JP5081005B2 - ブラシレスモータ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ブラシレスモータ及びその製造方法に係り、特に、防振部材を備えて構成されたブラシレスモータ及びその製造方法に関する。
従来、この種の防振部材を備えて構成されたブラシレスモータとしては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載の例では、モータ固定用フランジと固定子との間に防振ゴムが介挿されている。
特許第3051827号公報 実開平2−146980号公報
しかしながら、この種の防振部材を備えて構成されたブラシレスモータにおいては、モータ本体のバランスを悪化させることなく、モータ騒音を低減することが重要である。従って、モータ本体のバランスを悪化させることなく、モータ騒音を低減するためには改良の余地がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、モータ本体のバランスを悪化させることなく、モータ騒音を低減することができるブラシレスモータ及びその製造方法を提供することにある。
請求項1に記載のブラシレスモータは、環状に構成されると共にその内周面に内周係止部を有して構成されたステータコアを備えたステータと、前記ステータコアの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、前記回転軸部材に支持されたロータと、
前記ステータコアの径方向内側に配置された中心部を有して構成され、前記回転軸部材を支持するセンターピースと、前記ステータコアと前記中心部との径方向間に設けられると共に環状に構成されてその外周面に前記内周係止部と周方向に係止された外周被係止部を有して構成され、前記ステータコアから伝達される少なくとも周方向の振動を吸収可能な防振部材と、を備え、前記内周係止部は、前記ステータコアの内周面にそれぞれ凸設された第一内周凸部及び第二内周凸部により構成され、前記外周被係止部は、前記防振部材の外周面にそれぞれ凹設されると共に互いに前記防振部材の周方向に離間されて配置されて前記第一内周凸部及び前記第二内周凸部と嵌合された第一外周凹部及び第二外周凹部により構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載のブラシレスモータによれば、ステータコアの内周面には、内周係止部としての第一内周凸部及び第二内周凸部が凸設されており、防振部材の外周面には、外周被係止部としての第一外周凹部及び第二外周凹部が凹設されている。そして、この第一内周凸部及び第二内周凸部と第一外周凹部及び第二外周凹部とはそれぞれ嵌合されている。これにより、防振部材のステータコアに対する周り止めを確実に行うことができる。
また、第一内周凸部及び第二内周凸部と嵌合された第一外周凹部及び第二外周凹部は、防振部材の周方向に離間されて配置されている。従って、この第一外周凹部と第二外周凹部の周方向間に径方向に厚い厚肉部が形成された構成とすることができる。これにより、ステータコアに周方向の振動が発生しても、この振動を厚肉部によって確実に吸収することができる。
請求項2に記載のブラシレスモータは、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記ステータコアは、軸方向に分割された第一コア及び第二コアを有して構成され、前記第一内周凸部は、前記第一コアに設けられ、前記第二内周凸部は、前記第二コアに設けられ、前記第一外周凹部は、前記防振部材の外周面に軸方向に沿って形成されると共に、軸方向一方側が前記防振部材の軸方向一方側端面に開口され軸方向他方側が前記防振部材の軸方向中間部で終端された構成とされ、前記第二外周凹部は、前記防振部材の外周面に軸方向に沿って形成されると共に、軸方向一方側が前記防振部材の軸方向中間部で終端され軸方向他方側が前記防振部材の軸方向他方側端面に開口された構成とされていることを特徴とする。
請求項2に記載のブラシレスモータによれば、ステータコアは、軸方向に第一コア及び第二コアに分割されており、第一コアには第一内周凸部が設けられ、第二コアには第二内周凸部が設けられている。また、この第一内周凸部及び第二内周凸部とそれぞれ嵌合される第一外周凹部及び第二外周凹部は、防振部材の軸方向両側端面にそれぞれ開口されている。従って、第一内周凸部及び第二内周凸部を防振部材の軸方向両側から第一外周凹部及び第二外周凹部にそれぞれ挿入して嵌合し、第一コア及び第二コアを防振部材に組み付けることができる。
請求項3に記載のブラシレスモータは、環状に構成されたステータコアを備えたステータと、前記ステータコアの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、前記回転軸部材に支持されたロータと、前記ステータコアの径方向内側に配置された中心部を有すると共に前記中心部の軸方向に離間した位置に一対の挟着部を有して構成され、前記回転軸部材を支持するセンターピースと、前記ステータコアと前記中心部との径方向間に設けられると共に前記一対の挟着部によって軸方向両側から挟着され、前記ステータコアから伝達される少なくとも軸方向の振動を吸収可能な防振部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載のブラシレスモータでは、ステータに回転磁界が発生されると、この回転磁界を受けてロータが回転される。ところで、一般に、この種のブラシレスモータでは、ロータが回転すると、ロータに装着されたロータマグネットの吸引反発力がステータのステータコアに作用し、ステータコアが振動する。特に、ロータにコギングトルクが発生した場合には、ステータコアの振動が大きくなる。
ところが、請求項3に記載のブラシレスモータでは、環状に構成されたステータコアの径方向内側には、回転軸部材を支持するセンターピースの中心部が配置されており、このステータコアと中心部との径方向間には、防振部材が設けられている。そして、この防振部材は、ステータコアから伝達される少なくとも軸方向の振動を吸収可能な構成とされている。従って、この構成によれば、ステータコアに軸方向の振動が発生しても、この振動を防振部材によって吸収することができ、振動がセンターピースに伝達されることを防止できる。これにより、モータ騒音を低減することができる。
