JP5010211B2 - 注出具 - Google Patents

注出具 Download PDF

Info

Publication number
JP5010211B2
JP5010211B2 JP2006229845A JP2006229845A JP5010211B2 JP 5010211 B2 JP5010211 B2 JP 5010211B2 JP 2006229845 A JP2006229845 A JP 2006229845A JP 2006229845 A JP2006229845 A JP 2006229845A JP 5010211 B2 JP5010211 B2 JP 5010211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
pouring
hinge
protrusion
inner cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006229845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007182258A (ja
Inventor
幹男 石本
康裕 井内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Kakoki Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Kakoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Kakoki Co Ltd filed Critical Shikoku Kakoki Co Ltd
Priority to JP2006229845A priority Critical patent/JP5010211B2/ja
Priority to KR1020087015852A priority patent/KR101282762B1/ko
Priority to EP06833788.0A priority patent/EP1970322A4/en
Priority to PCT/JP2006/323985 priority patent/WO2007066575A1/ja
Priority to CN2006800454281A priority patent/CN101365630B/zh
Priority to TW095145409A priority patent/TW200744903A/zh
Publication of JP2007182258A publication Critical patent/JP2007182258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5010211B2 publication Critical patent/JP5010211B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/06Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67BAPPLYING CLOSURE MEMBERS TO BOTTLES JARS, OR SIMILAR CONTAINERS; OPENING CLOSED CONTAINERS
    • B67B7/00Hand- or power-operated devices for opening closed containers
    • B67B7/24Hole-piercing devices
    • B67B7/26Hole-piercing devices combined with spouts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/72Contents-dispensing means
    • B65D5/74Spouts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/18Arrangements of closures with protective outer cap-like covers or of two or more co-operating closures
    • B65D51/20Caps, lids, or covers co-operating with an inner closure arranged to be opened by piercing, cutting, or tearing
    • B65D51/22Caps, lids, or covers co-operating with an inner closure arranged to be opened by piercing, cutting, or tearing having means for piercing, cutting, or tearing the inner closure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

この発明は、牛乳等の液体飲料、麺つゆ等の液体調味料、流動食品等が密封包装された容器を開封して、直接飲食又は注出するための注出具に関する。
従来、再封性があって、内容物を飲み残して保存することができ、飲料以外の麺つゆ、餃子のたれ等のような商品を充填するのに適した密封容器として、注出用パイプおよびパイプ差込孔を有する密封容器において、パイプを、これがパイプ差込孔に差込まれた状態で保持するための保持部材を備えており、保持部材が、筒状に形成されており、保持部材の先端にフランジが設けられ、フランジが、パイプ差込孔の周縁部外面に固着されており、保持部材内に隔壁が横断状に設けられ、隔壁に、パイプ保持孔が設けられており、保持部材の後端部にキャップが着脱自在に被せられている密封容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、先端側に容器を開封するとともに容器内に挿入される内筒部が形成され、後端側に容器外に位置させられる外筒部が形成された筒状注出具本体よりなり、内筒部の後端側外周縁に容器内面側から容器の頂壁に臨む、注出具本体の軸線と直交する溝形成面が形成され、外筒部の先端側外周縁に容器外面側から容器の頂壁に臨む、注出具本体の軸線と直交する当接面が形成され、溝形成面と当接面によって支持溝が形成され、内筒部には通孔が形成されたストローや、このストローの容器内に位置する内筒部を2重管として、この2重管を相対的に移動させることで前記通孔を開閉することにより再封性を持たせたストローが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−199464号公報 特開2002−249172号公報
前記特許文献1記載の従来公知のパイプは保持部材により容器に確実に保持されるが、保持部材はその先端に設けられているフランジによりパイプ差込孔の周縁部外面に固着する必要がある上に、保持部材内に隔壁やパイプ保持孔を横断状に設ける必要があり、密封容器の製造工程が複雑になるという問題があった。
前記特許文献2記載の従来公知のストローは、ストローの内筒部を2重管として再封性を持たせていることから、容器内に位置する2重管を相対的に移動させるために、その都度ストローを容器から取り外す必要があった。ストローの容器への取り付け、取り外しを繰り返すと、ストロー挿入孔と支持溝間の支持状態が悪化し、ストローをその支持溝によって容器に位置決めしようとしても確実に位置決めできなかったり、内容物を注出する際、支持溝とストロー挿入孔の間から内容物が漏れてしまうおそれがあった。
