JP5002794B2 - 硬貨入出金機の硬貨補給装置 - Google Patents

硬貨入出金機の硬貨補給装置 Download PDF

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Description

本発明は、硬貨入出金機の硬貨補給装置に関する。
詳しくは、作業者が硬貨に触れることができない硬貨入出金機の硬貨補給装置に関する。
さらに詳細には、小型の硬貨入出金機に使用できる硬貨補給装置に関する。
従来技術として、硬貨投入口に投入された硬貨を金種毎に選別した後、各金種別に保留部に保留し、出金指令に基づいて前記金種別保留部から所定数の硬貨を払い出して出金口に払い出すようにした硬貨入出金機において、前記硬貨投入口を覆うように硬貨入出金機に装着された場合、自動的に硬貨入出金機にロックされ、また、前記硬貨投入口に相対する出口開口を硬貨投入シャッタが自動的に開放状態とされ、かつ、硬貨入出金機から取り外される場合、硬貨投入シャッタが自動的に出金開口を閉じるカセット装置を設け、この補充カセットが硬貨入出金機に装着された場合、自動的に釣銭硬貨を補給することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許3581806号(図2、図4及び図5、3頁)
この従来装置において、前記硬貨投入シャッタは横方向へスライドして開閉されるため、当該シャッタのスライド範囲を考慮して設計しなければならず、装置が大型化する問題がある。
この解決のため、シャッタの移動量を少なくした場合、出口開口をより小さくすることができる。
一方、硬貨入出金機の高さを低くする場合、硬貨を搬送するベルト上面から硬貨投入口上端までの高さを低くする必要がある。
高さが低い硬貨入出金機において、所定数の硬貨が一括して投入された場合、硬貨が硬貨投入口から飛び出さないようベルトの幅(ベルトの進行方向に対して直角方向)を広げる必要がある。
レジスターの下方に配置されるつり銭機たる硬貨入出金機は、より小型、特に高さが低いことが要求される。
小型の硬貨入出金機の高さをより低くするため上記方策を組み合わせた場合、カセット装置の出口開口の幅が硬貨投入口の幅よりも小さくなる。
換言すれば、カセットの下面とベルトとの間にデッドスペースが形成される。
デッドスペースが生じた場合、カセットから落下した硬貨が当該デッドスペースに入り込み、立った状態でそれらの間に挟まれ、全ての硬貨を補給出来ない恐れがあり、シャッタの移動量を減少する方式は俄に採用できない。
本発明の第1の目的は、高さが低い硬貨入出金機に使用しても全ての硬貨を補給できる硬貨補給装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、作業者が硬貨補給金庫内の硬貨に触れることができず、かつ、高さが低い硬貨入出金機に使用することが出来る小型の硬貨補給装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、高さが低い硬貨入出金機に使用することが出来る硬貨補給装置を安価に提供することである。
この目的を達成するため、本発明にかかる硬貨入出金機の硬貨補給装置システムは以下のように構成される。
硬貨投入口の下方に配置した搬送体によって、投入された硬貨を次行程へ搬送した後、当該硬貨を選別して金種毎に保留装置に保留し、当該金種毎保留装置から払出指令に基づいて所定数の硬貨を払出して出金するようにした硬貨入出金機の前記硬貨投入口への硬貨補給金庫であって、前記硬貨補給金庫は金庫室、前記金庫室の下側に位置する出口開口及び前記金庫室の補給孔を開閉可能な施錠装置付きの補給扉、前記硬貨補給金庫内に装着され、横向き軸回りに回転可能であり、かつ、前記出口開口を閉口できるシャッタ、前記シャッタのためのシャッタロック手段、前記シャッタのための回転手段、及び、前記シャッタロック手段のための解除手段を有し、前記硬貨入出金機は、前記硬貨補給金庫を前記硬貨投入口に前記出口開口をあてがって前記硬貨入出金機に取り付ける取付装置、及び、前記硬貨補給金庫の前記硬貨入出金機への本体ロック手段を有する硬貨入出金機の硬貨補給装置である。
発明の第1の好ましい形態は
請求項1に記載の硬貨入出金機の硬貨補給装置において、前記シャッタの前記出口開口の開口方向への回動時に逆方向への回転を阻止するストッパを有することを特徴とすることである
発明の第2の好ましい形態は、請求項1に記載の硬貨入出金機の硬貨補給装置において、前記シャッタに駆動連結手段によって連結され、かつ、前記硬貨補給金庫の外側に露出する操作ハンドルを有することを特徴とすることである
発明の第3の好ましい形態は、第2の好ましい形態の硬貨入出金機の硬貨補給装置において、前記シャッタと前記操作ハンドルとの間の駆動連結手段にトルクリミッタが介在されていることを特徴とする。
発明の第4の好ましい形態は、硬貨投入口の下方に配置したベルトによって、投入された硬貨を次行程へ搬送した後、当該硬貨を選別して金種毎に保留装置よって保留し、当該金種毎保留装置から指令に基づいて所定数の硬貨を払出して出金するようにした硬貨入出金機の硬貨補給金庫であって、前記硬貨補給金庫は金庫室、前記金庫室の下側に位置する出口開口及び前記金庫室の補給孔を開閉可能な施錠装置付きの補給扉、
前記硬貨補給装置内に形成された横向き円形の硬貨保留部、前記硬貨保留部の上端部に開口する補給口、前記補給口を覆うよう硬貨補給金庫に施錠手段によってロックされる補給蓋、前記硬貨保留部の下端部に開口された出口開口、前記硬貨保留部に装着され、横向き軸回りに回転可能であり、かつ、前記出口開口を閉止できるシャッタ、前記シャッタのためのシャッタロック手段、前記シャッタのための回転手段、及び
前記シャッタロック手段のための解除手段を有し、前記硬貨入出金機は前記硬貨補給金庫を前記硬貨投入口に前記出口開口をあてがって前記硬貨入出金機に取り付ける取付手段、及び、前記硬貨補給金庫を前記硬貨入出金機へ取り付けるための本体ロック手段を有する硬貨入出金機の硬貨補給装置である。
この構成において、硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した場合、出口開口が硬貨投入口にあてがわれた状態で硬貨補給金庫が本体ロック手段によって硬貨入出金機に固定される。
