JP5098178B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は半導体装置および半導体装置の製造方法に関し、特に、SOI構造とバルク構造とを同一基板上に混載する方法に適用して好適なものである。
SOI基板上に形成された電界効果型トランジスタは、素子分離の容易性、ラッチアップフリー、ソース/ドレイン接合容量が小さいなどの点から、その有用性が注目されている。特に、完全空乏型SOIトランジスタは、低消費電力かつ高速動作が可能で、低電圧駆動が容易なため、SOIトランジスタを完全空乏モードで動作させるための研究が盛んに行われている。ここで、SOI基板としては、例えば、SIMOX(Separation by Implanted Oxygen)基板や貼り合わせ基板などが用いられている。
一方、電流駆動力が大きく高い耐圧が必要な電界効果トランジスタは、シリコン層の厚さが制限されているSOI基板に形成することは困難であり、バルク基板上に形成することが望まれる。
また、例えば、特許文献1には、SOIトランジスタと高耐圧トランジスタとを同一基板上に混載できるようにするため、SOI基板における一部の領域のシリコン層とBOX層を選択的に除去し、この領域にエピタキシャルシリコン層を形成してSOI基板にバルク領域を設ける方法が開示されている。
特開2004−47844号公報
しかしながら、SIMOX基板を製造するには、シリコンウェハに高濃度の酸素のイオン注入を行うことが必要となる。また、貼り合わせ基板を製造するには、2枚のシリコンウェハを貼り合わせた後、シリコンウェハの表面を研磨する必要がある。このため、SOI基板に非SOI領域を設ける方法では、バルク半導体に形成された電界効果型トランジスタに比べてコストアップを招くという問題があった。
また、特許文献1に開示された方法では、バルク領域が設けられたSOI基板の平坦性を確保するために、CMP(Chemical Mechanical Polishing)にてシリコン層が直接的に研磨されるため、シリコン層にダメージが残るという問題があった。
そこで、本発明の目的は、SOI構造とバルク構造との平坦性を確保しつつ、SOI構造とバルク構造とを同一基板上に形成することが可能な半導体装置および半導体装置の製造方法を提供することである。
また、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、第1半導体層を半導体基板の第1の領域および第2の領域の上に形成する第1の工程と、第2半導体層を、前記第1の領域の上の前記第1半導体層上および前記第2の領域の上の前記第1半導体層上に形成する第2の工程と、前記第1の領域上の前記第1半導体層および前記第1の領域上の前記第2半導体層を囲むように、前記半導体基板に達する支持体を形成する第3の工程と、前記支持体に囲まれた前記第2半導体層に接する前記支持体の一部をエッチングし、前記第1半導体層の一部を露出させる開口部を形成する第4の工程と、前記開口部を介して前記支持体に囲まれた領域の前記第1半導体層を選択的にエッチングし空洞部を形成する第5の工程と、前記空洞部と前記開口部に絶縁層を形成する第6の工程と、前記支持体に囲まれた前記第2半導体層にトランジスタを形成する第7の工程と、を備えることを特徴とする
上記の本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、前記第3の工程は、前記第1の領域上の前記第2半導体層上に酸化防止膜を形成する第8の工程と、前記酸化防止膜をマスクとして、前記第1半導体層および前記第2半導体層を熱酸化することにより前記支持体を形成する第9の工程と、を含むことが好ましい
これにより、第2半導体層を残したまま第1半導体層を除去することが可能となり、第
2半導体層下に空洞部を形成することが可能となるとともに、第2半導体層を支持する支
持体を設けることで、第2半導体層下に空洞部が形成された場合においても、第2半導体
