JP5063888B2 - 出力処理装置および出力処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は、車載装置のユーザに対する出力要求を実行する出力処理装置および出力処理方法に関し、特に複数の出力要求が発生した場合に、出力内容を調整する車両用の出力処理装置および出力処理方法に関する。
従来、車両にはオーディオ装置やナビゲーション装置など各種車載機器が搭載されてきた。そして、複数の車載機器を搭載する場合には、設置スペースや操作性の関係から、入出力インターフェースを共用することが求められている。
例えば、特許文献1は、表示装置(ディスプレイ)をナビゲ−ション装置、オ−ディオ装置、TV装置等で共用する場合に、平常は上記オ−ディオ、TV装置等から出力される表示画面をディスプレイに表示し、進行方向を選択すべき交差点、分岐点等に対し所定距離まで接近した場合に、表示画面を上記ナビゲ−ション装置から出力される地図表示画面に自動的に切換える技術を開示している。
登録実用新案第2528475号公報
上述した従来の技術では、予め定められた特定の機能について出力態様を切り替え可能な、一体型の車載装置を実現することができる。しかしながら、近年、車載機器の種類はさらに増加し、ユーザが取捨選択して搭載するものとなりつつある。また、衝突回避やスピードコントロール、バッテリ管理などの機能もユーザに対する出力を行なう場合がある。
そのため、予め出力態様の切替を規定しておくことは困難である。すなわち、従来の技術では、多種多様な車載機器からの出力要求を取りまとめて出力内容を決定することができないという問題点があった。
また、出力内容の調停において、どの出力要求を優先して実行すべきかの選定に加え、ディスプレイの表示領域やスピーカなどの限られた出力資源(出力リソース)をどのように配分するかを調整可能な出力処理装置の実現が重要な課題であった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、課題を解決するためになされたものであり、複数の出力要求が発生した場合に、出力内容を調整する車両用の出力処理装置および出力処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、発明に係る出力処理装置は、車載装置のユーザに対する出力要求を実行する出力処理装置であって、前記出力要求の特性を記憶する特性記憶手段と、複数の出力要求を同時に実行する場合に、当該出力する出力要求の特性に基づいて少なくとも表示装置が表示している表示画像の領域を配分する出力リソース配分手段と、を備えたことを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて表示装置が表示している表示画像の領域を配分する。尚、ここで言う「複数の出力要求を同時に実行する」とは、N種類(Nは1以上)の出力要求を実行している時に、新たにイベントが発生してN+1種類の出力要求を実行する場合と、同時にM種類(Mは2以上)のイベントが新たに発生する場合を指す。
また、発明に係る出力処理装置は、前記特性記憶手段は各出力要求について選択可能な表示画像の大きさを記憶し、前記出力リソース配分手段は、同時に出力する複数の出力要求が選択可能な表示画像の大きさの組み合わせに基づいて前記表示領域を配分することを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、特性記憶手段に各出力要求が選択可能な表示画像の大きさを記憶し、複数の出力要求を同時に実行する場合に、選択可能な表示画像の大きさの組み合わせに基づいて表示装置の表示領域を配分する。
また、発明に係る出力処理装置は、前記特性記憶手段は、複数の出力要求の組み合わせと表示領域の配分方法とを対応付けて記憶し、前記出力リソース配分手段は、同時に出力する複数の出力要求の配分方法を前記特性記憶手段から読み出すことを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、特性記憶手段に複数の出力要求の組み合わせと表示領域の配分方法とを対応付けて記憶し、複数の出力要求を同時に実行する場合に、選択可能な表示画像の大きさの組み合わせに基づいて表示装置の表示領域を配分する。
また、発明に係る出力処理装置は、前記出力リソースとして複数の表示装置を備え、前記出力リソース配分手段は同時に出力する複数の出力要求を前記複数の表示装置に振り分けることを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、同時に出力する複数の出力要求を複数の表示装置に振り分ける。
また、発明に係る出力処理装置は、前記出力リソース配分手段は、音声出力をさらに配分することを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて表示出力と音声出力を配分する。