このとき、出口開口は硬貨投入口とほぼ同じ形状であるので、硬貨投入口において、硬貨補給金庫と搬送体との間にデッドスペースを構成しない。
補充硬貨を硬貨投入口へ供給するため、出口開口を閉止しているシャッタを移動させる。
これにより、シャッタが出口開口から外れ、出口開口から硬貨が硬貨投入口を通って搬送体上に落下する。
シャッタは、硬貨の保留室周りを回る回転動によって出口開口を開放する。
シャッタは、硬貨補給装置の外側へ突出せずに上方へ移動し、出口開口を開口する。
よって、出口開口を硬貨投入口に合わせて大きくできるので、出口開口と硬貨搬送用の搬送体との間にデッドスペースを形成しないので、全ての硬貨を補給できる利点がある。
また、出口開口を硬貨投入口に合わせて大きくした場合であっても、シャッタが硬貨補給金庫よりも飛び出さないので、硬貨補給金庫を小型化できる利点がある。
発明の第1の好ましい形態は 請求項1に記載の硬貨入出金機の硬貨補給装置において、シャッタを回転させて出口開口を開口する場合、当該シャッタはストッパによって実質的に開口方向にのみ回転できる。
よって、補充硬貨を硬貨投入口に補充している最中にシャッタを途中で戻して閉口することが出来ないので、保留室内の硬貨が残留することがない。
発明の第2の好ましい形態は、請求項1に記載の硬貨入出金機の硬貨補給装置において、前記シャッタに駆動連結手段によって連結され、かつ、前記硬貨補給金庫の外側に露出する操作ハンドルを有することを特徴とする。
換言すれば、操作ハンドルを回転させることにより、手動でシャッタを回転させて出口開口を開口することができる。
よって、手動にてシャッタを操作するので、駆動モータ等を使用しないので安価かつ小型に構成することができる。
発明の第3の好ましい形態は、第2の好ましい形態に記載の硬貨入出金機の硬貨補給装置において、前記シャッタと前記操作ハンドルとの間の駆動連結手段にトルクリミッタが介在されている。
これにより、操作ハンドルに所定値以上のトルクが付加された場合、シャッタは回転せず、操作ハンドルのみが空回りするので、シャッタの駆動伝動機構が破損されることはない。
発明の第4の好ましい形態において、硬貨補給金庫に硬貨を補充する場合、ロック手段を解除して補給蓋を開き、硬貨保留部の上端部に開口する補充口を露出させ、当該補充口から補充硬貨を保留室に投入する。
このとき、硬貨保留部の下端部に開口された出口開口は、シャッタにより閉止され、当該シャッタはシャッタロック手段により固定されているので、投入された硬貨は硬貨保留部内にバラ積み状態に保留される。
補充硬貨の投入後、補給蓋を閉じ、施錠手段によって硬貨補給金庫に固定する。
これにより、硬貨補給金庫の硬貨保留部の開口は、全て施錠手段を有する蓋等により閉止され、作業者は硬貨を自由に出し入れすることができない。
硬貨入出金機に補充硬貨を補給する場合、硬貨補給金庫の出口開口を硬貨投入口にあてがって硬貨入出金機に装着する。
硬貨補給金庫は、硬貨入出金機への装着によって本体ロック手段によって固定される。
次にシャッタのシャッタロック手段を解除した後、操作ハンドルを回して出口開口を開口する。
この開口により、保留室内の硬貨は重力によって落下し、硬貨投入口を経由して搬送ベルト上に落下する。
落下した補充硬貨は、搬送ベルトにより次工程へ搬送され、金種別に振り分けられ保留される。
シャッタを出口開口の閉口位置に戻すことにより、本体ロック手段が解除可能になり、硬貨補給金庫を硬貨入出金機から取り外すことが出来る。
本発明の最良の形態は、硬貨投入口の下方に配置したベルトによって、投入された硬貨を次行程へ搬送した後、当該硬貨を選別して金種毎に保留装置よって保留し、当該金種毎保留装置から指令に基づいて所定数の硬貨を払出して出金するようにした硬貨入出金機の硬貨補給金庫であって、前記硬貨補給金庫は金庫室、前記金庫室の下側に位置する出口開口及び前記金庫室の補給孔を開閉可能な施錠装置付きの補給扉、
前記硬貨補給装置内に形成された横向き円形の硬貨保留部、前記硬貨保留部の上端部に開口する補給口、前記補給口を覆うよう硬貨補給金庫に施錠手段によってロックされる補給蓋、前記硬貨保留部の下端部に開口された出口開口、前記硬貨保留部に装着され、横向き軸回りに回転可能であり、かつ、前記出口開口を閉止できるシャッタ、前記シャッタのためのシャッタロック手段、前記シャッタのための回転手段、及び、前記シャッタロック手段のための解除手段を有し、前記硬貨入出金機は前記硬貨補給金庫を前記硬貨投入口に前記出口開口をあてがって前記硬貨入出金機に取り付ける取付手段、及び、前記硬貨補給金庫を前記硬貨入出金機へ取り付けるための本体ロック手段を有する硬貨入出金機の硬貨補給装置である。
図1は、本発明の実施例1の硬貨補給装置を構成する硬貨入出金機の斜視図である。
図2は、本発明の実施例1の硬貨補給装置を構成する硬貨入出金機のブロック図である。
図3は、本発明の実施例1の硬貨補給装置を構成する硬貨入出金機の硬貨補給金庫装着部の拡大斜視図である。
図4は、本発明の実施例1の硬貨補給装置を構成する硬貨入出金機の硬貨補給金庫装着部の拡大平面図である。
図5は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫の斜視図であり、(A)は前左上方からの斜視図、(B)は後右上方からの斜視図である。
図6は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫の平面図である。
図7は、図6におけるA―A線断面図である。
図8は、図6におけるB―B線断面図である。
図9は、図6におけるC―C線断面図である。
図10は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫の硬貨補給金庫本体の分解斜視図である。
図11は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫のシャッタロック機構の分解斜視図である。
図12は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫の本体ロック機構の説明図である。