層を支持体にて半導体基板上に支持することが可能となる。また、第1領域下の第1半導体層の一部を露出させる開口部を設けることにより、第1半導体層上に第2半導体層が積層された場合においても、エッチングガスまたはエッチング液を第1領域下の第1半導体層に接触させることが可能となり、第2半導体層を残したまま第1領域下の第1半導体層を除去することが可能となるとともに、第2領域の第2半導体層下に第1半導体層をそのまま残すことができる。このため、第2半導体層の欠陥の発生を低減させつつ、第1領域の第2半導体層を絶縁層上に配置することが可能となり、第2半導体層の品質を損なうことなく、第1領域の第2半導体層と半導体基板との間の絶縁を図ることが可能となるとともに、第2半導体層の表面を研磨することなく、SOI構造とバルク構造との平坦性を確保することができる。この結果、SOI構造とバルク構造とを同一基板上に形成した場合においても、第2半導体層のダメージを抑制しつつ、SOI構造とバルク構造の微細化を実現することが可能となるともに、コスト増を抑制することができる。
また、これにより、SOI形成領域の第2半導体層を除去する際にバルク領域の第2半導体層を選択酸化膜にて保護することが可能となるとともに、第2半導体層下に空洞部が形成された場合においても、第2半導体層を選択酸化膜にて半導体基板上に支持することが可能となる。このため、バルク領域に第2半導体層をそのまま残しつつ、SOI形成領域の第2半導体層を除去することが可能となるとともに、SOI形成領域に埋め込み絶縁層を埋め込むことができ、第2半導体層のダメージを抑制しつつ、SOI構造とバルク構造との平坦性を確保することができる。
以下、本発明の実施形態に係る半導体装置およびその製造方法について図面を参照しながら説明する。
図1(a)〜図8(a)は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す平面図、図1(b)〜図8(b)は、図1(a)〜図8(a)のA1−A1´〜A8−A8´線でそれぞれ切断した断面図、図1(c)〜図8(c)は、図1(a)〜図8(a)のB1−B1´〜B8−B8´線でそれぞれ切断した断面図である。
図1において、半導体基板1には、バルク領域R1およびSOI形成領域R2が設けられている。そして、エピタキシャル成長にて第1半導体層2および第2半導体層3を半導体基板1上に順次形成する。なお、第1半導体層2は、半導体基板1および第2半導体層3よりもエッチングレートが大きな材質を用いることができ、半導体基板1、第1半導体層2および第2半導体層3の材質としては、例えば、Si、Ge、SiGe、SiC、SiSn、PbS、GaAs、InP、GaP、GaNまたはZnSeなどの中から選択された組み合わせを用いることができる。特に、半導体基板1がSiの場合、第1半導体層2としてSiGe、第2半導体層3としてSiを用いることが好ましい。
これにより、第1半導体層2と第2半導体層3との間の格子整合をとることを可能としつつ、第1半導体層2と第2半導体層3との間の選択比を確保することができる。また、第1半導体層2としては、単結晶半導体層の他、多結晶半導体層、アモルファス半導体層または多孔質半導体層を用いるようにしてもよい。また、第1半導体層2の代わり、単結晶半導体層をエピタキシャル成長にて成膜可能なγ−酸化アルミニウムなどの金属酸化膜を用いるようにしてもよい。また、第1半導体層2および第2半導体層3の膜厚は、例えば、1〜200nm程度とすることができる。
次に、図2に示すように、第2半導体層3の熱酸化により第2半導体層3の表面に下地酸化膜4を形成する。そして、CVDなどの方法により、下地酸化膜4上の全面に酸化防止膜5を形成する。なお、酸化防止膜5としては、例えば、シリコン窒化膜を用いることができる。そして、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いて酸化防止膜5をパターニングすることにより、バルク領域R1およびSOI形成領域R2を酸化防止膜5にて覆ったままバルク領域R1およびSOI形成領域R2の周囲の酸化防止膜5を除去する。
