JP5114404B2 - デバイスのテストデータ入手 - Google Patents

デバイスのテストデータ入手 Download PDF

Info

Publication number
JP5114404B2
JP5114404B2 JP2008525050A JP2008525050A JP5114404B2 JP 5114404 B2 JP5114404 B2 JP 5114404B2 JP 2008525050 A JP2008525050 A JP 2008525050A JP 2008525050 A JP2008525050 A JP 2008525050A JP 5114404 B2 JP5114404 B2 JP 5114404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
points
sampling
test data
test
testing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008525050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009512000A (ja
Inventor
マーク イー. ローゼン、
Original Assignee
テラダイン、 インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テラダイン、 インコーポレイテッド filed Critical テラダイン、 インコーポレイテッド
Publication of JP2009512000A publication Critical patent/JP2009512000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5114404B2 publication Critical patent/JP5114404B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31708Analysis of signal quality
    • G01R31/31711Evaluation methods, e.g. shmoo plots
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/26Functional testing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/10Test algorithms, e.g. memory scan [MScan] algorithms; Test patterns, e.g. checkerboard patterns 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/56External testing equipment for static stores, e.g. automatic test equipment [ATE]; Interfaces therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/56External testing equipment for static stores, e.g. automatic test equipment [ATE]; Interfaces therefor
    • G11C29/56004Pattern generation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Description

本特許出願は、一般的にはデバイスのテストデータを入手することにより具体的には漸進及び適応サンプリングを用いてテストデータを入手することに関する。
[関連出願の相互参照]
本願は2005年8月4日に提出された米国仮出願第60/705,639号に対し優先権を主張するものであり、同出願の内容はここで参照により、あたかも全文がここに記載されているかのように、本願にて援用される。
半導体デバイス性能は様々な作動パラメータへの変更にともない変化する。新しいデバイスの産出高と収益を高めるには、デバイスの生産に用いる製造工程から一連の所望の作動条件にわたって安定性のあるデバイスが確実に生産されることを早期に確認することが望ましい。製造工程から一連の所望の作動条件にわたって安定性のあるデバイスが絶えず生産されることを保証するため、生産中にごく一部のデバイスをサンプリングすることもまた品質管理にとって有益である。一連の条件にわたってデバイスの安定性を確認するテスト手法は一般的に「シュムー(shmoo)」または「シュムープロット(shmoo plot)」として知られている。
シュムープロットには1次元、2次元、3次元が、あるいはことによるとN次元がある。シュムープロットの各次元は1つ以上の可変のデバイスパラメータに相当する。かかるデバイスパラメータには、デバイス電源電圧(Vdd)、デバイスクロック周波数/周期、及びデジタル入力または出力電圧が含まれる。ただし、デバイスの作動を確認するにあたり、またはデバイスの問題を突き止めるにあたり、どのデバイスパラメータでも使用できる。
シュムープロットの生成に用いるテストデータ等、テストデータは自動テスト装置(ATE)から入手できる。ATEは、半導体、電子回路、プリント回路基板アセンブリ等のデバイスをテストする、自動化された、通常ならばコンピュータによって駆動される、システムである。ATEによってテストされるデバイスはテスト対象デバイス(DUT)と呼ばれる。
本特許出願では、漸進及び適応サンプリングを用いてテストデータを入手する、コンピュータプログラム製品を含む、方法及び装置を説明する。
一般的に、本発明は一態様においてテスト対象デバイスのテストデータを入手することを指向し、これは漸進サンプリングを用いて一連のパラメータの第1の点で前記デバイスをテストすることにより前記テストデータの第1の部分を入手することと、適応サンプリングを用いて前記一連のパラメータの第2の点で前記デバイスをテストすることにより前記テストデータの第2の部分を入手することとを含む。本発明のこの態様はまた、下記の特徴の内1つ以上を含んでよい。
前記テストデータの前記第1の部分を入手することは、このセットに含まれる第1の点の数が閾値を超過するか否かを判定することを含んでよい。この態様は、前記セットに含まれる第1の点の前記数が前記閾値を超過しない場合に、漸進サンプリングを遂行することと、テストすることと、補完を遂行することとを繰り返すことを含んでよい。前記セットに含まれる第1の点の前記数が前記閾値を超過する場合は、前記テストデータの前記第2の部分を入手できる。前記テストデータの前記第2の部分を入手することは、第2の点のセットを識別するため前記テストデータに適応サンプリングを遂行することと、第2のテスト結果を出すため第2の点の前記セットで前記デバイスをテストすることと、前記テストデータの一部を生成するため前記第2のテスト結果を用いて補完を遂行することとを含んでよい。前記テストデータの前記第2の部分を入手することは、適応サンプリングに関係する基準を設定することと、前記基準を満たす前記テストデータにさらなる点があるか否かを判定することと、前記さらなる点から前記第2の点の別のセットを識別するため前記テストデータで適応サンプリングを遂行することと、さらなる第2のテスト結果を出すため第2の点の前記別のセットにて前記デバイスをテストすることと、前記テストデータの一部を生成するため前記さらなる第2のテスト結果を用いて補完を遂行することとを含んでよい。
前記の態様はまた、前記テストデータを規定するパラメータを指定することを含んでよく、尚ここで前記テストデータは第1の点の前記セットと第2の点の前記セットとを含む複数の点を含んでよく、さらに所定の量を上回る前記複数の点がテストを受けたか否かを判定することとを含んでよい。この態様はまた、前記所定の量を上回る前記複数の点がテストを受けていない場合に、漸進サンプリングを用いて識別された前記テストデータの第3の点で前記デバイスをテストすることにより前記テストデータの第3の部分を入手することを含んでよい。前記テストデータの不在部分を入手するため前記テストデータの前記第1及び第2の部分を用いて補完を遂行してよく、前記第1及び第2の部分と前記不在部分とを用いて前記テストデータを表示してよい。