図13は、図6におけるD―D線断面図である。
図14は、本発明の実施例1の硬貨補給装置のブロック図である。
図15は、本発明の実施例1の硬貨補給装置の作用説明用のフローチャートである。
図16は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態の拡大斜視図である。
図17は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態であって、出口開口が開口されている状態の図16におけるE面断面図である。
図18は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態の本体ロック機構の断面図である。
図19は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態であって、出口開口が閉口されている状態の図18におけるF―F線断面図である。
図20は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態であって、出口開口が開口されている状態の図18におけるF―F線断面図である。
図21は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態であって、本体ロック機構が解除されている状態のシャッタロック機構の断面図である。
図22は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態における本体ロック機構を解除した状態の断面図である。
本実施例は、ヨーロッパ共同体の通貨である2ユーロ、1ユーロ、50セント、20セント、10セント、5セント、2セント及び1セントの、8金種の硬貨を受け入れて金種毎に選別後保留し、払い出し指示に基づいて所定金種の硬貨を所定数出金口に出金する硬貨入出金機に硬貨補給金庫を装着して釣銭用の硬貨を補給できるようにした例である。
まず、硬貨入出金機100の概要を図1及び図2を参照して説明する。
硬貨入出金機100は、硬貨受入装置102、分離送出装置104、金種判別装置106、搬送装置108、選別装置110、保留装置112、出金装置114及び出金トレイ116を含んでいる。
まず、硬貨受入装置102を説明する。
硬貨受入装置102は、D形の硬貨投入口118にバラ状態で投入された複数金種の硬貨を、次行程の分離送出装置104の機能が阻害されない量を超えない範囲で次行程の分離送出装置104に送り出す機能を有する。
硬貨受入装置102は、投入口カバ120、搬送体122、逆転ローラ124及び搬送体122を駆動する電気モータ126及び硬貨センサ128を含んでいる。
搬送体122を図2及び図3を参照して説明する。
搬送体122は、投入された硬貨を次行程へ向けて搬送する機能を有する。
搬送体122は、本実施例では平ベルト130であり、最大硬貨直径の二倍よりも僅かに広い幅を有し、一対のローラ間に張設され、かつ、下流に向かって僅かに上り傾斜に設けられている。
しかし、平ベルト130は、水平であっても良い。
この平ベルト130は、電気モータ126の正転及び逆転により硬貨を次行程に搬送する送り出し方向及び逆方向の戻し方向に移動可能である。
次に逆転ローラ124を主に図2を参照して説明する。
逆転ローラ124は、平ベルト130が送り出し方向に進行している場合、積み重なって搬送される硬貨の進行を阻止してズリ落とす機能を有する。
逆転ローラ124は、平ベルト130の下流側端部の上方に、その下端周面が平ベルト130との間に最薄硬貨の厚みの約3倍弱、かつ、最厚硬貨厚みの1枚強の規制隙間を空けて配置されている。
この逆転ローラ124は、平ベルト130が次行程への搬送方向に進行する場合(図3において矢印方向)、その下面が平ベルト130の進行方向と逆方向に回転し、平ベルト130が戻り方向に移動した場合、静止状態になるよう構成されている。
しかし、平ベルト130が戻り方向に移動した場合、逆転ローラ124の下面が同方向に戻るよう回転させてもよい。
これにより、平ベルト130上に最薄の硬貨が三枚以上重なって逆転ローラ124に到達した場合、最上の硬貨は逆転ローラ124によって進行を阻止され、相対的に戻り方向に移動されてズリ落とされ、多量の硬貨が一気に分離送出装置104に供給されないように規制している。
この場合、二枚以上重なって硬貨が通過しないよう、規制隙間の大きさを最薄の硬貨厚みの1枚以上2枚未満にすることができる。
次に投入口カバ120を主に図3を参照して説明する。
投入口カバ120は、平板状であり、かつ、中央にD形であって上下方向に延び、下すぼまりの硬貨投入ガイド孔121が形成され、硬貨入出金機100の本体131に対して上向きに回動可能にピボット軸受132によって支持されている。
投入口カバ120は、本体131の装着凹部133に配置され、硬貨入出金機100の稼働時は当該装着凹部133に嵌め込まれた稼働位置に固定され、本体131の上面131U及び前面131Fに対し面一にされる。
ピボット軸受132は、本体131に水平に取り付けたピボット軸134が本体131の長孔135(図17参照)にスライド可能に貫通されている。
また、投入口カバ120の先端部は固定手段136によって本体131に固定される。
固定手段136は、投入口カバ120を本体131に対し固定状態に保つ機能を有する。
固定手段136は、投入口カバ120の左右下面に取り付けた永久磁石136L、136R、及び、当該永久磁石136L、136Rに相対して本体131の装着凹部133の底面133Bに固定した鉄片137L、137Rにより構成されている。
投入口カバ120を装着凹部133に挿入した場合、永久磁石136L、136Rが鉄片137L、137Rに吸着し、当該磁石の吸着力により固定される。
投入口カバ120を上向きにピボット運動させる場合、投入口カバ120を長孔135の範囲において手前にずらして投入口カバ120の先端を前面131Fから僅かに突出させ、当該突出端部を押し上げることにより、上方へピボット運動させる。
投入口カバ120を上向きに回動した場合、その上面が装着凹部133の壁面にもたれかかり、ほぼ垂立状態で補給位置SPに保持される。
