JP5094890B2 - 内燃機関およびその作動方法 - Google Patents

内燃機関およびその作動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5094890B2
JP5094890B2 JP2010016999A JP2010016999A JP5094890B2 JP 5094890 B2 JP5094890 B2 JP 5094890B2 JP 2010016999 A JP2010016999 A JP 2010016999A JP 2010016999 A JP2010016999 A JP 2010016999A JP 5094890 B2 JP5094890 B2 JP 5094890B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crankshaft
rotor
crank
shaft
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010016999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010133420A (ja
Inventor
ラルフ ゴードン モーゲイド
Original Assignee
ラルフ ゴードン モーゲイド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ラルフ ゴードン モーゲイド filed Critical ラルフ ゴードン モーゲイド
Publication of JP2010133420A publication Critical patent/JP2010133420A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5094890B2 publication Critical patent/JP5094890B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines
    • F02B53/02Methods of operating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C1/00Rotary-piston machines or engines
    • F01C1/02Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F01C1/063Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents with coaxially-mounted members having continuously-changing circumferential spacing between them
    • F01C1/07Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents with coaxially-mounted members having continuously-changing circumferential spacing between them having crankshaft-and-connecting-rod type drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines
    • F02B2053/005Wankel engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

本発明は、広くはエンジン、ポンプ等の機械に関し、より詳しくは、容積式内燃機関(エンジン)およびその作動方法に関する。
1世紀以上に亘って、内燃機関は種々の用途の主動力源となっている。これらのエンジンのうち最も広く使用されているものは、自動車、他の輸送形態、並びに種々の工業および商業用途に使用されている往復動ピストンエンジンである。このようなエンジンは特定用途の出力条件に基いて、単気筒から32気筒以上まで種々のサイズに作ることができる。ロータリエンジンおよび内燃タービン等の他の形式の内燃機関も多くの用途に使用されているが、往復動ピストンほど広く使用されてはいない。
殆どの自動車に使用されている内燃機関を含む小型内燃機関は、ガソリンを動力源とする。ディーゼルエンジンも或る自動車に使用されているが、ディーゼルエンジンは、機関車および船舶等の大型用途においてより一般的に使用されている。
これらの全てのエンジンは或る制限および欠点を有している。往復動ピストンエンジンでは、ピストンは、4ストロークエンジンでは出力軸1回転につき4回、2ストロークエンジンでは出力軸1回転につき2回停止しかつ方向を反転しなければならない。これらのエンジンはまた、燃料混合気および排気ガスを適正時点で燃焼室に出入りさせるためのかなり複雑なバルブシステムを必要とする。
ヴァンケルエンジン(特許文献1)ようなロータリエンジンは、ピストンの停止および反転の問題を回避でき、4ストローク往復動ピストンエンジンが軸の2回転毎に1つの爆発行程を有するに過ぎないのに対して、ロータおよび軸の1回転毎に1つの爆発行程が得られる。しかしながら、これらの長所を有するにもかかわらず、ロータリエンジンは、燃費が悪く、作動寿命が短く、排気ガスが汚いために使用が限定されている。
米国特許第2,988,065号明細書
本発明の広い目的は、新規で改善された内燃機関およびその作動方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、従来技術の制限および欠点を解消できる、上記特徴をもつ内燃機関およびその作動方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、軸の1回転当り爆発行程数が、これまでに提供されている往復動ピストンエンジンおよびロータリエンジンよりかなり多い、上記特徴をもつ内燃機関およびその作動方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、小さいスペース内で大きい排気量が得られる、上記特徴をもつ内燃機関およびその作動方法を提供することにある。
上記および他の目的は、本発明により、異なるロータのピストンが相対移動して、トロイダルシリンダ内に可変容積のチャンバを形成する構成の内燃機関およびその作動方法を提供することにより達成される。ピストンは段階的態様で移動し、一方のロータのピストンが所定距離を移動する間に他方のロータのピストンは実質的に静止状態を維持する。燃料は、チャンバを形成する一方のピストンが他方のピストンから離れる方向に移動するときにチャンバ内に吸引され、次に第二ピストンが第一ピストンに向かって移動するときに圧縮される。燃料の燃焼により第一ピストンが第二ピストンから離れる方向に駆動され、次に、消費されたガスが、再び第一ピストンに向かって移動する第二ピストンによりチャンバから排出される。
