JP5820883B2 - ガスセンサ - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本国際出願は、2011年8月17日に日本国特許庁に出願された日本国特許出願第2011−178355号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2011−178355号の全内容を参照により本国際出願に援用する。
本発明は、自動二輪や乗用車等の車両に搭載される内燃機関から排出される排気ガスに含まれる酸素等の検出に用いて好適なガスセンサに関する。
従来、排気ガスに含まれる酸素濃度を検知するガスセンサとして、酸素イオン導電性を有するガス検出素子が設けられたセンサであって、車両の内燃機関の排気管に取付けられるものが知られている(例えば、特許文献1から3まで参照)。
特許文献1から3までに記載されているガスセンサと同様な構成を有するセンサの一般的な構成を説明すると(図6参照)、ガスセンサP5では、ガス検出素子P1が主体金具P2内に固定されるとともに、ガス検出素子P1の後端側を金属製の外筒P3および保護外筒P4で覆われている。
ガス検出素子P1は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体から形成された素子本体(センサ素子)を備えるとともに、少なくとも素子本体の内側に内側電極P7を備えて構成されている。
この種のガスセンサP5では、ガス検出素子P1の後端側に、外筒P3の後端側で位置決めされたセパレータP6が配置され、内側電極P7に接触する端子金具P8が配置されている。また、ガス検出素子P1の内部には、ガス検出素子P1を加熱するヒータP9が配置され、ヒータP9は、先端がガス検出素子P1の内周面に押し付けられている。
特許文献1から3までに記載されているように、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)を構成する材料として、酸化ジルコニア等のセラミックス材料から形成された固体電解質体が用いられている。このようなガス検出素子P1が、酸素センサとして機能するためには、ガス検出素子P1が作動温度にまで加熱される必要がある。そのため、ガスセンサP5には、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)を作動温度にまで加熱するヒータP9が設けられることが一般的である。
また、内燃機関の始動時など、短い時間内に正確な酸素濃度を検出することが要求される場合には、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)の温度を短い時間内に作動温度にまで高める必要、言い換えるとガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)を早期に活性化させる必要がある。このとき、ヒータP9と、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)とが離れていると、ヒータP9で発生した熱がガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)に伝わるまでに時間がかかり、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)の活性化に必要な時間が長くなる。そこで、ヒータP9(特に、ヒータP9の発熱部)とガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)とを直接接触して配置することにより、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)の活性化に必要な時間を短縮する方法が採用されている。
特開2000−035416号公報 特開2002−031618号公報 特開2002−005877号公報
上述のように、ヒータP9とガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)とを直接接触させる場合、図6に示すように、ヒータP9の先端側の側面をガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)に接触させる方法と、特許文献1から3までに記載されているように、ヒータP9の先端をガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)に接触させる方法と、が知られている。