投入カバ120の下方の装着凹部133の底面133Bに硬貨投入ガイド孔121と同一形状の上下方向に延びる硬貨投入孔138が形成されている。
硬貨投入孔138は、バラ状態で受け入れた硬貨を搬送体122上に保持する機能を有する。
硬貨投入孔138は、左側壁142L右側壁142R及び前壁146が下向きに傾斜する漏斗状の筒形をなし、後壁に逆転ローラ124の周面が配置されている。
硬貨投入孔138の上端開口が硬貨受入口118であり、下端開口が受渡口140である。
投入口カバ120が稼働位置WPに位置する場合、硬貨投入ガイド孔121の下端開口と硬貨投入孔138とは連続して一体的な投入孔を形成する。
次に受渡口140を図4を参照して説明する。
受渡口140は、平ベルト130の上面と最薄の硬貨厚みよりも小さい間隔で平ベルト130の上方に配置される(図19参照)。
図19に示すように、受渡口140の左右を画定する左側壁142Lと右側壁142Rは、受け入れる最大硬貨の直径の二倍よりも僅かに広い間隔で平行に伸びると共に、平ベルト130の上面に対しほぼ50度で下向きに傾斜する斜面に形成されている。
硬貨受入口118を大きくすることにより、握った硬貨を硬貨投入ガイド孔121に投入しやすくし、さらに、硬貨の受入量を増加するためである。
また、左側壁142Lと右側壁142Rとの間隔を最大直径硬貨の二倍よりも僅かに広く設定することにより、硬貨が左右側壁の間に挟まれてジャムすることなく、かつ、硬貨が取り出し易い利点を有する。
左側壁142L及び右側壁142Rの高さは、硬貨が平ベルト130上に立たないようにするため可及的に低いことが好ましい。
左側壁142Lと右側壁142Rの後端部は、弧状の前側壁146により接続されている。
これにより、左側壁142L、右側壁142Rにもたれて立っている硬貨を、平ベルト130を送り出し方向と逆方向へ進行させることにより、前側壁146に沿って平ベルト130の中央部へ誘導することができ、その後、平ベルト130を送り出し方向へ進行させることにより、立っている硬貨を平ベルト130の面上に横たわらせることができる。
次に硬貨センサ128を図17を主に参照し、説明する。
硬貨センサ128は、搬送体122上に硬貨が存在することを検知する入金検知機能を有する。
換言すれば、投入された硬貨が全て分離送出装置104へ送り出されたかを間接的に検知する。
左側壁142L及び右側壁142Rの対向面に硬貨センサ128としての光電センサ150の投光体及び受光体の設置孔152が複数穿孔されている。
受渡口140の直上の平ベルト130の僅か上方をその光軸が横断するよう光電センサが150配置され、硬貨センサ128を構成する。
硬貨センサ128の光軸が遮断された場合、硬貨が投入されたとみなし、電気モータ126を起動して平ベルト130を送り出し方向に移動させる。
また、後述の分離送出装置104のフルセンサ156がフル状態を検知した場合、モータ126は停止される。
したがって、分離送出装置104は、硬貨受入装置102からフル量以上の硬貨を受けることが無く、安定して一つずつ区分けして硬貨を送り出すことができる。
なお、硬貨センサ128は、平ベルト130の下側に設置した磁気センサに変更、若しくは、磁気センサと光電センサ150とを組み合わせて使用することが出来る。
次に分離送出装置104を図2を参照して説明する。
分離送出装置104は、硬貨受入装置102からバラ状態で受け入れた複数金種の硬貨を一つずつ分離して次行程へ送り出す機能を有する。
分離送出装置104は、硬貨受入装置102の下方に配置され、図2に示すように回転板172、保留ボウル174、受取体176及びフルセンサ156を含んでいる。
まず回転板172を説明する。
回転板172は、硬貨を一つずつ受け入れる受入部178を有し、所定の角度で傾斜配置され、かつ、所定の速度で回転される。
受入部178は、最小径硬貨が二つ並んで受入られることができず、かつ、最大径硬貨が一枚のみ受け入れられる大きさに設定されている。
回転板172の受入部178は、保留ボウル174に相対する下部においてバラ状態で保留された硬貨を一つずつ受入れ、ナイフ形状の受取体176に受け渡す。
フルセンサ156は、保留ボウル174内の硬貨量が所定量以上になった場合、フル信号を出力する機能を有し、例えば、透過形の光電センサである。
フルセンサ156がフル信号を出力した場合、電気モータ126が停止され、硬貨受入装置102からの硬貨の供給が停止される。
フルセンサ156がフル信号を出力しない場合、電気モータ126は再起動され、平ベルト130上の硬貨が保留ボウル174に供給される。
次に金種判別装置106を説明する。
金種判別装置106は、分離送出装置104から一つずつ送り出された硬貨の真偽及び金種を判別する機能を有する。
金種判別装置106は、回転ワイパ182によって硬貨を移動させている過程において、センサ(図示せず)から取得した検知データに基づいて硬貨の真偽及び金種を判別する機能を有する。
具体的には、硬貨の材質センサ、厚みセンサ及び直径センサからの検知データに基づいて硬貨の真偽及び金種を判別する機能を有する。
センサは、例えば磁気センサである。
次に搬送装置108を説明する。
搬送装置108は、金種判別装置106によって真偽及び金種を判別された硬貨を選別装置110に搬送する機能を有する。
換言すれば、後述のスライドプレート184によって一面を、ガイドレール186によって周面を支えられている硬貨を押動して所定の方向に移動させる機能を有する。
搬送装置108は、スプロケット188と192との間に張設したチェーン194及びチェーン194から突出する押動ピン196を含み、チェーン194は回転ワイパ182と連動している。
よって、回転ワイパ182によって一つずつ送り出される硬貨は、押動ピン196に押されてガイドレール186及びスライドプレート184上面を移動し、直線状に移動通路198を搬送される。
次に選別装置110を説明する。
選別装置110は、搬送装置108によって移動される硬貨を金種毎に選別する機能を有している。
選別装置110は、移動通路198の上側であって、かつ、移動通路198に沿って配置された第1選別部202、及び、移動通路198の下側であって、かつ、ガイドレール186に沿って配置された第2選別部204を有している。
