JP5009995B2 - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インフレータへのブラケットの装着作業によって、ガスの漏出防止も確保することが可能な車両用エアバッグ装置に関する。
エアバッグにインフレータ挿入部を一体的に形成し、インフレータ挿入部にインフレータを挿入し、インフレータから噴出されるガスをインフレータ挿入部からエアバッグ内に流入させることで、エアバッグを展開膨張させるようにした車両用エアバッグ装置として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1では、インフレーターから噴出されるガスが筒状の接続口部から漏れ出すことを防止するために、クランプで締め付けて、接続口部をインフレーターに密着させるようにしている。他方、インフレーターをボディ側に取り付けるために、クランプとは離れた位置で、別途インフレーターに取付ブラケットを装着するようにしている。
特開2003−160018号公報(図5および図6)
特許文献1では、クランプによる締め付けと、取付ブラケットのインフレータへの装着の2つの作業を、別々に行う必要があって、作業性がよくないという課題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、インフレータへのブラケットの装着作業によって、ガスの漏出防止も確保することが可能な車両用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる車両用エアバッグ装置は、ガスを噴出するインフレータが挿入されるインフレータ挿入部が一体的に形成され、該インフレータ挿入部からガスが流入して展開膨張されるエアバッグと、該インフレータを車体側に取り付けるために、該インフレータ挿入部の外側に、当該インフレータ挿入部を部分的に覆って装着されるブラケットと、該ブラケットおよび該インフレータ挿入部に挿入された該インフレータを包囲して一体化する帯状体と、該ブラケットに該帯状体に沿って形成され、当該ブラケット表面と該インフレータ挿入部表面との段差によって該帯状体と当該インフレータ挿入部表面との間に生じる隙間を封鎖する封鎖部とを備えたことを特徴とする。
該封鎖部は、該帯状体の一対の側縁の少なくともいずれか一方に配設すればよい。
また、本発明にかかる車両用エアバッグ装置は、ガスを噴出するインフレータが挿入されるインフレータ挿入部が一体的に形成され、該インフレータ挿入部からガスが流入して展開膨張されるエアバッグと、該インフレータを車体側に取り付けるために、該インフレータ挿入部の外側に、当該インフレータ挿入部を部分的に覆って装着されるブラケットと、該ブラケットおよび該インフレータ挿入部に挿入された該インフレータを包囲して一体化する帯状体と、該ブラケットに、当該ブラケットの肉厚を該インフレータ挿入部表面に向かって漸減させて形成され、該帯状材に沿って当該インフレータ挿入部表面と該ブラケットとを一連に連続させる肉厚漸減部とを備えたことを特徴とする。
該肉厚漸減部は、該帯状体で包囲される位置に形成することが好ましい。
さらに、本発明にかかる車両用エアバッグ装置は、ガスを噴出するインフレータが挿入されるインフレータ挿入部が一体的に形成され、該インフレータ挿入部からガスが流入して展開膨張されるエアバッグと、該インフレータを車体側に取り付けるために、該インフレータ挿入部の外側に、当該インフレータ挿入部を部分的に覆って装着されるブラケットと、該ブラケットおよび該インフレータ挿入部に挿入された該インフレータを包囲して一体化する帯状体と、該ブラケットに、当該ブラケットの肉厚を該インフレータ挿入部表面に向かって漸減させて形成され、該帯状材に沿って当該インフレータ挿入部表面と該ブラケットとを一連に連続させる肉厚漸減部と、該ブラケットに該帯状体に沿って形成され、該帯状体と該インフレータ挿入部表面との間に生じる隙間を封鎖する封鎖部とを備えたことを特徴とする。
該肉厚漸減部は、該帯状体で包囲される位置に形成されるとともに、該封鎖部は、該帯状体の一対の側縁の少なくともいずれか一方に配設される。
本発明にかかる車両用エアバッグ装置にあっては、インフレータへのブラケットの装着作業によって、ガスの漏出防止も確保することができる。
以下に、本発明にかかる車両用エアバッグ装置の第1実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかる車両用エアバッグ装置の分解斜視図、図2は、図1の車両用エアバッグ装置であって、後述するインフレータ挿入部を含むエアバッグを省略して示した組み立て斜視図、図3は、図1の車両用エアバッグ装置であって、図2と同様にエアバッグを省略して示した一部破断側面図である。
