JP5034363B2 - 投射型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶パネル等の映像表示素子を使用して、スクリーン上に映像を投影する表示装置に関するものである。
特開2001−337308号公報には、液晶パネルの各々に対応して設けられたパネル取付部材を金属製とし、液晶パネルが取り付けられた金属製部材を、コンバージェンス調整後に、合成プリズムを固定する金属製の接合ベースに固着する構成が開示されている。
特開2001−337308号公報
特開2001−337308号公報では、パネル取付部材の簡略化については何ら考慮されていない。
本発明は、上記した事情に鑑みて成されたもので、その目的は、装置の簡略化を図り、部品数を低減した投射型表示装置を提供することにある。
本発明の一面は、複数個の映像表示素子と複数個の出射側偏光板と合成プリズムを取り付ける取付部材を1枚の金属製の部材で形成する。
本発明によれば、複数個の映像表示素子と複数個の出射側偏光板と合成プリズムを取り付ける取付部材を簡略化した投射型表示装置を提供することが可能となる。
以下、実施例を図面を用いて説明する。なお、全図において、共通な機能を有する要素には同一符号を付して示し、また、煩雑さを避けるために、一度説明したものについてはその説明を省略する。
図1、図2は、実施例1の投射型表示装置1の外観を示す斜視図で、図1は投射型表示装置1の正面側、図2は投射型表示装置1の背面側を示す。
図1に示されるように、投射型表示装置1は、装置の底面であるボトムケース11と、装置の上面を覆うアッパーケース12とで形成されている。アッパーケース12には、吸気口2が投射レンズ10と同じ方向すなわち正面側に面しており、その他、スピーカー放音口4、操作ボタン5、光源装置ドア7などが投射型表示装置1の外部に面して配置されている。
また、図2に示されるように、投射型表示装置1は、排気口3が背面側に形成されている。その他、ボトムケース11の側面側には、外部電力供給用のACインレット50や、背面側には各種の入出力端子群51が配置されている。
投射型表示装置1は、操作ボタン5により投射型表示装置1を外部から操作して、動作させる。動作時には、投射レンズ10よりスクリーン(図示せず)などに映像を投射して表示する。
図3は、図1,図2に示した実施例1の投射型表示装置1の内部を示す斜視図である。図3に示されるように、投射型表示装置1の内部には、投射レンズ10の片側に配置された電源ユニット500、電源ユニット500の背面側に配置された光源ユニットとしての光源装置100、光源装置100からの光束を3色(赤(R)、緑(G)、青(B))に分離して液晶パネルに照射する照明光学ユニット200、照明光学ユニット200から照射された色光束を対応する液晶パネル302R,302G,302B(以下、疑義が生じない限り単に「液晶パネル302」と省略する)で各色の光学像を形成し、合成プリズム304(図4)でカラー画像を合成するプリズムユニット300、液晶パネル302を駆動するドライバーボード(図示せず)などが収容されている。
電源ユニット500は、ACインレット50からの電力を変圧して光源装置100や、ドライバーボード(図示せず)、投射レンズ10の両側に配置された吸気ファン400R、400L、光源装置100の正面側に配置された吸気ファン402、及び色分離ユニット200の底面に配置された吸気ファン404などに供給するものである。
光源装置100は、図4で後述するが、光源102及びリフレクタ104からなる光源ユニット106と、この光源ユニット106を収納するランプケース108とを有している。このような光源装置100は、吸気ファン402からの風や、吸気ファン404からの風で冷却される。吸気ファン402からの風は、まず、吸気された直後に電源ユニット500を冷却し、この後に投射型表示装置1内部の略全域を冷却するように背面側に流れ、最終的にはその大部分が光源装置100内を通って排気口3から排気される。また、吸気ファン404からの風はダクト(図示せず)を通って、光源装置100内を通り、最終的には排気口3から排気される。従って、吸気ファン402の正面側に電源ユニット500が配置され、吸気ファン402の背面側に光源装置100が配置されていることにより、電源ユニット500、及び光源装置100を大量の風で効率よく冷却することが可能である。
