JP2004023295A - 波長多重光送信装置 - Google Patents

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大浦 崇靖
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Abstract

【課題】光出力遮断デバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制する。
【解決手段】電源が投入されると、光出力可変制御部4を光出力制御信号で制御して、光出力可変制御範囲の最小値に変調光をレベル調整するとともに、波長引込み完了信号が通知されると、光出力可変制御部4を光出力制御信号で制御して、光出力可変制御範囲の所望の値に変調光をレベル調整する立上げ順序制御部5と、連続光の波長をモニタし、モニタした波長が割当て波長帯域内に引込まれるように、ATC回路2を制御するとともに、モニタした波長が割当て波長帯域内に引込まれると、立上げ順序制御部5へ波長引込み完了信号を通知する波長監視制御部6とを備える。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、波長多重(WDM)するための光主信号を送信する波長多重光送信装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
波長多重光伝送システムでは、チャンネル毎に異なる波長の光主信号が重畳される。使用できる全波長帯域はデバイス性能の観点から制限があるため、光主信号の数を多くして伝送容量を大きくするためには、光主信号の波長間隔をできるだけ小さくすることが必要となる。ところが、波長間隔を小さくしてくと、あるチャンネルの連続光の波長が不安定になった場合に、他の波長チャンネルに対してクロストークによる悪影響が生じる。
【0003】
図9は従来の波長多重光送信装置の構成を示す図である。
図9において、101はLD(レーザダイオード)、102はATC回路(自動温度制御回路)、103は光変調器、104は光出力可変制御部である。
【0004】
次に動作について説明する。
あるチャンネルに割当てられた波長帯域の連続光がLD101から出力すると、この連続光は、電気主信号に応じて光変調器103で変調された後、光出力可変制御部104でレベル調整され、光主信号として出力する。ATC回路102はLD101の素子温度を制御して連続光の波長を設定波長に安定化させる働きをしている。つまり、次の図10に示すように、LD101から出力する連続光の波長はLD101の素子温度に依存するので、ATC回路102を設けている。
【0005】
図10はLD101における連続光の波長と素子温度との関係を示す図であり、横軸はLD101の素子温度、縦軸は連続光の波長である。
図10から分かるように、電源投入時には、ある設定波長に相当する温度に素子温度が到達するまで、LD101から出力する連続光の波長はそのチャンネルに割当てられた波長帯域から外れている。したがって、図9の波長多重光送信装置は、電源投入時に連続光の波長が不安定となって、冒頭で述べた通り、他のチャンネルへ悪影響を与えてしまうことになる。
【0006】
この問題を解決するために、特開平11−340919号公報に開示された波長多重光送信装置には、電源供給のON/OFFに関する電源アラームおよび波長アラームのいずれか一方を受けたときに光出力を遮断するデバイスが設けられている。しかしながら、この従来の波長多重光送信装置の場合、光出力を遮断するだけのために、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることは構成的・コスト的に不利である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の波長多重光送信装置は以上のように構成されているので、電源投入時に、ある設定波長に相当する温度にLDの素子温度が到達するまで、他のチャンネルに対してクロストークが生じてしまうという課題があった。
【0008】
