JP5131034B2 - 光信号受信装置、光信号減衰制御方法及び光信号減衰制御回路 - Google Patents

光信号受信装置、光信号減衰制御方法及び光信号減衰制御回路 Download PDF

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Description

本発明は、光波長多重装置における、光信号減衰をおこなう可変光減衰器を制御する光信号受信装置、光信号減衰制御方法及び光信号減衰制御回路に関する。
インターネットなどのコンピュータネットワーク通信の重要性が飛躍的に増し、コンピュータネットワーク通信の通信速度も、更なる高速化が求められてきている。例えば、インターネットは、基幹伝送路としてバックボーン回線を有するが、バックボーン回線には、WDM(Wavelength Division Multiplexing)と呼ばれる広帯域の光通信技術が利用されることが一般的になってきている。
そして、WDM回線及びクライアント回線を接続する光インターフェース装置のWDM回線側には、光多重分離装置が配置される。光多重分離装置は、クライアント回線からの光信号を多重化してWDM回線に送出し、WDM回線からの光信号を多重分離して各光インターフェース装置へ分配する機能を有する。
そして、光多重分離装置には、長距離のWDM回線を経由して到達してきた光信号の減衰を復旧させるために、光信号の多重分離をおこなう前段に、光信号を増幅させる増幅器が設けられている。このようにして増幅された光信号が、多重分離されて、各光インターフェース装置へと入力される。
しかし、増幅された光信号が、過大に増幅されて光インターフェース装置へ入力されると、光インターフェース装置が有する光モジュールなどのLSI(Large Scale Integration)に負荷をかけることとなる。負荷が過大であれば、電子部品に異常を来し、最悪、光インターフェース装置の故障を招くことになる。
そこで、従来技術では、VOA(Variable Optical Attenuator)と呼ばれる可変光減衰器を最前段に設け、光インターフェース装置へ入力される光信号の信号レベルを、適切な信号レベルまで低減するように制御していた。
また、従来技術では、VOAを、光多重分離装置において、光信号を増幅させる増幅器の後段、かつ、光信号の多重分離をおこなう前段に設け、多重分離する以前の光信号の信号レベルを、一括して、適切な信号レベルまで低減するように制御していた。
特開2000−244417号公報 特開2004−23295号公報 特開2004−297790号公報
しかしながら、上記従来技術では、以下の問題点があった。すなわち、光信号の信号レベルが増加すると、光モジュールの出力電位が上昇して所定電圧以上になると、トランジスタのベース電位が上昇してVOAの電流が増加することによって、光信号の信号レベルを減衰させていた。なお、光インターフェース装置の電源がオフの場合、VOAに電流が供給されないため、光信号の信号レベルの減衰量は0[dB]である。
ここで、光信号の信号レベルが最大状態で入力されている状態で、光インターフェース装置の電源がオンされた場合を想定すると、VOAが定常状態で機能するようになるまでの間、光モジュールの最大受信パワーを超えた信号レベルの光信号が、光モジュールに入力されてしまうことになる。よって、光インターフェース装置の電源オン時に、光モジュールにダメージを与える可能性があるという問題点があった。
また、電源はオンである状態で、光信号が入力断である場合には、制御論理上、VOAによる光信号の信号レベルの減衰量は0[dB]である。このため、光信号が入力断から復旧して、光モジュールへそのまま光信号が入力される。光信号の信号レベルが、光モジュールの最大受信パワーを超えた信号レベルである場合には、光モジュールにダメージを与える可能性があるという問題点があった。
本発明は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、光インターフェース装置の電源がオン時、及び、光信号の入力断からの復旧時において、VOAを正常に機能させて、光モジュールの損傷を防止する光信号受信装置、光信号減衰制御方法及び光信号減衰制御回路を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、光信号受信装置、光信号減衰制御方法及び光信号減衰制御回路の一観点において、光信号受信部の前段において、自装置への入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御し、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時において、可変減衰量が最大減衰量となるように制御することを要件とする。
開示の光信号受信装置、光信号減衰制御方法及び光信号減衰制御回路によれば、光信号が最大の時に光信号受信装置の電源が投入された場合、又は、光信号受信装置の電源が投入されている状態で、光信号断が復旧された場合に、最大出力の光信号が光信号受信装置に入力されることによって、光信号受信装置の光モジュールなどの集積回路が損傷を被ることを回避することが可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照し、光信号受信装置、光信号減衰制御方法及び光信号減衰制御回路にかかる実施形態の一例を詳細に説明する。
[第一実施形態の一例]
