JP5142322B2 - ガラスランチャンネル組立体の取付構造及び窓枠 - Google Patents

ガラスランチャンネル組立体の取付構造及び窓枠 Download PDF

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Description

本発明は、車体のドアに設けられた窓枠にポリマー材料製のガラスランチャンネル組立体を取り付けるガラスランチャンネル組立体の取付構造及びその取付構造に用いる窓枠に関する発明である。
一般に、自動車のドアの窓は、ドアに設けた窓枠(上辺枠と縦辺枠と両者を接続するコーナー枠とを有する窓枠)に沿ってガラスランチャンネルを装着し、このガラスランチャンネルによって窓ガラスの昇降移動を案内するように構成されている(例えば、特許文献1,2参照)。
例えば、パネルドアの窓枠にガラスランチャンネルを取り付ける構造として、次のようなものがある。窓枠は、ドアのアウターパネルとインナーパネルとの間に、リテーナーパネルを配置してガラスランチャンネル取付用の凹溝を形成し、このリテーナーパネルの側板部に、ガラスランチャンネルを抜け止めするための突条を長手方向に延びるよう形成する。
一方、ガラスランチャンネルは、窓枠の上辺枠と縦辺枠に装着される上辺部ガラスランチャンネル及び縦辺部ガラスランチャンネルを押出成形により形成し、これらの上辺枠に装着される上辺部ガラスランチャンネルの端末部と縦辺枠に装着される縦辺部ガラスランチャンネルの端末部との間に、窓枠のコーナー枠に装着されるコーナー部ガラスランチャンネルを射出成形により形成することで、上辺部ガラスランチャンネルの端末部と縦辺部ガラスランチャンネルの端末部とをコーナー部ガラスランチャンネルを介して接続する。更に、上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネルの側壁部には、リテーナーパネルの側板部の突条に係止する係止リップを設けるが、コーナー部ガラスランチャンネルの側壁部には、射出成形型の構造上の制約から係止リップを成形することが困難であるため、係止リップに代えて、側壁部の肉厚を厚くして補強リブを設けるようにしている。
しかし、窓枠のコーナー枠にガラスランチャンネルのコーナー部ガラスランチャンネルを挿入して取り付ける際に、コーナー部ガラスランチャンネルの側壁部に設けた補強リブがリテーナーパネルの側板部の突条と干渉してコーナー部ガラスランチャンネルを挿入することが困難になるため、窓枠のコーナー枠(つまりコーナー部ガラスランチャンネルを装着する部分)にはリテーナーパネルを設けずに、窓枠の上辺枠と縦辺枠(つまり上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネルを装着する部分)のみにリテーナーパネルを設けるようにしたものがある。
特開2000−158950号公報 特開2006−8045号公報
しかし、上述したガラスランチャンネルの取付構造では、窓枠のコーナー枠にリテーナーパネルが存在しないため、窓枠のコーナー枠にガラスランチャンネルのコーナー部ガラスランチャンネルを挿入して取り付ける際に、コーナー部ガラスランチャンネルが正規の位置よりも深く挿入されて、ガラスランチャンネルが正規の位置から位置ずれした状態で取り付けられてしまう可能性がある。ガラスランチャンネルが正規の位置から位置ずれした状態で取り付けられると、窓枠と窓ガラスとの間のシール性が低下して、車内側に水が浸入するおそれがある。
また、例えば、ガラスランチャンネル組立体を例としてフロントドアの窓枠に取り付ける場合は、次のような手順で窓枠に取り付ける。まず、前側及び後側の縦辺部ガラスランチャンネルの先端(下端)をサッシュロアーに差し込んだ後、前側及び後側のコーナー部ガラスランチャンネルをそれぞれ窓開口部の中心側から外周方向に向かってコーナー枠に押し込む。次に、後側の縦辺部ガラスランチャンネルを後側の縦辺部に押し込んだ後、上辺部ガラスランチャンネルを上辺枠に押し込み、この後、前側の縦辺部ガラスランチャンネルを前側の縦辺部に押し込む。このように、前側及び後側のコーナー部ガラスランチャンネルを上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネルよりも先に窓枠に取り付けて位置決め固定することが多い。
