JP5336426B2 - ガスセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、検出対象ガス中の酸素の濃度を検出する検出素子と、検出素子を加熱して活性化するヒータとを備えるガスセンサに関する。
従来、自動車などの排気ガス中の特定成分を検出する酸素センサやNOXセンサ、HCセンサ等のガスセンサが知られている。ガスセンサとして代表的な酸素センサは、ジルコニア等のセラミックスからなる固体電解質体を有底筒状に形成し、その表面上に、固体電解質体を挟む一対の電極を形成した検出素子を備える。ガスセンサの使用時に、固体電解質体の外側表面上に形成される検出電極は、排気ガス中に晒され、内側表面上に形成される基準電極は、基準となるガス(通常は大気)中に晒される。検出素子は、固体電解質体に隔てられた2つの雰囲気間、すなわち排気ガスと基準ガスとの間における酸素分圧の差に応じ、両電極間に生ずる起電力によって、排気ガス中の酸素の検出を行う。
このような検出素子は温度が低いと活性化しないため、検出素子の近傍には、検出素子加熱用のヒータが設けられている。ヒータとしては、アルミナ等の絶縁性セラミック基体中に、タングステン、モリブデン等の高融点金属からなる発熱抵抗体を埋設したものが広く用いられている。ヒータは、検出素子の筒穴内に挿入して使用されるため、丸棒状に形成され、発熱抵抗体は、ヒータの先端側に埋設される。また、発熱抵抗体に通電するための電極パッドは、ヒータの後端側の外表面上に露出されて配置される。電極パッドには、通電のための接続端子が、例えば銀を主成分とするろう材でろう付けされている(例えば特許文献1参照。)。
一方、検出素子の基準電極からの出力を取り出す出力端子は、ヒータの外表面と、検出素子の内周面(すなわち基準電極)との間に配置されるため、電気的な接触を確保できるように筒状に形成される場合がある。上記したように、ヒータの基体には絶縁性のセラミックが用いられるため、出力端子は、ヒータの外表面上に接触した状態で使用される。そして、出力端子は、ヒータによって内側から外側へ向けて押圧されて基準電極との接触状態を維持したり、あるいは、基準電極との接触状態を付勢により確保しつつ、筒穴内で、ヒータの位置決め保持を担ったりする場合があった。
特開2006−294479号公報
しかしながら、電極パッドにおいて接続端子をろう付けするろう材は、特に銀を主成分とする場合、湿気や結露により水分が付着した状態で発熱抵抗体に電圧が印加された場合に、銀イオンが+電極から−電極へイオン移動するマイグレーションを生ずる場合がある。上記のように、出力端子がヒータの外表面上に接触した状態で使用した場合、マイグレーションによって電極パッドの上のみに存在していたろう材がヒータの外表面上に移動し、電極パッドと出力端子との間で短絡等を生ずる虞がある。この短絡を防止するために出力端子を電極パッドから遠ざける(出力端子を先端側にずらす)と、ヒータの全長、つまりはガスセンサの全長を伸ばさない限り、ヒータの発熱部と出力端子が近づくこととなる。すると発熱部からの熱により出力端子が酸化されやすくなり、結果としてガスセンサの寿命を短くする虞が生ずる。このように、マイグレーションの発生しやすいろう材を用いる際には、ガスセンサの耐用寿命を延ばすことが難しかった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、耐用寿命を延ばすことができるガスセンサを提供することを目的とする。
本発明の実施態様によれば、軸線方向に延び先端側が閉じた有底筒状の検出素子であって、先端側に検出対象ガス中の特定成分の検出を行うための検出部を有し、後端側の内周面上に、前記検出部から出力が伝わる電極部が形成された検出素子と、前記検出素子の筒穴内に挿入された棒状のヒータであって、発熱抵抗体と、該発熱抵抗体を埋設してなるセラミック基体と、前記セラミック基体の外表面に配置され、前記発熱抵抗体と電気的な接続を行う電極パッドと、前記電極パッドにろう材によって接合され、外部回路との電気的な接続を行う端子部材と、を備えたヒータと、少なくとも前記検出素子の筒穴内に挿入されると共に、前記ヒータを取り囲む筒状の出力端子であって、前記検出素子の前記電極部に電気的に接続すると共に、前記電極パッドよりも先端側で前記ヒータと接触する出力端子と、を備えたガスセンサにおいて、前記電極パッドと前記発熱抵抗体とを電気的に接続する、前記電極パッドの軸線方向中央よりも先端側および後端側に形成される2以上のスルーホールをさらに備え、前記軸線方向における前記電極パッドの長さをLとすると、3mm≦L≦5mmであり、前記電極パッドの前記端子部材と対向する接合面に対して、前記2以上のスルーホールのうち、後端側に形成されたスルーホールの形成位置のみに前記端子部材が存在するように、前記端子部材は前記接合面の軸線方向中央よりも後端側にずらして接合され、前記ろう材は、前記電極パッドの先端部に存在しないガスセンサが提供される。
電極パッドの先端部は、棒状のヒータの発熱抵抗体に、より近い位置にある。先端部にろう材が存在しなければ、発熱抵抗体への通電に伴い発生する熱がろう材に与える負荷を、先端部にろう材が存在する場合と比べ、低減することができる。ろう材に加わる熱負荷が低減することにより、端子部材と、ヒータの外周面に接する出力端子との間で、ろう材のマイグレーションの発生をより抑制することができ、電極パッドと出力端子との間で短絡を生じにくくするため、耐用寿命を延ばすことができる。
なお、本発明の実施態様において、前記ろう材は、Agを主成分とするものであってもよい。ろう材の主成分として、比較的マイグレーションを生じやすい銀(Ag)であっても、電極パッドの先端部にろう材が存在しなければ、マイグレーションの発生を効果的に抑制することができる。
酸素センサ1の縦断面図である。 ヒータ100の斜視図である。 ヒータ100の後端部120を側方から見た図である。 図3の二点鎖線A−Aにおけるヒータ100の断面を矢視方向から見た図である。 図3の二点鎖線B−Bにおけるヒータ100の断面を矢視方向から見た図である。 変形例としてのヒータ200の後端部を側方から見た図である。 変形例としてのヒータ300の後端部を側方から見た図である。
以下、本発明を具体化したガスセンサの一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1を参照し、ガスセンサの一例としての酸素センサ1の構造について説明する。図1に示す酸素センサ1は自動車等の内燃機関のエンジンから排出される排気ガスの排気管(図示外)に取り付けられて使用されるものである。以下では、酸素センサ1の軸線O方向において、排気管内に挿入される検出素子6の先端に向かう側(閉じている側であり図中下側)を先端側とし、これと反対方向に向かう側(図中上側)を後端側として説明するものとする。
図1に示す酸素センサ1は、排気管内を流通する排気ガス中の酸素の有無を検出するためのセンサである。酸素センサ1は、細長で先が閉じられた筒状の検出素子6を主体金具5で取り囲んで保持した構造を有する。酸素センサ1からは、検出素子6の出力する信号を取り出す2本のリード線18が引き出されている。また、検出素子6内に挿入されるヒータ100へ通電するための2本のリード線19(図1ではそのうちの1本を示す。)も、酸素センサ1から引き出されている。各リード線18,19は、酸素センサ1とは離れた位置に設けられる図示外のセンサ制御装置あるいは自動車の電子制御装置(ECU)に、電気的に接続されている。
酸素センサ1の検出素子6は、ジルコニアを主成分とする固体電解質体61を、軸線O方向に延び、先端が閉じた筒状に形成し、内周側に基準電極62を設け、外周側に検出電極63を設けたものである。基準電極62はPtまたはPt合金からなり、固体電解質体61の内面のほぼ全面を覆うように多孔質状に形成されている。検出電極63も同様にPtまたはPt合金からなり、固体電解質体61の外面に多孔質状に形成されている。これにより、検出素子6の先端側(閉じた側)が検出部64として機能し、この検出部64を、排気管(図示外)内を流通する排気ガス中に晒すことで、ガス濃度検出を行う。図示しないが、検出電極63は耐熱性セラミックスよりなる多孔質状の電極保護層により被覆されており、排気ガスによる被毒から保護されている。また、検出素子6の軸線O方向の略中間位置には、径方向外側に向かって突出する鍔状のフランジ部65が設けられている。そして、検出素子6の筒穴69内には、固体電解質体61を加熱して活性化させるための棒状のヒータ100が挿入されている。ヒータ100については後述する。なお、基準電極62が、本発明の「電極部」に相当する。