また、前記従来公知のストローは、支持溝が注出具本体の軸線と直交する面内に設けられているため、容器を開封してストローを容器内に挿入してゆく際、容器のストロー挿入孔は、少なくともストローの太さ(支持溝が鍔によって形成されている場合は鍔の径)分だけ押し拡げられてしまうことになり、ストローをその支持溝によって容器に位置決めしようとしても確実に位置決めできず、注出具がぐらついたり、内容物を注出する際、支持溝とストロー挿入孔の間から内容物が漏れてしまうおそれがあった。
本発明の課題は、容器の開封部(ストロー挿入孔)に簡便に装着することができ、容器から内容液を注出する際に液漏れがなく、ほぼ最後まで注出することのできる、再開封可能でかつ衛生的な蓋つき注出具を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究した結果、容器を開封するとともに容器内に挿入される内筒部と、容器外に位置させられる外筒部とが連通状態で固着されている注出具本体を備え、外筒部の注出開口部付近にヒンジを介して連結され、前記注出開口を閉止・再開封しうる蓋とを、一体成形により成型した注出具において、前記内筒部の上側(外筒部寄り)の周面に、容器内の液体を最後まで注出するための通孔が形成されている再開封可能でかつ衛生的な蓋つき注出具とすることにより、容器の開封部(ストロー挿入孔)に簡便に密に装着することができ、容器から内容液を注出する際に液漏れの他、脈動、液ハネすることなく、また液切れよく、ほぼ最後まで注出することのできることを見出し、本発明を完成するに至った。
また、外筒部下端(内筒部寄り)の容器との当接面が、注出具本体の軸線と直交する面に対して後方に向かって下向きに所定角度傾斜した傾斜面として形成した本発明の注出具によると、特に頂壁がフラットな容器の場合、注出具の外筒部が容器頂壁に対して傾斜した状態で装着されるので、内容物の注出時、特にコップ等への注出が容器を少し傾けるだけで容易に行うことができることを見い出した。
また、少なくとも、通孔の上方の内筒部外周面に突条、例えば内筒部の全周面の連続した鍔状突条や、内筒部の周面の不連続の鍔状突条や、通孔の周方向の幅よりも狭い周方向の幅を有する短突条を設けることにより、蓋の開封時に容器内面側から容器の壁面に突条が当接して注出具本体がぐらつくことがないことを見い出した。
すなわち、本発明は、(1)容器を開封するとともに容器内に挿入することができる小径の内筒部と、注出開口を有して容器外に位置させられる大径の外筒部とが連通状態で固着されている注出具本体と、前記外筒部の注出開口部付近にヒンジを介して連結され、前記注出開口を閉止・再開封しうる蓋と、を一体成形により成型した注出具であって、前記内筒部の外筒部寄りの側の周面に、容器内の液体を最後まで注出するための通孔が形成されており、外筒部の内筒部寄りの下端の、容器との当接面が、注出具本体の軸線と直交する面に対して後方に向かって下向きに所定角度傾斜した傾斜面として形成されていることを特徴とする注出具に関する。
また、本発明は、(2)通孔が、外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の外筒部寄りの側の周面に形成されていることを特徴とする前記(1)記載の注出具や、(3)内筒部が、先端に向かってその外径が小さくなるテーパー状に形成されていることを特徴とする前記(1)又は(2)記載の注出具や、(4)テーパー角度が0.5〜5度であることを特徴とする前記(3)記載の注出具や、(5)内筒部が、最大外径8〜11mmであることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の注出具や、(6)内筒部の先端が、その軸線に対して前方に向かって下向きに傾斜した先端開口を有していることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の注出具や、(7)内筒部の先端が、その軸線と直行する面に対して側面視30〜40度前方に向かって下向きに傾斜した先端開口を有していることを特徴とする前記(6)記載の注出具や、(8)外筒部の下端外周縁部に鍔状の支持フランジが形成されていることを特徴とする前記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の注出具や、(9)外筒部の上部外周縁部に鍔状のヒンジ連結用のフランジが形成されていることを特徴とする前記(1)〜(8)のいずれか1つに記載の注出具や、(10)当接面が、注出具本体の軸線と直交する面に対して20〜30度傾斜していることを特徴とする前記(1)〜のいずれか1つに記載の注出具や、(11)少なくとも、外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の上側の外周面で、かつ通孔より上方レベルの位置に、蓋の開封時に容器内面側から容器の壁面に当接して注出具本体がぐらつかないように、突条が設けられていることを特徴とする前記(1)〜(10)のいずれか1つに記載の注出具や、(12)高さ0.4〜0.6mmの突条が設けられていることを特徴とする前記(11記載の注出具や、(13)突条が、外筒部下端の当接面から4〜5mmに突条の上端が位置するように設けられていることを特徴とする前記(11又は12記載の注出具や、(14)突条が、内筒部の全周面に連続した鍔状突条として形成されていることを特徴とする前記(11)〜(13)のいずれか1つに記載の注出具や、(15)連続した鍔状突条が、外筒部下端の当接面と平行、又は前方に向かって当接面との距離が拡がるように形成されていることを特徴とする前記(14記載の注出具や、(16)連続した鍔状突条が、最も上方レベルに位置する鍔状突条下端部が最も下方レベルに位置する鍔状突条上端部より上方レベルに位置するように形成されていることを特徴とする前記(14)又は(15記載の注出具や、(17)突条が、内筒部の周面に不連続の鍔状突条として形成されていることを特徴とする前記(11)〜(16)のいずれか1つに記載の注出具や、(18)不連続の鍔状突条が、不連続箇所においてスクリュー型に形成されていることを特徴とする前記(17記載の注出具や、(19)突条が、通孔の周方向の幅よりも狭い周方向の幅を有する短突条として形成されていることを特徴とする前記(11)〜(18)のいずれか1つに記載の注出具や、(20)短突条が、通孔の周方向の幅よりも狭い周方向3〜5mm幅を有することを特徴とする前記(19記載の注出具に関する。
また、本発明は、(21)外筒部と蓋を連結するヒンジが、第1ヒンジと第2ヒンジを備え、前記第1ヒンジは、外筒部の上端部後方と蓋の下端部後方を連結し、その前後方向中央部に薄肉ヒンジを有する左右一対のヒンジとして形成され、前記第2ヒンジは、一対の第1ヒンジの間に、一対の対抗V字状に設けられていることを特徴とする前記(1)〜(20)のいずれか1つに記載の注出具や、(22)射出成型により一体成形されていることを特徴とする前記(1)〜(21)のいずれか1つに記載の注出具に関する。
さらに、本発明は、(23)前記(1)〜(22)のいずれか1つに記載の注出具が添付された円形又は楕円形の開封部を有し、かつ、注出具の容器外に位置させられる大径の外筒部の内筒部寄りの下端の、容器との当接面が、注出具本体の軸線と直交する面に対して後方に向かって下向きに所定角度傾斜した傾斜面として形成されていることを特徴とする液体容器や、(24)容器が、両面にプラスチック層を有する一枚の紙主体積層体製容器素材を、筒状としてその両端部を折畳んで閉じることにより縦長直方体状に形成された容器であることを特徴とする前記(23記載の液体容器や、(25)液体容器の頂壁に設けられた円形の開封部の直径が、前記注出具の容器内に挿入することができる小径の内筒部の最大外寸より1〜3mm小さいことを特徴とする前記(23又は24記載の液体容器や、(26)円形が真円であり、最大外寸が直径であることを特徴とする前記(25)に記載の液体容器に関する。
