JP5064017B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ店などの遊技場で使用される遊技機に関するものである。
本明細書中では遊技機の1つとしてパチスロ機を例に挙げて説明しているため、遊技を行うための遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはパチンコ玉など他の媒体も含む。また、「メダルの投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットボタンなどにより投入(ベット)することを含む。さらに、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを決定する抽選を当選役抽選、当選役を構成する図柄を入賞有効ライン上に揃えた状態を入賞、当選役抽選により当選役に当選し、これが入賞されるまでの状態を内部当選とする。
パチンコ店で使用されるスロットマシンはパチスロ機と称され、その遊技媒体となっているメダルに一定の価値が与えられ、遊技を行って獲得したメダルは種々の景品に交換することができる。パチスロ機では、メダルの投入後にスタートレバーを押下すると遊技が開始され、当選役抽選が行われてリールが回転する。そして、リールの回転中にストップボタンを押下するとリールが停止して遊技が終了する。リールの停止の際には、当選役抽選で当選役に当選した場合にこれが入賞しやすくなるように、いわゆる図柄の引き込み制御が行われる。図柄の引き込み制御を行うと、当選役に対応する図柄が例えば図柄5個分の引き込み範囲内に位置するときにストップボタンを押下すれば当選図柄が入賞有効ライン上に停止する。これにより、当選図柄が入賞有効ライン上に停止するタイミングを図りながらストップボタンを押下する、いわゆる目押しの技量の低い遊技者に対する目押しの補助になって当選役を入賞させやすくなるため、遊技者は目押しの技量の差に関わらず公平な遊技を行うことができる。
最近のパチスロ機は、液晶ディスプレイが設けられているものが多数提供されており、遊技中には当選役抽選の結果を示唆する画像など様々な演出画像が液晶ディスプレイから表示され、遊技者の遊技への興趣が高められている。そして、パチスロ機の非稼動時間が一定時間に達すると、例えばその機種をモチーフにした待機画像が表示され、遊技者の遊技への興味を高めている(特許文献1)。このように、待機画像を表示することはパチスロ機の稼働率を上昇させるうえで重要なものとなっており、各メーカは工夫を凝らした待機画像を表示する傾向にある。
特開2005−111090号公報
しかしながら、上記のパチスロ機では、待機画像の内容は遊技で利益を得ることとは直接関わりがないため、待機画像に興味を示さない遊技者も多く、従来の待機画像は遊技者の遊技への興味を惹くうえで今一つであった。
上記問題点を解決するために、本発明は、待機画像への遊技者の興味を惹くことができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、外周に複数種類の図柄が配列され、遊技の開始操作に応答して回転するリールと、前記リールが停止したときに一部の図柄を視認可能にする図柄表示窓と、非稼動時間が一定時間に達したときに待機画像を表示する待機画像表示部とを備え、複数種類の当選役のいずれか又はハズレを当選役抽選により決定し、当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄が引き込み範囲内にあるときに前記リールの停止操作が行われると図柄が入賞有効ライン上に停止して当選役が入賞する遊技機において、互いに態様の異なる複数の待機画像の画像データを記憶した画像データ記憶手段と、前記リールが停止したときに前記図柄表示窓から表示されている図柄の種類を識別する図柄識別手段と、前記図柄表示窓から表示されている図柄の種類に応じた確率で前記待機画像のいずれかを画像選択抽選により選択する待機画像抽選手段と、前記画像選択抽選で選択された待機画像を前記待機画像表示部から表示させる画像表示制御手段とを備えたものである。
なお、前記待機画像は予め定められた表示時間が経過すると表示が終了され、前記画像選択抽選は前記待機画像の表示の終了のたびに実行されることが好ましい。
本発明によれば、リールが停止したときに図柄表示窓から表示されている図柄の種類に応じた確率で待機画像表示部から表示させる待機画像の種類を選択するので、遊技者が利益を得るうえで有利になる図柄が停止しているか否かを待機画像から判断することが可能になり、待機画像への遊技者の興味を惹くことができる。
また、待機画像の表示の終了のたびにその種類が選択されるので、表示される待機画像の種類の偏りによって遊技者が利益を得るうえで有利になる図柄が停止しているか否かをより確実に判断することが可能になり、待機画像への遊技者の興味を惹くことができる。
