JP5029052B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴吐出装置に関する。
液滴吐出装置としてのインクジェットプリンタでは、帯電ロール等の帯電手段によって用紙Pを搬送ベルト等の搬送部材に押圧すると共に帯電することで、または、搬送部材に交番電界を形成することで、用紙と搬送部材との間に静電吸着力を発生させ、用紙を搬送部材に吸着させる。そして、この状態で用紙を記録ヘッドのインク吐出領域にて搬送し、用紙に画像を記録させる(例えば、特許文献1、2参照)。これによって、用紙と記録ヘッドのノズル面との距離(以下、TD:Throw Distanceという)の均一性が高くなり、用紙上におけるインク滴の着弾位置の精度が向上し、画質が向上する。
また、近年は、更なる用紙上におけるインク滴の着弾位置の精度向上、即ち、更なる高画質化を目的として、TDを、1〜2mmと狭くすることが行われている。一方、TDの均一性を高めるためには、用紙と搬送部材との静電吸着力を強くすることが要求され、また、温湿度等の環境の変化や用紙の種類の違いによってTDの均一性が低下しないようにするためには、用紙と搬送部材との静電吸着力をさらに強くすることが要求される。
このため、用紙の搬送部材からの剥離不良が発生したり、記録ヘッド32と搬送ベルト28との間の静電吸着力が過大になることにより、搬送ベルト28が浮上って記録ヘッド32に接触するというトラブルが発生したりする場合(図13参照)があった。
搬送ベルト28が記録ヘッド32に接触すると、搬送ベルト28がインクで汚れたり、搬送ベルト28を介して一の記録ヘッド32から他の記録ヘッド32へインクが移って混色が起こったり、搬送ベルト28に付着した異物がノズルから記録ヘッド32内へ混入したりする問題が発生する。特に、主に画質の向上が目的で、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のインクと混ざり合って凝集反応を生じさせる透明インク(反応液)を用いるシステム(所謂2液システム)や、例えばKとY等、異なる色のインクを混ぜ合わせて反応させるシステム(所謂インク間反応システム)では、記録ヘッド32でインクの凝集や変色が起こってしまい、回復不可能となる。
ここで、図14に示すように、通常状態では、帯電ロール36と搬送ベルト28との接触部分が高抵抗となるので、帯電ロール36と搬送ベルト28との間の電荷の移動は、帯電ロール36と搬送ベルト28との間の微小なギャップの領域における放電によるものとなる。しかし、帯電ロール36と搬送ベルト28との接触部分に水滴やインク滴等が付着している場合には低抵抗となり、この部分において電荷の移動が行われる。このため、図15のグラフに示すように、異常状態における搬送ベルト28上の表面電位は、通常状態と比較して上昇する。
また、一方で、帯電ロール36と搬送ベルト28との間への異物の混入等の原因から、帯電ロール36が搬送ベルト28に対してスリップを起こした場合には、用紙搬送力が不足し、帯電ロール36と搬送ベルト28との間において用紙の搬送不良が発生するため、何らかの対策が必要である。
特開平10−193585号公報 特開2003−103857号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、帯電ロールによる搬送ベルトの過剰な帯電を抑制すると共に、帯電ロールと搬送ベルトとの間での記録媒体の搬送不良の発生を抑制することを目的とする。
請求項1に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し記録媒体を前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送ベルトと、記録媒体を前記搬送ベルトに静電吸着させる帯電ロールと、前記搬送ベルト上に、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体よりも体積抵抗率が高い高抵抗液体を供給する液体供給手段と、前記帯電ロールの軸方向両端に前記搬送ベルトに接して配設され、前記帯電ロールを前記搬送ベルトに対して非接触とすると共に、前記帯電ロールと前記搬送ベルトとのギャップを記録媒体の厚み未満とし、且つ、前記搬送ベルトとの接触部に凹部が形成されたスペーサ部材と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の液滴吐出装置では、記録媒体が、搬送ベルトに保持され液滴吐出ヘッドに対向されて搬送され、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する。これによって、記録媒体に画像等が記録される。この際、記録媒体が帯電ロールによって帯電されて搬送ベルトに静電吸着されているので、液滴吐出ヘッドと記録媒体との距離の均一性が高くなり、記録媒体上における液滴の着弾位置の精度が高くなる。