本発明によれば、注出具の容器への位置決め精度を向上して注出具のぐらつきをなくし、注出具と容器開封部の間からの内容物の漏れをなくすことができる。また本発明の注出具によると、注出具本体と蓋を一体成形により形成しているので、簡便に注出具に再封性を持たせることがでる。
本発明の注出具についての以下の説明において、注出具の前後とは図1、図8及び10の左右方向を指し、上下とは図1及び6の上下方向を指すものとする。また、蓋の前後とは、蓋が注出具を閉じた状態(図4及び12の一点鎖線)において、図4及び12の左右方向を指し、上下とは、蓋が注出具を閉じた状態(図4及び12の一点鎖線)において、図4及び12の上下方向を指すものとする。
本発明の注出具としては、容器を開封するとともに容器内に挿入することができる小径の内筒部(下側)と、注出開口を有して容器外に位置させられる大径の外筒部(上側)とが連通状態で固着されている注出具本体と、前記外筒部の注出開口部付近にヒンジを介して連結され、前記注出開口を閉止・再開封しうる蓋とを、一体成形により成型した注出具であって、前記内筒部の上側(外筒部寄り)の周面に、容器内の液体を最後まで注出するための通孔が形成されている注出具であれば特に制限されないが、上記通孔が、外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の上側(外筒部寄り)の周面に形成されている注出具が、容器内の液体を最後まで確実に注出することができるので好ましい。
上記注出具本体の下側部分を形成する内筒部としては、中空円柱状の筒体としてもよいが、容器開封部への挿入をスムーズにするため、先端に向かってその外径が僅かに小さくなるテーパー状の筒体とすることが好ましい。内筒部のテーパー角度は、その軸線に対して約0.5〜10度が好ましく、約0.5〜5度がより好ましく、約0.5〜3度が特に好ましい。また、内筒部の最大外径は特に制限されないが、8〜11mmとすることが好ましく、液体容器の頂壁に設けられた円形(真円)の開封部の直径よりも、1〜3mm、特に2mm程度大きくしておくと、注出具を装着したときに内筒部上端が容器開封部に密に挟持され、内筒部上端と容器開封部との間の隙間がなく、注出時に容器開封部からの液漏れをなくする上で好ましい。さらに、内筒部の先端が、その軸線に対して前方に向かって下向きに傾斜、好ましくは側面視30〜40度傾斜した先端開口を有していることが好ましい。側面視30〜40度傾斜した先端開口を有していると、注出具を装着する容器の開封部(いわゆるストロー孔)を開封しやすく、また、内筒部の先端がその軸線に対して前方に向かって下向きに傾斜していると、通孔が外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の上側の前方周面に形成されている場合、容器の開封時に形成される開封部の切断片の大部分が通孔の反対側に形成されるので、内容部の注出時に切断片が通孔を塞ぐことがない点で好ましい。
上記注出具本体の上側部分を形成する外筒部は上端に注出開口を有している。注出開口の径としては10〜12mmが好ましい。この上端に形成されている注出開口は、短筒状注出部として形成することが好ましく、該短筒状注出部の外周面には全周にわたって外向凸条を設けることが、後述する蓋の内向凸状とこの外向凸条とを係合することで、蓋の閉止状態を液密に維持することができるので好ましい。また、かかる外筒部としては、外筒部下端(内筒部寄り)の容器との当接面の面積を広くして、容器に装着した注出具をより安定的に保持させるため、外筒部の下端外周縁部に鍔状の支持フランジを形成することが好ましい。また、外筒部上端の前記短筒状注出部の直下にヒンジ連結用の鍔状の連結フランジを形成しておくことが、閉止状態の蓋をより安定的に固定する上で好ましい。そして、この連結フランジと支持フランジとの間に適宜間隔で垂直に複数のリブを設けることができる。さらに、外筒部下端の容器との当接面を、注出具本体の軸線と直交する面に対して後方に向かって下向きに所定角度θ、好ましくは10〜45度、より好ましくは20〜30度傾斜した傾斜面として形成することが、特に頂壁がフラットな容器の場合、注出具の外筒部が容器頂壁に対して傾斜した状態で装着されるので、内容物の注出時、特にコップ等への注出が容器を少し傾けるだけで容易に行うことができる。
また、蓋の開封時に容器内面側から容器の壁面に当接して注出具本体がぐらつかないように、少なくとも、外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の上側の外周面で、かつ通孔より上方レベルの位置に突条を設けておくことが好ましい。したがって、前記通孔が、外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の上側の周面に形成されている場合、少なくとも、通孔の上方の内筒部外周面に突条が設けられる、より好ましい実施形態となる。かかる突条の内筒部外周面からの高さとしては、0.3〜1.0mmを好適に例示することができる。特に、外筒部下端の当接面が所定角度θ傾斜した傾斜面として形成されている場合、内筒部の先端が開封部を突き破り、内筒部が容器内に垂直に挿入されていくときに、開封部の前後方向は(内筒部の略最大外径+突条の高さ)だけ開封されるが、外筒部下端の当接面の最も下方レベルとなっている部分(後方部分)に当接するようになると、注出具は、当接面が容器の頂壁に沿うように、その軸線を傾け始め、開封部の周縁の一部を容器内へ案内していき、最終的に容器の開封部の前後方向は、(内筒部の最大外径/cosθ)だけ押し広げられることになる。例えば、内筒部の最大外径が10mm、傾斜角θが25度の場合、最終的に容器の開封部の前後方向は11mm程度押し広げられ、突条の高さが0.4〜0.6mm程度であれば、突条により余分に開封された部分は吸収されることになり、注出時に突条を設けたことによる開封部からの液漏れは生じない。かかる突条は、外筒部下端の当接面から4〜5mm及び/又は、当接面の最も下方レベルとなっている部分と上下方向同レベルに突条の上端が位置するように設けることが好ましい。当接面から突条の上端までの距離が小さすぎると、突条が開封部周縁に与えるダメージが大きくなったり、開封部周縁が完全に突条を乗り越えられずに液漏れが生じることがあり、また、この距離が大きすぎると、注出具本体をぐらつかないようにすることができない。
次に、少なくとも、外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の上側の外周面で、かつ通孔より上方レベルの位置、好ましくは、少なくとも、通孔の上方の内筒部外周面に設けられる突条の形態としては、内筒部の全周面の連続した鍔状突条や、内筒部の周面の不連続の鍔状突条や、通孔の周方向の幅よりも狭い周方向の幅を有する短突条を具体的に例示することができる。また、いずれの形態の突条であっても、突条を有する内筒部を容器開封部にスムーズに挿入するため、突条の側周面や下方部分を下方に向かって縮径するようにテーパー状に形成しておくことが好ましい。
突条が内筒部の全周面に連続した鍔状突条として形成されている場合、連続した鍔状突条が、外筒部下端の当接面と平行、又は前方に向かって当接面との距離が拡がるように形成されていることが好ましく、最も上方レベルに位置する鍔状突条下端部が最も下方レベルに位置する鍔状突条上端部より上方レベルに位置するように形成されていることが、内筒部を挿入していくときに、最も上方レベルに位置する鍔状突条側周面と最も下方レベルに位置する鍔状突条側周面が同時に開封部周縁に当接することなく、開封部周縁の押し拡げられる開口面積を最小限にとどめる上でより好ましい。この連続した鍔状突条として形成されている場合、外筒部の当接面と対向する鍔状突条の上端面は、当接面と協働して支持溝を形成する溝形成面となる。かかる支持溝が形成されたことにより、注出具の容器への位置決め精度がより向上して注出具のぐらつきをなくし、支持溝と容器開封部の間からの内容物の漏れをなくすことができる。