先ず、第一実施形態の一例について説明する。第一実施形態の一例は、WDM回線から光インターフェース装置へ最大出力の光信号が入力されている状態で、光インターフェース装置若しくは光インターフェースユニットの電源をオンにした場合を前提とする。この場合に、光インターフェース装置の電子部品が、最大出力の光信号の出力によって故障することを防止するために、最大出力の光信号の出力を抑制することを目的とする。
図1は、第一実施形態の一例にかかる光波長多重システムの構成を示すブロック図である。光波長多重システムは、クライアント回線側に、光インターフェース装置10aを配し、WDM回線側に、光波長多重分離装置20を配した構成となっている。
光インターフェース装置10aは、n個(nは、1≦nなる自然数)光インターフェースユニット1a、2a、・・・naを有する。各光インターフェースユニットは、同一構成及び同一機能を有するので、ここでは、光インターフェースユニット1aに代表させて、光インターフェースユニットの構成及び機能について説明をおこなう。
光インターフェースユニット1aは、VOA12と、光波長多重分離装置20側に配置されるMSA(Multi Source Agreement)13と、Framer and Digital Wrapper LSI14と、クライアント回線側に配置されるMSA15と、VOA最大減衰制御回路16とを有する。
VOA12は、従来技術と同一の可変光減衰器である。MSA13及びMSA15は、光信号を電気信号に変換するO(Optical signal)/E(Electrical signal)変換回路、電気信号を光信号に変換するE/O変換回路、データにクロックが重畳されている信号のクロックとデータとを分離するCDR(Clock Data Recovery)、シリアル信号とパラレル信号の相互変換を行うSERDES(SERializer/DESerializer)が一体化された光モジュールである。
Framer and Digital Wrapper LSI14は、電気信号に変換されたクライアント回線側からの入力信号を処理して、電気信号のヘッダ情報を監視し、クライアント回線側からの入力信号断を検知する。さらに、電気信号のフレームの前後にチャネルヘッダおよびFEC(Forward Error Correction)を付加するDW(Digital Wrapper)処理を行なって、MSA13へと受け渡す。
また、Framer and Digital Wrapper LSI14は、電気信号に変換されたWDM回線側からの入力信号を処理して、電気信号のヘッダ情報を監視し、WDM回線側からの入力信号断を検知する。さらに、電気信号のフレームの前後に付加されているチャネルヘッダおよびFECを除去するD−DW(Decoding-Digital Wrapper)処理を行なって、MSA15へと受け渡す。なお、VOA最大減衰制御回路16の詳細は、図2を参照して後述する。
光波長多重分離装置20は、クライアント回線から、光インターフェース装置10aのn個の光インターフェースユニット1a、2a、・・・、naを経由して送られてきた光信号を波長多重するMUX(MUltipleXer)21を有する。また、MUX21によって波長多重された光信号を、MUX21の後段で増幅するPost AMP(AMPlifier)22を有する。Post AMP(AMPlifier)22によって増幅された光信号が、WDM回線へと送出されることとなる。
また、光波長多重分離装置20は、WDM回線から送られてきた、波長多重されている光信号を、後述のDMUX(DeMUltipleXer)24による処理の前段で増幅するPre AMP23を有する。また、Pre AMP23によって増幅された光信号の波長多重を分離するDMUX24を有する。DMUX24によって多重分離された光信号が、光インターフェース装置10aのn個の光インターフェースユニット1a、2a、・・・、naへと、それぞれ入力されることとなる。
次に、図1に示したVOA最大減衰制御回路16の構成について説明する。図2は、第一実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路16の構成を示すブロック図である。同図に示すように、VOA最大減衰制御回路16は、MSA13から出力される電気信号の電位であるRxPOWMONが非反転入力され、基準電圧がVref1である接地電源16bからの電位が反転入力されるオペアンプ16aを有する。
オペアンプ16aの出力は、エミッタフォロワ型のNPNトランジスタであるトランジスタ16cのベースへと入力される。トランジスタ16cのコレクタは、+5[V]の電源に接続されている。また、トランジスタ16cのエミッタは、VOA12に接続されている。
オペアンプ16aは、図2に示すOPTin(光入力パワー1)が増加すると、MSA13のRxPOWMONの出力の電位が上昇して、オペアンプ16aの基準電位Vref1[V]以上になる。すると、トランジスタ16cのベースの電位をV1[V]へと上昇させ図2に示す電流I1をVOA12に入力させて、VOA12への電流を増加させることによって、WDM回線からの光信号入力を減衰させることとなる。
なお、WDM回線からの光信号入力を減衰させるための電流量は、後述する、図3に示すVOA12の等価回路内の抵抗12aで決定される。また、VOA12は、抵抗12aを介して、−5.2[V]の電位の電源に接続されている。
