JP5098426B2 - 荷捌き駐車場管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、荷捌き駐車場管理システムに関し、特に、駐車スペースを有効に活用することができる技術に関する。
荷捌きをするためには車両を駐車させる必要があるが、荷捌き車両の駐車位置によっては、荷捌き車両が他車両の走行の邪魔になる場合があり、また、駐車禁止域に駐車してしまうこともある。これらの問題を解消するために、荷捌き駐車場を設けることが提案されており、荷捌き駐車場の予約等を行う管理システムも提案されている。
この管理システムとして、ICカード、ICタグに用いられているRFID(Radio Frequency Identification)の技術を利用することが考えられている。しかし、ICカードやICタグを利用するシステムとした場合、荷捌き車両の運転者は荷捌き駐車場を利用する場合には必ずICカードまたはICタグを所持していなければならないという問題がある。この問題を解決するために、電子ナンバープレートを用いて車両を特定することが提案されている(たとえば、特許文献1)。
電子ナンバープレートは車両と一体となっているため、所持し忘れてしまうということがなくなる。加えて、ICカードやICタグを用いて車両を特定する場合には、それらが車両に固定されているものではないため、荷捌き車両ではない一般車両の運転者にICカードやICタグを貸し渡してしまうことができてしまう。この場合、荷捌き駐車場が一般車両に占有されてしまうことにより、荷捌き車両が駐車できない可能性が生じてしまうが、電子ナンバープレートを用いる場合には、電子ナンバープレートが車両から取り外し不能であるため、荷捌き車両にのみ荷捌き駐車場を利用させることができる。
特開2004−302866号公報
特許文献1の技術を用いれば、荷捌き車両にのみ荷捌き駐車場を利用させることができるものの、荷捌き駐車場を利用できる車両を荷捌き車両に限ると、荷捌き駐車場が空いている時間が多くなる可能性が高くなる。その一方で、荷捌き車両以外の一般車両は駐車場を見つけるのに苦労することも考えられる。
荷捌き駐車場を一般車両も利用できるようにすれば、荷捌き駐車場を有効に活用することができる。しかしながら、一般車両が駐車することによって、荷捌き車両が荷捌き駐車場を利用できない状況はできるだけ避ける必要がある。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、一般車両が駐車することによって荷捌き車両が駐車できなくなる不都合を回避しつつ、荷捌き駐車場を有効に活用することができる荷捌き駐車場管理システムを提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明は、車両に取り付けられ、その車両の固有情報が記憶されている電子ナンバープレートと、荷捌き駐車場の各駐車スペースに設けられて前記電子ナンバープレートと通信する駐車場通信機と、その駐車場通信機を介して前記電子ナンバープレートから前記固有情報を取得する管理サーバとを有し、その管理サーバによって前記荷捌き駐車場の各駐車スペースの駐車状況を管理する荷捌き駐車場管理システムであって、
前記管理サーバは、前記駐車スペースの予約状況を管理する予約管理テーブルを持ち、
その予約管理テーブルは、前記荷捌き車両に加えて、荷捌き車両以外の一般車両も予約可能となっているが、前記荷捌き車両が前記一般車両よりも優先的に予約可能となっており、
前記電子ナンバープレートから送信される固有情報と前記予約管理テーブルとに基づいて、前記駐車場通信機と通信状態にある車両が前記予約管理テーブルに予約されている車両であるか否かを判定し、判定結果に基づいて前記車両の駐車可否判定を行う駐車可否判定手段を含み、
前記管理サーバは、前記荷捌き車両に対しては、予約可能な時間帯の制限を設けずに前記予約管理テーブルに予約を行う一方、前記一般車両に対しては、予約可能な時間帯を、現在時点を基準として所定時間後までとして予約を行うようになっていることを特徴とする。
この請求項1記載の発明によれば、予約管理テーブルは荷捌き車両だけでなく、それ以外の一般車両も予約できるようになっており、駐車可否判定手段は、予約管理テーブルに基づいて駐車可否判定を行うので、一般車両も荷捌き駐車場を利用することができる。従って、荷捌き駐車場を有効に活用できる。また、予約管理テーブルは、荷捌き車両が一般車両よりも優先的に予約可能となっているので、一般車両が駐車していることによって荷捌き車両が駐車できない不都合を回避することもできる
また、請求項のように、前記車両に設けられ、その車両の車両種別が荷捌き車両であるか否かを判別する車両種別判別手段と、前記車両に設けられ、前記管理サーバと通信可能な広域無線通信装置と、前記車両に設けられ、前記車両種別判別手段によって荷捌き車両であると判別された場合に、前記広域無線通信装置を用いて前記管理サーバと通信して、前記予約管理テーブルへの予約依頼を行う一方、前記車両種別判別手段によって一般車両であると判別された場合であって、且つ、短時間の駐車であると判断した場合には、前記広域無線通信装置を用いて前記管理サーバと通信して前記予約管理テーブルを取得し、取得した予約管理テーブルを前記車両内の乗員向け表示器に表示するが、その予約管理テーブルへの予約は行わない予約依頼手段とをさらに有することが好ましい。
このようにすれば、荷捌き車両は、広域無線通信装置を用いて管理サーバと通信を行うことによって予約管理テーブルへの予約を行うことができるので、予約を行うことができる場所の制限が少ない。
さらに、請求項のように、前記荷捌き駐車場付近の店舗に設置され、前記予約管理テーブルへの予約依頼を前記管理サーバへ送信可能な店舗サーバを備え、前記管理サーバは、前記予約依頼が前記店舗サーバから送信されてきた場合には、車両が前記一般車両であると判断して前記予約管理テーブルへの予約を行う一方、前記予約依頼が前記広域無線通信装置から送信されてきた場合には、車両が前記荷捌き車両であると判断して前記予約管理テーブルへの予約を行うことが好ましい。
このように、一般車両の予約依頼を店舗サーバを介して行うようにすれば、車両種別の判別を確実に行うことができる。また、一般車両のユーザは、電話等で店舗の店員に予約依頼を行い、それに基づいて店舗の店員が店舗サーバを操作して予約依頼を行えば、一般車両のユーザが機器を操作して予約依頼操作を行うことが苦手であったとしても、容易に予約を行うことができる。
また、請求項のように、前記車両に設けられ、前記荷捌き駐車場に駐車中に、正規に予約をした車両であることを車外に向けて示す車外向け表示器をさらに有することが好ましい。このようにすれば、駐車中の車両のユーザ以外の者も、駐車中の車両が正規に予約された車両であるか否かを知ることができる。
また、請求項のように、前記荷捌き駐車場の各駐車スペースに設けられ、その駐車スペースに駐車中の車両が正規に予約されている車両であるか否か、および、正規に予約されている車両である場合には残りの予約時間を表示する駐車スペース表示器を備えていることが好ましい。この場合に、駐車中の車両のユーザ以外の者も、駐車中の車両が正規に予約された車両であるか否かを知ることができる。また、残りの予約時間も知ることができるので、近く駐車中の車両が駐車スペースから出るか否かも知ることができる。