検出素子6は、自身の径方向周囲を筒状の主体金具5に取り囲まれた状態で、主体金具5の筒孔55内に保持されている。主体金具5はSUS430等のステンレス鋼からなる筒状の部材であり、先端側に、排気管の取付部(図示外)に螺合する雄ねじ部52が形成されている。雄ねじ部52よりも先端側には、その外周に、後述するプロテクタ4をはめ込み取り付ける先端取付部56が形成されている。検出素子6の検出部64は、先端取付部56よりも先端側に突出されている。
主体金具5の雄ねじ部52の後端側には径方向に拡径された工具係合部53が形成されており、酸素センサ1を排気管の取付部(図示外)に取り付ける際に使用される取り付け工具が係合される。この工具係合部53と雄ねじ部52との間の部位には、排気管の取付部を介したガス抜けを防止するための環状のガスケット11が嵌挿されている。そして主体金具5の後端側には、筒孔55内で保持する検出素子6を後述するリング17,スリーブ16,充填部材15,パッキン14,支持部材13等を通じて固定するための加締部57が設けられている。検出素子6の後端部66は、この加締部57よりも後端側に突出されている。また、工具係合部53と加締部57との間には、その外周に、後述する外筒3の先端部31が係合される後端係合部58が形成されている。
次に、主体金具5の筒孔55内の先端側には、その内周を径方向内側に向けて突出させた段部59が設けられている。この段部59に、金属製のパッキン12を介し、アルミナからなる筒状の支持部材13が係止されている。支持部材13の内周も段状に形成されており、その段状の部位に配置される金属製のパッキン14を介し、検出素子6のフランジ部65が支持部材13により支持されている。さらに筒孔55内には、支持部材13の後端側に滑石粉末からなる充填部材15が充填されている。充填部材15を支持部材13との間で挟むように、充填部材15の後端側に、アルミナ製で筒状のスリーブ16が配置されている。
スリーブ16の後端側には環状のリング17が配置されている。主体金具5の加締部57を内側先端方向に加締めることで、リング17を介し、スリーブ16が充填部材15に対して押しつけられている。加締部57の加締めによって、主体金具5の段部59に係止された支持部材13に向けて検出素子6のフランジ部65を押圧するよう、充填部材15が主体金具5の筒孔55内に圧縮充填される。筒孔55の内周面と検出素子6の外周面との間の間隙は、充填部材15によって、気密に埋められる。このように、検出素子6は、主体金具5の加締部57と段部59との間において挟持された各部材を介し、主体金具5の筒孔55内で保持されている。
また、上記したように、検出素子6の検出部64は、主体金具5の先端取付部56から軸線O方向の先端側に向け突出されており、先端取付部56に溶接によって組みつけられたプロテクタ4によって覆われている。プロテクタ4は、酸素センサ1が排気管(図示外)に取り付けられた際に排気管内に突き出される検出素子6の検出部64を、排気ガス中に含まれる水滴や異物等の衝突から保護するものである。プロテクタ4は、外側プロテクタ41と内側プロテクタ45とからなる2重構造を有する。外側プロテクタ41は有底筒状をなし、開放された側の周縁部が先端取付部56に接合される。内側プロテクタ45も同様に有底筒状をなし、外側プロテクタ41の内部に固定される。外側プロテクタ41および内側プロテクタ45の外周面には、内部に排気ガスを導入し、検出素子6の検出部64へと導く導入口42が、それぞれ開口されている(内側プロテクタ45のガス導入口は図示せず。)。また、外側プロテクタ41および内側プロテクタ45の底面には、内部に入り込んだ水滴や排気ガスを排出するための排出口43,48が、それぞれ開口されている。
次に、主体金具5の後端側には、SUS304等のステンレス鋼からなる筒状の外筒3が組み付けられている。外筒3は、ステンレス鋼を軸線O方向に沿って延びる筒状に形成し、さらに略中央より先端側(図1において下側)を、後端側よりも大径に形成したものである。外筒3の先端部31は、主体金具5の後端係合部58にはめ込まれ、外周側から後端係合部58に加締められている。さらに、先端部31の外周を一周して、レーザ溶接が施されている。外筒3は、軸線O方向に沿って後端側へ向けて延びており、検出素子6の後端部66や、それよりも後端側に配置されるセパレータ8およびグロメット9(後述)の外周を、径方向に取り囲んでいる。