図1に示すように、スロットマシン(遊技機)11は、スロットマシン本体12と前面扉13とを備えている。スロットマシン本体12は収納箱12aを備えている。収納箱12aにはリールや制御基板など、遊技を実行するための各種装置が収納されている。前面扉13は上下に2分割されており、上扉13aと下扉13bとからなる。スロットマシン本体12の内部は上扉13a及び下扉13bによって開閉される。
上扉13aには表示窓(図柄表示窓)14が設けられている。表示窓14の奥には第1リール15a、第2リール15b、第3リール15cが設けられている。第1〜第3リール15a〜15cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、リールが停止すると表示窓14を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシン11では、横3本と斜め2本とからなる計5本の入賞有効ライン16が設定されている。そして、第1〜第3リール15a〜15cが停止したときに入賞有効ライン16上に停止した停止図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。表示窓14の側方には液晶ディスプレイ(待機画像表示部)17が設けられている。液晶ディスプレイ17からはスロットマシン11の非稼動時間が一定時間に達すると待機画像が表示される。
なお、スロットマシン11では、非稼動時間は、電源投入からメダルの投入が行われるまでの時間、及び遊技が終了してから(各リールが停止してから)メダルの投入が行われるまでの時間として設定されているが、例えば電源投入されてから遊技が開始(スタートレバーの押下)までの時間、あるいは、遊技が終了してから再度遊技が開始されるまでの時間として非稼動時間を設定するなど、その定義は適宜にしてよい。
下扉13bには、メダル投入口19、第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させるスタートレバー20、遊技中に回転しているリールを停止させるストップボタン21a〜21c、メダルをメダル受け皿22に払い出す払い出し口23などが設けられている。スタートレバー20が押下されると当選役抽選が行われ、複数種類の当選役のいずれか又はハズレが決定される。当選役には、通常モードよりもペイアウト率(1枚のメダル投入に対して払い出されるメダルの枚数の割合)が高くなるBBモードに移行するBB、次遊技をメダルの投入なしに行うことができるリプレイ、規定枚数のメダルが払い出される複数種類の小役が設定されている。BBは一度当選すると、入賞するまで当選の権利が持ち越される。
図2に示すように、スロットマシン11の作動は基本的に制御基板60によって管制される。制御基板60はCPU60aとメモリ61とを備えている。CPU60aは制御部(図柄識別手段、画像表示抽選手段)62を備えている。メモリ61のROM領域には、遊技の実行処理で使用される遊技実行プログラムや遊技実行データが格納されている。制御部62は遊技実行プログラムや遊技実行データをメモリ61から読み出すことによってスロットマシン11の動作に係る処理を行う。なお、メモリ61のRAM領域は、毎回の遊技ごとに利用される当選フラグやデータなどの一時的な保管や書き換えなどに用いられる。
CPU60aには、制御部62の他、当選役抽選を行う当選役決定部63、画像選択抽選を行う待機画像抽選部(待機画像抽選手段)64,タイマー65が設けられており、さらに、液晶ディスプレイ17から表示させる画像データを格納した画像データメモリ(画像データ記憶手段)66が接続されている。
メダルセンサ67はメダル投入口19から投入された適正なメダルを検知し、メダルの検知信号を制御部62に入力する。制御部62は、投入された1〜3枚のメダルの枚数をメダルセンサ67からの検知信号に基づいて計数し、入賞有効ライン16を有効化する本数を決定する。
スタート信号センサ68はスタートレバー20が押下されたことを検知する。スタートレバー20の押下が検知されると、遊技スタート信号がスタート信号センサ68から制御部62に入力される。制御部62は遊技スタート信号に応答して当選役決定部63を作動させる。当選役決定部63では乱数を用いた当選役抽選によって、BB、小役、リプレイのいずれか又はハズレが決定される。当選役抽選でいずれかの当選役に当選した場合は、その種類を示す当選フラグがメモリ62のRAM領域に書き込まれる。BBフラグはBBが入賞したときにクリアされ、それ以外のフラグはフラグが書き込まれた遊技が終了したときにクリアされる。これにより、BBに当選した場合はBBが入賞するまでBBが内部当選した状態となる。制御部62は、当選役抽選が終了すると第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させ、メモリ61のROM領域に格納された遊技実行プログラムにしたがって遊技の処理を開始する。
