JP4591209B2 - シール部材の取付構造 - Google Patents

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本発明は、自動車のフロントガラス前角部近傍において少なくともフェンダーパネルとボディパネルとの隙間を覆うシール部材の取付構造に関するものである。
従来、自動車のフロントガラスの前角部に対応して、整流板と称されるシール部材が設けられる(例えば、特許文献1,2等参照)。この整流板は、フロントガラス前角部とフェンダーパネルとの間に位置し、両者間をシールする機能、前方からの気流を整流する機能、風切音を防止する機能、並びに、フードパネル(ボンネット)、カウルルーバ、フェンダーパネル、ボディパネルの各端縁部を隠して意匠性の向上を図る機能等を具備している。
整流板は、カウルルーバやフェンダーパネルに対して係止されている。例えば、図5(a)に示すように、整流板70の本体部側面には差込部71が突設されており、当該差込部71がフェンダーパネル75とボディパネル76との間に嵌め込まれている。そして、差込部71の嵌合状態においては、差込部71の上面がフェンダーパネル75に当接し、下面がボディパネル76に当接することによって、上下方向へのズレが規制され、固定されている。また、抜け方向(図5の右方向)の動きに関しては、差込部71の側壁面77がフェンダーパネル75の先端部に形成された折曲げ部78に係止されることによって規制され、固定されている。
特開平4−63743号公報 実開平1−59779号公報
しかしながら、図5(b)に示すように、意匠性を高めるため、整流板70の本体部からフェンダーパネル75(折曲げ部78)の外側にリップ部80を形成するようにした場合、整流板70の本体部と差込部71と間に、フェンダーパネル75(折曲げ部78)の先端部が挿し込まれる溝部81を形成しなくてはならない。この場合、フェンダーパネル75の厚みに合わせて幅狭の溝部81を形成することは、整流板70を射出成形する上で困難であるため、図5(c)に示すように幅広の溝部82を形成することが考えられる。ところが、幅広の溝部82を形成した場合、差込部71の嵌合状態において、側壁面77が折曲げ部78と離間した状態となり、抜け方向への動きが許容されてしまう。結果として、整流板70が位置ズレを起こしてしまうおそれがある。
また、リップ部80が設けられた場合に限らず、例えばフェンダーパネル75とボディパネル76との隙間間隔に比べて差込部71を差し込む間口(折曲げ部78の先端部とボディパネル76との間隔)が比較的狭い場合、当該間口の大きさに合わせて形成された差込部71は、その嵌合状態において、上面がフェンダーパネル75に当接せず、下面がボディパネル76に当接しなくなるおそれがある。結果として、上下方向への動きが許容されてしまい、上記同様に整流板70が位置ズレを起こしてしまうおそれがある。
尚、差込部71が間口より若干大きい場合、差込部71自身が入口付近でつまって弾性変形してしまい、差し込みが困難となる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、シール部材の取付状態の安定化を図ることのできるシール部材の取付構造を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.自動車のフロントガラス前角部近傍において少なくともフェンダーパネルとボディパネルとの隙間を覆うシール部材の取付構造であって、
前記シール部材は、その本体部から車外側方向へ突出形成され、かつ、フェンダーパネルとボディパネルの隙間に差し込まれる差込部を備え、
前記差込部の上面側において、車内側方向に向け下方傾斜した特定傾斜部を設け、
前記フェンダーパネルの車内側端縁部において下向きに折曲げ形成された折曲げ部を設け、
フェンダーパネルとボディパネルの隙間に前記差込部を差し込んだ状態で、前記シール部の本体部及び差込部の底部をそれぞれボディパネルに当接させるとともに、前記差込部の特定傾斜部を前記フェンダーパネルの折曲げ部の先端部に係止させることにより、前記シール部材を上下方向及び車内外方向に対し位置決め、固定し
前記差込部を先端部に向け先細りさせたことを特徴とするシール部材の取付構造。
上記手段1によれば、差込部の特定傾斜部をフェンダーパネルの折曲げ部の先端部に係止させることにより、上方向及び車内側方向の2方向へのシール部材の位置ズレを規制することができる。従って、従来技術のように差込部の上面及び側面の2点をそれぞれフェンダーパネルに当接させる必要がなくなる。そのため、仮に上記課題に記載したようなリップ部を形成する場合においてもフェンダーパネルを差し込む溝部を形成する必要もなく、当該溝部を形成することで生ずる種々の不具合の発生を防止し、シール部材を位置決めすることができる。さらに、上記構成により差込部の厚みを比較的薄肉にすることも可能となるため、仮にフェンダーパネルとボディパネルとの隙間間隔に比べて差込部を差し込む間口(折曲げ部の先端部とボディパネルとの間隔)が比較的狭い構成であっても、当該隙間に無理なく差込部を差し込み、フェンダーパネルに係止させることができる。結果として、シール部材の取付状態の安定化を図ることができる。
また、フェンダーパネルとボディパネルの隙間に差込部を差し込みやすくなり、シール部材の取付性の向上を図ることができる。
