JP5091848B2 - 湿式ブレーキ付きアクスル装置 - Google Patents

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本発明は、建設機械等の車両に用いられる湿式ブレーキ付きアクスル装置に関するものである。
ホイールローダ等の建設機械には、中央部に差動歯車が収容された差動歯車室を有し、左右両端部に遊星減速機及び湿式ブレーキが収容された減速機室を有する湿式ブレーキ付きアクスル装置が搭載されている。このようなアクスル装置では、差動歯車室と減速機室との間で潤滑油の循環が円滑に行われないと、減速機室における油温が高くなり、ブレーキ板の冷却を効果的に行うことができない。そこで、特許文献1に開示されたアクスル冷却装置では、差動歯車室と減速機室と間において車軸にウォーム歯車が嵌合固定されている。これによれば、走行時に車軸と共に回転するウォーム歯車が、差動歯車室と減速機室との間で潤滑油を移動させるポンプの役目を果たし、潤滑油の循環が促進されることとなる。
実開昭63−125659号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたアクスル冷却装置では、差動歯車室と減速機室との間において車軸の外周にウォーム歯車を取り付けるため、その取付箇所においてハウジングを分割しなければならないと共に、組み立て作業も煩雑になる。また、前進時にはウォーム歯車が正回転して潤滑油が差動歯車室から減速機室に流れるが、後進時にはウォーム歯車が逆回転して潤滑油が減速機室から差動歯車室に逆流する。そうすると、走行状態によっては、差動歯車室と減速機室との間で潤滑油がうまく交換されず、ブレーキ板の冷却が効果的に行われない場合もある。
そこで本発明は、簡素な構成で潤滑油の循環が円滑に行われるようにすることを目的としている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る湿式ブレーキ付きアクスル装置は、中央部に設けられた差動装置室と、左右両端部に設けられて車軸に連動して回転するホイールハブで囲まれた減速装置室と、前記差動装置室と前記減速装置室とを連通させるための油通路と、前記差動装置室及び前記減速装置室を流れる潤滑油に浸漬された湿式ブレーキとを備えたアクスル装置であって、前記ホイールハブの内周面には、車軸方向に沿って延びるように径方向内側に向けて突出する羽根部が設けられ、前記羽根部は、前記湿式ブレーキよりも径方向外側に位置していることを特徴とする。
前記構成によれば、車軸に連動してホイールハブが回転すると、減速装置室にある潤滑油の一部が羽根部により捕捉されてホイールハブと共に回転する。そうすると、潤滑油は、その回転による遠心力でホイールハブに張り付き、径方向内側にある潤滑油が径方向外側に向けて吸引されることとなる。これにより、減速装置室において径方向内側に残る潤滑油の液面は低下し、差動装置室にある潤滑油が油通路を介して減速装置室に移動する。しかも、ホイールハブが正回転しても逆回転してもこの作用は同じであるため、車両の前進と後進とが切り替わっても、潤滑油は同じ原理で移動することとなる。したがって、ホイールハブに羽根部を設けるという簡素な構成で、潤滑油の循環を円滑に行うことができる。
前記油通路は、前記車軸の外周面と間隔をあけて配置されたアクスルハウジングと前記車軸との間で前記車軸に沿って形成された第1油通路を有し、かつ、前記アクスルハウジングは、前記ホイールハブの内部まで進出配置されており、前記羽根部の車軸方向位置が前記アクスルハウジングの前記ホイールハブ内の端部の車軸方向位置と重なるように、前記羽根部が前記ホイールハブに設けられていてもよい。
前記ホイールハブの内周面には、車軸周りの円環状に径方向外側に向けて窪んだ環状凹部が設けられており、前記羽根部は、前記環状凹部の車軸方向に対向する両側面を架け渡すように形成されていてもよい。
前記構成によれば、環状凹部に入った潤滑油を羽根部によりしっかりと捕捉してホイールハブと共に回転させることができ、潤滑油の循環を効果的に促進することができる。
前記油通路は、前記差動装置室と前記減速装置室とを連通させるように前記車軸に沿って設けられた第1油通路を有し、前記減速装置室には、内周端面及び外周端面を有する環状体が前記車軸と一体的に回転するように車軸周りに設けられ、前記環状体の前記内周端面と前記車軸の外周面との間には隙間が形成されており、前記環状体には、前記内周端面から前記外周端面へと貫通する吐出孔が設けられていてもよい。