第1選別部202は、上流側より2セント用選別孔2C、5セント用選別孔5C、10セント用選別孔10C、20セント用選別孔20C及びオーバーフロー用選別孔OFにより構成されている。
第2選別部204は、上流側よりキャンセル用選別孔CA、1セント用選別孔1C、2ユーロ用選別孔2E、50セント用選別孔50C及び1ユーロ用選別孔1Eにより構成されている。
搬送装置108によって搬送される硬貨は、金種判別装置106で判別された金種に基づき、各選別孔に配置されているゲートが開き、対応する選別孔に自重で落下する。
次に保留装置112を説明する。
保留装置112は、選別装置110において金種毎に選別された硬貨を金種別に保留する機能を有する。
本実施例において、保留装置112は回転ディスク(図示せず)によって硬貨を一つずつ払い出すコインホッパ210を金種毎に選別装置110の下方に第1選別部202及び第2選別部204に相対して二列に並べることにより構成されている。
各コインホッパは、符号210に金種毎の記号を付して表示してある。
各選別孔2C、5C、10C、20C、OF、CA、1C、2E、50C及び1Eと各コインホッパ210-2C、210-5C、210-10C、210-20C、210-OF、210-CA、210-1C、210-2E、210-50C及び210-1Eとは図示しないシュートにより個別に連通されている。
次に出金装置114を説明する。
出金装置114は、金種毎のコインホッパ210から払い出された硬貨を出金トレイ116に搬送する機能を有する。
本実施例において出金装置114は、二列のコインホッパ列の間に配置された平ベルト212である。
平ベルト212は、電気モータ214により上面が出金トレイ116に向かって移動するよう選択的に駆動される。
平ベルト212によって搬送された硬貨は、出金トレイ116内に供給される。
次に出金トレイ116を説明する。
出金トレイ116は、平ベルト212によって送り出された硬貨を保留する機能を有し、椀形をしている。
次に本発明にかかる硬貨補給金庫220を図5から図11を参照して説明する。
本実施例の硬貨補給金庫220は、金庫室の補給扉を施錠した後は、硬貨入出金機100にロックした所定の条件においてのみ、金庫室の出口開口が開口可能になるようにしたものである。
硬貨補給金庫220は、補給金庫本体222、補給扉224、補給扉施錠装置226、シャッタ228、シャッタロック手段232、シャッタ開放手段236及びシャッタロック解除手段238及び金庫筐体240、を含んでいる。
まず、補給金庫本体222を図10を参照して説明する。
補給金庫本体222は、縦方向に半割りに分割され、左円弧側壁244Lを有する左分割体222L及び右円弧側壁244Rを有する右分割体222Rとをつき合わせ、かつ、一体化した左右分割体222L、222Rの前後端面に矩形の側板246A、246Bを固定することにより横向き円柱形の金庫室248(図8参照)を構成する。
金庫室248の上部に矩形縦向きの補給孔250が形成され、下部にほぼ矩形縦向きであって、かつ、硬貨投入口118とほぼ同一形状の出口開口252が形成されている。
次にシャッタ228を説明する。
シャッタ228は、出口開口252を選択的に開閉する機能を有する。
本実施例のシャッタ228は、金庫室248に回動自在に嵌合されている。
詳述すれば、シャッタ228は左右の円弧側壁244R、244Lと同様の曲率を有するシャッタ板254及びシャッタ板254の前後端部に一体的に形成された円形側板256A、256Bを含んでいる。
よって、金庫室248は正確には右円弧側壁224R、左円弧側壁224L、円形側板256A、256B及びシャッタ板254によって囲まれた横向き円柱形空間である。
さらに、円形側板256Aの上部周面に相対して第1段差カバ257の一端が側板246Aの内面に固定されている(図7参照)。
第1段差カバ257はクランク状に折り曲げられ、また、下端は円形側板256Aの外周に沿って円弧形に形成され、金庫室248内に円形側板256Aの厚みによって段差が形成されないようにしてある。
段差が形成されないとは、硬貨が段差に載って保持されないことをいう。
したがって、本実施例のように段差を有していても、硬貨が自重で斜面をすべり落ちる場合、段差は形成されない。
円形側板256Bの上部周面に相対して第2段差カバ259が配置されている。
第2段差カバ259の下端は円形側板256Bの周面に沿って円弧形に形成され、金庫室248に円形側板256Aによって段差が形成されないようにしてある。
第2段差カバ259は、補給扉224の軸受260の一端に形成されている。
次にシャッタ位置規制装置261を説明する。
シャッタ位置規制装置261は、シャッタ板254の位置を閉口位置CP若しくは開放位置OPに規制する機能を有し、ストッパ263と弧状長孔265を含んでいる。
円形側板256Aの側面からストッパ263が突出され、側板246Aの弧状長孔265を貫通している。
具体的には、シャッタ板254が出口開口252と相対し、出口開口252を閉口している閉口位置CPに位置する場合、ストッパ263が図10において弧状長孔265の右端265Rに係止され、それ以上の回動を阻止される。
一方シャッタ板254が出口開口252を開口する開口位置OPに位置する場合、ストッパ263が弧状長孔265の左端265Lに係止され、それ以上の回動を阻止される。
次にシャッタロック手段232を図9及び図10を参照して説明する。
シャッタロック手段232は、シャッタ228を閉口位置CPに保持する機能を有する。
本実施例においては、シャッタ板254が回動できないようにする機能を有する。
シャッタロック手段232は、シャッタ板254と連動する被係止手段233と係止体258を含んでいる。
被係止手段233は、円形側板256Bの側面に突出し、側板246Bの円形孔260から突出する円形突起262の周面に、放射状に所定間隔で形成された係止リブ264である。
係止体258は、円形突起262の側方の側板246Bから横方向に突出する固定軸266に揺動可能に中間を取り付けられたレバであり、先端のフック268は係止リブ264をフック可能である。
係止体258は、側板246Bから突出するスクリュウ272に一端を掛止された第1スプリング274によってフック268が係止リブ264を係止するよう付勢される。
