JP2008506908A - 軸受装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、インナーブシュ10とアウターブシュ5とを備えた、特にワットリンクのセンタージョイント1のための軸受装置4に関する。この軸受装置4は、インナーブシュ10とアウターブシュ5との間の端面側の軸受ギャップを包囲するシール装置12を有している。該シール装置12は、静的なシール面及び動的なシール面を備えた弾性的なシールエレメント14を有している。
本発明によればこのシール装置(4)は、前記シール装置(12)が、インナーブシュ(10)に接続可能なシールモジュール(12)として構成されていて、該シールモジュール(12)が、アウターブシュ(5)を軸方向で支承するための走行面装置(15)を有していることを特徴としている。本発明によれば、モジュール状に構成された、高負荷に耐えられるブシュ軸受を特に経済的に製造することができる。さらにまた、分割されていない一体構造の軸受ブシュを使用することができ、これによって軸受装置の組立可能性、精度及び耐用年数が改善される。また、特に高負荷に耐えられるブシュ軸受においても、軸受装置の軸方向並びに半径方向の剛性を互いに無関係に設計することができ、周囲の影響に対して特に良好なシール性が得られる。
本発明によればこのシール装置(4)は、前記シール装置(12)が、インナーブシュ(10)に接続可能なシールモジュール(12)として構成されていて、該シールモジュール(12)が、アウターブシュ(5)を軸方向で支承するための走行面装置(15)を有していることを特徴としている。本発明によれば、モジュール状に構成された、高負荷に耐えられるブシュ軸受を特に経済的に製造することができる。さらにまた、分割されていない一体構造の軸受ブシュを使用することができ、これによって軸受装置の組立可能性、精度及び耐用年数が改善される。また、特に高負荷に耐えられるブシュ軸受においても、軸受装置の軸方向並びに半径方向の剛性を互いに無関係に設計することができ、周囲の影響に対して特に良好なシール性が得られる。
Description
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式の、特にワットリンクのセンタージョイントのための軸受装置に関する。
冒頭に述べた形式の軸受装置は、例えばもっぱら前記ワットリンクにおけるセンタージョイント以外には使用されていない。ワットリンクは、特に高級な自動車の後車軸において使用される。この場合、ワットリンクは両後車軸のホイールサスペンションを次のように互いに結合し、かつシャシー若しくは車体に結合する。つまり、1つ若しくは2つの後車軸の撓みが妨害されることなく可能であり、しかしながらシャシーに対する後車軸若しくは後車輪の横方向運動(ワットリンクとは別の構造では車体のローリング運動)が阻止されるか若しくは減少されるように、互いに結合し、かつシャシー若しくは車体に結合する。
自動車の軸受装置、特にこのような形式のセンタージョイントのための軸受装置は、自動車の走行中に発生する動的な負荷、例えばカーブ走行時における遠心加速度又は路面が凸凹である場合の高ダイナミックな撓み運動に基づいて、永久的な力の負荷及びモーメント負荷にさらされる。自動車のコストを節約した軽量構造及び構造スペースの節約を考慮すれば、前記のような形式の軸受装置においても、小型化及び組み込み形のモジュール構造形式がますます注目されており、これによって、このような形式の軸受装置において既に高くなっている要求が、さらに高められることになる。
ドイツ連邦共和国特許第4036050号明細書によれば、インナーブシュとアウターブシュとを備えたシャシー部分のための滑り軸受が公知であって、この場合、2つの軸受ブシュは、一方側でインナーブシュの軸方向端部に延在する、半径方向のフランジ突起を有しており、このフランジ突起は、滑動面を介してアウターブシュの軸方向の端面側に支えられている。この公知の滑り軸受は、周囲の影響に対して保護するためのシールを有しており、このシールは、軸受全体を包囲するゴム体と一体的に構成されていて、軸受ブシュの互いに当接し合う2つのフランジ突起を抱き込んでいる。
しかしながらこの公知の滑り軸受は、必然的に非対称に構成されているか若しくは2つの半部より構成されており、従って一般的に1対形式の鏡面対称的な配置で構成する必要があり、しかしながらこの場合、基本的に不都合な軸方向ギャプが生じ、この軸方向ギャップは相応の手段によって再び補償する必要がある。