しかし、光インターフェース装置10a若しくは個々の光インターフェースの電源がオフ状態からオン状態へ移行された瞬間には、OPTinは0[dBm]である。図11−1に示すように、OPTin[dBm]の出力と、MSA13のRxPOWMON[V]との関係は、正比例の関係にあるためである。また、図11−2に示すように、VOA12へ入力される電流[mA]と、光入力信号のパワーの減衰量[dB]とは、正比例の関係にある。
このため、図9に示すような、オペアンプ16a、接地電源16b、トランジスタ16cのみの従来技術のVOA最大減衰量制御回路19の構成であっては、図11−3に示すように、電源オン時において、WDM回線からの光信号入力の最大入力パワーを減衰させることができなかった。
このため、図10−1に示すように、光インターフェース装置10a若しくは個々の光インターフェースの電源がオフ状態からオン状態へ移行された瞬間からのある一定期間にわたり、MSA13に最大出力のOPTinが印可されるため、MSA13に損傷を与える可能性があった。
そこで、第一実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路16は、さらに次の構成を有することとした。すなわち、+5[V]の電源の電位を降下させる抵抗16d及び抵抗16fと、エミッタフォロワ型のPNPトランジスタであるトランジスタ16eと、コンデンサ16gとを有する。
光インターフェース装置10a若しくは個々の光インターフェースの電源がオフ状態からオン状態へ移行された瞬間は、コンデンサ16gのチャージが0[V]のため、トランジスタ16eにより、電源のオン状態への移行とともに、VOA12に、図2に示す電流I2が供給される。
これにより、VOA12は、減衰量が最大状態となる。コンデンサ16gが徐々に充電されると、トランジスタ16eのベース電位は、最終的に+5[V]になり、電流I2は、0[A]になる。その後は、オペアンプ16aによるVOA12の最大減衰制御へと移行する。
すなわち、電源投入直後は、トランジスタ16eのベース電位0[V]として電流を最大とし、VOA12の光信号入力の減衰量を最大減衰量に制御し、トランジスタ16eのベース電位を除々に上げることで、電流I2による減衰量を徐々に減らすこととなる。
なお、電流I2は、VOA最大減衰制御回路16が動作する前に、急激にオフすると、結果として、最大出力のOPTinがMSA13に入力されるため、徐々に減少させ必要がある。このため、抵抗16f及びコンデンサ16gの時定数は、オペアンプ16aの応答速度よりも遅く設定する必要がある。
なお、図3に示すように、VOA12の、光信号入力を減衰させるための等価回路は、抵抗12aと、コイル12bとを線形に組み合わせた回路になる。VOA12に供給され、抵抗12aに印可された電流を、抵抗12aによって電圧降下させた後に、コイル12bによる逆起電力によって減衰させる。抵抗12aに印可される電流が大きいほど、コイル12bによる逆起電力の影響が小さくなることから、VOA12に供給される電流が大きければ大きいほど、WDM回線側からの光信号入力の減衰量が大きくなる。
次に、第一実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路によるVOA減衰量を説明する。図4は、第一実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路によるVOA減衰量を示す図である。
図4に示すように、電源投入の前後において、光入力パワー1[dBm]は、最大値Pmaxである。このとき、光インターフェース装置若しくは光インターフェースユニットの電源をオン(電源投入)すると、図2に示すコンデンサ16gが徐々に蓄電されることから、図2に示す電位V2出示されるトランジスタ16eのベース電位は、徐々に+5[V]に至って定常状態となる。一方、電位V2の変化に伴って、トランジスタ16eのコレクタ出力である電流I2は、電源投入時に瞬間的に最大となり、以後徐々に減少していく。
また、MSA13のRxPOWMONの出力の電位は、電源投入時から徐々に上昇していく。これに伴い、図2に示すトランジスタ16cのエミッタ出力である電流I1の出力も、徐々に上昇していく。
図4に示すように、電源投入時の瞬間的な光入力パワー1の最大入力を、VOA12へ電流I2を入力させることによって、VOA減衰量を最大限にして、光入力パワー1を最大限に減衰させる。そして、電源投入以降は、電流I2による光入力パワー1の減衰量は、徐々に低下してゆく。電源投入以降、VOA12へ電流I1を徐々に入力させていくことによって、電流I1による光入力パワー1の減衰制御へと徐々に移行させることとなる。
以上の第一実施形態の一例によれば、OPTin[dBm]は、電源投入時から、0[dBm]から徐々に立ち上がってゆくようになるので、MSA13へのOPTin[dBm]入力パワーを、最大入力パワーから低減して、MSA13の損傷を回避することが可能になる。
以上の第一実施形態の一例によれば、光信号が最大の時に、光インターフェース装置10a若しくは光インターフェースユニット1aの電源が投入された場合に、最大出力の光信号(OPTin)がMSA13に入力されることによって、MSA13が損傷を被ることを回避することが可能になるという効果を奏する。
[第二実施形態の一例]
次に、第二実施形態の一例について説明する。第二実施形態の一例は、WDM回線から光インターフェース装置への光信号の入力断の復旧時を前提とする。この場合に、光インターフェース装置の電子部品が、最大出力の光信号の出力によって故障することを防止するために、最大出力の光信号の出力を抑制することを目的とする。