ロータは、ピストンおよびロータが段階的態様で回転するときに出力軸が連続的に回転して、滑らかで連続した出力が得られるような態様で出力軸に連結される。本願に開示する実施形態では、出力軸に取付けられたキャリヤに1対のクランクシャフトが取付けられており、かつ該クランクシャフトは、ロータと一緒に回転するクランクに連結されたコネクティングロッドによりクランクシャフトの軸線の回りで連続的に回転される。クランクシャフトの歯車は、出力軸と同心状に配置された太陽歯車の回りで移動するときに、連続回転をキャリヤおよび出力軸に伝達する。
各ロータに4つのピストンが設けられかつ太陽歯車とクランクシャフトの歯車とのギヤ比が4:1であるとき、ピストン同士の間には8つのチャンバが形成され、これらの各チャンバには出力軸の1回転毎に2回の爆発行程が生じる。出力軸が2回するときには32回の爆発行程が生じ、これは、32気筒を備えた慣用の4ストロークエンジンに相当する。
本発明による容積式エンジンの一実施形態を示す中心線を通る断面図である。 図1の2−2線に沿う横断面図である。 図1の3−3線に沿う拡大横断面図である。 図1〜図3の実施形態でのロータおよびピストンの段階的移動と、出力軸の連続回転との間の一関係を示す図面である。 図1〜図3の実施形態でのロータおよびピストンの段階的移動と、出力軸の連続回転との間の一関係を示す図面である。 図1〜図3の実施形態でのロータおよびピストンの段階的移動と、出力軸の連続回転との間の一関係を示す図面である。 図1〜図3の実施形態でのロータおよびピストンの段階的移動と、出力軸の連続回転との間の一関係を示す図面である。 図1〜図3の実施形態でのロータおよびピストンの段階的移動と、出力軸の連続回転との間の一関係を示す図面である。 図1の実施形態と同様なプロトタイプエンジンにおけるピストン行程と出力軸回転との間の関係を示す表である。 図1〜図3の実施形態におけるの出力軸の1回転中にピストンにより行なわれる行程の1つを示す図面である。 図1〜図3の実施形態におけるの出力軸の1回転中にピストンにより行なわれる行程の1つを示す図面である。 図1〜図3の実施形態におけるの出力軸の1回転中にピストンにより行なわれる行程の1つを示す図面である。 図1〜図3の実施形態におけるの出力軸の1回転中にピストンにより行なわれる行程の1つを示す図面である。 図1〜図3の実施形態におけるの出力軸の1回転中にピストンにより行なわれる行程の1つを示す図面である。 図1〜図3の実施形態におけるの出力軸の1回転中にピストンにより行なわれる行程の1つを示す図面である。 図1〜図3の実施形態におけるの出力軸の1回転中にピストンにより行なわれる行程の1つを示す図面である。 図1〜図3の実施形態におけるの出力軸の1回転中にピストンにより行なわれる行程の1つを示す図面である。 図1〜図3の実施形態におけるの出力軸の1回転中にピストンにより行なわれる行程の1つを示す図面である。 出力軸の360°回転中の図1〜図3の実施形態における全てのチャンバに生じる行程を示す表である。 本発明による容積式エンジンの他の実施形態の一部を破断した斜視図である。 異なる作動位置にある図8の実施形態のクランクケース部品を示す部分斜視図である。 図8の実施形態のハウジングの斜視図であり、端カバーが開位置にあるところを示すものである。 図10とほぼ同様な斜視図であり、端カバーが所定位置にあるところを示すものである。 図8の実施形態のロータのうちの1つを示す斜視図であり、トロイダルシリンダ内にあるピストンを示すものである。 図8の実施形態の出力軸を示す斜視図である。 図8の実施形態のロータを示す部分横断面図である。 図8の実施形態のクランクアームを示す横断面図である。 ポンプとして構成されたエンジンの作動を示す、図6Aと同様な図面である。 ポンプとして構成されたエンジンの作動を示す、図6Bと同様な図面である。 ポンプとして構成されたエンジンの作動を示す、図6Cと同様な図面である。 ポンプとして構成されたエンジンの作動を示す、図6Dと同様な図面である。 ポンプとして構成されたエンジンの作動を示す、図6Eと同様な図面である。 ポンプとして構成されたエンジンの作動を示す、図6Fと同様な図面である。 ポンプとして構成されたエンジンの作動を示す、図6Gと同様な図面である。 ポンプとして構成されたエンジンの作動を示す、図6Hと同様な図面である。 ポンプとして構成されたエンジンの作動を示す、図6Iと同様な図面である。 エンジンがポンプとして作動されるときに全てのチャンバに生じる行程を示す表である。
図1〜図3に示すように、エンジンは、ピストン23、24を備えた1対のロータ21、22を有し、ピストン23、24は、ロータの周方向に間隔を隔てておりかつトロイダルチャンバすなわちシリンダ26内に配置されている。両ロータのピストンは、シリンダの周囲で相互のピストン間に介在する状態で配置されており、両ロータの隣接ピストン間にはチャンバ27が形成される。以下により完全に説明するように、2つのロータは、一方のロータのピストンが実質的に静止している間に、他方のロータのピストンが前進するようにして、交互にかつ段階的態様で回転する。チャンバ27は、移動するピストンの後側のチャンバの容積が増大しかつ前側のチャンバの容積が減少するようにして、ピストンが前進するにつれて容積が変化する。ロータが交互に移動すると、1つの段階中に容積が増大するチャンバは、次の段階中には容積が減少する。
燃料は吸気ポート28を通ってチャンバ内に導入され、消費されたガスは排気ポート29を通って排出される。図示の実施形態では、吸気ポートおよび排気ポートはシリンダの周囲に対をなして配置され、2対のポートは互いに直接対向して配置されている。これらのポートは、シリンダに開口しておりかつ直接シリンダに連通している。
出力軸31はシリンダと同心状に延びており、ピストンおよびロータにより連続回転で駆動される。ロータ22は、出力軸31上で回転可能に取付けられた第一中空軸すなわちスリーブ32に、スプライン連結により取付けられ、ロータ21は、第一中空軸32上で回転可能に取付けられた第二中空軸すなわちスリーブ33に同様に取付けられている。クランクアーム34、36は、それぞれ、ロータ21、22と協働して移動できるように、スプラインにより中空軸32、33の他端に取付けられている。
キャリヤすなわちキャリジ37が、スプライン連結により出力軸31に取付けられ、1対のクランクシャフト38、39が、出力軸31の軸線から等距離を隔てて、キャリヤ37上で回転可能に取付けられている。クランクシャフト38、39の端部には遊星歯車41が設けられており、該遊星歯車は、出力軸と同心状に固定位置に取付けられた太陽歯車42と噛合っている。太陽歯車と遊星歯車との比は、各ロータのピストン数と同じ、すなわちn:1(ここで、nは、各ロータのピストン数である)であるのが好ましい。図1の実施形態では、各ロータには4つのピストンがあり、従ってギヤ比は4:1である。この比では、ピストンが作る段階は各々約90°であり、各ピストンは、出力軸の1回転毎に4つのこのような段階を作る。
異なる数のピストンおよび異なるギヤ比を使用できることはもちろんであるが、各ロータ当りのピストン数およびギヤ比は同じ、すなわち、各ロータ当りn個のピストンで、n:1のギヤ比が好ましい。ピストン数が多くかつギヤ比が大きいほど、ピストン段階は、そのサイズが減少しかつその数が増大する。一方、ピストン数が少なくかつギヤ比が小さいほど、ピストン段階は、そのサイズが増大しかつその数が減少する。かくして、例えば1つのロータに8つのピストンが設けられかつギヤ比が8:1であるときは、各ピストンは、出力軸の1回転につき、22.5°の8つの段階を作ることになる。1つのロータにつき2つのピストンが設けられかつギヤ比が2:1であれば、ピストンは、各180°の2つの段階を作るに過ぎない。換言すれば、n:1のギヤ比は、1回転当り各(360°/n)のn個の段階を作る。