また、請求項6のように、前記管理サーバは、前記予約管理テーブルが、複数の車両が縦列状態で駐車できる駐車スペースの駐車状況を管理するものである場合、車両長さに基づいて駐車可能な車両台数を変更することが好ましい。
荷捌き車両と比較して一般車両は車両長さが短い場合が多いので、このようにすれば、一般車両が荷捌き駐車場を利用する場合には、よりも多くの車両を駐車させることができる。
また、請求項のように、前記荷捌き駐車場に設けられ、実際に車両が駐車している位置を確認する位置確認手段と、その位置確認手段が確認した位置と、前記予約管理テーブルにおいてその位置を確認した車両が予約されている位置とを比較して、予約されている位置と実際の駐車位置とが異なっている場合には、その車両に位置修正依頼を送信する修正依頼送信手段とをさらに含むことが好ましい。
このようにすれば、仮に車両が駐車位置を間違えたとしても、修正依頼が送信されるので、予約されている正しい位置に車両が駐車されることになる。
また、請求項のように、前記駐車スペースを上方から撮像するカメラと、前記駐車場通信機と前記電子ナンバープレートとが通信を行っている状態において前記カメラによって画像を連続的に撮像させ、その画像を解析して駐車操作中の車両がその周辺の車両と接触する可能性があるか否かを判断する接触可能性判断手段と、その接触可能性判断手段によって接触の可能性があると判断されたことに基づいて、前記駐車操作中の車両に、他車両と接触する可能性があることを通知する通知手段とをさらに備えていることが好ましい。
このように、駐車操作中の車両をカメラによって監視すれば、その車両を駐車スペースに安全に駐車させることができる。
また、請求項のように、前記車両のユーザに携帯される携帯機を備え、前記車両が前記駐車スペースに駐車している場合、予約時間の終了の所定時間前に、前記携帯機に、予約時間がもうすぐ終了することが出力されることが好ましい。このようにすれば、車両を離れているユーザに予約時間がもうすぐ終了することを伝えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態は、大型の車両であれば2台、普通車であれば3台が縦列に駐車できる荷捌き駐車場が路上に設けられた場合を例にして説明する。ただし、本発明は、路上に設けられた荷捌き駐車場に限らず、路外に設けられた荷捌き駐車場にも適用できる。
図1は、本発明が適用された駐車場管理システム10の構成を示す図である。この駐車場管理システム10は、同一の車両に搭載される車載機器群20と、荷捌き駐車場や建物などに固定的に設置される固定装置群30とを備えている。
車載機器群20としては、電子ナンバープレート21、通信装置22、操作器23、車外向け表示器24、乗員向け表示器25、位置検出器26、地図データ入力器27、制御装置28を有している。電子ナンバープレート21は、狭域無線通信機能を備えるとともに、車両の固有情報である登録番号を記憶している記憶装置を備えており、路上機31からのポーリング信号を受信した場合、記憶装置に記憶されている登録番号を狭域無線通信によって路上機31へ送信する。また、本実施形態の電子ナンバープレート21は、路上機31と車両側とで種々の通信を行う際の車両側の通信装置としても機能しており、登録番号のみではなく、制御装置28から出力される種々の信号を路上機31へ送信する。
通信装置22は広域無線通信が可能であり、公衆通信回線40に接続可能に構成されている。この通信装置22から公衆通信回線40を介してセンターマネージャサーバ33に予約依頼情報が送信される。また、通信装置22からは、予約時間終了を意味するタイムアップ情報も送信される。このタイムアップ情報は、公衆通信回線40を介して、車両ユーザに携帯される携帯機50へ送信される。
操作器23は、制御装置28に対して種々の指令を行うために車両ユーザが操作するものであり、たとえば、ダッシュボードに設けられる複数のスイッチ群によって構成される。車外向け表示器24は、車両の駐車中に、この車両は駐車許可された車両であることを車外に示すための表示器である。この車外向け表示器24の設置位置は、車室内において車外から視認可能な位置とされている。また、この車外向け表示器24は、単に、駐車許可された車両であるか否かのみを表示するものであってもよいし、さらに、残りの駐車予定時間などの付加情報を示すようになっていてもよい。前者の場合には、たとえば、LEDを用い、後者の場合には、文字、数字を表示可能な表示器を用いる。
乗員向け表示器25は、車室内の乗員に視認可能な位置に設けられており、文字、図形が表示可能な表示器である。この乗員向け表示器25には、エリアマネージャサーバ34から送信され、通信装置22が受信した種々の情報や、操作器23を用いて制御装置28に種々の指令を行う際の操作画面が表示される。
位置検出器26は、車両の絶対方位を検出するための地磁気センサ、車両の相対方位を検出するためのジャイロスコープ、車両の走行距離を検出する距離センサ、衛星からの電波に基づいて車両の位置を測定するグローバルポジショニングシステム(GPS)のためのGPS受信機を有している。そして、これらのセンサ等102、103、104、105から得られる信号に基づいて車両の現在位置を検出する。
地図データ入力器27は、たとえばDVD、CDなどの図示しないディスク型の記憶媒体が装着されるものであり、装着された記憶媒体からデジタル地図データを読み取って、制御装置28へ入力する。
制御装置28は、図示しない内部にCPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、操作器23の操作に基づいて通信装置22、車外向け表示器24、乗員向け表示器25を制御する。制御装置28のROMには、通信装置22等を制御するための制御プログラムおよび車両種別コードが記憶されている。車両種別コードは、荷捌き車両であるか、それ以外の一般車両であるかを示すコードである。
また、この制御装置28の制御内容は、車両種別が荷捌き車両か一般車両かによって異なっており、制御装置28は車両種別を判別していずれの制御を実行するかを選択する。この制御装置28の制御内容は後にフローチャートを用いて詳述する。なお、車両種別の判別は、ユーザが車両種別を予め入力しておき、それに基づいて行ってもよいし、電子ナンバープレートから登録番号を取得し、取得した登録番号と車両種別との間の予め設定された関係に基づいて行ってもよい。
次に、固定装置群30を説明する。固定装置群30としては、路上機31、駐車スペース表示器32、センターマネージャサーバ33、エリアマネージャサーバ34、店舗クライアントサーバ35を有している。
路上機31は荷捌き駐車場の各駐車スペースに設けられる。なお、駐車スペースとは、荷捌き駐車場が多数の車両を収容できる大きな駐車場である場合には、荷捌き駐車場を複数に分割したスペースであるが、荷捌き駐車場の車両収容台数が1台乃至数台程度である場合にはその荷捌き駐車場の全部が一つの駐車スペースとなる。
上記路上機31は狭域無線通信を行う通信機と、カメラと、制御装置とを備えており、通信機およびカメラは駐車スペースに設けられた支柱の上端に固定されている。この支柱の長さは、荷捌き車両の高さよりも高くなっており、支柱の上端に固定されたカメラは、駐車スペースおよびその周辺を含む範囲を撮像範囲とし、その撮像範囲内の車両を上方から撮影することができる。制御装置は、カメラによって撮像された画像を解析して、駐車スペースに車両が駐車しているか否かを周期的に判断する。そして、この判断結果をエリアマネージャサーバ34に送信する。
