JP5062181B2 - 抵抗変化素子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、抵抗値の変化を利用してデータを記憶する抵抗変化素子及びその製造方法に関する。
近年、コンピュータに代表される情報機器には、より一層の小型化、省電力化及び高機能化が要求されている。これに伴い、高集積化が可能であり、動作速度が速く、かつ電力を供給しなくてもデータが消失しない不揮発性半導体メモリが要求されている。この種の要求に答えることができる次世代の不揮発性半導体メモリの一つとして、抵抗変化素子を備えた抵抗変化メモリ(Resistive Random Access Memory:以下、「ReRAM」という)が開発されている(例えば、非特許文献1,2)。
ReRAMでは、抵抗変化素子の抵抗値の変化を利用してデータを記憶する。抵抗変化素子は、図1に示すように、Pt(白金)からなる一対の電極11a,11b間にNiO膜(ニッケル酸化膜)12又はその他の遷移金属酸化膜を挟んで構成されている。このように構成された抵抗変化素子に所定の電圧を印加する処理(electroforming:以下、「フォーミング」という)を実施すると、電流及び電圧を制御することによって抵抗値を変化させることができるようになる。
図2は、横軸に電圧をとり、縦軸に電流をとって、抵抗変化素子の状態変化を示す図である。この図2に示すように、抵抗変化素子は、その内部を流れる電流と印加される電圧とに応じて、高抵抗状態と低抵抗状態との間を遷移する。高抵抗状態のときは、図中aで示すように、印加電圧が高くなるのに伴って内部を流れる電流が増加するが、電圧と電流との関係を示す曲線の傾きは比較的小さい。しかし、印加電圧が特定の電圧(図2中にbで示す)以上になると、抵抗値が急激に減少する(図中cで示す)。これにより、電流が急激に増加するが、ReRAMでは電流の急激な増加を防止するリミッタ回路を設けて、抵抗変化素子に大電流が流れることを防止している。
低抵抗状態では、図中dに示すように、電圧と電流との関係を示す曲線の傾きは大きくなる。そして、抵抗変化素子を流れる電流がある特定の値(図中eで示す)になると、抵抗変化素子は高抵抗状態に遷移し(図中fに示す)、電流は急激に減少する。
このように、抵抗変化素子は、高抵抗状態のときにある特定の電圧以上の電圧を印加すると低抵抗状態に遷移し、低抵抗状態のときにある特定の電流以上の電流を流すと高抵抗状態に遷移する。低抵抗状態のときの抵抗値は数kΩ程度、高抵抗状態のときの抵抗値は数10kΩ〜1MΩ程度である。なお、一般的に、高抵抗状態から低抵抗状態への変化をセットといい、低抵抗状態から高抵抗状態の変化をリセットという。
抵抗変化素子を構成するNiO膜は酸化物であるので、その両端を挟む電極は酸化されやすい状態にある。このため、抵抗変化素子の電極には酸化されにくい金属、具体的にはPt又はIr(イリジウム)等の貴金属が使用されている。特許文献1には、一対の電極間に、NiO、TiO2、HfO、ZrO、ZnO、WO3、CoO又はNb25のいずれかの遷移金属酸化物からなる膜を挟んだ構造の抵抗変化素子を有する不揮発性メモリが記載されている。
本願発明者等は、従来のReRAMには以下に示す問題点があると考える。すなわち、従来の抵抗変化素子では、図2に示すように、低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させるために数mA〜10mA以上の電流を流す必要がある。要求されるメモリの容量にもよるが、1セル当りに流れる電流を1mA以下にしないと半導体記憶装置(IC)の消費電力が大きくなりすぎて、実用化が困難であるといわれている。従って、1セル当りに流れる電流を低減できる抵抗変化素子が要望されている。
本発明に関係すると思われるその他の従来技術として、特許文献2〜8に記載されたものがある。特許文献2にはペロブスカイト又は強誘電体等の多結晶メモリ材料からなる薄膜を有する多結晶メモリにおいて、電極をPt(白金)、Ir(イリジウム)、IrO(酸化イリジウム)又はRuO(酸化ルテニウム)等により形成することが記載されている。また、特許文献3〜7には、強誘電体キャパシタを有する半導体装置(メモリ)において、上部電極を例えばPtとPtOとの積層構造とすることが記載されている。更に、特許文献8には、巨大磁気抵抗(Colossal magnetoresistive:CMR)金属の層を有するRRAMにおいて、TiN又はTaN等からなる酸化耐性層とPt、Ir、IrO2、Ru又はRuO2等からなる耐熱金属層とを積層した構造が記載されている。