図5は、第二実施形態の一例にかかる光波長多重システムの構成を示すブロック図である。第二実施形態の一例にかかる光インターフェース装置10bは、第一実施形態の一例にかかる光インターフェース装置10aと比較して、VOA最大減衰制御回路16に代えてVOA最大減衰制御回路17を有し、かつ、VOA12の前段にTAPD(Top-Absorption Photo Diode)11を有する。これら以外の構成は、第一実施形態の一例にかかる光インターフェース装置10aと同一であるので、説明を省略する。また、TAPD11及びVOA最大減衰制御回路17の説明は、図6を参照して後述する。
なお、TAPD11に代えて、光パワーを監視(光パワーの入力断及び入力断からの復旧を関し)することが可能であるその他の素子を使用してもよい。また、TAPD11は、VOA最大減衰制御回路17外に配置することとしているが、これに限らず、VOA最大減衰制御回路17内に配置することとしてもよい。
TAPD11は、光信号の入力を監視するフォトダイオード素子である。TAPD11は、抵抗11aを介して接地されている。TAPD11は、光信号入力の電位V4を、VOA最大減衰制御回路17へと入力する。
図6に示すように、VOA最大減衰制御回路17は、オペアンプ16aと、接地電源16bと、トランジスタ16cとを有する。これらは、図2に示した第一実施形態の一例のVOA最大減衰制御回路16の、オペアンプ16aと、接地電源16bと、トランジスタ16cとに、それぞれ相当し、同一の機能を有する。
しかし、光インターフェース装置10a若しくは個々の光インターフェースの電源を投入した状態で、光入力が無い場合には、制御論理上、VOA12の減衰量が0[dB]となる。このため、図10−2に示すように、光信号が入力されるとMSA13へそのまま最大の光入力パワー1がある一定期間にわたり、MSA13に最大出力のOPTinが印可されるため、MSA13に損傷を与える可能性があった。
そこで、第二実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路17は、さらに次の構成を有することとした。すなわち、+5[V]の電源の電位を電圧降下させる抵抗17dと、エミッタフォロワ型のPNPトランジスタであるトランジスタ17eと、コンデンサ17fと、TAPD11からの電位V4[V]が非反転入力され、接地電源17iからの電位が反転入力されるオペアンプ17hと、オペアンプ17hの直後に配置される抵抗17gとを有する。
電源起動した状態で光入力が無い場合、TAPD11の出力は、0[A]になり、図6に示す電位V3を低下させ、トランジスタ17eのコレクタ電流I3を増加させる。このため、VOA12は、減衰量が大きい状態で待機する。このとき、光信号入力が入力断から復旧した場合に、図6に示す電位V4が上昇し、ある閾値以上に至ると、電流I3は流れなくなる。なお、電源投入時と同様の理由により、電流I3を急激にオフさせないように、電位V3に時定数を持たせ、徐々に減少させるようにすることが必要である。また、図6にしめす電位V4は、Vref2を超える値である必要がある。
次に、第二実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路によるVOA減衰量を説明する。図7は、第二実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路によるVOA減衰量を示す図である。
図7に示すように、光インターフェース装置若しくは光インターフェースユニットの電源をオン状態で、光入力パワー1[dBm]のPmaxへの立ち上がりの瞬間において、TAPD11の出力電位V4は、Vref2を超える値まで立ち上がる。
そして、図6に示すコンデンサ17fが徐々に蓄電されることから、図6に示す電位V3で示されるトランジスタ17eのベース電位は、徐々に+5[V]に至って定常状態となる。一方、電位V3の変化に伴って、トランジスタ17eのコレクタ出力である電流I3は、電源投入時に瞬間的に最大となり、以後徐々に減少していく。
また、MSA13のRxPOWMONの出力の電位は、電源投入時から徐々に上昇していく。これに伴い、図6に示すトランジスタ16cのエミッタ出力である電流I1の出力も、徐々に上昇していく。
図6に示すように、光入力断復旧時の瞬間的な光入力パワー1の最大入力を、VOA12へI3を入力させることによって、VOA減衰量を最大限にして、光入力パワー1を最大限に減衰させる。そして、光入力断復旧以降は、I3による光入力パワー1の減衰量は、徐々に低下してゆく。光入力断復旧以降、VOA12へI1を徐々に入力させていくことによって、I1による光入力パワー1の減衰制御へと徐々に移行させることとなる。
以上の第二実施形態の一例によれば、OPTin[dBm]は、光入力断復旧時から、0[dBm]から徐々に立ち上がってゆくようになるので、MSA13へのOPTin[dBm]入力パワーを、最大入力パワーから低減して、MSA13の損傷を回避することが可能になる。
以上の第二実施形態の一例によれば、光インターフェース装置10b若しくは光インターフェースユニット1bの電源が投入されている状態で、光信号断が復旧された場合に、最大出力の光信号(OPTin)がMSA13に入力されることによって、MSA13が損傷を被ることを回避することが可能になるという効果を奏する。
