JP5048351B2 - スタビライザーの支持構造 - Google Patents

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本発明は、車幅方向に延びるトーション部と、前記トーション部の両端から車体前後方向に延びて左右のサスペンション装置に接続されるアーム部とを備えたスタビライザーを車体に支持するスタビライザーの支持構造に関する。
左右のサスペンション装置を接続するスタビライザーのトーション部の外周にゴム製のスタビライザーブッシュの軸孔を嵌合し、このスタビライザーブッシュを取付ブラケットで車体フレームに支持するものにおいて、スタビライザーブッシュの軸孔の開口端にリブ(リップ)を形成することで、スタビライザーブッシュとスタビライザーとの摺動面に砂粒や泥水が侵入するのを阻止するものが、下記特許文献1により公知である。
実開平4−11710号公報
ところで、上記従来のものは、スタビライザーブッシュが割り溝を持たない筒状の部材であるため、そのスタビライザーブッシュをスタビライザーのトーション部に嵌合するためには、スタビライザーの端部から挿入したスタビライザーブッシュをトーション部の所定の位置まで滑らせて移動させる必要があった。
スタビライザーブッシュは締め代を持つため、それをスタビライザーの端部から摩擦力に抗して滑らせるには大きな力が必要であり、特にスタビライザーブッシュがアーム部およびトーション部間に湾曲部を持つ場合には、その湾曲部を通過するときに非常に大きな力が必要となって作業性が悪いという問題があった。
これを解決するには、スタビライザーブッシュに割り溝を形成し、割り溝においてスタビライザーブッシュを開いてスタビライザーのトーション部の外周面に直接嵌合することが考えられる。しかしながら、この構造を採用すると、スタビライザーに荷重が加わって前記割り溝が開いたときに砂粒や泥水がスタビライザーブッシュとスタビライザーとの摺動面に侵入してしまい、スタビライザーの表面を摩耗させたり異音の原因となったりする問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、スタビライザーに対するスタビライザーブッシュの装着を容易に行えるようにしながら、スタビライザーの表面の摩耗を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車幅方向に延びるトーション部と、前記トーション部の両端から車体前後方向に延びて左右のサスペンション装置に接続されるアーム部とを備えたスタビライザーを車体に支持するスタビライザーの支持構造であって、弾性体で構成されたスタビライザーブッシュの軸孔を、前記アーム部の端部から挿入して前記トーション部に嵌合し、前記スタビライザーブッシュの外周部を車体と取付ブラケットとの間に挟んで固定するものにおいて、前記スタビライザーブッシュを、前記軸孔の内周面に底面を周方向に沿わせるようにして該スタビライザーブッシュの軸方向における中間部にだけ配置される嵌合孔および前記軸孔が形成された第1弾性体と、前記嵌合孔に嵌合する第2弾性体とで構成し、前記第1弾性体には、一面で前記嵌合孔の底面を、また他面で前記軸孔の内周面の一部をそれぞれ形成する弾性変形可能な薄膜を一体に形成して、この薄膜により前記嵌合孔を前記軸孔から隔絶し、前記第2弾性体を、前記薄膜を介して前記軸孔内の前記トーション部に対向させたことを特徴とするスタビライザーの支持構造が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記第1弾性体の前記嵌合孔が前記軸孔の下方に位置することを特徴とするスタビライザーの支持構造が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1又は2の構成に加えて、前記第1弾性体および前記第2弾性体の硬さを異ならせたことを特徴とするスタビライザーの支持構造が提案される。
尚、実施の形態の車体フレーム19は本発明の車体に対応する。
本発明によれば、弾性体で構成されたスタビライザーブッシュの軸孔をスタビライザーのアーム部の端部から挿入し、滑らせてトーション部に嵌合する際に、先ず単体の第1弾性体の軸孔をトーション部に嵌合し、続いて第1弾性体の嵌合孔に第2弾性体を嵌合した後に、一体になった第1、第2弾性体を取付ブラケットで車体に固定する。この場合、第1弾性体の嵌合孔は、軸孔の内周面に底面を周方向に沿わせるようにしてスタビライザーブッシュの軸方向における中間部にだけ配置され、一面で嵌合孔の底面を、また他面で軸孔の内周面の一部をそれぞれ形成する弾性変形可能な薄膜が第1弾性体に一体に形成されるので、第1弾性体を滑らせる際の摩擦力を低減して組み付けを容易に行うことができる。しかも前記嵌合孔は薄膜軸孔から隔絶されているので、嵌合孔に砂粒や泥水が万一侵入しても、その砂粒等がトーション部の外周面に達することはなく、その砂粒等の軸孔侵入によりトーション部が摩耗したり異音の原因となったりするのを防止することができる。