特開2006−140489号公報 特開2003−273333号公報 特開2000−133633号公報 特開2000−91539号公報 特開2004−296735号公報 特開2004−146551号公報 特開2003−229540号公報 特開2005−175457号公報 K. Kinoshita et al. "Bias polarity dependent data retention of resistive random access memory consisting of binary transition metal oxide" APPLIED PHYSICS LETTER 89, 103509(2006) S. Seo et al. "Reproducible resistance switching in polycrystalline NiO films" APPLIED PHYSICS LETTER Vol. 85, No, 23, 6 December 2004
本発明の目的は、1セル当りに流れる電流量を従来よりも低減できる抵抗変化素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、遷移金属からなる接地側電極と、貴金属又は貴金属酸化物からなる正極側電極と、前記接地側電極と前記正極側電極との間に配置された遷移金属酸化膜とにより構成されていて、前記遷移金属酸化膜中の遷移金属と、前記接地側電極を構成する遷移金属とが同一種である抵抗変化素子が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、半導体基板の上方に遷移金属膜を形成する工程と、前記遷移金属膜の上に遷移金属酸化膜を形成する工程と、前記遷移金属酸化膜の上に貴金属又は貴金属酸化物からなる貴金属膜を形成する工程とを有し、前記遷移金属酸化膜中の遷移金属と、前記遷移金属膜を構成する遷移金属とを同一種とする抵抗変化素子の製造方法が提供される。なお、遷移金属酸化膜は、遷移金属膜の表面を酸化させることにより形成してもよい。
本願発明者等は、ReRAMの駆動電流を削減すべく種々実験研究を行った。その結果、抵抗変化素子の接地側(負極側)の電極をNi(ニッケル)により形成すると、ReRAMの駆動電流を低減できることが判明した。抵抗変化素子の接地側の電極をNiにより形成すると駆動電流が減少する理由は明らかではないが、接地側電極を貴金属により形成した場合は貴金属電極から遷移金属酸化膜への元素の拡散や遷移金属酸化膜から貴金属電極への酸素の拡散が発生して駆動電圧が高く且つ駆動電流が大きくなり、接地側電極をNiにより形成した場合はそのような現象が発生しないためと考えられる。
接地側電極をNi以外の遷移金属、例えばTi(チタン)、Co(コバルト)又はTa(タンタル)により形成してもよい。但し、その場合は遷移金属酸化膜を、接地側電極を構成する遷移金属の酸化膜、例えばTiO2膜、CoO膜又はTa25膜により形成することが好ましい。
また、正極側電極を貴金属により形成する場合、遷移金属酸化膜と正極側電極との間にPtOx、IrOx又はRuOx(但し、xは任意の正数)等の酸化膜を形成すると、高抵抗状態及び低抵抗状態における抵抗値のばらつきが小さくなり、より一層高品質の抵抗変化素子が得られる。
図1は、従来の抵抗変化素子を示す断面図である。 図2は、抵抗変化素子の状態変化の例を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る抵抗変化素子を示す断面図である。 図4は、実施例の抵抗変化素子の特性を示す図である。 図5は、比較例の抵抗変化素子の特性を示す図である。 図6は、上部電極及び下部電極をいずれもNiにより形成した素子の電流−電圧特性を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係るReRAMの一例を示す断面図である。 図8は、第1の実施形態に係るReRAMの製造方法を示す断面図(その1)である。 図9は、第1の実施形態に係るReRAMの製造方法を示す断面図(その2)である。 図10は、第1の実施形態に係るReRAMの製造方法を示す断面図(その3)である。 