JP2003004466A - 走行状況予測装置、経路設定装置、及び、ナビゲーション装置 - Google Patents

走行状況予測装置、経路設定装置、及び、ナビゲーション装置

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JP2003004466A
JP2003004466A JP2001181948A JP2001181948A JP2003004466A JP 2003004466 A JP2003004466 A JP 2003004466A JP 2001181948 A JP2001181948 A JP 2001181948A JP 2001181948 A JP2001181948 A JP 2001181948A JP 2003004466 A JP2003004466 A JP 2003004466A
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traveling
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road
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route
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Yasuhiro Shimizu
泰博 清水
Masayoshi Omi
眞宜 近江
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が次に走行する際の走行状況を予測する
ことができる走行状況予測装置と、この予測結果に基づ
く経路設定装置、及び、ナビゲーション装置、を提供す
る。 【解決手段】 ナビゲーション装置は、VICSから渋
滞情報を取得すると、VICS受信回数をカウントする
と共に、渋滞している道路に対応するリンクの渋滞回数
をカウントする。また一方で、位置検出部から取得した
情報に基づき、車両位置を把握し、これに基づき車両が
走行した各リンクのリンク通過時間を算出し、これをリ
ンク通過時間総和に加算して記録する。また同時にリン
ク通過回数をカウントする。そして、制御部は、この結
果に基づき平均リンク通過時間を算出して、車両が次に
走行する際のリンク通過時間を予測し、目的地までの旅
行時間を算出する。また、制御部は、渋滞回数に基づき
道路の渋滞率を把握し、渋滞しそうな道路が存在するこ
とを案内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両が次に走行す
る際の走行状況を予測する走行状況予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車載型のナビゲーション装置
が知られている。このナビゲーション装置は、地図デー
タに基づきディスプレイ上に道路の接続を表す地図を表
示すると共に、車両乗員から目的地までの経路を案内す
るように指令が入力されると、GPS( Global Positi
oning System)等の位置検出器にて検出した車両の現在
位置から、指定された目的地までの経路(即ち、目的地
経路)を適切に設定して、その経路をディスプレイ上に
表示し、更に、設定した経路を音声にて車両乗員に案内
するものである。
【0003】また、この種のナビゲーション装置は、通
常、設定した経路で走行する場合の目的地までの旅行時
間や、到着予想時刻をディスプレイ上に表示できるよう
にされている。この他、道路交通情報通信システム(V
ICS)から提供される道路交通情報を受信可能なナビ
ゲーション装置では、その道路交通情報に含まれる渋滞
情報を基に、渋滞している道路を地図上に表示して、車
両乗員に渋滞地域を案内したり、渋滞道路を回避するよ
うな目的地までの経路を設定して案内することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ナビゲーション装置は、書き換え可能な記憶媒体とし
て、プログラム実行時に必要なデータを一時的に記憶す
るための半導体製メモリ(RAM)程度しか備えていな
いため、車両の走行履歴を長期間保存して、その走行履
歴を以後の経路設定や、走行案内に活用することができ
なかった。
【0005】つまり、従来のナビゲーション装置では、
VICSから渋滞情報を取得しても、これらの情報を、
数十分(例えば30分)毎に破棄しなければならなかっ
たため、VICSからの渋滞情報を、現在の渋滞情報と
して利用者側に案内したりする程度の目的でしか活用で
きず、取得した渋滞情報を将来の道路交通状況を予測す
るための目的で活用することができなかった。したがっ
て、従来のナビゲーション装置では、VICSからの渋
滞情報を活用して慢性的な渋滞を引き起こしている道路
等を回避するように経路設定を行ったり、渋滞を引き起
こしやすい道路が進行方向にあるなどの走行案内を車両
乗員に対して行うことができなかった。
【0006】また、VICS等から取得できる渋滞情報
は、主要幹線に限られるため、そもそも従来のナビゲー
ション装置は、VICSから渋滞情報が提供されない一
般道において、その道路が渋滞を引き起こしやすい道路
かどうかを確認する手段を持ち合わせていなかった。こ
のため、VICSから渋滞情報を取得できない道路にお
いては、たとえその道路が、渋滞しやすい道路であって
も、目的地までの経路から外したりすることは不可能で
あった。
【0007】この他、VICSより取得できる渋滞情報
は、車両近辺の情報に限られるため、遠く離れた目的地
までの経路を設定したりする際には、VICSからの渋
滞情報だけで十分に渋滞を回避して経路設定することが
できなかった。つまり、遠方の渋滞情報はVICSから
取得することができないため、結果的に目的地近辺にお
いて設定された経路は、必ずしも適切な経路とはなりえ
なかった。
【0008】したがって、目的地までの経路として設定
された経路に基づいて算出される旅行時間も、実際の旅
行時間と、大幅にずれてしまうことが多々あった。本発
明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、車両が
次に走行する際の車両の走行状況を予測することができ
る走行状況予測装置と、その走行状況に適合する目的地
までの経路を設定可能な経路設定装置と、走行状況に適
合する目的地までの経路の走行案内が可能なナビゲーシ
ョン装置と、を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の走行状況予測装置におい
ては、走行情報取得手段が車両走行時に外部から取得し
た車両の走行に関する各種走行情報を、走行情報保存手
段が、車両の走行履歴として記憶媒体に保存し、予測手
段が、保存された過去の走行履歴に基づき、車両が次に
走行する際の走行状況を予測する。