このため、後側のコーナー部ガラスランチャンネルが正規の位置よりも外周側に挿入されて取り付けられた場合に、前側のコーナー部ガラスランチャンネルが位置ずれしたり、また、前側及び後側のコーナー部ガラスランチャンネルが両方とも正規の位置よりも外周側に挿入されて取り付けられた場合に、上辺部ガラスランチャンネルが長手方向に伸ばされて上辺枠から外れ易くなるという不具合がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、ガラスランチャンネル組立体が正規の位置から位置ずれした状態で取り付けられることを防止できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、請求項1,7に係る発明は、車体のドアのアウターパネルとインナーパネルとの間に、これらアウターパネルとインナーパネルのうちの一方のパネルに固着された側板部と該側板部から他方のパネル側に延びる基板部とを有するリテーナーパネルが配置されることでガラスランチャンネル取付用の凹溝が形成されて窓開口部の周縁に配置された窓枠と、この窓枠の凹溝に沿って取り付けられ、ポリマー材料の押出成形により形成されて窓枠の上辺枠と縦辺枠に装着される長尺な上辺部ガラスランチャンネル及び縦辺部ガラスランチャンネルと、上辺枠に装着される上辺部ガラスランチャンネルの端末部と縦辺枠に装着される縦辺部ガラスランチャンネルの端末部との間を接続すると共に窓枠のコーナー枠に装着されるコーナー部ガラスランチャンネルとを有し、該コーナー部ガラスランチャンネルは、ポリマー材料の射出成形により形成され、上辺部ガラスランチャンネルと縦辺部ガラスランチャンネル及びコーナー部ガラスランチャンネルには窓ガラスの端面と対向する基底部と該基底部の幅方向両端からそれぞれ立ち上がる車内側及び車外側の側壁部とが設けられたガラスランチャンネル組立体とを備えたガラスランチャンネル組立体の取付構造又はその取付構造に用いる窓枠であって、窓枠のリテーナーパネルは、側板部が前記窓枠の上辺枠と縦辺枠に設けられてコーナー枠においては省略され、基板部が窓枠の上辺枠と縦辺枠に設けられると共に該上辺枠と該縦辺枠からそれぞれコーナー枠まで延長されて基板延長部が形成され、コーナー部ガラスランチャンネルを窓開口部の中心側から外周方向に向かってコーナー枠に押し込んで取り付けるときにガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルが窓枠の上辺枠から延長された基板延長部及び窓枠の縦辺枠から延長された基板延長部に当接することでコーナー部ガラスランチャンネルが基板延長部を越えて外周側に挿入されるのを防止するように構成したものである。
この構成では、窓枠のコーナー枠にリテーナーパネルの基板延長部が存在するため、窓枠のコーナー枠にガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルを挿入して取り付ける際に、リテーナーパネルの基板延長部がストッパーの役割を果たしてコーナー部ガラスランチャンネルが正規の位置よりも外周方向に深く挿入されてしまうことが防止される。これにより、ガラスランチャンネル組立体が正規の位置から位置ずれした状態で取り付けられることを防止することができて、窓枠と窓ガラスとの間のシール性が低下することを防止できると共に、装飾性も確保することができる。更に、車両の使用中に窓ガラスの昇降移動を繰り返し行う場合でも、ガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルが位置ずれすることをリテーナーパネルの基板延長部により防止することができる。また、本発明は、新たに別部材を設ける必要がなくリテーナーパネルの形状を多少変更する(基板部を延長する)だけの簡単な方法で実現できるという利点もある。
また、請求項のように、リテーナーパネルの基板延長部には、ガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネル側に突出する切り起こしを形成し、コーナー部ガラスランチャンネルには、切り起こしが挿入される凹部を形成し、ガラスランチャンネル組立体の取付状態において切り起こしが凹部に嵌まり込んでいるように構成するようにしても良い。このようにすれば、リテーナーパネルの基板延長部に形成した切り起こしによってもガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルの位置ずれを防止することができ、ガラスランチャンネル組立体の位置ずれ防止効果を高めることができる。
この場合、請求項のように、凹部は、窓枠のコーナー枠の中央側に位置する内壁面がコーナー部ガラスランチャンネルの挿入方向と平行な方向となるよう凹部の底面と鈍角をなすように傾斜していて、コーナー部ガラスランチャンネルをコーナー枠に取り付けるときに切り起こしが内壁面と干渉しないように構成すると良い。このようにすれば、窓枠のコーナー枠にガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルを挿入して取り付ける際に、リテーナーパネルの基板延長部に形成した切り起こしが、コーナー部ガラスランチャンネルに形成した凹部の内壁面に干渉することを防止でき、ガラスランチャンネル組立体の取付作業性を低下させない。
