JP5115836B2 - 車両用艤装部品の係止構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用艤装部品の係止構造に関し、さらに詳しくは、複数の艤装部品を車体側の限られた取付け部位に係止するのに適した係止構造に係わるものである。
自動車等の車両のボディ外表面や車室内表面には、必要とされる外観や表面形状、機能を得る目的でガーニッシュやトリム等、種々の内外装品、すなわち艤装部品が装着されている。例えば、ボディ外表面には、ラジエータグリル、ヘッドランプやテールランプ周辺のガーニッシュなど、車室内には、インストルメントパネルやドアなどにトリムやガーニッシュが装着される。これらの艤装部品は、所望する形状や強度、質感が比較的安価で得られる樹脂成形品で構成される場合が多く、その取付けには、樹脂材の弾性を利用した係止構造が併用される場合が多い。
特許文献1では、車体前部に配設されるバンパーフェイシア(取付部位)に樹脂製のラジエータグリル(艤装部品)を取付けるに際して、艤装部品を取付部位に対して車両前後方向に位置決めする第1係合部と、艤装部品を取付部位に係止する第2係合部とを、車幅方向に異なる位置に配設し、第1係合部で車両前後方向の位置決めを行った後に、各部材の撓みを利用して第2係合部を係合させるようにしている。このような係止構造は、ネジなどの螺合部材による最終的な固定に先立つ仮止めの機能を有し、本固定時の締結作業を容易にするとともに、本固定の後には、当該係止部分のずれを阻止し、合わせ部の外観を良好に維持する補助的な固定機能を有する。
ところで、ラジエータグリルは、エンジンルーム内へ外気を導入させつつ、エンジンルーム内への異物の侵入を阻止するために、小領域に分割された開口が全面的に設けられており、図1には、順傾斜を有するハニカムルーバー状のラジエータグリルが例示されている。このようなラジエータグリルは、順傾斜のために下側ではラジエータ側との間隔が大きくなり、その空間によって、ラジエータグリルを通してエンジンルーム内が見通せてしまう問題がある。
そこで、このようなラジエータグリルの裏面側の周囲に、気流をラジエータに案内する整流部材と目隠し板を兼ねたインナーカバーを設けることが検討されているが、複雑な成形型を要するラジエータグリルの裏面側にアンダーカットを生じさせるような形状を一体に構成することは現実的に困難であるので、インナーカバーは別部材(第2の艤装部品)で構成し、ラジエータグリルと共にバンパーフェイシアに固定される必要がある。
しかし、ラジエータグリルの係止構造は、ラジエータグリル周辺の薄い枠部に設けられており、このようなラジエータグリルの裏面側に更にインナーカバーの係止構造を追加することは困難であり、仮に、係止構造の設置スペースを確保するためにグリル開口の一部を塞いで座面を形成すれば、エンジン性能を低下させることにもなりかねない。
そこで、ラジエータグリル(第1艤装部品)の既存の係止構造に対して、新たに設置スペースを必要としないインナーカバー(第2の艤装部品)の係止構造が求められることとなった。このような係止構造は、インナーカバーを備えない既存の係止構造を変更することなく設定可能であれば好ましく、さらに、仕様によりインナーカバーを備えたラジエータグリルと、インナーカバーを備えないラジエータグリルとが設定されるような場合に、各仕様に共通の係止構造として構成されることが有利である。
特許第3384252号公報
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、少ないスペースで複数の艤装部品を係止可能であるとともに、追加部品の有無による各仕様間で係止構造を共通化でき、かつ、仕様追加等で新たに設定された第2の艤装部品の係止構造を、既存の第1の艤装部品の係止構造を変更することなく設置可能な車両用艤装部品の係止構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するため、本発明は、
車体側の取付部位を艤装する第1艤装部品と、前記第1艤装部品の裏面側に配置される第2艤装部品とを、前記取付部位に係止する車両用艤装部品の係止構造において、
前記第1艤装部品(2)の裏面側には、前記取付部位(1、11)に設けた第1係止部(12)に係止可能な第1係止片(21)が突設され、
前記第2艤装部品(3)には、前記第1艤装部品(3)に向けて、前記第1係止片(21)と略反対方向に第2係止片(31)が突設されており、
前記第1係止片の基部には、前記第2係止片(31)を挿通可能な貫通孔(23)が設けられるとともに、前記貫通孔に挿通された前記第2係止片を係止可能な第2係止部(22)が設けられており、
前記第2係止片(1)を前記貫通孔(23)に挿通して前記第2係止部(22)に係止し、前記第2艤装部品(3)を前記第1艤装部品(2)の裏面側に組付けた状態で、前記第1係止片(21)を、前記取付部位の前記第1係止部(12)に係止することにより、前記第1艤装部品(2)と前記第2艤装部品(3)とが、前記取付部位(1、11)に係止されるようにしたことを特徴とする。