また、センターピースに設けられた中心部には軸方向に離間した位置に一対の挟着部が設けられている。そして、この一対の挟着部によって防振部材が軸方向両側から挟着されることにより、防振部材のセンターピースに対する軸方向の変位が抑制されるようになっている。これにより、防振部材のセンターピースに対する軸方向の変位を抑制できるので、ステータコアから伝達される軸方向の振動を防振部材により確実に吸収しつつ(振動吸収効果を確実に発揮しつつ)、モータ本体のバランスが悪化することも防止することができる。
このように、請求項3に記載のブラシレスモータによれば、モータ本体のバランスを悪化させることなく、モータ騒音を低減することができる。
請求項4に記載のブラシレスモータは、請求項3に記載のブラシレスモータにおいて、前記一対の挟着部は、前記回転軸部材を回転可能に支持するための軸受部に形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載のブラシレスモータによれば、防振部材を軸方向両側から挟着するための一対の挟着部は、回転軸部材を回転可能に支持するための軸受部に形成されている。これにより、軸受部とは別に一対の挟着部を設ける必要が無く、一対の挟着部の構成を簡素化することができる。
請求項5に記載のブラシレスモータは、環状に構成されると共にその内周面に内周係止部を有して構成されたステータコアを備えたステータと、前記ステータコアの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、前記回転軸部材に支持されたロータと、前記ステータコアの径方向内側に配置された中心部を有すると共に前記中心部の軸方向に離間した位置に一対の挟着部を有し、且つ、前記中心部の外周面に外周係止部を有して構成され、前記回転軸部材を支持するセンターピースと、前記ステータコアと前記中心部との径方向間に設けられると共に前記一対の挟着部によって軸方向両側から挟着され、且つ、環状に構成されてその内周面に前記外周係止部と周方向に係止された内周被係止部を有して構成されその外周面に前記内周係止部と周方向に係止された外周被係止部を有して構成され、前記ステータコアから伝達される周方向及び軸方向の振動を吸収可能な防振部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載のブラシレスモータでは、ステータに回転磁界が発生されると、この回転磁界を受けてロータが回転される。ところで、一般に、この種のブラシレスモータでは、ロータが回転すると、ロータに装着されたロータマグネットの吸引反発力がステータのステータコアに作用し、ステータコアが振動する。特に、ロータにコギングトルクが発生した場合には、ステータコアの振動が大きくなる。
ところが、請求項5に記載のブラシレスモータでは、環状に構成されたステータコアの径方向内側には、回転軸部材を支持するセンターピースの中心部が配置されており、このステータコアと中心部との径方向間には、防振部材が設けられている。そして、この防振部材は、ステータコアから伝達される周方向及び軸方向の振動を吸収可能な構成とされている。従って、この構成によれば、ステータコアに周方向及び軸方向の振動が発生しても、この振動を防振部材によって吸収することができ、振動がセンターピースに伝達されることを防止できる。これにより、モータ騒音を低減することができる。
また、請求項5に記載のブラシレスモータでは、ステータコアの内周面には内周係止部が設けられており、防振部材の外周面には外周被係止部が設けられている。また、センターピースに設けられた中心部の外周面には外周係止部が設けられており、防振部材の内周面には内周被係止部が設けられている。そして、このステータコアの内周係止部と防振部材の外周被係止部とが周方向に係止されると共にセンターピースの外周係止部と防振部材の内周被係止部とが周方向に係止されることにより、防振部材のステータコア及びセンターピースに対する周り止めがなされている。
さらに、センターピースに設けられた中心部には軸方向に離間した位置に一対の挟着部が設けられている。そして、この一対の挟着部によって防振部材が軸方向両側から挟着されることにより、防振部材のセンターピースに対する軸方向の変位が抑制されるようになっている。これにより、防振部材のステータコア及びセンターピースに対する周方向の変位、及び、防振部材のセンターピースに対する軸方向の変位をそれぞれ抑制できるので、ステータコアから伝達される周方向及び軸方向の振動を防振部材により確実に吸収しつつ(振動吸収効果を確実に発揮しつつ)、モータ本体のバランスが悪化することも防止することができる。
このように、請求項5に記載のブラシレスモータによれば、モータ本体のバランスを悪化させることなく、モータ騒音を低減することができる。
請求項6に記載のブラシレスモータは、環状に構成されたステータと、前記ステータの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、前記回転軸部材に支持されたロータと、前記回転軸部材を支持するセンターピースと、前記ステータと前記センターピースとの間に設けられた防振部材と、を備え、前記ステータ及び前記センターピースの少なくとも一方には、係止部が形成され、前記防振部材は、前記係止部と周方向に係止された被係止部を有して構成されると共に、前記ステータから伝達される少なくとも周方向の振動を吸収可能とされ、前記ステータは、環状に構成されたステータコア及び前記ステータコアの少なくとも内周面に装着されたインシュレータを有して構成され、前記ロータは、前記ステータコアの外周面との径方向間に間隙S1を有して配置されたロータマグネットを有して構成され、前記センターピースは、前記インシュレータに対する径方向内側に配置された中心部を有して構成され、前記インシュレータには、径方向内側に突出されて前記中心部の外周面との径方向間に間隙S2を有するストッパ部が形成され、前記間隙S1と前記間隙S2とは、S1>S2の関係を満足する、ことを特徴とする。