前記構成によれば、車軸と一体的に環状体が回転すると、環状体の吐出孔の内部にある潤滑油は遠心力により径方向外側へと吐出される。そうすると、環状体の内周端面と車軸の外周面との隙間にある潤滑油は吐出孔の内部に吸引される。そうすると、第1油通路にある潤滑油は、環状体の内周端面と車軸の外周面との隙間に吸引される。このような作用により、差動装置室にある潤滑油は第1油通路を通って減速装置室に移動し、その潤滑油は環状体の吐出孔を通って径方向内側から径方向外側に向けて吐出される。しかも、車軸が正回転しても逆回転してもこの作用は同じであるため、車両の前進と後進とが切り替わっても、潤滑油は吐出孔を通って径方向内側から径方向外側へと吐出されることとなる。よって、吐出孔を有する環状体を設けるという簡素な構成で、潤滑油の循環をさらに円滑に行うことができる。
前記隙間は、その前記差動装置室側で前記第1油通路に連通しており、前記隙間の前記差動装置室と反対側には、前記内周端面に連続するように前記車軸に外嵌された案内壁が設けられていてもよい。
前記構成によれば、第1油通路から前記隙間に向けて流れた潤滑油は、案内壁により案内されて環状体の吐出孔へと導かれやすくなる。よって、環状体の回転により、潤滑油を吐出孔を通して径方向内側から径方向外側へと安定的に吐出することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、簡素な構成で潤滑油の循環を円滑に行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係るホイールローダ等の車両のアクスル装置1の鉛直断面図である。図1に示すように、アクスル装置1は、車両の中央部に設けられて、差動歯車装置2が収容された差動装置室3と、その左右両端部において駆動輪を駆動する車軸4に連動して回転するホイールハブ5で囲まれて、遊星歯車減速機6及び湿式ブレーキ7が収容された減速装置室8とを備えている。差動装置室3及び減速装置室8には、その容積の一部に潤滑油が貯留されており、その室内に下層の潤滑油層と上層の空気層とが形成されている。差動装置室3と減速装置室8とは、車軸4に沿って形成された第1油通路9を介して互いに連通している。さらに、差動装置室3と減速装置室8とは、第1油通路9よりも径方向外側に設けられ、アクスルハウジング10に外付けされたオイルチューブ11を含む第2油通路12を介して互いに連通している。
図2は図1の要部拡大図である。図2に示すように、アクスルハウジング10は、車軸4の外周面に間隔をあけた状態でホイールハブ5の軸方向中央部まで進出配置されており、その左端部にはインターナルギア14のハブ部15がスプライン結合で外嵌されている。インターナルギア14の外周側は、ホイールハブ5により囲繞されている。ホイールハブ5の右端部は、一対の軸受34,35を介してアクスルハウジング10及びハブ部15に回転自在に支持されている。
遊星歯車減速機6は、車軸4の端部にスプライン結合された太陽歯車16と、太陽歯車16に噛み合う遊星歯車17と、遊星歯車17の公転に連動するように遊星歯車17の遊星ピン18に接続されたキャリア13と、遊星歯車17の自転に連動するように遊星歯車17に噛み合うインターナルギア14のギア部19とを備えている。インターナルギア14は、アクスルハウジング10に固定されて非回転となっており、車軸4に連動して減速回転するキャリア13がホイールハブ5に固定されている。キャリア13の外側にはカバープレート20が固定されている。
湿式ブレーキ7は、多板式であり、複数の非回転ブレーキ板21と、複数の回転ブレーキ板22とが交互に積層配置された構成となっている。非回転ブレーキ板21は、インターナルギア14のギア部19に固定されている。回転ブレーキ板22は、太陽歯車16に隣接して車軸4にスプライン結合された環状支持部材23に固定されている。各ブレーキ板21,22は、減速装置室8に貯留された潤滑油に一部浸漬されている。インターナルギア14のハブ部15には、各ブレーキ板21,22を車軸方向に押圧して制動するための油圧ピストン24が設けられている。油圧ピストン24には、ピストン駆動用の油圧路36が連通している。
図3は図2のIII−III線断面図である。図2及び3に示すように、ホイールハブ5の内周面には、車軸4周りの円環状に径方向外側に向けて窪んだ環状凹部5aが設けられている。この環状凹部5aには、車軸4方向に沿って延びるように径方向内側に向けて板状に突出する複数の羽根部5bが設けられている。これら羽根部5bは、周方向に等間隔をあけて複数(図3では12個)設けられ、環状凹部5aの車軸4方向に対向する両側面を架け渡すように車軸4と平行に延びている。