また、発明に係る出力処理装置は、前記特性記憶手段は、複数の出力要求の組み合わせと音声出力の配分方法とを対応付けて記憶し、前記出力リソース配分手段は、同時に出力する複数の出力要求の配分方法を前記特性記憶手段から読み出すことを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、特性記憶手段に複数の出力要求の組み合わせと音声出力の配分方法とを対応付けて記憶し、複数の出力要求を同時に実行する場合に特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて音声出力を配分する。
また、発明に係る出力処理装置は、前記出力要求の表示と音声とを同期させる同期処理手段をさらに備えたことを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて出力リソースを配分し、表示と音声とを同期させて出力する。
また、発明に係る出力処理装置は、前記出力リソース配分手段は、同時に出力する複数の出力要求を表示出力と音声出力とに振り分けることを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した特性に基づいて出力要求を表示出力と音声出力とに振り分ける。
また、発明に係る出力処理装置は、車載装置のユーザに対する出力要求を実行する出力処理装置であって、前記出力要求の特性を記憶する特性記憶手段と、複数の出力要求を同時に実行する場合に、当該出力する出力要求の特性に基づいて少なくとも音声出力を配分する出力リソース配分手段と、を備えたことを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて音声出力を配分する。
また、発明に係る出力処理装置は、前記特性記憶手段は、複数の出力要求の組み合わせと音声出力の配分方法とを対応付けて記憶し、前記出力リソース配分手段は、同時に出力する複数の出力要求の配分方法を前記特性記憶手段から読み出すことを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、特性記憶手段に複数の出力要求の組み合わせと音声出力の配分方法とを対応付けて記憶し、複数の出力要求を同時に実行する場合に特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて音声出力を配分する。
また、発明に係る出力処理装置は、複数の出力要求に対して優先度を設定して出力すべき要求を選定する出力要求選定手段をさらに備え、前記出力リソース配分手段は前記出力要求選定手段によって複数の出力要求が選定された場合に前記出力リソースの配分を行なうことを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求に対して優先度を設定して出力すべき要求を選定し、その結果複数の出力要求が選定された場合に前記出力リソースの配分を行なう。
また、発明に係る出力処理装置は、出力内容を退避させる退避手段をさらに備え、出力要求を割り込ませる場合には割り込まれた出力要求の出力内容を退避手段に退避し、割り込んだ出力要求の出力終了後に復元することを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、出力要求を割り込ませる場合には割り込まれた出力要求の出力内容を退避手段に退避し、割り込んだ出力要求の出力終了後に復元する。
また、発明に係る出力処理装置は、車両および周辺の状況をシーン情報として受信するシーン情報受信手段をさらに備え、前記出力リソース配分手段および/または前記出力要求選定手段は、前記シーン情報に基づいて配分および/または選定を実行することを特徴とする。
発明によれば出力処理装置は、車両および周辺の状況をシーン情報として受信し、シーン情報に基づいて出力リソースの配分や出力要求の選定を実行する。
また、発明に係る出力処理方法は、車載装置のユーザに対する出力要求を実行する出力処理方法であって、前記出力要求の特性を記憶する特性記憶工程と、複数の出力要求を同時に実行する場合に、当該出力する出力要求の特性に基づいて少なくとも表示装置が表示している表示画像の領域を配分する出力リソース配分工程と、を含んだことを特徴とする。
発明によれば出力処理方法は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて表示装置が表示している表示画像の領域を配分する。