照明光学ユニット200は、光源装置100から出射された光束の光量分布を均一とし、3色(R,G,B)に分離して液晶パネルに照射するユニットである。その詳細は、図4で後述する。光分離ユニット200は、筐体としてのボトムケース11に固定ネジ(図示せず)により固定されている。なお、照明光学ユニット200である光学素子を搭載する基台(図示せず)は、光源装置100,プリズムユニットも組み込みできるようになっている。
プリズムユニット300は、照明光学ユニット200によって3色に分離された光束R,G,Bを対応する映像信号に応じて画素毎の濃淡に変える光強度変調を行なって各色光束の光学像を形成する液晶パネル302(302R,302G,302B)と、液晶パネル302からの各色光束の光学像を合成してカラー画像とする合成プリズム304などを含んでいる。当該プリズムユニット300は、照明光学ユニット200に固定ネジ228A、228B、228Cにより固定されている。なお、プリズムユニット300は、吸気ファン(例えば、シロッコファン)400L,400Rで吸気した風(図示せず)の一部がプリズムユニットの下側に設けられた吹出口(図示せず)から吹き出すようになっており、熱によって性能が劣化する液晶パネル302や偏光素子(図示せず)等を冷却するようになっている。
ドライバーボード(図示せず)は、液晶パネル302を駆動・制御するためのものであり、照明光学ユニット200の上方に配置される。
図4は、実施例1の投射型表示装置1の光学ユニットを示す。
上述の通り、投射型表示装置1の光学ユニットは、光源装置100と、照明光学ユニット200と、プリズムユニット300と、投射レンズ10を含んでいる。
光源装置100は、光源102を背面側からリフレクタ104で覆って形成された光源ユニット106をランプケース108に組み込んだものである。
照明光学ユニット200は、インテグレータである第1のレンズアレイ202及び第2のレンズアレイ204と、偏光変換素子206と、集光レンズ(重畳レンズともいう)208と、青反射ダイクロイックミラー210と、緑反射ダイクロイックミラー212と、反射ミラー214,216,218と、第1のリレーレンズ220Rと、第2のリレーレンズ222Rと、コンデンサレンズ224R,224G,224Bと、入射側偏光板(不要な光束を吸収する入射側偏光素子と入射側偏光素子を保持する基板とで形成される。)226R,226G,226Bとを含んでいる。
第1のレンズアレイ202は、マトリクス状に配置された複数の矩形レンズを有しており、光源装置100から出射された光束を複数の光束に分割し、各々の光束を第2のレンズアレイ204の近傍で集光させる。
第2のレンズアレイ204は、マトリクス状に配置された複数の矩形レンズを有しており、第1のレンズアレイ202から出射された各々の光束を集光レンズ208と共に液晶パネル302上に重畳させる。偏光変換素子206は、光源からの光束に対し偏光方向を揃えるものである。
このように、実施例1の投射型表示装置1では、インテグレータである第1のレンズアレイ202及び第2のレンズアレイ204により、液晶パネル302上を均一な照度の光束で照明することができるので、照度ムラのない投射画像を得ることができる。また、光量分布均一化の過程の中で、偏光方向が揃えられるので、液晶パネル302は、照射された光束の偏光方向を映像信号(図示せず)に応じて変え(これを変調という)、コントラストの高い光学像を形成することができる。
次に、青反射ダイクロイックミラー210において、光源装置100から出射される光束に含まれている青色光束Bが直角に反射され、反射ミラー216の側に向かい、さらに反射ミラー216において直角に反射されて、コンデンサレンズ224Bの側に出射される。
また、青反射ダイクロイックミラー210を通過した緑色光束G、赤色光束Rのうち、緑反射ダイクロイックミラー212において、緑色光束Gのみが直角に反射されて、コンデンサレンズ224Gの側に出射される。
この緑反射ダイクロイックミラー212を通過した赤色光束Rは、第1のリレーレンズ220Rの側に出射される。
このようにして、光源装置100からの光束が3色(R,G,B)に分離される。
分離された緑色光束G、青色光束Bは、それぞれコンデンサレンズ224G、224Bに入射して平行化される。平行化された緑色光束G、青色光束Bは、入射側偏光板226G、226Bを通って映像表示素子である液晶パネル302G、302Bに入射して変調され、各色光束に対応した画像情報が付加される。すなわち、これらの液晶パネル302G、302Bは、前述のドライバーボードによって画像情報に応じてスイッチング制御されて、これにより、ここを通過する各色光束の変調が行われる。