[第三実施形態の一例]
電源投入時にMSA13へのOPTin[dBm]入力パワーを、最大入力パワーから低減する構成及び機能と、光入力断復旧時にMSA13へのOPTin[dBm]入力パワーを、最大入力パワーから低減する構成及び機能は、それぞれ独立である。
従って、図8に示すように、第一実施例の一例にかかる構成及び第二実施例の一例にかかる構成を、同じ回路内に配置して接続すると、第三実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路18を構成することができる。
VOA最大減衰制御回路18は、電源投入時及び光入力断復旧時から、OPTin[dBm]が0[dBm]から徐々に立ち上がってゆくようになる。よって、いずれの場合でも、MSA13へのOPTin[dBm]入力パワーを、最大入力パワーから低減して、MSA13の損傷を回避することが可能になる。
以上の第三実施形態の一例によれば、光信号が最大の時に、光インターフェース装置10c若しくは光インターフェースユニット1cの電源が投入された場合、又は、光インターフェース装置10c若しくは光インターフェースユニット1cの電源が投入されている状態で、光信号断が復旧された場合に、最大出力の光信号(OPTin)がMSA13に入力されることによって、MSA13が損傷を被ることを回避することが可能になるという効果を奏する。
以上、実施形態の一例を説明したが、本発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施形態で実施されてもよいものである。また、実施形態に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上の、第一実施形態の一例〜第三実施形態の一例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)光信号受信部の前段に配置され、自装置への入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御する可変光減衰制御部と、
自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時において、前記可変減衰量が前記最大減衰量となるように前記可変光減衰制御部を制御する減衰量制御部と
を有することを特徴とする光信号受信装置。
(付記2)前記減衰量制御部は、自装置への電源投入後又は自装置への光信号入力断からの復旧後において、前記光信号受信部へ前記入力光信号が入力されると、前記可変減衰量を、漸次、前記最大減衰量から減少させ、前記入力光信号に基づく可変減衰量へと移行制御することを特徴とする付記1記載の光信号受信装置。
(付記3)自装置への光信号入力を監視する光信号入力監視部をさらに有し、
前記減衰量制御部は、前記光信号入力監視部によって自装置への光信号入力断からの復旧が検知されると、前記可変減衰量を、漸次、前記最大減衰量から減少させ、前記入力光信号に基づく可変減衰量へと移行制御することを特徴とする付記2記載の光信号受信装置。
(付記4)前記減衰量制御部は、
第一のPNPトランジスタと、
前記第一のPNPトランジスタのエミッタに接続されるエミッタ接地型電流源と、
前記第一のPNPトランジスタのベースと、接地との間に配置されるコンデンサと、
前記第一のPNPトランジスタのベースと、正極電源との間に配置される抵抗と
を含むことを特徴とする付記1、2又は3記載の光信号受信装置。
(付記5)前記減衰量制御部は、
第二のPNPトランジスタと、
前記第二のPNPトランジスタのエミッタに接続されるエミッタ接地型電流源と、
前記第二のPNPトランジスタのベースに接続されるベース抵抗と、
前記第二のPNPトランジスタのベース接続されるベース接地型電源と、
前記第二のPNPトランジスタのベースと、前記ベース接地型電源との間に配置されるコンデンサと、
前記光信号入力監視部によって監視される入力光信号を増幅させて、前記第二のPNPトランジスタのベース抵抗を介して、前記第二のPNPトランジスタのベースへ入力する増幅器と
を含むことを特徴とする付記2、3又は4記載の光信号受信装置。
(付記6)光信号受信ステップの前段におこなわれ、自装置への入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御する可変光減衰制御ステップと、
自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時において、前記可変減衰量が前記最大減衰量となるように制御する減衰量制御ステップと
を含むことを特徴とする光信号減衰制御方法。
(付記7)前記減衰量制御ステップは、自装置への電源投入後又は自装置への光信号入力断からの復旧後において、前記光信号受信ステップによって前記入力光信号が入力されると、前記可変減衰量を、漸次、前記最大減衰量から減少させ、前記入力光信号に基づく可変減衰量へと移行制御することを特徴とする付記6記載の光信号減衰制御方法。
(付記8)自装置への光信号入力を監視する光信号入力監視ステップをさらに含み、
前記減衰量制御ステップは、前記光信号入力監視ステップによって自装置への光信号入力断からの復旧が検知されると、前記可変減衰量を、漸次、前記最大減衰量から減少させ、前記入力光信号に基づく可変減衰量へと移行制御することを特徴とする付記7記載の光信号減衰制御方法。