発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて表示装置が表示している表示画像の領域を配分するので、表示出力を調整可能な出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、特性記憶手段に各出力要求が選択可能な表示画像の大きさを記憶し、複数の出力要求を同時に実行する場合に、選択可能な表示画像の大きさの組み合わせに基づいて表示装置の表示領域を配分するので、表示出力を適切に配分する出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、特性記憶手段に複数の出力要求の組み合わせと表示領域の配分方法とを対応付けて記憶し、複数の出力要求を同時に実行する場合に、選択可能な表示画像の大きさの組み合わせに基づいて表示装置の表示領域を配分するので、表示出力の配分方法を一括して管理する出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、同時に出力する複数の出力要求を複数の表示装置に振り分けるので、出力リソースを有効利用する出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて音声出力をさらに配分するので、表示出力と音声出力を調整可能な出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、特性記憶手段に複数の出力要求の組み合わせと音声出力の配分方法とを対応付けて記憶し、複数の出力要求を同時に実行する場合に特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて音声出力を配分するので、音声出力を適切に配分する出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて出力リソースを配分し、表示と音声とを同期させて出力するので、出力の整合性を確保した出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した特性に基づいて出力要求を表示出力と音声出力とに振り分けるので、出力要求を表示出力によって処理すべきか音声出力によって処理すべきかを配分する出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて音声出力を配分するので、音声出力を調整可能な出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、特性記憶手段に複数の出力要求の組み合わせと音声出力の配分方法とを対応付けて記憶し、複数の出力要求を同時に実行する場合に特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて音声出力を配分するので、音性出力を適切に配分する出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、複数の出力要求に対して優先度を設定して出力すべき要求を選定し、その結果複数の出力要求が選定された場合に前記出力リソースの配分を行なうので、各出力要求の重要度や緊急度に対応した柔軟な出力を行なう出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、出力要求を割り込ませる場合には割り込まれた出力要求の出力内容を退避手段に退避し、割り込んだ出力要求の出力終了後に復元するので、元の出力要求の内容を失うことなく割り込み処理を実行可能な出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理装置は、車両および周辺の状況をシーン情報として受信し、シーン情報に基づいて出力リソースの配分や出力要求の選定を実行するので、車両の状況に対応した柔軟な出力を行なう出力処理装置を得ることができるという効果を奏する。
また、発明によれば出力処理方法は、複数の出力要求を同時に実行する場合に、特性記憶手段に記憶した出力要求の特性に基づいて表示装置が表示している表示画像の領域を配分するので、表示出力を調整可能な出力処理方法を得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る車載用の出力処理装置および出力処理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例である出力処理装置1の概要構成を説明する概要構成図である。同図に示すように、出力処理装置1は、スピーカ31,ディスプレイ32と接続する。また出力処理装置1は、各種車載機器に接続され、車両および周辺の状況を示すシーン情報2、ユーザ要求処理機能3および自律制御機能4からの出力要求などを受信する。
シーン情報2は、車両および周辺の状況、すなわち、自車両やその周辺がどのような状況であるかを示す情報であり、具体的には、レーダやカメラを用いた障害物の検出、車両間通信、路車間通信、速度センサ、加速度センサ、自車両の運転操作状態などによって取得された情報である。