通常、フック268は係止リブ264の何れかを係止するので円形突起262、したがってシャッタ板254は自由に回動できない。
次にシャッタの戻り防止手段275を図9及び図11を参照して説明する。
戻り防止手段275は、シャッタロック手段232のフック268が係止リブ264の係止を解除した場合、シャッタ板254の閉口方向の回転を阻止し、開口方向の回動のみ可能とする機能を有する。
具体的には、係止体258の大凡反対側へ延びるレバ276先端部の軸孔278に戻り阻止フック282の軸284が回転自在に挿入され、軸284に巻回した第2スプリング286の一端を係止片288に係止することにより、戻り阻止フック282が係止リブ264側に突出するよう付勢される。
なお、第2スプリング286の他端は、レバ276の係止部292に係止されている。
これにより、通常、フック268が第1スプリング274によって係止リブ264を係止するロック位置RPに保持される。
次に説明するシャッタロック解除手段238によってシャッタロック手段232のフック268が係止リブ264から外された解除位置SCPに保持される場合、戻り阻止フック282が係止リブ264の回動経路に突出し、係止リブ264に係止して逆方向の回動を阻止する。
この状態において係止リブ264がシャッタ板254の開口方向に回転された場合、戻り阻止フック282背面の斜面284が係止リブ264によって第2スプリング286の付勢力に反して押され、係止リブ264の移動経路から戻り阻止フック282が退避するので、シャッタ板254は開口方向に回動することができる。
次にシャッタロック解除手段238を図9及び図11を参照して説明する。
シャッタロック解除手段238は、シャッタロック手段232によるシャッタ板254の移動不能状態を解除する機能を有する。
本実施例において、シャッタロック解除手段238はレバ276の回転支軸である固定軸266に対する偏心位置から横方向に突出する第2固定軸294、リンク296、及び、電磁アクチュエータ298であるソレノイド302を含んでいる。
ソレノイド302は側板246Bに固定され、その鉄心304はリンク296を介して第2固定軸294にリンク結合されている。
ソレノイド302が消磁されている場合、係止フック268は第1スプリング274によって引かれ、ロック位置RPに保持される。
ソレノイド302が励磁された場合、鉄心304が図9において上方へ引き上げられるので、リンク296を介して係止体258は固定軸266を中心に時計方向へ回動される。
これにより、係止体258は解除位置CPに保持され、間接的にシャッタ板254のロックが解除される。
次にシャッタ開放手段236を図7、図10及び図13を参照して説明する。
シャッタ開放手段236は、シャッタ228を開口位置OPへ移動させる機能、換言すれば、シャッタ板254を出口開口252の閉口位置CPから開口位置OPへ移動させる機能を有する。
本実施例においてシャッタ開放手段236は、円形側板256Aから横方向に突出し、かつ、側板246Aの円孔312を貫通する円柱形の被動部314に取り付けられたリング形の操作ハンドル316である。
被動部314とハンドル316との間には、トルクリミッタ318を介在させることが好ましい(図13参照)。
大きな力でシャッタ板254を移動させることによる、部品の破損及び不正を防止するためである。
トルクリミッタ318は、ハンドル316から被動部314へ加わるトルクが所定値以上になった場合、ハンドル316が空回りし、被動部314、したがってシャッタ板254が移動されないようにする。
トルクリミッタ318は図13に示すように、被動部314の回転軸線に対し周方向に延びる保持溝322A、322B内に配置した第3スプリング324A、324Bによってボール326A、326Bを外方に向かって付勢し、被動部314の外周に回転自在に嵌め合わせたハンドル316の円孔の内周面328に形成した半円形の凹部332A、332Bに押し出すように構成されている。
第3スプリング324A、324B及びボール326A、326Bは、被動部314の側面にネジ等により固定された保持板334によって保持溝322A、322B内に保持される。
この構造により、ハンドル316に所定値以上のトルクが付与された場合、凹部332A、332Bの斜面によってボール326A、326Bが保持孔322A、322B内に押し込まれるため、ハンドル316が被動部314に対し相対回転し、被動部314、換言すればシャッタ板254が移動しない。
これにより、ハンドル316を無理やり回すことによるシャッタ板254の破損等を防止できるので、不正な硬貨の入手を防止できる。
次に金庫筐体240を説明する。
金庫筐体240は、補給金庫本体222を故意破壊から保護する機能を有する。
金庫筐体240は、ステンレス等の板金からなる箱型の金庫であり、補給金庫本体222が金庫筐体240内に密に挿入されている。
補給金庫本体222には手提げハンドル242が一体に形成されている。
次に補給扉224を説明する。
補給扉224は、金庫筐体240の上面開口241を覆い、補給金庫本体222の補給孔250を開閉する機能を有する。
補給扉224は矩形板状体であり、その一端が側板246Bに固定された軸受260に回動自在に取り付けられている。
次に補給扉施錠装置226を図5、図7及び図10を参照して説明する。
補給扉施錠装置226は、補給扉224を金庫筐体240に施錠若しくは開錠する機能を有する。
本実施例において、補給扉施錠装置226は上面のキー穴342にキーを差し込んで所定の方向に回動させることにより係止片344が側板246Aの折曲部346を掛止し、施錠する。
補給扉224を開く場合、キーをキー穴342に差し込んで前記と逆方向に回すことにより、係止片344が折曲部346から外れ、補給扉224を軸受260を支点に上方へ回動させることにより補給孔250を開口する。
硬貨入出金機100は、硬貨補給金庫220のための本体ロック手段234及び取り付け装置241を含んでいる。
まず、硬貨補給金庫220の硬貨入出金機100への取付装置241を図3〜図5及び図19を参照して説明する。