また、従来の波長多重光送信装置は、光出力を遮断するだけのために、光出力遮断用のデバイスを新たに必要とするため、構成的・コスト的に不利になってしまうと言う課題があった。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制可能な波長多重光送信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る波長多重光送信装置は、電源が投入されると、光出力可変制御手段を制御して、光出力可変制御範囲の最小値に変調光をレベル調整するとともに、波長引込み完了信号が通知されると、光出力可変制御手段を制御して、光出力可変制御範囲の所望の値に変調光をレベル調整する立上げ順序制御手段と、連続光の波長をモニタし、モニタした波長が割当て波長帯域内に引込まれるように、自動温度制御手段を制御するとともに、モニタした波長が割当て波長帯域内に引込まれると、立上げ順序制御手段へ波長引込み完了信号を通知する波長監視制御手段とを備えるようにしたものである。
【0011】
この発明に係る波長多重光送信装置は、電源が投入されると、光変調手段に対する電気主信号をOFFに切り替えるとともに、立上げ順序制御手段へ波長引込み完了信号が通知されると、光変調手段に対する電気主信号をONに切り替える主信号ON/OFF制御手段と、電源が投入されると、光変調手段を最大消光状態に切り替えるとともに、立上げ順序制御手段へ波長引込み完了信号が通知されると、光変調手段をノーマル状態に切り替える変調手段バイアス制御手段とを備えるようにしたものである。
【0012】
この発明に係る波長多重光送信装置は、レーザ手段の後方から出力される連続光の波長を波長監視制御手段がモニタするようにしたものである。
【0013】
この発明に係る波長多重光送信装置は、レーザ手段の前方から光変調手段へ出力される連続光を光変調手段と波長監視制御手段とへ分岐する光分岐手段を備え、光分岐手段で分岐された連続光の波長を波長監視制御手段がモニタするようにしたものである。
【0014】
この発明に係る波長多重光送信装置は、自動温度制御手段の設定温度とレーザ手段の素子温度との誤差を波長監視制御手段がモニタして、モニタした波長の割当て波長帯域内に対する引込みを波長監視制御手段が推定するようにしたものである。
【0015】
この発明に係る波長多重光送信装置は、変調光に利得を与え、光主信号として出力する光増幅手段と、光増幅手段に励起光を与えて利得を発生させる励起レーザ手段と、励起レーザ手段に励起電流を与えて励起光を発生させ、電源が投入されると、励起電流を最小値に制御するとともに、連続光の波長が割当ての波長帯域内に引き込まれると、光増幅手段から所望の値の光主信号が出力されるように、励起電流を制御するレーザ電流制御手段とから光出力可変制御手段が構成されるようにしたものである。
【0016】
この発明に係る波長多重光送信装置は、変調光に光減衰量を与え、光主信号として出力する光可変減衰手段と、電源が投入されると、光減衰量を最大値に制御するとともに、連続光の波長が割当ての波長帯域内に引き込まれると、光可変減衰手段から所望の値の光主信号が出力されるように、光減衰量を制御する減衰量制御手段とから光出力可変制御手段が構成されるようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による波長多重光送信装置の構成を示す図である。
図1において、1はLD(レーザダイオード;レーザ手段)、2はATC回路(自動温度制御回路、自動温度制御手段)、3は光変調器(光変調手段)、4は光出力可変制御部(光出力可変制御手段)である。また、図1において、5,6はそれぞれ立上げ順序制御部(立上げ順序制御手段)、波長監視制御部(波長監視制御手段)である。
【0018】
次に動作について説明する。
電源を投入すると、まず、立上げ順序制御部5は、光出力制御信号を光出力可変制御部4へ通知して、光出力可変制御部4の光出力可変制御範囲を最小値に制御する。
【0019】
LD1は前方および後方から連続光を出力している。LD1の前方から出力した連続光は、電気主信号に応じて光変調器3で変調されて変調光となり、光変調器3から光出力可変制御部4へ入力する。前述したように、このときの光出力可変制御部4の光出力可変制御範囲は最小値に制御されているので、光出力可変制御部4から出力する光主信号は最小レベルになり、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを十分に抑制できる。
【0020】
一方、LD1の後方から出力した連続光は、波長監視制御部6へ入力される。波長監視制御部6は、LD1から出力する連続光の波長をモニタし、モニタした波長と設定波長との誤差が小さくなるように、ATC回路2の設定温度を制御する。
【0021】