本発明に係わる車両用艤装部品の係止構造は、上述の通り構成されているので、第1および第2艤装部品の各係止片を同一箇所に設置できるため、係止構造の設置スペースを削減できる。また、各係止片が同一箇所に設置されることにより、仕様追加等で第1艤装部品の裏面に、第2艤装部品が追加された場合でも、元の係止構造を変更せずに、第2艤装部品の係止構造を追加でき、かつ、第2艤装部品の有無の各仕様に共通の係止構造を構成できる。
本発明において、前記第1係止片の基端側に平坦部が形成され、前記貫通孔が前記平坦部に沿ったスリット状に形成され、前記貫通孔に挿通される前記第2係止片の先端部が平板状に形成されている態様では、第1および第2艤装部品の各係止片を同一箇所に重ねて配置できるため、係止構造の設置スペースを削減できるとともに、各係止片相互の補強効果を得ることができる。
本発明において、前記第1係止片の前記平坦部の両側に側壁部が形成され、該側壁部によって、前記スリット状貫通孔の両側端縁が画成されている態様では、両側壁部が、第2艤装部品の第2係止片をスリット状貫通孔に挿通させる際のガイドとなり、組付け性が向上するとともに、組付け後における第2係止片の固定強度が向上する利点もある。
本発明において、前記第1艤装部品の前記第2係止部が、前記第2係止片の先端部に設けた係止孔に係合可能な突起である態様では、第2係止片の先端部全体を平板状に形成でき、スリット状貫通孔を容易に通過できるので、組付け時における第1係止片に対する負担を小さくできる。
また、本発明において、前記第1艤装部品の前記第2係止部が、前記第2係止片の先端部を前記貫通孔に挿通させる方向に配向された複数の突片で構成されている態様では、スリット状貫通孔とともに意匠面側における成形時のヒケを防止する上で有利である。
本発明において、前記第2係止片が、前記第1艤装部品との接合縁より外方に張出した位置から、前記第1係止片と略反対方向に突設され、前記第2係止片の基部から前記張出位置の後方に支持部が延設されている態様では、取付部位に設けた第1係止部に第1係止片を係止する際の弾性変形を阻害することなく、第1係止片に対する支持効果を得ることができる。
図1は、本発明に係わる係止構造が適用される自動車の前部を示す斜視図であり、図2はその分解状態を示しており、以下、本発明の実施の形態について、自動車の前部に配設されるバンパーフェイシア1に、ラジエータグリル2(第1艤装部品)と、その裏面側に配置されるインナーカバー3(第2の艤装部品)とを係止する場合を例に取り、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2において、自動車の前部には、バンパーフェイシア1が被着され、バンパーフェイシア1の上部に形成された開口部10に、ラジエータグリル2が装着されている。ラジエータグリル2の上縁部は、エンジンルームを覆うボンネットフード5の前端縁に隣接しており、ラジエータグリル2の両側方にはヘッドランプ4、4が配設されている。バンパーフェイシア1は、ヘッドランプ4、4の下縁に沿って両側方に延び、両端部はフェンダー6、6に隣接している。
バンパーフェイシア1は、車体7の最前部に設けたリーンフォースメント8の前部を覆うように配設され、衝撃吸収材としての機能と、自動車の前部形状を整形するフェアリングとしての機能を備え、必要とされる強度および弾性が容易に得られる樹脂成形品で構成されており、開口部10の周囲には、後述するラジエータグリル2の取付け部(11)が一体成形されている。
ラジエータグリル2は、エンジンルーム内へ外気を導入させつつ、エンジンルーム内への異物の侵入を阻止するために、小領域に分割された開口が全面的に設けられており、図示例では、順傾斜を有するハニカムルーバー状に形成されている。このラジエータグリル2も、軽量で、複雑な開口パターンを容易に形成できる樹脂成形品で構成され、バンパーフェイシア1や後述するインナーカバー3との係止構造が一体成形されている。
先述した通り、図1に示すような順傾斜を有するラジエータグリル2では、順傾斜のために下側ではラジエータ側との間隔が大きくなり、その空間によって、ラジエータグリル2を通してエンジンルーム内が見通せてしまう問題がある。そこで、ラジエータグリル2の裏面側に、気流をエンジンルームやラジエータに案内し、エンジンの冷却性能を向上させるインレットとしての機能と、エンジンルーム内の目隠し板としての機能を兼ねたインナーカバー3が配設されている。
インナーカバー3は、ラジエータグリル2とほぼ同じ外形状をなし、該ラジエータグリル2の裏面に接合される周縁部の下縁側から後方に延出した棚面3a(整流部材)を備えており、図3に示すように、インナーカバー3に設けた複数の係止片31(第2係止片、図示例では4箇所)をラジエータグリル2の係止爪22(第2係止部)に係止し、ラジエータグリル2と予め一体にした状態で、前記係止爪22と同位置に設けたグリル2の係止片21(第1係止片)を、バンパーフェイシア1の係止部12(第1係止部)に係止することにより、ラジエータグリル2と共にバンパーフェイシア1の開口部10に取り付けられる。以下、ラジエータグリル2およびインナーカバー3の係止構造について詳細に説明する。