取付装置241は、硬貨補給金庫220を硬貨入出金機100から着脱できないように取り付ける機能を有する。
取付装置241は、本体131側の本体係止部352及び硬貨補給金庫220の補給装置係止部354を含み、補給装置係止部354が本体係止部352に係止され、硬貨補給金庫220を本体131から所定の方向以外からは外せないようにする。
本実施例の本体係止部352は、装着凹部133の左右側壁に断面矩形であって、横方向に所定の長さで突出する係止レール356L、356Rである。
補給装置係止部354は、補給金庫本体222の左右側壁の下部に形成した横方向に所定の長さで延びる係止凹溝358L、358Rである。
投入口カバ120を跳ね上げることにより、係止レール356L、356Rが露出する。
硬貨補給金庫220を装着凹部133の底面133Bに沿わせて押し込むことにより、係止凹溝358L、358Rに係止レール356L、356Rがそれぞれ進行し、硬貨補給金庫220を引き戻す以外は取り外しできない。
このとき、本体131に固定された雌型コネクタ362が、本体131の雄型コネクタ364に嵌り合い、コネクタ366が結合する。
コネクタ364は、ソレノイド302にリード線(図示せず)により接続されている。
次に本体ロック手段234を図12を参照して説明する。
本体ロック手段234は、硬貨補給金庫220を本体131から取り外し不能とする機能を有する。
換言すれば、本体ロック手段234は硬貨補給金庫220が取付装置241によって本体131に取り付けられた場合、硬貨補給金庫220を本体131に対し移動できないようにする。
本体ロック手段234は、装着凹部133の底面133Bに進退される係止フック370と、硬貨補給金庫220の底面に形成した受入穴372(図18参照)とを含んでいる。
まず、係止フック370を説明する。
係止フック370は、本体131内に固定された固定軸374に回動自在に取り付けられた揺動レバ376の先端に上向きに突出する突起378である。
突起378は、本体131の前面131F側から後方に傾斜する上向きの通過許容斜面379を有する。
突起378は、底面133Bに形成された透孔382から後述の第4スプリング390によって装着凹部133に弾性的に突出される。
次に係止フック370移動用のアクチュエータ384を説明する。
アクチュエータ384は、揺動レバ376を適宜固定軸374回りに回動させ、突起378を装着凹部133に進退させる機能を有する。
本実施例においてアクチュエータ384は、ソレノイド386であって、鉄心388が揺動レバ376の中間にリンク結合されている。
鉄心388は、第4スプリング390によってソレノイド386から突出するよう付勢されている。
これにより、通常、揺動レバ376は図12において時計方向に回動され、突起378は装着凹部133に突出される。
ソレノイド386が励磁された場合、鉄心388は第4スプリング390のスプリング力に反してソレノイド386内に引き入れられるので、揺動レバ376は図12において反時計方向に回動され、突起378は装着凹部133から退出、換言すれば硬貨補給金庫220の受入穴372から退出する。
次に硬貨補給金庫220の本体131への装着検知手段392を説明する。
装着検知手段392は、硬貨補給金庫220が本体131に装着され、金庫室248内の硬貨を硬貨受入口118へ投入可能状態になったことを検知する機能を有する。
本実施例において、装着検知手段392は係止レール356Lの下方の底面133Bであって、かつ、透孔382とコネクタ362との間に配置した検知孔394に被動片396を配置したマイクロスイッチ398である。
硬貨補給金庫220が取付装置241によって本体131に装着され、コネクタ364がコネクタ362内に進行し、コネクタ366の接片が接続した状態において、検知孔394内の被動片396が硬貨補給金庫220の底面によって押し下げられ、マイクロスイッチ398はON信号を出力する。
このとき、出口開口252は硬貨受入口118に相対している。
次に、シャッタ228の閉口忘れ防止装置400を説明する。
閉口忘れ防止装置400は、装着凹部133の側面に形成した嵌合孔402と、硬貨補給金庫220に取り付けた係止ピン404及び解除防止手段406を含んでいる。
係止ピン404は、内蔵の第5スプリング408によって硬貨補給金庫220から突出するよう付勢され、硬貨補給金庫220が本体131に取り付けられた場合、嵌合孔402に進退可能である。
よって、係止ピン404が嵌合孔402に進出している場合、硬貨補給金庫220を本体131から取り外すことはできない。
次に解除防止手段406を説明する。
解除防止手段406は、シャッタ板254が出口開口252を閉口していない場合、係止ピン404の嵌合孔402からの退出を阻止する機能を有する。
解除防止手段406は、係止ピン404の移動に連動して回動する揺動レバ412、第5スプリング408、及び、カム419を含んでいる。
揺動レバ412は、第3固定軸414に揺動自在に取り付けられ、下端は係止ピン404にリンク結合されている。
揺動レバ412の上端は、円形側板256Aの周面の回転域に進退自在である第2被動部418が形成されている。
円形側板256Aの周面の一部に所定の半径で盛り上がるカム419が形成されている。
揺動レバ412の第2被動部418がカム419に接触した場合、係止ピン404は硬貨補給金庫220の外表面から退出される。
この状態において、シャッタ板254が出口開口252を閉口する閉口位置CPに位置する。
シャッタ板254が開口位置OPに位置する場合、揺動レバ412の第2被動部418がカム419から外れ、円形側板256Aの周面416に相対するので、図13において揺動レバ412は反時計方向へ回動可能になるので第5スプリング408によって係止ピン404が硬貨補給金庫220の外表面へ突出される。
これにより、硬貨補給金庫220の出口開口252が開口している場合、硬貨補給金庫220を硬貨入出金機100から取り外すことができない。
次に本体側制御装置420が図14を参照して説明される。
本実施例において、本体側制御装置420は、例えばマイクロコンピュータ422であって、硬貨センサ128、マイクロスイッチ398及び操作パネル424から信号を受け、シャッタロック解除手段238の第1ソレノイド302及び本体ロック手段234の第2ソレノイド386を所定の手順においてオンオフする。