また、内筒部の全周面に連続した鍔状突条に形成された溝形成面と、外筒部の下端の当接面を略平行に設けるとき、かかる略平行に設けられた溝形成面と当接面との間の距離、すなわち、支持溝の幅は、容器包材の厚みより若干長くなるようにすることが好ましい。また、鍔状突条の側周面は、その下端部が内筒部から段差を有することなく立ち上がり、テーパー面となり挿入がスムーズになるように、またガイド面となるように、逆切頭円錐台形状とすることが好ましい。また、最も下方レベルに位置する鍔状突条が通孔上端より下方レベルに位置する場合、内筒部(ストロー)を挿入してゆく際、最も下方レベルに位置する鍔状突条下端部が開封部周縁に当接してから鍔状突条上端部が挿入し終わるまでの間、鍔状突条の側周面にガイドされて横方向にずれ、鍔状突条の高さ分が通孔により吸収され、内筒部の太さ分押し拡げられるにすぎず、開封部周縁の押し拡げられる開口面積を最小限にとどめることができ、結果として、注出具の鍔状突条による容器への位置決め精度を向上し、支持溝と容器開封部の間からの内容物の漏れをなくすことができる。この連続した鍔状突条タイプの注出具を装着した容器から内容液を注出する場合、容器を傾け、容器の側面を指で軽く押圧すると、内容液が脈動、液ハネすることなく、また液切れよくコップ等に注出することができる。
上記内筒部の周面の不連続の鍔状突条としては、前記内筒部の全周面の連続した鍔状突条の一部が、外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の上側の外周面を除き、欠失している不連続の鍔状突条(欠失サブタイプ)や、不連続箇所においてスクリュー型に形成、すなわち、突条の一端がらせん状に下方に形成されている不連続の鍔状突条(スクリュー型サブタイプ)を例示することができる。このスクリュー型サブタイプの不連続の鍔状突条を有する注出具を用いると、注出具の容器への装着時、注出具をねじ込むように挿通することができ、容器への位置決め精度を向上させることができる。さらに、スクリュー型サブタイプの不連続の鍔状突条の上面にくさび形状のスクリュー片を複数個固着させておくと、注出具を容器にねじ込んだ際に、外筒部下端の当接面との間で容器の壁面を挟み込むことができ、注出具を容器にしっかりと固定することができ、容器への位置決め精度をより一層向上させることができる。その他、これら不連続の鍔状突条を採用した場合にも、前記内筒部の全周面の連続した鍔状突条を採用した場合とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
次に、突条が通孔の周方向の幅よりも狭い周方向の幅、例えば3〜5mm幅を有する短突条として形成されている場合、内筒部を容器内に垂直に挿入していくときに容器開封部の開封面積が小さくなり、注出時に容器開封部からの液漏れをなくすることができる。特に、内筒部の最大外径を容器の頂壁に設けられた円形(真円)の開封部の直径よりも、1〜3mm、特に2mm程度大きくしておくと、注出具を装着したときに内筒部上端が容器開封部に密に挟持され、内筒部上端と容器開封部との間の隙間がなく、注出時に容器開封部からの液漏れをなくすることができる上に、注出具を安定的に保持することができる。この短突条タイプの注出具を装着した容器から内容液を注出する場合、容器を傾け、容器の側面を指で軽く押圧すると、内容液が脈動、液ハネすることなく、また液切れよくコップ等に注出することができる。
前記外筒部の注出開口部付近、より具体的には外筒部上端の短筒状注出部の直下に設けられたヒンジ連結用の鍔状の連結フランジにヒンジを介して開封・閉止自在に連結され、前記注出開口を閉止・再開封しうる蓋としては、円盤状の天板と、天板周縁に垂下状に設けられている短筒状周壁と、周壁の内方で天板に垂下状に設けられている短筒状内壁とを備えている蓋を好適に例示することができる。また、周壁の内周面の下端には、内周面のほぼ全周にわたって内向凸条が設けられている蓋や、周壁の外周面の下端前方には、外周面の所定長さにわたって外向きフランジ状摘み片が設けられている蓋が好ましい。上記蓋の内向凸状は、前記のように、注出部の外向凸条と係合することで、蓋の閉止状態を維持することができる。そして、蓋が閉止状態のとき、内壁下端部外面は注出部上端部内面に密接するように構成することが好ましい。
上記ヒンジとしては、蓋を外筒部の注出開口を閉止・再開封しうるように、蓋と外筒部の注出開口部付近を連結しうるものであれば特に制限されないが、外筒部のヒンジ連結用の鍔状の連結フランジと蓋を連結する第1ヒンジと第2ヒンジを備え、前記第1ヒンジは、外筒部の上端部後方と蓋の下端部後方を連結し、その前後方向中央部に薄肉ヒンジを有する左右一対のヒンジとして形成され、前記第2ヒンジは、一対の第1ヒンジの間に、一対の対抗V字状に設けられているものが好ましい。上記一対の第1ヒンジを支点として蓋は開閉動作する。第2ヒンジは、薄肉ヒンジの下方レベルで外筒部の連結フランジ及び蓋に連結されていることが好ましい。第1ヒンジは、開いた状態の外筒部の連結フランジと蓋の中央部に位置する薄肉ヒンジで曲げ伸ばしされ、第2ヒンジは外筒部及び蓋との連結部分で曲げ伸ばしされる。このように構成されているヒンジを用いると、蓋は外筒部に対して、閉止状態もしくは開封状態を維持することができ、例えば、注出具を用いて内容液を注出する際、蓋が邪魔になることがない。
射出成形法、圧縮成形法、ブロー成形法、インジェクションブロー成形法、回転成形法、真空成形法、圧空成形法、真空圧空成形法等により一体成形されている本発明の注出具の材質としては特に制限されないが、通常は、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂やポリスチレン系樹脂を主原料とするプラスティックを挙げることができる。
本発明の注出具が適用できる容器としては、帯状包材より連続的に成形される、いわゆるブリック容器を好適に例示することができるが、その他、筒状のカートンから成形されるゲーブルトップ容器(フラットトップ容器も有る)等、容器の形状に関係無く適用することができる。容器素材の例としては、両面にプラスチック層を有する紙主体積層体製容器素材等、3層構造のものや、これにアルミニウム箔を含めてもよく、また、アルミニウム箔に代わり、合成樹脂製のバリヤ層を用いても良い。注出具を装着する開封部の形成の仕方としては、容器素材のプラスチック層のみを残して、紙層を除去することにより形成されたもののほかに、アルミニウム箔や合成樹脂製のバリヤ層を残して紙層のみを除去するようにしたり、開封部の周縁にそってハーフカットを入れるようにしてもよい。開封部の形状としては、内筒部の構造によって、円形(真円)のほかに、変形楕円ないし長円にすることもできる。そして、ブリック容器等の頂壁がフラットの容器の場合、前記した外筒部下端(内筒部寄り)の容器との当接面が、注出具本体の軸線と直交する面に対して所定角度傾斜した傾斜面として形成されている注出具を好適に用いることができる。
本発明の液体容器としては、上述した本発明の注出具が添付された円形(真円)又は楕円形の開封部を有する、牛乳、ジュース等の液体飲料、麺つゆ等の液体調味料、流動食品等が密封包装された容器であれば特に制限されず、中でも、両面にプラスチック層を有する一枚の紙主体積層体製容器素材を、筒状としてその両端部を折畳んで閉じることにより縦長直方体状に形成された容器を好適に例示することができる。また、ブリック容器等の頂壁がフラットの容器の場合、外筒部下端の容器との当接面が、注出具本体の軸線と直交する面に対して後方に向かって下向きに所定角度傾斜した傾斜面として形成されている注出具とすることが好ましい。さらに、容器の頂壁に設けられた円形(真円)の開封部の直径が、前記注出具の容器内に挿入することができる小径の内筒部の最大外寸(直径)より1〜3mm小さいものが特に好ましい。