また請求項2の発明によれば、第1弾性体の嵌合孔が軸孔の下方に位置しているので、嵌合孔の第1弾性体の外周面の開口が下向きになり、そこから砂粒や泥水が侵入するのを重力で阻止することができる。
また請求項3の発明によれば、第1弾性体および第2弾性体の硬さを異ならせたので、スタビライザーが径方向に移動する際のばね定数や変位量を容易に調整することができる。
以下、参考実施形態および本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図5は第1の参考実施形態を示すもので、図1はスタビライザーの車両への取付状態を示す斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4はスタビライザーブッシュの分解斜視図、図5はスタビライザーブッシュの組付時の作用説明図である。
図1に示すように、左右の車輪W,Wを懸架するストラット式のサスペンション装置S,Sは、サスペンションアーム10を介して車体に上下動自在に支持された左右のナックル11,11と、各ナックル11,11の上部に結合されて上方に延びるダンパー12,12と、各ダンパー12,12の上部外周に同軸に配置されたサスペンションスプリング13,13と、左右のナックル11,11の上部間を連結するスタビライザー14とを備える。
スタビライザー14は、車幅方向に直線状に延びるトーション部15と、トーション部15の両端から車体後方に直線状に延びる左右のアーム部16,16と、トーション部15およびアーム部16,16を滑らかに接続する左右の湾曲部17,17とを備える。左右のアーム部16,16の先端は、それぞれリンク23,23を介してダンパー12,12に接続される。左右の湾曲部17,17に隣接するトーション部15の両端に筒状のゴムよりなるスタビライザーブッシュ18,18が嵌合しており、それらのスタビライザーブッシュ18,18は車体フレーム19の平坦な下面と、そこに固定される取付ブラケット20,20との間に挟まれて支持される。
図2〜図4から明らかなように、各スタビライザーブッシュ18は、第1弾性体23と第2弾性体24とに2分割して構成される。第1弾性体23は、平坦な第1外周面23aと、U字状の第2外周面23bと、一対の側面23c,23cと、両側面23c,23cに開口してスタビライザー14のトーション部15が嵌合する円形断面の軸孔23dと、第1外周面23aの中央から軸孔23dまで貫通する四角断面の嵌合孔23fとを備える。スタビライザーブッシュ18の第1弾性体23の軸孔23dの両開口端には、径方向内向きに突出する環状のリップ23e,23eが形成される。第2弾性体24は第1弾性体23の嵌合孔23fに隙間なく嵌合する形状を有するもので、その一端は第1弾性体23の第1外周面23aの一部を構成するとともに、その他端は第1弾性体23の軸孔23dの一部を構成する。
一方、取付ブラケット20は、スタビライザーブッシュ18のU字状の第2外周面23bに当接するU字状のブラケット本体20aと、ブラケット本体20aの両端から相互に離反する方向に延びる一対の取付部20b,20bとを備えており、ブラケット本体20aにはスタビライザーブッシュ18の脱落を防止するフランジ20c,20cが形成され、取付部20b,20bにはボルト孔20d,20dが形成される。
このような形状を有するスタビライザーブッシュ18は、第1弾性体23の嵌合孔23fに第2弾性体24が嵌合して一体化され、その第2外周面23bを取付ブラケット20のブラケット本体20aに保持され、かつ第1外周面23aが車体フレーム19の下面に当接された状態で、取付ブラケット20のフランジ20c,20cのボルト孔20d,20dを貫通するボルト21,21をナット22,22に締結することで車体フレーム19に支持される。スタビライザー14に径方向の負荷が加わらない状態(無負荷状態)において、トーション部15の径Dよりも小さい径diを有するスタビライザーブッシュ18の第1弾性体23のリップ23e,23eは径方向外側に弾性変形し、トーション部15の外周面に密着してシール機能を発揮する(図3の実線参照)。
このように構成されたスタビライザー14は、左右の車輪W,Wが同位相で上下動する場合には、左右のアーム部16,16が同位相で上下動してトーション部15が捩じれないためにロールモーメントを発生しないが、左右の車輪W,Wが逆位相で上下動する場合には、左右のアーム部16,16が逆位相で上下動してトーション部15が捩じれるために車体のローリングを抑制するロールモーメントを発生し、車両の操縦安定性を高めることができる。
ところで、スタビライザーブッシュ18をスタビライザー14のトーション部15に組み付けるには、第1弾性体23の軸孔23dをアーム部16の端部から挿入し、アーム部16および湾曲部17に沿って滑らせながらトーション部15まで移動させた後に、取付ブラケット20を用いて車体フレーム19に支持することになる。