図11は、第1の実施形態に係るReRAMの製造方法の他の例を示す断面図である。 図12は、本発明の第2の実施形態に係る抵抗変化素子を示す断面図である。 図13は、第1の実施形態に係る100個の抵抗変化素子の低抵抗状態及び高抵抗状態のときにおける抵抗値を調べた結果を示す図である。 図14は、第2の実施形態の抵抗変化素子における低抵抗状態と高抵抗状態との間の状態変化にともなうO(酸素)の移動を模式的に示す図である。 図15は、第2の実施形態に係る100個の抵抗変化素子の低抵抗状態及び高抵抗状態のときにおける抵抗値を調べた結果を示す図である。 図16は、第2の実施形態に係るReRAMの製造方法を示す断面図(その1)である。 図17は、第2の実施形態に係るReRAMの製造方法を示す断面図(その2)である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
1.第1の実施形態
図3は、本発明の第1の実施形態に係る抵抗変化素子を示す断面図である。この図3に示すように、本実施形態の抵抗変化素子は、Ni(ニッケル)からなる下部電極(接地側電極)21aと、NiOx(ニッケル酸化膜)からなる遷移金属酸化膜22と、Pt(白金)からなる上部電極(正極側電極)21bとにより構成されている。なお、NiOx中のxは任意の正数であるが、良好な特性を得るために、0<x<2とすることが好ましい。
下部電極21aは、Ni以外の遷移金属、例えばTi(チタン)、Co(コバルト)又はTa(タンタル)により形成してもよい。但し、その場合は、遷移金属酸化膜22を、下部電極21aを構成する遷移金属の酸化膜、例えばTiO2膜、CoO膜又はTa25膜により形成することが好ましい。また、上部電極21bは、Pt以外の貴金属、例えばPd(パラジウム)、Ru(ルテニウム)若しくはIr(イリジウム)等、又はそれらの酸化物により形成してもよい。
図4は、横軸に電圧をとり、縦軸に電流をとって、図3に示す本実施形態の抵抗変化素子(以下、実施例という)の特性を示す図である。但し、下部電極21aの厚さは100nm、遷移金属酸化膜22の厚さは50nm、上部電極21bの厚さは50nmである。
また、図5は、Ptからなる下部電極と上部電極との間にNiOからなる遷移金属酸化膜を挟んだ構造の抵抗変化素子(以下、比較例という)の特性を示す図である。この比較例の抵抗変化素子は、下部電極がPtからなる以外は実施例の抵抗変化素子と同様の構造を有している。
図4からわかるように、下部電極がNi、上部電極がPtからなる実施例の抵抗変化素子では、フォーミングに要する電圧が1V程度と低い。また、実施例の抵抗変化素子では、1回目のリセット時(r1)には7〜8mA程度の電流が流れるが、2回目以降のリセット(r2,r3)時には1mA程度の電流しか流れていない。更に、実施例の抵抗変化素子では、2回目以降のセット及びリセット時の特性のばらつきが比較的小さい。
一方、図5に示すように、下部電極及び上部電極がいずれもPtからなる比較例の抵抗変化素子では、フォーミングに要する電圧が5V程度と高く、1回目のリセット時(r1)には抵抗変化素子に流れる電流が10mAを超えており、2回目及び3回目のリセット時(r2,r3)の電流量も数mA以上と大きい。また、図5から、2回目以降のセット及びリセット時の特性のばらつきが実施例に比べて大きいことがわかる。
なお、抵抗変化素子の上部電極及び下部電極をいずれもNiにより形成することも考えられる。しかしながら、本願発明者等の実験から、上部電極及び下部電極をいずれもNiにより形成すると、抵抗変化素子とはならないことが判明している。図6は、上部電極及び下部電極をいずれもNiにより形成した素子の電流−電圧特性を示す図である。この図6に示すように、上部電極及び下部電極をいずれもNiにより形成した場合は抵抗変化を示さず、抵抗変化素子を構成することができない。
(ReRAM)
図7は、上述した抵抗変化素子を用いたReRAMの一例を示す断面図である。ここでは、本発明をスタック型ReRAMに適用した例を示している。また、ここでは、メモリセルがn型トランジスタにより構成されているものとする。