更に、請求項のように、リテーナーパネルの基板部には、ガラスランチャンネル組立体の上辺部ガラスランチャンネル側と縦辺部ガラスランチャンネル側のうち少なくとも上辺部ガラスランチャンネル側に突出する切り起こしを形成し、ガラスランチャンネルの取付状態で切り起こしが少なくとも上辺部ガラスランチャンネルに、好ましくは前記縦辺部ガラスランチャンネル側にも食い込むように構成するようにしても良い。このようにすれば、リテーナーパネルの基板部に形成した切り起こしによってガラスランチャンネル組立体の上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネルの位置ずれを防止することができ、ガラスランチャンネル組立体の位置ずれ防止効果を更に高めることができる。
この場合、請求項のように、切り起こしの突出高さ寸法を上辺部ガラスランチャンネル及び縦辺部ガラスランチャンネルの基底部の厚さ寸法よりも小さい寸法に設定すると良い。このようにすれば、リテーナーパネルの基板部に形成した切り起こしが、上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネルの基底部を突き破って内周側に突出することを防止でき、切り起こしが窓ガラスと接触することを防止できる。
更に、請求項6のように、リテーナーパネルの基板部のうちの少なくとも基板延長部には、ガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルと対向する側と反対側に突出する補強ビードを該基板延長部の長手方向に延びるように形成しても良い。このようにすれば、補強ビードによって基板延長部の強度(特に曲げ強度)を高くすることができる。しかも、ガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルと反対側に突出するように補強ビードを形成するため、補強ビードがガラスランチャンネル組立体と干渉せず、ガラスランチャンネル組立体の窓枠への取付作業性を低下させることがない。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいて自動車のパネルドア11の概略構成を説明する。パネルドア11は、プレス成形されたドアアウターパネルとドアインナーパネルの外周縁をヘミング加工等により重ね合わせて一体化したものであり、このパネルドア11の上側部には、窓枠12が一体成形されている。この窓枠12には、該窓枠12の内周側に沿ってJIS K7215によるデュロメータ硬さがHDA65〜90で弾性を有するポリマー材料製の長尺なガラスランチャンネル組立体13が装着され、このガラスランチャンネル組立体13によって窓ガラス14の昇降移動(スライド移動)が案内されるようになっている。前記ポリマー材料としては、例えば、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)を主体とするゴム又はオレフィン系やスチレン系の熱可塑性エラストマーが挙げられる。
窓枠12は、窓ガラス14の上端面に対向する上辺枠15の前端部が前側のコーナー枠16(後述する射出成形により成形された前側のコーナー部ガラスランチャンネル23に対応する部分)を介して斜辺枠18に一体に接続して成形され、上辺枠15の後端部が後側のコーナー枠17(後述する射出成形により成形された後側のコーナー部ガラスランチャンネル24に対応する部分)を介して縦辺枠19に一体に接続して成形されている。
一方、ガラスランチャンネル組立体13は、窓枠12の上辺枠15に装着される上辺部ガラスランチャンネル20と、窓枠12の斜辺枠18に装着される斜辺部ガラスランチャンネル21と、窓枠12の縦辺枠19に装着される縦辺部ガラスランチャンネル22とが硬度HDA75〜80程度の弾性ポリマー材料の押出成形によって成形され、上辺部ガラスランチャンネル20と斜辺部ガラスランチャンネル21とを接続して窓枠12の前側のコーナー枠16に装着される前側のコーナー部ガラスランチャンネル23と、上辺部ガラスランチャンネル20と縦辺部ガラスランチャンネル22とを接続して窓枠12の後側のコーナー枠17に装着される後側のコーナー部ガラスランチャンネル24とが硬度HDA80〜85程度の弾性ポリマー材料の射出成形により一体的に設けられている。
ガラスランチャンネル20〜22は、それぞれ弾性ポリマー材料の押出成形により少なくとも成形時は直線状に形成されている。また、コーナー部ガラスランチャンネル23,24は、それぞれ弾性ポリマー材料の射出成形により窓枠12のコーナー枠16,17の形状に合わせて曲った形状に形成されている。
