JP5099019B2 - 走行案内装置、走行案内方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
走行案内装置、走行案内方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Description
ここで、「事象の状態」とは、時間変化に伴い状態が変化する道路上の事象の状態であり、例えば渋滞、道路の冠水、積雪、路面凍結、視界などの状態がある。
また、ユーザが希望する出発希望時刻の範囲内で、ユーザに快適な走行環境を提供できる出発予定時刻を推奨出発時刻として案内することが可能となる。
また、ユーザが希望する出発希望時刻の範囲内で、ユーザに快適な走行環境を提供できる出発予定時刻を推奨出発時刻として案内することが可能となる。
また、ユーザが希望する出発希望時刻の範囲内で、ユーザに快適な走行環境を提供できる出発予定時刻を推奨出発時刻として案内することが可能となる。
現在位置検出部11は、GPS21、地磁気センサ22、車速センサ23、ステアリングセンサ24、ジャイロセンサ25、高度計(図示せず)等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ23は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の車輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより車輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記5種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
また、地図データは、具体的には、道路(リンク)形状に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、各交差点に関する交差点データ、施設に関する施設データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ、地図、道路、交通情報等の画像を液晶ディスプレイ15に描画するための画像描画データ等から構成されている。尚、一部のリンクに関するリンクデータには、車両の進行方向に関する情報も含まれる。例えば、中央分離帯を有する大型の道路では、車両の進行方向(上り、下り)毎に対応付けられた複数本のリンクから構成される。
そして、例えば渋滞の状態を特定する情報としては、判定リンク毎の渋滞度(『渋滞』、『混雑』、『渋滞無し』のいずれか)がVICSセンタやプローブセンタから取得され、事象状態DB32に記憶される。また、道路の冠水の状態を特定する情報としては、判定リンク毎の水位(○○cm)がVICSセンタやプローブセンタから取得され、事象状態DB32に記憶される。また、積雪の状態を特定する情報としては、判定リンク毎の積雪量(○○cm)がVICSセンタやプローブセンタから取得され、事象状態DB32に記憶される。また、路面凍結の状態を特定する情報としては、判定リンク毎の路面凍結の有無(『凍結あり』、『凍結なし』のいずれか)がVICSセンタやプローブセンタから取得され、事象状態DB32に記憶される。また、視界の状態を特定する情報としては、判定リンク毎の視認可能距離(○○m)がVICSセンタやプローブセンタから取得され、事象状態DB32に記憶される。
図2に示すように、事象状態DB32に記憶される判定リンクの事象の状態は、現在時刻からの経過時間毎に、その状態が記憶される。例えば、図2に示す例では現在時刻から10分経過毎の渋滞度(『渋滞』、『混雑』、『渋滞無し』のいずれか)が事象状態DB32に記憶される。
そして、ナビゲーションECU13は、事象状態DB32に記憶された判定リンク毎の事象の状態を用いて、リンクが渋滞する時刻や冠水する時刻等の事象の状態が悪くなる時刻を回避して走行する為の出発予定時刻を特定する。
更に、本実施形態に係る通信モジュール18は、目的地までの走行予定経路をナビゲーション装置1において設定した際に、VICSセンタやプローブセンタに対して設定された走行予定経路に関する情報を送信する。そして、送信した走行予定経路に対応する判定リンク毎の事象の状態及び判定リンク間旅行時間をVICSセンタやプローブセンタから受信する。
尚、判定リンク毎の事象の状態及び判定リンク間旅行時間については既に図2を用いて説明したので、説明は省略する。
尚、回避対象とする事象として複数の事象を選択可能に構成しても良い。
尚、ユーザが回避対象とする事象として「渋滞」が選択された場合には、閾値入力画面57において渋滞度(『渋滞』、『混雑』、『渋滞無し』のいずれか)を閾値として選択する構成とする。また、ユーザが回避対象とする事象として「積雪、路面凍結」が選択された場合には、閾値入力画面57において積雪量(○○cm)や路面凍結の有無(『凍結あり』、『凍結なし』のいずれか)を閾値として入力する構成とする。また、ユーザが回避対象とする事象として「視界」が選択された場合には、閾値入力画面57において視認可能距離(○○m)を閾値として入力する構成とする。
尚、走行予定経路を構成する全てのリンクを判定リンクに特定しても良い。また、出発地から所定距離(例えば1km)ごとにあるリンクを判定リンクに特定しても良い。
また、VICSセンタやプローブセンタは、現在の判定リンクの事象の状態、判定リンクの過去の事象の状態の履歴、地形等に基づいて今後の事象の状態を推定する。尚、前記S7で取得された判定リンク毎の事象の状態及び判定リンク間旅行時間については、事象状態DB32に記憶される。
また、開始時刻から10分後に出発地を出発した場合には、判定リンクAの到達時(開始時刻から10分経過後)の渋滞度は『渋滞無し』と推定され、判定リンクBの到着時(開始時刻から20分経過後)の渋滞度は『混雑』と推定され、判定リンクCの到着時(開始時刻から40分経過後)の渋滞度は『混雑』と推定され、判定リンクDの到着時(開始時刻から60分経過後)の渋滞度は『混雑』と推定される。従って、出発希望時刻の範囲の開始時刻から10分後に出発地を出発すると、全ての判定リンクA〜Dの走行時において各判定リンクの事象の状態が閾値未満となるので、開始時刻から10分後は推奨出発時刻として選択される。
その結果、図11及び図12に示す例では、開始時刻(現在時刻)から10分後〜20分後の時刻が推奨出発時刻として案内される。