ここで、搬送ベルト上には、液滴吐出ヘッドから吐出される液体より体積抵抗率が高い高抵抗液体が、液体供給手段により供給される。このため、液滴吐出ヘッドから吐出される液体や水滴等が帯電ロールと搬送ベルトとの間に介在する際に、帯電ロールと搬送ベルトとの間の電気抵抗の低下が抑制される。
また、帯電ロールの軸方向両端部に搬送ベルトに接して配設されたスペーサ部材により、帯電ロールが、搬送ベルトに対して非接触とされているため、帯電ロールと搬送ベルトとの間での電荷の移動が、全て放電によるものとなる。
よって、帯電ロールによる搬送ベルトの過剰な帯電を抑制できる。
また、スペーサ部材により、帯電ロールと搬送ベルトとのギャップが、記録媒体の厚み未満とされている。これにより、記録媒体が帯電ロールによって搬送ベルトに押圧されるので、搬送ベルトと記録媒体との間の静電吸着力を効率良く高めることができ、搬送ベルトと記録媒体との吸着力を確保できる。
また、スペーサ部材の搬送ベルトとの接触部には、凹部が形成されている。このため、スペーサ部材と搬送ベルトとの接触部において、過剰分の高抵抗液体が凹部により保持される。
よって、スペーサ部材の搬送ベルトに対するスリップの発生を抑制できることから、帯電ロールの搬送ベルトに対する従動不良を抑制でき、以って、帯電ロールと搬送ベルトとの間での記録媒体の搬送不良の発生を抑制できる。
請求項2に記載の液滴吐出装置は、請求項1に記載の液滴吐出装置であって、スペーサ部材における搬送ベルトとの接触部に形成された凹部は周方向に沿って1周する溝であることを特徴とし、請求項3に記載の液滴吐出装置は、請求項2に記載の液滴吐出装置であって、スペーサ部材には前記溝が複数設けられていることを特徴とし、請求項4に記載の液滴吐出装置は、周方向に沿って1周する溝であることを特徴とし、請求項3に記載の液滴吐出装置は、請求項2に記載の液滴吐出装置であって、前記スペーサ部材に形成された溝は、スペーサ部材の回転方向上流側から下流側へかけて帯電ロールおよびスペーサ部材の軸方向中央部から端部側へ下方に向かって傾斜した螺旋状の溝であることを特徴とし、請求項5に記載の液滴吐出装置は、請求項1に記載の液滴吐出装置であって、スペーサ部材における搬送ベルトとの接触部に形成された凹部は周方向および幅方向に沿って形成された複数のディンプル状の凹部であることを特徴とする。
請求項2に記載の液滴吐出装置では、スペーサ部材と搬送ベルトとの間で高抵抗液体(シリコーンオイル等)の量が過剰になった場合には、過剰の高抵抗液体が溝内部で一時的に保持され、次いで搬送ベルトに再付着するから、スペーサ部材と搬送ベルトとの間の当接状態の変動を抑制でき、請求項3に記載の液滴吐出装置では、過剰の高抵抗液体が2条以上の溝の内部で一時的に保持され、次いで搬送ベルトに再付着するから、溝が1条の場合と比較して、スペーサ部材と搬送ベルトとの間の当接状態の変動をより効果的に抑制できる。そして、請求項4に記載の液滴吐出装置では、溝が軸方向外端側から中央側へ移動するため、スペーサ部材と搬送ベルトとの当接部に滞留した高抵抗液体を搬送ベルトの中央部に向かって掻き流すことができ、請求項5に記載の液滴吐出装置では、スペーサ部材と搬送ベルトとの当接部に滞留した高抵抗液体が、前記ディンプル状の凹部で一時的に保持されるから、スペーサ部材と搬送ベルトとの間の当接状態の変動を抑制できる。
本発明は上記構成にしたので、帯電ロールによる搬送ベルトの過剰な帯電を抑制すると共に、帯電ロールと搬送ベルトとの間での用紙搬送不良の発生を抑制することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、搬送ベルトの回転方向(以下、ベルト回転方向という)を図中矢印Xで示し、搬送ベルトの幅方向(以下、ベルト幅方向という)を図中矢印Yで示している。