外筒3に取り囲まれた検出素子6の後端部66には、外周側に、検出電極63との電気的な接続を行う外側端子75の先端部76がはめ込まれている。外側端子75の先端部76は筒状に形成されており、切れ目を有して径方向に弾性的に撓むことができ、付勢力によって検出電極63との電気的な接続が確保されている。外側端子75は、先端部76から後方へ向けて棒状に延びる後端部77を有する。同様に、検出素子6の後端部66の内周側(筒穴69内)には、基準電極62との電気的な接続を行う内側端子70の先端部71が挿入されている。内側端子70の先端部71も同様に筒状に形成されており、切れ目を有して径方向に弾性的に撓むことができ、付勢力によって基準電極62との電気的な接続が確保されている。そして同様に、内側端子70も、先端部71から後方へ向けて棒状に延びる後端部72を有する。なお、内側端子70が、本発明の「出力端子」に相当する。
また、検出素子6の筒穴69内には、固体電解質体61を加熱して活性化させる棒状のヒータ100が挿入されている。内側端子70の先端部71は、検出素子6とヒータ100との間に挟まれる位置に配置され、ヒータ100の外周面に接している。ヒータ100の後端側には、ヒータ100に通電する一対の電極端子130(図1では一方の電極端子130のみを示す。)が設けられている。なお、ヒータ100および電極端子130については後述する。内側端子70の後端部72と、外側端子75の後端部77とには、上記したリード線18の芯線が加締め接合されている。また、電極端子130には、リード線19の芯線が加締め接合されている。なお、電極端子130が、本発明の「端子部材」に相当する。
検出素子6の後端部66よりも軸線O方向の後端側には、絶縁性セラミックスからなる筒状のセパレータ8が配置されている。セパレータ8は絶縁性セラミックスを筒状に形成したものであり、上記の内側端子70の後端部72と、外側端子75の後端部77と、2つの電極端子130とが互いに接触しないよう分離するため、それらを独立に収容する収容部82を有する。各収容部82はセパレータ8を軸線O方向に貫通しており、セパレータ8を挟んで先端側と後端側との間で大気連通が可能となるように構成されている。内側端子70の後端部72、および外側端子75の後端部77に接続された2本のリード線18と、2つの電極端子130に接続された2本のリード線19は、後述するグロメット9の挿通孔92を介して酸素センサ1の外部に引き出されている。
また、セパレータ8の外周面には径方向外側に突出するフランジ部81が設けられている。フランジ部81の配置位置の後端に相当する外筒3の外周面には、周方向の3カ所以上において凹みが設けられており、この凹みによって、外筒3内において内向きに突出する係合部32が形成されている。セパレータ8は、フランジ部81の後端向きの面が係合部32に当接し、軸線O方向後方への移動が規制されている。
さらに、フランジ部81よりも先端側で、外筒3とセパレータ8との間の間隙には、保持金具85が配設されている。保持金具85は筒状に形成された金属製の部材で、自身の後端を内側に折り曲げて構成した支持部を有する。保持金具85は、自身の内部に挿通されるセパレータ8のフランジ部81の先端向きの面を支持部に係止させて、セパレータ8を支持している。この状態で、保持金具85が配置された部分の外筒3の外周面が加締められ、セパレータ8を支持した保持金具85が外筒3に固定されている。
セパレータ8の後端側にはフッ素系ゴムからなるグロメット9が配置されている。グロメット9は、外筒3の後端側の開口33に嵌められて、開口33付近の外周が加締められることにより、外筒3に保持されている。グロメット9には、外筒3内に大気を導入するための連通孔91が、軸線O方向に貫通して形成されている。酸素センサ1では、この連通孔91およびセパレータ8の収容部82を介し、外筒3内に大気を導入し、検出素子6の筒穴69内に形成された基準電極62が大気に晒されるように構成されている。連通孔91内には、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂から形成された薄膜状のフィルタ部材87およびその留め金具88が挿入されており、水滴等の進入が防止されている。また、グロメット9には、リード線18,19を挿通するための4つの挿通孔92も、それぞれ独立に形成されている(図1ではそのうちの2つの挿通孔92を示す)。