漸進サンプリングは、前記第1の点を入手するため概ね均一の分布で前記テストデータをサンプリングすることを含んでよい。適応サンプリングは、前記第2の点を入手するため前もってサンプリングされた前記テストデータの点に基づき前記テストデータをサンプリングすることを含んでよい。前記テストデータは、第1及び第2の次元を有するグリッドを含んでよく、ここで前記第1の次元は前記デバイスに関係する第1のパラメータに相当し、前記第2の次元は前記デバイスに関係する第2のパラメータに相当する。テストすることは、前記第2のパラメータを踏まえて前記第1のパラメータを入手すること、または前記第1のパラメータを踏まえて前記第2のパラメータを入手することを含んでよい。前記デバイスは半導体デバイスを含んでよく、前記テストデータはシュムープロットとして表現してよい。
添付の図面と以降の説明に1つ以上の例の詳細を示す。本発明のさらなる特徴と態様と利点は、説明と図面と請求項とから明らかになるであろう。
異なる図の中で同様の参照番号は同様の要素を示す。
ここではテスト対象デバイスのテストデータを入手する方法を説明する。この方法は、漸進サンプリングを用いて一連のパラメータの第1の点でデバイスをテストすることによりテストデータの第1の部分を入手することと、適応サンプリングを用いて一連のパラメータの第2の点でデバイスをテストすることによりテストデータの第2の部分を入手することとを含む。図示されたシュムープロット等、シュムープロットの生成の脈絡で方法を説明するが、本発明はシュムープロットの生成を伴う使用に限定されない。むしろここで説明する方法は、任意のデバイスからテストデータを入手することに、さらにそのテストデータを任意の方法で表現することに、役立てることができる。
図1乃至3にはシュムープロットの例が示されている。図1は、デバイスクロック周期に対するVdd(デバイス電源電圧)のシュムープロットを示す。図2は、デバイスクロック周期に対するVol(デジタルピン出力電圧)のシュムープロットを示す。図1及び2のシュムープロットは、2つのデバイスパラメータを変化させながらパラメータ値の交差点でデバイスに対するテストの合格/失格結果を評価する2次元シュムープロットである。シュムープロットはグレイスケールであってもよい。図3は、8つのデバイスピンの結果を同時にテストしプロットする「アイダイアグラム」のシュムープロットを示す。白色は全8個のピンがテストに合格することを意味し、黒色は全8個のピンがテストに失格することを意味し、灰色は、いくつかのピンがテストに合格し、いくつかのピンがテストに失格することを意味する。
図4を参照し、半導体デバイス等のテスト対象デバイス(DUT)18をテストするシステム10は、自動テスト装置(ATE)や他の類似するテストデバイス等、テスター12を含む。テスター12を制御するため、システム10は有線接続16を介してテスター12とつながるコンピュータシステム14を含む。コンピュータシステム14は通常、DUT 18をテストするためルーチン及び関数の実行を開始するコマンドをテスター12へ送る。このようにテストルーチンを実行することにより、テスト信号の生成とこれのDUT 18への送信と、DUTからの応答の収集とを開始できる。例えばDUTは、集積回路(IC)チップ等の半導体デバイスであってよい(例えばメモリチップ、マイクロプロセッサ、アナログ−デジタル変換器、デジタル−アナログ変換器、その他)。
テスト信号を提供しDUTから応答を収集するため、テスター12はDUT 18の内部回路のためインターフェイスを提供する1つ以上のコネクタピンへ接続される。いくつかのDUTをテストするため、例えば64本の、または128本の(またはそれ以上の)、コネクタピンをテスター12へつなぐことができる。例証を目的とし、この例では半導体デバイステスター12が有線接続を介してDUT 18の1コネクタピンへ接続される。導体20(例えばケーブル)はピン22へ接続され、DUT 18の内部回路へテスト信号(例えばPMUテスト信号、PEテスト信号、その他)を送達するために使われる。導体20はまた、半導体デバイステスター12によって提供されるテスト信号に応じてピン22にて信号を感知する。例えば、テスト信号に応じてピン22にて電圧信号または電流信号を感知でき、解析のため導体20を介してテスター12へ送信できる。かかる単独ポートテストはDUT 18に含まれる他のピンで遂行することもできる。例えば、テスター12は他のピンへテスト信号を提供でき、(提供された信号を送達する)導体を介して反射する関連信号を収集できる。反射信号を回収することにより、ピンの入力インピーダンスの特性を、その他の単独ポートテスト数量と併せて、つかむことができる。これとは別のテストシナリオでは、DUT 18でデジタル値を蓄積するため導体20を介してピン22へデジタル信号を送ることができる。デジタル値を蓄積したDUT 18にアクセスし、蓄積デジタル値を回収し、導体20を介してテスター12へ蓄積デジタル値を送ることができる。そして回収したデジタル値を識別することにより適切な値がDUT 18に蓄積されていたか否かを判定できる。
1ポート測定を遂行することに加え、半導体デバイステスター12によって2ポートテストを遂行することもできる。例えば、導体20を介してピン22へテスト信号を注入でき、DUT 18の1つ以上の他のピンから応答信号を収集できる。この応答信号を半導体デバイステスター12へ提供することにより、利得応答、位相応答、その他スループット測定数量等の数量を判定できる。
図5を併せて参照し、テスト信号を送信し、DUT(1つまたは複数のDUT)の複数のコネクタピンからこれを回収するため、半導体デバイステスター12は、多数のピンと通信できるインターフェイスカード24を含む。例えば、インターフェイスカード24はテスト信号を、例えば32、64、または128本のピンへ、送信でき、対応する応答を収集できる。通常、ピンへ至る各々の通信リンクはチャネルと呼ばれ、多数のチャネルへテスト信号を提供することによって複数のテストを同時に遂行できるため、テスト時間は短縮する。インターフェイスカードに多数のチャネルを用意することに加え、複数のインターフェイスカードをテスター12に含めることによって総チャネル数は増し、テスト時間はさらに短縮する。この例では、複数のインターフェイスカードをテスター12に取り入れることができることを実証するため、2つのさらなるインターフェイスカード26及び28が図示されている。
各々のインターフェイスカードは、特定のテスト機能を遂行する専用集積回路(IC)チップ(例えば特定用途向け集積回路(ASIC))を含む。例えばインターフェイスカード24は、パラメトリック測定ユニット(PMU)テストとピンエレクトロニクス(PE)テストとを遂行するICチップ30を含む。ICチップ30は、PMUテストを遂行する回路を含むPMUステージ32と、PEテストを遂行する回路を含むPEステージ34とを有する。加えて、インターフェイスカード26及び28は、PMU及びPE回路を含むICチップ36及び38をそれぞれ含む。PMUテストでは通常、入力及び出力インピーダンス、電流漏れ、その他DC性能特性等の数量を判定するためDC電圧または電流信号をDUTへ提供する。PEテストでは、DUTの性能をさらに特性化するため、ACテスト信号及び波形をDUT(例えばDUT 18)へ送信し、応答を収集する。例えばICチップ30は、DUTで蓄積されるバイナリ値のベクトルを表すACテスト信号をDUTへ送信できる。これらのバイナリ値を格納するDUTにテスター12がアクセスすることにより、適切なバイナリ値が蓄積されていたか否かを判定できる。デジタル信号は通常、急激な電圧過渡を含むため、ICチップ30上のPEステージ34の回路はPMUステージ32の回路に比べてやや高い速度で作動する。
インターフェイスカード24からDUT 18にかけてDC及びACテスト信号及びアナログ波形を通過させるため、伝導トレース40はICチップ30をインターフェイスボードコネクタ42へ接続し、インターフェイスボードコネクタ42はインターフェイスボード24の内外で信号を通過させる。インターフェイスボードコネクタ42は導体44にも接続され、導体44はインターフェイスコネクタ46へ接続され、インターフェイスコネクタ46はテスター12を行き来する信号の通過を可能にする。この例では、テスター12とDUT 18のピン22との間の双方向信号通過のため、導体20がインターフェイスコネクタ46へ接続されている。一部の機構では、テスター12からDUTにかけて1つ以上の導体を接続するためインターフェイスデバイスを使用できる。例えば、各DUTピンへのアクセスを提供するためDUT(例えばDUT 18)をデバイスインターフェイスボード(DIB)上に載置できる。かかる機構においては、DUTのしかるべきピン(例えばピン22)にテスト信号を配置するため導体20をDIBへ接続できる。