半導体基板50は、素子分離膜51により複数の素子領域に分離されている。メモリセル領域では、図7に示すように、半導体基板50にp型不純物を導入して形成されたpウェル52が設けられており、このpウェル52の上にはゲート絶縁膜53を介して2本のゲート電極54が形成されている。これらのゲート電極54は相互に平行に配置されている。また、これらのゲート電極54の両側には、pウェル52の表面に不純物を高濃度に導入して形成された高濃度不純物領域58a,58bが配置され、ゲート電極54とともにトランジスタTを構成している。なお、高濃度不純物領域58aはゲート電極54と素子分離膜51との間に配置された不純物領域(ドレイン)であり、高濃度不純物領域58bは2つのゲート電極54の間に配置された不純物領域(ソース)である。この図7に示すように、本実施形態では、高濃度不純物領域58bを2つのトランジスタ(選択トランジスタ)Tに共通の不純物領域としている。
これらのトランジスタTは、半導体基板50上に形成された第1の層間絶縁膜61に覆われている。この第1の層間絶縁膜61には、その上面から高濃度不純物領域58a,58bに到達するコンタクトホール内にW(タングステン)を充填して形成されたWプラグ62a,62bが設けられている。Wプラグ62aは高濃度不純物領域58aに接続しており、Wプラグ62bは高濃度不純物領域58bに接続している。
第1の層間絶縁膜61の上にはパッド63a及び配線63bが形成されている。パッド63aはWプラグ62aの上に配置され、Wプラグ62aと電気的に接続している。また、配線63bはWプラグ62bの上を通り、Wプラグ62bを介して高濃度不純物領域58bに電気的に接続している。
第1の層間絶縁膜61の上には第2の層間絶縁膜65が形成されており、パッド63a及び配線63bはこの第2の層間絶縁膜65に覆われている。この第2の層間絶縁膜65には、その上面からパッド63aに到達するコンタクトホール内にWを充填して形成されたWプラグ66が設けられている。
第2の層間絶縁膜65の上には、Niからなる下部電極67aと、NiOxからなる遷移金属酸化膜68aと、Ptからなる上部電極69aとを積層して形成された抵抗変化素子70が設けられている。この抵抗変化素子70はWプラグ66の上に配置されており、下部電極67aはWプラグ66、パッド63a及びWプラグ62aを介して高濃度不純物領域58aに電気的に接続している。なお、本実施形態では層間絶縁膜65(及びWプラグ66)の上に下部電極(Ni膜)67aを直接形成しているが、層間絶縁膜65(及びWプラグ66)と下部電極67aとの間にTi(チタン)又はTiN(窒化チタン)膜を形成してもよい。これにより、層間絶縁膜65と下部電極67aとの密着性が向上するとともに、Wプラグ66と下部電極67aとの電気的接続性も向上する。
第2の層間絶縁膜65の上には第3の層間絶縁膜72が形成されており、抵抗変化素子70はこの第3の層間絶縁膜72により覆われている。第3の層間絶縁膜72には、その上面から抵抗変化素子70の上部電極69aに到達するコンタクトホール内にWを充填して形成されたWプラグ73が設けられている。
第3の層間絶縁膜72の上には配線74が形成されている。この配線74は、Wプラグ73を介して抵抗変化素子70の上部電極69aに電気的に接続されている。
このように構成されたReRAMにおいて、配線74はビットライン、各トランジスタTのゲート電極54はワードライン、配線63bは接地ラインとなる。そして、抵抗変化素子70をセットするときにはトランジスタTをオン状態にして下部電極67aを接地電位とし、配線74(ビットライン)を介して抵抗変化素子70に所定の電圧を印加する。また、抵抗変化素子70をリセットするときには、トランジスタTをオン状態にして下部電極67aを接地電位とし、配線(ビットライン)74を介して抵抗変化素子70に所定の電流を流す。更に、抵抗変化素子70の状態を検出するときには、トランジスタTをオン状態にして配線(ビットライン)74と配線63b(接地ライン)との間の抵抗を調べる。
本実施形態のReRAMは、抵抗変化素子70がNiからなる下部電極67aと、NiOxからなる遷移金属酸化膜68aと、Ptからなる上部電極69aとにより構成されているので、駆動電圧が低く、駆動電流が小さいという効果を奏する。これにより、ReRAMの高集積化が可能になり、情報機器のより一層の小型化、省電力化及び高機能化の要求に対応することができる。
(第1の製造方法)
図8〜図10は、上述したReRAMの製造方法を工程順に示す断面図である。通常、半導体基板上にはメモリセルと同時に駆動回路(書き込み回路及び読み出し回路等)を構成するn型トランジスタ及びp型トランジスタを形成しているが、ここではそれらの図示は省略している。