シーン情報2は、出力処理装置1に加え、ナビゲーション装置や電源管理装置、空調装置、衝突防止装置、エンジン制御装置、操舵支援装置など各種車載装置に出力される。これらの車載装置は、シーン情報2や独自に取得した各種情報、ユーザからの入力に基づいて各種サービスを実行する。
たとえば、ナビゲーション装置は、目的地までの経路案内を行なう案内サービスを実行し、電源管理装置はバッテリの充電状態を管理する電源管理サービスを実行する。また、空調装置は冷暖房や換気などを行なう空調サービスを実行し、衝突防止装置は衝突事故の発生を予測してユーザに警告する衝突防止サービスを実行する。
同様に、エンジン制御装置はユーザの運転操作の支援や先行車の追従など自車両の速度を調節するスピードコントロールサービスを実行し、操舵支援装置はユーザのステアリング操作を支援する操舵支援サービスを実行する。また、オーディオ装置はCD,DVD,MD,HDなどの記録媒体からのコンテンツデータの再生や、ラジオ放送、テレビ放送の受信などのオーディオサービスを実行する。
かかる車載装置によるサービスは、ユーザの要求を処理する必要が生じた場合、もしくは状況に応じて自律的に実行される。本実施例においては、ユーザの要求を処理する機能(たとえばナビゲーション装置における目的地の設定や、オーディオ装置におけるコンテンツ再生など)をユーザ要求処理機能3、自律的に実行される機能(たとえばナビゲーション装置が特定の交差点などで実行する案内や、衝突防止装置による警告など)を自律制御機能4としている。
ユーザ要求処理機能3や自律制御機能4は、音声出力や表示出力の必要が発生した場合に出力処理装置1に出力要求を送信する。そして、出力処理装置1が受信した出力要求に基づいて音声出力や表示出力を実行することで、各車載装置は出力インターフェース(スピーカ31およびディスプレイ32)を共用することができる。
具体的には、出力処理装置1は、その内部に出力要求調停部10、出力サービス選定部21、サービス優先度テーブル22および出力制御部30を有する。出力サービス選定部21は、自律制御機能4からの出力要求について、どの出力要求を実行すべきかを選定する処理を行なう。サービス優先度テーブル22がサービス間の優先関係を規定しており、出力サービス選定部21は優先度の高いサービスからの出力要求を選定して出力要求選定部10に送出する。
出力要求調停部10は、その内部に出力要求選定部11、出力リソース配分部12、出力要求優先度テーブル13、音声プロパティリスト14、表示プロパティリスト15、組み合わせモデル16、リソース使用履歴17を有する。
出力要求優先度テーブル13は、出力要求間の優先関係を規定したテーブルであり、出力要求選定部11は、シーン情報2および出力要求優先度テーブル13を使用し、ユーザ要求処理機能3および出力サービス選定部21からの出力要求のうち、どの出力要求を実行すべきかを選定する処理を行なう。
出力リソース配分部12は、出力要求選定部11によって選定された出力要求に対し、ディスプレイの表示領域やスピーカなどの限られた出力資源(出力リソース)を配分する処理を行なう。
出力リソース配分部12は、音声配分処理部12aおよび表示配分処理部12aを有し、音声プロパティリスト14、表示プロパティリスト15、組み合わせモデル16およびリソース使用履歴17と接続している。
音声プロパティリスト14は、音声による出力を行なう出力要求について、その特性を記憶する特性記憶手段であり、音声配分処理部12aは音声による出力の要求があった場合に、音声プロパティリスト14を参照してスピーカ31からの出力内容を決定する処理を行なう。
表示プロパティリスト15は、表示による出力を行なう出力要求について、その特性を記憶する特性記憶手段であり、組み合わせモデル16は、複数の出力要求を同時にディスプレイ上に表示する場合における表示領域の組み合わせパターンを記憶する記憶手段である。表示領域配分処理部12bは、表示による出力の要求があった場合に、表示プロパティリスト15および組み合わせモデル16を参照してディスプレイ32による表示内容を決定する処理を行なう。
また、スピーカ31やディスプレイ32による出力の履歴、すなわち出力リソースの使用履歴は、リソース使用履歴17として記憶する。このため、たとえばユーザが目的地の設定や楽曲情報の入力を行なっている途中に、衝突危険性の通知など緊急度の高い出力を割り込ませた場合にも、割り込んだ出力の終了後に元の入力内容を失うことなく復元する事ができる。
出力制御部30は、出力リソース配分部12による配分結果に基づいてスピーカ31およびディスプレイ32を制御し、出力処理を実行する。ここで、案内サービスにおける通知など音声と表示の双方を使用する出力については、出力制御部30内部の同期処理部30aによって音声出力と表示出力とを同期させる。