この例では、信号の送達と収集のため、伝導トレース40と導体44だけがICチップ30とインターフェイスボード24とへそれぞれ接続されている。ただしICチップ30(ならびにICチップ36及び38)は通常、(DIB経由で)信号を提供しDUTから信号を収集するため、複数の伝導トレースと対応する導体とへそれぞれ接続された複数(例えば8本、16本)のピンを有する。加えて、一部の機構においてはインターフェイスカード24、26、及び28によって提供されるチャンネルを1つまたは複数のテスト対象デバイスへつなぐため、2つ以上のDIBへテスター12を接続してよい。
インターフェイスカード24、26、及び28によって遂行されるテストを開始し制御するため、テスター12は、テスト信号を生成しDUT応答を解析するためのテストパラメータ(例えば、テスト信号電圧レベル、テスト信号電流レベル、デジタル値、その他)を提供するPMU制御回路48とPE制御回路50とを含む。PMU制御回路48とPE制御回路50は1つ以上のICの部分であってよく、あるいはデジタル信号プロセッサ(DSP)等の処理デバイスによって実装されてよい。テスター12はコンピュータインターフェイス52をも含み、同コンピュータインターフェイス52は、テスター12によって実行される操作をコンピュータシステム14が制御することを可能にし、さらにテスター12とコンピュータシステム14との間でデータ(例えば、テストパラメータ、DUT応答、その他)の通過を可能にする。
コンピュータシステム14は、ここで説明するプロセスに従ってテスター12からテスト結果を入手する。そのプロセスはこの例でそれらのテスト結果に基づき1つ以上のシュムープロットを生成するが、これとはタイプの異なる表現を生成することもできる。かかる表現は、シュムープロットの場合のようにグラフィカルであってよく、グラフィカルでなくともよい。ここで説明するプロセスは、漸進及び適応サンプリング手法に部分的に基づく。端的に、同プロセスは、漸進サンプリングを用いて識別される一連のパラメータの第1の点でデバイスをテストすることによってテストデータの第1の部分を入手することと、適応サンプリングを用いて識別される一連のパラメータの第2の点でデバイスをテストすることによってテストデータの第2の部分を入手することとを含む。テストデータの第2の部分は第1の部分に欠けているデータを含み得る。まずは漸進及び適応サンプリング手法の説明から、より詳しい解説をこの後に続ける。
漸進サンプリングは、低速データ経路でデジタル画像を送信して画像の低解像度版を速やかに表示し、それからより多くの画像データが送信されるにつれて画質を徐々に高めていく手段として開発された。グリッドサンプリングと呼ばれる漸進サンプリングの一種は、粗いグリッド上で画像をサンプリングし、さらに不在のピクセルを埋めるため、サンプリングされたピクセルを右下へコピーすることによって残りのピクセルを補完する。そして漸進サンプリングの次の段階(phase)が前のグリッドの2倍の解像度で遂行され、同じピクセルコピー手法により補完される。これは全てのピクセルがサンプリングされるまで続く。図6a乃至6eは、この種の漸進サンプリングの段階を図1のシュムープロットの脈絡の中で示している。シュムープロットの脈絡から外れて漸進サンプリングを遂行することもできる。
図6a乃至6eに示す漸進グリッドサンプリングは、次のレベルのグリッドを出すため連続する各段階で4倍の数の点をサンプリングする。より細かい漸進的増加が望まれる場合には、図6a乃至6eに示された段階を3つのより小さい副段階(sub−phase)に分割できる。図7a乃至7cは、図6bの段階がより小さい3つの副段階に分割される様子を示している。第1の副段階(図7a)は前のグリッドの中心で点をサンプリングする。第2の副段階(図7b)は前のグリッドにおける点間の垂直中心で点をサンプリングする。第3の副段階(図7c)は前のグリッドにおける点間の水平中心で点をサンプリングする。
適応サンプリングは、大量情報内容を伴う点を優先的にサンプリングすることを目標とし、サンプリングすべき次の点を選択する基礎として以前にサンプリングされた点を使用する。シュムープロットでは通常、合格/失格の遷移に沿って情報が集中する。したがって、適応サンプリングはシュムーの脈絡の中で合格/失格の遷移に集中する。ほかの脈絡ではこれが当てはまらないことがある。
図8は、漸進及び適応サンプリングを使用する、テストデータを入手するプロセス60を示す。プロセス60がシュムープロットの脈絡で説明されていることがわかるが、任意の脈絡の中でテストデータを入手するため、さらにそのテストデータをグラフィカルに表現するため、または表現しないため、プロセス60を応用できる。さらに、ここではプロセス60を2次元プロットの脈絡で説明するが、プロセス60は任意の次元(すなわち任意のパラメータ)のシュムープロットにも応用できる。
プロセス60は、シュムープロットの所望解像度のほかに、Vdd、クロック周期等、シュムープロットを規定するパラメータを指定するステップ(61)から始まる。プロセス60は、シュムープロットにて所定の量の点がサンプリングされるまで(64)、シュムープロットの(凡そ)均一な漸進サンプリングを遂行する(62)。サンプリングされる各点につきデバイスのテストが遂行される(63)。プロセス60はテスト結果を受け取り、それらをシュムープロットのサンプリング済み点へ取り入れる。例えば、ある特定のVdd値とある特定のクロック周期でテストが行われるなら、プロセス60は、そのテストの結果を、例えば合格(白)または失格(黒)を、反映するためシュムープロットを更新する。
漸進均一サンプリングの各段階の後、プロセス60は、シュムープロットの不在点を入手するため、サンプリング済み点から入手したテストデータを用いてシュムープロットを補完する(65)。非シュムープロット脈絡では、専ら入手済みテストデータからテストデータを補完するため補完を遂行できる。プロセス60はその後、出来上がった補完済みシュムープロット(場合によっては他の表現)を表示する(66)。漸進サンプリングを通じて所定の量(例えばパーセンテージ)を上回る点がシュムープロット上でサンプリングされると(64)、プロセス60は、補完済みシュムープロットを使用する適応サンプリングの遂行に切り替わる。
適応サンプリングも段階的に遂行される。サンプリングの候補となる点は漸進均一サンプリングを続けることによって選択できるが(67)、全ての点が正確にサンプリングされるわけではない。所与の点をサンプリングするか、それともサンプリングしないかの決定は、評価モジュールによって下される。この評価モジュールは、シュムープロットでまだサンプリングされていない各点につき基準を規定する。基準は、直前のサンプリング段階の補完済みシュムープロットから判定できる。この基準が所定の閾値を超過する場合は(69)、適応サンプリングを使って点がサンプリングされる(70)。つまり、サンプリング済みの各点でデバイステストが遂行される。プロセス60はテスト結果を受け取り、それらをシュムープロット(場合によっては他の表現)のサンプリング済み点に取り入れる。
適応サンプリングの段階が完了すると、プロセス60はシュムープロットの不在点を入手するため補完を遂行し(65)、さらにプロセス60は出来上がった補完済みシュムープロットを表示する(66)。上で説明したとおり、プロセス60は非シュムー脈絡の中で専ら不在データを入手するため補完を遂行する(65)。その後、出来上がった補完済みシュムープロットを基礎とし適応サンプリングの次の段階が遂行される。点の基準が閾値を超過せず(69)、所定の量を上回るシュムープロットがサンプリングされ(72)、且つ全ての点がまだサンプリングされていない場合(74)、プロセス60は漸進均一サンプリングのさらなる段階を遂行し、その後に適応サンプリングへ戻る。これは、シュムープロット全体がサンプリングされるまで、またはユーザーが、例えば手動で、あるいはプロセス60によって遂行される最大サンプリング量を事前に指定することにより、サンプリングを終結させるまで続く。
より具体的に、漸進均一サンプリングの段階が完了した時点で、もしもシュムープロットの中で新しい特徴物(feature)が見つかっていたなら、適応サンプリングへ戻る。新しい特徴物が見つかっていない場合は、漸進均一サンプリングのさらなる段階が遂行され、プロセス60は、ユーザーがサンプリングを止めるか、またはシュムープロットの中で全ての点がサンプリングされるまで続く。
プロセス60の特定部分のさらなる詳細を以下に示す。