クランクアームおよびクランクシャフトはクランクピン43、44を有し、これらのクランクピンは、コネクティングロッド46、47により一緒に連結されている。クランクシャフトのスロー(throw:行程)はクランクアームのスローより小さく、このため、ピストンおよびロータが連続的に回転しなくても。クランクシャフトが連続的に回転することを可能にする。
図4A〜図4Eには、ロータおよびピストンの段階的運動と出力軸の連続回転との関係が示されている。これらの図面には、下記符号が使用されている。
太陽歯車: S
クランクシャフト CS1、CS2
クランクピン P1、P2
遊星歯車 G1、G2
クランクアーム CA1、CA2
コネクティングロッド R1、R2
ギヤ比は4:1であり、クランクシャフトCS1は上死点(TDC)位置でスタートし、かつクランクシャフトCS2は下死点(BDC)でスタートするものと仮定する。これらの位置において、クランクシャフトおよびクランクアーム上のクランクピンは、クランクシャフトの軸線を通る直線上に整合している。TDC位置では、クランクピンはクランクアームとクランクシャフトの軸線との間に位置しており、クランクアームはその最前進位置すなわちクランクシャフトの軸線から最も遠い位置にある。BDC位置では、クランクピンはクランクシャフトの軸線を越えた位置に位置しており、クランクアームはその最小最前進位置すなわちクランクシャフトの軸線に最も近い位置にある。
出力軸に取付けられたキャリヤ上に取付けられているため、クランクシャフトおよび遊星歯車は、出力軸と協働して該出力軸の軸線の回りで回転する。遊星歯車が太陽歯車の回りを移動するとき、遊星歯車は、これらの軸線の回りでクランクシャフトを連続的に回転させ、クランクシャフトおよび遊星歯車は、出力軸の各90°回転毎に1回転する。
出力軸が22.5°回転すると、クランクシャフトおよび遊星歯車は、図4Bに示す位置へと回転する。この位置に至る間、クランクシャフトおよび遊星歯車は、太陽歯車の回りで22.5°移動することに加え、これら自体の軸線の回りでも90°回転する。クランクピンP1、P2の正味移動量は、これらの2つの回転によるこれらの移動の合計である。
遊星歯車G1自体の回りでの遊星歯車G1の回転によるクランクピンP1の移動は、太陽歯車の回りでの遊星歯車G1の移動方向と同じであるので、これらの2つの移動成分が加えられて、クランクアームCA1をその前進位置へと移動させる。
しかしながら、サイクルのこの部分では、遊星歯車G2自体の軸線の回りでの遊星歯車の回転によるクランクピンP2の移動は、遊星歯車が太陽歯車の回りで移動する方向とは逆である。この結果、これらの2つの移動成分は互いに相殺されて、クランクアームCA2はその元の位置に実質的に静止している。
出力軸の次の22.5°の回転中、クランクシャフトおよび遊星歯車は太陽歯車の回りで更に22.5°を移動し、かつこれら自体の軸線の回りで更に90°回転して図4Cに示す位置を占め、クランクシャフトCS1、CS2を、それぞれ、これらのTDC位置およびBDC位置に移動させる。サイクルのこの部分の間、クランクシャフトおよび遊星歯車の回転によるクランクピンP1の移動は、太陽歯車の回りの移動方向と同じ方向であることを続け、クランクアームCA1は最前進位置へと前進される。クランクシャフトの回りでのクランクピンCP2の回転移動は、太陽歯車の回りの移動とは依然として逆方向であり、これらの2つの移動成分は互いに相殺し続け、クランクアームCA2は実質的に静止状態を維持する。
クランクシャフトCS1がTDCに到達すると、クランクシャフト軸線の回りでのクランクピンP2の回転移動は、太陽歯車の回りでの移動方向と同じであり、2つの成分が一緒に加えられ、クランクアームCA2は前進を続ける。しかしながら、今や、そのクランクシャフト軸線の回りのクランクピンCA1の回転移動は、太陽歯車の回りの移動方向とは逆であり、これらの2つの移動成分は互いに相殺し、クランクアームCA1は実質的に静止状態に維持される。シャフトの22.5°の回転後、歯車は図4Dに示す位置に到達する。
シャフトが次に22.5°回転する間、クランクシャフトおよび遊星歯車は、これら自体の軸線の回りで次の90°を回転し、かつ図4Eに示す位置まで太陽歯車の回りで次の22.5°を移動する。サイクルのこの部分では、クランクピンCP2の回転移動は依然として太陽歯車の回りでのその移動方向と同じであり、2つの成分は合成を続けてクランクアームCA2を前進させる。クランクピンP1の回転移動は、太陽歯車の回りでのその移動とは逆であることを続け、かつこれらの2つの成分は互いに相殺することを続けて、クランクアームCA1は実質的に静止状態に維持される。
この時点で、クランクシャフトおよび遊星歯車はこれら自体の軸線の回りで360°回転し、クランクシャフトおよび遊星歯車は太陽歯車の回りで90°移動しかつ出力軸はその軸線の回りで90°回転したことになる。クランクアームもまた、該クランクアームに連結されたピストンおよびロータと同様に、段階的態様で90°前進されたことになる。
出力軸およびロータはコネクティングロッドにより一緒に連結されているので、これらは同じ全体的速度で一緒に回転し、出力軸の1回転毎に完全に1回転する。しかしながら、クランクシャフトおよびクランクアームの作用により、ロータはまた、実際にはこれらが出力軸とともに回転するときに前後に揺動し、段階的回転を行なう。
クランクアームの運動は、その一部がクランクシャフト上のクランクピンの円運動により拘束されるので、クランクアームおよびロータの運動は線型的ではない。クランクシャフトがTDCおよびBDCの近くにありかつ円運動がコネクティングロッドの軸線にほぼ垂直であるときに最も遅くなり、クランクシャフトがTDCとBDCとのほぼ中間位置にありかつ円運動がコネクティングロッドの軸線のより近くに整合するときに最も速くなる。この非線型性により、約9°の完遂期間(carry through duration)が生じ、これにより両ロータのピストンが、異なる時点で、吸気ポートと排気ポートとの間の実質的に同じ位置に休止するようになることが可能になる。
図5には、ピストン移動量と出力軸回転との間の関係が、より実験的に示されている。この表のデータは、4:1のギヤ比を有するプロトタイプエンジンで行なわれた測定により得られたものである。この例では、サイクルは、クランクシャフトがBDC(0°)にあり、かつクランクシャフトに連結されたロータのピストンがゼロ度(0°)の基準点にあるところからスタートしたものである。
このデータは、出力軸が10〜40°回転するとき、正味ピストン移動量は2.5°に過ぎないこと、および、このときピストンは15〜35°移動し、出力軸が25〜30°移動するときにピストンが事実上少量をバックアップして、正味ピストン移動量はゼロであることを示す。出力軸が40°位置に到達すると、出力軸が40〜90°回転するときにピストンがより迅速に移動を開始して12.5°から90°へと進む。50°と85°との間の出力軸位置では、ピストンは、出力軸が各5°回転する毎に約8〜10°移動して、出力軸が85°に到達すると出力軸とほぼ同じ速度に再び低下する。サイクルの全体に亘って、出力軸およびクランクシャフトは、これらの運動時も規則的時間により示されるように、連続的かつ均一に回転する。