また、開始時刻から20分後に出発地を出発した場合には、判定リンクAの到達時(開始時刻から20分経過後)の水位は『30cm』と推定され、判定リンクBの到着時(開始時刻から30分経過後)の水位は『40cm』と推定され、判定リンクCの到着時(開始時刻から40分経過後)の水位は『70cm』と推定され、判定リンクDの到着時(開始時刻から60分経過後)の水位は『40cm』と推定さる。従って、出発希望時刻の範囲の開始時刻から20分後に出発地を出発すると、判定リンクCの走行時において判定リンクCの事象の状態が閾値以上となるので、開始時刻から20分後は推奨出発時刻として選択されない。
その結果、図13に示す例では、開始時刻(現在時刻)から0分後〜10分後の時刻が推奨出発時刻として案内される。
また、複数の出発候補時刻の中から、目的地までの経路に含まれる各道路区間の事象の状態が悪くなる時刻を回避して走行することができる出発予定時刻を選択できる(S13)ので、ユーザが希望する出発希望時刻の内で、ユーザに最も快適な走行環境を提供できる出発予定時刻を推奨出発時刻として案内することが可能となる。
また、複数の事象候補の内からユーザにより選択された事情の状態が悪くなる時刻を回避して目的地まで走行する為の出発予定時刻を推奨出発時刻として案内することができるので、ユーザの要望に沿った快適な走行環境を提供することが可能となる。
例えば、本実施形態では図5に示す事象選択画面52において、複数の事象候補の内から回避対象とする事象をいずれか一つユーザに選択させる構成としているが、複数の事象を選択させる構成としても良い。また、現在の天候やリンクの状況からナビゲーションECU13が選択する構成としても良い。更に、自動的に全ての事象候補を回避対象として設定する構成としても良い。
13 ナビゲーションECU
31 地図情報DB
41 CPU
42 RAM
43 ROM
Claims (4)
- 出発地から目的地へと至る走行予定経路を取得する走行予定経路取得手段と、
車両が前記出発地を出発する出発予定時刻として、ユーザに指定された出発希望時刻の範囲内で該範囲の開始時刻から順に所定時間経過毎の時刻を取得する出発予定時刻取得手段と、
前記出発予定時刻に含まれる時刻毎に、前記車両が前記出発予定時刻に前記出発地を出発した場合において、前記走行予定経路に含まれる道路区間への到着予定時刻を区間毎に取得する到着予定時刻取得手段と、
前記到着予定時刻取得手段により取得された到着予定時刻における前記道路区間の事象の状態を区間毎に取得する事象状態取得手段と、
前記出発予定時刻に含まれる時刻の内、前記事象状態取得手段により取得した全ての前記道路区間の事象の状態が閾値未満の状態である時刻を推奨出発時刻として案内する案内手段と、を有することを特徴とする走行案内装置。 - 複数の事象候補から事象を選択する事象選択手段を有し、
前記事象状態取得手段は、前記判定地点の前記事象選択手段により選択された事象の状態を取得することを特徴とする請求項1に記載の走行案内装置。 - 出発地から目的地へと至る走行予定経路を取得する走行予定経路取得ステップと、
車両が前記出発地を出発する出発予定時刻として、ユーザに指定された出発希望時刻の範囲内で該範囲の開始時刻から順に所定時間経過毎の時刻を取得する出発予定時刻取得ステップと、
前記出発予定時刻に含まれる時刻毎に、前記車両が前記出発予定時刻に前記出発地を出発した場合において、前記走行予定経路に含まれる道路区間への到着予定時刻を区間毎に取得する到着予定時刻取得ステップと、
前記到着予定時刻取得ステップにより取得された到着予定時刻における前記道路区間の事象の状態を区間毎に取得する事象状態取得ステップと、
前記出発予定時刻に含まれる時刻の内、前記事象状態取得ステップにより取得した全ての前記道路区間の事象の状態が閾値未満の状態である時刻を推奨出発時刻として案内する案内ステップと、を有することを特徴とする走行案内方法。 - コンピュータに、
出発地から目的地へと至る走行予定経路を取得する走行予定経路取得機能と、
車両が前記出発地を出発する出発予定時刻として、ユーザに指定された出発希望時刻の範囲内で該範囲の開始時刻から順に所定時間経過毎の時刻を取得する出発予定時刻取得機能と、
前記出発予定時刻に含まれる時刻毎に、前記車両が前記出発予定時刻に前記出発地を出発した場合において、前記走行予定経路に含まれる道路区間への到着予定時刻を区間毎に取得する到着予定時刻取得機能と、
前記到着予定時刻取得機能により取得された到着予定時刻における前記道路区間の事象の状態を区間毎に取得する事象状態取得機能と、
前記出発予定時刻に含まれる時刻の内、前記事象状態取得機能により取得した全ての前記道路区間の事象の状態が閾値未満の状態である時刻を推奨出発時刻として案内する案内機能と、
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2009006756A JP5099019B2 (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 走行案内装置、走行案内方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009006756A JP5099019B2 (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 走行案内装置、走行案内方法及びコンピュータプログラム |
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JP2010164419A JP2010164419A (ja) | 2010-07-29 |
JP5099019B2 true JP5099019B2 (ja) | 2012-12-12 |
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JP2009006756A Expired - Fee Related JP5099019B2 (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 走行案内装置、走行案内方法及びコンピュータプログラム |
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