つづいて、出力要求の発生と選定について図2を参照してさらに説明する。同図では、ユーザ要求処理機能3は、ユーザからの入力に対応して「楽曲選択」の出力要求D01(楽曲選択操作を行なうための操作画面)を出力要求選定部11に送出している。
また、自律制御機能4は、シーン情報2の「位置情報」に基づいて案内サービスによる「案内通知」の出力要求D02を生成し、シーン情報2の「室温」に基づいて空調サービスによる「空調動作変更通知」の出力要求D03を生成している。
そして、出力サービス選定部21は、出力要求D02と出力要求D03のいずれを実行すべきかを選定する。具体的には、出力サービス選定部21は、出力要求D02を生成した案内サービスと出力要求D03を作成した空調サービスとの優先関係を比較し、案内サービスによる出力要求D02を実行すべきであると判断して出力要求D02を出力要求選定部11に送出している。
その後、出力要求選定部11は、ユーザ要求処理機能3が送出した出力要求D01と、出力サービス選定部21によって選定された出力要求D02のいずれを実行すべきかを、出力要求間の優先関係とシーン情報(たとえば「位置情報」)に基づいて決定する。同図では、出力要求選定部11は、出力要求D01と出力要求D02を同時に実行すべきであると判断している。
つぎに、サービス優先度テーブル22、出力要求優先度テーブル13、音声プロパティリスト14、表示プロパティリスト15、組み合わせモデル16の具体例について説明する。
図3は、サービス優先度テーブル24の具体例を説明する説明図である。同図では、自律制御機能4が提供する(すなわち各種車載装置が提供する)サービスのうち、「衝突防止サービス」のサービス優先度を最高値の「1」とし、「案内サービス」のサービス優先度を「2」、「スピードコントロールサービス」のサービス優先度を「3」、「操舵支援サービス」のサービス優先度を「4」、「電源管理サービス」のサービス優先度を「5」、「オーディオサービス」のサービス優先度を「6」、「空調サービス」のサービス優先度を「7」としている。
図4は、出力要求優先度テーブル13の具体例を説明する説明図である。同図では、出力要求優先度テーブル13は、「出力内容」、「サービス」、「出力種別」、「出力要求優先度」の4つの項目を有する。
「出力内容」は、その出力要求がどのような内容を出力するかを示す項目であり、「サービス」はその出力要求がどのサービスから出力されたかを示す項目である。また「出力種別」は、その出力要求の種類を示し、「割り込み」、「入力受付」、「基本」のいずれかの値をとる。
「割り込み」は、主に各サービスからユーザに対しての情報提供に使用され、具体的には、衝突防止サービスによる「衝突警告」や案内サービスによる「案内」、空調サービスによる「空調動作変更通知」などが含まれる。
「入力受付」は、ユーザからの入力に対する応答として使用され、具体的には案内サービスの「目的地設定」やオーディオサービスの「目的地設定」、空調サービスの「空調設定」などが含まれる。
「基本」は各サービスの出力の定常状態出力として使用され、具体的には案内サービスの「現在位置通知」や、オーディオサービスの「再生」などが含まれる。
そして、「出力要求優先度」の項目では、各出力要求に対し、その内容にしたがって「1」から「10」までのいずれかの出力要求優先度を設定している。
図5は、音声プロパティリスト14の具体例を説明する説明図である。同図では、音声プロパティリスト14は、音声出力の特性と、その組み合わせによる音声出力の配分を示している。具体的には、音声出力の特性として、オーディオサービスによる楽曲再生などの「音楽」、案内サービスによる案内などの「声」、衝突防止サービスによる警告に使われる「ビープ音」、ユーザによる操作時に使用する「確認音」を使用している。
「音楽」同士や、「音楽」と「声」を同時に出力すると、その内容を聞き取りにくくなるため、これらの特性を有する出力要求の組み合わせは「排他」とし、いずれかの出力要求のみを実行する。同様に、「ビープ音」同士や「確認音」同士についても「排他」を割り当てている。
一方、「音楽」と「ビープ音」や「確認音」、「声」と「ビープ音」や「確認音」、「ビープ音」と「確認音」を同時に出力しても互いに識別可能であるので、これらの組み合わせに対しては「重畳」とし、双方の出力要求を同時に実行する。
図6は、表示プロパティリスト15の具体例を説明する説明図である。同図では、表示プロパティリスト15は、各出力要求について、選択可能な表示画像の大きさを記憶している。
例えば、衝突防止サービスが「衝突警告」を出力する場合、ディスプレイ32の表示領域の100%を使用して出力することもできるが、より小さい表示、例えば表示領域の80%や20%を使用した出力を行なうこともできる。