【0010】したがって、この走行状況予測装置は、予
測手段が予測した走行状況を外部に提供することがで
き、この予測した走行状況を取得した外部の装置は、そ
の走行状況を評価して、その評価結果を経路設定や走行
案内に活用することができる。つまり例えば、評価結果
を目的地まの経路設定に活用して、快適な走行状況が得
られる経路にて運転者を目的地まで誘導することができ
る。
【0011】尚、請求項2に記載のように、走行情報保
存手段が、走行情報を、その走行情報の取得時刻と関連
付けて、記憶媒体に順次保存する構成にされていると、
予測手段は、走行情報の取得時刻を確認することがで
き、この結果、車両が次に走行する時刻を考慮に入れ
て、走行状況を、より正確に予測することができる。
【0012】ここで、走行情報保存手段は、例えば、各
走行情報を、取得時刻に対応する所定期間毎の車両の走
行に関する情報として統計的にまとめて、これを走行履
歴として保存してもよいし、各走行情報と共にその取得
時刻を記憶媒体に保存してもよい。尚、統計的にまとめ
れば、走行履歴としての保存データ量を大幅に削減する
ことができる。
【0013】また、請求項3に記載のように、走行情報
取得手段が、走行情報として、外部のサービスセンタか
ら車両周囲の道路交通情報を取得するように構成されて
いる走行状況予測装置では、道路交通情報を記憶媒体に
保存することができ、予測手段は、道路交通情報の履歴
に基づいて、車両が次に走行する際の道路交通状況を予
測することができる。
【0014】例えば、請求項4に記載のように、走行情
報取得手段が道路交通情報として渋滞情報を取得するよ
うに構成されていると、予測手段は、この渋滞情報の履
歴に基づいて、車両が次に走行する際の道路の渋滞率を
予測することができる。したがって、請求項4に記載の
走行状況予測装置によれば、サービスセンタから現在の
渋滞情報を取得しなくても、予測した渋滞率を活用し
て、運転者が渋滞率の高い道路を通らないように各種走
行案内を行うことができる。
【0015】一方、請求項5及び請求項6に記載のよう
に、走行情報取得手段が、走行情報として、車載センサ
から車両の走行状態を取得するように構成されている走
行状況予測装置においては、記憶媒体に記憶された過去
の車両の走行状態を表す走行履歴に基づいて、予測手段
は、車両が次に走行する際の走行状態を予測することが
できる。
【0016】したがって、このような構成の走行状況予
測装置は、サービスセンタから道路交通情報を取得しな
くても、その予測した走行状態から間接的に、道路交通
状況を予測することができる。また特に、このような走
行状況予測装置は、サービスセンタから提供される道路
交通情報からでは予測できない走行状況を予測すること
ができて、その予測結果を車両乗員に提供することがで
きる。
【0017】つまり例えば、請求項7に記載のように、
走行情報保存手段が、取得した走行状態に基づいて、車
両が走行する道路が渋滞中であるか否かを判定し、この
判定結果を記憶媒体に保存するように構成されている場
合、予測手段は、この判定結果の履歴に基づき、サービ
スセンタからの渋滞情報が有るか否かにかかわらず、車
両が次に走行する際の道路の渋滞率を予測することがで
きる。したがって、当該装置は、サービスセンタから渋
滞情報が提供されないような狭い一般道に関しても、予
測した渋滞率に関する情報を外部に提供することができ
る。
【0018】また、サービスセンタからの渋滞情報の履
歴と、判定結果の履歴と、が記憶媒体に保存される請求
項8に記載の走行状況予測装置の場合、予測手段は、こ
れらの履歴から総合的に車両周囲の渋滞状況を判断する
ことができるため、より適切な渋滞率を予測することが
できる。
【0019】また、請求項9に記載のように、渋滞予測
案内手段を設けて、車両の進行方向に渋滞率の高い道路
があった場合に、その旨を車両乗員に案内するように走
行状況予測装置を構成すると、運転者は、渋滞に巻き込
まれる前に、渋滞率の高い道路を回避することができる
ため、快適なドライブをすることができる。
【0020】この他、走行情報保存手段が、車両の走行
状態に基づいて車両が走行した道路の通過時間を算出し
て、これを記憶媒体に保存し、予測手段が、記憶媒体に
保存された道路の通過時間に基づき、車両が次に走行す
る際の道路の通過時間を予測するように、走行状況予測
装置(請求項10)を構成すれば、予測した道路の通過
時間を、走行案内に活用して、例えば、通過時間の長い
道路が避けられるような経路を運転者に案内したりする
ことができる。
【0021】また、この走行状況予測装置によれば、予
測した道路の通過時間を、目的地までの旅行時間や、到
着予想時刻を算出する際に活用することができる。また
更に、請求項11に記載のように、走行情報保存手段
が、車載センサから取得した走行状態に基づいて、信号
待ち時間を算出し、これを、記憶媒体に保存し、予測手
段が、その信号待ち時間に基づき、車両が次に走行する
際の道路の信号待ち時間を予測するように走行状況予測
装置を構成すると、この予測結果に基づき、信号待ち時
間の長い交差点が避けられるような経路を運転者に案内
したり、予測した信号待ち時間を考慮に入れて目的地ま
での旅行時間を正確に推定したりすることができる。
【0022】つまり、請求項10や請求項11に記載の
走行状況予測装置によれば、予測結果を利用することに
より、目的地までの正確な旅行時間、到着予測時刻を推
定してそれを運転者に提供することが可能である。尚、
請求項1〜請求項11に記載の走行状況予測装置におい
ては、走行履歴を保存するための記憶媒体を、請求項1
2に記載のようにハードディスクで構成するのが好まし
い。このようにすると、生産者は、記憶媒体のデータ記
憶容量を安価に増大することができて、結果、その記憶
媒体にて長期間にわたる走行履歴を詳細に保存できるよ
うに走行状況予測装置を構成することができる。換言す
ると、詳細な走行履歴に基づいて、走行状況を正確に予
測することができるように走行状況予測装置を構成する
ことができる。
【0023】また、以上に説明した走行状況予測装置
を、請求項13に記載のように目的地までの経路を設定
する経路設定装置に組み込むと便利である。請求項13
に記載の発明は、出発地から目的地に至るまでの目的地
経路を設定するための設定条件に基づいて、経路設定手
段が、目的地経路を設定する経路設定装置において、第
一変更手段が、走行状況予測装置の予測手段にて予測し
た走行状況に基づき、その設定条件を変更するように構
成されている。
【0024】したがって、この経路設定装置は、第一変
更手段にて、予測した走行状況に適合する目的地経路を
設定するように設定条件を変更することができ、結果と
して、運転者に、その設定された目的地経路に沿って車
両を快適に走行させることができる。
【0025】尚具体的に、経路設定装置は、走行状況予
測装置が予測した渋滞率に基づいて、渋滞率の高くない
道路を優先的に選択して目的地までの経路に設定した
り、予測した道路の通過時間、信号待ち時間に基づい
て、旅行時間の短い道路を優先的に選択して、目的地ま
での経路を設定することができる。
【0026】また、請求項14に記載のように、経路設
定装置に、運転技術に関するアンケートを運転者に対し
て実施すると共に、このアンケート結果に基づいて、設
定条件を変更する第二変更手段を設けると、走行状況を
考慮に入れつつ、運転者の運転技術に適合する経路を設
定することができる。
【0027】この他、請求項13又は請求項14に記載
の経路設定装置を請求項15に記載のようにナビゲーシ
ョン装置に組み込むと便利である。請求項15に記載の
ナビゲーション装置は、経路案内手段にて、経路設定装
置が設定した経路に対応する走行案内を行うように構成
されているため、運転者は、走行状況に適合する目的地
までの経路に沿って容易に車両を走行させることがで
き、目的地までを快適にドライブすることができる。
【0028】また、このナビゲーション装置には、請求
項16に記載のように、予測手段が予測した走行状況に
基づいて、出発地から目的地までの旅行時間を算出し、
その算出した旅行時間を車両乗員に案内する旅行時間案
内手段を設けるのが良い。尚、旅行時間案内手段は、旅
行時間として、目的地までの所要時間を直接案内しても
よいし、目的地への到着予想時刻を案内してもよい。
【0029】このようなナビゲーション装置によれば、
車両乗員は、予測した走行状況に基づく正確な旅行時間
を知ることができるので、安心して以後の旅行プランを
立てることができる。また、上述した請求項1〜請求項
12に記載の走行状況予測装置における各手段が果たす
機能はコンピュータにて実現させることも可能であるた
め、事業者は、コンピュータをその走行状況予測装置に
おける各手段として機能させるためのプログラム、を提
供することができる。
【0030】このようなプログラムは、例えば、RO
M、RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気
ディスク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に記憶させることができ、
利用者は、必要に応じてこれらのプログラムをコンピュ
ータに読み取らせて使用することが可能である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について、
図面とともに説明する。図1は、本発明が適用された車
載型ナビゲーション装置1の構成を表すブロック図であ
る。
【0032】図1に示すようにナビゲーション装置1
は、主に、位置検出部10と、VICS受信部21と、
地図データ格納部23と、表示部25と、操作部27
と、音声出力部29と、後述の各種データを記録して格
納するハードディスクドライブ(HDD)31と、これ
らの各部を含むナビゲーション装置1全体を統括制御す
る制御部41と、から構成されている。
【0033】詳述すると、位置検出部10は、GPS用
の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受
信し車両の現在位置を検出するGPS受信機11と、車
速センサや、車輪速センサ等からの検出信号に基づいて
車両の走行距離を検出する距離センサ13と、車両に加
えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ
15と、地磁気に基づいて絶対方位を検出する地磁気セ
ンサ17と、を備えており、互いに性質の異なる誤差を
有する受信機11、センサ13,15,17からの情報
を制御部41に提供して、制御部41がこれらから検出
したデータを互いに補完しながらより正確な車両の現在
位置を把握することができるようにされている。
【0034】尚、位置検出部10は、必ずしも上記セン
サをすべて備えている必要はなく、例えば、GPS受信
機11だけであってもよい。また、これら以外に、ステ
アリングの左右操舵角を検出する操舵角センサ等を用い
れば、このセンサからの検出データを基に、ナビゲーシ
ョン装置1は、車両位置や、車両の進行方向等をより一
層正確に把握することが可能である。
【0035】次に、VICS受信部21は、道路交通情
報通信システム(VICS)を構成する外部センタ3か
ら提供される道路交通情報を自身の受信アンテナを介し
て受信するように構成されている。尚、このVICS受
信部21としては、例えば、光ビーコン受信機や、電波
ビーコン受信機、その他、FM多重放送を介して車両側
に送信されてくる交通情報を受信するFM受信機等が挙
げられる。
【0036】一方、外部センタ3より車両側に送信され
る道路交通情報としては、渋滞道路を表す渋滞情報や、
工事現場の位置を示す工事情報、事故現場の位置を示す
事故情報、通行止め道路を示す通行止め情報等が挙げら
れる。また特に、この渋滞情報は、渋滞が発生した道路
をナビゲーション装置1側で特定可能な道路番号(即
ち、後述するリンクID)と、渋滞区間を抜けるまでの
旅行時間や、渋滞長などの渋滞量に関する情報と、から
構成されている。
【0037】次に、表示部25は、車両の走行に必要な
道路の接続情報を含む地図等を表示画面上にカラー表示
して車両乗員に報知するために備えられており、例え
ば、表示部25は、制御部41にて制御されて、制御部
41が地図データ格納部23から読み出した地図データ
に基づいて車両が走行する周辺の地図画面を表示すると
共に、車両の現在位置を表す現在地マークをカラーで表
示したり、車両乗員に対する注意喚起用のメッセージ等
を表示する。
【0038】一方、地図データ格納部23は、表示部2
5にて地図画面を表示したり車両乗員が指定した目的地
までの経路を案内するために必要な各種データ、を記憶
する記憶媒体(例えば、CD−ROM、DVD、メモリ
カード等)と、記憶媒体から情報を読み取り制御部41
側に送信するデコーダとから構成されている。そして、
この記憶媒体には、上記各種データとして、道路の接続
に関する道路データ、表示画面上に道路、建造物、公
園、河川等からなる地図画面を表示するための地図画面
データ、GPS受信機11等から得た経度及び緯度で表
される車両の現在位置から車両が走行中の道路を地図画
面上で特定するためのマップマッチング用データ、等か
らなる地図データが記憶されている。
【0039】そして特に、この道路データには、リンク
情報とノード情報、及びリンク間接続情報が含まれ、こ
のリンク情報として、リンクを特定するための固有の番
号である「リンクID」や、例えば、高速道路、有料道
路、一般道などを識別するための「リンククラス」や、
リンクの「始端座標」及び「終端座標」や、リンクの長
さを示す「リンク長」などのリンク自体に関する情報が
地図データ格納部23に記憶されている。一方、ノード
情報として、リンクを結ぶノード固有の番号である「ノ
ードID」や、交差点での右左折禁止や、信号機の有無
などの情報が地図データ格納部23に記憶され、更に、
リンク間接続情報として、例えば一方通行などの理由
で、通行が可か不可かを示すデータ等が記憶されてい
る。
【0040】また、操作部27は、車両乗員が外部操作
にて各種指令をナビゲーション装置1に入力するために
備えられており、表示部25と一体に構成され表示画面
上に設定されるタッチスイッチや、ナビゲーション装置
1の表示画面の周囲に設けられたメカニカルなキースイ
ッチ等から構成されている。
【0041】ここでタッチスイッチは、表示部25の画
面上を赤外線にて走査する赤外線センサにより構成され
ており、例えば、指やタッチペンなどでその赤外線を遮
断すると、その遮断した位置が二次元座標値(X,Y)
として検出される。つまり、操作部27のタッチスイッ
チは、車両乗員が画面上を直接タッチすることで所定の
指示を入力できるように構成されている。
【0042】また、音声出力部29は、D/A(デジタ
ル/アナログ)変換回路、スピーカ等を備えており、制
御部41から受信したデジタル音声信号をアナログ信号
に変換して、スピーカから音声を出力し、車両乗員に必
要な各種案内を音声にて行う。
【0043】そして、制御部41は、CPU、ROM、
RAM等からなる周知のマイクロコンピュータを備えて
おり、ROM等に記憶されたナビゲーション装置1の各
機能を果たすための各プログラムをCPUにて実行し、
装置内の各部を制御する。例えば、この制御部41は、
車両乗員が操作部27を用いて目的地を設定すると、位
置検出部10から取得した車両の現在位置から、その設
定された目的地までの最適な経路を、ダイクストラ法又
はそれに準ずる方法にて探索して設定し、この経路を、
車両周辺の地図画面上に重ねて表示部25に表示する。
また、制御部41は、上記経路を設定した後、運転者が
設定経路に沿って車両を走行させて目的地まで到達でき
るように、車両の位置に応じて、音声出力部29のスピ
ーカより音声にて経路案内を行う。
【0044】ところで、本実施例のナビゲーション装置
1においては、現在の道路交通状況に適合する経路設定
や、各種走行案内ができるように、制御部41が、位置
検出部10や、VICS受信部21から得た情報に基づ
き、車両の走行履歴として、HDD31内に図2に示す
ようなデータを記録(保存)するようにされている。
尚、図2は、HDD31内に記憶されているデータの構
成を表す説明図である。
【0045】図2に示すように、制御部41は、後述す
る処理によって、HDD31に、VICS受信回数(N
1 )、渋滞回数(N2 )、リンク通過回数(N3 )、リ
ンク通過時間総和(N4 )、平均リンク通過時間(N5
)、渋滞コスト(N6 )、道路長コスト(N7 )、を
リンクIDに関連付けて、曜日、時刻(本実施例では、
1時間間隔)毎に、記録(更新)する。また、同様に、
ノードIDに関連付けて、ノード通過回数(N8 )、ノ
ード通過時間総和(N9 )、平均ノード通過時間(N1
0)、ノード通過コスト(N11)を、曜日、時刻毎に、
記録する。
【0046】以下、これらのデータの取得方法に関して
詳述するが、前提として、平均リンク通過時間(N5
)、道路長コスト(N7 )、平均ノード通過時間(N1
0)、ノード通過コスト(N11)、以外のパラメータに
は、予め初期値として、ゼロが設定されていることとす
る。また、平均リンク通過時間(N5 )、道路長コスト
(N7 )、平均ノード通過時間(N10)、ノード通過コ
スト(N11)には、制御部41が予め地図データ格納部
23から呼び出したリンク情報、ノード情報に基づく初
期値が設定されている。尚、これは、車両の走行履歴が
少なすぎて、これに基づく上記コストが後述の方法で算
出できなかった場合であっても、通常のナビゲーション
装置1と同様に経路設定を行えるようにするためであ
る。
【0047】まず、図3は、制御部41が実行するVI
CS情報記録処理を表すフローチャートである。このV
ICS情報記録処理において制御部41は、主に、VI
CS受信回数(N1 )、渋滞回数(N2 )、渋滞コスト
(N6 )、をHDD31内に記録する。
【0048】図3に示すように、制御部41は、VIC
S受信部21が道路交通情報を受信すると、S110に
て、道路交通情報に含まれる渋滞情報を取得し、S12
0にて、その渋滞情報に含まれる提供地域に関する情報
に基づき、どの地域の渋滞情報を取得したかどうかを判
断し、更に、その判断結果に基づいて、提供地域内のリ
ンクIDに対応するVICS受信回数(N1 )をカウン
トする(つまり、値(N1 )を1増やす)。
【0049】次に、S130にて制御部41は、渋滞を
引き起こしている道路のリンクIDを、渋滞情報に基づ
いて把握し、これに基づいて、渋滞中とされている道路
に対応する各リンクIDの渋滞回数(N2 )をカウント
する(1増やす)。そして、制御部41は、S140に
て、渋滞中とされたリンクID夫々について、VICS
受信回数(N1 )が規定数M1 以上(N1 ≧ M1)にな
ったかどうかを確認し、規定数M1 以上になっているリ
ンクIDについては、そのリンクID毎に、S150に
て渋滞率を計算する。尚、S150において渋滞率は次
式で計算される。
【0050】 渋滞率 = 渋滞回数/(VICS受信回数+リンク通過回数) …(1) ここで、式(1)のパラメータとして挙げられるリンク
通過回数に関しては後述することにする。また、このよ
うに算出した渋滞率を基に、制御部41は、自身のメモ
リ内に予め記憶されたコストテーブルを参照して、後述
する経路設定に必要な渋滞コストをリンクID毎に設定
し、これをHDD31に記憶し(S160)、当該処理
を終了する。
【0051】次に、図4は、制御部41が実行する走行
情報記録処理を表すフローチャートである。制御部41
は、車両走行中常にこの処理を実行し、HDD31に、
渋滞回数(N2 )、リンク通過回数(N3 )、リンク通
過時間総和(N4 )、渋滞コスト(N6 )、ノード通過
回数(N8 )、ノード通過時間総和(N9 )、を記録す
る。
【0052】つまり、制御部41は、まずS210に
て、位置検出部10から、現在位置情報を取得し、これ
を現在時刻と共に一時的に自身のメモリ内に格納する。
そして次に、S220にて、走行中の現在位置から、車
両がどのリンクを走行中であるかどうか判断して、その
リンクが、前回のステップS220にて判断したリンク
と同一であるか否か判断する。
【0053】ここで、制御部41は、走行中のリンクが
同じ(即ちリンクIDが前回のリンクIDと同じ)であ
ると判断すると(S220でYes)、続くS230に
て、前回までのS210にて一時的にメモリ内に格納さ
れた現在位置の履歴に基づき、現在車両が交差点付近で
停車しているかどうかを判定する。つまり例えば、現在
位置の履歴を基に、信号機のあるノードに進入しつつあ
る車両が、停止したかどうかを判断する。
【0054】そして、停車したと判断すると(S230
でYes)、この停車時間を、信号待ち時間として、計
時する(S240)。尚、このステップでは、車両が連
続して停車している時間をカウントし、車両が動きはじ
めると、当該ステップを一旦終了して、続くS350に
処理をうつす。
【0055】一方、S220にて、走行中のリンクが前
回と相違する(リンクIDが異なる)と判断すると(S
220でNo)、制御部41はS250にて、現在時刻
(S210で取得した時刻)をリンク通過時刻として一
時記憶すると共に、S260にて、前回のS250で記
憶したリンク通過時刻と今回のS250で記憶したリン
ク通過時刻と比較することにより、そのリンク通過時間
を算出して、続くS270にて、そのリンクIDに関連
付けられて記録されているリンク通過時間総和(N4 )
に、S260にて算出したリンク通過時間を加算し、こ
の加算後のリンク通過時間を、前回までの処理で記録さ
れたリンク通過時間総和に上書きして、記録する。
【0056】また、制御部41はS280にて、カウン
トした信号待ち時間(S240)を、これに対応するノ
ード通過時間総和(N9 )に加算してHDD31に記録
し、更にS290にて、通過したリンク(即ち、前回ま
で走行していたリンクID)に対応するリンク通過回
数、及び、通過したノード(即ち、前回まで走行してい
たリンクと今回走行中のリンクとを結ぶノード)に対応
するノード通過回数、をカウント(1増加)する。尚、
S240にて、信号待ち時間がカウントされていない場
合、制御部41は、S280で信号待ち時間をゼロとし
て、対応するノード通過時間総和(N9 )を更新せず
に、処理をS290に移して上記処理を行う。
【0057】そして次に、制御部41は、S300に
て、S210にて記憶された現在位置の履歴に基づい
て、通過したリンクにおける平均走行速度が規定値以上
かどうかを判断し、規定値以上であれば(S300でY
es)、処理をS350に移す。一方、平均走行速度が
規定値以下であれば(S300でNo)、制御部41
は、S310にて通過したリンクが渋滞であったと判定
し、対応するリンクIDの渋滞回数(N2 )をカウント
(1増加)する。
【0058】そして、次にS320にて、そのリンクI
Dの渋滞回数(N2 )が規定値M2以上(N2 ≧ M2)
となったかどうか判断し、規定値M2 以上になっていれ
ば、S330にて、上記式(1)を用いて渋滞率を計算
し、更に、コストテーブルに基づいて、そのリンクID
の渋滞コストを設定し、これを記録する(S340)。
【0059】そして、制御部41は、S350におい
て、車両のエンジン停止等により終了指令が入力されて
いると判断すると、当該処理を終了し、入力されてなけ
れば、処理をS210に戻して繰り返し、上記処理を実
行する。次に図5は、上記走行情報記録処理で記録した
各種情報を統計処理して、これに基づき経路設定の際に
必要なコストを記録するためのコスト算出処理を示した
フローチャートである。尚、制御部41は、この処理
を、予め決められた所定期間毎に実行するようにされて
いる。
【0060】図5に示すように、制御部41は、当該処
理を実行するとまず、S410にて、リンクID毎に、
リンク通過時間総和(N4 )を、リンク通過回数(N3
)で、除算して、そのリンクID毎の平均リンク通過
時間(N5 )を算出し、これをHDD31内に記録す
る。
【0061】また、制御部41は、S420にて、ノー
ドID毎に、ノード通過時間総和(N9 )を、ノード通
過回数(N8 )で除算して平均ノード通過時間(N10)
を算出し、これを対応するノードIDの平均ノード通過
時間(N10)としてHDD31内に記録する。
【0062】続いて、S430にて、地図データ格納部
23より、S410、S420での処理の対象になった
リンク及びノードのリンク情報、ノード情報を読み出
す。そして、制御部41は、S440で読み出したリン
ク情報に含まれる基本リンク通過時間と、上記S410
にて算出した平均リンク通過時間と、に基づいて、次式
で表される道路長コスト補正係数をリンクID毎に算出
する。
【0063】 道路長コスト補正係数=平均リンク通過時間/基本リンク通過時間 …(2) 続いて、制御部41は、この算出した道路長コスト補正
係数に基づいて、リンクID毎に道路長コスト(N7 )
を設定して、これをHDD31内に記録する(S45
0)。
【0064】尚、この道路長コストは、地図データ格納
部23から取得したリンク情報等(主に、リンク長)に
基づいてリンクIDに割り当てられる基本道路長コスト
に、道路長コスト補正係数を、乗算して求められる(式
(3)参照)。 道路長コスト=基本道路長コスト×道路長コスト補正係数 …(3) また、制御部41は、S460にて、平均ノード通過時
間を、S430で読み出したノード情報に含まれる基本
ノード通過時間で除算して、ノード通過コスト補正係数
を算出し、S470にて、ノード通過コストを算出し、
これを記録する。
【0065】尚、ノード通過コストは、地図データ格納
部23から取得したリンク情報、ノード情報(S43
0)から、そのノードIDに割り当てられる基本ノード
通過コストに、ノード通過コスト補正係数を、乗算して
求められる(式(4))。 ノード通過コスト= 基本ノード通過コスト×ノード通過コスト補正係数 …(4) 以上、HDD31内のデータ夫々の記録方法について説
明したが、次に、このように記録したデータに基づいて
制御部41が行う経路設定処理について説明する。尚、
図6は、経路設定処理を表すフローチャートである。
【0066】本実施例の制御部41にて実行される経路
設定処理は、地図データ格納部23に記憶されたノード
間のリンクに関するリンク情報、ノード情報、及び通行
規制等の情報を含むリンク間の接続情報を用いて、各ノ
ードに至るまでの経路に対する評価を示す経路評価値
(以下、「道路コスト」とする。)を算出し、車両の現
在地から目的地までの全ての経路評価が終了した段階
で、道路コストの総計(以下、「経路コスト」とす
る。)が最小となるリンクを接続して、目的地経路を設
定する周知の手法を応用したものである。
【0067】例えば、経路コストは、次式で算出され
る。 経路コスト=Σ道路コスト …(5) 道路コスト=道路長コスト×道路種別コスト +渋滞コスト+ノード通過コスト …(6) 図6のフローチャートに沿って説明すると、まず制御部
41は、車両乗員が操作部を操作することにより目的地
を入力すると、その目的地を経路探索終点として設定す
ると共に、S510にて、車両の現在位置情報を位置検
出部10から取得し、この位置を経路探索始点(出発
地)として設定する。
【0068】続いて、制御部41は、S520にて、そ
の探索始点に隣接するリンク及びノードの各種情報を、
地図データから読み出して、そのリンク情報(リンクク
ラス)に基づき、経路探索の対象となったのリンクの道
路種別コストを算出する。また更に、S530にて、経
路探索の対象となったリンクIDに対応する道路長コス
ト(N7 )、渋滞コスト(N6 )、ノード通過コスト
(N11)をHDD31から読み出す。尚、この際、制御
部41は、現在の曜日、時刻に対応する上記各コストを
読み出す。
【0069】そして次に、制御部41は、S520及び
S530で取得した各コストに基づき、S540にて、
式(6)を用いて道路コストを算出する。この後、制御
部41は、S550を介して再びS520に処理を戻
し、道路コストを算出したリンクより先に位置するリン
ク及びノードの情報を地図データ格納部23から呼び出
すと共に、HDD31内の各コストを読み出して(S5
30)、これに基づき次ノードまでの道路コストを算出
する。
【0070】つまり、制御部41は、経路コストが小さ
くなるような目的地までの最適経路が探索できるまで
(S550でYes)、このような動作を繰り返し、目
的地までの最適経路が探索できると、目的地までの経路
を設定して(S560)、続くS570にて、設定した
経路における目的地までの旅行時間を、HDD31内に
記憶された平均リンク通過時間(N5 )と、平均ノード
通過時間(N10)と、に基づき、算出する。そして次
に、S580にて、現在時刻と、算出した旅行時間(S
570)と、に基づいて、到着予想時刻を算出する。
【0071】この後、制御部41は、S590にて、設
定した目的地経路を、表示部25に表示した地図上に重
ねてカラー表示すると共に、画面隅に、S580にて算
出した到着予想時刻を表示して当該処理を終了する。ま
た、本実施例のナビゲーション装置1は、この探索し設
定した経路に沿って運転者が車両を走行させることがで
きるように、走行途中に、左折、右折などの針路を音声
にて案内したりする。
【0072】したがって、本実施例のナビゲーション装
置1は、HDD31内に記録したデータに基づいて、車
両が次に走行する際の走行状況として予測した渋滞率を
経路設定に反映させることができるし、平均リンク通過
時間及び平均ノード通過時間に基づいて、各道路の現在
の道路交通状況(車両交通量)に適合した目的地までの
経路を探索して、設定することができる。また、到着予
想時刻を従来にナビゲーション装置に比べて正確に算出
することができる。
【0073】この結果、ナビゲーション装置1は、運転
者が渋滞等に巻き込まれるのを抑制することができ、運
転者が快適な経路で目的地までを走行できるように各種
走行案内をすることができる。この他、本実施例のナビ
ゲーション装置1は、車両走行中に、図7に示す渋滞案
内処理を実行して、進行方向先に渋滞があることや、渋
滞が引き起こしやすい道路であることを、車両乗員に案
内する。尚、図7は、制御部41が実行する渋滞案内処
理を示すフローチャートである。この渋滞案内処理は、
エンジン停止などにより、外部から終了指令がなされる
まで実行されるものであり、車両走行時は常時実行され
ているものである。
【0074】詳述すると、制御部41は、当該処理を実
行するとまず、S610にて、位置検出部10等から車
両の現在位置を取得すると共に、その現在位置の時間的
変化に基づいて、進行方向を割り出す。そして次に。制
御部41は、S620にて、進行方向のリンクの渋滞情
報をVICSから取得しているかどうかを判断し、VI
CSから進行方向先のリンクが渋滞している事をしめす
渋滞情報を取得していると判断すると(S620でYe
s)、進行方向先が渋滞していることを音声にて案内す
る(S625)。
【0075】また一方、制御部41は、渋滞情報がない
と判断すると(S620でNo)、続くS630にて、
HDD31内に記録された渋滞回数(N2 )、リンク通
過回数(N3 )、VICS受信回数(N1 )を、上記式
(1)に代入することにより、進行方向のリンクの渋滞
率を算出する。
【0076】そして、これに基づいて、S640にて渋
滞率が所定値以上であるかどうかを判断し、渋滞率が所
定値であると判断すると(S640でYes)、S65
0にて、進行方向の道路がよく渋滞する道路である旨を
音声出力部29のスピーカより音声にて案内する。
【0077】一方、制御部41は、S640で渋滞率が
所定値未満であると判断すると、処理をS660に移し
て、外部から当該処理の終了指令が入力されているかど
うかを判断し、終了指令が入力されていなければ、再び
処理をS610に戻し、終了指令が入力されていれば当
該処理を終了する。
【0078】したがって、本実施例のナビゲーション装
置1によれば、運転者は、車両走行中に、渋滞している
道路だけでなく、渋滞していると予測される道路をも、
音声案内に基づいて回避して走行することができ、快適
なドライブを楽しむことができる。
【0079】また、本実施例のナビゲーション装置1
は、経路設定の際に、運転者の性格にあった道路を、目
的地までの経路に設定できるようにされている。つま
り、本実施例のナビゲーション装置1は、車両乗員が操
作部を操作することにより入力される指令に基づいて、
下記アンケート処理を実行すると、アンケート結果に基
づく補正係数Q1〜Q4を算出して、経路設定処理におけ
る道路コストの計算式(6)を、各コストにアンケート
結果に基づく補正係数Q1〜Q4を乗算した次式(6’)
に変更する。つまり、元々、補正係数Q1〜Q4の初期値
として設定されていた値”1”をアンケート結果に基づ
く値に変更する。
【0080】 道路コスト=Q1 ×道路長コスト×Q2 ×道路種別コスト +Q3 ×渋滞コスト+Q4 ×ノード通過コスト …(6’) 以下、このアンケート処理について図8を示しつつ説明
する。尚、図8は、制御部41が実行するアンケート処
理を表すフローチャートである。
【0081】図8に示すように、制御部41は、車両乗
員(運転者)が操作部27を操作することによりアンケ
ート処理の実行指令を入力すると、まずS710にてm
=1に設定して、S720で、m番目のアンケートを画
面上に表示し、S730にて、このアンケートに応答し
て、車両乗員(運転者)が操作部27を操作して入力し
たアンケート回答結果に基づいて、回答値Am を自身の
メモリ内に一時格納する。
【0082】例えば、制御部41は、S720にて、”
運転は月に何時間程しますか?”という内容のメッセー
ジを表示部25の画面上に表示し、車両乗員(運転者)
が入力した時間をそのまま回答値Am として、メモリ内
に一時格納する(S730)。
【0083】また、S720にて、”運転は得意ですか
?”という内容のメッセージを表示部の画面上に表示し
た際には、車両乗員(運転者)が操作部を操作して、こ
の質問に対してYesと答えた場合に、Yesに対応す
る値”1”を回答値Am としてメモリ内に一時格納し、
Noと答えた場合に、Noに対応する値”−1”を回答
値Am としてメモリ内に一時格納する(S730)。
【0084】そして次に、制御部41は、mの値を1繰
り上げて(S740)、S750にて、このmの値が所
定値M3 (実施するアンケート数M3 )を超えたかどう
かを判断することにより、アンケートが終了したかどう
かを判断し、アンケートが終了していなければ(S75
0でNo)、処理をS720に戻し、アンケートが終了
していれば(S750でYes)、処理をS760に移
して、アンケート結果に基づき補正係数Q1〜Q4を求め
る。
【0085】つまり例えば、制御部41は、S760に
て、回答値Am (m=1〜M3 )と、その回答値Am を
重み付けする重み係数Wkm(m=1〜M3 )と、に基づ
いて、次式のように補正係数Qk(k=1〜4)を求め
る。 Qk =1+ΣWkm・Am …(7) 尚、この重み係数Wkmは、式(7)で求めた補正係数Q
1〜Q4を用いて、制御部41が上述の経路設定処理を実
行した場合に、運転者の運転技術に適合する経路が設定
されるような値で、予め制御部41のメモリ内に記憶さ
れている。
【0086】したがって、このように構成されたナビゲ
ーション装置1は、現在の道路交通状況に適合し、しか
も、運転者の運転技術に適合した経路を、目的地までの
経路として設定でき、結果、運転者は、より快適に目的
地まで車両を走行させることができる。
【0087】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の走行状況予測装置における走行情報取得手
段は、制御部41が、VICS情報記録処理のS110
にて、サービスセンタとしての外部センタ3からVIC
S受信部21を介して車両周囲の渋滞情報を取得する動
作、及び、走行情報記録処理のS210にて、車載セン
サとしての位置検出部10から、車両の走行状態として
車両の現在位置情報を取得する動作に相当する。
【0088】また、本発明の走行情報保存手段は、制御
部41が、VICS情報記録処理及び走行情報記録処理
において、車両の走行履歴としてのVICS受信回数
(N1)、渋滞回数(N2 )、リンク通過回数(N3
)、リンク通過時間総和(N4 )、ノード通過回数
(N8 )、ノード通過時間総和(N9 )を、記憶媒体で
あるHDD31内に記録(保存)する動作に相当する。
【0089】尚、特に、走行情報保存手段が、道路が渋
滞中であるか否かを判定し、判定結果を保存する動作
は、制御部41が、走行情報記録処理のS300、S3
10にて、渋滞回数をカウントする動作に相当する。ま
た、本発明における道路の通過時間は、本実施例におい
て、リンク通過時間の総和として記録され、信号待ち時
間は、ノード通過時間の総和として記録される。
【0090】この他、本発明の予測手段は、制御部41
が、HDD31内に保存した走行履歴に基づき、コスト
算出処理において、以後の経路設定の際に参照する走行
状況としての平均リンク通過時間(N5 )、渋滞率、平
均ノード通過時間(N10)、を算出する動作に相当す
る。
【0091】また、本発明の渋滞予測案内手段は、制御
部41が実行する渋滞案内処理に相当する。そして、本
発明の経路設定装置における経路設定手段は、制御部4
1が実行する経路設定処理に相当する。そして、本発明
の第一変更手段は、制御部41が、VICS情報記録処
理、走行情報記録処理、コスト算出処理において、HD
D31内に保存されている経路設定条件としての渋滞コ
スト(N2 )、道路長コスト(N7 )、ノード通過コス
ト(N11)を更新する動作に相当する。
【0092】また、本発明の第二変更手段は、制御部4
1が、アンケート処理にて、補正係数Q1〜Q4を求める
ことにより、経路設定処理にて、元々補正係数Q1〜Q4
=1として計算していた道路コストを、アンケート結果
に基づき得た補正係数Q1〜Q4に基づく式(6’)で算
出するようにする動作に相当する。
【0093】そして、本発明のナビゲーション装置にお
ける経路案内手段は、制御部41が経路設定処理のS5
90にて、設定した目的地経路を表示する動作に相当す
る。この他、本発明の旅行時間案内手段は、制御部41
が経路設定処理のS590にて、到着予想時刻を表示部
25の画面上に、表示する動作に相当する。
【0094】以上、本発明は、主に、VICSや、車載
センサから取得した車両の走行に関する走行情報に基づ
き、車両の走行履歴を記憶媒体(ハードディスク)に記
録し、この走行履歴から、車両が次にに走行する際の道
路の走行状況(例えば道路交通状況)を予測し、この予
測結果を経路設定や渋滞案内等に活用したものであるか
ら、この要旨に反しない限り種々の態様をとることが可
能である。
【0095】例えば、地図データ格納部23は、ハード
ディスクでも構成することができるので、本実施例のH
DD31に、地図データ格納部23としての機能をもた
せてもよい。つまり、CDーROM、DVD等で配布さ
れる地図データをすべて、HDD31にインストールし
て、制御部41が、HDD31から、地図データを取得
して、上記各種処理を行えるように当該ナビゲーション
装置を構成しても良い。
【0096】このようにすると、制御部41は、HDD
31から、地図データ、走行履歴等から得た各種記録デ
ータを、取得することができるので、経路設定にかかる
処理時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のナビゲーション装置1の構成を表
すブロック図である。
【図2】 HDD31内に記録される各種データの構成
を表す説明図である。
【図3】 制御部41が実行するVICS情報記録処理
を表すフローチャートである。
【図4】 制御部41が実行する走行情報記録処理を表
すフローチャートである。
【図5】 制御部41が実行するコスト算出処理を表す
フローチャートである。
【図6】 制御部41が実行する経路設定処理を表すフ
ローチャートである。
【図7】 制御部41が実行する渋滞案内処理を表すフ
ローチャートである。
【図8】 制御部41が実行するアンケート処理を表す
フローチャートである。
【符号の説明】
1…ナビゲーション装置 3…外部センタ 10…
位置検出部 21…VICS受信部 23…地図データ格納部
25…表示部 27…操作部 29…音声出力部 31…HDD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HC08 HD07 HD23 HD26 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC02 AC06 AC09 AC18 AC20 AD01 5H180 AA01 BB02 BB04 BB12 BB13 BB15 CC12 EE11 EE15 EE18 FF04 FF05 FF07 FF10 FF12 FF13 FF22 FF25 FF27 FF35

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両走行時に外部から車両の走行に関す
    る各種走行情報を取得する走行情報取得手段と、 該走行情報取得手段が取得した走行情報を車両の走行履
    歴として記憶媒体に順次保存する走行情報保存手段と、 前記記憶媒体に保存された過去の走行履歴に基づき、車
    両が次に走行する際の走行状況を予測する予測手段と、 を備えたことを特徴とする車両の走行状況予測装置。
  2. 【請求項2】 前記走行情報保存手段は、前記車両の走
    行履歴として、前記走行情報取得手段が取得した走行情
    報を該走行情報の取得時刻と関連付けて前記記憶媒体に
    順次保存することを特徴とする請求項1に記載の走行状
    況予測装置。
  3. 【請求項3】 前記走行情報取得手段は、前記走行情報
    として、道路交通情報を配信するサービスセンタから車
    両周囲の道路交通情報を取得することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の走行状況予測装置。
  4. 【請求項4】 前記走行情報取得手段は、前記道路交通
    情報として、渋滞情報を取得し、 前記走行情報保存手段は、前記車両の走行履歴として、
    取得した前記渋滞情報を前記記憶媒体に保存し、 前記予測手段は、前記記憶媒体に保存された前記渋滞情
    報の履歴に基づき、前記走行状況として、車両が次に走
    行する際の道路の渋滞率を予測することを特徴とする請
    求項3に記載の走行状況予測装置。
  5. 【請求項5】 前記走行情報取得手段は、前記走行情報
    として、車載センサから車両の走行状態を取得すること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の走
    行状況予測装置。
  6. 【請求項6】 前記走行情報取得手段は、前記走行情報
    として、車載センサから車両の走行状態を取得すること
    を特徴とする請求項4に記載の走行状況予測装置。
  7. 【請求項7】 前記走行情報保存手段は、前記走行情報
    取得手段が前記車載センサから取得した走行状態に基づ
    いて、車両が走行する道路が渋滞中であるか否かを判定
    し、この判定結果を、前記車両の走行履歴として、前記
    記憶媒体に保存し、 前記予測手段は、前記走行情報保存手段が前記記憶媒体
    に前記車両の走行履歴として保存した前記判定結果の履
    歴に基づき、前記走行状況として、車両が次に走行する
    際の道路の渋滞率を予測することを特徴とする請求項5
    に記載の走行状況予測装置。
  8. 【請求項8】 前記走行情報保存手段は、前記走行情報
    取得手段が前記車載センサから取得した走行状態に基づ
    いて、車両が走行する道路が渋滞中であるか否かを判定
    し、この判定結果を、前記車両の走行履歴として、前記
    記憶媒体に保存し、 前記予測手段は、前記走行情報保存手段が前記記憶媒体
    に前記車両の走行履歴として保存した前記渋滞情報の履
    歴と、前記判定結果の履歴と、に基づき、前記走行状況
    として、車両が次に走行する際の道路の渋滞率を予測す
    ることを特徴とする請求項6に記載の走行状況予測装
    置。
  9. 【請求項9】 前記予測手段が予測した前記道路の渋滞
    率に基づいて、車両の進行方向に、渋滞率の高い道路が
    あるか否かを判断し、車両の進行方向に、渋滞率の高い
    道路があると判断すると、渋滞率の高い道路があること
    を車両乗員に案内する渋滞予測案内手段、を備えたこと
    を特徴とする請求項4又は請求項7又は請求項8に記載
    の走行状況予測装置。
  10. 【請求項10】 前記走行情報保存手段は、前記走行情
    報取得手段が前記車載センサから取得した走行状態に基
    づいて、車両が走行した道路の通過時間を算出して、該
    算出した通過時間を、前記車両の走行履歴として、前記
    記憶媒体に保存し、 前記予測手段は、前記走行情報保存手段が前記記憶媒体
    に保存した前記通過時間に基づき、前記走行状況とし
    て、車両が次に走行する際の道路の通過時間を予測する
    ことを特徴とする請求項5〜請求項9のいずれかに記載
    の走行状況予測装置。
  11. 【請求項11】 前記走行情報保存手段は、前記走行情
    報取得手段が前記車載センサから取得した走行状態に基
    づいて、車両が信号待ちをしているか否かを判断し、該
    車両が信号待ちをしていると判断すると、信号待ち時間
    を算出すると共に、該算出した信号待ち時間を、前記車
    両の走行履歴として、前記記憶媒体に保存し、 前記予測手段は、前記走行情報保存手段が前記記憶媒体
    に保存した前記信号待ち時間に基づき、前記走行状況と
    して、車両が次に走行する際の道路の信号待ち時間を予
    測することを特徴とする請求項5〜請求項10のいずれ
    かに記載の走行状況予測装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶媒体はハードディスクである
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記
    載の走行状況予測装置。
  13. 【請求項13】 出発地から目的地に至るまでの目的地
    経路を設定するために予め定められた設定条件に基づ
    き、目的地経路を設定する経路設定手段を備えた経路設
    定装置であって、 請求項1〜請求項12のいずれかに記載の走行状況予測
    装置と、 前記予測手段が予測した前記走行状況に基づいて、前記
    経路設定手段が目的地経路を設定するのに用いる前記設
    定条件を変更する第一変更手段と、 を備えたことを特徴とする経路設定装置。
  14. 【請求項14】 運転技術に関するアンケートを運転者
    に対して実施すると共に、このアンケート結果に基づい
    て、前記経路設定手段が目的地経路を設定するのに用い
    る前記設定条件を変更する第二変更手段を備えたことを
    特徴とする請求項13に記載の経路設定装置。
  15. 【請求項15】 請求項13又は請求項14に記載の経
    路設定装置と、 その経路設定装置によって設定された経路に対応する走
    行案内を行う経路案内手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  16. 【請求項16】 前記予測手段が予測した前記走行状況
    に基づいて、出発地から目的地までの旅行時間、を算出
    し、該算出した旅行時間を車両乗員に案内する旅行時間
    案内手段を備えたことを特徴とする請求項15に記載の
    ナビゲーション装置。
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