ヒータP9の側面をガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)に接触させる方法は、先端を接触させる方法と比較して、ヒータP9における最も温度が高くなる発熱部分をガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)に直接接触させることができる。そのため、熱をガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)に伝えやすい、言い換えるとガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)の早期活性化を図りやすいという利点がある。
これに対して、ヒータP9の先端をガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)に接触させる方法は、側面を接触させる方法と比較して、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)の先端内面に熱を伝えるため、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)における周方向の温度分布を均一化させやすい。このようにガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)における温度差を小さくすることにより、ガス検出素子P1から出力される信号の振れを抑制することができる利点がある。
つまり、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)の早期活性化を優先して、ヒータP9の側面をガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)に接触させると、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)から出力される信号の振れを抑制することが困難になるという問題がある。また、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)から出力される信号の振れの抑制を優先して、ヒータP9の先端をガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)に接触させると、ガス検出素子P1の素子本体(センサ素子)の活性化に要する時間が長くなるという問題がある。
本発明の一側面においては、ガス検出素子の素子本体(センサ素子)の活性化に要する時間を短縮すると共に、ガス検出素子の素子本体(センサ素子)の出力の振れを抑制することができるガスセンサを提供することが望ましい。
本発明は、以下の手段を提供する。
本発明のガスセンサは、少なくとも、軸線を中心とした筒状の筒部および該筒部の先端を閉じる先端部を有する固体電解質体からなるセンサ素子と、自身の外径寸法が前記センサ素子の内径寸法よりも小さく形成されており、前記センサ素子の内部に配置され、発熱することにより前記センサ素子を加熱する筒状または柱状のヒータと、を備えるガスセンサであって、前記ヒータの先端側には発熱部が設けられ、前記ヒータの先端部は前記センサ素子の前記先端部の内面と接触し、かつ、前記ヒータの側部のうち前記発熱部の形成領域は前記センサ素子の前記筒部の内周面と直接接触し、かつ、前記ヒータの後端部は前記センサ素子の前記筒部から離間している。また、このガスセンサにおいては、前記ヒータの先端角部には面取りが施されてなる面取り部が形成されており、該面取り部は、前記センサ素子の前記先端部の内面と非接触状態である。
このような構成のガスセンサは、ヒータの先端部がセンサ素子の先端部の内面のみと接触する形態のガスセンサや、あるいは、ヒータの側部がセンサ素子の筒部の内周面と接触する形態のガスセンサに比べて、ヒータとセンサ素子との接触面積を大きく確保でき、ヒータからセンサ素子への熱伝導が良好となる。
よって、本発明のガスセンサによれば、センサ素子の活性化に要する時間を短縮すると共に、センサ素子の出力の振れを抑制することができる。
上記発明においては、前記センサ素子の前記先端部の内面が平坦に形成されてもよい。
このような構成のガスセンサによれば、先端部の内面が平坦に形成されているため、ヒータの先端と側面とを、それぞれセンサ素子の先端部の内面と、筒部の内周面とに直接接触させやすくなる。
つまり、先端部の内面が平坦に形成されていると、ヒータの先端が内面と接触した際に、内面がヒータの先端を受け止めやすくなる。すると、筒部の内周面とヒータの側面とを接触させた状態で、さらに、先端部の内面とヒータの先端とを接触させようとした際に、筒部の内周面とヒータの側面とを離間させる力が働きにくい。つまり、ヒータの先端と側面とを、それぞれセンサ素子の先端部の内面と、筒部の内周面とに直接接触させやすくなる。なお、先端部の内面は、軸線に対して直交する平坦な面としてもよい。
