JP5088071B2 - 電気自動車用バッテリユニット - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリを電源とするモータによって走行する電気自動車に搭載されるバッテリユニットに関する。
電気自動車に使用されるバッテリユニットは、バッテリモジュールと、該バッテリモジュールを収納するバッテリケースなどを含んでいる。バッテリケースの一例は、バッテリモジュールを乗せるトレイ部材と、該トレイ部材の上部を覆うカバー部材などを有している。バッテリモジュール内の液(例えば電解液)がバッテリケースの外部に流れ出ないようにするために、例えば下記特許文献1に開示されているように、バッテリケースの下部に液溜部を設け、この液溜部に吸収シートを設けることが提案されている。
特開2002−12485号公報
前記バッテリユニットを備えた電気自動車において、例えばバッテリケース内の湿度やバッテリケースの温度あるいは気候条件によっては、バッテリケースの内面に結露が生じることが考えられる。この結露が滴り落ちたり、バッテリケースの内面を伝って流れ落ちたりして、例えばバッテリモジュールや電気部品等の水を避けるべき箇所に付着すると、電気的な不具合が生じる原因となる。前記特許文献1に記載されているようにバッテリケースの下部に設けられた液溜部と吸収シートでは、バッテリケースの内面に結露した水がバッテリモジュールや電気部品に付着することを防止できない。
従って本発明の目的は、バッテリケース内の結露がバッテリモジュールや電気部品に付着することを回避できる電気自動車用バッテリユニットを提供することにある。
本発明の電気自動車用バッテリユニットは、車体に取付けられるバッテリケースと、前記バッテリケースに収容されたバッテリモジュールと、前記バッテリケースに収容されかつ前記バッテリモジュールに電気的に接続された電気部品と、吸水性を有する材料からなり、前記バッテリモジュールおよび前記電気部品の少なくとも水の付着を避けるべき箇所の上方に対向して前記バッテリケースの内面に配置された吸水部材とを具備している。
本発明の1つの形態では、前記バッテリケース内の前記バッテリモジュールを冷却するための空気を前記バッテリケースの内部に取り入れる冷却風導入口と、前記冷却風導入口に設けられ前記バッテリモジュールを冷却するための空気を供給するための送風ダクトが接続される接続部材と、前記バッテリケース内の空気をバッテリケースの外部に排出する排気ファンと、前記バッテリケースの内部において前記冷却風導入口と前記排気ファンとの間に形成され、前記バッテリモジュールを冷却するための空気が流れる空気流通部とを有し、前記吸水部材が前記空気流通部に臨んで配置されている。
本発明によれば、バッテリケースの内面に生じた結露がバッテリケース内のバッテリモジュールや電気部品等に滴下することを防止でき、結露による影響がバッテリユニットに及ぶことを回避できる。
以下に本発明の一実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
図1は電気自動車10の一例を示している。この電気自動車10は、車体11の後部に配置された走行用のモータ12および充電装置13と、車体11の床下に配置されるバッテリユニット14などを備えている。車体11の前部に冷暖房用の熱交換ユニット15が配置されている。
この自動車10の前輪20は、図示しないフロントサスペンションによって車体11に支持されている。後輪21は、図示しないリヤサスペンションによって車体11に支持されている。リヤサスペンションの一例は、トレーリングアーム式リヤサスペンションである。
図2は、前記車体11の下部の骨格をなすフレーム構体30と、このフレーム構体30に取付けられる前記バッテリユニット14とを示している。
フレーム構体30は、車体11の前後方向に延びる左右一対のサイドメンバ31,32と、車体11の幅方向に延びるクロスメンバ33,34,35とを含んでいる。クロスメンバ33,34,35は、サイドメンバ31,32の所定位置に溶接によって固定されている。