ストップ信号センサ69は遊技中にストップボタン21a〜21cが押下されたことを検知する。ストップボタン21a〜21cが押下されるとストップ信号が制御部62に入力される。これに応答して制御部62はリール駆動コントローラ70を作動して第1〜第3リール15a〜15cの停止制御を開始する。
第1〜第3リール15a〜15cはそれぞれステッピングモータ71a〜71cの駆動軸に取り付けられている。そして、各ステッピングモータ71a〜71cの駆動を制御することにより第1〜第3リール15a〜15cの制御が行われる。
ステッピングモータ71a〜71cは、制御部62から供給された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転する。このため、制御部62は、ステッピングモータ71a〜71cに供給する駆動パルスの個数を制御することによって第1〜第3リール15a〜15cの回転角を制御し、駆動パルスの供給を絶つことによりリールを停止させる。また、第1〜第3リール15a〜15cには、その基準位置に反射信号部72a〜72cが一体に形成されている。そして、第1〜第3リール15a〜15cが1回転するごとにフォトセンサ73a〜73cがそれぞれの反射信号部72a〜72cの通過を検知する。フォトセンサ73a〜73cによる検知信号は、リールの基準位置を示すリセット信号として制御部62に入力される。
制御部62には、各々のステッピングモータ71a〜71cに供給された駆動パルスの個数を計数するパルスカウンタが設けられている。制御部62は、フォトセンサ73a〜73cからリセット信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値をクリアする。したがって、それぞれのパルスカウンタには、各リールの1回転内の回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新しながら保存されることになる。
図3に示すように、第1〜第3リール15a〜15cの外周面は所定の範囲ごとに複数のコマ(本実施形態では21コマを例に説明する)に区画され、各コマには図柄が1個ずつ割り当てられている。各コマには「1」〜「21」のコマ番号が付されており、メモリ61のROM領域には各コマ番号と各リールの基準位置からの回転角に対応した駆動パルスの個数とを対応付けした図柄テーブルが格納されている。制御部62は、図柄テーブルを参照しながらリールごとのパルスカウンタの値を監視することによって、入賞有効ライン16上のコマ番号を識別することができ、これにより、入賞有効ライン16上の図柄を識別できる。
第1〜第3リール15a〜15cの回転が開始され、第1〜第3リール15a〜15cの回転速度が定常速度に達した時点で制御部62はストップボタン21a〜21cの操作を有効化する。ストップボタン21a〜21cが押下されてストップ信号が入力されると、制御部62とリール駆動コントローラ70は、当選役抽選の結果に基づいて第1〜第3リール15a〜15cの停止制御を行う。第1〜第3リール15a〜15cの停止制御はテーブル方式によって行われ、テーブル方式の停止制御ではメモリ61のROM領域に格納された停止テーブルが用いられる。
制御部62は、ストップボタン21a〜21cが押下されるたびに複数の停止テーブルのうちのいずれかを参照する。停止テーブルでは、ストップボタン21a〜21cが押下されたときに入賞有効ライン16上に位置するコマ番号と、このときに第1〜第3リール15a〜15cが停止するまでに要するコマ数とが対応づけられている。そして、ストップボタン21a〜21cが押下されたときに制御部62は停止テーブルを参照し、入賞有効ライン16上に停止させるコマ番号、すなわち入賞有効ライン16上に停止する図柄の種類を決定する。制御部62は、このとき決定した停止図柄の種類をメモリ61のRAM領域に書き込んでおく。
停止テーブルでは、第1〜第3リール15a〜15cが停止するまでに要するコマ数が入賞有効ライン16上の図柄を含む図柄5個分の0〜4コマ、すなわち5コマの範囲(以下、「引き込み範囲」と称する)を上限に設定されている。このため、第1〜第3リール15a〜15cの停止制御は5コマの範囲内で行われる。そして、ストップボタン21a〜21cが押下されたときに、5コマの引き込み範囲内に当選図柄(当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄)が含まれている場合、当選図柄を入賞有効ライン16上に停止させることが可能となるように停止テーブルが選択される。停止テーブルは、当選した当選役の種類、第1〜第3リール15a〜15cを停止させた順番、入賞有効ライン16上にすでに停止している図柄の種類によって引き込み範囲が変化するように選択される。以上のように、引き込み範囲内の図柄が入賞有効ライン16上に停止するようにリールの停止時間を遅延させるリールの停止制御を引き込み制御と称する。