路上機31の通信機は請求項の駐車場通信機として機能するものであり、本実施形態では、信号の送受信角度を調整できるフェイズドアレイアンテナであり、送受信角度を逐次変更することにより、対応する駐車スペースおよびその付近の狭い送信範囲に繰り返しポーリング信号を送信する。そして、ポーリング信号に応答して電子ナンバープレート21から送信される登録番号を受信する。登録番号を受信した場合には、その登録番号をエリアマネージャサーバ34に送信する。
駐車スペース表示器32も各荷捌き駐車スペースに設けられており、その形状は、たとえば、1メートル程度のポールの上端に表示部が設けられたものである。この駐車スペース表示器32は、路上機31および公衆通信回線40を介してエリアマネージャサーバ34と接続される。この駐車スペース表示器32には、対応する駐車スペースに車両が駐車している場合に、その車両が正規に予約された車両であるか否か、および、予約された時間が終了するまでの残時間が表示される。
センターマネージャサーバ33は、車両の通信装置22から公衆通信回線40を介して送信されてくる予約依頼情報を受信して、複数のエリアマネージャサーバ34からその予約依頼情報を転送するサーバを決定する。上記予約依頼情報には、予約希望荷捌き駐車場または予約希望エリアと、予約を行いたい時間帯と、車両の登録番号と、車両の長さとが含まれている。センターマネージャサーバ33は、予約依頼情報に含まれている予約希望荷捌き駐車場または予約希望エリアの駐車状況を管理しているエリアマネージャサーバ34へ予約依頼情報を転送する。
エリアマネージャサーバ34は、予め設定された管轄地域に含まれる複数の荷捌き駐車場の駐車状況を管理するサーバであり、駐車タイムテーブルを用いて荷捌き駐車場の各駐車スペースの駐車状況を管理する。この駐車状況は、予約状況と利用履歴とを含むものであり、また、現在の駐車車両の有無も含まれる。現在の駐車車両の有無は、路上機31に備えられているカメラによって撮像された画像を用いて判断している。
さらに、エリアマネージャサーバ34は、センターマネージャサーバ33から予約依頼情報が転送されてきた場合には、その予約依頼情報に含まれる予約希望荷捌き駐車場または予約希望エリアに基づいて車両に送信する駐車タイムテーブルを決定する。そして、決定した駐車タイムテーブルを、公衆通信回線40を介して、予約依頼情報を送信した車両の通信装置22へ送信する。
また、エリアマネージャサーバ34は車両との間でさらに情報の送受信を行って、駐車タイムテーブルの予約状況を逐次更新する。なお、エリアマネージャサーバ34の処理はフローチャートに従って後にさらに詳述する。
店舗クライアントサーバ35は、荷捌き駐車場付近に位置し、その荷捌き駐車場を店舗利用客に使用させることが許可された店舗に設置されている。この店舗クライアントサーバ35は、公衆通信回線40を介してエリアマネージャサーバ34と接続可能となっており、エリアマネージャサーバ34が有している駐車タイムテーブルを更新可能な端末として機能する。
携帯機50は、車両のユーザが所持するものであり、荷捌き駐車場の予約終了時間が近づいた場合に、そのことを所持者に知らせる。この携帯機50は、専用の装置を用いてもよいが、携帯電話等、この駐車場管理システム10に用いる目的とは別の目的で車両ユーザが所持している携帯端末を利用してもよい。
次に、フローチャートに従って、本駐車場管理システム10の処理を説明する。図2は、荷捌き駐車場検索処理を示すフローチャートである。まず、車両において、操作器23から駐車場検索ソフトの起動操作が行われて駐車場検索ソフトが起動すると、制御装置28は、ステップS10乃至S16を実行する。
ステップS10では、予め記憶されている車両種別コードを読み出す。そして、ステップS12では、ステップS10で読み出した車両種別コードが何であったかを判断する。車両種別コードが荷捌き車両であった場合には、ステップS14を実行して荷捌き車両モードを選択すると決定する。一方、車両種別コードが一般車両であった場合には、ステップS16を実行して一般車両モードを選択すると決定する。その後は、選択した車両モードに応じた処理を実行する。
図3は、荷捌き車両モードの処理を示すフローチャートである。まず、乗員向け表示器25に、立ち寄り位置と経由地とを入力する入力画面が表示され、車両ユーザは、操作器23を操作して、立ち寄り位置、経由地を入力する。上記立ち寄り位置は積荷の届け先店舗または荷捌きを行う荷捌き駐車場であり、経由地は、立ち寄り位置以外に経由したい地点である。立ち寄り位置以外に経由したい地点がない場合には、経由地を入力する必要はない。また、出発時刻が現在時刻ではない場合には、出発時刻も入力する。
続いて、立ち寄り位置および経由地をすべて通る経路が一つまたは複数計算される(ステップS22)。この計算においては、立ち寄り位置および経由地の到達予想時刻も計算される。
続いて、経路確認が行われる(ステップS24)。具体的には、計算された経路が乗員向け表示器25に表示されるとともに、経路確認を求めるメッセージが表示され、表示された一つまたは複数の経路から、操作器23の操作によって一つの経路が指定された場合には、その経路を案内経路として確定する。一方、再設定操作が行われた場合には、経路の再設定処理を実行する。
経路が確認された場合には、駐車タイムテーブルの送信依頼を通信装置22からセンターマネージャサーバ33に送信する(ステップS26)。この送信依頼には、経由地および経由地への到達予想時刻が含まれている。なお、経路を設定せずに送信依頼を行うこともできる。この場合には、送信依頼には、到達予想時刻は含まれない。
センターマネージャサーバ33は、車両から送信されてきた送信依頼を、その送信依頼に含まれる経由地を管理するエリアマネージャサーバ34に転送する。エリアマネージャサーバ34は、センターマネージャサーバ33から送られてきた送信依頼に含まれる経由地に基づいて駐車タイムテーブルを選択する。経由地が店舗である場合には、その店舗に関連付けられている一つまたは複数の荷捌き駐車場の駐車タイムテーブルを選択する。経由地が荷捌き駐車場である場合には、その荷捌き駐車場の駐車タイムテーブルを選択する。そして、選択した駐車タイムテーブルから、到達予想時刻を含む部分(到達予想時刻が送信されていない場合には現在時刻)を抽出して、その抽出した部分を、送信依頼を送信した車両に送信する。
これによって、車両の通信装置22は、駐車タイムテーブルを受領(受信)する(ステップS28)。そして、駐車タイムテーブルを受領した場合には、車両の制御装置28は、受領した駐車タイムテーブルを乗員向け表示器25に表示する。
図4は、立ち寄り位置としてある店舗が入力された場合に車両に送信され、乗員向け表示器25に表示される駐車タイムテーブルを例示する図である。この図4の場合、立ち寄り位置として入力された店舗には4つの荷捌き駐車場が関連付けられている。なお、この4つの荷捌き駐車場は、いずれも、路上に設けられた荷捌き駐車場であり、各荷捌き駐車場には、車両長さに応じて2台乃至3台の車両が縦列状態で1列のみ駐車できる。