サイドメンバ31,32の後部にサスペンションアームサポートブラケット40,41が設けられている。サスペンションアームサポートブラケット40,41は、それぞれサイドメンバ31,32の所定位置に溶接によって固定されている。サスペンションアームサポートブラケット40,41に枢軸部42が設けられている。これら枢軸部42に、前記トレーリングアームの前端部が取付けられている。
図3に示すようにバッテリユニット14はバッテリケース50を備えている。バッテリケース50は、下側に位置するトレイ部材51と、上側に位置するカバー部材52とを備えている。
トレイ部材51は、電気絶縁性を有する樹脂によって一体成形され、内部に補強用の金属製インサート部材(図示せず)が埋設されている。トレイ部材51の材料である樹脂は、例えばポリプロピレンからなる基材を、数mm〜数cm程度の長さの短ガラス繊維によって強化したものである。
トレイ部材51は、前壁51aと、後壁51bと、左右一対の側壁51c,51dと、底壁51eと、仕切り壁51fとを有し、上面側が開放した箱形に成形されている。前壁51aは車体11の前側に位置している。後壁51bは車体11の後側に位置している。
バッテリケース50の前半部に、前側バッテリ収納部55が形成されている。バッテリケース50の後半部に、後側バッテリ収納部56が形成されている。前側バッテリ収納部55と後側バッテリ収納部56との間に、中央バッテリ収納部57と、電気回路収納部58などが形成されている。
前記バッテリ収納部55,56,57に、それぞれ複数のバッテリモジュール60(図3と図7に一部のみ2点鎖線で示す)が収納されている。バッテリモジュール60はトレイ部材51の底壁51eによって支持されている。バッテリモジュール60の一例は、リチウムイオン電池からなる複数個のセルを直列に接続したものである。
電気回路収納部58には、バッテリモジュール60の状態を検出するモニタや制御等をつかさどる電気部品61(図3と図7に模式的に示す)などが収納される。電気部品61はバッテリモジュール60に電気的に接続されている。
図4に示すように、バッテリユニット14は板金製のフロアパネル70の下面側に配置されている。フロアパネル70は車体11の前後方向と幅方向に延び、車体11の床部を構成している。フロアパネル70は、サイドメンバ31,32を含むフレーム構体30の所定位置に溶接によって固定されている。
フロアパネル70の上方にフロントシート71(図1に示す)とリヤシート72が配置されている。フロントシート71の下方に、バッテリユニット14の前側バッテリ収納部55が配置されている。リヤシート72の下方に、バッテリユニット14の後側バッテリ収納部56が配置されている。前側バッテリ収納部55と後側バッテリ収納部56との間に形成されたフロアパネル70の凹部70aは、リヤシート72に着座した乗員の足元スペース付近に位置する。
バッテリケース50のトレイ部材51の周縁部に、カバー取付面80(図3に示す)が形成されている。カバー取付面80は、トレイ部材51の全周にわたって連続している。カバー取付面80に防水用のシール材81が設けられている。カバー取付面80の複数箇所に、所定の間隔で埋込みナット83と埋込みボルト84とが設けられている。
バッテリケース50のカバー部材52は、繊維によって強化された合成樹脂の一体成形品からなる。カバー部材52の前部に、サービスプラグ用開口部85と冷却風導入口86が形成されている。サービスプラグ用開口部85に、蛇腹状のブーツ部材87が取付けられている。冷却風導入口86にも蛇腹状のブーツ部材88が取付けられている。サービスプラグ用開口部85は、フロアパネル70の上からキャップ部材89(図4に示す)によって塞がれる。
カバー部材52の上面に、冷却風の一部を流すためのバイパス流路部90と、冷却ファン収納部91などが設けられている。冷却ファン収納部91に例えばシロッコファン等の排気ファン92が収容されている。排気ファン92の排気口93はカバー部材52の外部に開口している。
カバー部材52の周縁部にフランジ部95が形成されている。フランジ部95はカバー部材52の全周にわたって連続している。トレイ部材51とカバー部材52とを互いに締結する際に、カバー取付面80とフランジ部95とを重ねる。そして図3に示すボルト部材96を埋込みナット83にねじ込み、かつ、ナット部材97を埋込みボルト84にねじ込むことにより、トレイ部材51とカバー部材52とが、互いにシール材81を介して水密に固定される。