プロセス60で使用できる漸進均一サンプリングの例は、図6a乃至6eと図7a乃至7cとの関係で上述した副段階で遂行されるグリッドサンプリングと、G. Ramponi and S. Carrato, ”An Adaptive Irregular Sampling Method for Progressive Transmission(漸進的伝送のための適応イレギュラーサンプリング法)”, Proceedings International Conference on Image Processing, Vol. 2, 1998, pp. 747−751で説明されている擬似ポアソンディスク(PPD)ランダムサンプリングとを含み、同書の内容はここで参照により、あたかも全文がここに記載されているかのように、本願にて援用される。例えば一実装において、シュムープロットの点の2.5%を含む段階でランダムサンプリングが遂行され、漸進サンプリングから適応サンプリングへ切り替える閾値パーセンテージはシュムープロットの点の6%である。非シュムープロットの脈絡でも同様のデータパーセンテージでランダムサンプリングを遂行できる。グリッドサンプリングを用いて遂行されるプロセス60を「漸進適応グリッドサンプリング」と呼び、ランダムサンプリングを用いて遂行されるプロセス60を「漸進適応ランダムサンプリング」と呼ぶ。
プロセス60の補完を遂行するため、双一次及び双三次補完器等、従来の画像補完器を使用できる。一実装において、補完器は双一次補完器に類似し、さらに上で参照により援用された”An Adaptive Irregular Sampling Method for Progressive Transmission(漸進的伝送のための適応イレギュラーサンプリング法)”で説明されている4最近傍(4NN)補完器に類似する。この場合は、シュムープロットのサンプルを8ビットグレイスケール(256値)に変換することによって補完を遂行できる。補完に先立ち合格値は255に、失格値はゼロに、設定される。補完器は、少なくとも2つのサンプリング済み点が見つかるまで、補完される点の周辺でますます大きい正方形領域を調べることによって作動する。次に補完器は、その正方形の中にある2つ、3つ、または4つの最寄サンプリング済み点に基づき線形補完を遂行する。もしも正方形の中でさらなるサンプリング済み点が見つかり、それらの点が補完済み点から第4の点と同じ距離にあるなら、それらの点も補完に使われる。
シュムープロットの適応サンプリングは理想的にはシュムープロットの中の遷移の近くに点を置くため、評価器はエッジ検出が可能なものであるべきである。3x3ソーベル(Sobel)フィルタや3x3勾配フィルタ等、従来の画像処理エッジ検出器を評価器基準として使用することは可能である。しかしシュムープロットの構造はシンプルであるから、補完の結果として得られる値を評価器基準として使用したほうが効果的であることが分かっている。また、簡素な評価器を使用する場合に比べて3x3エッジ検出器では遷移周辺のより広い帯域の中でサンプリングが行われるため、シュムープロットの中でサンプリングされる点が多くなることも分かっている。
稠密なサンプリングが望まれるエッジ近くの点は合格(255)または失格(0)とは異なる値を持つため、点の補完値に基づく簡素な評価器は良好に機能する。バイレベルシュムープロットの場合は、合格または失格から2.5%以上離れた点はサンプリングし(7と248との間のグレイスケール値)、この範囲から外れる値はサンプリングしない形に評価器の閾値を選択できる。グレイスケールシュムープロットは閾値レベルに対する感度が高いから、この場合は、合格または失格から1%以上離れた点をサンプリングし(3と252との間のグレイスケール値)、この範囲から外れる点はサンプリングしない閾値を使用する。シュムープロットがあまりにも複雑でグレイスケール写真画像のように見える場合は、3x3ソーベルまたは勾配エッジ検出器を評価器として使用し、シュムープロット内のエッジ周辺で優先的にサンプリングする必要があることに注意されたい。
一実装において、プロセス60で使用する適応サンプリングでは1回の漸進グリッドサンプリング副段階で評価器の基準を超過する全ての点をサンプリングする。適応サンプリングでは、グリッドの中で点をランダムに選択し、それらが評価器の基準を超過する場合には、それらの点をサンプリングする。適応サンプリングの各段階は、2.5%以上の点がサンプリングされるか、またはランダムに選択される候補点の数がシュムープロット内の総点数の16倍を超過するまで続く。このランダムサンプリングのときに考慮すべき候補点の数に制限を課すことにより、適応サンプリングに長い時間がかかることは防げるが、グリッドサンプリングよりランダムで均一なサンプリングで、しかもさほど適応的ではないサンプリングに終わることがある。
図9a乃至9cは、漸進適応グリッドサンプリングを用いて図1のシュムープロットを生成するべく遂行されたプロセス60の結果を示す。サンプリングされた点はOで識別されている。図9aは、漸進均一サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、7.4%の点がサンプリングされている。図9bは、適応サンプリングの4段階が完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、11.5%の点がサンプリングされている。図9cは、適応サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、19.7%の点がサンプリングされている。図9のシュムープロットは図1のそれと概ね同じである。
図10a乃至10cは、漸進適応ランダムサンプリングを用いて図1のシュムープロットを生成するべく遂行されたプロセス60の結果を示す。上と同じく、サンプリングされた点はOで識別されている。図10aは、漸進均一サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、7.5%の点がサンプリングされている。図10bは、漸進適応サンプリングの2段階が完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、12.6%の点がサンプリングされている。図10cは、漸進適応サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、25.1%の点がサンプリングされている。図10cのシュムープロットは図1のそれと概ね同じである。
図9a乃至9c及び10a乃至10cの例で、図1のシュムープロットを再現するにあたっては同シュムープロットの点の20−25%を実際にサンプリングすればよい。
図11a乃至11cは、漸進適応グリッドサンプリングを用いて図2のシュムープロットを生成するべく遂行されたプロセス60の結果を示す。上と同じく、サンプリングされた点はOで識別されている。図11aは、漸進均一サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、7.4%の点がサンプリングされている。図11bは、適応サンプリングの4段階が完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、14.3%の点がサンプリングされている。図11cは、漸進適応サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、28.8%の点がサンプリングされている。図11cのシュムープロットは図2のそれと概ね同じである。
図12a乃至12cは、漸進適応ランダムサンプリングを用いて図2のシュムープロットを生成するべく遂行されたプロセス60の結果を示している。上と同じく、サンプリングされた点はOで識別されている。図12aは、漸進均一サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、7.5%の点がサンプリングされている。図12bは、漸進適応サンプリングの3段階が完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、15.1%の点がサンプリングされている。図12cは、漸進適応サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、30.0%の点がサンプリングされている。図12cのシュムープロットは図2のそれと概ね同じである。
図11a乃至11c及び12a乃至12cの例で、図2のシュムープロットを再現するにあたっては同シュムープロットの点の30%を実際にサンプリングすればよい。