そして、波長監視制御部6は、モニタした波長が割当ての波長帯域内に引込まれたときに、立上げ順序制御部5に対して波長引込み完了信号を通知する。波長引込み完了信号が通知された立上げ順序制御部5は、光出力可変制御部4に対する光出力制御信号を解除し、光出力可変制御部4の光出力可変制御範囲を適切な値に制御する。つまり、このときの光出力可変制御部4の光減衰量は適当な値に調整され、光出力可変制御部4へ入力した変調光は所望の値の光主信号となって出力する。
【0022】
このように、図1の波長多重光送信装置では、立上げ順序制御部5,波長監視制御部6によって光出力可変制御部4の光出力可変制御範囲を調整し、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制している。光出力可変制御部4を使って光を遮断しているので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、クロストークの抑制を可能にしている。
【0023】
以上のように、この実施の形態1によれば、電源が投入されると、光出力可変制御部4を光出力制御信号で制御して、光出力可変制御範囲の最小値に変調光をレベル調整するとともに、波長引込み完了信号が通知されると、光出力可変制御部4を光出力制御信号で制御して、光出力可変制御範囲の所望の値に変調光をレベル調整する立上げ順序制御部5と、連続光の波長をモニタし、モニタした波長が割当て波長帯域内に引込まれるように、ATC回路2を制御するとともに、モニタした波長が割当て波長帯域内に引込まれると、立上げ順序制御部5へ波長引込み完了信号を通知する波長監視制御部6とを備えるようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0024】
また、この実施の形態1によれば、LD1の後方から出力される連続光の波長を波長監視制御部6がモニタするようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0025】
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2による波長多重光送信装置の構成を示す図である。図1と同一符号は同一または相当する構成要素を表している。
図2において、7は光分岐部(光分岐手段)であり、LD1の前方から出力した連続光を光変調器3と波長監視制御部6とへ分岐している。
【0026】
図2の波長多重光送信装置は、LD1前方から光変調器3へ向かう連続光を光分岐部7で分岐して、波長監視制御部6でLD1の連続光の波長をモニタしている点が図1の場合と異なっている。その他の各構成要素の動作は実施の形態1と同様である。このように、LD1後方からの連続光の代わりに、LD1前方からの連続光を使って波長をモニタしても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0027】
以上のように、この実施の形態2によれば、LD1の前方から光変調器3へ出力される連続光を光変調器3と波長監視制御部6とへ分岐する光分岐部7を備え、光分岐部7で分岐された連続光の波長を波長監視制御部6がモニタするようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0028】
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3による波長多重光送信装置の構成を示す図である。図1と同一符号は同一または相当する構成要素を表している。
図3において、8はLD温度制御誤差監視部(波長監視制御手段)であり、設定波長に相当するATC回路2の設定温度とLD1の素子温度との誤差をモニタするもので、図1の波長監視制御部6の代わりに設けられている。
【0029】
図3では、設定波長に相当するATC回路2の設定温度とLD1の素子温度との誤差をLD温度制御誤差監視部8でモニタすることにより、LD1の連続光の波長を間接的にモニタしている。そして、この設定温度と素子温度との誤差が割当ての波長帯域内相当となったときに、立上げ順序制御部5へ波長引込み完了信号を通知する点が図1の場合と異なっている。その他の各構成要素の動作は実施の形態1と同様である。このように、波長監視制御部6でLD1の波長を直接モニタする代わりに、ATC回路2の設定温度とLD1の素子温度との誤差をモニタしても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0030】