図4において、各駐車タイムテーブルの縦方向は駐車場の長さを示している。一方、横方向は時刻を示しており、この例では、一日分の駐車タイムテーブルが示されている。また、四角枠60の左端を構成する太線61は現在時刻を示しており、四角枠60で囲まれている範囲は、現在時刻から3時間以内を示している。この四角枠60は、後述するように、一般車両が予約可能な時間帯を示すものである。
また、図4において、右下がりのハッチングが入っている四角は荷捌き車両を示し、左下がりのハッチンングが入っている四角は一般車両を示している。これらの四角のうち、現在時刻よりも以前の時刻に示されているものは利用履歴を示しており、現在時刻よりも後の時刻に示されているものは予約を示している。また、単なる四角は破線の四角および実線の四角とも空きを示しており、ハッチングが入っている破線の四角は、利用があったが、予約時間の終了前に利用を終了していることを示している。なお、図4においては、破線の四角は、一部のみ示しているが、実際には、空いている駐車スペースには、破線の四角が表示される。
この図4の四角の大きさが示すように、本実施形態では、荷捌き駐車スペースの駐車状況は30分を単位として管理されている。また、図4に示すように、乗員向け表示器25に表示される駐車タイムテーブルには、荷捌き駐車場毎に周辺マップ案内ボタンが含まれており、この周辺マップ案内ボタンを選択することにより、荷捌き駐車場の周辺の地図が表示される。
図3に戻って、駐車タイムテーブルを受領した場合には、車両ユーザは予約依頼を行う(ステップS30)。この予約依頼は、受領した駐車タイムテーブルを参照して、予約しようとする時間帯が空いていることを確認した上で、予約しようとする荷捌き駐車場がどの荷捌き駐車場であるかと、予約希望の時間帯と、車両の長さと、車両の登録番号とを含む予約依頼情報をエリアマネージャサーバ34に送信する処理である。
エリアマネージャサーバ34は、予約依頼情報を受信した場合、予約希望の荷捌き駐車場の予約希望の時間帯が空いているか否かを確認する。そして、空いていれば、駐車タイムテーブルにおいて、予約依頼情報に含まれる予約希望の時間帯と車両長さによって定まる部分を、予約依頼情報に含まれる登録番号の車両によって予約されたものとして、予約有りに更新する。そして、予約結果、すなわち、予約した荷捌き駐車場の名称と予約した時間帯とを、予約依頼情報を送信した車両に送信する。
一方、予約希望の時間帯が空いていない場合には、予約希望の荷捌き駐車場に最も近い荷捌き駐車場から順に駐車タイムテーブルを参照して、予約希望の荷捌き駐車場にできるだけ近い荷捌き駐車場に対して予約希望の時間帯を仮予約を行う。仮予約を行った場合にも、その予約結果を、予約依頼情報を送信した車両に送信する。
ステップS30を実行後は予約確定処理を実行する(ステップS32)。図5は、この予約確定処理を詳しく示すフローチャートである。まず、ステップS40では、予約結果受領したか否かを判断する。この判断が否定判断である場合には、このステップS40を繰り返し実行する。
これに対して、予約結果を受領した場合には、ステップS42へ進んで、予約結果が示す荷捌き駐車場が妥当な場所かどうかを判断する。この判断は、予約結果が示す荷捌き駐車場、および、その荷捌き駐車場を妥当な場所であるか否かの判断を求めるメッセージを乗員向け表示器25に表示した後、ユーザによって操作器23から入力される入力内容に基づいて行う。
ステップS42が肯定判断である場合には、ステップS44に進んで予約肯定処理を行う。この予約肯定処理は、予約結果を妥当であると判断したことを示す信号をエリアマネージャサーバ34に送信する処理であり、この信号を受信したエリアマネージャサーバ34は、駐車タイムテーブルを予約結果送信時の内容に保持する。
一方、ステップS42が否定判断である場合には、ステップS46に進んで予約変更処理を実行する。この予約変更処理は、別な予約結果を求めることをエリアマネージャサーバ34に送信する処理であり、この予約変更処理を実行した場合には、エリアマネージャサーバ34から別の予約結果が送信されることになるので、前述のステップS40以下を再度実行する。ただし、エリアマネージャサーバ34に対して、別な予約結果を求めることに代えて、当初の予約希望の荷捌き駐車場に既に予約済みの他車両のユーザの連絡先(電話番号等)の送信を求めるようになっていてもよい。この場合には、他車両のユーザの連絡先が送信されてきた場合、そのユーザに対して直接連絡をとって、予約変更交渉を行うことになる。
図3へ戻って、ステップS34では、全ての立ち寄り位置に対して予約が確定したか否かを判断する。この判断は、ステップS20で入力された立ち寄り位置の全てに対して、予約が確定したか否かを判断することによって行ってもよいし、予約が完了したか否かの判断を求めるメッセージを乗員向け表示器25に表示した後、ユーザによる操作器23の操作内容に基づいて行ってもよい。
ステップS34が否定判断である場合には、ステップS30へ戻り、予約が完了していない立ち寄り位置に対して予約依頼および予約確定処理を行う。一方、ステップS34が肯定判断である場合には予約処理を終了する。
次に、図2のステップS16において一般車両モードを選択した場合の処理を説明する。図6は、その一般車両モードの処理を示すフローチャートである。一般車両モードを選択した場合、車両の制御装置28は、まず、乗員向け表示器25に、店舗滞在希望か否かを問い合わせるメッセージを表示し、その後の操作器23の操作内容に基づいて、車両ユーザが店舗滞在を希望しているか否かを判断する(ステップS50)。
店舗滞在希望と判断した場合にはステップS52に進み、店舗滞在希望ではないと判断した場合にはステップS54へ進む。ステップS52では、店舗名の入力を求めるメッセージを乗員向け表示器25に表示した後、操作器23から入力される店舗名を記憶する。
次に、ステップS56において、時刻指定希望有りか否かを判断する。この判断は、時刻指定希望の有無を問い合わせるメッセージを乗員向け表示器25に表示し、それに応じて操作器23から入力される入力内容に基づいて行う。この判断が否定判断である場合には、ステップS58にて、指定時刻なしと決定してステップS62へ進む。
一方、ステップS56が肯定判断である場合にはステップS60を実行した後、ステップS62へ進む。ステップS60では、指定時刻の入力を求めるメッセージを乗員向け表示器25に表示した後、操作器23から入力される指定時刻を記憶する。なお、その店舗までの経路が設定されているとともに、その店舗への到着予想時刻が算出されている場合には、指定時刻の入力を求めることに代えて、算出されている到着予想時刻を用いてもよい。
ステップS62では、店舗クライアントサーバ35へ駐車予約依頼を送信する。この駐車予約依頼には、車両の登録番号と車両の長さとが含まれ、また、時刻指定がある場合にはその時刻も含まれる。
店舗クライアントサーバ35が駐車予約依頼を受信した場合、店舗の店員が店舗クライアントサーバ35を操作して、店舗クライアントサーバ35をエリアマネージャサーバ34に接続する。そして、エリアマネージャサーバ34が管理している複数の駐車タイムテーブルを自分の店舗に近いものから順に参照して、指定された時刻(指定時刻がない場合には現在時刻)を開始時刻として予約が可能な荷捌き駐車スペースを探す。そして、予約可能な荷捌き駐車スペースが見つかった場合には、予約を入れるとともに、予約内容を、駐車予約依頼を送信した車両の通信装置22へ送信する。なお、この店舗クライアントサーバ35から予約できるのは、現在時刻から所定時間先(たとえば3時間先)までに制限されている。従って、一般車両は、現在時刻から上記所定時間先までしか予約することができない。