請求項6に記載のブラシレスモータによれば、ステータコアの少なくとも内周面に装着されたインシュレータには、径方向内側に突出されたストッパ部が形成されており、ステータコアの外周面とロータマグネットの内周面との径方向間の間隙S1と中心部の外周面とストッパ部との間の間隙S2とは、S1>S2の関係を満足している。従って、ステータ又はロータに振動が生じても、ストッパ部が中心部の外周面に当接することで、ステータコアの外周面とロータマグネットの内周面とが接触(干渉)することを防止することができる。
請求項7に記載のブラシレスモータは、環状に構成されたステータと、前記ステータの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、前記回転軸部材に支持されたロータと、前記回転軸部材を支持するセンターピースと、前記ステータと前記センターピースとの間に設けられた防振部材と、を備え、前記ステータ及び前記センターピースの少なくとも一方には、係止部が形成され、前記防振部材は、前記係止部と周方向に係止された被係止部を有して構成されると共に、前記ステータから伝達される少なくとも周方向の振動を吸収可能とされ、前記ステータは、環状に構成されたステータコア及び前記ステータコアの少なくとも内周面に装着されたインシュレータを有して構成され、前記ロータは、前記ステータコアの外周面との径方向間に間隙S1を有して配置されたロータマグネットを有して構成され、前記センターピースは、前記インシュレータに対する径方向内側に配置された中心部を有して構成され、前記中心部には、径方向外側に突出されて前記インシュレータの内周面との径方向間に間隙S2を有するストッパ部が形成され、前記間隙S1と前記間隙S2とは、S1>S2の関係を満足する、ことを特徴とする。
請求項7に記載のブラシレスモータによれば、センターピースの中心部には、径方向外側に突出されたストッパ部が形成されており、ステータコアの外周面とロータマグネットの内周面との径方向間の間隙S1とインシュレータの内周面とストッパ部との間の間隙S2とは、S1>S2の関係を満足している。従って、ステータ又はロータに振動が生じても、ストッパ部がインシュレータの内周面に当接することで、ステータコアの外周面とロータマグネットの内周面とが接触(干渉)することを防止することができる。
請求項8に記載のブラシレスモータは、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のブラシレスモータにおいて、前記防振部材は、ばね定数が50N/mm以下で80Hz以上の周波数を有する振動を減衰可能なゴム又は樹脂材により形成されている、ことを特徴とする。
請求項8に記載のブラシレスモータによれば、防振部材は、ばね定数が50N/mm以下で80Hz以上の周波数を有する振動を減衰可能なゴム又は樹脂材により形成されているので、従来の防振部材に比してより低い周波数からモータ騒音を低減することができる。
請求項9に記載のブラシレスモータは、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のブラシレスモータにおいて、前記中心部における前記ステータの軸方向両端部に対する軸方向両側には、前記ステータの軸方向両端部と前記ステータの軸方向に対向するフランジ部が形成されている、ことを特徴とする。
請求項9に記載のブラシレスモータによれば、中心部におけるステータの軸方向両端部に対する軸方向両側には、ステータの軸方向両端部とステータの軸方向に対向するフランジ部が形成されているので、このフランジ部によってステータの軸方向への移動を規制することができる。
請求項10に記載のブラシレスモータの製造方法は、請求項5に記載のブラシレスモータの製造方法であって、前記内周係止部と前記外周被係止部とを係止して前記ステータコアと前記防振部材とを組み付ける第一工程と、前記第一工程の後に、前記ステータコアの突極部に巻線を巻回する第二工程と、前記第二工程の後に、前記一対の挟着部によって前記防振部材を軸方向両側から挟着すると共に前記外周係止部と前記内周被係止部とを係止して前記センターピースと前記防振部材とを組み付ける第三工程と、を含むことを特徴とする。
請求項10に記載のブラシレスモータの製造方法では、第一工程において、ステータコアの内周係止部と防振部材の外周被係止部とを係止してステータコアと防振部材とを組み付け、この第一工程の後の第二工程において、ステータコアの突極部に巻線を巻回し、さらに、この第二工程の後の第三工程において、センターピースの中心部に設けられた一対の挟着部によって防振部材を軸方向両側から挟着すると共にセンターピースの外周係止部と防振部材の内周被係止部とを係止してセンターピースと防振部材とを組み付ける。
このように、請求項10に記載のブラシレスモータの製造方法によれば、モータ本体のバランスを悪化させることなくモータ騒音を低減することができるブラシレスモータを、確実に製造することができる。
はじめに、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10の構成について説明する。
図1乃至図9には、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10の構成が示されている。これらの図に示されるブラシレスモータ10は、例えば、乗用自動車等の車両に搭載されたラジエータを冷却するためのファンモータとして好適に用いられるものである。このブラシレスモータ10は、図1に示されるように、ステータ12と、回転軸部材14と、ロータ16と、センターピース18と、防振部材20と、を主要な構成として備えている。
ステータ12は、環状に構成されたステータコア22を備えて構成されている。このステータコア22は、複数のコア板を軸方向に積層して構成された積層コアにより構成されており、軸方向に第一コア群24と第二コア群26とに分けられている。第一コア群24の内周面には、図2,図3Aに示されるように、第一内周凸部28が凸設されている。また、第二コア群26の内周面には、図2,図3Bに示されるように、第二内周凸部30が凸設されている。この第一内周凸部28及び第二内周凸部30(内周係止部に相当)は、3本ずつ設けられており、互いにステータコア22の周方向に離間されて配置されている。