クランクシャフトがこれら自体の軸線のまわりを回転かつ太陽歯車の回りを移動するときのクランクシャフトの相殺運動により、ロータおよびピストンはこれらの実質的な静止位置に有効にロックされる。一方のロータおよび該ロータのピストンがロックされている間は、他方のロータおよび該ロータのピストンは自由に前進できる。かくして、爆発が生じたとき、ロックされたロータは実質的な静止状態を維持し、他方のロータのピストンは、膨張ガスの全力を受けて前方に駆動される。ロータの運動により、該ロータに連結されたクランクシャフトが駆動され、クランクシャフトの回転により、該クランクシャフト上の遊星歯車が太陽歯車の回りで移動され、最終的に、キャリヤに取付けられた出力軸が回転される。殆ど瞬時に開始される次の爆発行程では他方のロータが駆動され、該ロータに連結されたクランクシャフトが出力軸を駆動する。かくして、出力軸は、360°回転する度毎に16回の爆発行程を受けて連続的に回転する。
ロータの段階的運動およびロックは、クランクシャフト、歯車および出力軸の回転の停止または反転を全く受けることなく達成される。このことは、ピストンが出力軸の1回転する毎に2回および各爆発行程毎に4回停止しかつ反転しなければならない従来技術のエンジンに比べて大きい改善である。
ロータは、各行程の開始時および終時にピストンの対向面が互いに非常に近接するように設定でき、エンジンの圧縮比を例えば35:1以上のように非常に高くすることができる。この結果、エンジンは、スパークプラグまたはイグニッションワイヤリングおよびタイミングを全く使用しないディーゼルモードで作動できる。しかしながら、所望ならば、燃焼用スパークを必要とするガソリンその他の燃料で作動することもでき、この場合には適当なイグニッションシステムを使用できる。
エンジンは、図6A〜図6Iに模式的に示す4ストロークサイクルで作動する。これらの図面において、ロータは符号A、Bで示され、ロータ上のピストンは符号A1、B1等で示されている。サイクルのスタート時には、ロータは図6Aに示す位置にあり、ピストンB1、B3は吸気ポート28と、排気ポート29との間のシールを形成する。これらの図面において、吸気ポートおよび排気ポートは、それぞれ、符号「IN」および「EX」を付した矢印で示されている。
出力軸が最初の45°を回転する間、ロータAのピストンは図6Bに示す位置に向かって約90°前進し、このときロータBのピストンは実質的に静止した状態に維持されている。ロータAのピストンが前進すると、ピストンA1とB1との間およびピストンA3とB3との間に形成されるチャンバは吸気行程となって容積が増大し、吸気ポート28を通して燃料混合気を吸入する。
出力軸の次の45°回転の間、ロータBのピストンは図6Cに示す位置に向かって約90°前進し、このときロータAのピストンは実質的に静止した状態に維持されている。ロータBのピストンが前進すると、ピストンA1とB1との間およびピストンA3とB3との間に形成されるチャンバは圧縮行程となって容積が減少し、これらのチャンバ内で燃料混合気を圧縮する。
燃料混合気が圧縮されると、混合気の温度は着火点に上昇し、この結果生じる燃焼により、ピストンA1とB1との間およびピストンA3とB3との間のチャンバは容積が増大される。このときロータBは実質的に静止した状態に維持され、ロータAは図6Dに示す位置に向かって次の90°を前進する。この爆発行程の間、出力軸は次の45°を回転する。
この出力軸の次の45°回転の間、ロータBのピストンは図6Eに示す位置に向かって約90°前進し、このときロータAのピストンは実質的に静止した状態に維持され、ピストンA1、A3は吸気ポートと排気ポートとの間のシールを形成する。ロータBのピストンが前進すると、ピストンA1とB1との間およびピストンA3とB3との間のチャンバは容積が減少され、消費した燃焼ガスを排気ポート29を通して排出する。
排気行程の後はサイクルが反復され、ピストンA1とB1との間およびピストンA3とB3との間のチャンバは次の吸気行程へと進み、ロータAのピストンは図6Fに示す位置へと前進する。出力軸が次の45°を回転する間、ロータBのピストンは図6Gに示す位置に前進し、これらのチャンバ間の燃料混合気を圧縮する。圧縮された混合気が燃焼されると、ロータAのピストンが図6Hに示す位置へと駆動され、出力軸を次の45°前進させる。この出力軸の45°回転の間、ロータBのピストンは図6Iに示す位置へと前進され、消費したガスを排出させ、これによりサイクルが完了する。今やピストンおよび出力軸は完全に360°回転したことになり、ピストンは図6Aに示す位置に戻り、次のサイクルの準備が整った状態になる。
同時に、ピストンA1とB1との間およびピストンA3とB3との間に形成されたチャンバは、これらの作動サイクルを完了し、他のピストン間に形成されたチャンバに同様なサイクルが生じる。かくして、例えばロータAが図6Aに示す位置と図6Bに示す位置との間で移動するとき、ピストンA1とB1との間およびピストンA3とB3との間のチャンバ内には吸気行程が生じ、ピストンA1とB2との間およびピストンA3とB4との間のチャンバ内には圧縮行程が生じ、ピストンA2とB2との間およびピストンA4とB4との間のチャンバ内には爆発行程が生じ、かつピストンA2とB3との間およびピストンA4とB1との間のチャンバ内には排気行程が生じる。
図7には、出力軸が360°回転する間にチャンバ内に生じる行程が示されている。このチャートから、エンジンは、出力軸が1回転する度毎に、8つの各チャンバの内で2つの全作動サイクルを完了する。かくして、各チャンバには2つの爆発行程があり、出力軸が2回転する間に、8つのチャンバ内には全部で32回の爆発行程が生じる。これは、慣用設計の32気筒エンジンに相当する。
トロイダルシリンダ内で回転しかつトロイダルシリンダ内の同じスペースを共有する作動チャンバにより、エンジンは、比較的小さいスペース内で極めて大きい排気量を達成できる。例えば本発明の一実施形態では、トロイダルシリンダは11.25インチの外径を有し、各チャンバは3.0インチの直径および3.75インチのストロークを有し、出力軸の1回転につき424立方インチの全有効排気量を有する。慣用の4ストロークエンジンにおけるように、出力軸が2回転する場合にはエンジンはほぼ850立方インチの有効排気量を有する。高強度軽量材料でエンジンを作る場合には、エンジンは、いずれも約14インチの外径および長さと、約200ポンドの重量とを有するものとなる。これは、同じ排気量を有する慣用の直列6気筒エンジン(該エンジンは、一般に約5フィートの長さ、約2フィートの幅、約4フィートの高さ、および約2500ポンドの重量を有する)と比べて非常に顕著な改善であるといえる。
また、爆発出力は、同じ排気量の慣用エンジンの爆発出力よりもかなり大きい。上記850立方インチ排気量(cubic inch displacement:C.I.D.)のエンジンは2000馬力以上の出力が得られると考えられるのに対し、慣用の850C.I.D.エンジンは、一般に僅かに約400馬力程度である。