店舗の定員が上記操作を行うのにはある程度の時間が必要である。従って、店舗クライアントサーバ35から予約内容が送信されてくるまでは待つことになる(ステップS64)。そして、応答があった場合、すなわち、店舗クライアントサーバ35から予約内容が送信されてきた場合には、乗員向け表示器25にその予約内容が表示され、車両の運転者は、表示された予約内容に基づいて、予約された荷捌き駐車場へ予約された時刻に到着するように車両を運転する(ステップS66)。
次に、ステップS50が否定判断である場合の処理について説明する。この場合には、ステップS54において、ちょっと見か否かをさらに判断することになる。ここで、ちょっと見とは、滞在とはいえない程度の極めて短い時間、具体的には30分未満(たとえば、5〜10分程度)の駐車を意味する。この判断は、乗員向け表示器25にちょっと見か否かを問い合わせるメッセージを表示して、その後に操作器23から入力される内容に基づいて行う。
ステップS54が否定判断である場合には、ステップS68へ進んで通常駐車場検索を実行する。この通常駐車場検索とは、荷捌き駐車場ではない通常の駐車場の空き状況を表示して、予約を行う公知の処理である。
一方、ステップS54が肯定判断である場合には、ステップS70の立ち寄り駐車位置検索処理を実行する。この処理を図7に詳しく示す。立ち寄り駐車位置検索処理においては、まず、図示しないステップにおいて立ち寄り地の入力を求める。そして、入力された立ち寄り地に基づいて、その立ち寄り地周辺の荷捌き駐車場の駐車タイムテーブルを要求する要求信号を、通信装置22からセンターマネージャサーバ33に送信する(ステップS72)。
この要求信号を送信すると、立ち寄り地を管轄するエリアマネージャサーバ34から立ち寄り地周辺の荷捌き駐車場の駐車タイムテーブルが送信されて、通信装置22によってその駐車タイムテーブルが受信される。駐車タイムテーブルが受信されたら、それを乗員向け表示器25に表示する(ステップS74)。
続いて、利用可能な駐車スペースがあるか否かを判断する(ステップS76)。この判断は、駐車タイムテーブルを表示した後、利用可能な駐車スペースがあるか否かを問い合わせるメッセージを表示し、表示後に、操作器23から入力される内容に基づいて行う。
ステップS76が肯定判断である場合には、駐車スペースの指定を求めるメッセージを表示して、車両ユーザからの駐車スペースの指定を受け付ける(ステップS78)。車両ユーザは、操作器23を操作して、駐車タイムテーブルにおいて空き状態となっている駐車スペースを指定する。
一般車両が実行するこの立ち寄り駐車位置検索処理においては、車両から予約依頼を実行することはできないようになっており、駐車スペースに設けられている路上機31と狭域無線通信を行うことによって予約依頼を行うことになる。そのため、駐車スペースが指定された後は、指定された駐車スペースを含んでいる荷捌き駐車場を目的地に設置して、経路案内を実行する(ステップS80)。
続くステップS82では、位置検出器26によって検出される現在位置に基づいて目的地に到着したか否かを判断する。目的地に到着したと判断した場合にはこの処理を終了する。一方、目的地に到着していないと判断した場合には、ステップS84へ進んで、駐車位置変更指示があったか否かをさらに判断する。駐車位置変更指示とは、立ち寄り地周辺の駐車タイムテーブルを再度表示させる指示であり、経路案内中に、随時、操作器23から行えるようになっている。
この指示が行われる状況としては、経路案内に従って走行しているときに、目的地となっている荷捌き駐車場とは別の荷捌き駐車場が空いていることを見つけ、それによって、運転者が、その空いている荷捌き駐車場を利用しようと考えた場合が想定できる。
このステップS84が否定判断である場合にはステップS80へ戻って目的地を変更せずに経路案内を継続する。一方、ステップS84が肯定判断である場合には、図示しないステップにおいて、再度、駐車タイムテーブルを要求する要求信号を通信装置22からセンターマネージャサーバ33に送信する。そして、ステップS86において、上記要求信号に応答して送信されてきた駐車タイムテーブルを乗員向け表示器25に表示する。その後、前述のステップS78へ戻り、新たな駐車スペースの指定を受け付けた上で、目的地を更新して経路案内を継続する。
次に、ステップS76が否定判断である場合を説明する。この場合、通常の駐車場検索をするか否かを判断する。この判断は、通常の駐車場検索をするか否かを問い合わせるメッセージを乗員向け表示器25に表示した後、操作器23から入力される入力内容に基づいて行う。
ステップS88が肯定判断である場合には、ステップS90へ進んで、前述の通常駐車場検索を実行する。一方、ステップS88が否定判断である場合には、所定のメニュー画面を乗員向け表示器25に表示し、駐車場を検索することなくこの駐車位置検索処理を中止する。
次に、図8を用いて、車両が荷捌き駐車場に近づいたときの車両の駐車処理の内容をユーザの車両操作も含めて説明する。ステップS100では、ポーリング信号を受信したか否かを判断する。このポーリング信号は、前述のように、路上機31の通信機から繰り返し送信されるものであり、ポーリング信号の送信範囲は駐車スペースおよびその付近に限られている。従って、ポーリング信号を受信した場合には、荷捌き駐車スペースまたはその付近に車両が位置することを意味する。
上記ステップS100の判断が否定判断である場合には、このステップS100を繰り返す。一方、ポーリング信号を受信した場合には、ステップS102へ進んでポーリング応答を行う。すなわち、ポーリング信号を送信した路上機31に対して応答信号を送信する。
そして、ステップS104では、予約処理として、この場での予約依頼を行うか、または、予約確認を行うかを選択する。具体的には、この場での予約依頼を行うか、または、予約確認を行うかを問い合わせるメッセージを乗員向け表示器25に表示し、その後の操作器23の操作内容に基づいていずれを選択するかを決定する。
予約依頼を選択した場合には予約依頼処理を実行する(ステップS106)。この予約依頼処理とは、エリアマネージャサーバ34が管理している駐車タイムテーブルに対する予約を、路上機31を介して行う処理である。
ステップS104で予約確認を選択した場合には、予約確認処理を実行した上で、ステップS108にて予約確認結果がOKか否かを判断する。上記予約確認処理は、この駐車スペースの駐車状況を管理する駐車タイムテーブルにおいて、現在の時刻を含む時間帯を予約している車両の登録番号が、この車両の登録番号と一致するか否かを判断する処理であり、車両から登録番号を送信してエリアマネージャサーバ34において判断してもよいし、エリアマネージャサーバ34から駐車タイムテーブルを取得して、車両において判断を行ってもよい。また、路上機31が駐車タイムテーブルおよび登録番号を取得して判断を行ってもよい。