ガラスランチャンネル組立体13は、前側のコーナー部ガラスランチャンネル23の射出成形型(図示せず)に、上辺部ガラスランチャンネル20の端末部の延長線と斜辺部ガラスランチャンネル21の端末部の延長線とを所定の鈍角の交差角度で略L字形に交差させてセットした状態で、該射出成形型内に弾性ポリマー材料を充填して前側のコーナー部ガラスランチャンネル23を成形すると共に、上辺部ガラスランチャンネル20の端末部と斜辺部ガラスランチャンネル21の端末部との間が前側のコーナー部ガラスランチャンネル23を介して一体的に接合されている。また、後側のコーナー部ガラスランチャンネル24の射出成形型(図示せず)に、上辺部ガラスランチャンネル20の端末部の延長線と縦辺部ガラスランチャンネル22の端末部の延長線とを所定の略直角の交差角度で略L字形をなすように交差させてセットした状態で、該射出成形型内に弾性ポリマー材料を充填して後側のコーナー部ガラスランチャンネル24を成形すると共に、上辺部ガラスランチャンネル20の端末部と縦辺部ガラスランチャンネル22の端末部との間が後側のコーナー部ガラスランチャンネル24を介して一体的に接合されている。
次に、図2乃至図9を用いてガラスランチャンネル組立体13(特に上辺部ガラスランチャンネル20から縦辺部ガラスランチャンネル22までの部分)の取付構造について説明する。
図2乃至図4に示すように、窓枠12の上辺枠15と縦辺枠19は、インナーパネル25とアウターパネル26との間に鋼板製のリテーナーパネル27が配置された状態で、ガラスランチャンネル取付用の凹溝28が形成されている。リテーナーパネル27は、溶接等によってインナーパネル25に固着される側板部29と、この側板部29の上端からアウターパネル26側に延びる基板部30とが一体的に設けられ、側板部29には、凹溝28の内側に突出する突条31が長手方向に延びるように形成されている。
図3及び図4に示すように、リテーナーパネル27の側板部29は、窓枠12の上辺枠15と縦辺枠19には設けられているが、図3及び図5,図6に示すように、リテーナーパネル27の側板部29は、コーナー枠17においては省略されて設けられていない。これにより、リテーナーパネル27を軽量化及び低コスト化できるようになっている。
また、図3及び図4に示すように、リテーナーパネル27の基板部30は、窓枠12の上辺枠15と縦辺枠19に対応する部分に設けられている共に、図3及び図5に示すように、リテーナーパネル27の基板部30は、上辺枠15と縦辺枠19からそれぞれコーナー枠17(コーナー部ガラスランチャンネル24に対応する部分)まで延長されて基板延長部32が形成されている。この場合、上辺枠15から延長された基板延長部32と縦辺枠19から延長された基板延長部32は、先端が互いに接触する寸前まで延長されている(図2参照)。
図3乃至図5に示すように、リテーナーパネル27の基板部30のうちの少なくとも基板延長部32(本実施例では基板部30の長手方向全体)には、ガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24と反対側(凹溝28の外側)に突出する補強ビード33がプレス成形により基板延長部32の長手方向に延びるように形成され、この補強ビード33によって基板延長部32の曲げ強度を高くするようにしている。
一方、図4に示すように、ガラスランチャンネル組立体13の上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22は、弾性ポリマー材料の押出成形により、窓ガラス14の端面と対向する基底部34と、この基底部34の幅方向両端側からそれぞれ立ち上がるように延びる車内側の側壁部35及び車外側の側壁部36と、各側壁部35,36の先端側からそれぞれ基底部34の幅方向略中央側に向けて突出する車内側のシールリップ37及び車外側のシールリップ38と、各側壁部35,36の先端側からそれぞれシールリップ37,38の反対側に向けて突出して折り返し状に形成された車内側の遮蔽リップ39及び車外側の遮蔽リップ40と、各側壁部35,36の根元側からそれぞれ基底部34の幅方向外側に向けて突出する車内側の係止リップ41及び車外側の係止リップ42とが一体に成形されている。
尚、車内側及び車外側の遮蔽リップ39,40は、インナーパネル25とアウターパネル26の内周縁を外部から見えないように覆うと共に、各側壁部35,36とで前記各パネル25,26の内周縁部分を弾性で挟持している。
また、図5に示すように、ガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24は、上辺部ガラスランチャンネル20及び縦辺部ガラスランチャンネル22よりも硬度が高い弾性ポリマー材料の射出成形により、窓ガラス14の端面と対向する基底部43と、この基底部43の幅方向両端側からそれぞれ立ち上がるように延びる車内側の側壁部44及び車外側の側壁部45と、各側壁部44,45の先端側からそれぞれ基底部43の幅方向略中央側に向けて突出する車内側のシールリップ46及び車外側のシールリップ47と、各側壁部44,45の先端側からそれぞれシールリップ46,47の反対側に向けて突出して折り返し状に形成された車内側の遮蔽リップ48及び車外側の遮蔽リップ49と、各側壁部44,45の外面側からそれぞれ基底部43の幅方向外側に向けて突出する車内側の補強リブ50及び車外側の補強リブ51とが一体に成形されている。各補強リブ50,51は、それぞれコーナー部ガラスランチャンネル24の長手方向に沿って設けられている(本実施例では各1箇所)。