次に、ヒータ100について説明する。図1に示すように、ヒータ100は、酸素センサ1の軸線O方向に延びる丸棒状を有する。ヒータ100の先端部110は、検出素子6の筒穴69内で検出部64側に配置される。ヒータ100の後端部120は、筒穴69から露出されて、セパレータ8の収容部82内に配置される。
図2に示すように、ヒータ100は、アルミナセラミック製で丸棒状の碍管101を芯棒とし、碍管101の外周に絶縁性の高いアルミナセラミック製のグリーンシート140を巻き付けた状態で焼成したものを基体105とする。基体105内には、タングステン系の発熱抵抗体141が埋設されている。グリーンシート140は2枚のシートからなり、発熱抵抗体141は2枚のシート間に、ヒートパターンとして形成され、焼成によって埋設される。具体的に、発熱抵抗体141は、タングステン(モリブデンでもよい)を溶剤に溶かしたペースト状のインク(メタライズインク)を一方のグリーンシート140に印刷し、他方のグリーンシート140で挟み、碍管101に巻き付け、焼成することによって形成される。発熱抵抗体141のヒートパターンは、ヒータ100の先端部110に配置される発熱部142と、発熱部142の両端それぞれに接続され、後端部120へ向けて延びる一対のリード部143とからなる。発熱部142のパターンはリード部143のパターンよりも通電抵抗が大きくなるよう断面積が小さく形成されており、一対のリード部143間に通電されると、主に発熱部142において発熱する。なお、発熱部142とリード部143の組成を異ならせ、主に発熱部142において発熱するようにしてもよい。
ヒータ100の基体105の後端部120には、外表面上に2つの電極パッド150が形成されている。また、発熱抵抗体141の一対のリード部143は、それぞれ、グリーンシート140内で電極パッド150の形成位置まで延びている。グリーンシート140には、2つの電極パッド150の形成位置それぞれに、軸線O方向に並ぶ2つのスルーホール144がそれぞれ形成されている。各スルーホール144には、メタライズインクが充填されている。電極パッド150とリード部143とは、スルーホール144を介し、電気的に接続されている。電極パッド150も発熱抵抗体141と共に、タングステン系のメタライズインクの印刷により形成され、焼成によって、基体105と一体になる。
2つの電極パッド150には、ヒータ100に通電するための電極端子130がろう付けにより接合されている。電極端子130は板棒状のニッケル系合金からなり、真っ直ぐ延びる胴部133の一端を厚み方向に段状に折り曲げて、接続部132および対向部131が形成されている。電極端子130は、対向部131が電極パッド150上に配置された状態で、主に対向部131の部分が、銀を主成分とするろう材160によってろう付けされている。また、電極端子130の胴部133の対向部131とは反対側の端部には、外部回路接続用のリード線19(図1参照)が加締め固定される加締部134が形成されている。加締部134は、幅広に形成した胴部133の他端を、胴部133の長手方向に対して略直角にひねるようにねじ曲げ、両側の縁部分を一方の面側に折り返すことで、リード線19を加締める部分が形成されている。
このような構成の酸素センサ1において、上記したように、ヒータ100の電極端子130は、電極パッド150にろう付けされている。前述したように、電極パッド150は、2つのスルーホール144によって、グリーンシート140内に埋設された発熱抵抗体141のリード部143と電気的に接続されている。ここで、図3、図4に示すように、電極パッド150の軸線O方向における長さをLとする。本実施の形態では、電極パッド150の軸線O方向の長さLが3mm≦L≦5mmを満たすことを、後述するろう材160による電極端子130と電極パッド150との接合における前提条件として規定している。