図1には、本実施形態のインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙Pをピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。
給紙トレイ16の上方には、無端状の搬送ベルト28が、駆動ロール24及び従動ロール26、27に張架されている。駆動ロール24と従動ロール26とが、略水平に配設され、その下方に、従動ロール27が配設されている。
また、搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、駆動ロール24と従動ロール26との間の搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22で搬送された用紙Pは、搬送ベルト28により保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴を付着される。
記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)32が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能とされている。
各記録ヘッド32は、ヘッド駆動回路(図示省略)によって駆動される。ヘッド駆動回路は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号を記録ヘッド32に送る構成である。
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、記録ヘッド32の不具合を記録結果に反映させないようにしたりすることが可能となる。
記録ヘッドアレイ30の両側には、それぞれの記録ヘッド32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。図2に示すように、記録ヘッド32に対してメンテナンスを行う場合には、記録ヘッドアレイ30が上方へ移動され、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、ノズル面に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(吸引、ワイピング、キャッピング等)を行う。
また、記録ヘッドアレイ30の上方には、各色のインクを貯留するインクタンク35が配置されている。各インクタンク35には、各記録ヘッド32が接続されている。
図3に示すように、記録ヘッドアレイ30の搬送方向上流側には、電源38が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール26との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し、用紙Pを搬送ベルト28に押圧する。この際、接地された従動ロール26との間に所定の電位差が生じるため、用紙Pに電荷を与えて用紙Pを搬送ベルト28に静電吸着させることが可能である。
記録ヘッドアレイ30の搬送方向下流側には、剥離プレート40が配置されており、用紙Pを搬送ベルト28から剥離させる。図1に示すように、剥離された用紙Pは、剥離プレート40の搬送方向下流側で排出経路44を構成する複数の排出ローラ対42により搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
また、図3に示すように、剥離プレート40の下方には、ベルトクリーニングユニット48が配置されている。このベルトクリーニングユニット48は、搬送ベルト28の駆動ロール24に巻き掛けられた部分に当接し、搬送ベルト28に付着したインク等を掻き取るブレード49と、ブレード49によって搬送ベルト28から掻き取られたインク等を回収する回収ボックス51とを備えている。
また、従動ロール26の下方には、オイル塗布ユニット62が配置されている。このオイル塗布ユニット62は、図示しないフレームに回転可能に支持された液体供給手段としてのオイル塗布ロール64を備えている。このオイル塗布ロール64は、搬送ベルト28の従動ロール26に巻き掛けられた部分に当接しており、搬送ベルト28に従動して回転する。また、オイル塗布ロール64は、ポリエチレンやウレタン等の多孔質体で形成された液体を吸収可能なロールで、シリコーンオイルを含浸しており、搬送ベルト28にシリコーンオイルを塗布する。