なお、図1,図2において、このステータコア22には、図示を省略しているが、インシュレータが装着され、このステータコア22の突極部32には、インシュレータを介して巻線が巻回されている。そして、このステータコア22、インシュレータ、巻線を備えて構成されたステータ12は、図示しない回路基板から電流の供給を受けて回転磁界を発生する構成とされている。
回転軸部材14は、図1に示されるように、後述するセンターピース18に支持されることにより、ステータコア22の径方向内側に配置され、軸方向に延在されている。
ロータ16は、有底筒状のロータハウジング34を有して構成されている。ロータハウジング34の底部36の中央部には、筒状の嵌合部38が形成されており、この嵌合部38には、回転軸部材14の先端が挿入されて嵌合されている。また、ロータハウジング34の円筒部40の内周面には、ロータマグネット42(図1において不図示、図4にて図示)が固着されており、このロータマグネット42は、上述のステータ12に設けられたステータコア22と径方向に対向して配置されている。
センターピース18は、図4に示されるように、上側センターピース44と、下側センターピース46と、を備えて構成されている。この上側センターピース44及び下側センターピース46は、その中心部にステータコア22の径方向内側に配置された筒状の軸部48,50(中心部に相当)をそれぞれ有して構成されている。上側センターピース44には、有底筒状の軸受収容部52が軸部48と一体的に設けられており、下側センターピース46には、同じく有底筒状の軸受収容部54が軸部50と一体的に設けられている。
上側センターピース44の軸受収容部52には、図5に示されるように、周方向に離間した複数の位置に軸方向に貫通するボルト挿通穴56が設けられている。一方、図6に示されるように、下側センターピース46に設けられた軸部50の外周面には、外周係止部としての外周凸部58が複数凸設されている。この外周凸部58は、軸部50の軸方向に沿って長手状に形成されており、軸方向に沿って形成されたネジ穴60を有して構成されている。
そして、図4に示されるように、上側センターピース44の軸部48は、下側センターピース46の軸部50の径方向内側に挿入されている。また、上側センターピース44の軸受収容部52に設けられたボルト挿通穴56には、ボルト61が挿通され、このボルト61は、下側センターピース46の軸部50に設けられたネジ穴60に螺入されている。これにより、上側センターピース44と下側センターピース46とは、一体的に組み付けられている。
また、このようにして一体的に組み付けられた上側センターピース44及び下側センターピース46の各軸受収容部52,54には、図1に示されるように、軸受部材62,64がそれぞれ収容されている。そして、図1に示されるように、上側センターピース44の軸部48の径方向内側に回転軸部材14が挿入されると共に、各軸受収容部52,54に収容された軸受部材62,64によって回転軸部材14が回転自在に支持されている。
また、上述のようにして一体的に組み付けられた上側センターピース44及び下側センターピース46の各軸受収容部52,54(軸受部に相当)は、図4に示されるように、軸部48,50の軸方向に離間されている。そして、この軸受収容部52,54の互いに軸方向に対向された面は、図4,図7に示されるように、後述する防振部材20を軸方向両側から挟着するための一対の挟着面66(一対の挟着部に相当)として構成されている。
防振部材20は、例えば、ばね定数が50N/mm以下で80Hz以上の周波数を有する振動を減衰可能なゴム又は樹脂材により形成されており、図8に示されるように、環状に構成されている。この防振部材20の内周面には、内周被係止部としての内周凹部68が複数凹設されている。この複数の内周凹部68は、互いに防振部材20の周方向に離間されて配置されている。各内周凹部68は、防振部材20の軸方向に沿って形成されると共に防振部材20の軸方向両側の端面70,72に開口されている。
また、防振部材20の外周面には、外周被係止部としての第一外周凹部74及び第二外周凹部76が複数凸設されている。第一外周凹部74は、防振部材20の外周面に軸方向に沿って形成されると共に、軸方向上側が防振部材20の軸方向上側の端面70に開口され、軸方向下側が防振部材20の軸方向中間部で終端された構成とされている。一方、第二外周凹部76は、防振部材20の外周面に軸方向に沿って形成されると共に、軸方向上側が防振部材20の軸方向中間部で終端され、軸方向下側が防振部材20の軸方向下側の端面72に開口された構成とされている。
なお、図8に示されるように、第一外周凹部74及び第二外周凹部76の防振部材20の軸方向における長さ寸法a1,a2は、それぞれ防振部材20の軸方向長さ寸法Aの略半分に設定されている。
この第一外周凹部74及び第二外周凹部76は、互いに防振部材20の周方向に離間されて配置されている。また、第一外周凹部74及び第二外周凹部76は、上述の内周凹部68と径方向且つ周方向に離間されて配置されている。つまり、図9に示されるように、第一外周凹部74の底面を通過する周方向仮想線L1と内周凹部68の底面を通過する周方向仮想線L2とは、防振部材20の径方向に離間されており、且つ、第一外周凹部74の側面を通過する径方向仮想線L3と内周凹部68の側面を通過する周方向仮想線L4とは、防振部材20の周方向に離間されている。
そして、この防振部材20は、図4に示されるように、一対の挟着面66によって軸方向両側から挟着されると共に、ステータコア22と軸部50との径方向間に設けられている。また、防振部材20の内周凹部68は、上述の下側センターピース46の軸部50に設けられた外周凸部58と防振部材20の軸方向に亘って嵌合されて係止されている。また、防振部材20の第一外周凹部74及び第二外周凹部76は、上述のステータコア22に設けられた第一内周凸部28及び第二内周凸部30とそれぞれ嵌合されて係止されている。
そして、この防振部材20は、上述のように一対の挟着面66によって軸方向両側から挟着されると共にステータコア22と軸部50との径方向間に設けられた状態では、ステータコア22から伝達される周方向及び軸方向の振動を吸収することができるようになっている。