図4〜図7において、ラジエータグリル2の係止片21は、バンパーフェイシア1の4箇所の係止部12に対応して、ラジエータグリル2の下縁部に沿って4箇所並設されており、それぞれがラジエータグリル2の下縁部から後方に向けて突設されている。係止片21は、平坦部21aとその両側に延設された両側壁部21bとから構成され、平坦部21aの先端部下方には爪部21cが突設されている。
また、係止片21の平坦部21aの基端側には、インナーカバー3の係止片31を挿通可能なスリット状の貫通孔23が設けられており、この貫通孔23によって、平坦部21aとラジエータグリル2の枠部20とが離隔されている。貫通孔23の両側縁は両側壁部21bによって画成され、この両側壁部21bの基部において、係止片21はラジエータグリル2の枠部20の下面(裏面側)に接合されている。
さらに、係止片21の前記貫通孔23に隣接した前記枠部20の下面には、インナーカバー3の係止片31に設けた係止孔32を係止可能な係止爪22(第2係止部)が突設されている。この係止爪22は、図7に示す係止片31の挿入方向に沿って配向された3枚のリブ形状をなしている。この構成により係止爪22が突設された枠部20の意匠面側における成形時のヒケを防止可能であるとともに、係止に必要な強度が確保されるようにしている。
インナーカバー3の係止片31は、ラジエータグリル2の係止片21(係止爪22および貫通孔23)に対応して、インナーカバー3の下縁部に沿って4箇所並設されており、それぞれがインナーカバー3の下縁部より更に下方に張出した基部33から、対応する係止部22に向けて前方に突設されている。係止片31の平板状をなす先端部には、該先端部を厚さ方向に貫通する係止孔32が形成される一方、基部33から後方にはリブ34が延設され、このリブ34により係止片31の基部33が補強されている。
バンパーフェイシア1の開口部10の下縁部には、ラジエータグリル2の係止片21に対応して4箇所の取付け部11が並設されている。各取付け部11は開口部10から少し後方に張出して設けられ、その縁端部にはフランジ11aが立設されており、該フランジ11aを貫通して、ラジエータグリル2の係止片21を係止可能な係止孔12(第1係止部)が設けられている。
以上のように構成されたラジエータグリル2およびインナーカバー3をバンパーフェイシア1の開口部10に取り付けるに際しては、先ず、図7に矢印Cで示すように、インナーカバー3の係止片31を、ラジエータグリル2の貫通孔23に挿通させ、係止片31の先端部の係止孔32を係止爪22に係止することにより、インナーカバー3をラジエータグリル2の裏面に組付ける。その後、図3に示すように、スクリュー等の締結部材をインナーカバー3の周縁部に複数箇所設けた孔35に挿通し、ラジエータグリル2の裏面周縁部に突設したボス25に螺合締結することにより、インナーカバー3をラジエータグリル2に固定し、一体化する。
次いで、図7に矢印Dで示すように、ラジエータグリル2の係止片21をバンパーフェイシア1の係止孔12に挿通し、係止片21の爪部21cを取付け部11の縁部に係止することにより、ラジエータグリル2とインナーカバー3とをバンパーフェイシア1の開口部10に係止する。さらに、ラジエータグリル2の上縁部や両側縁部を、図示しないクリップやスクリュー等でバンパーフェイシア1に固定することにより、ラジエータグリル2およびインナーカバー3のバンパーフェイシア1への取付けが完了する。
以上の構成により、ラジエータグリル2をバンパーフェイシア1に係止するための第1の係止構造(係止片21、係止孔12)と、インナーカバー3をラジエータグリル2に係止するための第2の係止構造(係止片31、係止爪22、貫通孔23)とが、同一箇所に重ねて配置されるので、これら係止構造を別々に設ける場合に比べて設置スペースを節減できるとともに、それぞれの係止構造が合体して相互に補強構造となり、組付け強度を向上することができる。特に、ラジエータグリル2の係止片21とインナーカバー3の係止片31とが直線的に配置される構成により、互いの係止方向への反力が、互いの係止力を高める方向に作用することになり、変形などによる外力が加わった場合でも、安定した係止力が得られる。
また、ラジエータグリル2の裏面にインナーカバー3を有する仕様と、有さない仕様とで、第1の係止構造(係止片21、係止孔12)を共通に利用可能であるとともに、仕様追加等でラジエータグリル2の裏面にインナーカバー3が追加される場合でも、元の係止構造(係止片21、係止孔12)をそのまま利用できる利点がある。
さらに、係止片21の両側に立設した側壁部21bにより、係止片21の基部の補強がなされることは勿論、側壁部21bが、インナーカバー3の係止片31を貫通孔23に挿通させる際のガイドとなり、さらに、側壁部21bおよび貫通孔23で上下方向および幅方向の位置が規制された状態で、インナーカバー3の係止片31を直進させて係止爪22に係合させることができるので、組付け性が良好である。