本実施形態にあっては、車両用エアバッグ装置1として、シートに着席した乗員と車体側部との間に展開膨張されるカーテンエアバッグ装置が例示されている。カーテンエアバッグ装置に適用されるエアバッグ2は、この種のエアバッグ装置に適用される周知の柔軟な布材によって、車体の前後方向に長く形成される。カーテンエアバッグ装置のエアバッグ2は、図示するようにロール状に巻き取られて格納される。エアバッグ2の長さ方向の適宜位置には、ダクト部3を介して、当該エアバッグ2と一体的にスリーブ状のインフレータ挿入部4が形成される。インフレータ挿入部4は、エアバッグ2の長さ方向に沿う両端部4aが開放される。インフレータ挿入部4は、ダクト部3を通じて、エアバッグ2内部と連通される。
インフレータ挿入部4には、円筒体状のインフレータ5が挿入される。インフレータ5には、長さ方向一方側に、ガスを噴出する孔部5aが多数形成されたガス噴出部5bが設けられる。本実施形態にあっては、主としてインフレータ5のガス噴出部5bがインフレータ挿入部4内方に配設される。インフレータ5のガス噴出部5bから噴出されるガスは、インフレータ挿入部4内に噴出される。インフレータ挿入部4内に噴出されたガスは、ダクト部3を介してエアバッグ2内に流入し、これによりエアバッグ2が展開膨張される。
インフレータ挿入部4の外側には、インフレータ5を車体側の適宜箇所に取付固定するためのブラケット6が装着される。図示例にあっては、ブラケット6は、金属製の板材を加工成形して形成される。ブラケット6は、適宜箇所にボルト挿入穴7aが形成されたプレート状の車体側取付部7と、正面断面(インフレータ5の長さ方向と直交する断面)がアーチ状に湾曲形成されてインフレータ挿入部4に嵌め合わされるインフレータ側装着部8と、取付部7と装着部8とを連結するためにこれら間に形成される連結部9とから構成される。連結部9は、後述する帯状体10の装着の障害とならないように、インフレータ側装着部8のほぼ中央に位置させて形成される。
インフレータ側装着部8は、インフレータ5の長さ方向に沿って長く形成される。また、インフレータ側装着部8のアーチ状断面は、インフレータ挿入部4内の円筒体状のインフレータ5を外側から覆うために、当該インフレータ5の正面断面形状に合致させて形成される。インフレータ5は、インフレータ側装着部8に対し、当該インフレータ側装着部8の長さ方向へスライド移動させることで嵌め合わされる。インフレータ側装着部8は、断面アーチ状に形成されることにより、インフレータ挿入部4周囲を部分的に覆って、インフレータ5に装着される。インフレータ5が正面断面多角形状であるときには、インフレータ側装着部8は、当該多角形状に沿った正面断面形状でアーチ状に形成される。
ブラケット6のインフレータ側装着部8および当該インフレータ側装着部8に装着されたインフレータ挿入部4内のインフレータ5の周囲には、これらを一括して包囲して一体化する金属製の帯状体10が巻き付けられる。帯状体10の巻き付け状態が図4に例示されている。図4で理解されるように、帯状体10のみでインフレータ5とインフレータ側装着部8を一括して一体化する場合、インフレータ側装着部8は相当の肉厚を有するため、インフレータ側装着部8の表面8aとインフレータ5が挿入されたインフレータ挿入部4の表面4bとの間には、インフレータ側装着部8の肉厚分の段差hが形成される。
インフレータ側装着部8とインフレータ挿入部4を帯状体10で包囲すると、段差hのために、帯状体10がインフレータ挿入部4の表面4bから浮き上がるように離れて、帯状体10の巻き付け力を作用させることができない隙間sが生じる。このような隙間sがあると、インフレータ挿入部4内に噴出されたガスが、当該インフレータ挿入部4の両端部4aから漏れ出すことが想定される。このガスの漏出を防止するために、本実施形態にあっては、ブラケット6のインフレータ側装着部8に、当該隙間sを封鎖する封鎖部11が形成される。