尚、窓ガラス14が昇降移動するときに窓ガラス14と接触する部分である車内側及び車外側のシールリップの表面や基底部の表面には、上辺部ガラスランチャンネル20、斜辺部ガラスランチャンネル21、縦辺部ガラスランチャンネル22及び前側のコーナー部ガラスランチャンネル23、後側のコーナー部ガラスランチャンネル24を含めて、これらの各部ガラスランチャンネル20〜24に用いられる弾性ポリマー材料よりも摩擦係数が小さい低摩擦材層を形成しておく。これにより、窓ガラス14の昇降移動中にガラスランチャンネル組立体13を位置ずれさせようとする力を小さくすることができる。
窓枠12の凹溝28に沿ってガラスランチャンネル組立体13(上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22及びコーナー部ガラスランチャンネル24)を装着したときに、図4に示すように、窓枠12の上辺枠15と縦辺枠19では、リテーナーパネル27の側板部29の突条31とアウターパネル26の段差部26aに、それぞれ上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22の車内側の係止リップ41と車外側の係止リップ42が係止することで、窓枠12の上辺枠15と縦辺枠19にガラスランチャンネル組立体13の上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22が抜け止め保持され、図5に示すように、窓枠12のコーナー枠17では、インナーパネル25とアウターパネル26の段差部26aに、それぞれコーナー部ガラスランチャンネル24の車内側の補強リブ50と車外側の補強リブ51が係止することで、窓枠12のコーナー枠17にガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24が抜け止め保持されるようになっている。
尚、装着状態において、インナー及びアウターパネル25,26の内周縁端と遮蔽リップ39,40の底との間には、僅かな空間Gが形成され、両者が接触するのを防止するように設定している。
また、上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22の車内側のシールリップ37と車外側のシールリップ38が、それぞれ窓ガラス14の表面に当接すると共に、コーナー部ガラスランチャンネル24の車内側のシールリップ46と車外側のシールリップ47が、それぞれ窓ガラス14の表面に当接することで、窓ガラス14を保持すると共に、窓枠12と窓ガラス14との間をシールするようになっている。
更に、図5に示すように、窓枠12のコーナー枠17では、ガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24の基底部43が窓枠12の上辺枠15から延長された基板延長部32及び窓枠12の縦辺枠19から延長された基板延長部32に当接することでコーナー部ガラスランチャンネル24が基板延長部32を越えて外向き(外周方向)に過度に挿入されることを防止するようになっている。従って、基板延長部32と前記空間Gとの協働により遮蔽リップ39,40が口開きするなどの不測の変形を安定して防止できる。
図7乃至図9に示すように、リテーナーパネル27の基板部30(基板延長部32とそれ以外の部分)の後述する補強ビード33の両側には、ガラスランチャンネル組立体13側(コーナー部ガラスランチャンネル24側や上辺部ガラスランチャンネル20側)に先端がコーナー枠17の反対側に向けて突出する略三角形状の切り起こし52がプレスの部分打ち抜き加工により長手方向の複数箇所に所定間隔で形成されている。尚、前記切り起こし52は、縦辺部ガラスランチャンネル22側にも形成するのが好ましい。
図9に示すように、ガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24の基底部43の裏面側には、切り起こし52に対応する位置に凹部53が形成され、この凹部53に切り起こし52が挿入されて嵌まり込むようになっている。この凹部53は、コーナー部ガラスランチャンネル24を射出成形するときに切り起こし52が挿入できる程度の幅寸法及び長さ寸法(切り起こし52の幅寸法及び長さ寸法よりも少し広い寸法)で形成しても良いし、或は、基底部43の幅方向全体に延びる幅寸法で形成しても良い。これにより、ガラスランチャンネル組立体13にX方向やY方向(図9参照)に移動させようとする力が作用しても、リテーナーパネル27の基板延長部32の切り起こし52の先端部が凹部53のコーナー枠17の中央から遠ざかる側の内壁面53aに当って、ガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24がX方向やY方向に移動することを防止できるようになっている。