次に、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10の製造方法について説明する。
上記構成からなるブラシレスモータ10は、例えば、次の如く方法により製造(組付)される。すなわち、第一工程において、防振部材20の軸方向両側から第一コア群24及び第二コア群26を防振部材20にそれぞれ近づける。そして、第一コア群24の第一内周凸部28を防振部材20の第一外周凹部74に軸方向上側から挿入し嵌合する。また、第二コア群26の第二内周凸部30を防振部材20の第二外周凹部76に軸方向下側から挿入し嵌合する。このように、第一工程では、第一コア群24及び第二コア群26を防振部材20に軸方向両側から挟み込むようにして組み付ける。
続いて、この第一工程の後の第二工程において、第一コア群24及び第二コア群26により構成されたステータコア22にインシュレータを装着する。そして、このステータコア22の突極部32にインシュレータを介して巻線を巻回する。
さらに、この第二工程の後の第三工程において、防振部材20の軸方向両側から上側センターピース44及び下側センターピース46を防振部材20にそれぞれ近づける。そして、上側センターピース44及び下側センターピース46に設けられた一対の挟着面66によって防振部材20を軸方向両側から挟着する。また、このときに、下側センターピース46の外周凸部58を防振部材20の内周凹部68に軸方向下側から挿入して嵌合する。このように、第三工程では、上側センターピース44及び下側センターピース46を防振部材20に軸方向両側から挟み込むようにして組み付ける。
そして、この第三工程の後の第四工程において、軸受部材62,64、回転軸部材14、ロータ16をそれぞれ組み付ける。つまり、例えば、上側センターピース44及び下側センターピース46に設けられた各軸受収容部52,54に軸受部材62,64を収容する。また、この軸受部材62,64に回転軸部材14を挿入して支持すると共に、この回転軸部材14を上側センターピース44の軸部50の径方向内側に挿入する。また、この回転軸部材14の先端にロータハウジング34の嵌合部38を挿入して嵌合し、回転軸部材14にロータ16を組み付ける。なお、軸受部材62,64の軸受収容部52,54への組み付けは、上述の第三工程において行うようにしても良い。このような製造方法によれば、ブラシレスモータ10を確実に製造することができる。
次に、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10の作用について説明する。
本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10では、ステータ12に回転磁界が発生されると、この回転磁界を受けてロータ16が回転される。ところで、一般に、この種のブラシレスモータ10では、ロータ16が回転すると、ロータ16に装着されたロータマグネット42の吸引反発力がステータ12のステータコア22に作用し、ステータコア22が振動する。特に、ロータ16にコギングトルクが発生した場合には、ステータコア22の振動が大きくなる。
ところが、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10では、環状に構成されたステータコア22の径方向内側には、回転軸部材14を支持するセンターピース18の軸部48,50が配置されており、このステータコア22と軸部50との径方向間には、防振部材20が設けられている。そして、この防振部材20は、ステータコア22から伝達される周方向及び軸方向の振動を吸収可能な構成とされている。従って、この構成によれば、ステータコア22に周方向及び軸方向の振動が発生しても、この振動を防振部材20によって吸収することができ、振動がセンターピース18に伝達されることを防止できる。これにより、モータ騒音を低減することができる。
特に、ステータコア22の第一内周凸部28及び第二内周凸部30と嵌合された防振部材20の第一外周凹部74及び第二外周凹部76は、防振部材20の周方向に離間されて配置されている。従って、この第一外周凹部74と第二外周凹部76の周方向間に径方向に厚い厚肉部78(図8,図9参照)が形成された構成とすることができる。これにより、ステータコア22に周方向の振動が発生しても、この振動を厚肉部78によって確実に吸収することができる。
また、防振部材20の内周面及び外周面にそれぞれ凹設された内周凹部68と外周凹部とは、防振部材20の径方向且つ周方向に離間されて配置されている。従って、この内周凹部68と外周凹部の径方向及び周方向間に径方向及び周方向に厚い厚肉部80(図8,図9参照)が形成された構成とすることができる。これにより、ステータコア22に周方向の振動が発生しても、この振動を厚肉部80のねじりによって確実に吸収することができる。
さらに、上述の防振部材20の第一外周凹部74及び第二外周凹部76は、図8に示されるように、周方向に離間して配置されると共に軸方向両側の端面70,72にそれぞれ開口された互い違いの構成とされている。従って、この第一外周凹部74及び第二外周凹部76に軸方向に隣接して振動吸収部82,84が形成された構成とすることができる。これにより、ステータコア22に軸方向の振動が発生しても、この振動を振動吸収部82,84によって確実に吸収することができる。
また、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10では、ステータコア22の第一内周凸部28及び第二内周凸部30と防振部材20の第一外周凹部74及び第二外周凹部76とが周方向に係止されると共にセンターピース18の外周凸部58と防振部材20の内周凹部68とが周方向に係止されることにより、例えばビス等の固定部材を用いることなく、防振部材20のステータコア22及びセンターピース18に対する周り止めを確実に行うことができる。
特に、防振部材20の内周面に凹設された内周凹部68は、防振部材20の軸方向に沿って形成されて外周凸部58と防振部材20の軸方向に亘って嵌合されている。従って、外周凸部58と内周凹部68の軸方向における嵌合範囲を大きく確保できる。これにより、防振部材20のセンターピース18に対する周り止めをより一層確実に行うことができる。