一方、赤色光束Rは、第1のリレーレンズ220Rと、反射ミラー214、218と、これらの反射ミラーの間に配置した第2のリレーレンズ222Rと、コンデンサレンズ224Rと、入射側偏光板226Rとで形成されるリレー光学ユニットから液晶パネル302Rに導かれ、ここにおいて、同様に画像情報に応じて変調が施される。
この際、各色光束の光路の長さ、すなわち光源装置100から各液晶パネルまでの距離は、赤色光束Rが最も長くなり、従って、この光束の光量損失が最も多くなる。しかし、上述の通り、第1のリレーレンズ220Rと、反射ミラー214、218と、これらの反射ミラーの間に配置した第2のリレーレンズ222Rと、コンデンサレンズ224Rと、入射側偏光板226Rとで形成されるリレー光学ユニットを介在させることにより、光量損失を抑制できる。
次に、各液晶パネル302を通って変調された各色光束R,G,Bは、出射側偏光板306R,306G,306Bを通って合成プリズム304に入射され、ここで合成される。そして、この合成プリズム304によって合成されたカラー画像が投射レンズ10からスクリーン(図示せず)などに投射されるようになっている。
次に、実施例1の特徴をなすプリズムユニットについて詳細に説明する。なお、液晶パネル302R及び出射側偏光板306Rと、液晶パネル302G及び出射側偏光板306Gと、液晶パネル302B及び出射側偏光板306Bについては同じであるため、以下では液晶パネル302B及び出射側偏光板306Bついて説明する。
図5は、実施例1によるプリズムユニットの分解斜視図である。図6は、実施例1によるプリズムユニットを底面側から見た平面視図である。図7は、実施例1によるプリズムユニットを上面側から見た平面視図である。図8は、プリズムユニットである光学素子を取り付けるための実施例1の1枚の金属製で形成された取付部材の斜視図である。
図5に示されるように、プリズムユニット300は、液晶パネル302R,302G,302Bと、出射側偏光板306R,306G,306Bと、合成プリズム304と、これらを取り付けるための取付部材308とで形成されている。ここで、1枚の金属製の部材で形成された取付部材308は、例えば機械加工であるプレス成形によって成形された製品(プレス成形品)である。(以下では、便宜上、取付部材308がプレス成形品であるとして説明する。)
液晶パネル302Bの枠体の周囲には複数(例えば4つ)の孔310Bが設けられており、当該孔310Bはコンバージェンス調整後に液晶パネル302Bを取付部材308に固定するためのものである。複数の孔310Bにはあらかじめ接着剤(図示せず)を充填しておき、当該孔310Bはコンバージェンス調整の際に取付部材308から突起した固定ピン312Bに挿入され、液晶パネル302Bはコンバージェンス調整後に、あらかじめ孔310Bに充填された接着剤によって固定ピン312Bと接合されている。なお、上記接着剤がUV硬化型の場合、コンバージェンス調整後UV照射して接着剤を硬化させ、液晶パネル302Bを固定ピン312Bに固定する。
出射側偏光板306Bは、液晶パネル302Bからの出射した光束のうち不要な光束を吸収する出射側偏光素子330Bと出射側偏光素子を保持する基板331Bとで形成される。基板331Bには、通常、ガラスが用いられるが、ガラスより高い放熱効果があるサファイア基板、水晶基板等を用いてもよい。また、サファイア基板、水晶基板より高い放熱効果があって、且つ光束が複屈折を起こさない酸化マグネシウム基板を用いてもよい。
実施例1では、取付部材308に液晶パネル302Bを接合する前に、あらかじめ、出射側偏光板306Bを取付部材308に固定しておく。出射側偏光板306Bと取付部材308との固定は、取付部材308から突起した固定平坦部314Bに、あらかじめ塗布された接着剤によって接合されている。出射側偏光板306Bが貼着される固定平坦部314Bは、図5から明らかなように、3箇所ある。取付部材308において、一つは合成プリズム304のB光束の入射面上側にあり、そして、合成プリズム304のB光束の入射面左右側にそれぞれ一つある。つまり、取付部材308において、合成プリズム304のB光束の入射面下側には、出射側偏光板306Bを貼着する固定平坦部を設けないようにしている。これは、プリズムユニット300下側から上側に向かう風を極力妨げないようにして、出射側偏光板306Bや液晶パネル302Bの冷却効率を向上させるためである。
また、固定平坦部314Bは、図8を見れば明らかであるが、固定平坦部314Bの先端の平坦部は根元の折り曲げ部より合成プリズム側(出射側偏光板306Bの光出射側)に凹んでいる。そして、3つの固定平坦部314Bの先端の平坦部で形成される面上に出射側偏光板306Bを配置している。