図7は、組み合わせモデル16の具体例を説明する説明図である。同図では、組み合わせモデル16は、全領域を単一の出力要求が使用するパターン(モデルm01)、左右に分割して複数の出力要求に配分するパターン(モデルm02)、上下に分割して複数の出力要求に配分するパターン(モデルm03)、他の出力要求に基づく表示の上に、より優先度の高い出力要求に基づく表示を重ねるパターン(モデルm04)、より優先度の高い出力要求に基づく表示を重ねる場合に、元の表示を退避させて復元のための釦を設けるパターン(モデルm04)などを記憶している。
つぎに表示配分処理部12bによる配分処理の具体例を説明する。図8は、出力要求選定部11がオーディオサービスの「再生」と案内サービスの「案内」とを選定した場合について説明する説明図である。
既に図6に示したように、オーディオサービスの「再生」は使用表示領域を「100%,75%,50%,30%」のいずれかから選択可能であり、案内サービスの「案内」は使用表示領域を「100%,75%,50%」のいずれかから選択可能である。
この場合、「再生」と「案内」が表示領域を50%ずつ使用することで同時に出力可能であるので、表示配分処理部12bは、図7に示したモデルm02を採用し、左右の表示領域に出力を配分して、図8に示すように「再生」と「案内」とを同時に出力する表示画面を作成する。
一方、図9は、出力要求選定部11がオーディオサービスの「楽曲情報入力」と案内サービスの「案内」とを選定した場合について説明する説明図である。
ここで、オーディオサービスの「楽曲情報入力」は使用表示領域を「100%,80%」のいずれかから選択可能であり、案内サービスの「案内」は使用表示領域を「100%,75%,50%」のいずれかから選択可能である。
しかし、この場合には「楽曲情報入力」と「案内」とがどの使用表示領域を採用しても同時に出力することはできない。また、ユーザは楽曲情報を途中まで入力している。そこで、表示配分処理部12bは図7に示したモデルm04を採用し、より優先度の高い「案内」を表示領域の100%を使用して表示するとともに、「楽曲情報入力」の表示内容をリソース使用履歴17に退避させて復元のための釦(「入力継続」釦)を設け、図9に示す表示画面を作成する。
さらに、図10は、表示中の画面への割り込み発生の具体例を説明する説明図である。同図では、オーディオサービスの「再生」画面を表示中に、右折すべき交差点が近づいたため、案内サービス「案内」の画面が割り込んでいる。
この時、割り込んだ「案内」画面に対して「表示消し」釦を設け、この釦が押下された場合には、「案内」の画面を消して「再生」の画面を表示する。その一方で、「再生」画面の一部に「案内」画面を表示するためのアイコンを設けることで、「案内」画面の表示/非表示をユーザが簡易に切り替えることができるようにしている。
さらに、図11は、複数の割り込みに対して優先順位を設定して通知する場合の具体例である。同図に示すように、「再生」画面に「案内」が割り込んだ状態で、さらに電話着信通知が発生した場合、電話の着信は即時性の高い情報であるため「案内」時にさらに割り込んで表示する。
また、通常は海岸線に近づくとシーン合致音源サービスによって海に関連する楽曲が再生されるが、海岸線へ接近と案内の必要な交差点への接近とが同時期に発生した場合には、案内を優先して案内終了後(交差点通過後)にシーンに合致した音楽再生を開始する。
つづいて、出力処理装置1の処理動作について図12のフローチャートを参照して説明する。同図に示す処理フローは、出力処理装置1が稼動中に繰り返し実行する。
まず、出力処理装置1は、ユーザ要求処理機能3もしくは自律制御機能4において出力要求が発生した場合(ステップS101,Yes)、その出力要求が自律制御機能4によって生成されたものであるか否かを判定する(ステップS102)。
その結果、自律制御機能4による出力要求である場合には(ステップS102,Yes)、出力サービス選定部21がサービスによる出力要求の選定を実行する(ステップS103)。
サービスによる出力要求選定(ステップS103)の後、もしくはユーザ要求処理機能3による出力要求である場合(ステップS102,No)、出力要求選定部11が出力する要求を選定する(ステップS104)。
そして、出力要求選定部11によって複数の出力要求が選定された場合(ステップS105,Yes)、出力リソース配分部12は、複数の出力要求が同時に表示可能であるか否かを判定し、同時に表示可能であるならば(ステップS106,Yes)組み合わせモデル16を参照してディスプレイ32の表示領域を配分し、同時に表示することができなければ(ステップS106,No)、優先する出力要求を選択する(ステップS107)。