この公知の滑り軸受においては特に、軸方向の軸受面が、相応のブシュと一体的に構成された半径方向のフランジ突起によって形成されていることに関連しており、従って軸受ブシュはそれぞれ一方側からしか、相応の軸受開口内に組み込むことができない。また、軸受を包囲するゴム体とシールとを一体的に構成することによって、特にシールを変形することなしに組み付けることが困難となり、しかも後で行われる保守整備若しくは場合によっては、軸受全体を交換する必要なしにシールを交換することが不可能となる。また、このような形式の公知の滑り軸受において軸方向の支承を実現するために、例えば滑りリング等の付加的な構成部分が必要となる。さらに、この公知の滑り軸受は構造的に制約を受けて、軸方向及び半径方向の高い弾性を有しており、これは、滑り軸受の所定の使用において不都合である。この公知の軸受装置では、周囲の影響に対するシールも高い要求を満たさない。
以上のような背景から、本発明の課題は、従来技術における前記欠点を克服した軸受装置を提供することである。この場合特に、軸受装置を2分割する必要性をなくし、ひいては軸方向ギャプが発生する問題を取り除く必要がある。また軸方向装置の構造は、モジュール式の製造及び組立及びこれに関連した安価な製造費用、組立費用及び保守整備費用を可能とするものでなければならない。またこの軸受装置は、できるだけ公差が小さく、すぐれたシール性、軸方向及び場合によって半径方向の高い剛性、並びに高い負荷可能性及び耐用年数を有するものでなければならない。
この課題は本発明によれば、シール装置が、インナーブシュに接続可能なシールモジュールとして構成されていて、該シールモジュールが、アウターブシュを軸方向で支承するための走行面装置を有していることによって解決された。本発明の有利な実施態様は従属請求項に記載されている。
本発明による軸受装置は、まず公知の公知でインナーブシュとアウターブシュとを有しており、この場合、インナーブシュとアウターブシュとが、2つのブシュに共通の軸受表面に沿って互いに相対的に回転運動するようになっている。インナーブシュは、原則的に内実の軸受ピンであってもより。この場合、存在する使用条件下で、特に軸受装置をワットリンクに使用する場合に、一般的に中空のインナーブシュが付加的な複数の固定ピンと組み合わせられる。
同様に公知の形式で、軸受装置はさらに、インナーブシュとアウターブシュとの間の端面側の軸受ギャップを抱き込む少なくとも1つのシール装置を有しており、このシール装置は軸受ギャップを周囲に対して閉鎖する。この場合、シール装置は、静的(static;スタティック)な並びに動的(dynamic;ダイナミック)なシール面を備えた弾性的なシールエレメントを有している。このことはつまり、シール装置若しくはシール装置の弾性的なシールエレメントが、特に2つの軸受ブシュのうちの一方の領域内に静的に密着しており、これに対してシールエレメントは、他方の軸受ブシュと密着する領域内で滑動するシールを形成する、ということである。
本発明による軸受装置は、シール装置が、インナーブシュと接続可能なシールモジュールとして構成されていることを特徴としている。この場合、シールモジュールは、インナーブシュに対してアウターブシュを軸方向で支承するための走行面装置も有している。
換言すれば、このことはつまり、軸方向の支承部の機能性が、本発明に従って、インナーブシュに接続可能なモジュール状のシール装置に加えられ、それによって、従来技術においてそうであるように、インナーブシュと一体的に接続された半径方向のフランジ突起に依存することはない、ということである。このような形式で、アウターブシュもインナーブシュもほぼ円筒形に構成することができ、従って、軸受ブシュを半分に分割する必要なしに、軸受装置全体を一方側から軸受開口内に組み込むことができる。
さらにまた、シール装置と走行面装置とを組み合わせることによって、軸受装置の完全にモジュール状の構造形式並びに軸受装置のシールが得られる。特にこのような形式で、別個の構成部分として設けられた完全なシール装置が、軸方向の支承部と一緒に、高い精度でモジュール状に製造され、モジュールとして組み付けられ、場合によっては交換することができる。それによって、シール装置を交換するために、従来技術において大抵の場合そうであるように、もはや軸受装置を完全に取り外す必要はない。