次に、図3に示すように、第1半導体層2および第2半導体層3を貫通して半導体基板1に至るまで、酸化防止膜5をマスクとした第1半導体層2および第2半導体層3の選択酸化を行うことにより、バルク領域R1とSOI形成領域R2とを素子分離するとともに、第2半導体層3を半導体基板1上で支持する選択酸化膜6をバルク領域R1およびSOI形成領域R2の周囲に形成する。
次に、図4に示すように、フォトリソグラフィー技術を用いることにより、SOI形成領域R2の第2半導体層3上を露出させるとともに、第2半導体層3に接する選択酸化膜6の一部を露出させる開口部Raが設けられたレジストパターンRを形成する。そして、レジストパターンRをマスクとして下地酸化膜4および第2半導体層3に接する選択酸化膜6の一部をエッチングすることにより、第1半導体層2の側壁の一部を露出させる溝7を形成する。ここで、溝7の配置位置は、第2半導体層3の素子分離領域の一部に対応させることができる。
なお、第1半導体層2の側壁の一部を露出させる場合、第1半導体層2の表面でエッチングを止めるようにしてもよいし、第1半導体層2をオーバーエッチングして第1半導体層2に凹部を形成するようにしてもよい。あるいは、溝7内の第1半導体層2を貫通させて半導体基板1の表面を露出させるようにしてもよい。ここで、第1半導体層2のエッチングを途中で止めることにより、溝7内の半導体基板1の表面が露出されることを防止することができる。このため、第1半導体層2をエッチング除去する際に、溝7内の半導体基板1がエッチング液またはエッチングガスに晒される時間を減らすことが可能となり、溝7内の半導体基板1のオーバーエッチングを抑制することができる。
次に、図5に示すように、溝7を介してエッチングガスまたはエッチング液を第1半導体層2に接触させることにより、第1半導体層2をエッチング除去し、半導体基板1と第2半導体層3との間に空洞部8を形成する。
ここで、第1半導体層2および第2半導体層3を貫通して半導体基板1に至るように構成された選択酸化膜6を第2半導体層3の周囲に設けることにより、第1半導体層2が除去された場合においても、第2半導体層3を半導体基板1上で支持することが可能となるとともに、第1半導体層2の端部を露出させる溝7を設けることにより、第2半導体層3下の第1半導体層2にエッチングガスまたはエッチング液を接触させることが可能となる。このため、第2半導体層3の品質を損なうことなく、第2半導体層3と半導体基板1との間に空洞部8を形成することが可能となる。
なお、半導体基板1および第2半導体層3がSi、第1半導体層2がSiGeの場合、第1半導体層2のエッチング液としてフッ硝酸(フッ酸、硝酸、水の混合液)を用いることが好ましい。これにより、半導体基板1および第2半導体層3のオーバーエッチングを抑制しつつ、第1半導体層2を除去することが可能となる。また、第1半導体層2のエッチング液としてフッ硝酸過水、アンモニア過水、あるいはフッ酢酸過水などを用いても良い。
また、第1半導体層2をエッチング除去する前に、陽極酸化などの方法により第1半導体層2を多孔質化するようにしてもよいし、第1半導体層2にイオン注入を行うことにより、第1半導体層2をアモルファス化するようにしてもよいし、半導体基板1としてP型半導体基板を用いるようにしてもよい。これにより、第1半導体層2のエッチングレートを増大させることが可能となり、第1半導体層2のエッチング面積を拡大することができる。
次に、図6に示すように、半導体基板1および第2半導体層3の熱酸化を行うことにより、半導体基板1と第2半導体層3との間の空洞部8内に埋め込み絶縁層9を形成する。その際、第2半導体層3の側壁および表面も酸化され、第2半導体層4の側壁および表面に酸化膜が形成される。
なお、半導体基板1および第2半導体層3の熱酸化にて埋め込み絶縁層9を形成する場合、埋め込み性を向上させるために、反応律速となる低温のウェット酸化を用いることが好ましい。また、埋め込み絶縁層9は空洞部8を全て埋めるように形成しても良いし、空洞部8が一部残るように形成しても良い。
また、図6の方法では、半導体基板1および第2半導体層3の熱酸化を行うことにより、半導体基板1と第2半導体層3との間の空洞部8に埋め込み絶縁層9を形成する方法について説明したが、CVD法にて半導体基板1と第2半導体層3との間の空洞部8に絶縁膜を成膜させることにより、半導体基板1と第2半導体層3との間の空洞部8を埋め込み絶縁層9で埋め込むようにしてもよい。