スロットマシン11では、上記のような引き込み制御を行うことによって、単に当選図柄を引き込むか否かに限らず、多彩な図柄の組み合わせを入賞有効ライン16上に停止させることにより、遊技の内容をバリエーション豊かなものとしている。スロットマシン11で表示される図柄の組み合わせは、ハズレのときの停止図柄の組み合わせ(以下「ハズレ目」と称する)、BBが内部当選した状態でBBを入賞させることができなかったときの停止図柄の組み合わせ(以下「リーチ目」と称する)、ハズレのときとBBが内部入賞したときの両方で表示される停止図柄の組み合わせ(以下「チャンス目」)が設定されている。このような停止図柄の組み合わせを設定することによって、遊技者は、リーチ目やチャンス目が表示されるとBBが内部当選していることへの期待感を抱くことができる。
なお、リーチ目やチャンス目には、入賞有効ライン16上に直線状に並んだ図柄の組み合わせに限らず、小山形(第1リール15aの下段、第2リール15bの中段、第3リール15cの下段の図柄の組み合わせ)、V字形(第1リール15aの上段、第2リール15bの下段、第3リール15cの上段の図柄の組み合わせ)、L字形(第1リール15aの上段、第2リール15bの下段、第3リール15cの下段の図柄の組み合わせ)など、表示窓14から表示された図柄の組み合わせであれば適宜の図柄の組み合わせを採用してよい。
制御部62は、非稼動時間及び待機画像の表示時間をタイマー65で監視する。そして、非稼動時間が一定時間に達すると待機画像抽選部64を作動する。待機画像抽選部64は、乱数を利用して画像選択抽選を行って液晶ディスプレイ17から表示させる待機画像の種類を選択する。待機画像抽選部64は、メモリ61のRAM領域に保存されている停止図柄の組み合わせを参照し、ハズレ目が表示されているときにはハズレ目テーブル64a、リーチ目が表示されているときにはリーチ目テーブル64b、チャンス目が表示されているときにはチャンス目テーブル64cを選択して画像選択抽選を行う。待機画像の種類は、待機画像A、待機画像B、待機画像Cの3種類から構成されている。
そして、ハズレ目テーブル64aでは待機画像Aの選択率が最も高く、かつ待機画像Cの選択率が最も低く、待機画像Bの選択率が待機画像A,Cの選択率の中間になっている。また、リーチ目テーブル64bでは待機画像Cの選択率が最も高く、かつ待機画像Aの選択率が最も低く、待機画像Bの選択率が待機画像A,Cの選択率の中間になっている。
また、チャンス目テーブル64cでは待機画像Bの選択率が最も高く、かつ待機画像Aの選択率が最も低く、待機画像Cの選択率が待機画像A,Bの選択率の中間になっている。
画像データメモリ66には、待機画像A〜Cを表示させるための画像データが格納されている。画像データには待機画像の種類ごとに先頭アドレスが対応付けされており、制御部62は、先頭アドレスを参照することによって待機画像の種類を識別する。そして。制御部62は画像選択抽選の結果に応じた待機画像を液晶ディスプレイ17から表示させる。
次に、上記のように構成されたスロットマシン10で待機画像を表示させるときの処理の流れについて説明する。
図4に示すように、電源が投入されたとき、又は、遊技が終了したときに、制御部62はタイマー65に3分(一定時間)をセットする。タイマー65は、セットされた時間をカウントダウンする。タイマー65が「0」となると、制御部62は非稼動時間が一定時間に達したことを識別し、メモリ61に書き込まれた停止図柄の組み合わせを識別する。そして、制御部62は、停止図柄の組み合わせがハズレ目であった場合はハズレ目テーブル64aを用いて画像選択抽選を行わせ、停止図柄の組み合わせがリーチ目であった場合はリーチ目テーブル64bを用いて画像選択抽選を行わせ、停止図柄の組み合わせがチャンス目であった場合はチャンス目テーブル64cを用いて画像選択抽選を行わせる。画像選択抽選で待機画像A〜Cのいずれを表示させるかが選択されると、制御部62は選択された待機画像の種類に応じた画像データを画像データメモリ66から読み出して待機画像を液晶ディスプレイ17から表示させる。また、これと同時に、制御部62は、待機画像の表示時間をタイマー65にセットする。タイマー65はセットされた表示時間をカウントダウンする。タイマー65の時間が「0」になる前に、スロットマシン11が稼動(メダルが投入されたとき)した場合、制御部62は待機画像の表示を終了する。また、スロットマシン11が稼動することなく待機画像の表示時間が終了した場合、制御部62は再度画像選択抽選を行わせて、待機画像の種類を選択し直し、上記と同一の処理を繰り返す。
以上のように、ハズレ目、チャンス目、リーチ目のいずれが表示されているかによって待機画像A〜Cの選択率が変化するため、例えばチャンス目やリーチ目のときに選択率の高い待機画像が選択されているときは、遊技者に遊技を行うことへの興味を抱かせることができる。また、チャンス目やリーチ目への知識の少ない遊技者は待機画像を表示させれば、停止図柄の組み合わせがいずれの出目であるかを判別するときの目安とすることが可能になるので、BBが内部当選した状態で遊技を中止して生じる利益の損失を抑えることができる。