以下に、本実施形態にかかるブラケット6、帯状体10、並びに封鎖部11の構成について、図1〜図3および図5〜図7を用いて詳細に説明する。ブラケット6には、上記構成に加えて、インフレータ側装着部8の長さ方向両端縁8aそれぞれから当該インフレータ側装着部8の長さ方向に適宜距離を隔てて、溝部12が形成される。溝部12は、インフレータ側装着部8のアーチ状周方向の両側縁それぞれに形成される。溝部12により、インフレータ側装着部8は、溝部12位置でほぼ正面断面半円形状に、また溝部12位置以外で、アーチ状周方向に断面半円形状よりも周長の長いほぼ正面断面C字形状に形成される。正面断面C字形状の部分が、帯状体10に沿って、帯状体10およびインフレータ挿入部4間の隙間sの範囲よりも長く形成され、これにより封鎖部11が形成される。帯状体10は、その幅方向両側縁10aが封鎖部11で挟まれる溝部12に係止されて、インフレータ側装着部8に取り付けられる。
帯状体10は図5に示すように、インフレータ側装着部8の長さ方向両端縁8aの溝部12それぞれに巻き付けられる。帯状体10は、一枚の帯片13の両端部13a,13bを内外に重ね合わせて、これら両端部13a,13bが互いにスライド自在なリング状に形成される。帯片13の内側に位置される一端部13aには、適宜間隔を隔てて2つの突起部13cとフック13dが形成される。他方、帯片13の外側に位置する他端部13bには、突起部13cおよびフック13dの位置に合わせて、突起部13cを挿入するための2つの窓穴13eとフック13dが嵌合される嵌合穴13fが形成される。また、帯片13には、両端部13a,13b間に位置させて、リング状の帯状体10を縮径するための操作力が入力される入力部13gが形成される。入力部13gは、帯片13を径方向外側に***させることで形成された一対の脚部13hを有する。フック13dは、入力部13gの形成位置とは反対方向に向かって嵌合穴13fと嵌合するように形成される。
入力部13gに、一対の脚部13hを接近させるように変形させる操作力を入力すると、まず、帯片13の他端部13bが入力部13gに向かって、帯片13の一端部13aに対しスライド移動する。このスライド移動により、フック13dの嵌合穴13fに対する嵌合が強まると同時に、窓穴13eが突起部13cを押圧する。図6には帯状体10の巻き付け状態が示されていて、突起部13cが押圧されることにより、帯片13の一端部13a側が、他端部13b側の下方に送り込まれてこれら両端部13a,13bの重なり合いが増加する方向にスライド移動され、これによって帯状体10が縮径される。この帯状体10の縮径により、ブラケット6のインフレータ側装着部8とインフレータ挿入部4内のインフレータ5とが一体化される。インフレータ側装着部8に形成された上記封鎖部11は図7に示すように、上記段差hによって帯状体10とインフレータ挿入部4の表面4bとの間に生じる隙間sを封鎖するために、少なくとも段差hから帯状体10のインフレータ挿入部表面4bへの接地位置xにわたって形成される。
次に、本発明にかかる車両用エアバッグ装置1の第1実施形態の作用について説明する。車両用エアバッグ装置1を車体に取り付けるに際しては、まず、インフレータ5を、ロール状に巻き取られたエアバッグ2のインフレータ挿入部4に挿入する。次いで、インフレータ挿入部4の外側に、当該インフレータ挿入部4を部分的に覆ってブラケット6のインフレータ側装着部8を装着する。次いで、ブラケット6およびインフレータ挿入部4に挿入されたインフレータ5を包囲して帯状体10を巻き付けて、当該帯状体10でこれらブラケット6とインフレータ5とを一体化する。この際、帯状体10を、封鎖部11間の溝部12位置に合わせて取り付ける。これにより、帯状体10の両側に位置する封鎖部11により、当該帯状体10とインフレータ挿入部表面4bとの間の隙間sを封鎖することができる。最後に、ブラケット6の車体側取付部7を車体に固定する。これにより、車両用エアバッグ装置1を車体に取り付けることができる。
ところで、第1実施形態にかかる車両用エアバッグ装置1にあっては、インフレータ挿入部4へのインフレータ5の締め付けと、ブラケット6のインフレータ5への装着の2つの作業を、帯状体10の取り付け作業によって一括して行うことができ、背景技術のようにこれら作業を別々の位置で別々に行う必要がなく、作業性を格段に向上することができる。
インフレータ5の締め付けとブラケット6のインフレータ5への装着を同じ位置で行う場合に、ブラケット6の肉厚による段差hによって、インフレータ側装着部表面8aとインフレータ挿入部表面4bとの間に帯状体10の巻き付け力が作用しない隙間sが生ずるが、この隙間sに対し、インフレータ側装着部8に、帯状体10に沿って、当該隙間sを封鎖する封鎖部11を形成するようにしている。これにより、インフレータ挿入部4内に噴出されたガスが隙間sのためにインフレータ挿入部4から外部に漏れ出すことを適切に防止することができる。すなわち、インフレータ挿入部4のインフレータ5への締め付けおよびブラケット6のインフレータ5への装着を一カ所で帯状体10のみで行うようにしても、インフレータ挿入部4の両端部4aからのガス漏出を確実に防止できる。これによって、エアバッグ2の良好な動作特性を保証することができる。