また、凹部53は、窓枠12のコーナー枠17の中央側の内壁面53bがコーナー部ガラスランチャンネル24の挿入(押し込み)方向と平行な方向となるよう凹部53の底面と鈍角をなすように傾斜している。これにより、窓枠12のコーナー枠17にガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24を挿入して取り付ける際に、リテーナーパネル27の基板延長部32に形成した切り起こし52が、コーナー部ガラスランチャンネル24の基底部43に形成した凹部53の内壁面53bの先端の縁(角)に干渉することを防止でき、ガラスランチャンネル組立体13の取付作業性を向上できるようになっている。
更に、鋼板製のリテーナーパネル27の基板部30のうちの基板延長部32以外の部分に形成した三角形の切り起こし52の尖った先端が、鋼板よりも軟らかいガラスランチャンネル組立体13の上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22の基底部34に容易且つ確実に食い込むようになっている。これにより、窓ガラス14の昇降移動時(特に昇動時)に、ガラスランチャンネル組立体13にX方向やY方向(図9参照)に移動させようとする力が作用しても、ガラスランチャンネル組立体13の上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22がX方向やY方向に移動することを防止できるようになっている。
また、切り起こし52の突出高さ寸法Pは、上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22の基底部34の厚さ寸法よりも小さい寸法に設定されている。前記寸法Pは、好ましくは基底部34の厚さ寸法の20%以上70%以下である。これにより、切り起こし52が、基底部34の位置ずれを阻止するのに十分なだけ食い込み且つ上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22の基底部34を突き破って内周側に突出することを防止でき、切り起こし52が窓ガラス14と接触することを防止できるようになっている。尚、基板延長部32に形成した切り起こし52の突出高さ寸法も同様に設定されているので、基板延長部32の切り起こし52がコーナー部ガラスランチャンネル24の基底部43に同様の作用をさせると共に突き破ることを防止できる。
以上説明した本実施例では、リテーナーパネル27の基板部30を窓枠12の上辺枠15と縦辺枠19からそれぞれコーナー枠17(コーナー部ガラスランチャンネル24に対応する部分)まで延長させて基板延長部32を形成するようにしたので、窓枠12のコーナー枠17にガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24を挿入して取り付ける際に、リテーナーパネル27の基板延長部32がストッパーの役割を果たしてコーナー部ガラスランチャンネル24が正規の位置よりも深く挿入されることを防止できる。これにより、ガラスランチャンネル組立体13が正規の位置から位置ずれした状態で取り付けられることを防止することができて、窓枠12と窓ガラス14との間のシール性が低下することを防止できると共に、装飾性も確保することができる。更に、車両の使用中に窓ガラス14の昇降移動を繰り返し行う場合でも、ガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24が位置ずれすることをリテーナーパネル27の基板延長部32及び切り起こし52により防止することができる。また、本実施例は、新たに別部材を設ける必要がなくリテーナーパネル27の形状を多少変更する(基板部30を延長して切り起こし52を設ける)だけの簡単な方法で実現できるという利点もある。
更に、本実施例では、リテーナーパネル27の基板部30のうちの少なくとも基板延長部32(本実施例では基板部30の長手方向全体)に、ガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24と対向する側と反対側に突出する補強ビード33を形成するようにしたので、補強ビード33によって基板延長部32の強度を高くすることができる。しかも、ガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24と対向する側と反対側に突出するように補強ビード33を形成するため、補強ビード33がガラスランチャンネル組立体13と干渉することもない。