(付記9)光信号受信部の前段に配置され、自装置への入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御する可変光減衰制御部と、
自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時において、前記可変減衰量が前記最大減衰量となるように前記可変光減衰制御部を制御する減衰量制御部と
を有することを特徴とする光信号減衰制御回路。
(付記10)前記減衰量制御部は、自装置への電源投入後又は自装置への光信号入力断からの復旧後において、前記光信号受信部へ前記入力光信号が入力されると、前記可変減衰量を、漸次、前記最大減衰量から減少させ、前記入力光信号に基づく可変減衰量へと移行制御することを特徴とする付記9記載の光信号減衰制御回路。
(付記11)自装置への光信号入力を監視する光信号入力監視部をさらに有し、
前記減衰量制御部は、前記光信号入力監視部によって自装置への光信号入力断からの復旧が検知されると、前記可変減衰量を、漸次、前記最大減衰量から減少させ、前記入力光信号に基づく可変減衰量へと移行制御することを特徴とする付記10記載の光信号減衰制御回路。
(付記12)前記減衰量制御部は、
第一のPNPトランジスタと、
前記第一のPNPトランジスタのエミッタに接続されるエミッタ接地型電流源と、
前記第一のPNPトランジスタのベースと、接地との間に配置されるコンデンサと、
前記第一のPNPトランジスタのベースと、正極電源との間に配置される抵抗と
を含むことを特徴とする付記9、10又は11記載の光信号減衰制御回路。
(付記13)前記減衰量制御部は、
第二のPNPトランジスタと、
前記第二のPNPトランジスタのエミッタに接続されるエミッタ接地型電流源と、
前記第二のPNPトランジスタのベースに接続されるベース抵抗と、
前記第二のPNPトランジスタのベースに接続されるベース接地型電源と、
前記第二のPNPトランジスタのベースと、前記ベース接地型電源との間に配置されるコンデンサと、
前記光信号入力監視部によって監視される入力光信号を増幅させて、前記ベース抵抗を介して、前記第二のPNPトランジスタのベースへ入力する増幅器と
を含むことを特徴とする付記11又は12記載の光信号減衰制御回路。
第一実施形態の一例にかかる光波長多重システムの構成を示すブロック図である。 第一実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路の構成を示すブロック図である。 VOAの構成を示すブロック図である。 第一実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路によるVOA減衰量を示す図である。 第二実施形態の一例にかかる光波長多重システムの構成を示すブロック図である。 第二実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路の構成を示すブロック図である。 第二実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路によるVOA減衰量を示す図である。 第三実施形態の一例にかかるVOA最大減衰制御回路の構成を示すブロック図である。 従来技術のVOA最大減衰量制御回路の構成を示すブロック図である。 従来技術のVOA最大減衰量制御回路の電源投入時動作を示す図である。 従来技術のVOA最大減衰量制御回路の光入力断からの復旧時動作を示す図である。 従来技術のVOA最大減衰量制御回路によるOPTinとRxPOWMONの関係を示す図である。 従来技術のVOA最大減衰量制御回路によるVOAの特性を示す図である。 従来技術のVOA最大減衰量制御回路による光入力パワー1とOPTinの関係を示す図である。
符号の説明
1a、2a、・・・、na 光インターフェースユニット
10a、10b、10c、10d 光インターフェース装置
11 TAPD
11a 抵抗
12a 抵抗
12b コイル
13 MSA
14 Framer and Digital Wrapper LSI
15 MSA
16 VOA最大減衰制御回路
16a オペアンプ
16b 接地電源
16c トランジスタ
16d 抵抗
16e トランジスタ
16f 抵抗
16g コンデンサ
17 VOA最大減衰制御回路
17d 抵抗
17e トランジスタ
17f コンデンサ
17g 抵抗
17h オペアンプ
17i 接地電源
18 VOA最大減衰制御回路
20 光波長多重分離装置
21 MUX
22 Post AMP
23 Pre AMP
24 DMUX

Claims (9)

  1. 光信号受信部の前段に配置され、入力される電流量に応じて、自装置への入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御する可変光減衰制御部と、
    前記入力光信号の電位と、所定の基準電位である所定の接地電源の反転入力とを比較し、いずれか大きい方である所定電位を出力する比較器と、
    ベースが前記比較器の出力端に接続され、コレクタが第1の電源に接続され、エミッタが前記可変光減衰制御部に接続され、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記比較器により入力される前記所定電位の逓昇に応じて電流量が0から逓増して所定の電流量で定常状態となる第1の電流を当該エミッタから前記可変光減衰制御部へ入力するNPNトランジスタと、