合成プリズム304は、図6及び図7に示すように、取付部材308によって形成された内部の空間に入るように配置されている。取付部材308と合成プリズムとの固定は、上面側においては、合成プリズム304を取付部材308内に装着した後、取付部材308の上面に設けられた複数の孔316から接着剤を流し込み接着する。また、下面においては、合成プリズム304の底面と取付部材308の下部に設けられた複数の突起318とを接着剤によって接合する。
次に、図8に基づき、各液晶パネル302と、各出射側偏光板306と、合成プリズム304とを取り付けるための取付部材308について詳細に説明する。
取付部材308の上面には、上述の通り、合成プリズム304を接合するための孔316が設けられている。この上面を基準面として、各液晶パネル302を接合するための各固定ピン312R,312G,312B(実施例1では、各々4箇所)と、各出射側偏光板306を接合するための各固定平坦部314R,314G,314B(実施例1では、各々3箇所)とが形成される部位が、プレス成形の曲げ加工によって約90度に曲げられて形成されている。
この際、取付部材308の強度を確保するため、及び前述の曲げ加工によって形成された部位が戻ろうとする作用(スプリングバック)を抑制するため、固定ピン312R及び固定平坦部314Rとが形成される部位と、固定ピン312G及び固定平坦部314Gとが形成される部位との間を、G側に設けた穴とR側に設けた凸部とを嵌合させたカシメ部320で固定する。同様に、固定ピン312B及び固定平坦部314Bとが形成される部位と、固定ピン312G及び固定平坦部314Gとが形成される部位との間においても、カシメ部320で固定している。
次に、図6,図7,図9及び図10に基づき、光学部品の冷却効率の向上について詳細に説明する。図9は、図5のプリズムユニットにおける合成プリズム304B光束の入射面上側固定平坦部314Bを通る縦断面図である。また、図10は、図9のA部拡大図で、固定平坦部314Bと出射側偏光板306Bとの厚さ方向の関係を説明するものである。なお、図9では、図示を簡単とするため、B側に着目した図としてある。
図9に示すように、取付部材308において、固定平坦部314Bの外郭は、合成プリズム側に凹んでいる。図10のA部は、合成プリズム304B光束の入射面上側固定平坦部314Bの拡大図である。図10から明らかなように、出射側偏光板306Bを固定する固定平坦部314Bの外郭部314B−a)に対し固定平坦部314Bの先端の平坦部314B−bは合成プリズム側に凹んでいる。この凹部314B−cに出射側偏光板306Bを配置する。このとき、固定平坦部314Bの外郭部314B−aの位置は、出射側偏光板306Bの光入射面306B−1と同じか、またはそれより光出射側に配置されている。
また、前述の通り、取付部材308は、金属製なので、機械的強度を維持しながらその板厚を薄くすることが可能となり、取付部材308の底面側に配置された固定ピン312Bの板厚は薄くすることが可能である。また、図5から明らかなように、底面側の固定ピン312Bを図示しないプリズムユニット300下側からの風に沿うように配置されている。
これらにより、出射側偏光板306Bや液晶パネル302Bを冷却するための風の風路を遮るものがなくなるため、出射側偏光板306Bや液晶パネル302Bの冷却効率を向上させることが可能となる。
尚、実施例1では、取付部材308の板厚は、約0.6mmとし、出射側偏光板306Bの基板331Bの板厚は、約0.6mmとしている。少なくとも、基板331Bの板厚を取付部材308の板厚と同じ或いは大とすることにより、出射側偏光素子330Bの光入射側及び光出射側に風を当てることが可能となるため、更なる冷却効率の向上が見込める。
また、液晶パネル302Bに掛かるあらゆる方向からの荷重に対して、液晶パネル302Bと取付部材308との固定強度を向上させるために、図8に示す取付部材308の上面側に配置された固定ピン312Bは、図5に示す取付部材308の底面側に配置された固定ピン312Bとは90度回転した方向に曲げ加工されている。従って、図5に示す取付部材308の上面側に配置された固定ピン312Bは、図5に示す取付部材308の底面側に配置された固定ピン312Bよりも、例えば合成プリズム304の底面への投影板厚が大きくなっている。これは、出射側偏光板306Bや液晶パネル302Bの冷却効率を低下させるように思われるが、実施例1では、出射側偏光板306Bや液晶パネル302Bを冷却するための風は、プリズムユニット300の底面側から流れてくるため、図5に示す取付部材308の上面側に配置された固定ピン312Bの周辺を通過する風は、出射側偏光板306Bや液晶パネル302Bを冷却した後の風であるため、冷却効率には何ら影響を与えない。