このとき、仮にスタビライザーブッシュ18が単一の部材で構成されていると、図5(B)に示すように、アーム部16やトーション部15に沿ってスタビライザーブッシュ18を滑らせるときに大きな摩擦抵抗が発生し、スタビライザーブッシュ18の装着作業が面倒になる問題がある。特に、スタビライザーブッシュ18を湾曲部17に沿って滑らせるとき、軸孔23dの内周面が湾曲部17の外周面に強く圧接されて非常に大きな摩擦力が発生し、大きな力を加えないとスタビライザーブッシュ18が湾曲部17を通過できないという問題がある。
それに対して、本参考実施形態のものでは、図5(A)に示すように、第2弾性体24を装着する前の単体の第1弾性体23を、アーム部16から湾曲部17を経てトーション部15へと滑らせて装着する。第1弾性体23をアーム部16やトーション部15に沿って滑らせるとき、第2弾性体24の軸孔23dには嵌合孔23fが連通しているため、第1弾性体23とスタビライザー14との間に発生する摩擦抵抗が減少し、第1弾性体23の装着作業が容易になる。
特に、第1弾性体23を湾曲部17に沿って滑らせるとき、その嵌合孔23fを湾曲部17の湾曲方向外側に位置させることで、第1弾性体23の内周面が湾曲部17の外周面に密着する面圧が低下して摩擦抵抗が減少し、比較的に小さい力を加えるだけで第1弾性体23が湾曲部17を通過することができ、第1弾性体23の装着作業が極めて容易になる。
このようにしてスタビライザー14のトーション部15に第1弾性体23の軸孔23dが嵌合すると、第1弾性体23の嵌合孔23fに第2弾性体24を嵌合して一体化してスタビライザーブッシュ18を組み立て、それを取付ブラケット20を用いて車体フレーム19に支持する。その際に、第1弾性体23の嵌合孔23fが開口する第1外周面23aが平坦な車体フレーム19の下面に密着することでシールされる。
以上のように、本参考実施形態によれば、スタビライザーブッシュ18の軸孔23dをアーム部16の端部から湾曲部17を経てトーション部15まで滑らせて装着するので、スタビライザーブッシュ18に割り溝を形成し、その割り溝を広げてスタビライザー14の外周に装着する必要がなくなり、割り溝から侵入する砂粒や泥水でスタビライザー14のトーション部15が摩耗したり異音の原因となったりするのを防止することができる。
そしてスタビライザーブッシュ18を第1弾性体23および第2弾性体24に2分割し、第1弾性体23を単体でスタビライザー14に沿って滑らせるので、摩擦抵抗が減少して装着作業が極めて容易になる。しかも軸孔23dの両端開口部がリップ23e,23eによりシールされるため、そこから砂粒や泥水が侵入してスタビライザー14の耐久性を低下させる虞もない。また一体化した第1弾性体23および第2弾性体24を取付ブラケット20で車体フレーム19に支持するとき、第1弾性体23の嵌合孔23fが開口する第1外周面23aが平坦な車体フレーム19の下面に密着してシールされるので、前記開口から嵌合孔23fを通って砂粒や泥水がトーション部15の外周面に達するのを防止することができる。
またスタビライザーブッシュ18を第1弾性体23および第2弾性体24に分割して構成したので、第1弾性体23および第2弾性体24の硬さを異ならせることで、スタビライザー14が径方向に移動する際のばね定数や変位量を容易に調整することができる。
図6〜図8は本発明の実施の形態を示すもので、図6は前記図2に対応する図、図7は図6の7−7線断面図、図8はスタビライザーブッシュの分解斜視図である。
前記参考実施形態の第1弾性体23は、嵌合孔23fが軸孔23dまで貫通しているが、本発明の実施の形態の嵌合孔23fは、軸孔23dの内周面に底面を周方向に沿わせるようにしてスタビライザーブッシュ18の軸方向における第1弾性体23の中間部にだけ形成され、しかも前記第1弾性体23には、一面で嵌合孔23fの底面を、また他面で軸孔23dの内周面の一部をそれぞれ形成する弾性変形可能な薄膜23gが一体に形成されていて、この薄膜23gにより嵌合孔23fが軸孔23dから隔絶されている。第2弾性体24が、薄膜23gを介して軸孔23d内のトーション部15に対向している。
この本発明の実施の形態によっても、第1弾性体23を湾曲部23fに沿って滑らせるとき、その嵌合孔23fを湾曲部17の湾曲方向外側に位置させることで薄膜23gが容易に弾性変形し、第1弾性体23の内周面が湾曲部23fの外周面に密着する面圧が低下する。よって第1弾性体23および湾曲部17の接触部の摩擦抵抗が減少し、比較的に小さい力を加えるだけで第1弾性体23が湾曲部17を通過することができ、第1弾性体23の装着作業が極めて容易になる。
しかも第1弾性体23の嵌合孔23fが軸孔23dから隔絶されているので、万一嵌合孔23f砂粒や泥水が侵入しても、その砂粒や泥水がスタビライザー14のトーション部15の外周面に達することはない。