2つのスルーホール144の大きさや互いの位置関係は、スルーホール144を覆ってグリーンシート140上に形成される電極パッド150の強度を確保する点が考慮されて、決められる。電極パッド150の強度を考慮したとき、2つのスルーホール144間の軸線O方向の長さとして、1.5mm以上を確保することが望まれる。スルーホール144間の長さが1.5mm未満の場合、スルーホール144間において電極パッド150が十分な長さを確保しにくくなり、電極パッド150に、スルーホール144を起点とするクラックや割れを生ずる虞がある。2つのスルーホール144は間の距離が離れるほどよく、1.5mm以上確保すれば、スルーホール144を起点とした電極パッド150のクラックや割れの発生を抑制できることが、設計時の試験よりわかっている。なお、本実施の形態では、2つのスルーホール144間の長さを2mmとしている。
また、スルーホール144間の長さが大きくなるほど、スルーホール144は、電極パッド150の軸線O方向の縁端に近づくこととなる。すなわち電極パッド150においては、自身の縁端とスルーホール144との距離を確保しにくくなり、上記同様、スルーホール144を起点とするクラックや割れを生ずる虞がある。スルーホール144と電極パッド150の縁端との距離を1mm以上確保すれば、スルーホール144を起点とした電極パッド150のクラックや割れの発生を抑制できることが、設計時の試験よりわかっている。
一方で、電極パッド150を軸線O方向に長くなるように大きさを確保しようとすることは、難しい。後述する評価試験1によれば、電極パッド150の長さLが5mmを超えると、電極パッド150の形成時の収縮に起因したクラックや割れを生ずる虞があり、ヒータ100の設計変更を行う必要が生ずる。こうしたことから、本実施の形態では、電極パッド150の長さLを5mm以下に規定している。
したがって、2つのスルーホール144間に1.5mm以上の距離を確保し、かつ、各スルーホール144と電極パッド150の縁端との間にそれぞれ1mm以上の距離を確保するには、電極パッド150の長さLを3.5mm以上とすればよい。もっとも、スルーホール144の数は2つに限定するものではなく、1つであっても、3つ以上であってもよい。スルーホール144が1つの場合、上記によれば、電極パッド150の長さLとして2mm以上を確保できれば足りる。ここで、電極端子130と電極パッド150との接合強度を確保するため、電極端子130の対向部131の長さとして、2.5mmを確保している。対向部131に対するろう付けに必要な大きさを考慮すると、電極パッド150の長さLとして、3mm以上を確保することが望ましい。以上より、本実施の形態では、電極パッド150の軸線O方向の長さLが3mm≦L≦5mmを満たすことを規定し、ろう材160による電極端子130と電極パッド150との接合における前提条件としている。
このように大きさが規定された電極パッド150の表面(接合面)に電極端子130をろう付けする際には、電極端子130の対向部131を、電極パッド150の軸線O方向の中央の位置(図中、矢印Mで示す。)を基準に、後端側にずらして配置している。換言すると、軸線O方向において、電極端子130の対向部131を、電極パッド150の中央部152から後端部153にかけて配置し、先端部151には配置されないようにしている。この状態でろう材160によるろう付けがなされることで、電極端子130の対向部131は、電極パッド150の後端部153寄りの位置で電極パッド150に接合される。そして、ろう材160は、電極パッド150の先端部151に存在しない。
電極パッド150の先端部151は、中央部152や後端部153よりも発熱抵抗体141の発熱部142に、より近い位置にある。電極パッド150の先端部151にろう材160が存在しなければ、発熱抵抗体141への通電に伴い発生する熱がろう材160に与える負荷を、先端部151にろう材160が存在する場合と比べ、低減することができる。ろう材160に加わる熱負荷が低減することにより、電極端子130と、ヒータ100の外周面に接する内側端子70の先端部71との間で、ろう材160によるマイグレーションの発生を、より抑制することができる。特に、本実施の形態では、ろう材160の主成分が比較的マイグレーションを生じやすい銀であるので、電極パッド150の先端部151にろう材160が存在しないことによるマイグレーションの発生に対する抑制効果が大きい。