図4(a)は図2に示す環状体25の正面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。図2及び4に示すように、車軸4には、減速装置室8において環状支持部材23に隣接して環状体25がスプライン結合されている。環状体25は、ベース26とカバー27とを互いに固定することで構成されている。ベース26は、中心にスプライン孔29が形成された基台部26aと、スプライン孔29より径方向外側に間隔をあけて基台部26aから差動装置室3(図1参照)側に突出した突出部26bとを有している。即ち、突出部26bの内周径は基台部26aの内周径よりも大きいため、突出部26bの内周端面26eは車軸4の外周面と隙間31をあけた状態で配置される。
突出部26bには、内周端面26eから外周端面26fに向けて放射状に複数の溝部26gが形成されている。そして、突出部26bには、これら溝部26gを差動装置室3(図1参照)側から塞ぐように円環板状のカバー27がボルト28で固定されている。このカバー27の内外径は、突出部26bの内外径と略同一である。このようにベース26にカバー27を固定することで、溝部26bは、環状体25の内周端面26eから外周端面26fに向けて貫通する吐出孔30となる。また、基台部26aの突出部26bよりも内径側に突出した部分は、潤滑油を吐出孔30に導く案内壁部26cとなる。
基台部26aが車軸4にスプライン結合され、基台部26aの差動装置室3(図1参照)と反対側の面が環状支持部材23に当接し、カバー27の差動装置室3(図1参照)側の面がアクスルハウジング10と一体的に設けられた摺動部材32に当接することで、環状体25は位置決めされる。環状体25の内周端面26eと車軸4の外周面との間の隙間31は、その差動装置室3(図1参照)側で第1油通路9に連通している。一方、隙間31の差動装置室3と反対側には、突出部26bの内周端面26eに連続するように車軸4に外嵌された案内壁部26cが設けられている。
減速装置室8には、インターナルギア14のハブ部15及びアクスルハウジング10の外周面と、ホイールハブ5の内周面との間において、オイルチューブ11に連通する第2油通路12の一部が形成されている。インターナルギア14のハブ部15には、インターナルギア14の内周側空間を第2油通路12に連通させる連通孔15aが形成されている。ホイールハブ5には、その環状凹部5aに向けて開口して第2油通路12に連通させる連通孔5cが第3油通路として軸受34を迂回するように形成されている。
以上に説明した構成によれば、車軸4に連動してホイールハブ5が回転すると、減速装置室8にある潤滑油の一部が羽根部5bにより捕捉されてホイールハブ5と共に回転する。その際、羽根部5bは環状凹部5aの車軸4方向に対向する両側面を架け渡すように形成されているので、環状凹部5aに入った潤滑油は羽根部5bによりしっかりと捕捉される。そうすると、潤滑油は、その回転による遠心力でホイールハブ5に張り付き、径方向内側にある潤滑油が径方向外側に向けて吸引されることとなる。これにより、減速装置室8において羽根部5bにより捕捉されずに径方向内側に残る潤滑油の液面は低下し、差動装置室3にある潤滑油が第1油通路9を介して減速装置室8に移動する。そして、減速装置室8において増えた潤滑油は、第2油通路12を介して差動装置室3に送出される。しかも、ホイールハブ5が正回転しても逆回転してもこの作用は同じであるため、車両の前進と後進とが切り替わっても、潤滑油は同じ原理で移動することとなる。したがって、ホイールハブ5に羽根部5bを設けるという簡素な構成で、潤滑油の循環を円滑に行うことができる。
さらに、車軸4と一体的に環状体25が回転すると、環状体25の吐出孔30の内部にある潤滑油は遠心力により径方向外側へと吐出される。そうすると、車軸4の外周面と環状体25の内周端面26eとの隙間31にある潤滑油は、吐出孔30の内部に吸引される。そうすると、第1油通路9にある潤滑油は、車軸4の外周面と環状体25の内周端面26eとの隙間31に吸引される。このような作用により、差動装置室3にある潤滑油は第1油通路9を通って減速装置室8に移動し、その潤滑油は環状体25の吐出孔30を通って径方向内側から径方向外側に向けて吐出される。その際、第1油通路9から隙間31に向けて流れた潤滑油は、案内壁部26cにより案内されて吐出孔30へと導かれやすくなっている。しかも、車軸4が正回転しても逆回転してもこの作用は同じであるため、車両の前進と後進とが切り替わっても、潤滑油は吐出孔30を通って径方向内側から径方向外側へと吐出されることとなる。よって、吐出孔30を有する環状体25を設けるという簡素な構成で、潤滑油の循環をさらに円滑に行うことができる。