本発明に係る注出具について、図1〜14を参照して説明する。図1〜5には、内筒部の全周面に連続した鍔状突条が形成されている注出具(以下、「タイプI注出具」という)の実施形態が、図6〜9及び図3には、内筒部の周面に不連続な鍔状突条が形成されている注出具(以下、「タイプII注出具」という)の実施形態が、図10〜13及び図3には、内筒部の通孔の周方向の幅よりも狭い周方向の幅を有する短突条が形成されている注出具(以下、「タイプIII注出具」という)の実施形態が示されている。
[タイプI注出具とタイプII注出具とタイプIII注出具の共通部分]
図14は本発明に係る注出具1が装着される密封容器7を示している。容器7は、両面にプラスチック層を有する一枚の紙主体積層体製容器素材を、筒状としてその両端部を折畳んで閉じることにより縦長直方体状に形成されたものであって、頂壁71、正面壁(図示略)、背面壁72、左側壁73、右側壁(図示略)および底壁(図示略)を有している。頂壁71左端および左側壁73上端には上三角耳74が連なっており、これは、左側壁73上に重ね合わされて固着されている。頂壁71右および右側壁上端には、右側壁上に固着された上三角耳(図示略)が連なっている。底壁両端と左右の側壁下端には一対の下三角耳(図示略)が連なっているが、これら下三角耳は、底壁上に固着されている。一方の上三角耳74の先端から頂壁71上を縦断して他方の上三角耳の先端までのびるように上横シール部75が形成されているが、これは、筒状容器素材の上端を閉じた際に、生じたものである。筒状容器素材の下端を閉じた際には下横シール部(図示略)が生じているが、これは、一方の下三角耳の先端から底壁上を縦断して他方の下三角耳の先端までのびている。上横シール部75の長さの中程から背面壁72上を縦断して下横シール部の長さの中程まで縦シール部76がのびているが、これは、容器素材を筒状に成形した際に生じたものである。頂壁71における上横シール部75および縦シール部76によって区画された領域には円形(真円)又は楕円形状の開封部(装着部)77が形成されている。
図5及び13に概略を示すように、開封部77は、容器素材のプラスチック層のみを残して、紙層を除去することにより形成されたものである。容器素材として、一般に知られているストロー付容器を製造するための包材が通常用いられる。場合によっては、一般に知られているストロー付容器を製造するための包材のストロー装着孔の形状(真円)をそのまま、又は楕円形へ若干変更するだけで開封部77とすることができる。本発明の注出具は、例えば、背面壁72に注出具1が薄いビニール袋(図示略)に入れられた状態で固着・添付される。
図1〜13に示されているように、本発明に係る注出具1は、ポリプロピレン等の合成樹脂製材料を射出成型により一体成形して得られるもので、下側に容器を開封するとともに容器内に挿入される内筒部4が形成され、上側に容器外に位置させられる外筒部3が形成された筒状注出具本体2と、注出具本体の上端開口を閉止しうる蓋6とを備えている。
外筒部3は、上端に注出開口を形成する短筒状注出部33と、短筒状注出部33の直下にヒンジ連結用の鍔状の連結フランジ35と、その軸線と直交する面に対して25度後方に向かって下向きに傾斜した当接面32を有する内径11mmの筒体から形成されている。外筒部3の下端外周縁部には鍔状の支持フランジ31が形成されている。支持フランジ31の下面も、注出具1を密封容器7に装着した際に、密封容器7の頂壁71と当接する当接面32として形成されている。注出部33の外周面には全周にわたって外向凸条34が設けられている。
蓋6は、円盤状の天板61と、天板61周縁に垂下状に設けられている短筒状周壁62と、周壁62の内方で天板61に垂下状に設けられている短筒状内壁63とを備えている。周壁62の内周面の下端には、内周面のほぼ全周にわたって内向凸条64が設けられている。周壁62の外周面の下端前方には、外周面の所定長さにわたって外向きフランジ状摘み片65が設けられている。蓋6は、ヒンジ5によって、開封・閉止動作自在に外筒部3に連結されている。蓋6の内向凸状64は、注出部33の外向凸条34と係合することで、蓋6の閉止状態を維持するようになっている。蓋6が閉止状態のとき、内壁63下端部外面は注出部33上端部内面に密接し、蓋6の下端面は外筒部3の連結フランジ35上面と当接するようになされている。
ヒンジ5は、外筒部3のヒンジ連結用の鍔状の連結フランジ35と蓋6を連結する第1ヒンジ51と第2ヒンジ52を備えている。第1ヒンジ51は、外筒部3の上端部後方と蓋6の下端部後方を連結し、その前後方向中央部に薄肉ヒンジ53を有する左右一対のヒンジとして形成されている。蓋6は一対の薄肉ヒンジ53を支点として開閉動作する。第2ヒンジ52は、平面視(図3参照)して、一対の第1ヒンジ51の間に、一対の対抗V字状に設けられている。第2ヒンジ52は、側面視(図1、8及び10参照)すると、薄肉ヒンジ53の下方レベルで外筒部3及び蓋6に連結されている。第1ヒンジ51は、開いた状態の外筒部3と蓋6の中央部に位置する薄肉ヒンジ53で曲げ伸ばしされ、第2ヒンジは外筒部3及び蓋6との連結部分で曲げ伸ばしされる。ヒンジ5が上記のように構成されているので、蓋6は、外筒部3に対して、閉じた状態もしくは開いた状態を維持することができ、例えば、注出具1を用いて内容液を注出する際、蓋6が邪魔になることがない。
内筒部4は、先端に向かってその外径が僅かに小さくなるテーパー状の筒体からなり、その先端の内径は7mmに形成されている。前記内筒部4のテーパー角度は、その軸線に対して約1度である。内筒部4の先端は、その軸線に対して側面視35度前方に向かって下向きに傾斜した先端開口24を有している。そして、外筒部3のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部4の上側(外筒部寄り)の周面に、容器内の液体を最後まで注出するための通孔23が形成されている。
容器7の開封に際しては、容器7から注出具1を袋(図示省略)とともに取り外して、袋を破って注出具1を取り出す。そして、以下の図5や図13の説明手順で注出具1を開封部77に差し込めばよい。容器7を傾け、容器7の側面を指で軽く押圧すると、注出具1の注出開口を通じて内容物が流出させられる。内容物が少量になった場合、通孔23を通じて内容物が流出する。内容物を残したまま、容器1の再封をする場合、外筒部3の注出開口に蓋6を被せればよい。
[タイプI注出具]
内筒部4の上部周縁には支持フランジ31と平行に、高さ0.5mmの鍔状突条41が設けられている。前記外筒部3の当接面32と対向する鍔状突条41の上端面は、当接面32と協働して支持溝21を形成する溝形成面42となる。溝形成面42は、内筒部4の軸線に対して25度後方に向かって下向きに傾斜して形成されている。鍔状突条41の側周面は、下方に向かって縮径するようにテーパー状に形成され、その下端の接続部43で内筒部4の外周面とつながっている。ここで、接続部43の最も上方レベルとなる部分(前方部分)は、溝形成面42の最も下方レベルとなる部分(後方部分)より上方レベルに位置している。内筒部4の鍔状突条41直下には、長孔状の通孔23が設けられている。通孔23は、鍔状突条41が最も上方レベルに位置する内筒部4の周方向位置(前方位置)に設けられている。通孔23の上端は、溝形成面42の最も下方レベルとなる部分(後方部分)より上方レベルに位置し、下端は、溝形成面42の最も下方レベルとなる部分(後方部分)より下方レベルに位置している。当接面32と溝形成面42を側壁とし、その間の内筒部外周面を底部とする環状の支持溝21により、注出具1を容器にしっかりと固定することができる。また、鍔状突条41の通孔23の直上部分は、蓋6の開封時に容器内面側から容器7の頂壁71に当接して注出具本体2がぐらつかないように係止する作用を有する。