図13a乃至13fは、漸進適応グリッドサンプリングを用いて図3のシュムープロットを生成するべく遂行されたプロセス60の結果を示す。上と同じく、サンプリングされた点はOで識別されている。図13aは、漸進均一サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、6.25%の点がサンプリングされている。図13bは図13aでサンプリングされた点のプロットを示しており、ここでサンプリングされた点は白で示されている。図13cは、適応サンプリングの4段階が完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、11.8%の点がサンプリングされている。図13dは、図13cでサンプリングされた点のプロットを示している。図13eは、漸進適応サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、29.2%の点がサンプリングされている。このシュムープロットは図3の本来のシュムープロットと概ね同じである。図13fは、図13eでサンプリングされた点のプロットを示している。
図14a乃至14fは、漸進適応ランダムサンプリングを用いて図3のシュムープロットを生成するべく遂行されたプロセス60の結果を示す。上と同じく、サンプリングされた点はOで識別されている。図14aは、漸進均一サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、7.5%の点がサンプリングされている。図14bは図12aでサンプリングされた点のプロットを示しており、ここでサンプリングされた点は白で示されている。図14cは、適応サンプリングの2段階が完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、12.5%の点がサンプリングされている。図14dは、図14cでサンプリングされた点のプロットを示している。図14eは、漸進適応サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、35.0%の点がサンプリングされている。このシュムープロットは図3の本来のシュムープロットと概ね同じである。図14fは、図14eでサンプリングされた点のシュムープロットを示している。
図13a乃至13f及び14a乃至14fの例で、図3のシュムープロットを再現するにあたっては同シュムープロットの点の30−35%を実際にサンプリングすればよい。
プロセス60の利点の1つは、これが大抵、シュムープロットの小さな特徴物を見逃さないことにある。つまりプロセス60は、シュムープロットが完全にサンプリングされるまで漸進サンプリングと適応サンプリングとを切り替えながら、シュムープロットのサンプリングを続けることができる。シュムープロットの中で小さな特徴物を見つけるプロセスの能力を実証するため、これより図15のテストシュムープロットを、図16a乃至16c及び17a乃至17cに示すとおりにサンプリングする。
図16a乃至16cは、漸進適応グリッドサンプリングを用いて図15のシュムープロットを生成するべく遂行されたプロセス60の結果を示す。適応サンプリングは、シュムープロットの31.1%がサンプリングされた後に完了する。この後、新しい特徴物が見つかるまでは漸進サンプリングに戻り、さらにその後適応サンプリングに戻る。シュムープロットの62.2%がサンプリングされ、シュムープロットの中で全ての特徴物が見つかる。
具体的に、図16aは漸進均一サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、7.4%の点がサンプリングされている。図16bは、適応サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、31.1%の点がサンプリングされている。図16cは、漸進及び適応サンプリングのさらなる段階が完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、62.2%の点がサンプリングされている。図16cのシュムープロットは図15の本来のシュムープロットと概ね同じである。
図17a乃至17cは、漸進適応ランダムサンプリングを用いて図15のシュムープロットを生成するべく遂行されたプロセス60の結果を示している。適応サンプリングは、シュムープロットの35.1%がサンプリングされた後に完了する。この後、新しい特徴物が見つかるまでは漸進サンプリングに戻り、さらにその後適応サンプリングに戻る。シュムープロットの45.1%がサンプリングされると、シュムープロットの中で全ての特徴物が見つかる。
具体的に、図17aは漸進均一サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、7.5%の点がサンプリングされている。図17bは、適応サンプリングが完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、35.1%の点がサンプリングされている。図17cは、漸進及び適応サンプリングのさらなる段階が完了した後に生成されたシュムープロットを示しており、45.1%の点がサンプリングされている。図17cのシュムープロットは図15の本来のシュムープロットと概ね同じである。
シュムープロットの漸進適応サンプリングは、シュムープロットを取得するのにかかる時間を短縮するために使用する。したがって、ソフトウェアオーバーヘッドは比較的低く保つべきである。このセクションの全シュムープロットについて、2.8GHzのPentium(登録商標) 4プロセッサと1ギガバイトのRAMとを備えるWindows(登録商標) XP(登録商標)を実行するコンピュータでソフトウェアオーバーヘッドを測定した。グリッド方式の漸進及び適応サンプリングのオーバーヘッドは平均で1点当たり250マイクロ秒であった。ランダム漸進及び適応サンプリングのオーバーヘッドは1点当たり110msだった。ここで使用したシュムープロットの場合、シュムープロットのサイズやシュムープロットの形状に応じてこれらの時間が著しく異なることはない。
10ms乃至100msの標準的シュムー点取得時間を踏まえ、漸進適応サンプリングによって生じるソフトウェアオーバーヘッドは、取得すべき点の数の減少によって相殺されて余りある。図9a乃至9cにおけるVol対周期シュムープロットの漸進適応グリッドサンプリングの例で、1点当たり10msの取得時間を伴う全シュムープロットサンプリング時間は約10.89秒である。漸進適応グリッドサンプリングを用いて314個の点をサンプリングする場合の取得時間は約3.22秒であり、シュムープロットの中で全1089個の点をサンプリングするよりほぼ70%の時間節約になる。このシナリオの総ソフトウェアオーバーヘッドは約78.5msであり、これは約2.5%のオーバーヘッドにあたり、シュムープロットで8個の点を追加して取るのとほぼ同じである。より長い点当たりの取得時間を伴う、またはコード最適化を伴うシュムープロットの場合、このパーセンテージはさらに小さくなるかもしれない。
グリッドサンプリングとランダムサンプリングにはそれぞれ異なる利点がある。グリッドサンプリングには、これがシンプルであること、そしてサンプリングすべき点が比較的少ないという利点がある。より具体的に、規則的間隔によるサンプリングから、多大なオーバーヘッドを伴わずに均一にサンプリングされたプロットが得られる。ここで説明したシンプルな構造を持つシュムーの例で、本来のシュムープロットを正確に再現するにあたってサンプリングする必要のある点は、ランダムサンプリングを使うよりグリッドサンプリングを使うほうが少ない。
ランダムサンプリングには、少ないオーバーヘッドですむという利点がある。いくつかの実装において、ランダムサンプリングに求められるソフトウェアオーバーヘッドは、グリッドサンプリングに求められるソフトウェアオーバーヘッドの半分に満たないことがある。
ここで説明した例は、漸進及び適応サンプリングを使用した場合に、シュムープロット全体を行ごとにサンプリングする場合よりシュムープロット時間を80%も短縮できることを実証するものである。漸進適応サンプリングはまた、ユーザーにシュムープロットの低解像度版を速やかに提示するのに役立つ。ここで説明した実装では、シュムープロットの特徴物の形状について仮定を立てておらず、シュムープロットの中で比較的小さな特徴物を捕らえそこなうことは滅多になく、シュムープロットが完全にサンプリングされるまでは適応サンプリングを続けることができる。
プロセス60は、例えばプログラム可能プロセッサ、1つのコンピュータ、または複数のコンピュータ等のデータ処理装置によって実行される、またはこれの作動を制御する、コンピュータプログラム製品により、すなわち情報担体にて、例えばマシン可読格納デバイスにて、または伝播信号にて、実体的に具現されるコンピュータプログラムにより、少なくとも部分的には実装できる。例えば、入力スイッチ62と出力スイッチ64とへ印加される制御信号はコンピュータ制御できる。