以上のように、この実施の形態3によれば、ATC回路2の設定温度とLD1の素子温度との誤差をLD温度制御誤差監視部8がモニタして、モニタした波長の割当て波長帯域内に対する引込みをLD温度制御誤差監視部8が推定して立上げ順序制御部5へ波長引込み完了信号を通知するようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0031】
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4による波長多重光送信装置の構成を示す図である。図1と同一符号は同一または相当する構成要素を表している。
図4において、9は主信号ON/OFF制御部(主信号ON/OFF制御手段)、10は変調器バイアス制御部(変調手段バイアス制御手段)である。
【0032】
実施の形態1において、光出力可変制御部4の光出力可変制御範囲が狭く、光出力可変制御部4の最小出力が他の波長チャンネルに対してまだ影響を与える場合には、以下に示すように、光変調器3のバイアス制御と電気主信号のON/OFF制御とを行い、光出力可変制御部4出力の最小値を補助的に下げることで、他の波長チャンネルへの影響を抑止しているのが、この実施の形態4の特徴である。
【0033】
次に動作について説明する。
電源を投入すると、まず、立上げ順序制御部5は、光出力制御信号を光出力可変制御部4へ通知して、光出力可変制御部4の光出力可変制御範囲を最小値に制御する。同時に、立上げ順序制御部5は、電気主信号をOFFにするように主信号ON/OFF制御部9を制御し、光変調器3を最大消光状態にする最大消光バイアス電圧を光変調器3へ与えるように変調器バイアス制御部10を制御する。
【0034】
LD1は前方および後方から連続光を出力している。LD1の前方から出力した連続光は光変調器3へ入力される。このとき、主信号ON/OFF制御部9からの変調ON/OFF制御信号により電気主信号はOFFに切り替わっており、同時に、変調器バイアス制御部10からの変調器バイアス切替え制御信号により光変調器3は最大消光バイアス電圧になっているため、実施の形態1と比較して、光出力可変制御部4へ入力される光のレベルをさらに抑えることができる。このため、他のチャンネルに悪影響を与えないレベルまで、光出力可変制御部4の光出力を下げることが可能となっている。
【0035】
一方、LD1の後方から出力した連続光は、波長監視制御部6へ入力される。波長監視制御部6は、LD1から出力する連続光の波長をモニタし、モニタした波長と設定波長との誤差が小さくなるように、ATC回路2の設定温度を制御する。
【0036】
そして、波長監視制御部6は、モニタした波長が割当ての波長帯域内に引込まれたときに、立上げ順序制御部5に対して波長引込み完了信号を通知する。波長引込み完了信号が通知された立上げ順序制御部5は、まず光出力可変制御部4に対する光出力制御信号を解除し、光出力可変制御部4の光出力可変制御範囲を所望の値に制御する。
【0037】
同時に、立上げ順序制御部5は、変調器バイアス制御部10に対して変調器バイアス切替え制御信号を通知し、光変調器3に与える変調器バイアス電圧を最大消光バイアス電圧(最大消光状態)からノーマルバイアス電圧(通常動作時の電圧、ノーマル状態)に切替えるように、変調器バイアス制御部10を制御する。変調器バイアス電圧がノーマルバイアス電圧に切替えられると、立上げ順序制御部5は、主信号ON/OFF制御部9に対して変調ON/OFF制御信号を通知し、電気主信号をONに切り換えるように主信号ON/OFF制御部9を制御する。その後、光出力可変制御部4は設定された光出力レベルにまで光出力を調整し立上げ制御を完了する。
【0038】
以上のように、この実施の形態4によれば、電源が投入されると、光変調器3に対する電気主信号をOFFに切り替えるとともに、立上げ順序制御部5へ波長引き込み完了信号が通知されると、立上げ順序制御部5からの変調ON/OFF制御信号によって、光変調器3に対する電気主信号をONに切り替える主信号ON/OFF制御部9と、電源が投入されると、光変調器3を最大消光バイアス電圧に切り替えるとともに、立上げ順序制御部5へ波長引き込み完了信号が通知されると、立上げ順序制御部5からの変調器バイアス切替え制御信号によって、光変調器3をノーマルバイアス電圧に切り替える変調器バイアス制御部10とを備えるようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークをさらに抑制できるという効果が得られる。
【0039】
実施の形態5.