次に、図5を参照して注出具1の容器7への装着動作を説明する。注出具1は、その軸線を開封部77の表面と垂直な姿勢で容器へと近づけられる。続いて、内筒部4の先端が開封部77を突き破り、内筒部4が容器7内に挿入されてゆく。内筒部4は、その軸線方向に沿って開封部77の表面と略垂直な姿勢で容器7へ挿入されてゆく(図5(a)参照)。挿入が進むと、開封部77の周縁78の一部から、鍔状突条41が最も下方レベルとなっている部分(後方部分)が乗り越えはじめる。そして、容器7の頂壁71が、支持フランジ31下面に形成された当接面32の最も下方レベルとなっている部分(後方部分)に当接するようになると、注出具1は、当接面32が容器7の頂壁71に沿うように、その軸線を傾け始め、開封部77の周縁78の一部を支持溝21の中へ案内してゆく(図5(b)参照)。このとき容器内7には開封部77の切断片79が形成されるが、前述したように、内筒部4の先端は、その軸線に対して側面視35度前方に向かって下向きに傾斜しているので、その大部分は通孔23の反対側に形成され、切断片79が通孔23を塞ぐことがない。開封部77の周縁の一部が、支持溝21に深く進入した後、開封部77の残りの周縁78も鍔状突条41を乗り越え、周縁78が完全に支持溝21に嵌め入れられる(図5(c)参照)。このタイプI注出具を装着した容器から内容液を注出する場合、容器を傾け、容器の側面を指で軽く押圧すると、内容液が脈動、液ハネすることなく、また液切れよくコップ等に注出することができる。
[タイプII注出具]
図6には、支持フランジ31と平行に、不連続箇所(欠失部)22を有する高さ0.5mmの不連続鍔状突条44が内筒部4の上部周縁に設けられている注出具(欠失サブタイプ)が示されている。不連続箇所22は、不連続鍔状突条44を斜めに横切るように設けられている。また、図7〜9には、不連続箇所22においてスクリュー型45に形成された不連続の鍔状突条44が内筒部4の上部周縁に設けられている注出具(スクリュー型サブタイプ)が示されている。このスクリュー型サブタイプの不連続の鍔状突条44の上面3箇所にはくさび形状のスクリュー片46が固着されている。タイプII注出具(欠失サブタイプ及びスクリュー型サブタイプ)は、注出具の容器への装着時、注出具をねじ込むように挿通することにより、注出具を容器にしっかりと固定することができ、容器への位置決め精度をより一層向上させることができる。不連続箇所22は不連続鍔状突条44に複数設けることもできるが、少なくとも1つの不連続箇所22を鍔状突条44が最も下方レベルとなる位置に設けることが確実にねじ込める点で好ましい。
[タイプIII注出具]
内筒部4に形成された長孔状の通孔23の直上には、周方向側面視4mm幅、高さ0.5mmの縦断面が台形の短突条47が設けられている。短突条47の下側周面49は、下方に向かって縮径するようにテーパー状に形成され、その下端の接続部43で内筒部4の外周面とつながっている。短突条47の頂面48は内筒部4の軸線と平行な周面として形成されており、頂面48は支持フランジ31下面に形成された当接面32の最も下方レベルと同じ高さに位置している。この短突条47は、蓋6の開封時に容器内面側から容器7の頂壁71に当接して注出具本体2がぐらつかないように係止する作用を有する。
次に、図13を参照して注出具1の容器7への装着動作を説明する。注出具1は、その軸線を開封部77の表面と垂直な姿勢で容器へと近づけられる(図13(a)参照)。続いて、内筒部4の先端が開封部77を突き破り、内筒部4が容器7内に挿入されてゆく。内筒部4は、その軸線方向に沿って開封部77の表面と略垂直な姿勢で容器77へ挿入されてゆく。挿入が進むと、開封部77の周縁78の一部から、短突条47の下側周面49部分が乗り越えはじめる。そして、容器7の頂壁71が、支持フランジ31下面に形成された当接面32の最も下方レベルとなっている部分(後方部分)に当接するようになると、注出具1は、当接面32が容器7の頂壁71に沿うように、その軸線を傾け始め、開封部77の周縁78の一部を容器内へ案内してゆく。このとき容器内7には開封部77の切断片79が形成されるが、前述したように、内筒部4の先端は、その軸線に対して側面視35度前方に向かって下向きに傾斜しているので、その大部分は通孔23の反対側に形成され、切断片79が通孔23を塞ぐことがない。開封部77の周縁の一部が、容器内に深く進入した後、開封部77の残りの周縁78も短突条47を乗り越え、周縁78が完全に容器内に嵌め入れられる(図13(b)参照)。このタイプIII注出具を装着した容器から内容液を注出する場合、容器を傾け、容器の側面を指で軽く押圧すると、内容液が脈動、液ハネすることなく、また液切れよくコップ等に注出することができる。
以上の説明において通孔23は内筒部4の前方に設けられているが、通孔23は、内筒部4の側方や、後方に設けても良い。特に[タイプIII注出具]の場合は、短突条47と当接面32の間に所定の距離を設ける必要があるため通孔23を内筒部4の前方に設けると、容器7の頂壁71と通孔23の間に距離ができてしまう。このような場合には通孔23を内筒部4の側方や後方に設けることで前記距離を短くして、内容物を最後まで確実に注ぎ易くすることもできる。さらにこのような場合、内筒部4の先端は側方や、後方に向かって下向きに傾斜させることが好ましい。
連続した鍔状突条を有する本発明の注出具を示す側面図 連続した鍔状突条を有する本発明の注出具を示す正面図 本発明の注出具を示す平面図 図2のAA断面図 連続した鍔状突条を有する注出具の容器への装着動作を示す説明図 不連続の鍔状突条を有する本発明の注出具を示す背面図 他の不連続の鍔状突条を有する本発明の注出具を示す背面図 他の不連続の鍔状突条を有する本発明の注出具を示す側面図 他の不連続の鍔状突条を有する本発明の注出具を示す正面図 短突条を有する本発明の注出具を示す側面図 短突条を有する本発明の注出具を示す正面図 図11のAA断面図 短突条を有する注出具の容器への装着動作を示す説明図 本発明の注出具が装着される容器の一例を示す斜視図
符号の説明
1 注出具
2 注出具本体
3 外筒部
4 内筒部
5 ヒンジ
6 蓋
7 容器
21 支持溝
22 不連続箇所
23 通孔
24 先端開口
31 支持フランジ
32 当接面
33 注出部
34 外向凸条
35 連結フランジ
41 連続鍔状突条
42 溝形成面
43 接続部
44 不連続鍔状突条
45 スクリュー型
46 スクリュー片
47 短突条
48 頂面(短突条の)
49 下側周面(短突条の)
51 第1ヒンジ
52 第2ヒンジ
53 薄肉ヒンジ
61 天板
62 周壁
63 内壁
64 内向凸条
65 摘み片
71 頂壁
72 背面壁
73 左側壁
74 上三角耳
75 上横シール部
76 縦シール部
77 開封部
78 周縁
79 切断片

Claims (26)

  1. 容器を開封するとともに容器内に挿入することができる小径の内筒部と、注出開口を有して容器外に位置させられる大径の外筒部とが連通状態で固着されている注出具本体と、
    前記外筒部の注出開口部付近にヒンジを介して連結され、前記注出開口を閉止・再開封しうる蓋と、を一体成形により成型した注出具であって、
    前記内筒部の外筒部寄りの側の周面に、容器内の液体を最後まで注出するための通孔が形成されており、
    外筒部の内筒部寄りの下端の、容器との当接面が、注出具本体の軸線と直交する面に対して後方に向かって下向きに所定角度傾斜した傾斜面として形成されていることを特徴とする注出具。