コンピュータプログラムは、コンパイラ型言語やインタープリタ型言語を含むあらゆる形のプログラミング言語で記述でき、さらにこれは、独立プログラムとして、またはモジュール、コンポーネント、サブルーチン、演算環境の中での使用に適したその他の単位等、あらゆる形で配備できる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータで、または1箇所にあるか複数の箇所に分散しネットワークによって相互に接続された複数のコンピュータで、実行されるべく配備できる。
プロセス60の実装に関連する操作は、較正プロセスの機能を遂行するため1つ以上のコンピュータプログラムを実行する1つ以上のプログラム可能プロセッサによって遂行できる。プロセス60の全部または一部は、専用ロジック回路として、例えばFPGA(フィールドプログラム可能ゲートアレイ)及び/またはASIC(特定用途向け集積回路)として実装できる。
コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサは、例えば汎用及び専用マイクロプロセッサと、デジタルコンピュータのあらゆる類の1つ以上のプロセッサとを含む。プロセッサは一般的に、読み取り専用メモリ、またはランダムアクセスメモリ、または両方から命令とデータとを受け取る。コンピュータの構成要素は、命令を実行するプロセッサと、命令及びデータを格納する1つ以上のメモリデバイスとを含む。
プロセス60は、ここで説明した漸進及び適応サンプリングとの使用に限定されない。あらゆるタイプの漸進及び適応サンプリングを使用できる。加えて、プロセス60はシュムープロットとの使用に限定されず、むしろあらゆるタイプのデータ、グレイスケール画像等の画像、その他を、サンプリングするため使用できる。
ここで説明した様々な実施形態の構成要素は、上で具体的に示さなかった他の実施形態を形成するため組み合わせることができる。ここで具体的に説明しなかった他の実施形態もまた、添付の請求項の範囲内にある。
シュムープロットの例を示す。 シュムープロットの例を示す。 シュムープロットの例を示す。 デバイスをテストするATEのブロック図。 ATEで使われるテスターのブロック図。 ピクセルコピー補完を伴う漸進サンプリングの段階を示す。 副段階サンプリングを伴う漸進サンプリングの段階を示す。 シュムープロットを生成するプロセスを示す。 漸進適応グリッドサンプリングを用いて生成された図1のシュムープロットの3つの段階を示す。 漸進適応ランダムサンプリングを用いて生成された図1のシュムープロットの3つの段階を示す。 漸進適応グリッドサンプリングを用いて生成された図2のシュムープロットの3つの段階を示す。 漸進適応ランダムサンプリングを用いて生成された図2のシュムープロットの3つの段階を示す。 漸進適応グリッドサンプリングを用いて生成された図3のシュムープロットの段階を示す。 漸進適応ランダムサンプリングを用いて生成された図3のシュムープロットの段階を示す。 サイズの異なる特徴物を有するシュムープロットの一例を示す。 漸進適応グリッドサンプリングを用いて生成された図15のシュムープロットの3つの段階を示す。 漸進適応ランダムサンプリングを用いて生成された図15のシュムープロットの3つの段階を示す。

Claims (20)

  1. テスト対象デバイスのテストデータを入手する方法であって、
    漸進サンプリングを用いて一連のパラメータの複数の第1の点で前記デバイスをテストすることにより前記テストデータの第1の部分を入手するステップ、及び
    前記第1の点のセットに含まれる第1の点の数が閾値を超過する場合に、適応サンプリングを用いて前記一連のパラメータの複数の第2の点で前記デバイスをテストすることにより前記テストデータの第2の部分を入手するステップ
    を交互に行なうステップ
    を備える方法。
  2. 前記第1の部分を入手するステップは、
    前記第1の点の前記セットを識別するため進サンプリングを遂行するステップと、
    第1のテスト結果を出すため第1の点の前記セットで前記デバイスをテストするステップと、
    前記テストデータの一部を生成するため前記第1のテスト結果を用いて補完を遂行するステップと、
    を備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の部分を入手するステップはさらに、
    前記セットに含まれる第1の点の前記数が前記閾値を超過するか否かを判定するステップと、
    前記セットに含まれる第1の点の前記数が前記閾値を超過しない場合に、漸進サンプリングを遂行するステップと、テストするステップと、補完を遂行するステップとを繰り返すステップと、
    を備える請求項2に記載の方法。
  4. 記第2の部分を入手するステップは、
    第2の点のセットを識別するため応サンプリングを遂行するステップと、
    第2のテスト結果を出すため第2の点の前記セットで前記デバイスをテストするステップと、
    前記テストデータの一部を生成するため前記第2のテスト結果を用いて補完を遂行するステップと、
    を備える請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2の部分を入手するステップはさらに、
    適応サンプリングに関係する基準を設定するステップと、
    前記基準を満たすらなる点があるか否かを判定するステップと、
    前記さらなる点から第2の点の別のセットを識別するため応サンプリングを遂行するステップと、
    さらなる第2のテスト結果を出すため第2の点の前記別のセットで前記デバイスをテストするステップと、
    前記テストデータの一部を生成するため前記さらなる第2のテスト結果を用いて補完を遂行するステップと、
    を備える請求項4に記載の方法。
  6. さらに、
    前記テストデータを規定するパラメータを指定するステップであって、前記パラメータは、第1の点の前記セットと第2の点の前記セットとを含む複数の点を備えるステップと、
    所定の量を上回る前記複数の点がテストを受けたか否かを判定するステップと、
    前記所定の量を上回る前記複数の点がテストを受けていない場合に、漸進サンプリングを用いて識別された複数の第3の点で前記デバイスをテストすることにより前記テストデータの第3の部分を入手するステップと、
    を備える請求項4に記載の方法。
  7. さらに、
    前記テストデータの不在部分を入手するため前記テストデータの前記第1及び第2の部分を用いて補完を遂行するステップと、
    前記第1及び第2の部分と前記不在部分とを用いて前記テストデータを表示するステップと、を備える請求項1に記載の方法。
  8. 漸進サンプリングは、前記第1の点を入手するため概ね均一な分布で前記テストデータをサンプリングするステップを備え、
    適応サンプリングは、前記第2の点を入手するため前もってサンプリングされた前記テストデータの点に基づき前記テストデータをサンプリングするステップを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記テストデータは第1及び第2の次元を有するグリッドを備え、前記第1の次元は前記デバイスに関係する第1のパラメータに相当し、前記第2の次元は前記デバイスに関係する第2のパラメータに相当する求項1に記載の方法。
  10. 前記デバイスは半導体デバイスを備え、前記テストデータはシュムープロットとして表現される、請求項1に記載の方法。
  11. テスト対象デバイスのテストデータを入手するにあたって使用される実行可能命令を格納するべく構成された1つ以上のマシン可読媒体であって、前記命令は機能、すなわち、
    漸進サンプリングを用いて一連のパラメータの複数の第1の点で前記デバイスをテストすることにより前記テストデータの第1の部分を入手する機能、及び
    前記第1の点のセットに含まれる第1の点の数が閾値を超過する場合に、適応サンプリングを用いて前記一連のパラメータの複数の第2の点で前記デバイスをテストすることにより前記テストデータの第2の部分を入手する機能
    を交互に実行させる機能を少なくとも1つのマシンに遂行させる、1つ以上のマシン可読媒体。
  12. 前記第1の部分を入手することは、
    前記第1の点の前記セットを識別するため進サンプリングを遂行することと、
    第1のテスト結果を出すため第1の点の前記セットで前記デバイスをテストすることと、
    前記テストデータの一部を生成するため前記第1のテスト結果を用いて補完を遂行することと、
    を備える請求項11に記載の1つ以上のマシン可読媒体。