図5はこの発明の実施の形態5による波長多重光送信装置の構成を示す図である。図1,図2および図4と同一符号は同一または相当する構成要素を表している。
電源立上げ後の制御方法は実施の形態4と同じであるが、LD1の前方出力を分岐して波長監視・制御を行っている点で構成が異なる。
【0040】
図5の波長多重光送信装置は、実施の形態2と実施の形態4とを組み合わせたものであり、LD1前方から光変調器3へ向かう連続光を光分岐部7で分岐して、波長監視制御部6でLD1の連続光の波長をモニタしている。その他の各構成要素の動作は実施の形態2,4と同様である。このように、LD1後方からの連続光の代わりに、LD1後方からの連続光を使って波長をモニタしても、実施の形態4と同様の効果が得られる。
【0041】
実施の形態6.
図6はこの発明の実施の形態6による波長多重光送信装置の構成を示す図である。図1,図3および図4と同一符号は同一または相当する構成要素を表している。
【0042】
図6の波長多重光送信装置は、実施の形態3と実施の形態4とを組み合わせたものであり、電源投入後の制御方法は同じであるが、LD1の連続光の波長を直接監視制御する代わりに、設定波長に相当するATC回路2の設定温度とLD1の素子温度のモニタ値との誤差をLD温度制御誤差監視部8で監視することにより波長を間接的に監視し、誤差の値が割当ての波長帯域内相当となったときに、立上げ順序制御部5から光出力可変制御部4へ光出力制御信号の解除を通知する点が異なっている。このようにしても、実施の形態4と同様の効果が得られる。
【0043】
実施の形態7.
最後に、光出力可変制御部4の構成について説明する。
図7は光出力可変制御部4の第1構成例を示す図である。
図7の光出力可変制御部4において、41は例えばエルビウムを使った希土類添加光ファイバのEDF(光増幅手段、光カプラやアイソレータなどの図示は省略)、42はEDF41を励起光によって励起して利得を発生させる励起LD(励起レーザ手段)、43は励起光を出力させるための励起電流を励起LD42に与えるLD電流制御部(レーザ電流制御手段)である。
【0044】
電源投入時には、LD電流制御部43が励起LD42の電流値を最小に制御する。したがって、このとき、不図示の光変調器3からEDF41へ入力した変調光はほとんど増幅されなくなるので、他のチャンネルに対する影響を抑制できる。そして、不図示の立上げ順序制御部5からLD電流制御部43へ光出力制御信号の解除が通知されると、設定された光出力レベルになるように、励起LD42の電流値をLD電流制御部43が制御し、EDF41を通過する変調光に利得が与えられる。
【0045】
図8は光出力可変制御部4の第2構成例を示す図である。
図8の光出力可変制御部4において、44は電気信号によって光減衰量が調整される光可変減衰器(光可変減衰手段)、45は光可変減衰器44の光減衰量を電気信号によって制御する減衰量制御部(減衰量制御手段)である。
【0046】
電源投入時には、減衰量制御部45が光可変減衰器44の光減衰量を最大に制御する。したがって、不図示の光変調器3から光可変減衰器44へ入力した変調光は光可変減衰器44で大きく減衰するので、他のチャンネルに対する影響を抑制できる。そして、不図示の立上げ順序制御部5から減衰量制御部45へ光出力制御信号の解除が通知されると、設定された光出力レベルになるように、光可変減衰器44への光減衰量を減衰量制御部45が所望の値に制御する。
【0047】
以上のように、この実施の形態7によれば、変調光に利得を与え、光主信号として出力するEDF41と、EDF41に励起光を与えて利得を発生させる励起LD42と、励起LD42に励起電流を与えて励起光を発生させ、電源が投入されると、励起電流を最小値に制御するとともに、連続光の波長が割当ての波長帯域内に引き込まれて光出力制御信号が通知されると、EDF41から所望の値の光主信号が出力されるように、励起電流を制御するLD電流制御部43とから光出力可変制御部4が構成されるようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0048】