表示領域の配分(ステップS108)、優先する出力要求の選択(ステップS107)の後、もしくは選定された出力要求が単一である場合(ステップS105,No)、同期処理部30aは、音声出力と表示出力の同期が必要であれば(ステップS109,Yes)同期処理を実行し(ステップS110)、その後、出力制御部30がスピーカ31およびディスプレイ32による出力を実行して(ステップS111)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例にかかる出力処理装置1は、出力要求の特性を音声プロパティリスト14および表示プロパティリスト15に記憶し、複数の出力要求を同時に実行する場合に、出力リソース配分部42が出力要求の特性に基づいて出力リソースを配分することで、複数の車載機器からの出力要求を取りまとめ、出力内容を調整することができる。さらに、同時に出力できない場合は、ある要求の排他や時間差出力(ある要求を先に出力(ある要求を後に出力))により出力内容を調整することもできる。
そのため、新規に車載装置を追加するなど、車載装置の構成が変更された場合でも変更後の出力要求に対応し、各出力要求の重要度や緊急度、車両の状況に対応した柔軟な出力を実現することができる。
また、音声出力と表示出力とを個別に配分した場合であっても、同期処理部30aによって音声出力と表示出力の同期を取ることで、出力の整合性を確保することができる。さらに、リソース使用履歴17を保持することで、緊急度の高い出力要求を割り込ませた場合であっても、元の出力状態やユーザの入力内容を復元することができる。
なお、出力処理装置1では、表示プロパティリスト15に各出力要求の特性として、選択可能な使用表示領域の比率を関連付けているが、例えば表示領域の形状、上下方向の幅の許容範囲などの情報を使用してもよい。
また、出力処理装置1の構成は本発明の実施形態の一例であり、適宜変更して実施することができる。具体例として、本発明の他の構成例を図13に示す。同図では、出力処理装置5は、ディスプレイ32に加え、ディスプレイ33と接続している。
また、出力処理装置5、出力要求調停部40の内部に出力リソース42を有する。この出力リソース配分部42は、種別配分処理部42aを有することが図1に示した出力リソース配分部12と異なる。さらに、出力リソース配分部42は、表示プロパティリスト15および組み合わせモデル16に変えて表示プロパティマトリクス41と接続している。
その他の構成および要素は図1に示した出力処理装置1と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
ディスプレイ33は、例えば運転席のメータ近傍に設置したサブディスプレイ、或いは運転席前方のウインドシールドガラスに情報を表示するヘッドアップディスプレイなどであり、出力処理装置5は、表示出力をディスプレイ32とディスプレイ33のいずれに表示するかを含めて配分を行なう。このように、出力リソースとして複数の表示装置を備える場合には、複数の表示装置を出力要求の配分先とすることで、出力リソースを有効利用することができる。
種別配分処理部42aは、各出力要求について、その出力要求を表示出力によって処理すべきか音声出力によって処理すべきかを配分する処理を行なう。例えば、案内サービスによる案内出力は表示出力と音声出力の双方を使用して実行することが一般的であるが、他の表示出力によってディスプレイが使用されている場合には、音声のみによって出力するように配分することができる。
また、表示プロパティマトリクス41は、図14に示すように複数の出力要求の組み合わせと表示領域の配分方法とを対応付けて記憶する特性記憶手段である。このように、各出力要求の特性や配分方法は、任意の形式で記憶することができるものである。また、各出力リソースの配分は、表示画像や音声の配分だけでなく、画像と音声の配分やサブディスプレイ等との配分を含む。
以上のように、本発明にかかる出力処理装置および出力処理方法は、車載装置のユーザに対する出力要求を実行する出力処理装置に有用であり、特に複数の車載装置による出力リソースの共用に適している。
本発明の実施例に係る出力処理装置の概要構成を示す概要構成図である。 出力要求の発生と選定について説明する説明図である。 図1に示したサービス優先度テーブルの具体例を説明する説明図である。 図1に示した出力要求優先度テーブルの具体例を説明する説明図である。 図1に示した音声プロパティの具体例を説明する説明図である。 図1に示した表示プロパティリストの具体例を説明する説明図である。 組み合わせモデルの具体例を説明する説明図である。 出力要求選定部がオーディオサービスの「再生」と案内サービスの「案内」とを選定した場合について説明する説明図である。 出力要求選定部がオーディオサービスの「楽曲情報入力」と案内サービスの「案内」とを選定した場合について説明する説明図である。 表示中の画面への割り込み発生の具体例を説明する説明図である。 複数の割り込みに対して優先順位を設定する場合の具体例を説明する説明図である。 出力処理装置の処理動作について説明するフローチャートである。 本発明の変形例の概要構成図である。 図12に示した表示プロパティマトリクスについて説明する説明図である。
符号の説明
1,5 出力処理装置
2 シーン情報