しかも、本発明の軸受装置に基づいて行われたシールと軸方向の支承との機能的な分離は、好みに応じて所望の軸方向の剛性若しくは軸方向の軸受精度を調節することができるか、若しくは構造的に設けることができる。このような形式で、特に高い軸方向の剛性若しくは軸受精度が得られ、しかもこの剛性若しくは軸受精度は、場合によっては存在する軸受装置の半径方向の可撓性とは無関係に調節することができる。これによって、不純物及び周囲の影響に対して特に良好なシールが得られる。
シールと軸方向の支承とを機能的に分離したことによって、軸受ブシュの組み付けとは無関係に、特に軸受ブシュを隣接する構成部分に組み付けた後若しくは組み立てた後でも、シールの組み付けが可能である。これは、シールの組み付けに基づく負荷を減少し、間違った組み付けの危険性、及びひいては軸受の耐用年数に関する不都合な影響を減少させる。
軸受装置をワットリンクに使用する場合、本発明による構造によって、センタージョイント及びワットリンクの正確でしかもスムーズな応答特性が得られ、ひいては、走行快適性並びに走行安全性の改善が得られる。
具体的な構造形式、及び本発明による軸受装置のために使用された材料、特にシールモジュールのための材料は、支承部若しくはシールの所定の耐用年数が維持できる限りは、本発明にとって重要ではない。本発明の有利な実施例によれば、シールモジュールが支持エレメントを有しており、走行面装置と支持エレメントとが、異なる材料より成っている。このことはつまり、換言すれば、特に走行面装置が、滑動特性及び耐摩耗性に関連して最適な材料より製造できる、ということを意味する。
しかも本発明にとっては、軸受ギャップが所定形式で保護されていれば、シールモジュールの静的な若しくは動的なシール面がどのように構成され若しくは配置されているかは、重要ではない。従って例えば、静的及び動的なシール面のために別個の構成部分が設けられていて、これらの構成部分がそれぞれシールモジュールの支持エレメントに接続されている。本発明の有利な実施例によれば、弾性的なシールエレメントは一体的である。このことは、同じ弾性的なシールエレメントに、静的なシール面及び動的なシール面が配置されている、ということである。有利な形式で、静的なシールは、シールモジュールと軸受ブロックとの間に配置された環状のシールつばを有している。
同様に本発明にとっては、走行面装置とシールモジュール若しくはシールモジュールの支持エレメントとの間の接続形式は重要ではない。同様に本発明の別の有利な実施例によれば、走行面装置が支持エレメントを形状接続(formschluessig;形状による束縛)式に抱き込んで(hintergreifen)いるか又は貫通係合(durchgreifen)している。これは特に、走行面装置のための、特に小さい滑り摩擦を有する特に耐摩耗性のポリマー材料が使用されていれば、有利である。このようなポリマー材料は、経験に従って別の材料に接続若しくは接着することができる。この場合、走行面装置を支持エレメントに形状接続式に抱き込むか若しくは貫通係合することによって、走行面装置の材料が支持エレメントの材料に付着していない場合に、走行面装置が、支持エレメントから解除されないか又は制御できない相対運動が実施されないようになっている。
それぞれ支承のために必要な力特に軸方向力を伝達することができれば、シールモジュール若しくは支持エレメントと軸受装置のインナーブシュとの間の接続は、本発明に従って同様に任意である。しかしながら本発明の有利な実施例によれば、シールモジュール若しくはシールモジュールの支持エレメントは、インナーブシュの軸方向端部に収縮ばめ若しくは焼きばめされている。この場合、収縮ばめ若しくは焼きばめは、例えば軸受インナーブシュの端部領域内における半径方向段部の領域内若しくはつばの領域内で行われる。このような形式で、堅固であるが、しかしながら軸受ブシュとシールモジュール若しくは支持エレメントとの間の経済的で安価な接続が得られる。
同様に有利な本発明の別の実施例によれば、アウターブシュが、軸方向の突き合わせ面を備えた支持リングを有している。この支持リングは、有利な形式でアウターブシュに収縮ばめ又は焼きばめされていて、特にシールモジュールの動的なシール面のための突き合わせ平面又は突き合わせ面として用いられる。
この場合、本発明の特に有利な実施例によれば、突き合わせ面に、若しくは支持リングの同じ突き合わせ面に、シールモジュールの動的なシール面も、また走行面装置の滑り面も当接する。これは特に有利である。何故ならば、これによって支持リングは簡単な形態を得るからである。これによって支持リングは、単に1つだけの、簡単かつ安価に製造可能な突き合わせ面を有するだけでよく、この1つの突き合わせ面は、その簡単な形態及び配置に基づいて、高級にかつ著しく精確に製造することができる。