まず、図8(a)に示す構造を形成するまでの工程を説明する。図8(a)に示すように、半導体基板(シリコン基板)50の所定の領域に、公知のSTI(Shallow Trench Isolation)法又はLOCOS(Local Oxidation of Silicon)法により素子分離膜51を形成し、これらの素子分離膜51により半導体基板50の表面を複数の素子領域に分離する。
次に、半導体基板50のn型トランジスタ形成領域(メモリセル領域及び駆動回路のn型トランジスタ形成領域:以下、同じ)にホウ素(B)等のp型不純物を導入して、pウェル52を形成する。また、半導体基板50のp型トランジスタ形成領域(駆動回路のp型トランジスタ形成領域:以下、同じ)にリン(P)等のn型不純物を導入して、nウェル(図示せず)を形成する。
次に、pウェル52及びnウェル(図示せず)の表面を熱酸化させて、ゲート絶縁膜53を形成する。その後、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により、半導体基板50の上側全面にポリシリコン膜を形成し、このポリシリコン膜をフォトリソグラフィ法及びエッチング法によりパターニングして、ゲート電極54を形成する。このとき、図8(a)に示すように、メモリセル領域では、1つのpウェル52の上にワードラインとなる2本のゲート電極54が相互に平行に配置される。
次に、ゲート電極54をマスクとし、n型トランジスタ形成領域のpウェル52にリン(P)等のn型不純物を低濃度にイオン注入して、n型低濃度不純物領域56を形成する。これと同様に、ゲート電極54をマスクとし、p型トランジスタ形成領域のnウェル(図示せず)にホウ素(B)等のp型不純物を低濃度にイオン注入して、p型低濃度不純物領域(図示せず)を形成する。
次に、ゲート電極54の両側にサイドウォール57を形成する。このサイドウォール57は、CVD法により半導体基板50の上側全面にSiO2又はSiN等からなる絶縁膜を形成した後、その絶縁膜をエッチバックしてゲート電極54の両側のみに残すことにより形成される。
その後、ゲート電極54及びサイドウォール57をマスクとしてn型トランジスタ形成領域のpウェル52にn型不純物を高濃度にイオン注入し、n型高濃度不純物領域58a,58bを形成する。これと同様に、p型トランジスタ形成領域のゲート電極及びサイドウォールをマスクとしてnウェル(図示せず)にp型不純物を高濃度にイオン注入して、p型高濃度不純物領域(図示せず)を形成する。このようにして、各トランジスタ形成領域に、LDD(Lightly Doped Drain)構造のソース/ドレインを有するトランジスタTが形成される。
次に、図8(b)に示す構造を形成するまでの工程について説明する。上述の工程によりトランジスタTを形成した後、CVD法により、半導体基板50の上側全面に、第1の層間絶縁膜61として例えばSiO2膜を形成し、この層間絶縁膜61によりトランジスタTを覆う。その後、第1の層間絶縁膜61の表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing:化学的機械研磨)法により研磨して平坦化する。
次に、フォトリソグラフィ法及びエッチング法を使用して、第1の層間絶縁膜61の上面からn型トランジスタ形成領域のn型高濃度不純物領域58a,58bに到達するコンタクトホールを形成する。そして、スパッタ法により、半導体基板50の上側全面にバリアメタルとしてTiN膜(図示せず)を形成した後、スパッタ法又はCVD法によりTiN膜の上にW膜を形成するとともに、コンタクトホール内にWを充填する。その後、第1の層間絶縁膜61が露出するまでW膜及びTiN膜をCMP法により研磨する。このようにして、コンタクトホール内にWが充填されてなるWプラグ62a,62bが形成される。ここで、Wプラグ62aは高濃度不純物領域58aに接続したプラグであり、Wプラグ62bは高濃度不純物領域58bに接続したプラグである。
次に、図8(c)に示す構造を形成するまでの工程について説明する。上述の工程によりWプラグ62a,62bを形成した後、スパッタ法により第1の層間絶縁膜61及びWプラグ62a,62bの上にアルミニウム又は銅等の金属により構成される導電膜を形成する。そして、この導電膜をフォトリソグラフィ法及びエッチング法によりパターニングして、パッド63a及び配線63bを形成する。パッド63aはWプラグ62aの上に形成され、Wプラグ62aと電気的に接続される。また、配線63bはWプラグ63bの上を通り、Wプラグ63bと電気的に接続される。