これにより、第2半導体層3の膜減りを防止しつつ、半導体基板1と第2半導体層3との間の空洞部8を酸化膜以外の材料で埋め込むことが可能となる。このため、第2半導体層3の裏面側に配置される埋め込み絶縁層9の厚膜化を図ることが可能となるとともに、誘電率を低下させることが可能となり、第2半導体層3の裏面側の寄生容量を低減させることができる。
なお、埋め込み絶縁層9としては、例えば、シリコン酸化膜の他、FSG(フッ化シリケードグラス)膜などを用いるようにしてもよい。また、埋め込み絶縁層9の材質としては、SOG(Spin On Glass)膜の他、PSG膜、BPSG膜、PAE(poly aryleneether)系膜、HSQ(hydrogen silsesquioxane)系膜、MSQ(methyl silsesquioxane)系膜、PCB系膜、CF系膜、SiOC系膜、SiOF系膜などの有機lowk膜、或いはこれらのポーラス膜を用いるようにしてもよい。
また、溝7の配置位置を第2半導体層3の素子分離領域に対応させることにより、第2半導体層3の素子分離を行うことが可能となるとともに、第2半導体層3の周囲に選択酸化膜6を設けることにより、第2半導体層3を半導体基板1上で支持する支持体をアクティブ領域に確保する必要がなくなる。このため、工程増を抑制しつつ、SOIトランジスタを形成することが可能となるとともに、チップサイズの増大を抑制することができ、SOIトランジスタのコストダウンを図ることが可能となる。
次に、図7に示すように、CMPまたはエッチバックなどの方法にて埋め込み絶縁層9および選択酸化膜6を薄膜化することにより、バルク領域R1およびSOI形成領域R2を平坦化しながら、第2半導体層3の表面を露出させる。なお、バルク領域R1およびSOI形成領域R2を平坦化する場合、バルク領域R1およびSOI形成領域R2上に酸化膜を堆積してから、CMPを行うようにしてもよい。また、CMPによるストッパ膜として窒化膜を成膜するようにしてもよい。
次に、図8に示すように、バルク領域R1において、第2半導体層3の表面の熱酸化を行うことにより、第2半導体層3の表面にゲート絶縁膜11aを形成する。そして、CVDなどの方法により、ゲート絶縁膜11aが形成された第2半導体層3上に多結晶シリコン層を形成する。そして、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いて多結晶シリコン層をパターニングすることにより、第2半導体層3上にゲート電極12aを形成する。
次に、ゲート電極12aをマスクとして、As、P、Bなどの不純物を第2半導体層3内にイオン注入することにより、ゲート電極12aの両側にそれぞれ配置された低濃度不純物導入層からなるLDD層を第2半導体層3に形成する。そして、CVDなどの方法により、LDD層が形成された第2半導体層3上に絶縁層を形成し、RIEなどの異方性エッチングを用いて絶縁層をエッチバックすることにより、ゲート電極12aの側壁にサイドウォール13aを形成する。そして、ゲート電極12aおよびサイドウォール13aをマスクとして、As、P、Bなどの不純物を第2半導体層3、第1半導体層2および半導体基板1内にイオン注入することにより、サイドウォール13aの側方にそれぞれ配置された高濃度不純物導入層からなるソース/ドレイン層14aを第2半導体層3、第1半導体層2および半導体基板1に形成する。
また、SOI形成領域R2において、第2半導体層3の表面の熱酸化を行うことにより、第2半導体層3の表面にゲート絶縁膜11bを形成する。そして、CVDなどの方法により、ゲート絶縁膜11bが形成された第2半導体層3上に多結晶シリコン層を形成する。そして、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いて多結晶シリコン層をパターニングすることにより、第2半導体層3上にゲート電極12bを形成する。