なお、オイル塗布ロール64は、駆動ロールとしてもよい。この場合、オイル塗布ロール64が搬送ベルト28に対して滑ることを防止できる。また、シリコーンオイル等の体積抵抗率が高い液体(以下、高抵抗液体という)を搬送ベルト28に塗布する手段としては、ウェブ等の他のものも適用可能である。
また、搬送ベルト28は、PET、PI、PA、PC等の樹脂、又はCR、NBR、HNBR、ウレタンゴム等のゴム材料で形成され、表面抵抗値が10〜1013Ω・cm、体積抵抗率が10〜1014Ω・cmのものを使用する。
また、帯電ロール36は、アルミニウム、ステンレススチール等を材料とする棒状またはパイプ状の軸の外周面に、導電性付与材が分散された弾性層が形成され、体積抵抗率が10〜10Ω・cm程度に調整された直径10〜25mmのロール等が使用可能である。
弾性層の材料は、ウレタン系樹脂、熱可塑性エラストマー、エピクロルヒドリンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム、ポリノルボーネンゴム等の樹脂材料が単独または2種以上の混合物として使用可能で、発泡ウレタン樹脂が望ましい。
また、弾性層の表面を厚さ5〜100μmの撥水性のスキン層で被覆してもよく、その場合には、高抵抗液体との相互作用や、インクミストの付着等による特性変化(体積抵抗率の変化等)を抑制できる。
また、高抵抗液体としては、上述したようにシリコーンオイルを使用し、インクは水性インクを使用する。ここで、高抵抗液体は、体積抵抗率が1012Ω・cm以上の液体が好ましく、体積抵抗率が1014Ω・cm以上の液体がより好ましいが、最低でもインクより体積抵抗率が高い液体である必要があり、さらには、体積抵抗率が搬送ベルト28と同等以上である液体が望ましい。
また、高抵抗液体は、インクをはじく液体が適しており、水性インクに対しては、シリコーンオイルの他に、オレイン酸、リノール酸等の高級脂肪酸、フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソデシル、マレイン酸ジブチル等の可塑剤、n−デカノール、ジメチルブタノール等の非水溶性のアルコール類、フッ素オイル、鉱物オイル、植物オイル等の撥水性を有する液体が使用可能である。これらは単独で使用してもよいし、均一に混合し得るものであれば、複数種を混合して使用してもよい。
また、高抵抗液体の搬送ベルト28への塗布を安定させるためには、高抵抗液体の動粘度を10〜10mm/sの範囲にすることが望ましく、50〜10mm/sの範囲にすることがより望ましい。
また、高抵抗液体の塗布厚が厚すぎると、用紙Pにオイルが浸透して用紙Pがインクをはじいたり、裏面に印字する際に画質劣化を引起したりする等、画質に悪影響を及ぼす可能性があり、逆に、高抵抗液体の塗布厚が薄すぎると、安定して塗布層を形成できなくなるので、高抵抗液体の塗布厚を適当な範囲に設定することが必要である。高抵抗液体の塗布厚の適当な範囲は、1nm〜20μmであるが、塗布層を安定して形成するためには10nm以上が望ましく、また、用紙Pへの高抵抗液体の付着をより少なくするためには2μm以下が望ましい。
また、高抵抗液体の色は、用紙Pに付着した際の画質への影響を少なくするためには無色透明が望ましい。
また、高抵抗液体は常温にて不揮発性である必要がある。具体的には蒸気圧が25℃で13.33Pa以下である。また、高抵抗液体は、インク等の水性液体と相溶しない性質である必要がある。具体的には、インク等の水性液体に対する溶解度が常温(25℃)で0.1wt%以下である。
また、高抵抗液体の表面張力は30mN/m以下が好ましく、25mN/m以下がより好ましいが、高抵抗液体は、搬送ベルト28上で濡れ広がる必要があるので、下記(1)式の関係が必要である。但し、塗布層の表面張力をγ、搬送ベルト28の臨界表面張力γとする。なお、臨界表面張力とは、種々の液体の表面張力と固体表面の接触角θとの関係において、cosθを1に補正したとき(すなわち液体の固体表面に対する接触角が0°となったとき)の表面張力をいう。一般に固体表面は、その表面が有する臨界表面張力よりも小さい表面張力を持つ液体によく濡れる。
γ<γ…(1)
また、高抵抗液体に撥水性を持たせるためには、下記(2)式の関係が必要となる。但し、インクIの表面張力をγとする。
γ<γ…(2)
また、図4、図5に示すように、帯電ロール36は、支持機構52により支持されている。支持機構52は、フレーム54と一対の軸受56と一対の圧縮コイルバネ(付勢部材)58とを備えている。
