撮像素子42によって撮像可能な範囲である撮像画角との位置関係を示す図である。外側の枠は撮像画角を示し、内側の35×25の点線で示す領域は測光センサ28の測光領域を示し、各測光領域毎に輝度値が測定される。ここで、測定された輝度値は制御値決定部30に一時的に記憶される。また、図15における左上の画素を(0,0)として、横方向をX方向、縦方向をY方向とするX,Y座標を用いてCCDで構成された測光センサ28中における位置を示す。ここで、点線で示した5×5の画素毎に実線で囲んだ領域に付した符号1〜35は、ズーム位置Zpを示している。また、XaはX方向において輝度を取得する画素加算範囲、YaはY方向において輝度を取得する画素加算範囲を示す。また、図15における最外枠に示す座標(0,0)及び(3599,2499)は撮像素子42の画素を示す座標である。
図16は第2の実施の形態に係るカメラのスルー画表示開始時における露出制御値の算出処理を示すフローチャートである。このフローチャートに従って、ズーム位置及びズーム倍率に応じて選択された測光領域において測定された輝度値を用いて露出制御値を決定する処理を行う。スルー画の表示を開始する場合にはズーム倍率設定ボタン18により設定されたズーム倍率を確認する(ステップS71)。
ズーム倍率Zmが1のときには、Xa=Xa1=35、Ya=Ya1=25の画素加算範囲を取得する(ステップS72)。即ち、測光センサ28の全ての画素が輝度を取得する画素加算範囲となる。ズーム倍率Zmが2のときには、Xa=Xa2=23、Ya=Ya2=15の画素加算範囲を取得する(ステップS73)。また、ズーム倍率Zmが5のときにはXa=Xa5=9、Ya=Ya5=5の画素加算範囲を取得し(ステップS74)、ズーム倍率Zmが10のときにはXa=Xa10=5、Ya=Ya10=3の画素加算範囲を取得する(ステップS75)。
次に、図17に示すテーブルを参照してマルチセレクタ20により設定されたズーム位置Zpから測光センサ28の画素加算中心座標(Xc,Yc)を、Xc=Xctbl[Zp],Yc=Yctbl[Zp]により取得する(ステップS76)。例えば、ズーム位置Zpが1のときにはXc=Xctbl[1]=2、Yc=Yctbl[1]=2であり、(Xc,Yc)=(2,2)となる。そして、加算輝度合計値Ysumと加算画素数Ynを初期化し、Ysum=0、Yn=0とする(ステップS77)。そして次式によりズーム領域に応じた加算輝度合計値Ysum及び加算画素数Ynを算出する(ステップS78)。
Figure 0005157758
そして、算出されたYsum、Ynを用いて次式によりスルー画制御用Bv値であるBvthを算出する(ステップS79)。
Figure 0005157758
次に、図面を参照して本発明の第3の実施の形態に係るカメラについて説明する。なお、この第3の実施の形態に係るカメラは、第1の実施の形態に係るカメラにおけるスルー画表示開始時の露出制御値の算出処理を変更したものである。従って、第1の実施の形態と同一の構成についての詳細な説明は省略し、異なる部分のみについて詳細に説明する。また、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して説明する。
図18は、第3の実施の形態に係るカメラのスルー画表示開始時の露出制御値の算出処理を示すフローチャートである。このフローチャートに従って、ズーム位置Zpにおける一定数の測光領域において測定された輝度値と全ての測光領域において測定された輝度値とを表示倍率Zmに応じて混合し露出制御値を決定する処理を行う。まず、次式により全ての測光領域において測定された輝度値の平均値Bvmを算出し、またズーム位置Zpにおいて測定された輝度値Bvz[Zp]を制御値決定部30から読み出す(ステップS81)。
Figure 0005157758
次に、ズーム倍率設定ボタン18により設定されたズーム倍率Zmを確認し(ステップS82)、制御値決定部30においてBvz[Zp]とBvmとの混合比率である重み係数Wmをズーム倍率Zmに応じて取得する。ズーム倍率Zmが1の場合にはWm=W1を取得し(ステップS83)、ズーム倍率Zmが2の場合にはWm=W2を取得し(ステップS84)、ズーム倍率Zmが5の場合にはWm=W5を取得し(ステップS85)、ズーム倍率Zmが10の場合にはWm=W10を取得する(ステップS86)。そして、次式によりスルー画制御用Bv値を算出する(ステップS87)。
Bvth=Bvz[Zp]×Wm+Bvm×(1−Wm)
ただし、本実施の形態においてはW1=0、W2=0.2、W5=0.5、W10=1.0を用いて算出する。
次に図面を参照して本発明の第4の実施の形態に係るカメラについて説明する。なお、第4の実施の形態に係る測光センサ28はSPDで構成されていたが、この第3の実施の形態に係るカメラにおいては、CCDで構成された測光センサ28に変更したものである。従って、第3の実施の形態と同一の構成についての詳細な説明は省略し、異なる部分のみについて詳細に説明する。また、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付して説明する。
図19は、第4の実施の形態に係るカメラのスルー画表示開始時の露出制御値の算出処理を示すフローチャートである。このフローチャートに従って、ズーム位置Zpを含む所定位置における一定数の測光領域において測定された輝度値と全ての測光領域において測定された輝度値とを表示倍率Zmに応じて混合し露出制御値を決定する処理を行う。まず、加算輝度合計値Ysumを初期化し、Ysum=0とし(ステップS91)、画面全体の加算輝度合計値Ysumを次式により算出する(ステップS92)。
Figure 0005157758
算出されたYsumから平均輝度値であるBvmを次式により算出する(ステップS93)。
Figure 0005157758
次に、図17に示すテーブルを参照してマルチセレクタ20により設定されたズーム位置Zpから測光センサ28の画素加算中心座標(Xc,Yc)、をXc=Xctbl[Zp],Yc=Yctbl[Zp]により取得する(ステップS94)。例えば、ズーム位置Zpが1のときにはXc=Xctbl[1]=2、Yc=Yctbl[1]=2であり、(Xc,Yc)=(2,2)となる。そして、加算輝度合計値Ysumを初期化し、Ysum=0とする(ステップS95)。そして次式によりズーム位置Zpにおける輝度を取得し、加算輝度合計値Ysumを算出する(ステップS96)。本実施の形態においては、画素加算中心座標(Xc,Yc)を中心とする5×5の画素について輝度を取得し、加算輝度合計値Ysumを算出する。