なお、図4、図5に示すように、ろう材160が、対向部131の側面から電極パッド150の表面にかけて末広がりとなった、いわゆるフィレット形状を形成するように、ろう材160の使用量を調整するとよい。電極端子130の対向部131を電極パッド150の表面にろう付けする上で、ろう材160がフィレット形状を形成することで、接合強度を得ることができる。さらに、対向部131を電極パッド150の後端側にずらした状態で、ろう材160がろう付けによってフィレット形状となれば、ろう材160の使用量を減らし、確実に、先端部151にろう材160が存在することがない。そして、フィレット形状に広がるろう材160の裾野の端部(際(キワ))が、電極パッド150の縁端に到達するとよい。こうすることにより、ろう材160の裾野が広がる面積を確保し、ろう材160が、確実なフィレット形状を形成することができるので、電極端子130と電極パッド150との接合強度をより高めることができる。なお、本実施の形態では、ろう材160によるフィレット形状が確実に形成されるように、図5に示す、電極パッド150の軸線Oと直交する方向(基体105の周方向)において、電極端子130の幅を1mmとし、電極パッド150の幅を2.4mmとしている。
なお、本実施の形態は、各種変更が可能である。例えば、図6に示す、ヒータ200のように、電極端子130の対向部131を電極パッド150にろう付けする際に、ろう材260のキワが、電極パッド150の縁端には到達しないようにしてもよい。銀を主成分とするろう材260に、銀のマイグレーションを抑制するため、例えば銅を含有することがある。このようなろう材260を用いる場合、銅の腐食防止のため、例えばニッケルめっき265で、ろう付けした対向部131をろう材260ごと覆って保護するとよい。その際に、電極パッド150の縁端からろう材260のキワを離すことで、ろう材260をニッケルめっき265により完全に覆って電極パッド150との間に封じることができる。これにより、ろう材260が外部に露出することを防止できるので、腐食を防止することができる。
そして本実施の形態と同様に、電極パッド150の先端部151にろう材260が存在しないことで、ニッケルめっき265も、先端部151には存在しないようにすることができる。よって、発熱抵抗体141への通電に伴う熱がニッケルめっき265に与える負荷を低減できるので、ニッケルめっき265の耐久性を高めることができる。そして、ニッケルめっき265によるろう材260の保護を、より確実なものとすることができ、銅の腐食を防止するだけでなく、銀のマイグレーションも抑制することができる。
また、図7に示す、ヒータ300のように、電極パッド150の軸線O方向の中央の位置Mよりも後端側に、電極端子330の対向部331を配置してもよい。そして、ろう材360の先端側のキワの位置が、電極パッド150の中央の位置Mよりも後端側に配置されるようにするとよい。このようにすることで、電極パッド150の先端部151に、確実に、ろう材260が存在しないようにすることができるので、銀のマイグレーションの発生をさらに抑制することができる。
また、ろう材160の主成分を銀としたが、銀でなくともよく、例えば銅であってもよい。なお、本実施の形態において、主成分とは、含有される全成分のうち50%以上の含有量を占める成分をいう。
[評価試験1] ヒータ100の電極パッド150について、軸線O方向の長さLを5mm以下に規定したのは、以下の評価試験の結果に基づく。評価試験では、ヒータ100の後端部120に、軸線O方向の長さの異なる電極パッド150を形成した4種類のヒータのサンプルを、各100本ずつ、400本用意した。具体的に、従来品と同等の大きさで、2つのスルーホール間の距離が2mmのグリーンシートを用意し、メタライズインクの印刷により、発熱抵抗体および電極パッドのパターンを形成した。また、スルーホール内にもメタライズインクを充填した。