図8〜図15には本発明の好ましい実施形態が示されており、この実施形態では、エンジンは、中央セクション52および端カバー53、54を備えた円筒状ハウジング51内に構成されており、3つの全てのセクションの外面には冷却フィンが設けられている。ハウジングの一端はエンジンブロック55として機能し、他端にはクランクケースが収容されている。ブロックでは、中央セクション52と端カバー53との対向面内に、半円形断面をもつ円形凹部56、57が形成されており、該凹部56、57は、ピストン用のトロイダルチャンバすなわちシリンダを形成する。ラジアルボア59、61が対向面を貫通して開口しており、該ラジアルボアは一体結合されて吸気ポートおよび排気ポートを形成する。ピストンがポートを通って移動するときにピストンリングが損傷を受けることを防止するためのリングブリッジ(図示せず)が、ポート間をスパンしている。
出力軸63はハウジングと同心状に延びており、かつ他の装置に連結できるように、両端カバーから突出している。出力軸の一端には外側スプライン64が設けられておい、他端には対応する内側スプライン66および環状カップリングフランジ67が設けられている。これらのスプラインは、所望ならば、2つ以上のエンジンを容易に一体連結(すなわち段として連結)することを可能にする。
周方向に間隔を隔てて配置されたベーン状ピストン71、72を備えた1対のロータ68、69が出力軸と同心状に配置されており、2つのロータのピストンは、シリンダ58の回りで互いの間に介在されている。この実施形態では、ロータおよびピストンは一体構造として形成されている。ピストンは円形横断面を有し、かつその両側には、約9°の挟み角を有するラジアル面73、74が設けられている。ロータはディスク状本体68a、69aを有し、該本体は、凹部56、57の曲率と一致する凹状湾曲周面68b、69bを備えかつシリンダ壁の一部として機能する。
両ロータ間のシールは、ロータディスクの内方面に設けられた環状溝68c、69c内のリング76により形成される。両ロータとエンジンブロックとの間のシールは、両ロータの外方面およびハウジングセクション52および端カバー53の面に設けられた環状溝68d、69d内のリング77により形成される。ピストンは、シリンダ壁に対するシールを形成する周方向リング溝およびリング70を有している。
好ましい実施形態におけるように、ピストンおよびシリンダの横断面が円形である場合には、慣用のピストンリングを使用できる。しかしながら、ピストンおよびシリンダは円形にする必要はなく、矩形および台形を含む他の任意の所望横断面形状にすることができる。
ロータは、図1〜図3の実施形態における中空軸31、32と同様な中空軸すなわちスリーブ81、82を介して、クランクケース内のクランクアーム78、79に連結されている。これらの中空軸は出力軸63と同心状に配置されており、内方の中空軸81は出力軸63上で回転可能に取付けられかつ外方の中空軸82は内方の中空軸81上で回転可能に取付けられている。内方中空軸は外方中空軸より幾分長く、ロータ68およびクランクアーム79は、スプライン84により内方中空軸の突出端に取付けられる。
各クランクアームは半径方向に延びている2つのラジアルアーム78a、78bおよび79a、79bを有し、これらの1つのみが中空軸に取付けられている。他のラジアルアームは、強度および安定性を付与するため出力軸上で回転できるように取付けられている。各クランクの2つのアーム間にはクランクピン78c、79cが延びている。
キャリジすなわちキャリヤ86はスプライン87により出力軸63に取付けられており、1対のクランクシャフト88、89が、直径方向対向位置で、キャリヤ上に回転可能に取付けられる。クランクシャフトは、該クランクシャフトの一体部分として形成されている遊星歯車88a、89aを有し、該遊星歯車は、ハウジングに取付けられかつ出力軸63と同心状に配置された太陽歯車91、92と噛合っている。クランクシャフトはまた、コネクティングロッド93、94によりクランクアームのクランクピン78c、79cに連結された偏心体を有している。
この実施形態の作動および使用方法は、前述したものと同じである。1つのロータにつき4つのピストンが設けられかつギヤ比が4:1であるときは、このエンジンも、出力軸1回転につき16回点火し、2回転では32回点火する。前述のように、このエンジンは、僅かに14インチの直径、14インチの長さおよび約200ポンドの重量をもつに過ぎないパッケージから、2000馬力以上の出力が得られる。
所望ならば、第二トロイダルシリンダをクランクケースの外端部に付加しかつ前記トロイダルシリンダ内のロータおよびピストンを既存の駆動機構に連結することにより、第二段を、図8〜図15のエンジンに付加できる。これは、中空軸の一端をクランクアームの自由アーム78b、79bにスプライン連結しかつ他端を付加ロータにスプライン連結することにより、出力軸63を付加シリンダを通して延長し、付加した1対の中空軸を駆動軸の延長部分に取付けることにより行なわれる。これが行なわれるとき、単一駆動機構が2つのシリンダ内のピストンを受け持ち、エンジンのサイズを倍化することなく延長の出力が倍化される。
エンジンは非常に効率的に運転され、かつディーゼル燃料およびガソリン並びに他の種々の燃料を使用できる。エンジンはまた、液化されかつ他の燃料と組合されたごみ(混合物の約70%まではごみである)を燃焼する焼却機としても使用できる。このエンジンはマイクロエンジンとしても構成でき、かつバッテリー充電動力パック等の用途にも使用できる。
エンジンはまた、ポートを変更しかつ出力軸を駆動することによりポンプとして使用するように構成できる。ポンプの場合には、ポートの数は、ロータのピストンの数に等しくするのが好ましい。かくして、例えば、1つのロータに4つのピストンが設けられる場合には、4対の吸込(IN)/排出(DIS)ポートがシリンダの周囲に等間隔に配置される。図16および図17に示すように、ピストンが前進する度毎に、ピストンはその後方のチャンバ内に流体を吸込み、かつその前方のチャンバから流体を排出する。これにより、1つのコンパクトなユニットで、高体積、高流量および高圧の全ての能力をもつポンプが得られる。
所望ならば、このポンプは図8〜図15のエンジンと組合せて、両方に単一駆動機構を使用することができる。
本発明は、多くの重要な特徴および長所を有している。本発明は、大型および小型を問わず種々の用途に使用でき、種々の燃料を燃焼でき、かつディーゼルモードまたはスパーク点火のいずれでも作動できる非常にコンパクトでかつ高効率のエンジンを提供する。自動車の用途では、高燃焼効率および高排気量により、非常に高い燃費効率および高出力が得られる。本発明のエンジンは、非常に少数の部品で済み、その設計は簡単ですっきりしたものにできる。基本機構を変更することなくポンプとして構成することもできる。
以上から、新規で改善された内燃機関およびその作動方法が提供されることは明白である。或る好ましい実施形態のみを詳細に説明したが、当業者ならば、特許請求の範囲に記載の本発明の範囲から逸脱することなく或る変更を行なうことができるであろう。
21、22 ロータ
23、24 ピストン
26 トロイダルチャンバ(シリンダ)
27 チャンバ
28 吸気ポート
29 排気ポート
34、36 クランクアーム
38、39 クランクシャフト
41 遊星歯車
42 太陽歯車