また、この実施の形態7によれば、変調光に光減衰量を与え、光主信号として出力する光可変減衰器44と、電源が投入されると、光減衰量を最大値に制御するとともに、連続光の波長が割当ての波長帯域内に引き込まれて光出力制御信号が通知されると、光可変減衰器44から所望の値の光主信号が出力されるように、光減衰量を制御する減衰量制御部45とから光出力可変制御部4が構成されるようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、電源が投入されると、光出力可変制御手段を制御して、光出力可変制御範囲の最小値に変調光をレベル調整するとともに、波長引込み完了信号が通知されると、光出力可変制御手段を制御して、光出力可変制御範囲の所望の値に変調光をレベル調整する立上げ順序制御手段と、連続光の波長をモニタし、モニタした波長が割当て波長帯域内に引込まれるように、自動温度制御手段を制御するとともに、モニタした波長が割当て波長帯域内に引込まれると、立上げ順序制御手段へ波長引込み完了信号を通知する波長監視制御手段とを備えるようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0050】
この発明によれば、電源が投入されると、光変調手段に対する電気主信号をOFFに切り替えるとともに、立上げ順序制御手段へ波長引込み完了信号が通知されると、光変調手段に対する電気主信号をONに切り替える主信号ON/OFF制御手段と、電源が投入されると、光変調手段を最大消光状態に切り替えるとともに、立上げ順序制御手段へ波長引込み完了信号が通知されると、光変調手段をノーマル状態に切り替える変調手段バイアス制御手段とを備えるようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークをさらに抑制できるという効果が得られる。
【0051】
この発明によれば、レーザ手段の後方から出力される連続光の波長を波長監視制御手段がモニタするようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0052】
この発明によれば、レーザ手段の前方から光変調手段へ出力される連続光を光変調手段と波長監視制御手段とへ分岐する光分岐手段を備え、光分岐手段で分岐された連続光の波長を波長監視制御手段がモニタするようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0053】
この発明によれば、自動温度制御手段の設定温度とレーザ手段の素子温度との誤差を波長監視制御手段がモニタして、モニタした波長の割当て波長帯域内に対する引込みを波長監視制御手段が推定するようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0054】
この発明によれば、変調光に利得を与え、光主信号として出力する光増幅手段と、光増幅手段に励起光を与えて利得を発生させる励起レーザ手段と、励起レーザ手段に励起電流を与えて励起光を発生させ、電源が投入されると、励起電流を最小値に制御するとともに、連続光の波長が割当ての波長帯域内に引き込まれると、光増幅手段から所望の値の光主信号が出力されるように、励起電流を制御するレーザ電流制御手段とから光出力可変制御手段が構成されるようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【0055】
この発明によれば、変調光に光減衰量を与え、光主信号として出力する光可変減衰手段と、電源が投入されると、光減衰量を最大値に制御するとともに、連続光の波長が割当ての波長帯域内に引き込まれると、光可変減衰手段から所望の値の光主信号が出力されるように、光減衰量を制御する減衰量制御手段とから光出力可変制御手段が構成されるようにしたので、光出力遮断用のデバイスを新たに設けることなく、電源投入時に生じる他のチャンネルへのクロストークを抑制できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による波長多重光送信装置の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態2による波長多重光送信装置の構成を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態3による波長多重光送信装置の構成を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態4による波長多重光送信装置の構成を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態5による波長多重光送信装置の構成を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態6による波長多重光送信装置の構成を示す図である。
【図7】光出力可変制御部の第1構成例を示す図である。
【図8】光出力可変制御部の第2構成例を示す図である。
【図9】従来の波長多重光送信装置の構成を示す図である。