次に、ゲート電極12bをマスクとして、As、P、Bなどの不純物を第2半導体層3内にイオン注入することにより、ゲート電極12bの両側にそれぞれ配置された低濃度不純物導入層からなるLDD層を第2半導体層3に形成する。そして、CVDなどの方法により、LDD層が形成された第2半導体層3上に絶縁層を形成し、RIEなどの異方性エッチングを用いて絶縁層をエッチバックすることにより、ゲート電極12bの側壁にサイドウォール13bを形成する。そして、ゲート電極12bおよびサイドウォール13bをマスクとして、As、P、Bなどの不純物を第2半導体層3内にイオン注入することにより、サイドウォール13bの側方にそれぞれ配置された高濃度不純物導入層からなるソース/ドレイン層14bを第2半導体層3に形成する。
上記実施形態では、バルク領域R1にトランジスタを形成する各工程と、SOI形成領域R2を形成する各工程とを別々に説明したが、本発明はこの限りではなく、適宜工程を同一に行い工程を簡略化してもよい。バルク領域R1のトランジスタとSOI形成領域R2のトランジスタとでは要求される特性が異なることが多いため、例えばゲート絶縁膜11aと11bとは別々の工程にて形成される方が望ましいが、ゲート電極12aとゲート電極12b、サイドウォール13aと13b、などは同一工程にて形成される方が望ましい。また、ソース/ドレイン層14a14bも、要求される特性によっては同一工程で形成されてもよい。
これにより、SOI基板を用いることなく、SOI構造とバルク構造とを同一半導体基板1上に形成することが可能となるとともに、SOI形成領域R2に埋め込み絶縁層9を埋め込むために、SOI形成領域R2の第1半導体層2が除去された場合においても、バルク領域R1に第1半導体層2をそのまま残すことができる。このため、第2半導体層3の表面を研磨することなく、SOI構造とバルク構造との平坦性を確保することができ、SOI構造とバルク構造とを同一半導体基板1上に形成した場合においても、第2半導体層3のダメージを抑制しつつ、SOI構造とバルク構造の微細化を実現することが可能となるともに、コスト増を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す図。
符号の説明
R1 バルク領域、R2 SOI形成領域、1 半導体基板、2 第1半導体層、3 第2半導体層、4 下地酸化膜、5 酸化防止膜、6 選択酸化膜、7 溝、8 空洞部、9 埋め込み絶縁層、11a、11b ゲート絶縁膜、12a、12b ゲート電極、13a、13b サイドウォール、14a、14b ソース/ドレイン層、R レジストパターン、Ra 開口部

Claims (2)

  1. 第1半導体層を半導体基板の第1の領域および第2の領域の上に形成する第1の工程と、
    第2半導体層を、前記第1の領域の上の前記第1半導体層上および前記第2の領域の上の前記第1半導体層上に形成する第2の工程と、
    記第1の領域上の前記第1半導体層および前記第1の領域上の前記第2半導体層を囲むように、前記半導体基板に達する支持体を形成する第3の工程と、
    前記支持体に囲まれた前記第2半導体層に接する前記支持体の一部をエッチングし、前記第1半導体層の一部を露出させる開口部を形成する第4の工程と、
    前記開口部を介して前記支持体に囲まれた領域の前記第1半導体層を選択的にエッチン
    グし空洞部を形成する第5の工程と、
    前記空洞部と前記開口部に絶縁層を形成する第6の工程と、
    前記支持体に囲まれた前記第2半導体層にトランジスタを形成する第7の工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第3の工程は、
    前記第1領域上の前記第2半導体層上に酸化防止膜を形成する第8の工程と、
    前記酸化防止膜をマスクとして、前記第1半導体層および前記第2半導体層を熱酸化す
    ることにより前記支持体を形成する第9の工程と、
    を含むことを特徴とする請求項記載の半導体装置の製造方法。
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