また、溝部12もしくは封鎖部11により帯状体10をブラケット6に係止することができるので、これにより帯状体10を位置決めでき、帯状体10のブラケット6への適切な装着を容易に確保することができる。図示例にあっては、溝部12の形成により封鎖部11を設定するようにしたが、溝部12を設けることなく、インフレータ側装着部8のアーチ状周方向の両側縁から、帯状体10に沿って外向きに突出させて、爪状の封鎖部11を形成するようにしても良い。
上記第1実施形態にあっては、帯状体10の一対の側縁10aそれぞれに対して封鎖部11を配設したが、いずれか一方の側縁10aに沿ってのみ封鎖部11を形成するようにしても良い。
図8には、本発明にかかる車両用エアバッグ装置1の第2実施形態が示されている。第2実施形態は、帯状体10をインフレータ挿入部4からブラケット6にわたって密接させることによってガスの漏出を防止するために、封鎖部11に代えて、隙間sの発生原因である段差hをなくすように、ブラケット6の表面側に、肉厚を漸減させる肉厚漸減部14を備えたものである。肉厚漸減部14は、帯状体10に沿ってインフレータ挿入部表面4bとブラケット6とを一連に連続させるために、ブラケット6の肉厚を、インフレータ挿入部表面4bに向かってテーパ状に漸減させて形成される。具体的には、肉厚漸減部14は、インフレータ側装着部8とインフレータ挿入部4との境界位置から、インフレータ挿入部4の外形輪郭の接線方向に沿ってブラケット6の肉を削ぐ形態で形成される。肉厚漸減部14は、ブラケット6をプレス成形するなどして形成される。
第2実施形態にあっても、車両用エアバッグ装置1の車体への取り付け作業は同様であり、帯状体10で一括して同じ位置でインフレータ5の締め付けとブラケット6のインフレータ5への装着を行うことができて、生産性を向上することができる。第2実施形態では、そもそもブラケット6の肉厚による段差hが生じることはないので、帯状体10をインフレータ挿入部4およびブラケット6に密着させて巻き付けることができて、これらに巻き付け力を適切かつ確実に作用させることができる。したがって、インフレータ挿入部4のインフレータ5への締め付けおよびブラケット6のインフレータ5への装着を一カ所で帯状体10のみで行うようにしても、インフレータ挿入部4の両端部4aからのガス漏出を確実に防止できる。これにより、エアバッグ2の良好な作動特性を保証することができる。
肉厚漸減部14は、インフレータ側装着部8の長さ方向全体にわたって連続して形成しても良いし、帯状体10で包囲される位置のみに形成しても良い。後者の場合には、肉厚漸減部14がマークとなって、帯状体10の適切な装着を容易に確保することができる。肉厚漸減部14は、テーパ状に限らず、凹面・凸面など、湾曲させて形成してもよいことはもちろんである。
図9には、本発明にかかる車両用エアバッグ装置の第3実施形態が示されている。第3実施形態は、第1実施形態の封鎖部11に隣接させて、第2実施形態の肉厚漸減部14を併設したものである。これら肉厚漸減部14と封鎖部11との関係は、肉厚漸減部14の形成領域に対応させて、封鎖部11が形成される。これにより、肉厚漸減部14によっても帯状体10とインフレータ挿入部表面4bとの間に隙間sが存在するとしても、この隙間sを封鎖部11によって封鎖することができる。これにより、第1実施形態および第2実施形態で得られる作用効果をさらに確実なものとすることができる。第3実施形態の肉厚漸減部14は、帯状体10で包囲される位置に形成することが望ましい。他方、封鎖部11は、肉厚漸減部14に位置される帯状体10の一対の側縁10aのうち、少なくともいずれか一方に沿って配設すればよい。また封鎖部11は、肉厚漸減部14の形成領域以上にわたって形成してもよいことはもちろんである。
以上に述べた車両用エアバッグ装置1は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施形態例も、各種の方法で実施または遂行できる。特に、本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさおよび構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