さらに、センターピース18に設けられた軸部48,50には軸方向に離間した位置に一対の挟着面66が設けられている。そして、この一対の挟着面66によって防振部材20が軸方向両側から挟着されることにより、防振部材20のセンターピース18に対する軸方向の変位が抑制されるようになっている。これにより、防振部材20のステータコア22及びセンターピース18に対する周方向の変位、及び、防振部材20のセンターピース18に対する軸方向の変位をそれぞれ抑制できるので、ステータコア22から伝達される周方向及び軸方向の振動を防振部材20により確実に吸収しつつ(振動吸収効果を確実に発揮しつつ)、モータ本体のバランスが悪化することも防止することができる。
このように、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、モータ本体のバランスを悪化させることなく、モータ騒音を低減することができる。
また、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、防振部材20を軸方向両側から挟着するための一対の挟着面66は、回転軸部材14を回転可能に支持するための軸受収容部52,54に構成されている。これにより、軸受収容部52,54とは別に一対の挟着面66を設ける必要が無く、一対の挟着面66の構成を簡素化することができる。
また、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、ステータコア22は、軸方向に第一コア群24及び第二コア群26に分割されており、第一コア群24及び第二コア群26の第一内周凸部28及び第二内周凸部30とそれぞれ嵌合される第一外周凹部74及び第二外周凹部76は、防振部材20の軸方向両側の端面70,72にそれぞれ開口されている。従って、第一内周凸部28及び第二内周凸部30を防振部材20の軸方向両側から第一外周凹部74及び第二外周凹部76にそれぞれ挿入して嵌合し、第一コア群24及び第二コア群26を防振部材20に組み付けることができる。
また、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、防振部材20の内周凹部68は、防振部材20の軸方向両側の端面70,72に開口されている。従って、センターピース18の外周凸部58を防振部材20の軸方向から内周凹部68に嵌合することができる。
また、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、防振部材20は、ばね定数が50N/mm以下で80Hz以上の周波数を有する振動を減衰可能なゴム又は樹脂材により形成されているので、従来の防振部材に比してより低い周波数からモータ騒音を低減することができる。
すなわち、従来の防振部材は、ばね定数が50N/mmより大きく形成されており、ばね定数が50N/mmより大きくなると、図10に示されるように、モータ騒音が所定の値Sを上回る。これに対し、本発明の一実施形態における防振部材20は、ばね定数が50N/mm以下で形成されている。このため、図10に示されるように、モータ騒音を所定の値S以下とすることができる。
また、従来の防振部材は、図11のグラフG2で示されるように、振動の周波数がおよそ490Hz以上で振動を減衰させるのに対し、本発明の一実施形態に係る防振部材20は、図11のグラフG1で示されるように、振動の周波数がおよそ80Hz以上で振動を減衰させることができる。従って、本発明の一実施形態に係る防振部材20によれば、従来の防振部材に比してより低い周波数からモータ騒音を低減することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態において、ステータコア22は、積層コアにより構成されていたが、例えば粉体コア等により構成されていても良い。
また、上記実施形態では、ステータコア22の内周面に第一内周凸部28及び第二内周凸部30が形成されると共に、防振部材20の外周面に第一外周凹部74及び第二外周凹部76が形成され、第一内周凸部28及び第二内周凸部30が第一外周凹部74及び第二外周凹部76と周方向に係止されることで、防振部材20のステータコア22に対する周り止めがなされていたが、ステータコア22の内周面以外の場所に係止部が形成されると共に、防振部材20の外周面以外の場所に被係止部が形成され、この係止部が被係止部と周方向に係止されることで、防振部材20のステータコア22に対する周り止めがなされていても良い。
また、上記実施形態では、センターピース18に設けられた軸部50の外周面に外周凸部58が形成されると共に、防振部材20の内周面に内周凹部68が形成され、外周凸部58が内周凹部68と周方向に係止されることで、防振部材20のセンターピース18に対する周り止めがなされていたが、センターピース18における軸部50の外周面以外の場所に係止部が形成されると共に、防振部材20の内周面以外の場所に被係止部が形成され、この係止部が被係止部と周方向に係止されることで、防振部材20のセンターピース18に対する周り止めがなされていても良い。
また、上記実施形態においては、次のように構成されていても良い。すなわち、図12乃至図15に示されるように、ステータ12には、突極部86の外周面86Aを除くステータコア22の全面(ステータコア22の内周面を含む)を覆うようにしてステータコア22に装着されたインシュレータ88が備えられており、このインシュレータ88の内周面には、径方向内側に向けてストッパ部90が突出形成されている。
ストッパ部90は、図14に示されるように、軸受収容部52の径方向外側、及び、軸受収容部54の径方向外側にそれぞれ位置されている。また、このストッパ部90は、上述の第一内周凸部28,第二内周凸部30とそれぞれ一体に形成されている。
そして、この変形例では、ステータコア22の外周面(突極部86の外周面86A)とロータマグネット42の内周面との径方向間の間隙S1と、ストッパ部90の先端部と軸受収容部52,54の外周面との径方向間の間隙S2との関係が、S1>S2を満足するように構成されている(図14参照)。