  13. 前記第1の部分を入手することはさらに、
    前記セットに含まれる第1の点の前記数が前記閾値を超過するか否かを判定することと、
    前記セットに含まれる第1の点の前記数が前記閾値を超過しない場合に、漸進サンプリングを遂行することと、テストすることと、補完を遂行することとを繰り返すことと、
    を備える請求項12に記載の1つ以上のマシン可読媒体。
  14. 記第2の部分を入手することは、
    第2の点のセットを識別するため応サンプリングを遂行することと、
    第2のテスト結果を出すため第2の点の前記セットで前記デバイスをテストすることと、
    前記テストデータの一部を生成するため前記第2のテスト結果を用いて補完を遂行することと、
    を備える請求項13に記載の1つ以上のマシン可読媒体。
  15. 前記第2の部分を入手することはさらに、
    適応サンプリングに関係する基準を設定することと、
    前記基準を満たすらなる点があるか否かを判定することと、
    前記さらなる点から第2の点の別のセットを識別するため応サンプリングを遂行することと、
    さらなる第2のテスト結果を出すため第2の点の前記別のセットで前記デバイスをテストすることと、
    前記テストデータの一部を生成するため前記さらなる第2のテスト結果を用いて補完を遂行することと、
    を備える請求項14に記載の1つ以上のマシン可読媒体。
  16. 前記命令はまた、機能すなわち、
    前記テストデータを規定するパラメータを指定する機能であって、前記パラメータは、第1の点の前記セットと第2の点の前記セットとを含む複数の点を備える機能と、
    所定の量を上回る前記複数の点がテストを受けたか否かを判定する機能と、
    前記所定の量を上回る前記複数の点がテストを受けていない場合に、漸進サンプリングを用いて識別された複数の第3の点で前記デバイスをテストすることにより前記テストデータの第3の部分を入手する機能とを、前記少なくとも1つのマシンに遂行させる、請求項14に記載の1つ以上のマシン可読媒体。
  17. 前記命令はまた、機能すなわち、
    前記テストデータの不在部分を入手するため前記テストデータの前記第1及び第2の部分を用いて補完を遂行する機能と、
    前記第1及び第2の部分と前記不在部分とを用いて前記テストデータを表示する機能とを、前記少なくとも1つのマシンに遂行させる、請求項11に記載の1つ以上のマシン可読媒体。
  18. 漸進サンプリングは、前記第1の点を入手するため概ね均一な分布で前記テストデータをサンプリングすることを備え、
    適応サンプリングは、前記第2の点を入手するため前もってサンプリングされた前記テストデータの点に基づき前記テストデータをサンプリングすることを備える、請求項11に記載の1つ以上のマシン可読媒体。
  19. 前記テストデータは第1及び第2の次元を有するグリッドを備え、前記第1の次元は前記デバイスに関係する第1のパラメータに相当し、前記第2の次元は前記デバイスに関係する第2のパラメータに相当する求項11に記載の1つ以上のマシン可読媒体。
  20. 前記デバイスは半導体デバイスを備え、前記テストデータはシュムープロットとして表現される、請求項11に記載の1つ以上のマシン可読媒体。
JP2008525050A 2005-08-04 2006-07-28 デバイスのテストデータ入手 Active JP5114404B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US70563905P 2005-08-04 2005-08-04
US60/705,639 2005-08-04
US11/287,506 2005-11-22
US11/287,506 US7519878B2 (en) 2005-08-04 2005-11-22 Obtaining test data for a device
PCT/US2006/029339 WO2007019077A2 (en) 2005-08-04 2006-07-28 Obtaining test data for a device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009512000A JP2009512000A (ja) 2009-03-19
JP5114404B2 true JP5114404B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=37727840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008525050A Active JP5114404B2 (ja) 2005-08-04 2006-07-28 デバイスのテストデータ入手

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7519878B2 (ja)
EP (1) EP1910856A2 (ja)
JP (1) JP5114404B2 (ja)
KR (1) KR101264120B1 (ja)
CN (1) CN101501515B (ja)
TW (1) TWI418826B (ja)
WO (1) WO2007019077A2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8279204B1 (en) * 2005-12-22 2012-10-02 The Mathworks, Inc. Viewer for multi-dimensional data from a test environment
US8402317B1 (en) 2005-12-22 2013-03-19 The Math Works, Inc. Viewing multi-dimensional metric data from multiple test cases
US8676188B2 (en) * 2006-04-14 2014-03-18 Litepoint Corporation Apparatus, system and method for calibrating and verifying a wireless communication device
US8154308B2 (en) * 2006-11-13 2012-04-10 The Boeing Company Method for characterizing integrated circuits for identification or security purposes
US20090119542A1 (en) * 2007-11-05 2009-05-07 Advantest Corporation System, method, and program product for simulating test equipment
US8838819B2 (en) 2009-04-17 2014-09-16 Empirix Inc. Method for embedding meta-commands in normal network packets
CN104678289A (zh) * 2015-02-13 2015-06-03 上海华岭集成电路技术股份有限公司 shmoo测试中标定设定值和测量值的方法
US10108520B2 (en) * 2015-10-27 2018-10-23 Tata Consultancy Services Limited Systems and methods for service demand based performance prediction with varying workloads
US10768230B2 (en) 2016-05-27 2020-09-08 International Business Machines Corporation Built-in device testing of integrated circuits
US11619667B2 (en) * 2020-03-31 2023-04-04 Advantest Corporation Enhanced loopback diagnostic systems and methods
US11733290B2 (en) 2020-03-31 2023-08-22 Advantest Corporation Flexible sideband support systems and methods