図5は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)100をスロットマシン11にインストールする例を示しており、記録媒体100には図4及び図5のフローチャートで示すような手段を、CPU60aとメモリ61とを含むコンピュータ101で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えば互いに態様の異なる複数の待機画像の画像データを記憶した画像データ記憶手段と、入賞有効ライン上に停止している図柄の種類を識別する図柄識別手段と、前記入賞有効ライン上に停止している図柄の種類に応じた確率で前記待機画像の種類を画像選択抽選により選択する待機画像抽選手段と、前記画像選択抽選で選択された種類の待機画像を表示させる画像表示制御手段としてコンピュータ101を機能させるためのプログラムを記録媒体100に記録する。そして、この記録媒体100を読み取り装置102に装填して、プログラムをスロットマシン11にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体100を介してインストールする代わりにインターネットを利用してスロットマシン11に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は、記録媒体100から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でスロットマシンの遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、待機画像を3種類設定したが待機画像の種類は適宜に設定してよく、また、待機画像と対応させる図柄の種類も適宜に設定してよい。
上記実施形態では、CPU60のみを用いて待機画像の処理を行ったが、例えば当選役抽選及びリールの停止制御を行うメイン制御基板と、液晶ディスプレイ17での画像の表示制御を行うサブ制御基板とを設け、待機画像に係る処理はサブ制御基板のCPUで行ってもよい。
上記実施形態では、リールを駆動させるスロットマシンに本発明を適用したが、例えば液晶ディスプレイによって表示されたリールを回転させる(液晶ディスプレイ上で図柄の変動表示を行わせる)スロットマシン、遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシンなど他の遊技機で本発明を適用してもよい。
スロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンの電気的な構成の概略を示したブロック図である。 図柄の配列とコマ番号との一例を示す説明図である。 待機画像を表示させるときの処理の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体をスロットマシンにインストールする場合の説明図である。
符号の説明
11 スロットマシン(遊技機)
14 表示窓(図柄表示窓)
16 入賞有効ライン
17 液晶ディスプレイ(待機画像表示部)
21a〜21c ストップボタン
62 制御部(図柄識別手段、画像表示制御手段)
64 待機画像抽選部(待機画像抽選手段)
66 画像データメモリ(画像データ記憶手段)

Claims (2)

  1. 外周に複数種類の図柄が配列され、遊技の開始操作に応答して回転するリールと、前記リールが停止したときに一部の図柄を視認可能にする図柄表示窓と、非稼動時間が一定時間に達したときに待機画像を表示する待機画像表示部とを備え、複数種類の当選役のいずれか又はハズレを当選役抽選により決定し、当選役抽選で当選した当選役に対応する図柄が引き込み範囲内にあるときに前記リールの停止操作が行われると図柄が入賞有効ライン上に停止して当選役が入賞する遊技機において、
    互いに態様の異なる複数の待機画像の画像データを記憶した画像データ記憶手段と、
    前記リールが停止したときに前記図柄表示窓から表示されている図柄の種類を識別する図柄識別手段と、
    前記図柄表示窓から表示されている図柄の種類に応じた確率で前記待機画像のいずれかを画像選択抽選により選択する待機画像抽選手段と、
    前記画像選択抽選で選択された待機画像を前記待機画像表示部から表示させる画像表示制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記待機画像は予め定められた表示時間が経過すると表示が終了され、
    前記画像選択抽選は前記待機画像の表示の終了のたびに実行されることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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