次に、図8(d)に示す構造を形成するまでの工程について説明する。上述の工程によりパッド63a及び配線63bを形成した後、CVD法により半導体基板50の上側全面にSiO2からなる第2の層間絶縁膜65を形成する。そして、この第2の層間絶縁膜65をCMP法により研磨して表面を平坦化した後、フォトリソグラフィ法及びエッチング法を使用して、第2の層間絶縁膜65の上面からパッド63aに到達するコンタクトホールを形成する。その後、スパッタ法により、半導体基板50の上側全面にバリアメタルとしてTiN膜(図示せず)を形成した後、スパッタ法又はCVD法によりTiN膜の上にW膜を形成するとともに、コンタクトホール内にWを充填する。次いで、第2の層間絶縁膜65が露出するまでW膜及びTiN膜をCMP法により研磨する。このようにして、コンタクトホール内にWが充填されてなるWプラグ66が形成される。
次に、図9(a)及び図9(b)に示す構造を形成するまでの工程について説明する。上述の工程によりWプラグ66を形成した後、第2の層間絶縁膜65及びWプラグ66の上に、スパッタ法によりTi又はTiN膜(図示せず)を例えば20nmの厚さに形成する。このTi又はTiN膜は必須ではないが、前述したように層間絶縁膜65と下部電極67aとの密着性、及びWプラグ66と下部電極67aとの間の電気的接続性を向上させるのに役立つ。
その後、スパッタ法により、図9(a)に示すように第2の層間絶縁膜65及びWプラグ66の上(Ti又はTiN膜の上)に下部電極となるNi膜67、遷移金属酸化膜となるNiOx膜68及び上部電極となるPt膜69を順次形成する。Ni膜67の厚さは例えば100nm、NiOx膜68の厚さは例えば50nm、Pt膜69の厚さは例えば50nmとする。
次に、Pt膜69の上に、TiNからなる反射防止膜(図示せず)を例えば50nmの厚さに形成する。なお、反射防止膜は次のフォトリソグラフィ工程で光の反射を防止するために形成するものである。この反射防止膜は必要に応じて形成すればよく、本発明において必須ではない。
次に、Pt膜69の上(反射防止膜の上)に所定の形状のレジスト膜(図示せず)を形成し、このレジスト膜をマスクとしてPt膜69、NiOx膜68及びNi膜67をエッチングする。これにより、図9(b)に示すように、Niからなる下部電極67a、NiOxからなる遷移金属酸化膜68a及びPtからなる上部電極69aが積層した構造の抵抗変化素子70が形成される。
次に、図9(c)及び図10に示す構造を形成するまでの工程について説明する。上述の工程で抵抗変化素子70を形成した後、CVD法により、図9(c)に示すように、半導体基板50の上側全面にSiO2からなる第3の層間絶縁膜72を形成する。そして、フォトリソグラフィ法及びエッチング法を使用して第3の層間絶縁膜72の上面から抵抗変化素子70の上部電極69aに到達するコンタクトホールを形成する。その後、半導体基板50の上側全面にバリアメタルとしてTiN膜(図示せず)を形成した後、スパッタ法又はCVD法によりバリアメタルの上にW膜を形成するとともに、コンタクトホール内にWを充填する。その後、第3の層間絶縁膜72が露出するまでW膜及びTiN膜をCMP法により研磨する。このようにして、抵抗変化素子70の上部電極69aに電気的に接続したWプラグ73が形成される。
次に、スパッタ法により、第3の層間絶縁膜72及びWプラグ73の上に例えばTiN/Al/TiN/Tiの積層構造の導電膜(図示せず)を形成する。そして、フォトリソグラフィ法及びエッチング法を使用して導電膜をパターニングして、図10に示すように、配線(ビットライン)74を形成する。このようにして、本実施形態に係るReRAMを製造することができる。
(第2の製造方法)
上記の製造方法では、抵抗変化素子70の下部電極となるNi膜67の上に遷移金属膜となるNiOx膜68をスパッタ法により形成したが、NiOx膜68を以下のように形成してもよい。すなわち、図11(a)に示すように、第1の製造方法と同様にして、半導体基板50の上に、トランジスタT、第1の層間絶縁膜61、Wプラグ62a,62b、第2の層間絶縁膜65及びWプラグ66を形成する。その後、スパッタ法により第2の層間絶縁膜65及びWプラグ66の上にNi膜67を例えば100nmの厚さに形成する。なお、層間絶縁膜65及びWプラグ66とNi膜67との間にTi又はTiN膜を形成することが好ましい。