Claims (10)

  1. トロイダルシリンダ(26; 58)と、
    シリンダと同心状に配置された出力軸(31; 63)と、
    出力軸に回転可能に取付けられた第一中空軸(32; 81)と、
    第一中空軸に回転可能に取付けられた第二中空軸(33; 82)と、
    それぞれの対応する中空軸に取付けられた第一ロータおよび第二ロータ(21, 22; 68, 69)と、
    前記2つのロータに設けられた複数のピストン(23, 24; 71, 72)と、を有し、前記2つのロータに設けられた前記複数のピストンは、シリンダの回りで互いの間に介在されて、シリンダを複数のチャンバ(27)に分割し、
    出力軸と同心状に配置された太陽歯車(42; 91, 92)と、
    出力軸に取付けられたキャリヤ(37; 86)と、
    キャリヤに回転可能に取付けられた1対のクランクシャフト(38; 39)と、を更に有し、クランクシャフトに設けられた歯車(41; 89a, 89b)が、クランクシャフトが該クランクシャフトの軸線を中心として回転するときに、出力軸の軸線を中心としてキャリヤおよび出力軸を回転させるように太陽歯車と噛合い係合し、
    1対のクランク(34, 36; 78, 79)を更に有し、該1対のクランクの各々は、前記中空軸のそれぞれの1つに取付けられた第一半径方向アーム(78b, 79b)と、前記中空軸と別体であり、出力軸に回転可能に取付けられ、かつ出力軸によって支持された第二半径方向アーム(78a, 79a)と、第一半径方向アームと第二半径方向アームとの間で延び、かつ両端が第一半径方向アームおよび第二半径方向アームによって支持されたクランクピン(43; 78c, 79c)と、を有し、
    クランクアームが段階的態様で交互に回転し、第二ロータに設けられたピストンが静止したままであり、クランクシャフトおよび出力軸が連続的に回転する間に、第一ロータに設けられたピストンが所定の距離移動するように、クランクとクランクシャフトとを相互連結するコネクティングロッド(46, 47; 93, 94)を更に有する、ことを特徴とする内燃機関。
  2. シリンダの回りで対になって配置された吸気ポートおよび排気ポート(28, 29; 59, 61)を更に有し、前記第二ロータに設けられた静止ピストン(24; 72)が、吸気ポートと排気ポートの間をシールし、前記第一ロータに設けられた前進ピストン(23; 71)が吸気ポートに連通しているチャンバ内に燃料を吸引し、排気ポートに連通しているチャンバから排気ガスを排出することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 各ロータにはn個のピストンが設けられ、太陽歯車およびクランクシャフトの歯車は、n:1の比を有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  4. 円筒状ハウジング(51)を更に有し、該円筒状ハウジング(51)は、その一方の端部にシリンダブロック(55)を、その他方の端部にクランクケース(52)を備え、トロイダルシリンダ(58)およびロータ(68, 69)は、シリンダブロック内に配置されており、クランクシャフト(88, 89)、歯車(88a, 89a; 91, 92)、およびクランク(78, 79)は、クランクケース内に配置されており、ロータおよびクランクを相互連結する前記中空軸(81, 82)は、シリンダブロックとクランクケースの間で延びていることを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載の内燃機関。
  5. クランク(34, 36; 78, 79)は、クランクシャフト(38, 39; 88, 89)より長いスローを有していることを特徴とする請求項1−4のいずれか1項に記載の内燃機関。
  6. 各ロータには、シリンダを8個のチャンバ分割する4つのピストン(23, 24; 71, 72)が設けられていることを特徴とする請求項1−5のいずれか1項に記載の内燃機関。
  7. 出力または入力軸(31; 63)と、
    出力または入力軸と同心状に配置された太陽歯車(42; 91, 92)と、
    前記出力または入力軸に取付けられたキャリヤ(37; 86)と、
    該キャリヤ上で回転できるように取付けられた偏心クランクピン(44)を備えたクランクシャフト(38; 89)とを有し、遊星歯車(41; 88a)が太陽歯車と噛合い係合し、これにより、遊星歯車が太陽歯車の回りを移動するときに出力または入力軸およびクランクシャフトはこれらの軸線の回りで連続回転し、
    前記出力または入力軸に回転可能に取付けられた第一中空軸(32; 81)と、
    前記第一中空軸に取付けられた第一半径方向アーム(78b)と、前記第一中空軸と別体であり、前記出力または入力軸(31; 63)に回転可能に取付けられ、かつ前記出力または入力軸(31; 63)によって支持された第二半径方向アーム(78a)と、前記半径方向アームの間に延び、両端が該半径方向アームによって支持されたクランクピン(43, 78c)とを有するクランク(34; 78)と、
    クランクシャフトのクランクピンとクランクのクランクピンとを相互連結するコネクティングロッド(46; 93)とを更に有し、これにより、クランクシャフトが連続的に回転すると、クランクは段階的態様で回転して、クランクシャフトの回転によるクランクピンの運動が太陽歯車の回りでの遊星歯車の移動によるピンの運動に加わると前進し、クランクシャフトの回転によるクランクピンの運動が遊星歯車の移動によるピンの運動を相殺するとき静止状態を維持することを特徴とする連続回転と段階的回転とを変換する機械。
  8. キャリヤ上で回転できるように取付けられた偏心クランクピン(39; 89)を備えた第二クランクシャフト(39; 89)を更に有し、遊星歯車(41; 89a)が太陽歯車と噛合い係合し、これにより、遊星歯車が太陽歯車の回りを移動するときに出力または入力軸および第二クランクシャフトはこれらの軸線の回りで連続回転し、
    第一中空軸に回転可能に取付けられた第二中空軸(33; 82)と、
    前記第二中空軸に取付けられた第一半径方向アーム(79b)と、前記第二中空軸と別体であり、前記出力または入力軸(31; 63)に回転可能に取付けられ、かつ前記出力または入力軸(31; 63)によって支持された第二半径方向アーム(79a)と、前記半径方向アームの間に延び、両端が該半径方向アームによって支持されたクランクピン(43, 79c)とを有する第二クランク(36; 79)と、
    第二クランクシャフトのクランクピンとクランクのクランクピンとを相互連結する第二コネクティングロッド(47; 94)とを更に有し、これにより、第二クランクシャフトが連続的に回転すると、第二クランクは段階的態様で回転して、第二クランクシャフトの回転によるクランクピンの運動が太陽歯車の回りでの遊星歯車の移動によるピンの運動に加わると前進し、クランクシャフトの回転によるクランクピンの運動が遊星歯車の移動によるピンの運動を相殺するときは静止状態を維持することを特徴とする請求項7に記載の機械。
  9. 他方のクランクが前進する間、一方のクランク(34, 36; 78, 79)が静止するように2つのクランクシャフト上のクランクピン(43; 78c, 79c)は、180°位相がずれていることを特徴とする請求項8に記載の機械。
  10. 前記出力または入力軸(31; 63)および前記中空軸(32, 33; 81, 82)に同軸状に配置されたトロイダルシリンダ(26; 58)と、それぞれの対応する中空軸に取付けられた第一ロータおよび第二ロータ(21, 22; 68, 69)と、前記2つのロータに設けられた複数のピストン(23, 24; 71, 72)とを更に有し、前記2つのロータに設けられた前記複数のピストンは、シリンダの回りで互いの間に介在されて、シリンダを複数のチャンバ(27)に分割することを特徴とする請求項8または9に記載の機械。
JP2010016999A 2002-03-26 2010-01-28 内燃機関およびその作動方法 Expired - Fee Related JP5094890B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/108,186 US6739307B2 (en) 2002-03-26 2002-03-26 Internal combustion engine and method
US10/108,186 2002-03-26