予約確認結果がOKではない場合には、ステップ110において、乗員向け表示器25に異常表示を表示した後、ステップS100へ戻る。この異常表示とは、駐車スペースが違っている旨を示す表示、または、予約されている時間帯が違っている旨を示す表示であり、この異常表示を見た運転者は、予約されている正しい駐車スペースまで車両を移動させるか、正しい時間帯に再度、この駐車スペースに来ることになるので、処理を前述のステップS100へ戻すのである。
予約確認結果がOKである場合には、乗員向け表示器25にその旨の表示がされる。その表示を確認した後、運転者は駐車スペースに駐車するための運転操作を開始する(ステップS112)。
そして、駐車運転操作が完了した場合、すなわち、車両が駐車スペースに駐車して、シフトレバーがパーキングレンジに入る等、車両が駐車状態となった場合には、駐車完了信号を路上機31へ送信する(ステップS114)。路上機31は、この駐車完了信号を受信することによって、車両が駐車スペースに駐車したことを認識することになる。この場合、路上機31は後述するように、駐車位置を確認し、駐車位置が適切であれば確認信号を車両に送信し、駐車位置が適切でない場合には位置修正依頼を車両に送信することになる。
そこで、ステップS116では、確認信号を受信したか否かを判断する。この判断が肯定判断である場合には、ステップS118にて、駐車開始を示す開始信号を路上機31へ送信する。なお、上記確認信号は駐車表示作動開始信号でもあり、また、路上機31からは確認信号とともに駐車条件が送信される。ステップS118では、その駐車条件に基づいて、車外向け表示器24に、正規に予約した車両であることおよび予約終了時間までの残りの時間を表示する処理も開始する。
確認信号を受信していない場合には、ステップS120において位置修正依頼があったか否かをさらに判断する。前述のように、本実施形態の荷捌き駐車場は縦列状態で複数台の車両が駐車できる駐車場であり、上記位置修正依頼は、この駐車場内での駐車位置の修正を依頼するものである。位置修正依頼があった場合には、運転者は修正依頼の内容に応じて車両を移動させることになる(ステップS122)。その後は、修正した位置において再度、路上機31と車両との間で信号の送受信をする必要があるので、処理をステップS114へ戻す。また、位置修正依頼も受信していない場合には、駐車完了信号が路上機31に受信されていない可能性があるので、この場合にも、ステップS114へ処理を戻し、駐車完了を再送信する。
次に、路上機31が実行する駐車管理処理を図9に従って説明する。前述のように、まず、ポーリング信号を送信する(ステップS130)。次に、車両から応答があったか否かを判断する(ステップS132)。応答がない場合には上記ステップS130へ戻って、ポーリング信号の送信を繰り返すことになるが、この場合には、送信角度を所定単位角度だけ変更してポーリング信号を送信する。このように、送信角度を所定単位角度ずつ変更してポーリング信号を送信することによって、駐車スペースの全域にポーリング信号を送信できるようになっている。
ポーリング応答があった場合には、車両から送信されてきた車両の登録番号をそのときの送信角度とともに記録する(ステップS134)。そして、続くステップS136では、予約車両か否かを判断する。この判断は、エリアマネージャサーバ34が管理しているこの駐車スペースの駐車タイムテーブルにおいて、現在時刻上に、車両から送信されてきた登録番号が予約されているか否かを判断することによって行う。
この判断が否定判断である場合には図10へ進む。一方、この判断が肯定判断である場合には、車両の運転者は車両を駐車スペースに駐車させるための運転操作を行うと考えられるので、駐車操作中の車両の安全監視処理を実行する(ステップS138)。この安全監視処理の内容は後述する。
上記安全監視処理は、駐車操作中の車両が駐車操作を完了するまで継続される。そして、駐車が完了した場合には、ステップS142へ進んで、車両の駐車位置を確認する。この確認は、まず、路上機31が備えているカメラにて駐車スペースを撮像し、撮像した画像中における車両の位置を決定する。次いで、決定した車両の位置と駐車タイムテーブルにおいて予約されている車両の位置とを照合する。なお、カメラを用いる代わりに、ステップS134で記録した送信角度に基づいて車両の位置を決定してもよい。
ステップS144では、ステップS142における駐車位置確認の結果に基づいて、駐車位置がOKであるか否かを判断する。ステップS142における照合の結果、画像から決定した車両の位置と駐車タイムテーブルにおいて予約されている車両の位置とが一致していればステップS144を肯定判断し、一致していなければ、ステップS144を否定判断する。
ステップS144が否定判断である場合には、ステップS146において、位置修正依頼を車両へ送信する。この位置修正依頼を車両が受信した場合には、前述のように、車両の運転者は修正依頼の内容に応じて車両を移動させることになる。そのため、処理をステップS138へ戻し車両の安全監視を行う。
一方、ステップS144が肯定判断である場合には、ステップS148において駐車完了を記録する。そして、ステップS150において、駐車条件と駐車表示作動信号を車両に送信する。なお、前述のように、上記駐車表示作動信号は確認信号としても機能している。
ステップS152では、駐車開始信号を受信したか否かを判断する。この駐車開始信号は、前述のように、駐車表示作動信号すなわち確認信号を受信した後に、車両から送信される信号であり、車両において駐車表示作動を開始したことを示すものである。そのため、駐車開始信号を受信したと判断した場合には、ステップS154へ進んで、路上機31においても駐車監視を開始する。この駐車監視とは、駐車スペース表示器32に、現在駐車している車両が正規に予約された車両であることおよび予約終了時間までの残りの時間を表示することである。
次に、ステップS136が否定判断である場合の処理(図10)を説明する。ステップS156では、予約依頼があったか否かを判断する。図8のステップS106を実行して、車両側で予約依頼処理が実行されると、車両から予約依頼のための信号が送信されるので、ステップS156は、上記信号が車両から送信されてきたか否かに基づいて判断する。
このステップS156が否定判断である場合には、ステップS158にて、駐車を否認すること、および、予約をするように促すメッセージを乗員向け表示器25に表示させるための信号を車両へ送信する。
ステップS156が肯定判断である場合、すなわち、予約依頼があった場合、エリアマネージャサーバ34が管理する駐車タイムテーブルを参照して、現在、この駐車スペースに予約を入れることが可能か否かをさらに判断する。
この判断が否定判断である場合には、ステップS162にて、乗員向け表示器25に予約不能であることを示すメッセージを表示させるための信号を車両へ送信する。一方、ステップS160が肯定判断である場合には、ステップS164へ進んで予約処理を実行する。この予約処理は、図8のステップS106で実行する予約依頼処理に応答する処理であり、エリアマネージャサーバ34から駐車タイムテーブルを取得して車両へ送信する処理や、車両から依頼に応じて、エリアマネージャサーバ34上の駐車タイムテーブルに予約を入れる処理を実行する。
そして、エリアマネージャサーバ34上の駐車タイムテーブルに予約を入れることができた場合には、ステップS166にて、車両へ予約確定情報を送信する。