しかしながら本発明の選択的な実施例によれば、動的なシール面は、支持リングの領域内で又はアウターブシュに直に、固有の突き合わせ面を有している。このために、動的なシール面が、アウターブシュの端面側を完全に抱き込みながら、特にアウターブシュの外周面に当接する。この実施例によれば、特にスペースの節約が得られるだけではなく、インナーブシュとアウターブシュとシールモジュールとから成る軸受装置の前組立も可能である。この場合、このような形式で前組立された軸受構成部分は、ベローズ状の弾性的なシールエレメントが軸受ブシュの周囲を抱き込むことに基づいて、一時的に保持される。
インナーブシュ若しくはアウターブシュの互いに滑動する軸受面の構成及び材料は、同様に本発明にとって重要ではない。従って、インナーブシュとアウターブシュとを例えば円筒形の軸受面に沿って直に互いに当接させるか、若しくは互いに滑動させることができる。しかしながらまた、本発明の有利な実施態様によれば、軸受面はインナーブシュ側が、ポリマーより成る軸受エレメントによって形成されている。この場合、軸受エレメントは特に有利には、特に熱可塑性のポリウレタンより成る、インナーブシュのプラスチック射出成形部として提供されている。
熱可塑性のポリウレタンは、その特別な材料特性に基づいて有利である。熱可塑性のポリウレタンは、特に、所定のフレキシブル性と共に高い靭性を有すること、並びに著しく高い耐摩耗性及び良好な振動減衰能力と同時に媒体に対する良好な耐性を有することを特徴としている。
本発明の別の有利な実施態様によれば、軸受エレメントが、インナーブシュとアウターブシュとの間の軸受面を保護するための少なくとも1つの付加的な動的なシールを有している。この付加的な動的なシールは、例えば環状のシールリップの形態で提供されており、このシールリップは、インナーブシュの表面とアウターブシュの表面との間における軸受装置の軸方向外側に位置する端部の領域内に延在している。
本発明の別の有利な実施態様によれば、静的なシールは、軸受エレメントとシールモジュール若しくは支持エレメントとの間で軸方向に配置された環状シールを有している。この静的な環状シールは、場合によっては支持エレメントとインナーブシュとの間の圧縮接続部の領域内に存在するか若しくは入り込んだ汚れが、インナーブシュとアウターブシュとの間の軸受面の領域内に侵入するのを阻止する。
本発明の別の特に有利な実施態様によれば、シールモジュールは、有利な形式でシールモジュール若しくは弾性的なシールエレメントの半径方向外側の領域内に付加的なスプラッシュガードを有している。
この付加的なスプラッシュガードは、特に無接触のシールギャップとして若しくはラビリンスシールとして構成されていて、それによって汚れ、湿気及びその他の潜在的に有害な周囲媒体のための第1のバリアを形成する。しかも、この付加的なスプラッシュガードは、シールモジュールの擦れる動的なシール面を、例えば今日一般的な高圧洗浄装置の噴射水に対しても遮蔽する。この場合、有利には付加的なスプラッシュガードは、弾性的なシールエレメントと一体的に構成されている。
弾性的なシールエレメントの材料は、それぞれ必要なシール特性及び耐用年数に対する要求を満たしていれば、原則的に任意であってよい。弾性的なシールエレメントは特に有利には、ニトリルブタジエンゴム(Nitril-Butadien-Kautschuk)より成っており、このニトリルブタジエンゴムは、その種々異なる媒体に対する耐性に基づいて、並びに有利な形式でその機械的な特性に基づいて、このような形式のシール目的のために特に適している。
つまり、本発明を実現するために、軸受装置を左右対称に構成する必要はなく、かつ/又はインナーブシュ若しくはアウターブシュの両端部に同一構造部若しくは同じシールモジュールを設ける必要はない。何故ならば原則的に、左右非対称の軸受装置も考えられ、若しくは単に片側だけに軸受装置を設けることもできるからである。しかしながら特に、ワットリンクのための軸受装置を使用する場合、軸受装置は軸方向の両端部に、それぞれ1つのシールモジュール及び/又は支持リングを有していれば、有利である。この場合、本発明によって可能な軸受装置に基づいて、特に、軸受装置の両端部に同じシールモジュール若しくは支持リングを配置することができる。