実施例1では、各液晶パネル302と、各出射側偏光板306と、合成プリズム304とを取り付けるための取付部材308は、機械加工の1つであるプレス成形によって成形された製品(プレス成形品)について説明したが、ダイキャスト成形によって成形された製品(ダイキャスト成形品)にも適用可能である。例えば、アルミニウムダイキャスト製品、マグネシウムダイキャスト製品などである。
実施例1の投射型表示装置の正面側から見た外観を示す斜視図。 実施例1の投射型表示装置の背面側から見た外観を示す斜視図。 実施例1の投射型表示装置の内部を示す斜視図。 実施例1の投射型表示装置の光学ユニットを示す平面図。 実施例1の投射型表示装置のプリズムユニットの分解斜視図。 実施例1のプリズムユニットを底面側から見た平面視図。 実施例1のプリズムユニットを上面側から見た平面視図。 実施例1のプリズムユニットと光学素子を取り付けるための取付部材の斜視図。 図5のプリズムユニットにおける合成プリズム304B光束の入射面上側固定平坦部314Bを通る縦断面図。 図9のA部拡大図で、固定平坦部314Bと出射側偏光板306Bとの厚さ方向の関係を説明する図。
符号の説明
1 投射型表示装置、2 吸気口、3 排気口、4 放音口、5 操作ボタン、7 光源装置ドア、10 投射レンズ、11 ボトムケース、12 アッパーケース、50 ACインレット、51 入出力端子群、100 光源装置、102 光源、104 リフレクタ、106 光源ユニット、108 ランプケース、200 照明光学ユニット、202 第1のレンズアレイ、204 第2のレンズアレイ、206 偏光変換素子、208 集光レンズ、210 青反射ダイクロイックミラー、212 緑反射ダイクロイックミラー、214,216,218 反射ミラー、220 第1のリレーレンズ、222 第2のリレーレンズ、224 コンデンサレンズ、226 入射側偏光板、228A,228B,228C 固定ネジ、300 プリズムユニット、302 液晶パネル、304 合成プリズム、306 出射側偏光板、308 取付部材、310 液晶パネルの孔、312 固定ピン、314 固定平坦部、316 取付部材の孔、318 取付部材の突起、320 カシメ部、330 出射側偏光素子、331 基板、400R,400L,402,404 吸気ファン、500 電源ユニット。

Claims (8)

  1. 光束を出射する光源と、
    前記光源からの光を複数色の光束に分離する色分離部と、
    前記複数色の各々に対応して配置された複数個の映像表示素子と、
    出射側偏光素子と前記出射側偏光素子を保持する基板とで形成され、前記複数色の各々に対応して配置された複数個の出射側偏光板と、
    前記複数個の出射側偏光素子からの光束を合成する合成プリズムと、
    前記合成プリズムからの光束を投射する投射レンズと、
    1枚の金属製の部材で形成され、前記複数個の映像表示素子と前記複数個の出射側偏光板と合成プリズムとを取り付ける取付部材とを有し、
    前記取付部材は、プレス成形により成形される、投射型表示装置。
  2. 前記取付部材は、前記基板を保持し、前記複数個の出射側偏光板の各々に対応して形成された複数個の固定平坦部を有し、
    前記出射側偏光素子は、前記映像表示素子と対向する面に保持される、請求項1記載の投射型表示装置。
  3. 前記固定平坦部は、前記合成プリズム側に凹んだ凹部を有する、請求項2記載の投射型表示装置。
  4. 前記投射型表示装置の筐体には、風が吹き出す吹出口が形成され、
    前記凹部は、前記吹出口と対向する側及び前記吹出口の左右側に形成される、請求項3記載の投射型表示装置。
  5. 前記取付部材は、前記映像表示素子を保持する固定ピンを有し、
    前記取付部材の上面の固定ピンの板厚は、前記取付部材の底面の固定ピンの板厚よりも大である、請求項4記載の投射型表示装置。
  6. 前記取付部材は、前記投射レンズと対向する面に配置された前記映像表示素子を保持する部位と、前記面と垂直である面に配置された前記映像表示素子を保持する部位を嵌合するカシメ部を有する、請求項5記載の投射型表示装置。
  7. 前記取付部材は、アルミニウム製の部材又はマグネシウム製の部材で形成される、請求項6記載の投射型表示装置。
  8. 前記基板は、前記取付部材の厚さ以上の厚みを有する、請求項3記載の投射型表示装置。
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