トレイ部材51の下面側に複数本(例えば4本)の桁部材101,102,103,104が設けられている。図3と図5に示されるように、桁部材101,102,103,104は、それぞれ車体11の幅方向に延びる桁本体111,112,113,114を有している。桁部材101,102,103,104は、バッテリユニット14の荷重を支えるに足る強度を有する金属材料(例えば鋼板)によって構成されている。
前から1番目の桁本体111の両端に締結部121,122が設けられている。前から2番目の桁本体112の両端に締結部123,124が設けられている。前から3番目の桁本体113の両端に締結部125,126が設けられている。前から4番目(最後部)の桁本体112の両端に締結部127,128が設けられている。バッテリユニット14の前端部には左右一対の前側支持部材130,131が設けられている。
前から1番目の桁部材101の両端に設けられた締結部121,122のそれぞれに、上下方向に貫通するボルト挿入孔143(図2と図3に示す)が形成されている。サイドメンバ31,32の水平方向に延びる部分31a,32aには、締結部121,122と対向する位置に、ナット部材を備えたバッテリユニット取付部145,146が設けられている。締結部121,122の下側からボルト147(図2と図4,図5に示す)をボルト挿入孔143に挿入し、このボルト147をバッテリユニット取付部145,146のナット部材に螺合させ締付けることにより、1番目の桁部材101の締結部121,122がサイドメンバ31,32に固定される。
前から2番目の桁部材102の両端に設けられた締結部123,124のそれぞれに、上下方向に貫通するボルト挿入孔153(図2と図3に示す)が形成されている。サイドメンバ31,32の水平方向に延びる部分31a,32aには、締結部123,124と対向する位置に、ナット部材を備えたバッテリユニット取付部155,156が設けられている。締結部123,124の下側から、ボルト157(図2と図4,図5に示す)をボルト挿入孔153に挿入し、このボルト157をバッテリユニット取付部155,156のナット部材に螺合させ締付けることによって、2番目の桁部材102の締結部123,124がサイドメンバ31,32に固定される。
前から3番目の桁部材103の両端に設けられた締結部125,126のそれぞれに、上下方向に貫通するボルト挿入孔163(図2と図3に示す)が形成されている。図4と図5に示されるように、サイドメンバ31,32に荷重伝達部材170,171がボルト172によって固定されている。これら荷重伝達部材170,171は、前から3番目の桁部材103の締結部125,126の上方に設けられている。一方の荷重伝達部材170は、一方のサスペンションアームサポートブラケット40に溶接されている。他方の荷重伝達部材171は、他方のサスペンションアームサポートブラケット41に溶接されている。
すなわち荷重伝達部材170,171は、サイドメンバ31,32と、サスペンションアームサポートブラケット40,41とに結合されている。これら荷重伝達部材170,171は、フレーム構体30の一部をなしている。荷重伝達部材170,171に、ナット部材を備えたバッテリユニット取付部175,176が設けられている。
締結部125,126の下側から、ボルト177をボルト挿入孔163に挿入し、このボルト177をバッテリユニット取付部175,176のナット部材に螺合させ締付けることにより、3番目の桁部材103の締結部125,126が、荷重伝達部材170,171を介してサイドメンバ31,32に固定される。
前から4番目の桁部材104の締結部127,128のそれぞれに、上下方向に貫通するボルト挿入孔193(図2と図3に示す)が形成されている。サイドメンバ31,32には、締結部127,128と対向する位置に、延長ブラケット194,195が設けられている。延長ブラケット194,195はサイドメンバ31,32のキックアップ部31b,32bの下方に延びている。延長ブラケット194,195は、フレーム構体30の一部をなしている。これら延長ブラケット194,195に、ナット部材を備えたバッテリユニット取付部196,197が設けられている。