なお、本実施形態では、環状体25はベース26とカバー27の二部材から構成されているが、一部材で一体的に構成してもよい。また、本実施形態では、案内壁部26cを環状体25と一体に設けたが、別体で設けてもよい。例えば、環状体を車軸4にスプライン結合せずに全体的に車軸4の外周面と隙間をあけた状態とし、その環状体を環状支持部材23の側面に固定し、環状支持部材23に案内壁の役目を果たさせるようにしてもよい。また、本実施形態では、減速装置室8に遊星歯車減速機6と共に湿式ブレーキ7を収容しているが、減速装置室8とは別に減速装置室8と連通するブレーキ室を設けて、そのブレーキ室に湿式ブレーキを収容するようにしてもよく、減速装置室8に貯留される潤滑油に接するように湿式ブレーキを設けるとよい。
以上のように、本発明に係る湿式ブレーキ付きアクスル装置は、簡素な構成で潤滑油の循環を円滑に行うことができる優れた効果を有し、この効果の意義を発揮できる建設機械等の車両に広く適用すると有益である。
本発明の実施形態に係るホイールローダ等の車両のアクスル装置の鉛直断面図である。 図1の要部拡大図である。 図2のIII−III線断面図である。 (a)は図2に示す環状体の正面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。
1 アクスル装置
3 差動装置室
4 車軸
5 ホイールハブ
5a 環状凹部
5b 羽根部
7 湿式ブレーキ
8 減速装置室
9 第1油通路
12 第2油通路
25 環状体
26c 案内壁部
26e 内周端面
26f 外周端面
30 吐出孔
31 隙間

Claims (6)

  1. 中央部に設けられた差動装置室と、左右両端部に設けられて車軸に連動して回転するホイールハブで囲まれた減速装置室と、前記差動装置室と前記減速装置室とを連通させるための油通路と、前記差動装置室及び前記減速装置室を流れる潤滑油に浸漬される湿式ブレーキとを備えたアクスル装置であって、
    前記ホイールハブの内周面には、車軸方向に沿って延びるように径方向内側に向けて突出する羽根部が設けられ、前記羽根部は、前記湿式ブレーキよりも径方向外側に位置していることを特徴とする湿式ブレーキ付きアクスル装置。
  2. 前記油通路は、前記車軸の外周面と間隔をあけて配置されたアクスルハウジングと前記車軸との間で前記車軸に沿って形成された第1油通路を有し、かつ、前記アクスルハウジングは、前記ホイールハブの内部まで進出配置されており、
    前記羽根部の車軸方向位置が前記アクスルハウジングの前記ホイールハブ内の端部の車軸方向位置と重なるように、前記羽根部が前記ホイールハブに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の湿式ブレーキ付きアクスル装置。
  3. 前記油通路は、前記差動装置室と前記減速装置室とを連通させるように前記車軸に沿って設けられた第1油通路を有し、
    前記減速装置室には、内周端面及び外周端面を有する環状体が前記車軸と一体的に回転するように車軸周りに設けられ、前記環状体の前記内周端面と前記車軸の外周面との間には隙間が形成されており、
    前記環状体には、前記内周端面から前記外周端面へと貫通する吐出孔が設けられていることを特徴とする請求項に記載の湿式ブレーキ付きアクスル装置。
  4. 前記減速装置室には、内周端面及び外周端面を有する環状体が前記車軸と一体的に回転するように車軸周りに設けられ、前記環状体の前記内周端面と前記車軸の外周面との間には隙間が形成されており、
    前記環状体には、前記内周端面から前記外周端面へと貫通する吐出孔が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の湿式ブレーキ付きアクスル装置。
  5. 前記隙間は、その前記差動装置室側で前記第1油通路に連通しており、
    前記隙間の前記差動装置室と反対側には、前記内周端面に連続するように前記車軸に外嵌された案内壁が設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の湿式ブレーキ付きアクスル装置。
  6. 前記ホイールハブの内周面には、車軸周りの円環状に径方向外側に向けて窪んだ環状凹部が設けられており、
    前記羽根部は、前記環状凹部の車軸方向に対向する両側面を架け渡すように形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の湿式ブレーキ付きアクスル装置。
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