US11829465B2 (en) * 2020-10-22 2023-11-28 Morphix, Inc. Edge computing device with connector pin authentication for peripheral device
CN112865792B (zh) * 2021-01-08 2021-11-19 胜达克半导体科技(上海)有限公司 一种低成本测试模拟数字转换器线性度的方法
CN113075527A (zh) * 2021-02-23 2021-07-06 普赛微科技(杭州)有限公司 基于Shmoo测试的集成电路芯片测试方法、***及介质
WO2023090510A1 (ko) * 2021-11-18 2023-05-25 한국전자기술연구원 데이터 보완 조건에 기반한 데이터 선별을 수행하는 전자장치 및 그 수행 방법
CN116773956A (zh) * 2022-03-08 2023-09-19 长鑫存储技术有限公司 数据分析方法、装置及存储介质

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3655959A (en) * 1970-08-17 1972-04-11 Computer Test Corp Magnetic memory element testing system and method
JPH06324125A (ja) * 1993-05-17 1994-11-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の試験装置
US6079038A (en) * 1998-04-24 2000-06-20 Credence Systems Corporation Method for generating a Shmoo plot contour for integrated circuit tester
KR100389856B1 (ko) * 1998-11-18 2003-11-15 삼성전자주식회사 샘플보간을이용한데이터검출장치와그방법
US6418387B1 (en) 1999-06-28 2002-07-09 Ltx Corporation Method of and system for generating a binary shmoo plot in N-dimensional space
JP4048691B2 (ja) * 2000-04-27 2008-02-20 横河電機株式会社 Ic試験装置及びic試験方法
US6795788B2 (en) 2000-06-06 2004-09-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for discovery of operational boundaries for shmoo tests
TW581873B (en) * 2002-03-05 2004-04-01 Chroma Ate Inc Measuring apparatus and method for liquid crystal display driver IC
US6820021B2 (en) 2002-11-01 2004-11-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for generating a shmoo plot by varying the resolution thereof
US6847909B2 (en) 2002-11-01 2005-01-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for generating a shmoo plot by tracking the edge of the passing region
US6820027B2 (en) 2002-11-01 2004-11-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for generating a shmoo plot by avoiding testing in failing regions
EP1376381A1 (en) * 2003-02-12 2004-01-02 Agilent Technologies Inc Method and system for data sampling
US6876207B2 (en) * 2003-08-01 2005-04-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for testing devices
US7239319B2 (en) * 2004-08-27 2007-07-03 Microsoft Corporation Rendering outline fonts

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009512000A (ja) 2009-03-19
CN101501515B (zh) 2013-03-27
WO2007019077A2 (en) 2007-02-15
WO2007019077A3 (en) 2008-11-13
CN101501515A (zh) 2009-08-05
KR20080031921A (ko) 2008-04-11
EP1910856A2 (en) 2008-04-16
TWI418826B (zh) 2013-12-11
US20070043994A1 (en) 2007-02-22
KR101264120B1 (ko) 2013-05-14
US7519878B2 (en) 2009-04-14
TW200717007A (en) 2007-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5114404B2 (ja) デバイスのテストデータ入手
US7454658B1 (en) In-system signal analysis using a programmable logic device
US9470759B2 (en) Test instrument having a configurable interface
CN1737600A (zh) 用于自动测试设置的装置和方法
US9759772B2 (en) Programmable test instrument
JP4046518B2 (ja) ビット・エラー・レート測定
TWI418824B (zh) 判斷通訊頻道中的抖動之方法和系統
JP4698680B2 (ja) 高電圧機能を備えたピンエレクトロニクス
CN113014339A (zh) PCIe外插卡接收通道的质量测试方法、装置及设备
CN112800635B (zh) 矢量网络分析仪和统计眼图生成的方法
JP2008526112A (ja) 変換器試験のためのパラメトリック測定ユニットの使用
US6799128B2 (en) Measurement system for sampling a signal and evaluating data representing the signal
CN111487447B (zh) 一种用于实现快速测量的数字示波器
US20110025297A1 (en) Parameter calculating apparatus and simulation apparatus
CN110584695A (zh) 医疗影像设备的测试方法、装置、设备及存储介质
US12013431B2 (en) Method and testing apparatus related to wafer testing
US10996268B2 (en) Session management for interactive debugging
CN115877158A (zh) 一种半导体器件检测方法、存储介质、设备及***
CN115963302A (zh) 一种数字信号质量辅助测试方法及***
JP2007108023A (ja) 環境試験装置および解析方法
JP2005100368A (ja) スペクトラム拡散クロッキングのディジタル測定方法
CN116881060A (zh) 一种集成电路总线的测试方法、装置、设备及介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120720

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5114404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250