Figure 0005157758
算出されたYsumからズーム位置Zpにおける輝度値であるスポットBv値Bvzを次式により求める(ステップS97)。
Figure 0005157758
次にズーム倍率設定ボタン18により設定されたズーム倍率Zmを確認する(ステップS98)。そしてステップS99〜S103の処理に従ってスルー画制御用Bv値を算出する。なお、これらの処理は図18に示すフローチャートのステップS83〜S87とそれぞれ同様の処理であるため説明は省略する。
なお、上述の各実施の形態では説明を簡単にするため1,2,5,10倍について説明したが、これ以外のズーム倍率Zmについてもそれぞれの倍率に応じて上述の各実施の形態と同様の処理を行う。また、図13のフローチャートに示す処理では、1,2,5,10倍以外のズーム倍率Zmについて加算パラメタテーブルを備えることにより、スルー画の表示開始時の露出制御値を算出することができる。また、ズーム倍率に対応する適当な加算パラメタテーブルが存在しない場合には、当該ズーム倍率に近い値のズーム倍率の加算パラメタテーブルを用いるようにしてもよい。
また、上述の各実施の形態においてはズーム倍率設定ボタン18によりズーム倍率を設定し、マルチセレクタ20によりズーム位置を設定する構成としたが、LCD表示部14がタッチセンサを積層して備え、タッチセンサによりズーム倍率及びズーム位置を設定できるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るカメラの背面を示す外観図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラのシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの撮像処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの露出制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラのレリーズ割り込み処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラのスルー画の表示開始時の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラのスルー画表示における取り込み時間経過時の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラのスルー画表示中における露出制御値算出処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの表示データを生成する処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラのスルー画の消灯処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの測光センサと撮像画角の位置関係を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラのスルー画表示開始時における露出制御値算出処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの加算パラメタテーブルを示す表である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの加算パラメタテーブルを示す表である。 本発明の第2の実施の形態に係るカメラの測光センサと撮像画角の位置関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るカメラのスルー画表示開始時における露出制御値算出処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るカメラの測光センサの画素加算中心座標とズーム位置の対応を示す表である。 本発明の第3の実施の形態に係るカメラのスルー画表示開始時における露出制御値算出処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るカメラのスルー画表示開始時における露出制御値算出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2…カメラ、10…レリーズスイッチ、14…LCD表示部、16…切換ボタン、18…ズーム倍率設定ボタン、20…マルチセレクタ、22…CPU、26…表示制御部、28…測光センサ、30…制御値決定部、38…ミラー、42…撮像素子。

Claims (4)

  1. 撮像画角内の被写体光を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子から出力される撮像信号に基づいてスルー画を表示する表示部と、
    前記撮像画角内を複数の測光領域に分割し、該領域毎の前記被写体の輝度を測定する測光部と、
    前記スルー画の表示開始時に前記表示部に表示されるべき、前記撮像画角内での任意の表示領域を設定する表示領域設定部と、
    前記スルー画の表示開始時に設定されるべき所望の表示倍率を設定する表示倍率設定部と、
    前記任意の表示領域、前記所望の表示倍率及び前記測光部の複数の測光領域の出力に応じて求められた輝度値に基づいて前記スルー画の露出制御値を決定する制御値決定部と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御値決定部は、前記任意の表示領域及び前記所望の表示倍率に基づき前記複数の測光領域の中から選択された特定の測光領域における前記輝度値を用いて、前記露出制御値を決定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御値決定部は、前記任意の表示領域内の所定位置における一定数の前記測光領域において測定された前記輝度値と全ての前記測光領域において測定された前記輝度値とを前記表示倍率に応じて混合し前記露出制御値を決定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記露出制御値を決定するために用いる前記測光領域を示すパラメタテーブルを備えることを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
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