3 ユーザ要求処理機能
4 自律制御機能
10,40 出力要求調停部
11,41 出力要求選定部
12,42 出力リソース配分部
12a 音声配分処理部
12b 表示配分処理部
13 出力要求優先度テーブル13
14 音声プロパティリスト
15 表示プロパティリスト
16 組み合わせモデル
17 リソース使用履歴
21 出力サービス選定部
22 サービス優先度テーブル
30 出力制御部
30a 同期処理部
31 スピーカ
32,33 ディスプレイ
42a 種別配分処理部

Claims (8)

  1. 車載装置のユーザに対する出力要求を実行する出力処理装置であって、
    前記出力要求の特性と表示出力の組み合わせにおける配分方法および音声出力の組み合わせにおける配分方法とを対応付けて記憶する特性記憶手段と、
    複数の出力要求を同時に実行する場合に、当該出力要求の特性に対応する前記配分方法に基づいて表示出力および音声出力を配分する出力リソース配分手段とを備え
    前記特性記憶手段は、
    少なくとも表示画面全体となる大きさを含む前記出力要求の特性に応じた表示領域の大きさを、前記出力要求の特性毎に複数記憶し、
    前記出力リソース配分手段は、
    前記複数の出力要求を同時に表示可能な前記表示領域の大きさの組み合せを有する場合は、当該表示領域の組み合わせに基づいて前記複数の出力要求を同時に表示出力し、前記複数の出力要求を同時に表示出力可能な前記表示領域の大きさの組み合わせを有しない場合は、前記複数の出力要求のうち、該出力要求に対して予め設定された優先度に基づいて選択されたいずれか一つの出力要求を、前記表示領域が表示画面全体となるように表示出力する
    ことを特徴とする出力処理装置。
  2. 複数の表示装置を備え、前記出力リソース配分手段は同時に出力する複数の出力要求を前記複数の表示装置に振り分けることを特徴とする請求項1に記載の出力処理装置。
  3. 前記出力要求の表示と音声とを同期させる同期処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の出力処理装置。
  4. 前記出力リソース配分手段は、同時に出力する複数の出力要求を表示出力と音声出力とに振り分けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の出力処理装置。
  5. 複数の出力要求に対して優先度を設定して出力すべき要求を選定する出力要求選定手段をさらに備え、前記出力リソース配分手段は前記出力要求選定手段によって複数の出力要求が選定された場合に前記表示出力および音声出力の配分を行なうことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の出力処理装置。
  6. 車両および周辺の状況をシーン情報として受信するシーン情報受信手段をさらに備え、前記出力リソース配分手段および/または前記出力要求選定手段は、前記シーン情報に基づいて配分および/または選定を実行することを特徴とする請求項5に記載の出力処理装置。
  7. 出力内容を退避させる退避手段をさらに備え、出力要求を割り込ませる場合には割り込まれた出力要求の出力内容を退避手段に退避し、割り込んだ出力要求の出力終了後に復元することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の出力処理装置。
  8. 車載装置のユーザに対する出力要求を実行する出力処理方法であって、
    前記出力要求の特性と表示出力の組み合わせにおける配分方法および音声出力の組み合わせにおける配分方法とを対応付けて特性記憶手段が記憶する特性記憶工程と、
    複数の出力要求を同時に実行する場合に、出力リソース配分手段が当該出力要求の特性に対応する前記配分方法に基づいて表示出力および音声出力を配分する出力リソース配分工程と
    を備え、
    前記特性記憶工程は、
    前記特性記憶手段が、少なくとも表示画面全体となる大きさを含む前記出力要求の特性に応じた表示領域の大きさを、前記出力要求の特性毎に複数記憶する工程を含み、
    前記出力リソース配分工程は、
    前記出力リソース配分手段が、前記複数の出力要求を同時に表示可能な前記表示領域の大きさの組み合せを有する場合は、当該表示領域の組み合わせに基づいて前記複数の出力要求を同時に表示出力し、前記複数の出力要求を同時に表示出力可能な前記表示領域の大きさの組み合わせを有しない場合は、前記複数の出力要求のうち、該出力要求に対して予め設定された優先度に基づいて選択されたいずれか一つの出力要求を、前記表示領域が表示画面全体となるように表示出力する工程
    を含んだことを特徴とする出力処理方法。
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