フレーム54は、帯電ロール36の上側でインクジェット記録装置12のフレーム(図示省略)に支持され、帯電ロール36の軸方向へ長手に延び、長手方向両端部を搬送ベルト28側へ略直角に折り曲げられている。このフレーム54には、長手方向両端部から折曲部へ向けて延びるU字状の長穴54Aが空けられている。また、各軸受56は、各長穴54Aに、各長孔54Aの長手方向に沿ってスライド可能に嵌められており、帯電ロール36の回転軸36Aの軸方向一端部又は他端部を回転可能に支持している。
また、長孔54Aの最深部には、開口部側へ延びるボス54Bが形成され、また、軸受56には、ボス54Bと対向するボス56Aが形成されており、圧縮コイルバネ58の両端部が、ボス54Bとボス56Aとに嵌られている。このため、帯電ロール36は、圧縮コイルバネ58によって搬送ベルト28側へ付勢されている。また、フレーム54の長手方向両端部には、長孔54Aの開口部を塞いで軸受56の長孔54Aからの抜け出しを防止するストッパ59が設けられている。
また、帯電ロール36のロール部36Bの軸方向両端部には、ロール部36Bよりも大径の円環状の部材であるスペーサ部材60が取付けられている。このスペーサ部材60は、絶縁性と、押圧により変形しない高剛性を有する部材で、POM、PMMA、PET等の樹脂又は絶縁処理した金属又はセラミック等で形成されている。このため、圧縮コイルバネ58の付勢力によってスペーサ部材60のみが搬送ベルト28に圧接され、帯電ロール36のロール部36Bと搬送ベルト28とは非接触になる。また、スペーサ部材60から搬送ベルト28へ電流が流れないようになっている。
ここで、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップは、用紙Pの厚み未満(好ましくは用紙Pの厚み×0.6以下)となっている。
また、スペーサ部材60の周面60Aの幅方向(スペーサ部材60の軸方向)中央部には、凹部としてのV溝61が形成されている。このV溝61は、スペーサ部材60の周方向に沿って1周している。
次に、本実施形態における作用について説明する。
ブレード49のベルト回転方向下流側、且つ、帯電ロール36のベルト回転方向下流側において、オイル塗布ロール64によりシリコーンオイルが搬送ベルト18に塗布される。
ここで、シリコーンオイルは、水性の液体に対して不溶であり、また、表面張力が例えば20.8[mN/m]で、水性インクの表面張力(例えば30[mN/m])、水の表面張力(例えば70[mN/m])よりも低くなっている。また、シリコーンオイルは、体積抵抗率が例えば1014Ω・cm以上と高抵抗で絶縁性が高い液体である。
このため、図6(A)、(B)に示すように、記録ヘッド32がインク滴を吐出する際に発生するミスト状のインクや結露による水等の水性液体Wが、搬送ベルト28上に付着している場合には、この水性液体Wの上でシリコーンオイルが濡れ広がる。即ち、搬送ベルト28上に水性液体Wを覆うシリコーンオイルの層(以下、塗布層という)Oが形成される。シリコーンオイルは、体積抵抗率が高抵抗で絶縁性が高い液体なので、塗布層Oは絶縁層として機能する。
ところで、図7(A)、(B)に示すように、帯電ロール36と搬送ベルト28との間に用紙Pが介在する場合、帯電ロール36と用紙Pとの間では、微小なギャップの領域における放電によって電荷の移動が行われ、用紙Pと搬送ベルト28との間では、用紙Pと搬送ベルト28との接触部において電荷の移動が行われるが、用紙Pと搬送ベルト28との接触部での電荷の移動量と帯電ロール36と用紙Pとの間の放電電荷量とは比例関係にある。
このため、図7(A)に示すように、用紙Pと搬送ベルト28との接触部が低抵抗になるほど、帯電ロール36と用紙Pとの間の移動電荷量が増大し、異常帯電が発生し易くなる。しかし、図7(B)に示すように、本実施形態では、用紙Pと搬送ベルト28との間に、高抵抗で絶縁性が高い塗布層Oが形成されているので、帯電ロール36と用紙Pとの間の移動電荷量の増大を抑制でき、異常帯電の発生を防止できる。
ここで、高抵抗液体の体積抵抗率は、インクより高く、また、搬送ベルト28と同等以上である。高抵抗液体の体積抵抗率をインクよりも高くすることで、帯電ロール36と搬送ベルト28との間に水やインク等の水性の液体が介在する場合に、用紙Pと搬送ベルト28との接触部における電気抵抗の低下を抑制できる。これによって、用紙Pと搬送ベルト28との接触部における電荷の移動を抑制できるので、帯電ロール36から用紙Pへの過剰な電荷の移動を抑制でき、用紙Pの帯電電位の異常な上昇を抑制できる。