以下に本発明を図示の実施例を用いて詳しく説明する。
図1は、自動車の車軸のワットリンクのためのセンタージョイントの概略的な斜視図、
図2は、本発明の第1実施例による軸受装置を備えた、図1に示したセンタージョイントのジョイント軸線を通る概略的な断面図、
図3は、図2の符号Aで示した箇所の拡大した部分断面図、
図4は、図3とは異なる面に沿って断面した図3に相当する部分断面図、
図5は、本発明の別の実施例による軸受装置を備えた、図1に示したセンタージョイントの、図2に相当する概略的な断面図、
図6は、図5の符号Bで示した箇所の、図3及び図4に相当する拡大した部分断面図、
図7は、図6とは異なる面に沿って断面した、図3、図4及び図6に相当する部分断面図である。
図2は、本発明の第1実施例による軸受装置を備えた、図1に示したセンタージョイントのジョイント軸線を通る概略的な断面図、
図3は、図2の符号Aで示した箇所の拡大した部分断面図、
図4は、図3とは異なる面に沿って断面した図3に相当する部分断面図、
図5は、本発明の別の実施例による軸受装置を備えた、図1に示したセンタージョイントの、図2に相当する概略的な断面図、
図6は、図5の符号Bで示した箇所の、図3及び図4に相当する拡大した部分断面図、
図7は、図6とは異なる面に沿って断面した、図3、図4及び図6に相当する部分断面図である。
図1には、自動車の車軸のワットリンクのためのセンタージョイント1の組み立てた状態の概略図が示されている。
図1には、ケーシング若しくは、センタージョイント1の軸受ブロックを形成する2つの金属薄板構成部分2,3が示されている。図1では一部だけが示されているワットリンクのロッカレバー若しくは連結部材6が、軸受装置4の回転可能なアウターブシュ5に結合されており、このアウターブシュ5は、図1では連結部材6の後ろに配置されているので、隠れている。連結部材6の2つのスリーブジョイント7(これらのスリーブジョイントのうち、図1では1つのスリーブジョイント7だけが部分的に示されている)は、ワットリンクの(図示していない)スラストロッドを枢着及び運動機構的に連結するために用いられる。
図1によれば、センタージョイント1は非常にコンパクトでひいてはスペース及び重量を節約して構成されているが、連結部材6の短いてこ腕に基づいて、センタージョイント1の軸受装置4の領域及びブシュの領域内でより大きい力及びモーメントが得られる。
従って、センタージョイント1のすべての構成部分、特に軸受装置4は、負荷可能性、故障しにくさ及び耐用年数に関する最大の要求を満たす必要がある。これは、この実施例に基づいて本発明による軸受装置を使用した場合に、ワットリンクが自動車の走行安定性のための構造群を形成する場合に、より当てはまる。ワットリンクが故障すると車両制御に著しく不都合な影響を及ぼすので、いずれにしても避けなければならない。
図2には、図1に示したセンタージョイント1のジョイント軸線に沿った断面図が示されている。図面にはケーシング構成部分若しくは軸受ブロック2,3が示されている。また図2には、連結部材6を支持するアウターブシュ5を備えたセンタージョイント1の軸受装置4の形態並びに、軸受装置4若しくは連結部材6の回転運動を制限するためのストップクッション8の形態が示されている。同様に、連結部材6上に配置された2つのスリーブジョイント7のうちの1つが示されており、このスリーブジョイント7は図2では断面の後ろに位置している。
ワットリンクの連結部材6の軸受装置4は主に、ピン9によってケーシング若しくは軸受ブロック2,3内に相対回動不能に(つまり一緒に回転するように)、かつ堅固に固定されたインナーブシュ10と、連結部材6を支持するアウターブシュ5と、インナーブシュ10とアウターブシュ5との間に配置されたプラスチック製の軸受エレメント11とから成っている。さらに、軸受装置は、軸方向の両軸受端部でそれぞれ1つのシール装置若しくはシールモジュール12を有している。
シール装置若しくはシールモジュール12の正確な構成は、図3若しくは図4に示されている。図3若しくは図4に示された拡大断面図は、図2で符号「A」で示された領域に相当する。破断した断面図に基づいて一部だけ示されている、軸受装置5のインナーブシュ10と、同じ理由により同様に一部だけ示されている、軸受装置5のアウターブシュとが示されている。図示の実施例では、インナーブシュ10の表面とアウターブシュ5の表面とは互いに直に滑動し合っているのではなく、例えばアルミニウムより成るインナーブシュ10が、熱可塑性のポリウレタンより成る付加的な軸受エレメント11によって射出成形で包囲されており、この軸受エレメント11の半径方向外側の表面上にアウターブシュが回転可能に支承されている。