    エミッタが第2の電源との間に配置される抵抗に接続され、ベースが第3の電源及び接地されたコンデンサに接続され、コレクタが前記可変光減衰制御部に接続され、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記第3の電源による前記コンデンサの充電量の逓増に応じて電流量が所定の最大値から逓減して定常状態で0となる第2の電流を当該コレクタから前記可変光減衰制御部へ入力するPNPトランジスタと
    を有することを特徴とする光信号受信装置。
  2. 光信号受信部の前段に配置され、入力される電流量に応じて、自装置への入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御する可変光減衰制御部と、
    前記入力光信号の電位と、第1の基準電位である第1の接地電源の反転入力とを比較し、いずれか大きい方である第1の電位を出力する第1の比較器と、
    ベースが前記第1の比較器の出力端に接続され、コレクタが第1の電源に接続され、エミッタが前記可変光減衰制御部に接続され、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記第1の電位の逓昇に応じて電流量が0から逓増して所定の電流量で定常状態となる第1の電流を当該エミッタから前記可変光減衰制御部へ入力するNPNトランジスタと、
    前記入力光信号の電位と、第2の基準電位である第2の接地電源の反転入力とを比較し、いずれか大きい方である第2の電位を出力する第2の比較器と、
    エミッタが第2の電源との間に配置される第1の抵抗に接続され、ベースが第3の電源との間に配置されるコンデンサ及び前記第2の比較器の出力端との間に配置される第2の抵抗に接続され、コレクタが前記可変光減衰制御部に接続され、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記第3の電源による前記コンデンサの充電量の逓増に応じて電流量が所定の最大値から逓減して定常状態で0となる第2の電流を当該コレクタから前記可変光減衰制御部へ入力するPNPトランジスタと
    を有することを特徴とする光信号受信装置。
  3. 前記可変光減衰制御部は、自装置への電源投入後又は自装置への光信号入力断からの復旧後において、前記光信号受信部へ前記入力光信号が入力されると、当該可変光減衰制御部へ入力される電流量に応じて、前記可変減衰量を、漸次、前記最大減衰量から減少させ、前記入力光信号に基づく可変減衰量へと移行制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光信号受信装置。
  4. 前記光信号入力を監視する光信号入力監視部
    をさらに有し、
    前記可変光減衰制御部は、前記光信号入力監視部によって自装置への光信号入力断からの復旧が検知されると、当該可変光減衰制御部へ入力される電流量に応じて、前記可変減衰量を、漸次、前記最大減衰量から減少させ、前記入力光信号に基づく可変減衰量へと移行制御する
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の光信号受信装置。
  5. 光信号受信装置がおこなう光信号減衰制御方法であって、
    比較器が、光信号受信部の前段で受信した入力光信号の電位と、所定の基準電位である所定の接地電源の反転入力とを比較し、いずれか大きい方である所定電位をNPNトランジスタのベースへ入力する電位入力ステップと、
    第1の電源が、当該第1の電源の出力を前記NPNトランジスタのコレクタへ入力する第1の電源入力ステップと、
    前記NPNトランジスタが、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記電位入力ステップにより入力される前記所定電位の逓昇に応じて電流量が0から逓増して所定の電流量で定常状態となる第1の電流を当該NPNトランジスタのエミッタから可変光減衰制御部へ入力する第1の電流入力ステップと、
    第2の電源が、当該第2の電源の出力を抵抗を介してPNPトランジスタのエミッタへ入力する第2の電源入力ステップと、
    第3の電源及び接地されたコンデンサが、当該第3の電源及び当該コンデンサの出力を前記PNPトランジスタのベースへ入力する第3の電源入力ステップと、
    前記PNPトランジスタが、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記第3の電源による前記コンデンサの充電量の逓増に応じて電流量が所定の最大値から逓減して定常状態で0となる第2の電流を当該PNPトランジスタのコレクタから前記可変光減衰制御部へ入力する第2の電流入力ステップと、
    前記可変光減衰制御部が、入力された電流量に応じて、前記入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御する可変光減衰制御ステップと
    を含むことを特徴とする光信号減衰制御方法。
  6. 光信号受信装置がおこなう光信号減衰制御方法であって、
    第1の比較器が、光信号受信部の前段で受信した入力光信号の電位と、第1の基準電位である第1の接地電源の反転入力とを比較し、いずれか大きい方である第1の電位をNPNトランジスタのベースへ入力する第1の電位入力ステップと、
    第1の電源が、当該第1の電源の出力を前記NPNトランジスタのコレクタへ入力する第1の電源入力ステップと、