また、高抵抗液体の体積抵抗率を搬送ベルト28の体積抵抗率と同等以上にすることで、用紙Pと搬送ベルト28との接触部における電気抵抗が、常に、水やインク等の水性液体が介在しない時と同等以上になるので、より一層、用紙Pの帯電電位の異常な上昇を抑制できる。
また、帯電ロール36の軸方向両端部に設けられたスペーサ部材60のみが搬送ベルト28に圧接され、帯電ロール36のロール部36Bと搬送ベルト28とが非接触であると共に、スペーサ部材60から搬送ベルト28へ電流が流れないようになっていることにより、図8に示すように、ロール部36Bと搬送ベルト28との間における電荷の移動が全て放電によるものとなり、搬送ベルト28の表面電位が安定する。即ち、搬送ベルト28の表面電位が異常に上昇することを防止できるので、搬送ベルト28と記録ヘッド32との間の静電気力が異常に上昇することを防止できる。
以上のことから、搬送ベルト28と記録ヘッド32のノズル面32Nとの接触を防止しつつ、搬送ベルト28の帯電量をより大きく、TDをより狭くすることができるので、用紙Pへのインク滴の着弾精度をより向上させることができ、以って、画質をより向上させることができる。
また、搬送ベルト28の浮上りを防止するために搬送ベルト28にかけるテンションを強くする必要が無いので、搬送ベルト28に発生するしわを抑制でき、搬送ベルト28による用紙Pの搬送性能を向上できる。また、帯電ロール36は、従動回転しており、ロール部36Bの放電箇所が常に移動しているので、放電劣化が少ない。また、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップが、スペーサ部材60によって、搬送ベルト28の厚みの変動に関わらずに一定とされるので、搬送ベルト28の表面電位が安定する。
また、ロール部36Bと搬送ベルト28とのギャップが、用紙Pの厚み未満となっており、用紙Pが帯電ロール36のロール部36Bによって搬送ベルト28に圧接されるようになっていることにより、用紙Pと搬送ベルト28との静電吸着力を効率良く高めることができ、搬送ベルト28と用紙Pとの吸着力を確保できる。
さらに、帯電ロール36を搬送ベルト28に非接触とし、用紙Pにのみ接触するようにしたことで、帯電ロール36の磨耗劣化を低減できる。
ところで、搬送ベルト28上のシリコーンオイルは、搬送ベルト28に対して非接触とされた帯電ロール36に付着することはなく、搬送ベルト28と帯電ロール36との間に滞留することはない。しかし、搬送ベルト28上のシリコーンオイルは、搬送ベルト28に接触したスペーサ部材60には付着し、スペーサ部材60と搬送ベルト28との当接力等の条件次第では、スペーサ部材60と搬送ベルト28との間に滞留する。
ここで、スペーサ部材60の周面60Aの幅方向中央部には、スペーサ部材60の周方向に沿って1周するV溝61が、形成されている。このため、スペーサ部材60と搬送ベルト28との間でシリコーンオイルの滞留が発生し、スペーサ部材60と搬送ベルト28との間におけるシリコーンオイルの量が過剰になった場合には、過剰分のシリコーンオイルが、V溝61内へ流れ込み、V溝61により一時的に保持される。そして、V溝61に保持されたシリコーンオイルは、搬送ベルト28に再付着して、最終的にはブレード49により掻き取られる。
よって、スペーサ部材60と搬送ベルト28との当接状態の変動を抑制でき、スペーサ部材60が搬送ベルト28に対してスリップを起こすことを抑制できる。従って、帯電ロール36が搬送ベルト28に対して従動不良を起こすことを抑制でき、以って、帯電ロール36と搬送ベルト28との間での用紙Pの詰まり、所謂搬送ジャムの発生を抑制できる。
次に、スペーサ部材60の変形例について説明する。
図9には、スペーサ部材60の第1の変形例に係るスペーサ部材70を、軸方向両端部に備える帯電ロール36が示されている。この図に示すように、スペーサ部材70の周面70Aには、幅方向に沿って所定間隔で2本(複数)のV溝61が形成されている。
次に、本実施例における作用について説明する。