上記発明においては、前記ヒータの先端角部には面取りが施されてなる面取り部が形成されており、該面取り部は、前記センサ素子の前記先端部の内面と非接触状態である。
このような構成のガスセンサにおいては、ヒータの先端角部の面取り部とセンサ素子における先端部の内面との間に隙間が生じるため、ヒータの先端角部の面取り部は、センサ素子の先端部の内面と非接触状態となる。
これにより、ヒータの先端角部がセンサ素子の先端部の内面と干渉するのを回避できるため、センサ素子の先端部の内面とヒータの先端とを接触させつつ、センサ素子の筒部の内周面とヒータの側面とを接触させることが容易になる。
上記発明において、前記センサ素子は、前記筒部および前記先端部を一体に形成したものであり、前記筒部の内周面と前記先端部の内面との境目である接続部は、前記内周面と前記内面とを滑らかにつなぐ円弧状の曲面に形成されてもよい。
具体的には、前記筒部の内周面の直径R(または半径R)と、前記先端部の内面の直径r(または半径r)とは、0.3≦r/Rの関係を満たしてもよく、さらには、前記筒部の内周面の直径R(または半径R)と、前記先端部の内面の直径r(または半径r)とは、r/R=0.47の関係を満たしてもよい。
このように、筒部の内周面と先端部の内面との接続部を、滑らかな円弧状の曲面として形成することにより、例えば、接続部を角状に形成する場合と比較して、接続部への応力の集中を抑制することができ、センサ素子の破損を抑制することができる。なお、円弧状の曲面として形成された接続部の範囲、例えば接続部の円弧の半径は、先端部の内面と接触するヒータの先端が、接続部と接触することが抑制できる範囲としてもよい。言い換えると、上述の0.3≦r/Rの関係を満たしてもよく、さらには、r/R=0.47の関係を満たしてもよい。このようにすることで、ヒータの先端と側面とを、それぞれセンサ素子の先端部の内面と、筒部の内周面とに直接接触させやすくなる。
上記発明において、前記センサ素子の前記先端部は、前記内面のほかに、前記センサ素子の先端である外面も平坦に形成してもよい。
このようにセンサ素子の先端、言い換えると先端部の先端である外面を平坦に形成することにより、先端部の外面を球面状に形成した場合と比較して、先端部の体積が小さくなる。そのため、同じ割合で加熱された場合、先端部の外面が平坦に形成されていると温度の上昇が早くなる。
上記発明において、前記センサ素子の前記先端部は、前記軸線方向の厚さが、前記センサ素子の前記筒部における前記ヒータが接触する部分の径方向の厚さ以上の厚さとしてもよい。
このように、先端部の厚さを筒部の厚さ以上の厚さとすることにより、筒部の厚さ未満である場合と比較して、先端部の破損を抑制することができる。例えば、先端部は、ヒータが挿入される際にヒータの先端が突き当てられる部分であるため、先端部の厚さが不十分で強度が不足すると、亀裂などの欠陥が発生しやすい。この欠陥は、センサ素子の温度変化などの影響を受けて亀裂などに成長し、破損につながるおそれがある。
上記発明において、前記センサ素子の前記先端部は、前記軸線方向の厚さが、前記センサ素子の前記筒部における前記ヒータが接触する部分の径方向の厚さと同一の厚さとしてもよい。
このように、先端部の厚さを筒部の厚さと同一の厚さとすることにより、先端部の厚さを筒部の厚さよりも厚くした場合と比較して、先端部の強度を確保しつつ、先端部の体積を小さくすることができる。
本発明のガスセンサによれば、ヒータの先端部はセンサ素子の先端部の内面と接触し、かつ、ヒータの側部はセンサ素子の筒部の内周面と接触しているため、ヒータとセンサ素子との接触面積を大きく確保でき、ヒータからセンサ素子への熱伝導が良好となる。その結果、ヒータで発生する熱がガス検出素子の素子本体(センサ素子)を構成する固体電解質体に伝わりやすくなり、ガス検出素子の素子本体(センサ素子)の活性化に要する時間を短縮することができる。さらに、固体電解質体における温度分布が不均一になることを抑制でき、ガス検出素子の素子本体(センサ素子)の出力の振れを抑制することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るガスセンサの全体構成を説明する断面視図である。 図1のガス検出素子の構成を説明する図である。 図1のガス検出素子における先端の構成を説明する模式図である。 図3A−3Bのガス検出素子における先端部の他の実施例を説明する模式図である。 図3A−3Bのガス検出素子の構成のさらに他の実施例を説明する摸式図である。 従来のガスセンサの全体構成を説明する断面視図である。 従来の「先当て構造」のガスセンサのうちガス検出素子およびヒータの断面視図である。 本発明を適用したガスセンサと2つの比較例(従来のガスセンサ)との比較測定に関する測定結果である。