締結部127,128の下側から、ボルト198(図2と図4,図5に示す)をボルト挿入孔193に挿入し、このボルト198を延長ブラケット194,195のバッテリユニット取付部196,197のナット部材に螺合させ締付けることにより、4番目の桁部材104の締結部127,128が延長ブラケット194,195を介してサイドメンバ31,32に固定される。
バッテリユニット14の前端に位置する前側支持部材130,131は、前から1番目の桁部材101の前方に突出している。前側支持部材130,131は、この桁部材101に結合されている。図2に示すように、前側支持部材130,131に設けられた締結部210,211は、ボルト212によって、クロスメンバ33のバッテリユニット取付部213,214に固定される。
以上説明したように本実施形態の電気自動車10は、桁部材101,102,103,104が左右のサイドメンバ31,32間にわたって設けられ、これら桁部材101,102,103,104によってサイドメンバ31,32どうしが結合されている。このためバッテリユニット14の桁部材101,102,103,104がクロスメンバに相当する剛性部材として機能することができる。
バッテリユニット14の下方にアンダーカバー220が配置されている。アンダーカバー220の上面は桁部材101,102,103,104の下面と対向している。アンダーカバー220の材料の一例は、ガラス繊維によって強化された合成樹脂である。このアンダーカバー220は、車体11の下側から、ボルト(図示せず)によって、フレーム構体30と桁部材101,102,103,104の少なくとも一部に固定される。
図4と図6に示すように、バッテリケース50の前部に形成された冷却風導入口86には、接続部材として機能する蛇腹状のゴム製のブーツ部材88が取付けられている。このブーツ部材88は、フロアパネル70に形成された孔250(図6に示す)に、車室下側から挿入されている。ブーツ部材88の先端部88aは、車室内側に突出している。このブーツ部材88の先端部88aに、送風ダクト255が接続されている。送風ダクト255は、空気調和機(いわゆる車載エアコン)の前記熱交換ユニット15(図1に示す)に連通している。
例えばバッテリモジュール60の急速充電時などのように、バッテリモジュール60が高温となるため冷却する必要が生じたときに、熱交換ユニット15から供給される冷風が送風ダクト255に送られ、この冷風が冷却風導入口86を経てバッテリケース50の内部に送られる。その際に排気ファン92が作動することにより、バッテリケース50の内部の空気が排気口93から外部に排出される。
このように本実施形態のバッテリユニット14は、バッテリケース50の内部に冷風を取り入れるための冷却風導入口86と、送風ダクト255が接続される接続部材としてのブーツ部材88と、排気ファン92とを有している。そしてバッテリケース50の内部には、図7に示されるように、冷却風導入口86と排気ファン92との間に、空気が流れる空気流通部260が形成されている。
冷却風導入口86からバッテリケース50内に導入された冷風Q1は、例えば矢印Q2で示すように前側バッテリ収納部55付近の空気流通部260等を流れ、前側のバッテリモジュール60が冷却される。冷却風導入口86からバッテリケース50内に導入された冷風Q1の一部は、バイパス流路部90を通って後側バッテリ収納部56に向かい、例えば矢印Q3で示すように後側バッテリ収納部56付近の空気流通部260等を流れることにより、後側のバッテリモジュール60が冷却される。そしてバッテリケース50内の温まった空気が、排気ファン92によって排気口93からバッテリケース50の外部に排出される。
図3と図7に示されるように、バッテリケース50のカバー部材52の内面に吸水部材300が取付けられている。これら吸水部材300は、カバー部材52の内面(天井面)のうち、空気流通部260を臨む位置、すなわちバッテリケース50内を流れる空気と接する位置に設けられている。
一例として、前側バッテリ収納部55に載置されたバッテリモジュール60の上方に吸水部材300が設けられている。また後側バッテリ収納部56に載置されたバッテリモジュール60の上方に吸水部材300が設けられている。さらに中央バッテリ収納部57の上方と、電気回路収納部58の上方にも吸水部材300が設けられている。吸水部材300を設ける位置はこの実施形態に限定されることはなく、要するに、バッテリケース50内のバッテリモジュール60や電気部品61等の少なくとも水の付着を避けるべき箇所の上方に配置されていればよい。