スペーサ部材70と搬送ベルト28との間でシリコーンオイルの滞留が発生し、スペーサ部材70と搬送ベルト28との間におけるシリコーンオイルの量が過剰になった場合には、過剰分のシリコーンオイルが、2本のV溝61内へ流れ込み、2本のV溝61により一時的に保持される。
これにより、スペーサ部材60を帯電ロール36に設けた場合と比較して、V溝61によるシリコーンオイルの保持量が増加するので、スペーサ部材70と搬送ベルト28との当接状態の変動をより一層抑制でき、スペーサ部材70が搬送ベルト28に対してスリップを起こすことをより一層抑制できる。よって、帯電ロール36が搬送ベルト28に対して従動不良を起こすことをより一層抑制でき、以って、帯電ロール36と搬送ベルト28との間での用紙Pの搬送ジャムの発生をより一層抑制できる。
また、図10には、スペーサ部材60の第2の変形例に係るスペーサ部材80を、軸方向両端部に備える帯電ロール36が示されている。この図に示すように、スペーサ部材80の周面80Aには、スペーサ部材80の幅方向に連続する螺旋状の凹部としてのV溝81が形成されている。
このV溝81は、帯電ロール36及びスペーサ部材80の回転方向(図中矢印A方向)上流側から下流側へかけて帯電ロール36及びスペーサ部材80の軸方向中央側から端部側へ傾斜している。
次に、本実施例における作用について説明する。
搬送ベルト28及び帯電ロール36の回転中、スペーサ部材80と搬送ベルト28との当接部において、V溝81が、軸方向外端側から中央側へ移動する。このため、スペーサ部材80と搬送ベルト28との当接部に滞留したシリコーンオイルが、V溝81により、軸方向外端側から中央側へ掻き流され(移動され)、スペーサ部材80と搬送ベルト28との当接部から排出される。
また、図11には、スペーサ部材60の第3の変形例に係るスペーサ部材90を、軸方向両端部に備える帯電ロール36が示されている。この図に示すように、スペーサ部材90の周面90Aには、スペーサ部材90の幅方向に連続する螺旋状の凹部としてのU溝91が形成されている。
このU溝91は、上述のV溝81と同様、帯電ロール36及びスペーサ部材90の回転方向(図中矢印A方向)上流側から下流側へかけて帯電ロール36及びスペーサ部材90の軸方向中央側から外端側へ傾斜している。よって、上述のスペーサ部材80を帯電ロール36に設けた場合と同様の作用及び効果を得ることができる。
また、図12には、スペーサ部材60の第4の変形例に係るスペーサ部材100を、軸方向両端部に備える帯電ロール36が示されている。この図に示すように、スペーサ部材100の周面100Aには、複数のディンプル状の凹部101が、周方向及び幅方向に沿って形成されている。
次に、本実施例における作用について説明する。
スペーサ部材100と搬送ベルト28との間に滞留したシリコーンオイルが、凹部101内へ流れ込み、凹部101により一時的に保持される。これにより、スペーサ部材100と搬送ベルト28との当接状態の変動を抑制でき、スペーサ部材100が搬送ベルト28に対してスリップを起こすことを抑制できる。
なお、本実施形態では、インクジェット記録装置を例に取って本発明を説明したが、本発明は、インクジェット記録装置に限らず、高分子フィルム上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出装置一般に対して、適用可能である。
また、本発明の液滴吐出装置において画像記録の対象となる「記録媒体」には、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する対象物であれば広く含まれる。したがって、記録媒体には、記録用紙やOHPシートなどが含まれるのはもちろんであるが、これら以外にも、たとえば、高分子フィルムなどが含まれる。
さらに、本実施形態では、用紙Pの幅よりも長尺のインクジェット記録ヘッドを例に取って本発明を説明したが、これに限らず、例えば、用紙Pの幅よりも短尺のインクジェット記録ヘッドを用紙Pの幅方向に移動させる構成等にも本発明を適用可能である。
