JP5309307B2 - 開封具 - Google Patents
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Description
このような容器に収容された内容液を注出するとき、注出栓など注出用の部材を用いてシール部材を破断させることが一般的に行われており、例えば下記のような技術が開示されている。
収容した液体を注出する時には開封部材を指などで押圧して連結手段を破断させ、さらにそのまま押圧を続けることによって開封部材が容器の注出孔を封止しているシートを破断して容器に収容された液体が注出可能となる。
このように特許文献1には、開口筒壁に離間可能に連結手段により固定された開封部材を指などで押圧するだけで注出孔が開封される構造の注出栓が記載されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、シール部が形成された容器から内容液を注出するのに好適な、使い勝手がよく衛生的な開封具を提供することを目的とする。
また、環状壁の下面に形成されたインナーリングが、容器の注出筒の上端内周面に密接して容器との機密性を確保しているため、容器の開封に際して筒状部の押し込み力がシール部の破断のみに作用して容器の開封を容易に行うことができる。
さらに、開封具を容器の注出筒に挿入する際に、容器の注出筒を跨ぐ両延長部間の距離が注出筒外径より若干大きいので、開封具を容器の注出筒に挿入する際に、この延長部がガイドとなりスムーズに挿入操作を行うことができる。
該環状壁の外周面及び/又は該環状壁の上部の前記筒状部外周面には、左右側方に伸延した基部と該基部の両側から前記筒状部の外壁に沿って下方に延伸した延長部とからなる摘み部が設けられており、前記筒状部は、その上端及び下端が開口され、該下端が容器のシール部を突き刺して破断するために斜めに切断されて尖った形状となっており、前記両延長部間の距離は、前記注出筒外径より大きく形成されている。
開口部は、容器の外面に設けられており、内容液により適宜その大きさや形状が決定される。
シール部は容器の注出口に形成され内容液の漏洩を封止している。シール部の素材としては、開封具の先端を突き刺すことにより破断可能な樹脂コーティングされたアルミ箔やポリエチレンなどの樹脂フィルムなどが挙げられる。
また、筒状部の下端は斜めに切断されて尖った形状となっており、容器の注出筒に挿入して、容器のシール部を破断しやすいようになっている。
環状壁は、筒状部の高さ方向の中程に、筒状部の外周を巻き回すように設けられており、その下面には環状のインナーリングが形成されている。
インナーリングは、環状壁の下面から下方に延びるように形成される。そして容器の注出筒の上端内周面と密着することで、開封具を容器の注出筒へ密着固定するとともに注出筒の先端部から内容液の漏洩を封止することができる。
また、両延長部の間で容器の注出筒を挟むことによって、筒状部を注出筒へ挿入する際のガイド、及び挿入後の筒状部の注出筒への固定化という役割を果たす。
図1(a)は注出筒が設けられた容器の斜視図であり、(b)は容器の開口部に取り付けられた注出筒の断面図である。
図2(a)は実施例の開封具を上斜め方向から見た斜視図であり、(b)はその正面図である。
図3は実施例の開封具を延長部に沿って切った縦断面図である。
この注出筒2は開口部11と略等しい内径の中空形状を有している。
本実施例において、突起35は筒状部31の円周方向に互いに120°の角度を隔てて3個形成されている。
そして、環状壁32の下面には、下方に延び、注出筒2の上端内周面に密接するインナーリング36が形成されており、容器の注出筒2の上端内周面と密着することで、開封具を容器の注出筒2へ固定するとともに、内容液を外部に注出する際に、注出筒の先端部からの内容液の漏洩を封止する。
図4は実施例の開封具の使用状態を容器要部と共に示す縦断面図であり、(a)は開封前の状態を示し、(b)は開封後の状態を示す。
図4(a)に示すように、容器1の開封に際し、開封具3の使用者は、基部33と延長部34からなる摘み部39を手で摘んで、筒状部31を注出筒2へ挿入して押圧する。筒状部31の下端38は尖った形状となっているので、図4(b)に示すように、筒状部31の下端で容器1のシール部12が破断されて開口部11から内容液が注出可能となる。
2 注出筒
3 開封具
11 開口部
12 シール部
21 リブ
31 筒状部
32 環状壁
33 基部
34 延長部
35 突起
36 インナーリング
37 スリット
38 下端
39 摘み部
A 延長部の内方両下端における距離
B 注出筒の外径
Claims (2)
- 容器の開口部を封止するシール部を囲繞し上方に延びる注出筒が形成されている容器の該シール部を破断するための開封具であって、
前記容器の注出筒に挿入する筒状部と、該筒状部の外周に設けられた環状壁からなり、
該環状壁の下面には、下方に延び、前記容器の注出筒の上端内周面に密接するインナーリングが形成されており、
該環状壁の外周面及び/又は該環状壁の上部の前記筒状部外周面には、左右側方に伸延した基部と該基部の両側から前記筒状部の外壁に沿って下方に延伸した延長部とからなる摘み部が設けられており、
前記筒状部は、その上端及び下端が開口され、該下端が容器のシール部を破断するため斜めに切断されて尖った形状となっており、
前記両延長部間の距離は、前記注出筒外径より大きく形成されていることを特徴とする開封具。 - 前記筒状部の下方には、容器内部に挿入された後、容器の開口部における内壁に係止して該筒状部の抜けを防止するための突起が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の開封具。
Priority Applications (1)
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JP2009069397A JP5309307B2 (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | 開封具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010222018A JP2010222018A (ja) | 2010-10-07 |
JP5309307B2 true JP5309307B2 (ja) | 2013-10-09 |
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JP2009069397A Active JP5309307B2 (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | 開封具 |
Country Status (1)
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