1…ガスセンサ、11…素子本体(センサ素子)、12…筒部、13…先端部、15…接続部、16…外側電極、19…内側電極、20…ヒータ、25…面取り部
この発明の一実施形態に係るガスセンサについて、図1から図4を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るガスセンサ1の全体構成を説明する断面視図である。
本実施形態では、本発明のガスセンサを、例えば乗用車等の車両に搭載された内燃機関のシリンダヘッドに締結され、シリンダヘッド内に形成された排気流路内にガスセンサの先端部分が突出されたセンサであり、排気ガス中の酸素濃度を計測する酸素センサに適用して説明する。なお、以下の説明では、軸線Oに沿う方向のうち、主体金具60に対してプロテクタ80の取り付けられる側を先端側とし、この逆側を後端側として説明する。
本実施形態のガスセンサ1は、後述するガス検出素子10を加熱するためのヒータ20を備えたセンサであり、ヒータ20の熱によってガス検出素子10を加熱して活性化し、排気ガス中の酸素濃度を計測するものである。
ガスセンサ1には、図1に示すように、ガス検出素子10と、ヒータ20と、セパレータ30と、シール部材40と、端子金具50と、リード線55とが主として備えられているとともに、それらの周囲を覆う主体金具60と、プロテクタ80と、外筒90等が備えられている。
図2は、図1のガス検出素子10の構成を説明する図であり、ガス検出素子10は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体から形成された素子本体(センサ素子)11を備えている。ガス検出素子10は、素子本体11、外側電極16、縦リード部17、環状リード部18を主に備えて構成されている。
素子本体11(センサ素子11)は、軸線O方向に延びる円筒状に形成された筒部12と、筒部12の先端側の端部(図2の下側の端部)を閉塞する先端部13と、主に備えて構成されている。素子本体11の中央部の外周には、径方向外向きに突出する鍔部14が周方向にわたって設けられている。
本実施形態では、筒部12は直径が3.0mmの内周面を有し、素子本体11の厚さ、すなわち素子本体11の内面から外面にかけての厚さにおいて、鍔部14の直下の厚さが1.0mmから1.5mmまでであり、鍔部14よりも後端側の厚さが2.0mmに形成されている。さらに、筒部12の先端側では、厚さが0.5mmに形成されている。筒部12の内周面は、少なくとも先端の近傍において、言い換えるとヒータ20と接触する領域の近傍において、径の大きさが一定に形成されている。
図1および図3Aに示すように、先端部13は、筒部12の先端側と同様に、厚さが0.5mmに形成された円板状の部材である。言い換えると先端部13における内面(素子本体11の内側に位置する面)、および、外面(素子本体11の外側に位置する面)は平坦に形成されている。さらに、先端部13の内面と、筒部12の内周面との境目である接続部15は、両者を滑らかにつなぐ円弧状の曲面として形成されている。
このように接続部15を、滑らかな円弧状の曲面として形成することにより、先端部13の内面と、筒部12の内周面との境目に割れ目が発生することを抑制でき、素子本体11の破損を抑制することができる。
さらに、図3Bに示すように、筒部12の内直径(または内半径)をRとし、先端部13の内面における平坦領域の直径(または半径)をrとすると、筒部12の内直径(または内半径)Rと、先端部13の平坦領域径(または直径)rとの間には、
0.3≦r/R
の関係が成り立つ。さらには、
r/R=0.47
の関係を満たすように、筒部12の内直径(または内半径)R、および、先端部13の平坦領域径(または直径)rが定められてもよい。
素子本体11を構成する固体電解質体としては、例えば、Y23又はCaOを固溶させたZrO2が代表的なものである。この固体電解質体以外にも、アルカリ土類金属または希土類金属の酸化物とZrO2との固溶体である固体電解質体を使用しても良い。また、アルカリ土類金属または希土類金属の酸化物とZrO2との固溶体に、さらにHfO2が含有された固体電解質体を使用しても良い。