この変形例によれば、ステータ12又はロータ16に振動が生じても、ストッパ部90が軸受収容部52,54の外周面に当接することで、ステータコア22の外周面(突極部の外周面)とロータマグネット42の内周面とが接触(干渉)することを防止することができる。
なお、軸受収容部52,54の外周面に、径方向外側に向けてストッパ部が突出形成され、ステータコア22の外周面(突極部86の外周面86A)とロータマグネット42の内周面との径方向間の間隙S1と、この軸受収容部52,54の外周面に径方向外側に向けて形成されたストッパ部の先端部とインシュレータ88の内周面との径方向間の間隙S2との関係が、S1>S2を満足するように構成されていても良い。
この変形例によっても、ステータ12又はロータ16に振動が生じても、ストッパ部がインシュレータ88の内周面に当接することで、ステータコア22の外周面(突極部の外周面)とロータマグネット42の内周面とが接触(干渉)することを防止することができる。
また、インシュレータ88の内周面に径方向内側に向けて第一ストッパ部が突出形成されると共に、この第一ストッパ部と径方向に対向するように軸受収容部52,54の外周面に径方向外側に向けて第二ストッパ部が突出形成され、ステータコア22の外周面(突極部の外周面)とロータマグネット42の内周面との径方向間の間隙S1と、第一ストッパ部の先端部と第二ストッパ部の先端部との径方向間の間隙S2との関係が、S1>S2を満足するように構成されていても良い。
この変形例によっても、ステータ12又はロータ16に振動が生じても、第一ストッパ部の先端部が第二ストッパ部の先端部に当接することで、ステータコア22の外周面(突極部の外周面)とロータマグネット42の内周面とが接触(干渉)することを防止することができる。
また、図12乃至図15に示される変形例においては、さらに、図16に示されるように、軸受収容部52,54におけるステータ12の軸方向両端部92に対する軸方向両側に、ステータ12の軸方向両端部92とステータ12の軸方向に対向するフランジ部94が径方向外側へ広がるように形成されていても良い。このように構成されていると、フランジ部94によってステータ12の軸方向への移動を規制することができる。
本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの断面斜視図である。 図1のブラシレスモータの平面図である。 図1のブラシレスモータに設けられた第一コア群の平面図である。 図1のブラシレスモータに設けられた第二コア群の平面図である。 図1のブラシレスモータの断面斜視図である。 図1のブラシレスモータに設けられた上側センターピースの斜視図である。 図1のブラシレスモータに設けられた下側センターピースの斜視図である。 図1のブラシレスモータに設けられたセンターピースの要部拡大断面図である。 図1のブラシレスモータに設けられた防振部材の斜視図である。 図8の防振部材の要部拡大平面図である。 本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るブラシレスモータの変形例を示す図である。
符号の説明
10…ブラシレスモータ、12…ステータ、14…回転軸部材、16…ロータ、18…センターピース、20…防振部材、22…ステータコア、24…第一コア群(第一コア)、26…第二コア群(第二コア)、28…第一内周凸部(内周係止部)、30…第二内周凸部(内周係止部)、32…突極部、34…ロータハウジング、36…底部、38…嵌合部、40…円筒部、42…ロータマグネット、44…上側センターピース、46…下側センターピース、48,50…軸部(中心部の一部)、52,54…軸受収容部(軸受部、中心部の一部)、56…ボルト挿通穴、58…外周凸部(外周係止部)、60…ネジ穴、61…ボルト、62,64…軸受部材、66…挟着面(挟着部)、68…内周凹部(内周被係止部)、70,72…端面、74…第一外周凹部(外周被係止部)、76…第二外周凹部(外周被係止部)、78,80…厚肉部、82,84…振動吸収部

Claims (10)

  1. 環状に構成されると共にその内周面に内周係止部を有して構成されたステータコアを備えたステータと、
    前記ステータコアの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、
    前記回転軸部材に支持されたロータと、
    前記ステータコアの径方向内側に配置された中心部を有して構成され、前記回転軸部材を支持するセンターピースと、
    前記ステータコアと前記中心部との径方向間に設けられると共に環状に構成されてその外周面に前記内周係止部と周方向に係止された外周被係止部を有して構成され、前記ステータコアから伝達される少なくとも周方向の振動を吸収可能な防振部材と、
    を備え、
    前記内周係止部は、前記ステータコアの内周面にそれぞれ凸設された第一内周凸部及び第二内周凸部により構成され、
    前記外周被係止部は、前記防振部材の外周面にそれぞれ凹設されると共に互いに前記防振部材の周方向に離間されて配置されて前記第一内周凸部及び前記第二内周凸部と嵌合された第一外周凹部及び第二外周凹部により構成されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 前記ステータコアは、軸方向に分割された第一コア及び第二コアを有して構成され、
    前記第一内周凸部は、前記第一コアに設けられ、
    前記第二内周凸部は、前記第二コアに設けられ、
    前記第一外周凹部は、前記防振部材の外周面に軸方向に沿って形成されると共に、軸方向一方側が前記防振部材の軸方向一方側端面に開口され軸方向他方側が前記防振部材の軸方向中間部で終端された構成とされ、
    前記第二外周凹部は、前記防振部材の外周面に軸方向に沿って形成されると共に、軸方向一方側が前記防振部材の軸方向中間部で終端され軸方向他方側が前記防振部材の軸方向他方側端面に開口された構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 環状に構成されたステータコアを備えたステータと、