図3若しくは図4にはさらに、本発明による軸受装置4のシール装置若しくはシールモジュール12が示されている。シールモジュール12は、環状の支持エレメント13と弾性的なシールエレメント14と走行面装置15,16,17若しくは走行面15とを有している。支持エレメント13は円筒形の段部領域でインナーブシュ10に押し付けられており、走行面15と弾性的なシールエレメント14とは、それぞれ相応のポリマー材料を射出成形することによって形成されている。この場合、走行面装置を形成する射出成形部(走行面15、軸方向の切欠16、ウエブ17)は、支持エレメント13の一列に配置された複数の切欠16内に挿入されており、これは図3及び図4に示されている。この場合、図3と図4との違いは、センタージョイント1の軸線若しくは軸受装置4の軸線を通る断面の角度だけである。走行面15と支持エレメント13との確実な形状接続を保証するために、射出成形で埋められた複数の切欠16は、走行面15とは反対側に位置する、支持エレメント13の裏側でも互いに接続されており、これは図3の断面図に示されている。このような形式で、支持エレメント13の材料に付着する傾向がわずかだけあるか又はこのような傾向がまったくない材料を、走行面15のために使用することができる。このような材料として、例えば公知のPTFE軸受材料等が挙げられる。
弾性的なシールエレメントを形成する、支持エレメント13の射出成形部は、図示の実施例では主に3つの機能的な突起若しくはリップ18,19,20を有している。このために、アウターブシュ5に接続された支持リング21に沿って滑動する動的な若しくは滑動するシール面18と、センタージョイント1の(図示していない)ケーシングシェル若しくは軸受ブロック2,3に対するシールを保証する、支持エレメント13の裏側に配置された(図2参照)静的なシール面19とが設けられている。また弾性的なシールエレメント14はその外周面に配置された別のシールリップ20を有しており、このシールリップ20は、さらに内側に位置する、強い負荷を受ける滑動可能なシール面18のための付加的なスプラッシュガードを形成している。
アウターブシュ5に押し付けられた支持リング21は、その図面で見て上側の半径方向平面上で、弾性的なシールエレメント14の滑動可能な若しくは動的なシール18のための突き合わせ面22も、またインナーブシュ10に対して相対的なアウターブシュ5の十分に堅固な軸方向の支承部を形成する走行面15のための突き合わせ面22も形成する。アウターブシュ5から分離されている別個の支持リング21は、例えばアウターブシュ5が形成されている材料とは別の材料より成っていれば有利である。この場合、この材料は、滑動可能なシール18若しくは軸方向の支承部15の要求に最適に適合させることができる。さらに、このような形式でセンタージョイント1の組み付けが容易にされ、例えば軸受装置4のための支持リング21を、アウターブシュ5と連結部材6とを溶接した後でアウターブシュ5に配置することによって、良好な軸受公差が得られる。
図3及び図4に示されているように、また図5乃至図7の実施例においても、軸受エレメント11とシールモジュール12若しくは支持エレメント13との間の軸方向領域内に、別の静的なシール23が配置されている。この静的なシール23は、環状のシールエレメント23の形状で軸受エレメント11と支持エレメント13との間に配置されている。この静的なシール23は、例えば軸受エレメント11に一体成形された、軸受装置4を組み付ける際に支持エレメント13に押し付けられる環状の段部23の形状で構成されてもよい。
静的なシール23は、場合によっては、支持エレメント13とインナーブシュ10との間の圧縮接続部の領域内に侵入した汚れが、インナーブシュ10若しくは軸受エレメント11とアウターブシュ5との間に軸受面の領域内に入り込むのを阻止する。同様に、インナーブシュ10若しくは軸受エレメント11とアウターブシュ5との間の軸受面を保護するために付加的な滑動可能なシールリップ24が使用される。このシールリップ24は特に軸受エレメント11と一体的に構成することができる。