本発明の一実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。 本発明の一実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。 本発明の一実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。 本発明の一実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールを示す斜視図である。 本発明の一実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールを示す正面図である。 (A)、(B)は、本発明の一実施形態のインクジェット記録装置に備えられた搬送ベルトを拡大して示す側断面図である。 (A)、(B)は、本発明の一実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールと搬送ベルトとの間での電荷の状態を模式的に示す側面図である。 本発明の一実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールと搬送ベルトとの間での電荷の状態を模式的に示す側面図である。 本発明の一実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールの第1の変形例を示す正面図である。 本発明の一実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールの第2の変形例を示す正面図である。 本発明の一実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールの第3の変形例を示す正面図である。 本発明の一実施形態のインクジェット記録装置に備えられた帯電ロールの第4の変形例を示す正面図である。 従来のインクジェット記録装置における搬送ベルトの挙動を模式的に示す側面図である。 インクジェット記録装置における帯電ロールと搬送ベルトとの間における放電の様子を模式的に示す側面図である。 インクジェット記録装置における帯電ロールへの印加電圧と搬送ベルト上の表面電位との関係を示すグラフである。
符号の説明
12 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
28 搬送ベルト
32 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
36 帯電ロール
60 スペーサ部材
61 V溝(凹部)
64 オイル塗布ロール(液体供給手段)
66 帯電ロール(帯電手段)
70 スペーサ部材
80 スペーサ部材
81 V溝(凹部、螺旋状の溝)
90 スペーサ部材
91 U溝(凹部、螺旋状の溝)
100 スペーサ部材
101 凹部
P 用紙(記録媒体)

Claims (5)

  1. 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    記録媒体を保持し記録媒体を前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送ベルトと、
    記録媒体を前記搬送ベルトに静電吸着させる帯電ロールと、
    前記搬送ベルト上に、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体よりも体積抵抗率が高い高抵抗液体を供給する液体供給手段と、
    前記帯電ロールの軸方向両端に前記搬送ベルトに接して配設され、前記帯電ロールを前記搬送ベルトに対して非接触とすると共に、前記帯電ロールと前記搬送ベルトとのギャップを記録媒体の厚み未満とし、且つ、前記搬送ベルトとの接触部に凹部が形成されたスペーサ部材と、
    を有することを特徴とする液滴吐出装置。
  2. スペーサ部材における搬送ベルトとの接触部に形成された凹部は周方向に沿って1周する溝である請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. スペーサ部材には前記溝が複数設けられている請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記スペーサ部材に形成された溝は、スペーサ部材の回転方向上流側から下流側へかけて帯電ロールおよびスペーサ部材の軸方向中央部から端部側へ下方に向かって傾斜した螺旋状の溝である請求項2に記載の液滴吐出装置
  5. スペーサ部材における搬送ベルトとの接触部に形成された凹部は周方向および幅方向に沿って形成された複数のディンプル状の凹部である請求項1に記載の液滴吐出装置。
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