吸水部材300の一例は、繊維を立体的に集合してなる不織布、あるいは繊維間に吸水可能な微小空隙を有するシート、編組された布、織布、あるいは連続気泡を有するスポンジ状の合成樹脂発泡体などが適用される。吸水部材300の材料としては、吸水性を有し、望ましくは100℃前後の高温雰囲気中でも劣化しない耐熱性を有しかつ難燃性の材料が適している。
バッテリユニット14の周囲温度の変化、あるいはバッテリケース50の内部の湿度などの条件次第によっては、バッテリケース50のカバー部材52の内面に結露が生じる可能性がある。しかるに本実施形態のバッテリユニット14では、カバー部材52の内面に生じた結露が吸水部材300によって吸収され、結露水が保持される。このため、バッテリモジュール60や電気部品61等の水を避けるべき箇所に結露が滴下したり、結露が流れ落ちたりすることを防止できる。
吸水部材300に保持された結露水は、バッテリモジュール60から発生する熱によって自然乾燥させることができる。さらには、バッテリモジュール60を冷風によって冷却する際に、空気調和機の熱交換ユニット15から冷却風導入口86を経てバッテリケース50内に供給される比較的乾燥した空気によって、吸水部材300を短時間に乾燥させることも可能である。
なお前記実施形態では車体後部に走行用モータが搭載された電気自動車について説明したが、本発明は走行用モータが車体前部に配置された電気自動車にも適用することができる。また本発明を実施するに当たって、モータ、バッテリケース、バッテリモジュール、電気部品、吸水部材をはじめとして、発明の構成要素の構造及び配置等を適宜に変更して実施できることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るバッテリユニットを備えた電気自動車の斜視図。 図1に示された電気自動車のフレーム構体とバッテリユニットの斜視図。 図1に示されたバッテリユニットのバッテリケースの分解斜視図 図1に示された電気自動車のフレーム構体とバッテリユニットの側面図。 図1に示された電気自動車のフレーム構体とバッテリユニットを上方から見た平面図。 図1に示されたバッテリユニットの冷却風導入口とフロアパネルの一部を示す斜視図。 図1に示されたバッテリユニットの前後方向に沿う縦断面図。
符号の説明
10…電気自動車
11…車体
14…バッテリユニット
50…バッテリケース
51…トレイ部材
52…カバー部材
60…バッテリモジュール
61…電気部品
86…冷却風導入口
88…ブーツ部材(接続部材)
92…排気ファン
260…空気流通部
300…吸水部材

Claims (2)

  1. 車体に取付けられるバッテリケースと、
    前記バッテリケースに収容されたバッテリモジュールと、
    前記バッテリケースに収容されかつ前記バッテリモジュールに電気的に接続された電気部品と、
    吸水性を有する材料からなり、前記バッテリモジュールおよび前記電気部品の少なくとも水の付着を避けるべき箇所の上方に対向して前記バッテリケースの内面に配置された吸水部材と、
    を具備したことを特徴とする電気自動車用バッテリユニット。
  2. 前記バッテリケース内の前記バッテリモジュールを冷却するための空気を前記バッテリケースの内部に取り入れる冷却風導入口と、
    前記冷却風導入口に設けられ、前記バッテリモジュールを冷却するための空気を供給するための送風ダクトが接続される接続部材と、
    前記バッテリケース内の空気をバッテリケースの外部に排出する排気ファンと、
    前記バッテリケースの内部において前記冷却風導入口と前記排気ファンとの間に形成され、前記バッテリモジュールを冷却するための空気が流れる空気流通部とを有し、
    前記吸水部材が前記空気流通部に臨んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気自動車用バッテリユニット。
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