図5には、図2に相当する断面図で、本発明による軸受装置4の別の実施形態を有するセンタージョイントが示されている。これに対して図6及び図7は、図5で符号「B」によって示した部分の拡大した断面図を示している。
図5乃至図7に示した実施例は、図2乃至図4に示した実施例とは、根本的に弾性的なシールエレメント14の形態及び配置が異なっており、また図2乃至図4に示した実施例における支持リング21が設けられていない点で異なっている。
支持リング21の代わりに、図5乃至図7に示した実施例では、アウターブシュ5の端面25自体がシールモジュール12の走行面12のための突き合わせ面25を形成している。シールモジュール12自体は、環状の支持エレメント13と、この支持エレメント13の切欠16及びウエブ17内に射出成形された走行面15、並びに弾性的なシールエレメント14とを有している。シールエレメント14はやはり、弾性的なシール面19の領域内で支持エレメント13に堅固に結合されていて、これに対して環状溝26内では、アウターブシュの外側面に沿って滑動する動的なシール面18を形成している。
図5若しくは図2に示した軸受装置4若しくはセンタージョイント1を組み付ける際に、それぞれ静的なシール19を形成するリップがセンタージョイント1の金属薄板ケーシングシェル若しくは軸受ブロック2,3に押し付けられ、この際に付加的に軸受ブロック2,3に対して相対的に、並びに定置のインナーブシュ10に対して相対的に固定される。全体として、このような形式で、センタージョイント1の連結部材6のための軸受装置4の完全なカプセル化が得られ、つまり軸受装置4をカプセル状に包囲することができ、それによってこのような強い負荷を受ける構成部分を確実に保護することができる。
その結果、本発明は特に、例えばワットリンクのセンタージョイントのための軸受装置、並びにこの軸受装置のシールを完全にモジュール状に構成することができ、これはそれに応じて、この軸受装置の製造、保管、組み立て及び保守整備に関連して利点を提供する。さらにまた、本発明によって、分割されていない一体的な軸受ブシュを使用することができ、これは同様に組み立て、並びに本発明による軸受装置の負荷可能性及び耐用年数を、従来技術のものと比較して高めることができる。本発明による軸受装置はさらに、周囲の影響に対して特に良好なシール性、並びに正確で迅速な反応特性を有している。また、軸受装置の軸方向並びに半径方向の剛性も、本発明によって互いに無関係に設計することができる。これによって強い負荷のかかる軸受箇所のための、前述のようなコンパクトなセンタージョイントが重要な利点を提供する。
以上のように、本発明は、ワットリンク、スタビライザ、サスペンション等のための強い負荷に耐えられる強力な軸受装置を経済的に製造するために大きく貢献する。
1 センタージョイント
2 軸受ブロック
3 軸受ブロック
4 軸受領域、軸受装置、支承部
5 アウターブシュ
6 連結部材
7 スリーブジョイント
8 ストップクッション
9 ピン
10 インナーブシュ
11 軸受エレメント
12 シールモジュール
13 支持エレメント
14 弾性的なシールエレメント
15 走行面装置、走行面、軸方向の支承部
16 走行面装置、軸方向の切欠
17 走行面装置、ウエブ
18 滑動する/動的なシール面
19 静的なシール面
20 スプラッシュガード
21 支持リング
22 突き合わせ面
23 静的なシール面、環状シール
24 付加的な動的なシール
25 突き合わせ面
26 外周面、環状面
2 軸受ブロック
3 軸受ブロック
4 軸受領域、軸受装置、支承部
5 アウターブシュ
6 連結部材
7 スリーブジョイント
8 ストップクッション
9 ピン
10 インナーブシュ
11 軸受エレメント
12 シールモジュール
13 支持エレメント
14 弾性的なシールエレメント
15 走行面装置、走行面、軸方向の支承部
16 走行面装置、軸方向の切欠
17 走行面装置、ウエブ
18 滑動する/動的なシール面
19 静的なシール面
20 スプラッシュガード
21 支持リング
22 突き合わせ面
23 静的なシール面、環状シール
24 付加的な動的なシール
25 突き合わせ面
26 外周面、環状面
Claims (19)