手段.自動車のフロントガラス前角部近傍において少なくともフェンダーパネルとボディパネルとの隙間を覆うシール部材の取付構造であって、
フェンダーパネルは、上壁部と、当該上壁部の車内側端縁部において下向きに折曲げ形成された折曲げ部とを備え、
ボディパネルは、フェンダーパネルの上壁部の下方において当該上壁部に対向して配設された上壁部と、当該上壁部の車内側端縁部から下方へ延びる縦壁部とを備え、
前記シール部材は、その本体部から車外側方向へ突出形成され、かつ、フェンダーパネルの上壁部とボディパネルの上壁部との隙間に差し込まれる差込部を備え、
前記差込部の上面側において、車内側方向に向け下方傾斜した特定傾斜部を設け、
フェンダーパネルとボディパネルの隙間に前記差込部を差し込んだ状態で、前記シール部の本体部をボディパネルの縦壁部に当接させ、前記差込部の底部をボディパネルの上壁部に当接させ、前記差込部の特定傾斜部を前記フェンダーパネルの折曲げ部の先端部に係止させることにより、前記シール部材を上下方向及び車内外方向に対し位置決め、固定し、
前記差込部を先端部に向け先細りさせたことを特徴とするシール部材の取付構造。
手段によれば、上記手段と同様の作用効果が奏される。
手段前記シール部材の本体部のボディパネル対向面側における前記差込部の下方位置に凹部を形成したことを特徴とする手段1又は2に記載のシール部材の取付構造。
手段3によれば、本体部のボディパネル対向面側において凹部を形成することにより、本体部がより撓みやすくなる。結果として、シール部材の取付時において差込部を隙間に差し込みつつ本体部を撓ませることにより、差込部が差し込みやすくなり、シール部材の取付性の向上を図ることができる。
手段.前記フェンダーパネルの折曲げ部にオーバーラップするリップ部を前記シール部材の本体部から突出形成したことを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載のシール部材の取付構造。
上記手段によれば、リップ部を設けることにより意匠性の向上を図ることができる。
手段.前記シール部材の本体部は、カウルルーバに沿って配設される前片部と、自動車の略前後方向に沿って配設される側片部とからなり、当該側片部において前記差込部が形成されていることを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載のシール部材の取付構造。
手段.前記シール部材は、カウルルーバの車幅方向両端部に一体的に成形されていることを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載のシール部材の取付構造。
上記手段によれば、シール部材をカウルルーバの両端に一体化させることにより、部品点数の低減、作業工数の低減等を図ることができる。
手段.前記シール部材は整流板であることを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載のシール部材の取付構造。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1において、自動車11のフロントガラス12の前端部に対応してカウルルーバ(図示略)が設けられ、その車幅方向両側にシール部材としての整流板13が設けられている。整流板13は、フロントガラス12の前角部に対応してフロントガラス12とフェンダーパネル15との隙間を覆うように取付けられおり、整流板13の車内側下方にフロントガラス12が位置し、車外側にフードパネル(ボンネット)14、フェンダーパネル15、ボディパネル16(図4参照)等が位置している。この整流板13の機能としては、例えば、フロントガラス12とフェンダーパネル15との間をシールする機能、前方からの気流を整流する機能、風切音を防止する機能、並びに、カウルルーバ、フードパネル14、フェンダーパネル15、ボディパネル16(図4参照)の各端縁部を隠して意匠性の向上を図る機能等が挙げられる。
ここで、整流板13について図2,3を参照してより詳しく説明する。図2は自動車11の右側に取付けられる整流板13を車外側下方から見た斜視図であり、図3は前記整流板13を車内側上方より見た斜視図である。
整流板13は、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン非共役共重合体)ソリッドゴムにより射出成形され、カウルルーバに沿って配設される前片部20と、自動車11の略前後方向に沿って配設される側片部21とからなる平面視略へ字状をなす本体部23を備えている。
また、前片部20の前面側には前方へ突出形成されたクリップ部24が設けられ、側片部21の前後方向略中央部には車外側方向へ突出形成された差込部25が設けられ、側片部21の後端部近傍には車外側方向へ突出形成され先端部が屈曲形成された舌片部26が設けられている。そして、クリップ部24をカウルルーバに係止させ、差込部25をフェンダーパネル15とボディパネル16との隙間に差し込み係止させ、舌片部26を折畳んだ状態でフェンダーパネル15とボディパネル16との隙間に差し込み係止させることにより、整流板13が前後、左右、上下方向に位置決め、固定された状態で取付けられる。もちろん、これ以外にも他の取付部材(例えば両面接着テープやクリップ部等)で整流板13の取付状態の安定化を図ってもよい。例えば後述する意匠リップ部27を両面接着テープでフェンダーパネル15に固定するようにしてもよい。
次に、本発明の特徴部分である上記差込部25及びその係止構造の詳細について図4を参照して説明する。
まず、差込部25が差し込まれる箇所のフェンダーパネル15とボディパネル16の構成について説明する。フェンダーパネル15は、上壁部15aと、当該上壁部15aの車内側(図4右側)端縁部において下向きに折曲げ形成された折曲げ部15bとを備えている。一方、ボディパネル16は、フェンダーパネル15の上壁部15aの下方において当該上壁部15aに対向して配設された上壁部16aと、当該上壁部16aの車内側端縁部から下方へ延びる縦壁部16bとを備えている。なお、フェンダーパネル15の上壁部15aと折曲げ部15bとのなす角度α1は鋭角となっており、本実施形態では約80度に設定されている。そして、このフェンダーパネル15の上壁部15aとボディパネル16の上壁部16aとの隙間に差込部25が差し込まれる。
差込部25は、その付根部上面側において車内側方向に向け下方傾斜した特定傾斜部25aを備えている。なお、差込部25の突出方向に対して特定傾斜部25aがなす角度α2は、本実施形態では約60度に設定されている。また、差込部25は、特定傾斜部25aより先端側(図4左側)の上面が先端側方向に向け緩やかに下方傾斜した緩傾斜部25bとなっており、先端部に向け先細りした構成となっている。
側片部21の上端部には、差込部25の特定傾斜部25aに略対向して上方に向け延出形成された意匠リップ部27が設けられている。この意匠リップ部27が本実施形態におけるリップ部に相当する。整流板13の取付状態においては、この意匠リップ部27がフェンダーパネル15の折曲げ部15bの表面にオーバーラップするようになっている。
また、側片部21の車外側面(ボディパネル16の縦壁部16bとの対向面)側には、差込部25の下方位置において凹部28が設けられている。これにより側片部21がより撓みやすくなるため、整流板13の取付時においては、差込部25を隙間に差し込みつつ側片部21を撓ませることにより、差込部25が差し込みやすくなる。
そして、フェンダーパネル15の上壁部15aとボディパネル16の上壁部16aとの隙間に差込部25が差し込まれた状態では、側片部21がボディパネル16の縦壁部16bに当接し、差込部25の底部25cがボディパネル16の上壁部16aに当接し、差込部25の特定傾斜部25aがフェンダーパネル15の折曲げ部15bの先端部に係止される。従って、側片部21がボディパネル16の縦壁部16bに当接することにより車外側方向への動きが規制され、差込部25の底部25cがボディパネル16の上壁部16aに当接することにより下方向への動きが規制され、差込部25の特定傾斜部25aが折曲げ部15bの先端部に係止されることにより、上方向及び車内側方向への動きが規制される。その結果、側片部21ひいては整流板13が上下方向及び車内外方向に対し位置決め、固定される。
以上詳述したように、本実施形態では、差込部25の特定傾斜部25aをフェンダーパネル15の折曲げ部15bの先端部に係止させることにより、上方向及び車内側方向の2方向への整流板13の動きを規制している。従って、従来技術のように差込部25の上面及び側面の2点をそれぞれフェンダーパネル15に当接させる必要がなくなる。そのため、本実施形態のように意匠リップ部27を形成した場合においてもフェンダーパネル15を差し込む溝部を形成する必要もなく、当該溝部を形成することで生ずる種々の不具合の発生を防止し、整流板13の取付状態の安定化を図ることができる。
さらに、上記構成により差込部25の厚みを比較的薄肉にすることも可能となるため、本実施形態のようにフェンダーパネル15の上壁部15aとボディパネル16の上壁部16aとの隙間間隔に比べて、差込部25を差し込む間口(折曲げ部15bの先端部とボディパネル16との間隔)が比較的狭い構成であっても、前記隙間に無理なく差込部25を差し込むことができる。
また、本実施形態では、フェンダーパネル15の上壁部15aと折曲げ部15bとのなす角度α1が約80度と鋭角になっているため、折曲げ部15bの先端部に差込部25の特定傾斜部25aがより係止されやすくなる。
さらに、本実施形態では、差込部25の突出方向に対して特定傾斜部25aがなす角度α2が約60度に設定され、特定傾斜部25aが比較的急な傾斜となっているため、より確実に折曲げ部15bの先端部に係止される。結果として、差込部25の抜けが防止でき、整流板13の取付状態の安定性を高めることができる。
加えて、差込部25が先細りした構成となっているため、フェンダーパネル15とボディパネル16の隙間に差込部25を差し込みやすくなり、整流板13の取付性の向上を図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、整流板13をEPDMにより構成しているが、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の他の素材により構成してもよい。
(b)上記実施形態では、整流板13が、フロントガラス12前部に対応して設けられるカウルルーバの両側に別体で設けられる場合について具体化しているが、カウルルーバの両側に整流板を一体的に成形することとしてもよい。この場合、カウルルーバの端縁の外観悪化を防止できるのみならず、部品点数の低減、作業工数の低減等を図ることができる。尚、この場合には、カウルルーバを構成する素材と同一又は同等の素材で整流板部を構成するのが望ましい。
(c)差込部25が差し込まれる箇所のフェンダーパネル15とボディパネル16の構成は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、フェンダーパネル15の上壁部15aと折曲げ部15bとのなす角が直角となるようにしてもよい。
(d)差込部25の形状も上記実施形態に限定されるものではない。例えば、差込部25の突出方向に対して特定傾斜部25aがなす角度α2が30度に設定されていてもよい。但し、係止性を考慮すれば、少なくとも45度以上であることが好ましい。また、緩傾斜部25bを省略し、先端部に向け先細りしていない構成としてもよい。また、意匠リップ部27や凹部28を省略した構成としてもよい。
一実施形態における自動車及び整流板の配設位置等を説明するための模式図である。 整流板を車外側下方から見た斜視図である。 整流板を車内側上方より見た斜視図である。 取付構造を説明する図であって、図3のE−E線断面端面図である。 (a)〜(c)は従来技術の取付構造を説明するための断面模式図である。
符号の説明
11…自動車、12…フロントガラス、13…シール部材としての整流板、15…フェンダーパネル、16…ボディパネル、20…前片部、21…側片部、23…本体部、25…差込部、15b…折曲げ部、25a…特定傾斜部、27…リップ部としての意匠リップ部、28…凹部。

Claims (7)

  1. 自動車のフロントガラス前角部近傍において少なくともフェンダーパネルとボディパネルとの隙間を覆うシール部材の取付構造であって、
    前記シール部材は、その本体部から車外側方向へ突出形成され、かつ、フェンダーパネルとボディパネルの隙間に差し込まれる差込部を備え、
    前記差込部の上面側において、車内側方向に向け下方傾斜した特定傾斜部を設け、
    前記フェンダーパネルの車内側端縁部において下向きに折曲げ形成された折曲げ部を設け、
    フェンダーパネルとボディパネルの隙間に前記差込部を差し込んだ状態で、前記シール部の本体部及び差込部の底部をそれぞれボディパネルに当接させるとともに、前記差込部の特定傾斜部を前記フェンダーパネルの折曲げ部の先端部に係止させることにより、前記シール部材を上下方向及び車内外方向に対し位置決め、固定し、
    前記差込部を先端部に向け先細りさせたことを特徴とするシール部材の取付構造。
  2. 自動車のフロントガラス前角部近傍において少なくともフェンダーパネルとボディパネルとの隙間を覆うシール部材の取付構造であって、
    フェンダーパネルは、上壁部と、当該上壁部の車内側端縁部において下向きに折曲げ形成された折曲げ部とを備え、
    ボディパネルは、フェンダーパネルの上壁部の下方において当該上壁部に対向して配設された上壁部と、当該上壁部の車内側端縁部から下方へ延びる縦壁部とを備え、
    前記シール部材は、その本体部から車外側方向へ突出形成され、かつ、フェンダーパネルの上壁部とボディパネルの上壁部との隙間に差し込まれる差込部を備え、
    前記差込部の上面側において、車内側方向に向け下方傾斜した特定傾斜部を設け、
    フェンダーパネルとボディパネルの隙間に前記差込部を差し込んだ状態で、前記シール部の本体部をボディパネルの縦壁部に当接させ、前記差込部の底部をボディパネルの上壁部に当接させ、前記差込部の特定傾斜部を前記フェンダーパネルの折曲げ部の先端部に係止させることにより、前記シール部材を上下方向及び車内外方向に対し位置決め、固定し、
    前記差込部を先端部に向け先細りさせたことを特徴とするシール部材の取付構造。
  3. 前記シール部材の本体部のボディパネル対向面側における前記差込部の下方位置に凹部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のシール部材の取付構造。
  4. 前記フェンダーパネルの折曲げ部にオーバーラップするリップ部を前記シール部材の本体部から突出形成したことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のシール部材の取付構造。
  5. 前記シール部材の本体部は、カウルルーバに沿って配設される前片部と、自動車の略前後方向に沿って配設される側片部とからなり、当該側片部において前記差込部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のシール部材の取付構造。
  6. 前記シール部材は、カウルルーバの車幅方向両端部に一体的に成形されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のシール部材の取付構造。
  7. 前記シール部材は整流板であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のシール部材の取付構造。
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