本発明にかかる車両用エアバッグ装置の第1実施形態を示す分解斜視図である。 図1の車両用エアバッグ装置であって、インフレータ挿入部を含むエアバッグを省略して示した組み立て斜視図である。 図1の車両用エアバッグ装置であって、図2と同様にエアバッグを省略して示した一部破断側面図である。 ブラケットおよびインフレータ挿入部に挿入されたインフレータに一括して包囲して帯状体を巻き付けた場合に想定される問題を例示した車両用エアバッグ装置の正面断面図である。 図1の車両用エアバッグ装置に使用される帯状体を示す斜視図である。 図5の帯状体でブラケットおよびインフレータ挿入部を包囲して一体化した状態を示す部分斜視図である。 図3中、A−A線矢視正面断面図である。 本発明にかかる車両用エアバッグ装置の第2実施形態を示す、図3のA−A線矢視正面断面図に対応する図である。 本発明にかかる車両用エアバッグ装置の第3実施形態を示す、図3のA−A線矢視正面断面図に対応する図である。
符号の説明
1 車両用エアバッグ装置
2 エアバッグ
4 インフレータ挿入部
4a インフレータ挿入部表面
5 インフレータ
6 ブラケット
8 インフレータ側装着部
8a インフレータ側装着部表面
10 帯状体
10a 帯状体の側縁
11 封鎖部
14 肉厚漸減部
h 段差
s 隙間

Claims (6)

  1. ガスを噴出するインフレータが挿入されるインフレータ挿入部が一体的に形成され、該インフレータ挿入部からガスが流入して展開膨張されるエアバッグと、
    該インフレータを車体側に取り付けるために、該インフレータ挿入部の外側に、当該インフレータ挿入部を部分的に覆って装着されるブラケットと、
    該ブラケットおよび該インフレータ挿入部に挿入された該インフレータを包囲して一体化する帯状体と、
    該ブラケットに該帯状体に沿って形成され、当該ブラケット表面と該インフレータ挿入部表面との段差によって該帯状体と当該インフレータ挿入部表面との間に生じる隙間を封鎖する封鎖部とを備えたことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  2. 該封鎖部は、該帯状体の一対の側縁の少なくともいずれか一方に配設されることを特徴とする請求項1に記載の車両用エアバッグ装置。
  3. ガスを噴出するインフレータが挿入されるインフレータ挿入部が一体的に形成され、該インフレータ挿入部からガスが流入して展開膨張されるエアバッグと、
    該インフレータを車体側に取り付けるために、該インフレータ挿入部の外側に、当該インフレータ挿入部を部分的に覆って装着されるブラケットと、
    該ブラケットおよび該インフレータ挿入部に挿入された該インフレータを包囲して一体化する帯状体と、
    該ブラケットに、当該ブラケットの肉厚を該インフレータ挿入部表面に向かって漸減させて形成され、該帯状材に沿って当該インフレータ挿入部表面と該ブラケットとを一連に連続させる肉厚漸減部とを備えたことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  4. 該肉厚漸減部は、該帯状体で包囲される位置に形成されることを特徴とする請求項3に記載の車両用エアバッグ装置。
  5. ガスを噴出するインフレータが挿入されるインフレータ挿入部が一体的に形成され、該インフレータ挿入部からガスが流入して展開膨張されるエアバッグと、
    該インフレータを車体側に取り付けるために、該インフレータ挿入部の外側に、当該インフレータ挿入部を部分的に覆って装着されるブラケットと、
    該ブラケットおよび該インフレータ挿入部に挿入された該インフレータを包囲して一体化する帯状体と、
    該ブラケットに、当該ブラケットの肉厚を該インフレータ挿入部表面に向かって漸減させて形成され、該帯状材に沿って当該インフレータ挿入部表面と該ブラケットとを一連に連続させる肉厚漸減部と、
    該ブラケットに該帯状体に沿って形成され、該帯状体と該インフレータ挿入部表面との間に生じる隙間を封鎖する封鎖部とを備えたことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  6. 該肉厚漸減部は、該帯状体で包囲される位置に形成されるとともに、該封鎖部は、該帯状体の一対の側縁の少なくともいずれか一方に配設されることを特徴とする請求項5に記載の車両用エアバッグ装置。
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