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003580692A Division JP2005521828A (ja) 2002-03-26 2003-03-20 内燃機関およびその作動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010133420A JP2010133420A (ja) 2010-06-17
JP5094890B2 true JP5094890B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=28673594

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003580692A Pending JP2005521828A (ja) 2002-03-26 2003-03-20 内燃機関およびその作動方法
JP2010016999A Expired - Fee Related JP5094890B2 (ja) 2002-03-26 2010-01-28 内燃機関およびその作動方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003580692A Pending JP2005521828A (ja) 2002-03-26 2003-03-20 内燃機関およびその作動方法

Country Status (9)

Country Link
US (3) US6739307B2 (ja)
EP (1) EP1495217B1 (ja)
JP (2) JP2005521828A (ja)
CN (1) CN100593076C (ja)
AU (1) AU2003222044B2 (ja)
CA (1) CA2518418C (ja)
EA (1) EA006410B1 (ja)
TW (1) TWI296023B (ja)
WO (1) WO2003083276A1 (ja)

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2343290C2 (ru) * 2003-09-15 2009-01-10 Вячеслав Иванович Коваленко Роторный двигатель внутреннего сгорания
WO2005107552A2 (en) * 2004-05-03 2005-11-17 Castronovo Charles A Vacuum cleaners especially quiet vacuum cleaners, pumps, and engines
US20060037580A1 (en) * 2004-08-20 2006-02-23 Murawsky Ronald F Rotary heat engine
US7182061B2 (en) * 2004-10-04 2007-02-27 Petrica Lucian Georgescu Rotary internal combustion engine
CN1873197B (zh) * 2005-05-31 2013-07-03 庞乐钧 旋转式内燃机
US7415962B2 (en) * 2005-12-16 2008-08-26 Reisser Heinz-Gustav A Internal combustion engine
US8944015B2 (en) * 2005-12-16 2015-02-03 Heinz-Gustav A. Reisser Rotary piston internal combustion engine
US8033265B2 (en) * 2005-12-16 2011-10-11 Reisser Heinz-Gustav A Rotary piston internal combustion engine
WO2007084376A2 (en) * 2006-01-17 2007-07-26 Andrzej Dec Rotary scissors action machine
US7461626B2 (en) * 2006-12-21 2008-12-09 Ford Global Technologies, Llc Powertrain including a rotary IC engine and a continuously variable planetary gear unit
DE102007015009A1 (de) * 2007-03-28 2008-10-02 Kurowski, Waldemar, Dr. Rotationskolbenmaschine mit Außendrehmechanismus
US7730869B2 (en) * 2007-04-13 2010-06-08 Yan Li Housing wheel engine
UA87229C2 (ru) 2007-12-04 2009-06-25 Евгений Федорович Драчко Роторно-поршневая машина объемного расширения
CN101344035B (zh) * 2008-07-21 2010-06-09 尤文峰 活塞旋转式内燃机
CN101852121B (zh) * 2009-05-06 2012-07-25 尚世群 环缸转子发动机
CN101852131B (zh) * 2009-05-31 2012-07-18 尚世群 双向椭圆齿轮发动机
CN101852093B (zh) * 2009-06-08 2012-07-04 尚世群 微型椭圆齿轮发动机
CN101852122B (zh) * 2009-06-26 2012-11-21 尚世群 交叉转子发动机
UA93603C2 (uk) 2009-07-20 2011-02-25 Евгений Федорович Драчко Роторно-поршнева машина об'ємного розширення
US8434449B2 (en) * 2009-08-03 2013-05-07 Johannes Peter Schneeberger Rotary piston device having interwined dual linked and undulating rotating pistons
MX2012003964A (es) * 2009-10-02 2012-11-29 Hugo Julio Kopelowicz Sistema para la construccion de compresores y motores, rotativos, con desplazamiento volumetrico y tasa de compresion dinamicamente variables.
US9157323B2 (en) * 2009-12-07 2015-10-13 Mars Sterling Turner Oscillatory rotary engine
US8695564B2 (en) * 2010-02-04 2014-04-15 Dalhousie University Toroidal engine
EP2553241B1 (en) 2010-03-30 2019-11-27 Stephen Lee Cunningham Oscillating piston engine
US9869272B1 (en) 2011-04-20 2018-01-16 Martin A. Stuart Performance of a transcritical or supercritical CO2 Rankin cycle engine
UA101699C2 (ru) * 2011-06-03 2013-04-25 Евгений Федорович Драчко Гибридный двигатель внутреннего сгорания
WO2013078276A1 (en) 2011-11-23 2013-05-30 DOMIT, Antonio Rotary engine with rotating pistons and cylinders
US10227918B2 (en) 2012-04-18 2019-03-12 Martin A. Stuart Polygon oscillating piston engine
US9528585B2 (en) 2012-06-29 2016-12-27 Peter Ross Taylor Piston engine
TW201410961A (zh) * 2012-09-14 2014-03-16 Rui-Ting Gu 無曲軸、汽門之四行程引擎
DE102013012128A1 (de) * 2013-07-19 2015-01-22 Gerd E.A. Meier Rotationskolbengerät
DE102014001350A1 (de) * 2014-02-01 2015-08-06 Gerd E.A. Meier Rotationskolbengerät
IN2013MU03278A (ja) * 2013-10-18 2015-07-17 Das Ajee Kamath
WO2015070355A1 (en) * 2013-11-18 2015-05-21 Braden Murphy Positive displacement turbine
CN103883391B (zh) * 2014-01-26 2016-04-27 王文阁 一种活塞式发动机及由其组成的发动机装置
US9540725B2 (en) 2014-05-14 2017-01-10 Tel Epion Inc. Method and apparatus for beam deflection in a gas cluster ion beam system
US9664106B2 (en) 2015-02-17 2017-05-30 Ted Nae-Kuan Chiang Rotary combustion engine system having toroidal compression and expansion chambers
CN105508041B (zh) * 2016-01-04 2018-09-11 韩照彦 差速转子发动机
US9677401B1 (en) * 2016-10-17 2017-06-13 Adel K. Alsubaih Radial piston rotary device with compact gear drive mechanism
EP3724507A4 (en) 2017-12-13 2021-10-20 Exponential Technologies, Inc. ROTARY FLUID FLOW DEVICE
EP3874123B1 (en) * 2018-11-01 2024-02-21 WB Development Company LLC Air-fuel system for a circulating piston engine
US11168683B2 (en) 2019-03-14 2021-11-09 Exponential Technologies, Inc. Pressure balancing system for a fluid pump
DE102019126199A1 (de) * 2019-09-27 2021-04-01 CAM Energy GmbH Drehkolbenmaschine und verdampferanlage
US11428156B2 (en) 2020-06-06 2022-08-30 Anatoli Stanetsky Rotary vane internal combustion engine
CN113198806B (zh) * 2021-05-12 2022-03-01 浙江启鸿机械铸造股份有限公司 一种发动机油泵内转子铸造成型加工工艺
CN117759536A (zh) * 2023-12-27 2024-03-26 山东楷晋机电科技有限公司 基于差速运动的圆周活塞式压缩机