次に、図9のステップS138の安全監視処理の内容を図11を用いて説明する。まず、ステップS170では、前述の図9のステップS142と同様にして、駐車操作中の車両位置を確認する。続くステップS172では、路上機31が備えているカメラによって撮像された画像を解析して、駐車操作中の車両の周辺に存在する車両の位置を測定する。
ステップS174では、ステップS170およびステップS172の結果に基づいて、駐車操作中の車両に、周辺から他の車両が接近している状態であるか否かを判断する。この判断が否定判断である場合には、後述するステップS180へ進む。
一方、ステップS174が肯定判断である場合には、ステップS176にて、周辺車両と接触の危険があるか否かをさらに判断する。ステップS174の判断に加えて、このステップS176の判断を実行する理由は、駐車場には、多数の車両が駐車しており、危険のない駐車操作を行なっても、駐車中の他車両に接近することが珍しくないからである。そのため、ステップS176では、駐車操作中の車両の周辺に位置している他車両が動いており、且つ、その他車両と駐車操作中の車両との相対距離が短くなりつつある状態かを判断する。
ステップS176の判断が否定判断である場合にもステップS180へ進む。一方、ステップS176が肯定判断である場合には、ステップS178へ進み、接触の危険があることを運転者に報知するための処理を実行する。この処理は、具体的には、乗員向け表示器25に接触の危険があることを表示させるための信号を車両へ送信するとともに、車両の図示しないスピーカから警告音を出力させるための信号を車両へ送信する処理である。ステップS178を実行した後もステップS180へ進む。
ステップS180では、駐車操作中の車両が前後車両と接近しすぎか否かを、カメラによって撮像された画像に基づいて判断する。この判断が否定判断である場合にはステップS184へ進み、肯定判断である場合にはステップS182へ進む。
ステップS182では、前述のステップS178と同様に、接触の危険があることを運転者に報知するための処理を実行する。その後、ステップS184へ進む。ステップS184では、駐車完了信号を受信したか否かを判断する。この駐車完了信号は前述のように、駐車スペースに車両が駐車した場合に送信される信号である。従って、この駐車完了信号をまだ受信していない場合には、ステップS170に戻って、駐車操作中の車両の安全監視を継続する。一方、駐車完了信号を受信した場合には、ステップS186へ進んで、駐車完了を記録する。
次に、エリアマネージャサーバ34が実行する駐車予約可能判定処理を図12を用いて説明する。この駐車予約可能判定処理とは、予約依頼があったことを判定して、その予約依頼に基づいて駐車タイムテーブルに予約を入れることができるか否かを判定する処理である。
従って、まず、予約依頼が送信されてきたか否かを判断する(ステップS190)。この判断が否定判断であるうちは、このステップS190を繰り返し実行する。そして、予約依頼が送信されてきた場合には、ステップS192へ進む。ステップS192では、送信されてきた予約依頼に基づいて車両種別を判断する。
具体的には、路上機31や店舗クライアントサーバ35を介さずに、車両の通信装置22から、直接、エリアマネージャサーバ34に予約依頼が送信されてきた場合には、荷捌き車両であると判断して、ステップS194へ処理を進める。店舗クライアントサーバ35からの予約依頼である場合には、店舗訪問車両であると判断して、処理をステップS198へ進める。路上機31を介しての予約依頼である場合には、その他の一般車両であると判断して、処理をステップS206へ進める。
ステップS194では、送信されてきた予約依頼から予約条件を読み取る。この予約条件とは、予約しようとする荷捌き駐車場がどの荷捌き駐車場であるか、および、予約希望の時間帯である。さらに、ステップS196では、送信されてきた予約依頼から車両長さを読み取る。その後、後述するステップS210を実行する。
ステップS192で店舗訪問車両であると判断した場合にも、送信された予約依頼から予約条件、すなわち、予約しようとする荷捌き駐車場がどの荷捌き駐車場であるか、および、予約希望の時間帯を読み取る(ステップS198)。続くステップS200では、予約希望の時間帯が条件に適合しているか否かを判断する。本実施形態の駐車場管理システム10では、店舗訪問車両が荷捌き駐車場を予約できるのは、現在時刻から3時間以内であるので、ここでは、予約希望の時間帯が現在時刻から3時間以内であるか否かを判断することになる。
ステップS200の判断が肯定判断である場合には、ステップS202へ進んで、予約依頼から車両長さを読み取る。その後、後述するステップS210を実行する。一方、ステップS200が否定判断である場合には、ステップS204へ進んで、乗員向け表示器25に、時間帯が適合しない旨のエラー通知を表示させるための信号を送信して処理を終了する。
ステップS192でその他の一般車両であると判断した場合に実行するステップS206では、送信されてきた予約依頼に基づいて駐車条件に適合しているか否かを判断する。本実施形態の駐車場管理システム10では、その他の一般車両が荷捌き駐車場を予約できるのは、現在時刻を開始時刻とする短時間(たとえば30分以内)となっているので、ここでは、予約希望の時間が上記時間内かを判断することになる。
ステップS206の判断が否定判断である場合には、ステップS208へ進んで、乗員向け表示器25に、時間帯が適合しない旨のエラー通知を表示させるための信号を送信して処理を終了する。一方、ステップS206が肯定判断である場合にはステップS210を実行する。
そのステップS210では、読み取った予約条件および車両長さに基づいて予約可能スペースがあるか否かを判断する。なお、ステップS206を肯定判断してこのステップS210を実行する場合には、車両長さは一般車両の標準的な長さとして予め設定した長さとする。
予約可能スペースがあると判断した場合には、ステップS212へ進んで、予約確定処理を実行する。この予約確定処理は、車両側において実行する予約確定処理(図5)に対応するエリアマネージャサーバ34の処理である。
予約可能スペースがないと判断した場合には、ステップS214へ進んで、予約依頼された荷捌き駐車スペースに近い側から順に別の荷捌き駐車スペースの空き状況を検索する。そして、予約依頼の時間帯を予約することが可能な駐車スペースを検索できたら、その駐車スペースであれば予約可能であることを車両へ送信する。
続くステップS216では、位置変更で対応可能かどうかを判断する。この判断は、上記ステップS214を実行後に、提案した駐車スペースを肯定することを示す信号および否定することを示す信号のいずれが車両から送信されてくるかによって行う。
ステップS216が否定判断である場合には再度ステップS214を実行して、さらに別な駐車スペースを提案する。一方、ステップS216が肯定判断である場合には、ステップS218へ進んで予約確定処理を実行する。このステップS218の処理はステップS212と同様の処理である。
以上、説明した本実施形態によれば、予約管理テーブルは荷捌き車両だけでなく、それ以外の一般車両も予約できるようになっているので、荷捌き駐車場を有効に活用できる。また、予約管理テーブルは、荷捌き車両が一般車両よりも優先的に予約可能となっているので、一般車両が駐車していることによって荷捌き車両が駐車できない不都合を回避することもできる。
本発明が適用された駐車場管理システム10の構成を示す図である。 荷捌き駐車場検索処理を示すフローチャートである。 荷捌き駐車場検索処理の荷捌き車両モードの処理を示すフローチャートである。 乗員向け表示器25に表示される駐車タイムテーブルを例示する図である。 この予約確定処理を詳しく示すフローチャートである。 荷捌き駐車場検索処理の一般車両モードの処理を示すフローチャートである。 図6のステップS70の立ち寄り駐車位置検索処理を詳しく示すフローチャートである。 車両が荷捌き駐車場に近づいたときの車両の駐車処理を示すフローチャートである。 路上機31が実行する駐車管理処理を示すフローチャートである。 図9のステップS136が否定判断である場合の処理を示すフローチャートである。 図9のステップS138の安全監視処理を示すフローチャートである。 エリアマネージャサーバ34が実行する駐車予約可能判定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10:駐車場管理システム、 20:車載機器群、 21:電子ナンバープレート、 22:通信装置、 23:操作器、 24:車外向け表示器、 25:乗員向け表示器、 26:位置検出器、 27:地図データ記憶装置、 28:制御装置、 30:固定装置群、 31:路上機(駐車場通信機)、 32:駐車スペース表示器、 33:センターマネージャサーバ、 34:エリアマネージャサーバ、 35:店舗クライアントサーバ、 40:公衆通信回線、 50:携帯機、 60:四角枠、 61:太線

Claims (9)

  1. 車両に取り付けられ、その車両の固有情報が記憶されている電子ナンバープレートと、荷捌き駐車場の各駐車スペースに設けられて前記電子ナンバープレートと通信する駐車場通信機と、その駐車場通信機を介して前記電子ナンバープレートから前記固有情報を取得する管理サーバとを有し、その管理サーバによって前記荷捌き駐車場の各駐車スペースの駐車状況を管理する荷捌き駐車場管理システムであって、
    前記管理サーバは、前記駐車スペースの予約状況を管理する予約管理テーブルを持ち、
    その予約管理テーブルは、前記荷捌き車両に加えて、荷捌き車両以外の一般車両も予約可能となっているが、前記荷捌き車両が前記一般車両よりも優先的に予約可能となっており、
    前記電子ナンバープレートから送信される固有情報と前記予約管理テーブルとに基づいて、前記駐車場通信機と通信状態にある車両が前記予約管理テーブルに予約されている車両であるか否かを判定し、判定結果に基づいて前記車両の駐車可否判定を行う駐車可否判定手段を含み、
    前記管理サーバは、前記荷捌き車両に対しては、予約可能な時間帯の制限を設けずに前記予約管理テーブルに予約を行う一方、前記一般車両に対しては、予約可能な時間帯を、現在時点を基準として所定時間後までとして予約を行うようになっていることを特徴とする荷捌き駐車場管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記車両に設けられ、その車両の車両種別が荷捌き車両であるか否かを判別する車両種別判別手段と、
    前記車両に設けられ、前記管理サーバと通信可能な広域無線通信装置と、
    前記車両に設けられ、前記車両種別判別手段によって荷捌き車両であると判別された場合に、前記広域無線通信装置を用いて前記管理サーバと通信して、前記予約管理テーブルへの予約依頼を行う一方、前記車両種別判別手段によって一般車両であると判別された場合であって、且つ、短時間の駐車であると判断した場合には、前記広域無線通信装置を用いて前記管理サーバと通信して前記予約管理テーブルを取得し、取得した予約管理テーブルを前記車両内の乗員向け表示器に表示するが、その予約管理テーブルへの予約は行わない予約依頼手段と
    をさらに有することを特徴とする荷捌き駐車場管理システム。
  3. 請求項において、
    前記荷捌き駐車場付近の店舗に設置され、前記予約管理テーブルへの予約依頼を前記管理サーバへ送信可能な店舗サーバを備え、
    前記管理サーバは、前記予約依頼が前記店舗サーバから送信されてきた場合には、車両が前記一般車両であると判断して前記予約管理テーブルへの予約を行う一方、前記予約依頼が前記広域無線通信装置から送信されてきた場合には、車両が前記荷捌き車両であると判断して前記予約管理テーブルへの予約を行うことを特徴とする荷捌き駐車場管理システム。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    前記車両に設けられ、前記荷捌き駐車場に駐車中に、正規に予約をした車両であることを車外に向けて示す車外向け表示器をさらに有することを特徴とする荷捌き駐車場管理システム。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    前記荷捌き駐車場の各駐車スペースに設けられ、その駐車スペースに駐車中の車両が正規に予約されている車両であるか否か、および、正規に予約されている車両である場合には残りの予約時間を表示する駐車スペース表示器を備えていることを特徴とする荷捌き駐車場管理システム。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    前記管理サーバは、前記予約管理テーブルが、複数の車両が縦列状態で駐車できる駐車スペースの駐車状況を管理するものである場合、車両長さに基づいて駐車可能な車両台数を変更することを特徴とする荷捌き駐車場管理システム。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    前記荷捌き駐車場に設けられ、実際に車両が駐車している位置を確認する位置確認手段と、
    その位置確認手段が確認した位置と、前記予約管理テーブルにおいてその位置を確認した車両が予約されている位置とを比較して、予約されている位置と実際の駐車位置とが異なっている場合には、その車両に位置修正依頼を送信する修正依頼送信手段と
    をさらに含むことを特徴とする荷捌き駐車場管理システム。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    前記駐車スペースを上方から撮像するカメラと、
    前記駐車場通信機と前記電子ナンバープレートとが通信を行っている状態において前記カメラによって画像を連続的に撮像させ、その画像を解析して駐車操作中の車両がその周辺の車両と接触する可能性があるか否かを判断する接触可能性判断手段と、
    その接触可能性判断手段によって接触の可能性があると判断されたことに基づいて、前記駐車操作中の車両に、他車両と接触する可能性があることを通知する通知手段と
    をさらに備えていることを特徴とする駐車場管理システム。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    前記車両のユーザに携帯される携帯機を備え、
    前記車両が前記駐車スペースに駐車している場合、予約時間の終了の所定時間前に、前記携帯機に、予約時間がもうすぐ終了することが出力されることを特徴とする荷捌き駐車場管理システム。
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