また、本実施例では、リテーナーパネル27の基板部30(基板延長部32とそれ以外の部分)に切り起こし52を形成して、基板延長部32の切り起こし52がガラスランチャンネル組立体13のコーナー部ガラスランチャンネル24の基底部43に形成された凹部53に挿入されると共に、基板延長部32以外の部分の切り起こし52がガラスランチャンネル組立体13の上辺部及び縦辺部ガラスランチャンネル20,22の基底部34に食い込むようにしたので、これらの切り起こし52によってもガラスランチャンネル組立体13の位置ずれを防止することができ、ガラスランチャンネル組立体13の位置ずれ防止効果を更に高めることができる。
尚、上記実施例では、基底部43に凹部53を形成したが、凹部53を形成しない構成としても良い。この場合でも、切り起こし52が基底部43に食い込んで位置ずれを防止することができる。
また、上記実施例では、リテーナーパネル27の基板部30のうちの基板延長部32とそれ以外の部分の両方に切り起こし52を設けるようにしたが、基板延長部32とそれ以外の部分の一方のみに切り起こし52を設けるようにしても良いし、或は、リテーナーパネル27の基板延長部32を含む基板部30に切り起こし52を設けない構成としても良い。
また、上記実施例では、切り起こし52を長手方向に所定間隔をおいて設けるようにしたが、切り起こし52を不規則に複数箇所に設けても良いし、切り起こし52を幅方向に複数箇所に設けても良い。
また、上記実施例では、窓枠12の後側のコーナー枠17に関する取付構造を記載したが、窓枠12の前側のコーナー枠16についても同様の取付構造にするのが望ましい。
その他、本発明は、窓枠12やガラスランチャンネル組立体13の形状を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
本発明の一実施例におけるフロント左側のパネルドアの概略構成図である。 ガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネル及びその周辺部の正面図である。 窓枠のコーナー枠及びその周辺部の斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 リテーナーパネルの端末部及びその周辺部の平面図である。 リテーナーパネルの端末部及びその周辺部の斜視図である。 ガラスランチャンネル組立体の基底部とリテーナーパネルの基板部との当接部及びその周辺部の断面図である。
符号の説明
11…パネルドア、12…窓枠、13…ガラスランチャンネル組立体、15…上辺枠、16,17…コーナー枠、19…縦辺枠、20…上辺部ガラスランチャンネル、21…斜辺部ガラスランチャンネル、22…縦辺部ガラスランチャンネル、23,24…コーナー部ガラスランチャンネル、25…インナーパネル、26…アウターパネル、27…リテーナーパネル、28…凹溝、29…側板部、30…基板部、32…基板延長部、33…補強ビード、52…切り起こし、53…凹部

Claims (7)

  1. 車体のドアのアウターパネルとインナーパネルとの間に、これらアウターパネルとインナーパネルのうちの一方のパネルに固着された側板部と該側板部から他方のパネル側に延びる基板部とを有するリテーナーパネルが配置されることでガラスランチャンネル取付用の凹溝が形成されて窓開口部の周縁に配置された窓枠と、
    前記窓枠の凹溝に沿って取り付けられ、ポリマー材料の押出成形により形成されて前記窓枠の上辺枠と縦辺枠に装着される長尺な上辺部ガラスランチャンネル及び縦辺部ガラスランチャンネルと、前記上辺枠に装着される上辺部ガラスランチャンネルの端末部と前記縦辺枠に装着される縦辺部ガラスランチャンネルの端末部との間を接続すると共に前記窓枠のコーナー枠に装着されるコーナー部ガラスランチャンネルとを有し、前記コーナー部ガラスランチャンネルは、ポリマー材料の射出成形により形成され、前記上辺部ガラスランチャンネルと前記縦辺部ガラスランチャンネル及び前記コーナー部ガラスランチャンネルには窓ガラスの端面と対向する基底部と該基底部の幅方向両端からそれぞれ立ち上がる車内側及び車外側の側壁部とが設けられたガラスランチャンネル組立体とを備えたガラスランチャンネル組立体の取付構造であって、
