JP5104256B2 - インクカートリッジ - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係るインクカートリッジ10の外観形状を示す斜視図である。図2は、カートリッジ本体20の内部構造を示す側面図である。図3は、カートリッジ本体20の分解斜視図である。図4は、バルブ収容室54付近の構造を示す部分断面図であり、インク供給孔91が閉塞された状態を示す。図5は、弁体31の斜視図である。図6は、バルブ収容室54付近の構造を示す部分断面図であり、インク供給孔91が開放された状態を示す。図7は、キャップ95の斜視図であり、(A)はキャップ95の外側を示し、(B)はキャップ95の内側を示す。図8は、キャップ95の縦断面図である。図9は、カートリッジ本体20の背面図であり、キャップ95付近の構造を示す。なお、図3ではアーム150(図2参照)が省略されている。
カートリッジ本体20は、図2及び図3に示されるように、大別して、フレーム110と、大気連通バルブ80と、インク供給バルブ90と、アーム150とを備える。フレーム110は、カートリッジ本体20の筐体を構成する部材であり、カートリッジ本体20の六面101〜106を形成する。したがって、カートリッジ本体20の各面101〜106は、フレーム110の六面に一致する。以下において、カートリッジ本体20の各面に付された符号(101〜106)を用いてフレーム110の各面を示す。
図3に示されるように、カートリッジ本体20の背面102の下部にインク流通部99(本発明のキャップ取付部の一例)が設けられている。インク流通部99は、カートリッジ本体20の外側へ突出する円筒状に形成されており、カートリッジ本体20と一体成形されている。このインク流通部99によってバルブ収容室54(図4参照)が構成されている。バルブ収容室54は、図4に示されるように、カートリッジ本体20の奥行き方向(矢印57の方向)へ延設されている。バルブ収容室54の奥壁53に貫通孔28が形成されている。バルブ収容室54は、この貫通孔28を通じてインク室100に連通している。このバルブ収容室54にインク供給バルブ90(図4参照)が収容されている。
シール部材93は、カートリッジ本体20の外部からバルブ収容室54にインクニードル49を挿通するものである。シール部材93は、密封性を高めるべく、弾性変形可能なゴムなどの樹脂で構成されている。シール部材93は、インク流通部99の内径、開口92の形状、及びキャップ95の内径に合わせて、円筒形状に形成されている。シール部材93は、シール部材本体75とインク供給孔91とを有する。シール部材本体75は、図4に示されるように、インク流通部99の内周面に嵌め入れられる第1円柱部72と、開口92の周縁(先端155)に当接される第2円柱部73とを有する。第1円柱部72の外径寸法は、インク流通部99の内径寸法とほぼ等しく設定されている。第2円柱部73の外径寸法は、キャップ95の内径寸法とほぼ等しく設定されている。インク流通部99の先端155にシール部材93が配置された状態でキャップ95が装着されると、シール部材本体75は、インク流通部99の開口92の周縁に押し付けられる。これにより、シール部材本体75は、インク流通部99の先端155に液密的に密着する。また、第2円柱部73がキャップ95とインク流通部99の先端155とによって挟み込まれるよう押圧力を受けるので、第2円柱部73が拡径するように弾性変形する。これにより、第2円柱部73の外周面がキャップ95の内面112(図4参照)に液密的に密着する。シール部材93は、このようにしてキャップ取付部99の外側(先端155)に配設されている。
開口92の外縁部分にシール部材93を介してキャップ95が取り付けられている。キャップ95は、シール部材93をインク流通部99の先端155に固定するとともにインクニードル49をバルブ収容室54へ導くものである。図7〜図9に示されるように、キャップ95は、キャップ本体113(本発明のキャップ本体の一例)、及び保持具115(本発明の係止具の一例)を有して構成されている。
以上説明したように、シール部材93を固定するキャップ95が背面102と係合するので、キャップ95がシール部材93及びインク流通部99を覆う箇所に開口を設ける必要がない。したがって、キャップ95によってシール部材93がインク流通部99の先端155に押し付けられた際に、シール部材93がインク流通部99及びキャップの内面112に密着して均一に弾性変形する。これにより、シール部材93のシール性能が低下してインク漏れが生じることを防止することができる。
20・・・カートリッジ本体(本発明の本体の一例)
67,69・・・ガイド部材(本発明のガイド部材の一例)
92・・・開口(本発明の孔の一例)
93・・・シール部材(本発明の弾性シール部材の一例)
95・・・キャップ(本発明のキャップの一例)
99・・・インク流通部(本発明のキャップ取付部の一例)
102・・・背面(本発明の所定の壁面の一例)
107,109・・・被係止部(本発明の被係止部の一例)
113・・・キャップ本体
115・・・保持具(本発明の係止具の一例)
148・・・上部
149・・・下部
Claims (4)
- インクが収容される本体と、
上記本体の壁面から外側へ突出する先端が開口した筒形状に設けられ、当該開口と連続する孔により上記本体の内部と外部とを連通するキャップ取付部と、
上記キャップ取付部の開口に配設された筒形状の弾性シール部材と、
上記弾性シール部材を上記キャップ取付部の開口周縁に液密に密着させ、且つ該弾性シール部材の外周面に密着した状態で上記壁面に係合されたキャップと、を備えており、
上記キャップは、少なくとも上記弾性シール部材の外周面全域及び上記キャップ取付部を覆う筒状のキャップ本体と、当該キャップ本体の筒状の側壁の中心を挟んで設けられて、上記キャップ本体において上記本体側となる後端側から上記本体側へ向けて延出し、かつ上記キャップ本体から前記キャップ本体の径方向外側および内側に弾性変形可能に突出された係止具とを備えており、
上記本体の壁面に、上記係止具と係合可能な被係止部が設けられているインクカートリッジ。 - 上記本体の壁面に、上記係止具を上記被係止部へ案内するガイド部材が設けられている請求項1に記載のインクカートリッジ。
- 上記壁面は、当該インクカートリッジがインク供給装置の収容部に装着される装着姿勢における上記本体の側面であって、
上記係止具は、上記装着姿勢における上記キャップ本体の上部及び下部に設けられている請求項2に記載のインクカートリッジ。 - インクが収容される本体と、
当該インクカートリッジがインク供給装置の収容部に装着される装着姿勢における上記本体の側面から外側へ突出する先端が開口した筒形状に設けられ、当該開口と連続する孔により上記本体の内部と外部とを連通するキャップ取付部と、
上記キャップ取付部の開口の外側に配設された筒形状の弾性シール部材と、
上記弾性シール部材を上記キャップ取付部の開口周縁に液密に密着させ、且つ該弾性シール部材の外周面に密着した状態で上記本体の側面に係合されたキャップと、を備えており、
上記キャップは、少なくとも上記弾性シール部材の外周面全域及び上記キャップ取付部を覆う筒状のキャップ本体と、上記装着姿勢における上記キャップ本体の上部及び下部に設けられ、当該キャップ本体の筒状の側壁の中心を挟んで設けられて、上記キャップ本体において上記本体側となる後端側から上記本体側へ向けて延出し、かつ上記キャップ本体から前記キャップ本体の径方向に弾性変形可能に突出された係止具とを備え、
上記本体の側面に、上記係止具と係合可能な被係止部、及び上記係止具を該被係止部へ案内するガイド部材が設けられているインクカートリッジ。
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