なお、図示例では、ラジエータグリル2の係止片21と、インナーカバー3の係止片31とが、比較的小さいながらも交差角を有して反対方向に突設されているため、交差方向への移動を伴って係止させることができ、それによっても組付け性が良好である。なお、上記交差角に伴い、図6に示すように、インナーカバー3の係止片31の基部33から後方に延設されたリブ34と、ラジエータグリル2の係止片21との間に楔状の間隙ができるが、このリブ34をさらに下方に延出させ、ラジエータグリル2の係止片21に当接させるようにしても良い。その場合、リブ(34)が係止片21の支持部となり、バンパーフェイシア1への係止力を向上させる上で有利である。
なお、上記実施形態においては、ラジエータグリル2(第1艤装部品)とインナーカバー3(第2艤装部品)とをバンパーフェイシア1(取付部位)に係止する構造について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の係止構造は、車両の内外に装着される他の艤装部品の係止にも実施可能であり、さらに、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能であることを付言する。
本発明に係わる係止構造が適用される自動車前部を示す斜視図である。 本発明に係わる係止構造が適用される自動車前部の分解状態を示す斜視図である。 ラジエータグリルおよびインナーカバーの分解状態を示す斜視図である。 図3のA部拡大図である。 ラジエータグリルにインナーカバーを係止した状態における図3のA部拡大図である。 図5のB−B断面図である。 ラジエータグリルおよびインナーカバーのバンパーフェイシアへの組付け過程を示す図5のB−B断面図である。
符号の説明
1 バンパーフェイシア
2 ラジエータグリル
3 インナーカバー
10 開口部
11 取付け部
12 係止孔(第1係止部)
20 枠部
21 係止片(第1係止片)
21a 平坦部
21b 両側壁部
21c 爪部
22 係止爪(第2係止部)
23 貫通孔
31 係止片(第2係止片)
32 係止孔
33 基部
34 リブ(支持部)

Claims (7)

  1. 車体側の取付部位を艤装する第1艤装部品と、前記第1艤装部品の裏面側に配置される第2艤装部品とを、前記取付部位に係止する車両用艤装部品の係止構造において、
    前記第1艤装部品の裏面側には、前記取付部位に設けた第1係止部に係止可能な第1係止片が突設され、
    前記第2艤装部品には、前記第1艤装部品に向けて、前記第1係止片と略反対方向に第2係止片が突設されており、
    前記第1係止片の基部には、前記第2係止片を挿通可能な貫通孔が設けられるとともに、前記貫通孔に挿通された前記第2係止片を係止可能な第2係止部が設けられており、
    前記第2係止片を前記貫通孔に挿通して前記第2係止部に係止し、前記第2艤装部品を前記第1艤装部品の裏面側に組付けた状態で、前記第1係止片を、前記取付部位の前記第1係止部に係止することにより、前記第1艤装部品と前記第2艤装部品とが、前記取付部位に係止されるようにしたことを特徴とする車両用艤装部品の係止構造。
  2. 前記第1係止片の基端側に平坦部が形成され、前記貫通孔が前記平坦部に沿ったスリット状に形成され、前記貫通孔に挿通される前記第2係止片の先端部が平板状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用艤装部品の係止構造。
  3. 前記第1係止片の前記平坦部の両側に側壁部が形成され、該側壁部によって、前記スリット状貫通孔の両側端縁が画成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用艤装部品の係止構造。
  4. 前記第1艤装部品の前記第2係止部が、前記第2係止片の先端部に設けた係止孔に係合可能な突起であることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用艤装部品の係止構造。
  5. 前記第1艤装部品の前記第2係止部が、前記第2係止片の先端部を前記貫通孔に挿通させる方向に配向された複数の突片で構成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用艤装部品の係止構造。
  6. 前記第2係止片が、前記第1艤装部品との接合縁より外方に張出した位置から、前記第1係止片と略反対方向に突設され、前記第2係止片の基部から前記張出位置の後方に支持部が延設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用艤装部品の係止構造。
  7. 前記車体側の取付部位が、車両前部に配設されたバンパーフェイシアの開口部であり、前記第1艤装部品がラジエータグリルであり、前記第2艤装部品が、前記ラジエータグリルの裏面側に装着されるインナーカバーであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用艤装部品の係止構造。
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