    前記NPNトランジスタが、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記第1の電位入力ステップにより入力される前記第1の電位の逓昇に応じて電流量が0から逓増して所定の電流量で定常状態となる第1の電流を当該NPNトランジスタのエミッタから可変光減衰制御部へ入力する第1の電流入力ステップと、
    第2の電源が、当該第2の電源の出力を第1の抵抗を介してPNPトランジスタのエミッタへ入力する第2の電源入力ステップと、
    第3の電源が、当該第3の電源の出力をコンデンサを介して前記PNPトランジスタのベースへ入力する第3の電源入力ステップと、
    第2の比較器が、前記光信号入力を監視し、前記光信号入力の電位を出力する光信号入力監視部により出力される前記入力光信号の電位と、第2の基準電位である第2の接地電源の反転入力とを比較し、いずれか大きい方である第2の電位を第2の抵抗を介して前記PNPトランジスタのベースへ入力する第2の電位入力ステップと、
    前記PNPトランジスタが、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記第3の電源による前記コンデンサの充電量の逓増に応じて電流量が所定の最大値から逓減して定常状態で0となる第2の電流を当該PNPトランジスタのコレクタから前記可変光減衰制御部へ入力する第2の電流入力ステップと、
    前記可変光減衰制御部が、入力される電流量に応じて、前記入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御する可変光減衰制御ステップと
    を含むことを特徴とする光信号減衰制御方法。
  7. 光信号受信部の前段に配置され、入力される電流量に応じて、自装置への入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御する可変光減衰制御部と、
    前記入力光信号の電位と、所定の基準電位である所定の接地電源の反転入力とを比較し、いずれか大きい方である所定電位を出力する比較器と、
    ベースが前記比較器の出力端に接続され、コレクタが第1の電源に接続され、エミッタが前記可変光減衰制御部に接続され、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記所定電位の逓昇に応じて電流量が0から逓増して所定の電流量で定常状態となる第1の電流を当該エミッタから前記可変光減衰制御部へ入力するNPNトランジスタと、
    エミッタが第2の電源との間に配置される抵抗に接続され、ベースが第3の電源及び接地されたコンデンサに接続され、コレクタが前記可変光減衰制御部に接続され、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記第3の電源による前記コンデンサの充電量の逓増に応じて電流量が所定の最大値から逓減して定常状態で0となる第2の電流を当該コレクタから前記可変光減衰制御部へ入力するPNPトランジスタと
    を有することを特徴とする光信号減衰制御回路。
  8. 光信号受信部の前段に配置され、入力される電流量に応じて、自装置への入力光信号の信号レベルを、予め定められた最大減衰量を上限とする可変減衰量だけ減衰制御する可変光減衰制御部と、
    前記入力光信号の電位と、第1の基準電位である第1の接地電源の反転入力とを比較し、いずれか大きい方である第1の電位を出力する第1の比較器と、
    ベースが前記第1の比較器の出力端に接続され、コレクタが第1の電源に接続され、エミッタが前記可変光減衰制御部に接続され、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記第1の電位の逓昇に応じて電流量が0から逓増して所定の電流量で定常状態となる第1の電流を当該エミッタから前記可変光減衰制御部へ入力するNPNトランジスタと、
    前記光信号入力を監視し、前記光信号入力の電位を出力する光信号入力監視部により出力される前記入力光信号の電位と、第2の基準電位である第2の接地電源の反転入力とを比較し、いずれか大きい方である第2の電位を出力する第2の比較器と、
    エミッタが第2の電源との間に配置される第1の抵抗に接続され、ベースが第3の電源との間に配置されるコンデンサ及び前記第2の比較器の出力端との間に配置される第2の抵抗に接続され、コレクタが前記可変光減衰制御部に接続され、自装置への電源投入時又は自装置への入力光信号断復旧時を始点として、前記第3の電源による前記コンデンサの充電量の逓増に応じて電流量が所定の最大値から逓減して定常状態で0となる第2の電流を当該コレクタから前記可変光減衰制御部へ入力するPNPトランジスタと
    を有することを特徴とする光信号減衰制御回路。
  9. 前記可変光減衰制御部は、自装置への電源投入後又は自装置への光信号入力断からの復旧後において、前記光信号受信部へ前記入力光信号が入力されると、当該可変光減衰制御部へ入力される電流量に応じて、前記可変減衰量を、漸次、前記最大減衰量から減少させ、前記入力光信号に基づく可変減衰量へと移行制御する
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の光信号減衰制御回路。
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