- 殊にワットリンクのセンタージョイント(1)のための軸受装置(4)であって、該軸受装置(4)がインナーブシュ(10)とアウターブシュ(5)とを有しており、該インナーブシュ(10)とアウターブシュ(5)とが共通の軸受面によって互いに相対的に回転運動可能であって、軸受装置(4)はさらに、インナーブシュ(10)とアウターブシュ(5)との間の端面側の軸受ギャップを包囲し、かつ周囲に対して閉鎖された少なくとも1つのシール装置(12)を有しており、該シール装置(12)が、静的なシール面及び動的なシール面を備えた弾性的なシールエレメント(14)を有している形式のものにおいて、
前記シール装置(12)が、インナーブシュ(10)に接続可能なシールモジュール(12)として構成されていて、該シールモジュール(12)が、アウターブシュ(5)を軸方向で支承するための走行面装置(15)を有していることを特徴とする、軸受装置。 - 前記シールモジュール(12)が支持エレメント(13)を有しており、走行面装置(15)と支持エレメント(13)とが、異なる材料より成っている、請求項1記載の軸受装置。
- 前記弾性的なシールエレメント(14)が一体的に構成されている、請求項1又は2記載の軸受装置。
- 延期静的なシールが、シールモジュール(12)と軸受ブロック(2,3)との間に配置されたシールつば(19)を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 前記走行面装置(15)が支持エレメント(13)を後方から形状接続式に抱き込んでいる、請求項2から4までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 前記シールモジュール(12)が、インナーブシュ(10)の軸方向端部上に焼きばめ若しくは収縮ばめされている、請求項1から5までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 前記アウターブシュ(5)が、軸方向の突き合わせ面(22)を備えた支持リング(21)を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 前記支持リング(21)がアウターブシュ(5)の軸方向端部上に焼きばめ若しくは収縮ばめされている、請求項7記載の軸受装置。
- 前記突き合わせ面(22)に動的なシール面(18)及び走行面装置(15)が当接せしめられる、請求項7又は8記載の軸受装置。
- 前記動的なシール面(18)が、アウターブシュ(5)の端面側を抱き込みながらアウターブシュ(5)の外周面(26)に当接する、請求項1から6までのいずれか1項記載の請求項1から6までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 前記軸受面はインナーブシュ側が、ポリマーより成る軸受エレメント(11)によって形成されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 前記軸受エレメント(11)が、インナーブシュ(10)のプラスチック射出成形部として提供されている、請求項11記載の軸受装置。
- 前記軸受エレメント(11)が、熱可塑性のポリウレタン(TPU)より成っている、請求項11又は12記載の軸受装置。
- 軸受エレメント(11)が、軸受面を保護するための少なくとも1つの付加的な動的なシール(24)を有している、請求項11から13までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 前記静的なシールが、軸受エレメント(11)とシールモジュール(12)との間に配置された環状シール(23)を有している、請求項11から14までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 前記シールモジュール(12)が付加的なスプラッシュガード(20)を有している、請求項1から15までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 付加的なスプラッシュガード(20)が弾性的なシールエレメント(14)と一体的に構成されている、請求項16記載の軸受装置。
- 弾性的なシールエレメント(14)が、ニトリルブタジエンゴム(NBR)より成っている、請求項1から17までのいずれか1項記載の軸受装置。
- 軸受装置(4)が、インナーブシュ(10)若しくはアウターブシュ(5)の両端部にそれぞれ1つのシールモジュール(12)及び/又は支持リング(21)を有している、請求項1から18までのいずれか1項記載の軸受装置。
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