【図10】LDにおける連続光の波長と素子温度との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 LD(レーザダイオード;レーザ手段)、2 ATC回路(自動温度制御回路、自動温度制御手段)、3 光変調器(光変調手段)、4 光出力可変制御部(光出力可変制御手段)、5 立上げ順序制御部(立上げ順序制御手段)、6波長監視制御部(波長監視制御手段)、7 光分岐部(光分岐手段)、8 LD温度制御誤差監視部(波長監視制御手段)、9 主信号ON/OFF制御部(主信号ON/OFF制御手段)、10 変調器バイアス制御部(変調手段バイアス制御手段)、41 EDF(光増幅手段)、42 励起LD(励起レーザ手段)、43 LD電流制御部(レーザ電流制御手段)、44 光可変減衰器(光可変減衰手段)、45 減衰量制御部(減衰量制御手段)。

Claims (7)

  1. 連続光を出力するレーザ手段と、上記レーザ手段の素子温度を設定温度に制御して、割当て波長帯域内に上記連続光の波長を安定化させる自動温度制御手段と、電気主信号に応じて上記レーザ手段からの連続光を変調し、変調光として出力する光変調手段と、上記光変調手段からの変調光を光出力可変制御範囲内でレベル調整し、光主信号として出力する光出力可変制御手段とを備えた波長多重光送信装置において、
    電源が投入されると、上記光出力可変制御手段を制御して、上記光出力可変制御範囲の最小値に変調光をレベル調整するとともに、波長引込み完了信号が通知されると、上記光出力可変制御手段を制御して、上記光出力可変制御範囲の所望の値に変調光をレベル調整する立上げ順序制御手段と、
    上記連続光の波長をモニタし、上記モニタした波長が上記割当て波長帯域内に引込まれるように、上記自動温度制御手段を制御するとともに、上記モニタした波長が上記割当て波長帯域内に引込まれると、上記立上げ順序制御手段へ上記波長引込み完了信号を通知する波長監視制御手段とを備えることを特徴とする波長多重光送信装置。
  2. 電源が投入されると、光変調手段に対する電気主信号をOFFに切り替えるとともに、立上げ順序制御手段へ波長引込み完了信号が通知されると、上記光変調手段に対する上記電気主信号をONに切り替える主信号ON/OFF制御手段と、
    上記電源が投入されると、光変調手段を最大消光状態に切り替えるとともに、立上げ順序制御手段へ波長引込み完了信号が通知されると、上記光変調手段をノーマル状態に切り替える変調手段バイアス制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の波長多重光送信装置。
  3. 波長監視制御手段は、
    レーザ手段の後方から出力される連続光の波長をモニタすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の波長多重光送信装置。
  4. レーザ手段の前方から光変調手段へ出力される連続光を上記光変調手段と波長監視制御手段とへ分岐する光分岐手段を備え、
    上記波長監視制御手段は、
    上記光分岐手段で分岐された連続光の波長をモニタすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の波長多重光送信装置。
  5. 波長監視制御手段は、
    自動温度制御手段の設定温度とレーザ手段の素子温度との誤差をモニタして、モニタした波長の割当て波長帯域内に対する引込みを推定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の波長多重光送信装置。
  6. 光出力可変制御手段は、
    変調光に利得を与え、光主信号として出力する光増幅手段と、
    上記光増幅手段に励起光を与えて上記利得を発生させる励起レーザ手段と、
    上記励起レーザ手段に励起電流を与えて上記励起光を発生させ、電源が投入されると、上記励起電流を最小値に制御するとともに、連続光の波長が割当ての波長帯域内に引き込まれると、上記光増幅手段から所望の値の光主信号が出力されるように、上記励起電流を制御するレーザ電流制御手段とから構成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の波長多重光送信装置。
  7. 光出力可変制御手段は、
    変調光に光減衰量を与え、光主信号として出力する光可変減衰手段と、
    電源が投入されると、上記光減衰量を最大値に制御するとともに、連続光の波長が割当ての波長帯域内に引き込まれると、上記光可変減衰手段から所望の値の光主信号が出力されるように、上記光減衰量を制御する減衰量制御手段とから構成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の波長多重光送信装置。
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