Family Cites Families (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1482628A (en) 1919-02-24 1924-02-05 Frank A Bullington Rotary engine
US1579207A (en) 1922-06-10 1926-04-06 Bullington Motors Rotary internal-combustion engine
US1729242A (en) * 1923-03-30 1929-09-24 Bregere Louis Joseph Valveless internal-combustion engine
US1568051A (en) * 1923-06-02 1926-01-05 Bullington Motors Divided-charge rotary engine
US1568053A (en) 1923-06-09 1926-01-05 Bullington Motors Multicylinder rotary engine
US1568052A (en) 1923-06-09 1926-01-05 Bullington Motors Internal-combustion engine
US1821139A (en) 1925-08-24 1931-09-01 Frank A Bullington Internal combustion engine
US1778182A (en) 1927-01-03 1930-10-14 Frank A Bullington Annular-cylinder combustion engine
US1829391A (en) 1927-01-14 1931-10-27 Bullington Motors Rotary internal combustion engine
US1904892A (en) * 1930-01-28 1933-04-18 William L Hoge Rotary engine compressor and the like
US2126795A (en) * 1937-02-01 1938-08-16 Mcintyre Hugh Rotary internal combustion engine
US2182269A (en) * 1938-07-26 1939-12-05 Whritenour Edward Engine
US2413589A (en) * 1943-08-05 1946-12-31 Henrietta B Snyder Rotary internal-combustion engine
US2988065A (en) 1958-03-11 1961-06-13 Nsu Motorenwerke Ag Rotary internal combustion engine
US3359954A (en) 1966-04-05 1967-12-26 Nsu Motorenwerke Ag Rotary internal combustion engine and method of operation thereof
US3396632A (en) * 1966-04-19 1968-08-13 Leblanc Michel Volumetric maching suitable for operation as pump, engine, or motor pump
US3645239A (en) * 1969-10-24 1972-02-29 Arnulfo Q Cena Rotary piston machine
US3592571A (en) * 1969-12-08 1971-07-13 Chauncey R Drury Rotary volumetric machine
DE2019177C3 (de) 1970-04-21 1978-08-31 Audi Nsu Auto Union Ag, 7107 Neckarsulm Aufladbare Kreiskolben-Brennkraftmaschine
US3909162A (en) * 1970-12-03 1975-09-30 Ata Nutku Toroidal chamber rotating piston machine
US4026249A (en) 1973-03-14 1977-05-31 Carlos Ayesta Larrea Rotary cycloidal continuous toroidal chamber internal combustion engine
US3990405A (en) * 1975-01-16 1976-11-09 Joseph Kecik Rotary internal combustion engine
DE2411004A1 (de) 1974-03-07 1975-09-18 Hutzenlaub Ernst Mit heissen, ablagerungen bildenden gasen oder daempfen arbeitende rotationskolbenmaschine
US3937187A (en) 1974-03-15 1976-02-10 Henry Bergen Toroidal cylinder orbiting piston engine
US4035111A (en) 1975-08-06 1977-07-12 Cronen Sr Peter J Toroidal rotary engine
US4068985A (en) * 1976-04-06 1978-01-17 Baer John S Rotary engine or pump construction
US4169697A (en) * 1976-09-01 1979-10-02 Doundoulakis George J Angular compression expansion cylinder with radial pistons
DE2851989C3 (de) * 1978-12-01 1982-02-25 Deutsche Forschungs- und Versuchsanstalt für Luft- und Raumfahrt e.V., 5000 Köln Rotationskolbenmaschine als Expansionsmaschine oder Verdichter
FR2475127A1 (fr) * 1980-02-06 1981-08-07 Snecma Generateur de gaz a variation de volume
CH661318A5 (de) 1981-04-14 1987-07-15 Wankel Felix Rotationskolbenmaschine.
US5242288A (en) 1987-09-14 1993-09-07 Vincent Ogden W Rotary engine or pump with a round toroidal cylinder and pistons
US5233954A (en) 1989-08-11 1993-08-10 Mechanology Toroidal hyper-expansion rotary engine, compressor, expander, pump and method
JPH03202637A (ja) * 1989-12-29 1991-09-04 Kazunari Kojima ロータリ式内燃機関
US5199391A (en) 1991-11-08 1993-04-06 Kovalenko Gerald E Toroidal internal combustion engine
US5433179A (en) * 1993-12-02 1995-07-18 Wittry; David B. Rotary engine with variable compression ratio
US5501182A (en) * 1995-07-17 1996-03-26 Kull; Leo Peristaltic vane device for engines and pumps
US5797366A (en) 1996-11-01 1998-08-25 New Devices Engineering A.K.O. Ltd. Toroidal internal combustion engine
US6488004B1 (en) 1996-11-01 2002-12-03 Medis El Ltd. Toroidal internal combustion engine and method for its thermo-stabilization
US6132197A (en) 1996-11-01 2000-10-17 Medis El Ltd Toroidal internal combustion engine
JP2001336402A (ja) * 2000-05-26 2001-12-07 Shinji Okazaki 後追いクランク型ロータリーエンジン
US6422841B2 (en) * 2000-05-29 2002-07-23 Mikio Kurisu Cat and mouse type rotary device utilizing grooves and rods for power conveyance
US6446595B1 (en) * 2001-05-07 2002-09-10 Masami Sakita Rotary piston engine
US6457452B1 (en) * 2001-05-07 2002-10-01 Masami Sakita Mechanism for interconnecting first-and second-shafts of variable speed rotation to a third shaft
US6341590B1 (en) 2001-12-17 2002-01-29 BARRERA RENé MANUEL Rotary engine

Also Published As

Publication number Publication date
EP1495217A1 (en) 2005-01-12
US20030200951A1 (en) 2003-10-30
EP1495217A4 (en) 2011-09-07
US20040211387A1 (en) 2004-10-28
CA2518418C (en) 2013-02-19
AU2003222044A1 (en) 2003-10-13
US6739307B2 (en) 2004-05-25
CN1643241A (zh) 2005-07-20
CN100593076C (zh) 2010-03-03
US20070199537A1 (en) 2007-08-30
CA2518418A1 (en) 2003-10-09
WO2003083276A8 (en) 2004-02-19
EP1495217B1 (en) 2016-12-14
AU2003222044B2 (en) 2009-06-25
JP2010133420A (ja) 2010-06-17
TW200306381A (en) 2003-11-16
EA200401192A1 (ru) 2005-04-28
WO2003083276A1 (en) 2003-10-09
EA006410B1 (ru) 2005-12-29
JP2005521828A (ja) 2005-07-21
TWI296023B (en) 2008-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5094890B2 (ja) 内燃機関およびその作動方法
US5673665A (en) Engine with rack gear-type piston rod
WO2009072994A1 (en) Volume expansion rotary piston machine
CN101205812A (zh) 四活塞缸体旋转发动机
US3807368A (en) Rotary piston machine
JPS6147967B2 (ja)
JP2001522962A (ja) ラジアルポンプ又はモーター
US4419057A (en) Rotary piston motor
EP0717812B1 (en) Engine
JP2010523885A (ja) ロータリーエンジン
JPH0494423A (ja) ロータリー機関
RU2158830C2 (ru) Двигатель внутреннего сгорания
RU2783737C1 (ru) Роторно-поршневой двигатель финка
RU2067187C1 (ru) Торовая поршневая машина
JPH0335499B2 (ja)
RU2109966C1 (ru) Роторно-поршневой двигатель внутреннего сгорания
WO1993003265A1 (en) Oldham drive engine
WO2024005667A1 (ru) Роторно-поршневой двигатель финка
RU2518793C2 (ru) Колебательный двигатель внутреннего сгорания
RU2182982C2 (ru) Двигатель внутреннего сгорания
RU2119071C1 (ru) Двигатель внутреннего сгорания четырехкратный, поршневой, кривошипно-кулисный, роторный с факельным самозажиганием (двскф), способ запуска двскф пиротехнический
JPS6341540Y2 (ja)
JPH0696964B2 (ja) ロータリピストン機関
SK75893A3 (en) Piston motor
JPH03168330A (ja) 内燃機関

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110523

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110823

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120515

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120820

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5094890

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees