JP5057584B2 - ガスセンサ - Google Patents
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Description
前記ケーシングに形成され、前記シール部材を保持するための加締め部と、前記加締め部に対向するように前記貫通孔の内周面に接触する筒状部材と、前記筒状部材の後端側であり、且つ前記加締め部よりも後方側に接合されると共に、少なくとも該貫通孔を閉塞し、通気性及び撥水性を有する金属フィルタ又はセラミックスフィルタと、を備えることを特徴とする。
本発明を適用した実施形態であるガスセンサを図面と共に説明する。本実施形態では、自動車の排気管に装着されて排気ガス中の酸素の濃度を検出するガスセンサ(酸素センサ)について説明する。図1は、本実施形態のガスセンサ1の全体構成を示す断面図である。
まず、ジルコニアに、イットリアを5mol%添加して造粒した後、先端部が閉じた有底筒状に成形し、電気炉にて1400〜1600℃の温度で焼成し、固体電解質体を得た。次いで、この固体電解質体の外周面に蒸着や化学メッキ等を用いて、白金よりなる外部電極23を設ける。一方、固体電解質体の内側面にも同様に、蒸着や化学メッキ等を用いて、内部電極24を設け、センサ素子2を得た。
次に、実施例2について図4を用いて説明する。実施例1では、筒状部材134に金属材料を、さらに筒状部材134を閉塞する金属フィルタ133をそれぞれ用いたが、実施例2では、筒状部材134に外部部材11からの加締めに耐え得る高強度のセラミックス材料を用い、さらに金属フィルタ133に替わって撥水処理を行ったセラミックスフィルタ233を用いている。なお、実施例2は、実施例1と異なるシール部材13付近について説明し、その他の部分については省略して説明する。図4(a)は、セラミックスフィルタ233が後端と先端に接合された筒状部材234をシール部材13に挿入する際の分解図である。また、図4(b)は、シール部材13に筒状部材234を挿入し、外筒部材11にてシール部材13を加締め固定された部分断面図である。
さらに、このセラミックスフィルタ233は、大気導入孔132の内周面に接触する筒状部材234の後端側に接合されているので、セラミックスフィルタ233を大気導入孔132に容易に配置することができる。
そして、この筒状部材234は、加締め部115に対向するように配置されている。これにより、外筒11にてシール部材13を加締め固定する場合に、その加締めを用いて筒状部材234を保持することができる。
そして、筒状部材234が外筒11の加締めによって固定される場合、セラミックスフィルタ233を加締め部115よりも後方側に配置している。これにより、セラミックスフィルタ233に加締めによる圧縮力の影響を受けにくくでき、セラミックスフィルタ233が変形することを抑制できる。
次に、実施例3について図5(a)、(b)を用いて説明する。実施例1は金属フィルタ133と筒状部材134とが別部材にて形成されているものに対し、実施例3は、図5に示すように撥水処理を行った金属フィルタ333と筒状部材334とが一体成形にて形成されているものである。なお、実施例1と異なるシール部材13付近について説明し、その他の部分については省略または簡略して説明する。図5(a)は、金属フィルタ333と筒状部材334が一体成形されている金属フィルタ部337をシール部材13に挿入する際の分解図である。また、図5(b)は、シール部材13に金属フィルタ部337を挿入し、外筒部材11にてシール部材13を加締め固定された部分断面図である。
さらに、この金属フィルタ337は、外筒11に形成された加締め部15に対向するように大気導入孔132内に配置されているので、圧入や接着等を用いて金属フィルタ337をシール部材13の大気導入孔132内に保持する必要がない。
次に、実施例4について図6を用いて説明する。実施例1では、シート状の金属フィルタ133を筒状部材134を用いてシール部材13の大気導入孔132内に配置した。これに対し、実施例4は図6(a)、(b)に示すように、筒状部材134を用いることなく棒状の撥水処理を行った金属フィルタ433をシール部材13の大気導入孔132内に配置しているものである。なお、実施例1と異なるシール部材13付近について説明し、その他の部分については省略または簡略して説明する。図6(a)は、棒状の金属フィルタ433をシール部材13に挿入する際の分解図である。また、図6(b)は、シール部材13に棒状の金属フィルタ433を挿入し、外筒部材11にてシール部材13を加締め固定された部分断面図である。
次に、実施例5について図7を用いて説明する。実施例1では、軸線方向に延びる大気導入孔132を閉塞するように、シート状の金属フィルタ133を筒状部材134に接合して配置した。これに対し、実施例5は図7に示すように、軸線方向に延びる軸線方向連通孔532と径方向に延びる径方向連通孔533に対し、金属フィルタ633を配置しているものである。なお、実施例1と異なるシール部材13付近について説明し、その他の部分については省略または簡略して説明する。図7(a)は、金属フィルタ633をシール部材13に挿入する際の分解図である。また、図7(b)は、シール部材13に金属フィルタ633を挿入し、外筒部材11にてシール部材13を加締め固定された部分断面図である。
2 センサ素子
4 主体金具
11 外筒部材
13 シール部材
132 大気導入孔
133 金属フィルタ
134 筒状部材
Claims (7)
- 軸線方向に延び、被測定ガス中の特定ガス成分を検出する検出素子と、
該検出素子の先端側を自身の先端よりも突出させて被測定ガスに晒すと共に、該検出素子の周囲を取り囲むケーシングと、
前記検出素子よりも後方側で且つ該ケーシングの後端側内部に配置され、軸線方向に貫通する貫通孔が形成されたシール部材と、を備えるガスセンサにおいて、
前記ケーシングに形成され、前記シール部材を保持するための加締め部と、
前記加締め部に対向するように前記貫通孔の内周面に接触する筒状部材と、
前記筒状部材の後端側であり、且つ前記加締め部よりも後方側に接合されると共に少なくとも該貫通孔を閉塞し、通気性及び撥水性を有する金属フィルタ又はセラミックスフィルタと、を備えることを特徴とするガスセンサ。 - 請求項1に記載のガスセンサにおいて、
前記金属フィルタまたは前記セラミックスフィルタがシート状であることを特徴とするガスセンサ。 - 軸線方向に延び、被測定ガス中の特定ガス成分を検出する検出素子と、
該検出素子の先端側を自身の先端よりも突出させて被測定ガスに晒すと共に、該検出素子の周囲を取り囲むケーシングと、
前記検出素子よりも後方側で且つ該ケーシングの後端側内部に配置され、一方の外表面から他方の外表面に向かって貫通する貫通孔が形成されたシール部材とを備えるガスセンサにおいて、
前記ケーシングに形成され、前記シール部材を保持するための加締め部と、
前記加締め部に対向する前記貫通孔の内周面に接触すると共に、少なくとも該貫通孔を閉塞し、通気性及び撥水性を有する金属フィルタ又はセラミックスフィルタと、を備え、
前記金属フィルタ又は前記セラミックスフィルタは、前記加締め部の変形量の1%以上50%以下変形されてなることを特徴とするガスセンサ。 - 前記貫通孔は前記シール部材の先端外表面から後端外表面に向かって軸線方向に延び、
前記金属フィルタ又は前記セラミックスフィルタは、前記貫通孔を閉塞する閉塞部と、該閉塞部と連結し、前記貫通孔の内周面に接触する筒状部とを有することを特徴とする請求項3記載のガスセンサ。 - 前記貫通孔は前記シール部材の先端外表面から後端外表面に向かって軸線方向に延び、
前記金属フィルタ又は前記セラミックスフィルタは、前記貫通孔に充填されると共に、前記貫通孔を閉塞する棒状形状を有することを特徴とする請求項3記載のガスセンサ。 - 前記貫通孔は、前記シール部材の先端外表面から軸線方向後端側に向かって延びる軸線方向連通孔と、前記シール部材の外側面から前記軸線方向連通孔まで延びる径方向連通孔と、により、前記シール部材の先端外表面から前記シール部材の外側面に向かって貫通しており、
前記金属フィルタ又は前記セラミックスフィルタは、前記径方向連通孔を閉塞すると共に、前記軸線方向連通孔の内周面に接触することを特徴とする請求項3記載のガスセンサ。 - 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載のガスセンサにおいて
前記シール部材には前記セラミックスフィルタが配置され、少なくとも前記セラミックスフィルタの側面に釉薬層が形成されていることを特徴とするガスセンサ。
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