    前記窓枠のリテーナーパネルは、前記側板部が前記窓枠の上辺枠と縦辺枠に設けられてコーナー枠においては省略され、前記基板部が前記窓枠の上辺枠と縦辺枠に設けられると共に該上辺枠と該縦辺枠からそれぞれコーナー枠まで延長されて基板延長部が形成され、 前記コーナー部ガラスランチャンネルを窓開口部の中心側から外周方向に向かってコーナー枠に押し込んで取り付けるときに前記ガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルが前記窓枠の上辺枠から延長された基板延長部及び前記窓枠の縦辺枠から延長された基板延長部に当接することで前記コーナー部ガラスランチャンネルが前記基板延長部を越えて外周側に挿入されるのを防止するように構成されていることを特徴とするガラスランチャンネル組立体の取付構造。
  2. 前記リテーナーパネルの基板延長部には、前記ガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネル側に突出する切り起こしが形成され、前記コーナー部ガラスランチャンネルには、前記切り起こしが挿入される凹部が形成され、前記ガラスランチャンネル組立体の取付状態において前記切り起こしが前記凹部に嵌まり込んでいるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラスランチャンネル組立体の取付構造。
  3. 前記凹部は、前記窓枠のコーナー枠の中央側に位置する内壁面が前記コーナー部ガラスランチャンネルの挿入方向と平行な方向となるよう前記凹部の底面と鈍角をなすように傾斜していて、前記コーナー部ガラスランチャンネルを前記コーナー枠に取り付けるときに前記切り起こしが前記内壁面と干渉しないように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のガラスランチャンネル組立体の取付構造。
  4. 前記リテーナーパネルの基板部には、前記ガラスランチャンネル組立体の上辺部ガラスランチャンネル側と縦辺部ガラスランチャンネル側のうち少なくとも上辺部ガラスランチャンネル側に突出する切り起こしが形成され、ガラスランチャンネルの取付状態で前記切り起こしが少なくとも前記上辺部ガラスランチャンネルに食い込むように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のガラスランチャンネル組立体の取付構造。
  5. 前記切り起こしの突出高さ寸法が前記上辺部ガラスランチャンネル及び前記縦辺部ガラスランチャンネルの基底部の厚さ寸法よりも小さい寸法に設定されていることを特徴とする請求項4に記載のガラスランチャンネル組立体の取付構造。
  6. 前記リテーナーパネルの基板部のうちの少なくとも基板延長部には、前記ガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルと対向する側と反対側に突出する補強ビードが該基板延長部の長手方向に延びて形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のガラスランチャンネル組立体の取付構造。
  7. 車体のドアのアウターパネルとインナーパネルとの間に、これらアウターパネルとインナーパネルのうちの一方のパネルに固着された側板部と該側板部から他方のパネル側に延びる基板部とを有するリテーナーパネルが配置されることでガラスランチャンネル取付用の凹溝が形成されて窓開口部の周縁に配置され、該凹溝に沿ってガラスランチャンネル組立体が取り付け可能な窓枠であって、
    前記ガラスランチャンネル組立体は、ポリマー材料の押出成形により形成されて前記窓枠の上辺枠と縦辺枠に装着される長尺な上辺部ガラスランチャンネル及び縦辺部ガラスランチャンネルと、前記上辺枠に装着される上辺部ガラスランチャンネルの端末部と前記縦辺枠に装着される縦辺部ガラスランチャンネルの端末部との間を接続すると共に前記窓枠のコーナー枠に装着されるコーナー部ガラスランチャンネルとを有し、前記コーナー部ガラスランチャンネルは、ポリマー材料の射出成形により形成され、前記上辺部ガラスランチャンネルと前記縦辺部ガラスランチャンネル及び前記コーナー部ガラスランチャンネルには窓ガラスの端面と対向する基底部と該基底部の幅方向両端からそれぞれ立ち上がる車内側及び車外側の側壁部とが設けられ、
    前記窓枠のリテーナーパネルは、前記側板部が前記窓枠の上辺枠と縦辺枠に設けられてコーナー枠においては省略され、前記基板部が前記窓枠の上辺枠と縦辺枠に設けられる共に該上辺枠と該縦辺枠からそれぞれコーナー枠まで延長されて基板延長部が形成され、 前記コーナー部ガラスランチャンネルを窓開口部の中心側から外周方向に向かってコーナー枠に押し込んで取り付けるときに前記ガラスランチャンネル組立体のコーナー部ガラスランチャンネルが前記窓枠の上辺枠から延長された基板延長部及び前記窓枠の縦辺枠から延長された基板延長部に当接することで前記コーナー部ガラスランチャンネルが前記基板延長部を越えて外周側に挿入されるのを防止するように構成されていることを特徴とする窓枠。
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