次に、図11(b)に示すように、酸素雰囲気中で400℃の温度に加熱してNi膜67の表面を酸化し、厚さが50nmのNiOx膜68を形成する。
次いで、図11(c)に示すように、スパッタ法によりNiOx膜68の上に上部電極となるPt膜69と、TiNからなる反射防止膜(図示せず)とを形成する。その後の工程は前述の第1の製造方法と同様であるので、ここでは説明を省略する。このようにして、本実施形態に係るReRAMを製造することができる。
なお、上記の実施形態では本発明をスタック型ReRAMに適用した例について説明したが、本発明をプレーナ型ReRAMに適用してもよい。
2.第2の実施形態
図12は、本発明の第2の実施形態に係る抵抗変化素子を示す断面図である。この図12において、図3と同一物には同一符号を付している。
図12に示すように、本実施形態の抵抗変化素子は、Niからなる下部電極(接地側電極)21aと、NiOxからなる遷移金属酸化膜22と、PtOxからなる貴金属酸化膜26と、Ptからなる上部電極(正極側電極)21bとにより構成されている。
前述の第1の実施形態では、下部電極21aをNi等の遷移金属により形成することにより、下部電極をPt等の貴金属により形成した従来の抵抗変化素子に比べて駆動電流を低減することができ、かつ特性のばらつきが小さくなることを説明した。しかし、第1の実施形態の抵抗変化素子では、高抵抗状態における抵抗値のばらつきが比較的大きいことが判明した。
図13は、横軸にサンプル番号をとり、縦軸に抵抗値をとって、第1の実施形態に係る100個の抵抗変化素子の低抵抗状態及び高抵抗状態のときにおける抵抗値を調べた結果を示す図である。この図13から、第1の実施形態の抵抗変化素子は、低抵抗状態における抵抗値のばらつきは少ないものの、高抵抗状態における抵抗値のばらつきが比較的大きいことがわかる。
本願発明者等は、高抵抗状態における抵抗値のばらつきを低減すべく、種々実験検討を行った。その結果、次のような知見を得た。すなわち、図3に示す抵抗変化素子においては、高抵抗状態から低抵抗状態に変化するとき(セット時)に、遷移金属酸化膜22を構成するNiOxが還元され、NiとO(酸素)とに分離される。一方、低抵抗状態から高抵抗状態に変化するとき(リセット時)にはNiとO(酸素)とが反応し、NiOxが生成される。セット時に発生したO(酸素)の一部は遷移金属酸化膜22中を拡散し、上部電極21bを構成するPtと反応してPtOxを生成したり、上部電極21bを透過して外部に放散する。その結果、リセット時に遷移金属酸化膜22中のO(酸素)量が不足する。これが、高抵抗状態における抵抗値のばらつきの原因と考えられる。
そこで、本実施形態においては、図12に示すように、遷移金属酸化膜22と上部電極21bとの間にPtOxからなる貴金属酸化膜26を形成する。これにより、低抵抗状態から高抵抗状態に遷移するときに、貴金属酸化膜26から遷移金属酸化膜22中に酸素が供給され、遷移金属酸化膜22を構成するNiOxの酸化反応が安定化する。PtOxに替えて、IrOx(酸化イリジウム)又はRuOx(酸化ルテニウム)などの導電性を有する酸化材料により貴金属酸化膜26を形成してもよい。
図14に、本実施形態の抵抗変化素子における低抵抗状態と高抵抗状態との間の状態変化にともなうO(酸素)の移動を模式的に示す。この図14に示すように、本実施形態の抵抗変化素子では、貴金属酸化膜26がバッファとなり、遷移金属酸化膜22の酸化・還元反応にともなう酸素不足が解消される。
図15は、横軸にサンプル番号をとり、縦軸に抵抗値をとって、本実施形態に係る100個の抵抗変化素子の低抵抗状態及び高抵抗状態のときにおける抵抗値を調べた結果を示す図である。この図15と図12との比較からわかるように、本実施形態に係る抵抗変化素子は、第1の実施形態の抵抗変化素子に比べて高抵抗状態における抵抗値のばらつきが抑制され、かつ高抵抗状態における抵抗値の平均値が第1の実施形態の抵抗変化素子に比べて高くなる。これにより、本実施形態の抵抗変化素子は、第1の実施形態の抵抗変化素子に比べて信頼性がより一層向上する。
以下、図16,図17を参照して、本実施形態の抵抗変化素子を用いたReRAMの製造方法を説明する。なお、図16,図17において、図8〜図10と同一物には同一符号を付している。