このとき、最初の100本には、各スルーホールから電極パッドの縁端までの軸線O方向の距離をそれぞれ1.5mmとなるように、長さLが5.0mmの電極パッドを印刷した。次の100本は、各スルーホールから縁端までの距離をそれぞれ1.6mmとした、長さLが5.2mmの電極パッドを印刷した。次の100本は、各スルーホールから縁端までの距離をそれぞれ1.75mmとした、長さLが5.5mmの電極パッドを印刷した。残る100本は、各スルーホールから縁端までの距離をそれぞれ2mmとした、長さLが6.0mmの電極パッドを印刷した。発熱抵抗体および電極パッドが印刷されたグリーンシートを対となるグリーンシートと合わせ、それぞれ碍管に巻き付けて焼成した。焼成後、各サンプルの電極パッドを観察し、クラックの発生の有無を確認した。サンプルの種類ごとに、クラックが発生したサンプルの本数を数え、サンプル数で割ってクラック発生率を求めた。この評価試験の結果を表1に示す。
Figure 0005336426
表1に示すように、電極パッドの長さLが5.0mmの場合にはクラックは発生しなかったが(0%)、長さLが長くなるにつれ、クラックの発生率が高くなっていった。電極パッドの長さLが5.2mmのサンプルでは、100本中3本(3%)のサンプルにクラックが生じた。電極パッドの長さLが5.5mmのサンプルでは、100本中23本(23%)のサンプルにクラックが生じた。電極パッドの長さLが6.0mmのサンプルでは、100本中50本(50%)のサンプルにクラックが生じた。このように、電極パッドの長さLが5.0mmを超えると、焼成後にクラックを生ずる虞があることが確認された。
もっとも、モリブデン系のメタライズインクを用いたり、タングステン系でも溶剤の添加量を変更したりすれば、電極パッドの長さLが5.0mmより長くてもクラックを生じない場合もある。しかしながら、電極パッドの長さLを5.0mmより長くできるように、メタライズインクの組成を変更すれば、同一のメタライズインクを用いて形成される発熱抵抗体についても、焼成条件や特性などに影響を生ずる虞がある。ゆえに、ろう材160による電極端子130と電極パッド150との接合における前提条件として、電極パッドの長さLを5.0mm以下とすることが望ましい。
1 酸素センサ
6 検出素子
62 基準電極
64 検出部
69 筒穴
70 内側端子
100 ヒータ
105 基体
130 電極端子
141 発熱抵抗体
150 電極パッド
151 先端部
160 ろう材

Claims (2)

  1. 軸線方向に延び先端側が閉じた有底筒状の検出素子であって、先端側に検出対象ガス中の特定成分の検出を行うための検出部を有し、後端側の内周面上に、前記検出部から出力が伝わる電極部が形成された検出素子と、
    前記検出素子の筒穴内に挿入された棒状のヒータであって、発熱抵抗体と、該発熱抵抗体を埋設してなるセラミック基体と、前記セラミック基体の外表面に配置され、前記発熱抵抗体と電気的な接続を行う電極パッドと、前記電極パッドにろう材によって接合され、外部回路との電気的な接続を行う端子部材と、を備えたヒータと、
    少なくとも前記検出素子の筒穴内に挿入されると共に、前記ヒータを取り囲む筒状の出力端子であって、前記検出素子の前記電極部に電気的に接続すると共に、前記電極パッドよりも先端側で前記ヒータと接触する出力端子と、
    を備えたガスセンサにおいて、
    前記電極パッドと前記発熱抵抗体とを電気的に接続する、前記電極パッドの軸線方向中央よりも先端側および後端側に形成される2以上のスルーホールをさらに備え、
    前記軸線方向における前記電極パッドの長さをLとすると、3mm≦L≦5mmであり、
    前記電極パッドの前記端子部材と対向する接合面に対して、前記2以上のスルーホールのうち、後端側に形成されたスルーホールの形成位置のみに前記端子部材が存在するように、前記端子部材は前記接合面の軸線方向中央よりも後端側にずらして接合され、
    前記ろう材は、前記電極パッドの先端部に存在しないことを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記ろう材は、Agを主成分とするものであることを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
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