次に、図9に基づいて第2の参考実施形態を説明する。
本参考実施形態は第1の参考実施形態の変形であって、第1の参考実施形態ではスタビライザーブッシュ18の第1弾性体23の平坦な第1支持面23aが上を向いて車体フレーム19の平坦な下面に当接しているが、本参考実施形態ではスタビライザーブッシュ18が上下逆の姿勢で装着される。
即ち、車体フレーム19にU字状の支持溝19aが形成されており、スタビライザー14を嵌合したスタビライザーブッシュ18の第1弾性体23の第2外周面23bが前記支持溝19aに嵌合し、板状の取付ブラケット20が下方から第1弾性体23の平坦な第1外周面23aおよび車体フレーム19の平坦面に当接してボルト21,21およびナット22,22で固定される。
この参考実施形態によれば、第1弾性体23の嵌合孔23fが第1外周面23aに下向きに開口するため、万一砂粒や泥水が嵌合孔23fに侵入しても重力によって軸孔23dに達することが阻止され、スタビライザー14のトーション部15の外周面に付着し難くなる。またこの参考実施形態を、本発明の実施の形態の薄膜23gを有するスタビライザーブッシュ18採用した場合には、砂粒や泥水が嵌合孔23fの底の薄膜23gに滞留するのを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態のスタビライザー14はトーション部15、アーム部16,16および湾曲部17,17を一体に備えているが、直線状のトーション部15の両端に別部材で構成したアーム部16,16をボルト等で固定するものであっても良い。この場合、アーム部16,16を固定する前のトーション部15にスタビライザーブッシュ18,18を嵌合し、その後にアーム部16,16をボルト等で固定することになる。
また実施の形態ではストラット式のサスペンションSを例示したが、本発明のスタビライザー14は任意の型式のサスペンション装置に適用することができる。
また実施の形態ではダンパー12,12にスタビライザー14のアーム部16,16を接続しているが、ナックル11,11あるいはサスペンションアーム10,10にスタビライザー14のアーム部16,16を接続しても良い。
第1の参考実施形態に係るスタビライザーの車両への取付状態を示す斜視図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3−3線断面図 スタビライザーブッシュの分解斜視図 スタビライザーブッシュの組付時の作用説明図 本発明の実施の形態に係る、前記図2に対応する図 図6の7−7線断面図 スタビライザーブッシュの分解斜視図 参考実施形態に係る、前記図2に対応する図
14 スタビライザー
15 トーション部
16 アーム部
18 スタビライザーブッシュ
19 車体フレーム(車体)
20 取付ブラケット
23 第1弾性体
23d 軸孔
23f 嵌合孔
23g 薄膜
24 第2弾性体
S サスペンション装置

Claims (3)

  1. 幅方向に延びるトーション部(15)と、前記トーション部(15)の両端から車体前後方向に延びて左右のサスペンション装置(S)に接続されるアーム部(16)とを備えたスタビライザー(14)を車体(19)に支持するスタビライザーの支持構造であって、
    弾性体で構成されたスタビライザーブッシュ(18)の軸孔(23d)を、前記アーム部(16)の端部から挿入して前記トーション部(15)に嵌合し、前記スタビライザーブッシュ(18)の外周部を車体(19)と取付ブラケット(20)との間に挟んで固定するものにおいて、
    前記スタビライザーブッシュ(18)を、前記軸孔(23d)の内周面に底面を周方向に沿わせるようにして該スタビライザーブッシュ(18)の軸方向における中間部にだけ配置される嵌合孔(23f)および前記軸孔(23d)が形成された第1弾性体(23)と、前記嵌合孔(23f)に嵌合する第2弾性体(24)とで構成し、
    前記第1弾性体(23)には、一面で前記嵌合孔(23f)の底面を、また他面で前記軸孔(23d)の内周面の一部をそれぞれ形成する弾性変形可能な薄膜(23g)を一体に形成して、この薄膜(23g)により前記嵌合孔(23f)を前記軸孔(23d)から隔絶し、
    前記第2弾性体(24)を、前記薄膜(23g)を介して前記軸孔(23d)内の前記トーション部(15)に対向させたことを特徴とするスタビライザーの支持構造。
  2. 前記第1弾性体(23)の前記嵌合孔(23f)が前記軸孔(23d)の下方に位置しることを特徴とする、請求項に記載のスタビライザーの支持構造。
  3. 前記第1弾性体(23)および前記第2弾性体(24)の硬さを異ならせたことを特徴とする、請求項1又は2に記載のスタビライザーの支持構造。
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