    前記ステータコアの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、
    前記回転軸部材に支持されたロータと、
    前記ステータコアの径方向内側に配置された中心部を有すると共に前記中心部の軸方向に離間した位置に一対の挟着部を有して構成され、前記回転軸部材を支持するセンターピースと、
    前記ステータコアと前記中心部との径方向間に設けられると共に前記一対の挟着部によって軸方向両側から挟着され、前記ステータコアから伝達される少なくとも軸方向の振動を吸収可能な防振部材と、
    を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 前記一対の挟着部は、前記回転軸部材を回転可能に支持するための軸受部に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のブラシレスモータ。
  5. 環状に構成されると共にその内周面に内周係止部を有して構成されたステータコアを備えたステータと、
    前記ステータコアの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、
    前記回転軸部材に支持されたロータと、
    前記ステータコアの径方向内側に配置された中心部を有すると共に前記中心部の軸方向に離間した位置に一対の挟着部を有し、且つ、前記中心部の外周面に外周係止部を有して構成され、前記回転軸部材を支持するセンターピースと、
    前記ステータコアと前記中心部との径方向間に設けられると共に前記一対の挟着部によって軸方向両側から挟着され、且つ、環状に構成されてその内周面に前記外周係止部と周方向に係止された内周被係止部を有して構成されその外周面に前記内周係止部と周方向に係止された外周被係止部を有して構成され、前記ステータコアから伝達される周方向及び軸方向の振動を吸収可能な防振部材と、
    を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 環状に構成されたステータと、
    前記ステータの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、
    前記回転軸部材に支持されたロータと、
    前記回転軸部材を支持するセンターピースと、
    前記ステータと前記センターピースとの間に設けられた防振部材と、
    を備え、
    前記ステータ及び前記センターピースの少なくとも一方には、係止部が形成され、
    前記防振部材は、前記係止部と周方向に係止された被係止部を有して構成されると共に、前記ステータから伝達される少なくとも周方向の振動を吸収可能とされ、
    前記ステータは、環状に構成されたステータコア及び前記ステータコアの少なくとも内周面に装着されたインシュレータを有して構成され、
    前記ロータは、前記ステータコアの外周面との径方向間に間隙S1を有して配置されたロータマグネットを有して構成され、
    前記センターピースは、前記インシュレータに対する径方向内側に配置された中心部を有して構成され、
    前記インシュレータには、径方向内側に突出されて前記中心部の外周面との径方向間に間隙S2を有するストッパ部が形成され、
    前記間隙S1と前記間隙S2とは、S1>S2の関係を満足する、
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
  7. 環状に構成されたステータと、
    前記ステータの径方向内側に配置され軸方向に延在された回転軸部材と、
    前記回転軸部材に支持されたロータと、
    前記回転軸部材を支持するセンターピースと、
    前記ステータと前記センターピースとの間に設けられた防振部材と、
    を備え、
    前記ステータ及び前記センターピースの少なくとも一方には、係止部が形成され、
    前記防振部材は、前記係止部と周方向に係止された被係止部を有して構成されると共に、前記ステータから伝達される少なくとも周方向の振動を吸収可能とされ、
    前記ステータは、環状に構成されたステータコア及び前記ステータコアの少なくとも内周面に装着されたインシュレータを有して構成され、
    前記ロータは、前記ステータコアの外周面との径方向間に間隙S1を有して配置されたロータマグネットを有して構成され、
    前記センターピースは、前記インシュレータに対する径方向内側に配置された中心部を有して構成され、
    前記中心部には、径方向外側に突出されて前記インシュレータの内周面との径方向間に間隙S2を有するストッパ部が形成され、
    前記間隙S1と前記間隙S2とは、S1>S2の関係を満足する、
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
  8. 前記防振部材は、ばね定数が50N/mm以下で80Hz以上の周波数を有する振動を減衰可能なゴム又は樹脂材により形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のブラシレスモータ。
  9. 前記中心部における前記ステータの軸方向両端部に対する軸方向両側には、前記ステータの軸方向両端部と前記ステータの軸方向に対向するフランジ部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のブラシレスモータ。
  10. 請求項5に記載のブラシレスモータの製造方法であって、
    前記内周係止部と前記外周被係止部とを係止して前記ステータコアと前記防振部材とを組み付ける第一工程と、
    前記第一工程の後に、前記ステータコアの突極部に巻線を巻回する第二工程と、
    前記第二工程の後に、前記一対の挟着部によって前記防振部材を軸方向両側から挟着すると共に前記外周係止部と前記内周被係止部とを係止して前記センターピースと前記防振部材とを組み付ける第三工程と、
    を含むことを特徴とするブラシレスモータの製造方法
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