  2. 通孔が、外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の外筒部寄りの側の周面に形成されていることを特徴とする請求項1記載の注出具。
  3. 内筒部が、先端に向かってその外径が小さくなるテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の注出具。
  4. テーパー角度が0.5〜5度であることを特徴とする請求項3記載の注出具。
  5. 内筒部が、最大外径8〜11mmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の注出具。
  6. 内筒部の先端が、その軸線に対して前方に向かって下向きに傾斜した先端開口を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の注出具。
  7. 内筒部の先端が、その軸線と直行する面に対して側面視30〜40度前方に向かって下向きに傾斜した先端開口を有していることを特徴とする請求項6記載の注出具。
  8. 外筒部の下端外周縁部に鍔状の支持フランジが形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の注出具。
  9. 外筒部の上部外周縁部に鍔状のヒンジ連結用のフランジが形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の注出具。
  10. 当接面が、注出具本体の軸線と直交する面に対して20〜30度傾斜していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の注出具。
  11. 少なくとも、外筒部のヒンジ連結部と周方向反対位置に相当する内筒部の上側の外周面で、かつ通孔より上方レベルの位置に、蓋の開封時に容器内面側から容器の壁面に当接して注出具本体がぐらつかないように、突条が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の注出具。
  12. 高さ0.4〜0.6mmの突条が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の注出具。
  13. 突条が、外筒部下端の当接面から4〜5mmに突条の上端が位置するように設けられていることを特徴とする請求項11又は12に記載の注出具。
  14. 突条が、内筒部の全周面に連続した鍔状突条として形成されていることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の注出具。
  15. 連続した鍔状突条が、外筒部下端の当接面と平行、又は前方に向かって当接面との距離が拡がるように形成されていることを特徴とする請求項14に記載の注出具。
  16. 連続した鍔状突条が、最も上方レベルに位置する鍔状突条下端部が最も下方レベルに位置する鍔状突条上端部より上方レベルに位置するように形成されていることを特徴とする請求項14又は15に記載の注出具。
  17. 突条が、内筒部の周面に不連続の鍔状突条として形成されていることを特徴とする請求項11〜16のいずれか1項に記載の注出具。
  18. 不連続の鍔状突条が、不連続箇所においてスクリュー型に形成されていることを特徴とする請求項17に記載の注出具。
  19. 突条が、通孔の周方向の幅よりも狭い周方向の幅を有する短突条として形成されていることを特徴とする請求項11〜18のいずれか1項に記載の注出具。
  20. 短突条が、通孔の周方向の幅よりも狭い周方向3〜5mm幅を有することを特徴とする請求項19に記載の注出具。
  21. 外筒部と蓋を連結するヒンジが、第1ヒンジと第2ヒンジを備え、前記第1ヒンジは、外筒部の上端部後方と蓋の下端部後方を連結し、その前後方向中央部に薄肉ヒンジを有する左右一対のヒンジとして形成され、前記第2ヒンジは、一対の第1ヒンジの間に、一対の対抗V字状に設けられていることを特徴とする請求項1〜20のいずれか1項に記載の注出具。
  22. 射出成型により一体成形されていることを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項に記載の注出具。
  23. 請求項1〜22のいずれか1項に記載の注出具が添付された円形又は楕円形の開封部を有し、かつ、
    注出具の容器外に位置させられる大径の外筒部の内筒部寄りの下端の、容器との当接面が、注出具本体の軸線と直交する面に対して後方に向かって下向きに所定角度傾斜した傾斜面として形成されていることを特徴とする
    液体容器。
  24. 容器が、両面にプラスチック層を有する一枚の紙主体積層体製容器素材を、筒状としてその両端部を折畳んで閉じることにより縦長直方体状に形成された容器であることを特徴とする請求項23に記載の液体容器。
  25. 液体容器の頂壁に設けられた円形の開封部の直径が、前記注出具の容器内に挿入することができる小径の内筒部の最大外寸より1〜3mm小さいことを特徴とする請求項23又は24に記載の液体容器。
  26. 円形が真円であり、最大外寸が直径であることを特徴とする請求項25に記載の液体容器。
JP2006229845A 2005-12-07 2006-08-25 注出具 Active JP5010211B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006229845A JP5010211B2 (ja) 2005-12-07 2006-08-25 注出具
KR1020087015852A KR101282762B1 (ko) 2005-12-07 2006-11-30 주출구
EP06833788.0A EP1970322A4 (en) 2005-12-07 2006-11-30 EXTRACTION TOOL
PCT/JP2006/323985 WO2007066575A1 (ja) 2005-12-07 2006-11-30 注出具
CN2006800454281A CN101365630B (zh) 2005-12-07 2006-11-30 倒出工具
TW095145409A TW200744903A (en) 2005-12-07 2006-12-06 Pouring implement

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005354156 2005-12-07
JP2005354156 2005-12-07
JP2006229845A JP5010211B2 (ja) 2005-12-07 2006-08-25 注出具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007182258A JP2007182258A (ja) 2007-07-19
JP5010211B2 true JP5010211B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=38122721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006229845A Active JP5010211B2 (ja) 2005-12-07 2006-08-25 注出具

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1970322A4 (ja)
JP (1) JP5010211B2 (ja)
KR (1) KR101282762B1 (ja)
CN (1) CN101365630B (ja)
TW (1) TW200744903A (ja)