まず、第1の実施形態と同様にして、図16(a)に示すように、半導体基板50の上に、素子分離膜51、pウエル52、トランジスタT、第1の層間絶縁膜61、Wプラグ62a,62b、パッド63a、配線63b、第2の層間絶縁膜65及びWプラグ66を形成する。
次に、図16(b)に示すように、第2の層間絶縁膜65及びWプラグ66の上に、スパッタ法により、Ti又はTiN膜(図示せず)を例えば20nmの厚さに形成した後、スパッタ法により下部電極となるNi膜67、遷移金属酸化膜となるNiOx膜68、貴金属酸化膜となるPtOx膜77及び上部電極となるPt膜69を順次形成する。Ni膜67の厚さは例えば100nm、NiOx膜68の厚さは例えば50nm、PtOx膜77の厚さは例えば20〜30nm、Pt膜69の厚さは例えば30〜50nmとする。また、Pt膜69の上にTiNからなる反射防止膜(図示せず)を例えば50nmの厚さに形成する。なお、PtOx膜77は、アルゴン(Ar)及び酸素(O2)を含む雰囲気中でPtをスパッタすることにより形成される。
次に、Pt膜69の上(反射防止膜の上)に所定の形状のレジスト膜(図示せず)を形成し、このレジスト膜をマスクとしてPt膜69、PtOx膜77、NiOx膜68及びNi膜67をエッチングする。これにより、図17(a)に示すように、Niからなる下部電極67a、NiOxからなる遷移金属酸化膜68a、PtOxからなる貴金属酸化膜77a、及びPtからなる上部電極69aが積層した構造の抵抗変化素子80が形成される。
次に、図17(b)に示すように、半導体基板50の上側全面にSiO2からなる第3の層間絶縁膜72を形成し、この層間絶縁膜72により抵抗変化素子80を被覆する。そして、フォトリソグラフィ法及びエッチング法を使用して第3の層間絶縁膜72の上面から抵抗変化素子80の上部電極69aに到達するコンタクトホールを形成する。その後、半導体基板50の上側全面にバリアメタルとしてTiN膜(図示せず)を形成した後、スパッタ法又はCVD法によりバリアメタルの上にW膜を形成するとともに、コンタクトホール内にWを充填する。その後、第3の層間絶縁膜72が露出するまでW膜及びTiN膜をCMP法により研磨する。このようにして、抵抗変化素子80の上部電極69aに電気的に接続したWプラグ73が形成される。
次に、スパッタ法により、第3の層間絶縁膜72及びWプラグ73の上に例えばTiN/Al/TiN/Tiの積層構造の導電膜を形成する。そして、フォトリソグラフィ法及びエッチング法を使用して導電膜をパターニングして、配線(ビットライン)74を形成する。このようにして、本実施形態に係るReRAMが完成する。
なお、第2の実施形態の第2の製造方法で説明したように、Ni膜67の表面を酸化させてNiOx膜68を形成してもよい。

Claims (6)

  1. 抵抗値の変化を利用してデータを記憶する抵抗変化素子において、
    遷移金属からなる接地側電極と、
    貴金属又は貴金属酸化物からなる正極側電極と、
    前記接地側電極と前記正極側電極との間に配置された遷移金属酸化膜と
    により構成されていて、
    前記遷移金属酸化膜中の遷移金属と、前記接地側電極を構成する遷移金属とが同一種であることを特徴とする抵抗変化素子。
  2. 前記接地側電極がNiからなり、前記遷移金属酸化膜がNiOx(但し、xは任意の正数)からなることを特徴とする請求項1に記載の抵抗変化素子。
  3. 前記遷移金属酸化膜と前記正極側電極との間に、前記遷移金属酸化膜に酸素を供給可能な酸化膜を有することを特徴とする請求項1に記載の抵抗変化素子。
  4. 半導体基板の上方に遷移金属膜を形成する工程と、
    前記遷移金属膜の上に遷移金属酸化膜を形成する工程と、
    前記遷移金属酸化膜の上に貴金属又は貴金属酸化物からなる貴金属膜を形成する工程と
    を有し、
    前記遷移金属酸化膜中の遷移金属と、前記遷移金属膜を構成する遷移金属とを同一種とすることを特徴とする抵抗変化素子の製造方法。
  5. 前記遷移金属膜、前記遷移金属酸化膜及び前記貴金属膜はいずれもスパッタ法により形成することを特徴とする請求項4に記載の抵抗変化素子の製造方法。
  6. 前記遷移金属酸化膜は、前記遷移金属膜の表面を酸化して形成することを特徴とする請求項4に記載の抵抗変化素子の製造方法。
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