素子本体11の外周面には、外側電極16と、縦リード部17と、環状リード部18とが形成されている。外側電極16は、ガス検出素子10の先端側に、PtあるいはPt合金(以下、「Pt等」と表記する。)を多孔質に形成した電極である。縦リード部17は、外側電極16から軸線方向に延びる導電部であり、Pt等から形成されたものである。環状リード部18は、鍔部14の下面側(図2の下方)に環状に形成され、縦リード部17と導電可能に接続される導電部であり、Pt等から形成されたものである。素子本体11の内周面には、Pt等を多孔質に形成した内側電極19が形成されている。
ヒータ20は、図1に示すように、ガス検出素子10の内部に配置されて素子本体11の加熱を行う長尺の加熱手段である。
ヒータ20は、丸棒状のアルミナからなるセラミック管21と、セラミック管21の外周を覆うアルミナからなるセラミック層22と、から主に構成されている。セラミック層22における先端側には、電力が供給されることにより熱を発生する発熱部23が設けられている。本実施形態では、発熱部23として、電力が供給されることにより熱を発生させる材料、例えばタングステン系の材料から形成された発熱抵抗体24が、セラミック層22に埋め込まれている例に適用して説明する(図3A参照)。なお、本実施形態では丸棒状のヒータを用いた例に適用して説明したが、ヒータの形状は、丸棒状に限らず、筒状または柱状であっても良い。
ヒータ20は、ガス検出素子10の軸線に対して斜めに配置されている。さらに、ヒータ20のセラミック管21は、先端においてセラミック層22から突出し、素子本体11の先端部13における内面の平坦領域と直接に接触している。ヒータ20の発熱部23は、素子本体11の筒部12における側面である内周面と直接に接触している。ヒータ20の先端角部には、面取りが施されてなる面取り部25が形成されている。この面取り部25は、素子本体11(センサ素子11)の先端部13の内面(接続部15など)と非接触状態である。ヒータ20の後端には、発熱部23と電気的に接続され、発熱部23に電力を供給する一対の電極26が設けられている。図1では、一対の電極26のうち一方の電極のみが図示されている。
セパレータ30は、図1に示すように、ガス検出素子10とシール部材40との間に配置される部材であり、電気絶縁性を有する材料、例えばアルミナから形成された円筒形状の部材である。セパレータ30には、端子金具50や電極26などを収納する収容部31が設けられている。収容部31は、セパレータ30を軸線O方向に貫通して形成された貫通孔であり、セパレータ30よりも先端側の空間と、後端側の空間との間で大気の流通を可能とするものである。
さらに、セパレータ30の外周面には、径方向外側に突出するフランジ部32が設けられている。セパレータ30におけるフランジ部32よりも先端側の外周面には、略円筒状に形成された保持金具33が、セパレータ30が内部に挿入されるように配置されている。
シール部材40は、例えばフッ素ゴムなどの弾性材料からなる円筒形状の栓部材であり、ガスセンサ1の後端に配置される部材である。シール部材40は、軸線O方向を高さ方向とする略円柱状に形成された栓部材であり、外筒90の後端を塞ぐ部材である。シール部材40は、セパレータ30の後端側の面に当接するように外筒90の後端側の開口に嵌め込まれている。シール部材40は、外筒90におけるシール部材40の側面に対応する位置に形成された外筒加締部91によって、外筒90に固定されている。外筒加締部91は、外筒90を径方向内側に向かって凹状に変形させた部分であり、外筒90を周方向に一周する溝状に形成された部分である。シール部材40の径方向の中央には、軸線O方向に貫通する大気連通孔41が形成されると共に、大気連通孔41よりも径方向外側に軸線O方向に貫通する4つのリード線挿通孔42が周方向に等間隔に形成されている。
大気連通孔41は、シール部材40により閉塞された外筒90の内部に大気を導く貫通孔である。大気連通孔41の内部には、フィルタ部材43および留め金具44が挿入されている。フィルタ部材43は、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂から形成されたマイクロメータ単位の網目構造を有する薄膜状のフィルタである。そのため、フィルタ部材43は、水滴等の透過を許さず、大気の通過は許容するものである。留め金具44は、筒状に形成された部材であり、フィルタ部材43をシール部材40に固定するものである。具体的には、留め金具44の外周と大気連通孔41の内周との間にフィルタ部材43を挟みこみ、フィルタ部材43をシール部材40に固定するものである。
端子金具50は、ニッケル合金(例えばインコネル750。英インコネル社製、登録商標)から形成された4つの金具であり、それぞれが素子本体11の外側電極16および内側電極19、並びに、ヒータ20の一対の電極26と電気的に接続されるものである。それぞれの端子金具50には、リード線55の芯線が加締め接続されて電気的に接続されている。図1では、4本のリード線55のうち3本のリード線55が図示されている。