WO (1) WO2007066575A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010022728A1 (en) * 2008-09-01 2010-03-04 Moeller Carsten Dispenser for mounting on packings
JP5309307B2 (ja) * 2009-03-23 2013-10-09 日本クロージャー株式会社 開封具
JP5309308B2 (ja) * 2009-03-23 2013-10-09 日本クロージャー株式会社 注出具
JP2016074434A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 大日本印刷株式会社 注出具及び容器
JP6675251B2 (ja) * 2016-04-04 2020-04-01 ライオン株式会社 キャップ

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2585538A (en) * 1947-03-14 1952-02-12 Theodore H Daniels Drawoff tap for liquid-containing cartons
FR1267893A (fr) * 1960-06-14 1961-07-28 Comptoir D Emballages Metalliq Bec verseur adaptable à des boîtes ou bidons à fond plat
JPS6035098U (ja) * 1983-08-19 1985-03-11 藤江 昭一 紙箱における注出口形成装置
JPS637657U (ja) * 1986-07-01 1988-01-19
JPS6354624U (ja) * 1986-09-30 1988-04-12
EP0337721A1 (en) * 1988-04-11 1989-10-18 Rotino Marketing (Proprietary) Limited Pouring device for a container
US4881662A (en) * 1988-05-27 1989-11-21 Tallman Gary C Dispensing spout
US5249708A (en) * 1992-09-21 1993-10-05 Thomas Magness Container puncture spout
JPH0649329U (ja) * 1992-12-19 1994-07-05 株式會社 瑞一 飲料容器用注出具
US5437383A (en) * 1993-06-11 1995-08-01 Stull; Gene Snap-hinge closure cap with full circumferential seal
JPH0719153U (ja) * 1993-09-10 1995-04-07 凸版印刷株式会社 ヒンジキャップ
JPH0731619U (ja) * 1993-11-24 1995-06-13 和俊 山本 紙容器用ノズル
GB9521799D0 (en) * 1995-10-24 1996-01-03 Unilever Plc Carton system for a liquid product
KR100262121B1 (ko) * 1997-06-18 2000-07-15 전성수 비닐용기에 부착되는 개폐수단
JP2000079947A (ja) * 1998-09-01 2000-03-21 Nihon Tetra Pak Kk 開封装置付容器
JP4482723B2 (ja) 2000-01-18 2010-06-16 四国化工機株式会社 密封容器
JP3881848B2 (ja) 2001-02-21 2007-02-14 キッコーマン株式会社 ストロー
DE20113209U1 (de) * 2001-08-16 2001-10-25 Lamprecht Hubertus Ausgiesselement zur Befestigung an flüssigen oder rieselförmigen oder pastösen Materialien aufnehmender Behälter, wie Dosen, Pappbecher o.dgl.
US6983861B2 (en) * 2002-11-05 2006-01-10 Aidox Technology Corporation Dispensing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP1970322A4 (en) 2013-11-27
KR20080091121A (ko) 2008-10-09
TWI374106B (ja) 2012-10-11
CN101365630A (zh) 2009-02-11
EP1970322A1 (en) 2008-09-17
KR101282762B1 (ko) 2013-07-05
TW200744903A (en) 2007-12-16
WO2007066575A1 (ja) 2007-06-14
CN101365630B (zh) 2011-01-19
JP2007182258A (ja) 2007-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8360262B2 (en) Integrated food packaging system having a cup, a container, and a cover
US7134569B2 (en) Cup lid having frangible straw slot depression
US5947323A (en) Cup lid having combined straw slot depression and tear back lid retainer
RU2507141C2 (ru) Многофункциональный контейнер
US6321977B1 (en) Drinking container
JPS6119492B2 (ja)
JP5010211B2 (ja) 注出具
JP2569123B2 (ja) 容器の上フタに取り付けられる簡易開閉装置
JP4300882B2 (ja) 開封刃をもつキャップ付カップ容器
JP2011509893A (ja) 注ぎ出しパッケージおよび注ぎ出し部材
JP5194398B2 (ja) 液体用紙容器の口栓及び該口栓を取り付けた液体用紙容器
US8770450B2 (en) Cylindrical spout for disposable cartons
JP4929591B2 (ja) スパウト
JP2001199464A (ja) 密封容器
JP7490192B2 (ja) 液体充填容器用口栓および同口栓を備えた液体充填容器
JP6632801B2 (ja) 小出し可能な複合液出しキャップ
JP6796469B2 (ja) 注出具
JP6911506B2 (ja) 口栓
JP5266473B2 (ja) 注出具
JP2006096421A (ja) 密封容器
JP2011079566A (ja) 開封具付き注出具
JP6877990B2 (ja) 容器包装体
JP2001240107A (ja) 液体用紙容器の口栓
JPH08119265A (ja) 再封可能な容器開封装置
JP2004051224A (ja) 袋状容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5010211

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250