主体金具60は、図1に示すように、ステンレス合金(例えば、JIS規格のSUS310S)から形成された部材であり、概ね円筒状に形成された部材である。主体金具60には、ガス検出素子10の鍔部14を支持する段部61が、内周面から径方向内側に向かって、周方向にわたって突出して設けられている。
主体金具60の先端側の外周面には、ガスセンサ1を内燃機関のシリンダヘッド(図示せず。)に取付けるネジ部62と、ネジ部62をシリンダヘッドにネジ込むための取付工具を係合させる六角部63と、が周方向にわたって設けられている。ネジ部62と六角部63との間には、環状のガスケット64が配置されている。ガスケット64は、ガスセンサ1とシリンダヘッドとの間の隙間からのガス抜けを防止するものである。
主体金具60におけるネジ部62よりも先端側には、後述するプロテクタ80が係合される先端係合部65が形成されている。先端係合部65は、ネジ部62よりも外周面の径が小さく形成された部分である。また、主体金具60における六角部63よりも後端側には、六角部63から後端側に向かって順に、外筒90と係合される後端係合部66と、ガス検出素子10を加締め固定する加締固定部67と、が形成されている。
主体金具60の内部には、段部61から後端側に向かって順に、金属製の先端側パッキン71、アルミナからなる筒状の支持部材72、金属製の後端側パッキン73、滑石の粉末からなる充填部材74、アルミナ製のスリーブ75、および、環状のリング76が配置されている。支持部材72の内周面には段部が形成されており、当該段部により素子本体11の鍔部14が支持されている。なお、支持部材72と鍔部14との間に後端側パッキン73が挟まれて配置されている。
リング76は、スリーブ75と加締固定部67との間に配置されるものであり、加締固定部67が、径方向内側かつ先端側に変形されることにより加わる先端方向への力を、充填部材74、後端側パッキン73、支持部材72、先端側パッキン71に伝えるものである。この押し付ける力により、充填部材74は軸線O方向に圧縮充填され、かつ、主体金具60の内周面および素子本体11の外周面との隙間を気密に埋める。
プロテクタ80は、ガスセンサ1がシリンダヘッドに取り付けられた際に、流路内に突出するガス検出素子10を、流路内を流れるガス中に含まれる水滴や異物等の衝突から保護するものである。プロテクタ80は、ステンレス鋼(例えば、JIS規格のSUS310S)から形成された部材であり、ガス検出素子10の先端を覆う保護部材である。プロテクタ80は、軸線方向に延びる筒状の部材であって、先端が閉塞された形状に形成されている。プロテクタ80の後端縁は、主体金具60の先端係合部65に溶接によって固定されている。
プロテクタ80には、有底筒状に形成され開放された側の周縁部が先端係合部65に嵌め合わされる外側プロテクタ81と、外側プロテクタ81の内部に固定された有底筒状に形成された内側プロテクタ82と、が設けられている。言い換えると、プロテクタ80は、外側プロテクタ81および内側プロテクタ82からなる2重構造を有している。
外側プロテクタ81および内側プロテクタ82の円筒面には、内部にガスを導入する導入口83が設けられている。図1では、外側プロテクタ81の導入口83のみが図示されており、内側プロテクタ82の導入口83は配置の関係上、図示されていない。さらに、外側プロテクタ81および内側プロテクタ82の底面には、内部に入り込んだ水滴や、ガスを排出する外側排出口84、内側排出口85がそれぞれ設けられている。
外筒90は、主体金具60とは異なるステンレス鋼(例えば、JIS規格のSUS304L)から形成された部材であり、外筒90の内部に主体金具60の後端係合部66が差し込まれて、主体金具60に固定されるものである。外筒90の内部には、主体金具60の後端から突出したガス検出素子10の後端や、セパレータ30や、シール部材40が配置されている。
上記の構成によれば、素子本体11の先端部13の内面が平坦に形成されているため、ヒータ20の先端と側面とを、それぞれ素子本体11の先端部13の内面と、筒部12の内周面とに直接接触させやすくなる。そのため、ヒータ20の先端および素子本体11の先端部13の内面のみを接触させる場合や、ヒータ20の側面および素子本体11の筒部12の内周面のみを接触させる場合と比較して、素子本体11を短時間で昇温させることができ、ガス検出素子10の活性化に要する時間を短縮することができる。また、素子本体11の先端における温度分布を均一にすることができ、ガス検出素子10の出力の振れを抑制することができる。
例えば、先端部13の内面が球面状に形成されている場合には、筒部12の内周面とヒータ20の側面とを接触させた状態で、さらに、先端部13の内面とヒータ20の先端とを接触させようとすると、球面状に形成された内面を滑ることによりヒータ20の先端が内面の中央に導かれやすくなる。すると、筒部12の内周面とヒータ20の側面とが離れやすくなる。言い換えると、ヒータ20の先端と側面とを、それぞれ先端部13の内面と、筒部12の内周面とに直接接触させることが難しくなる。
これに対して、先端部13の内面が平坦に形成されていると、ヒータ20の先端が内面と接触した際に、先端部13の内面がヒータ20の先端を受け止めやすくなる。すると、筒部12の内周面とヒータ20の側面とを接触させた状態で、さらに、先端部13の内面とヒータ20の先端とを接触させようとした際に、筒部12の内周面とヒータ20の側面とを離間させる力が働きにくい。つまり、ヒータ20の先端と側面とを、それぞれ素子本体11の先端部13の内面と、筒部12の内周面とに直接接触させやすくなる。なお、先端部13の内面は、素子本体11の軸線に対して直交する平坦な面としてもよい。
素子本体11の先端、言い換えると先端部13の先端である外面を平坦に形成することにより、先端部13の外面を球面状に形成した場合と比較して、先端部13の体積を小さくすることができる。そのため、素子本体11が同じ割合で加熱された場合、先端部13の外面が平坦に形成されていると素子本体11の温度の上昇を早くすることができ、ガス検出素子10の活性化に要する時間を短縮することができる。
また、先端部13の厚さが筒部12の厚さと同一の厚さであるため、先端部13の厚さを筒部12の厚さよりも厚くした場合と比較して、先端部13の強度を確保しつつ、先端部13の体積を小さくすることができる。
さらに、上記のガスセンサ1においては、ヒータ20の先端角部の面取り部25と素子本体11(センサ素子11)における先端部13の内面との間に隙間が生じるため、ヒータ20の先端角部の面取り部25は、素子本体11(センサ素子11)の先端部13の内面と非接触状態となる。
これにより、ヒータ20の先端角部が素子本体11(センサ素子11)の先端部13の内面と干渉するのを回避できるため、素子本体11(センサ素子11)の先端部13の内面とヒータ20の先端とを接触させつつ、素子本体11(センサ素子11)の筒部12の内周面とヒータ20の側面とを接触させることが容易になる。
ここで、特許請求の範囲と上記実施形態とにおける文言の対応関係について説明する。
素子本体11(センサ素子11)がセンサ素子の一例に相当し、筒部12が筒部の一例に相当し、先端部13が先端部の一例に相当し、接続部15が接続部の一例に相当する。また、ヒータ20がヒータの一例に相当する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、素子本体11の先端部13の外面は、図3Aおよび図3Bに示すように平坦に形成されていてもよいし、図4に示すように、筒部12の外周面と滑らかに接続された曲面、例えば半球状の曲面として形成されていてもよく、特に限定するものではない。
このようにすることで、素子本体11の先端部13の厚さが、筒部12の厚さよりも厚くなり、素子本体11の先端部13の厚さが筒部12の厚さ未満である場合と比較して、先端部13の破損を抑制することができる。例えば、先端部13は、ヒータ20が挿入される際にヒータ20の先端が突き当てられる部分であるため、先端部13の厚さが不十分で強度が不足すると、亀裂などの欠陥が発生しやすい。この欠陥は、素子本体11の温度変化などの影響を受けて亀裂などに成長し、破損につながるおそれがある。
さらに、素子本体11の筒部12は、図5Aおよび図5Bに示すように、ヒータ20と接触する先端側であっても、内周の径が先端部13に近づくに伴い小さくなるテ―パ状に形成されていてもよい。この場合、ヒータ20の傾きは、図5Aに示すように、ヒータ20のセラミック層22、特に発熱部23が筒部12の内周面と線接触する傾きであってもよいし、図5Bに示すように、図5Aの場合とは逆の傾き、つまり、セラミック層22の先端が筒部12の内周面と接触する傾きであってもよく、特に限定するものではない。
次に、本発明を適用したガスセンサと2つの比較例(従来のガスセンサ)との比較測定に関する測定結果について説明する。
なお、比較測定は、「センサ素子における異なる部位間の温度差」、「センサ活性時間」、「センサ出力バラツキ」の3項目について実施した。
また、比較例(従来のガスセンサ)の1つとしては、図6に示すガスセンサのようにヒータがセンサ素子内面の側面に当接するガスセンサ(換言すれば、「横当て構造」のガスセンサ)を用いた。また、もう1つの比較例(従来のガスセンサ)としては、ヒータがセンサ素子内面の先端に当接するガスセンサ(換言すれば、「先当て構造」のガスセンサ)と、を用いた。
図7に、「先当て構造」のガスセンサのうちガス検出素子P1およびヒータP9の断面図を示す。
図8に、「センサ素子における異なる部位間の温度差」、「センサ活性時間」、「センサ出力バラツキ」のそれぞれの測定結果を示す。なお、「センサ素子における異なる部位間の温度差」とは、センサ素子の外周表面のうち、最高発熱部分と、センサ素子の周方向における反対側部分(周方向に180度移動した部分)と、の温度差である。
図8の測定結果から判るように、「センサ素子における異なる部位間の温度差」に関しては、「横当て構造」のガスセンサが最も温度差が大きく、本発明を適用したガスセンサおよび「先当て構造」のガスセンサは温度差が小さい。この測定結果から、本発明を適用したガスセンサは、「横当て構造」のガスセンサに比べて、センサ素子の温度分布が不均一になるのを抑制できることが判る。
次に、「センサ活性時間」に関しては、「先当て構造」のガスセンサが最も長い時間を要しており、「横当て構造」のガスセンサ、本発明を適用したガスセンサの順にセンサ活性時間が短くなる。この測定結果から、本発明を適用したガスセンサは、「先当て構造」のガスセンサや「横当て構造」のガスセンサに比べて、センサ活性時間を短縮できることが判る。
次に、「センサ出力バラツキ」に関しては、「横当て構造」のガスセンサが最も出力バラツキが大きく、本発明を適用したガスセンサおよび「先当て構造」のガスセンサは出力バラツキが小さい。この測定結果から、本発明を適用したガスセンサは、「横当て構造」のガスセンサに比べて、出力バラツキが生じにくいことが判る。
これらの測定結果から、本発明を適用したガスセンサは、「先当て構造」のガスセンサや「横当て構造」のガスセンサに比べて、ガス検出素子の素子本体(センサ素子)の活性化に要する時間を短縮でき、かつ、ガス検出素子の素子本体(センサ素子)の出力の振れを抑制できることが判る。

Claims (8)

  1. ガスセンサであって、
    少なくとも、軸線を中心とした筒状の筒部および該筒部の先端を閉じる先端部を有する固体電解質体からなるセンサ素子と、
    自身の外径寸法が前記センサ素子の内径寸法よりも小さく形成されており、前記センサ素子の内部に配置され、発熱することにより前記センサ素子を加熱する筒状または柱状のヒータと、
    を備えており、
    前記ヒータの先端側には発熱部が設けられ、
    前記ヒータの先端部は前記センサ素子の前記先端部の内面と接触し、かつ、前記ヒータの側部のうち前記発熱部の形成領域は前記センサ素子の前記筒部の内周面と直接接触し、かつ、前記ヒータの後端部は前記センサ素子の前記筒部から離間しており、
    前記ヒータの先端角部には面取りが施されてなる面取り部が形成されており、該面取り部は、前記センサ素子の前記先端部の内面と非接触状態であるガスセンサ。
  2. 前記センサ素子の前記先端部の内面が平坦に形成されてなる請求項1に記載のガスセンサ。
  3. 前記センサ素子は、前記筒部および前記先端部を一体に形成したものであり、
    前記筒部の内周面と前記先端部の内面との境目である接続部は、前記内周面と前記内面とを滑らかにつなぐ円弧状の曲面に形成されている請求項1または請求項2に記載のガスセンサ。
  4. 前記筒部の内周面の直径Rと、前記先端部の内面の直径rとは、0.3≦r/Rの関係を満たす請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のガスセンサ。
  5. 前記筒部の内周面の直径Rと、前記先端部の内面の直径rとは、r/R=0.47の関係を満たす請求項4に記載のガスセンサ。
  6. 前記センサ素子の前記先端部は、前記内面のほかに、前記センサ素子の先端である外面も平坦に形成されている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のガスセンサ。
  7. 前記センサ素子の前記先端部は、前記軸線方向の厚さが、前記センサ素子の前記筒部における前記ヒータが接触する部分の径方向の厚さ以上の厚さである請求項6に記載のガスセンサ。
  8. 前記センサ素子の前記先端部は、前記軸線方向の厚さが、前記センサ素子の前記筒部における前記ヒータが接触する部分の径方向の厚さと同一の厚さである請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のガスセンサ。
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