操作パネル424は、補給開始ボタン428及び補給終了ボタン432を含んでいる。
次に本実施例の硬貨補給装置100の作用を図15のフローチャート及び図16から図22の説明図をも参照して説明する。
まず、補給準備作業として、硬貨補給金庫220に所定金種を所定数投入し、補給準備を行う。
具体的には、貨幣管理者が硬貨補給金庫220の補給扉施錠装置226のキー穴342に所定のキーを差し込んで所定の方向に回すことにより補給扉224の施錠を解除した後、補給扉224を軸受260を支点に上方へ回動させることにより、補給孔250を開口する。
この補給孔250から予め定められた金種の硬貨の所定数を金庫室248に投入した後、補給扉224を閉じ、補給扉施錠装置226によって施錠する。
このとき、シャッタロック手段232の第1ソレノイド302は電源に接続されていないことから、フック268は係止リブ264を係止し、シャッタ板254は出口開口252の閉口位置CPに保持している(図8、9参照)。
これにより、補給扉施錠装置226のキーを有していなければ金庫室248内の硬貨にアクセスすることができない。
また、円形側板256Aの周面が揺動レバ412の第2被動部418が図13に示すようにカム419と接触し、揺動レバ412が時計方向に回動されているので、係止ピン404は硬貨補給金庫220内に後退させられている。
次に図15に示すフローチャートを参照して実施例における硬貨補給作業について説明する。
まず、ステップS1において投入カバ120を補給位置NWPに移動させる。
具体的には、硬貨投入カバ120を磁石136L、136Rと鉄片137L、137Rとの間の吸着力に反して本体131の手前に移動させ、長穴135の範囲において投入カバ120の先端を本体131の前面131Fから僅かに突出させる。
次いで、当該突出した硬貨投入カバ120の先端を下方から押し上げ、ピボット軸134を支点に上方へ回動させ、上面を本体131にもたれかけさせてほぼ倒立状態の補給位置NWPに保持し、硬貨入出金機100側の準備を行う。
次にステップS2において、作業者は硬貨補給金庫220を硬貨入出金機100の取付装置241に取り付ける。
すなわち、硬貨補給金庫220を装着凹部133の前面131F側の底面133Bに載置し、当該載置した状態で装着凹部133の奥部へ向かって押し込む。
これにより、硬貨補給金庫220の左右側壁が装着凹部133の左右側壁に案内されてコネクタ362側へ進行し、当該移動途上において、硬貨補給金庫220の係止凹溝358L、358Rが係止レール356L、356Rにそれぞれ嵌り合い、補給金庫本体222を上方へ引き上げることができなくなる。
さらに押し込んだ場合、突起378の押動通過許容斜面379が硬貨補給金庫220の前端によって押され、揺動レバ376が第4スプリング390の弾発力に反して図12において反時計方向へ回動されるので、硬貨補給金庫220はさらにコネクタ362側へ進行することができる。
さらに硬貨補給金庫220がコネクタ364側に押し進められた場合、コネクタ364が硬貨入出金機100のコネクタ362に進入し、コネクタ366の接続端子が接続される。
この接続の直後、装着検知手段392のマイクスイッチ398の被動片396が硬貨補給金庫220の底面によって押し下げられるので、マイクスイッチ398はONになり、装着信号ASを出力する。
コネクタ366がコネクタ364に阻止されて硬貨補給金庫220を更に押し込むことが出来ない状態まで硬貨補給金庫220を押し込む(図16から図18の位置)。
この状態において、突起378が硬貨補給金庫220の受入孔372に相対し、第4スプリング390によって突入されるので、硬貨補給金庫220は本体131の前面131F側へ引き戻されることができない。
換言すれば、硬貨補給金庫220は係止凹溝358L、358Rが係止レール356L、356Rに係止され、かつ、突起378によって引き戻しを阻止され、さらに、コネクタ364によって前進されることもできないので、硬貨補給金庫220を硬貨入出金機100から取り外すことができない。
このとき図19に示すように、シャッタ板254は出口開口252を閉口しているので、金庫室248内の硬貨は硬貨投入口138に落下できない。
この状態において、係止ピン404は嵌合孔402に相対している。
ステップS3において装着信号ASを検知した場合、ステップS4に進み、補給開始ボタン428が押されるのを待つ。
ステップS4において、補給開始ボタン428が押され、開始信号SSが出力された場合、ステップS5に進む。
ステップS5において、本体制御装置420は硬貨補給金庫220のシャッタロック解除手段238の第1ソレノイド302を励磁する。
第1ソレノイド302の励磁により、係止体258が図9において時計方向へ回動されるため、フック268が係止リブ264を開放し、戻り阻止フック282が係止リブ264を係止可能になる。
よって、シャッタ開放手段236のハンドル316を図16において時計方向へ回動させた場合、トルクリミッタ318を介してシャッタ板254を回転移動させ、出口開口252を開口することが出来る。
シャッタ板254が出口開口252の開口位置OPにある場合、カム419が揺動レバ412の第2被動部418から外れ、第2被動部418が円形側板256Aの周面416に相対するので、揺動レバ418は第5スプリング408によって反時計方向へ回動され、リンク結合されている係止ピン404は硬貨補給金庫220の外方へ突出し、嵌合孔402へ突入する(図21参照)。
これによって、出口開口252が開口している場合、硬貨補給金庫220は本体131から取り外すことができない。
次いでステップS6において、ハンドル316を図16において時計方向へ回転させ、これと一体のシャッタ板254を同方向へ一体に回動させ、ストッパ263が弧状長孔265の左端265Lに回動を阻止される開口位置OPまで回動させる(図20参照)。
このとき、ハンドル316を逆方向へ回転させた場合、戻り阻止フック282が係止リブ264を係止するので、係止リブ264の間隔の間のみ逆転されるが、実質的に逆転することができない。
換言すれば、シャッタロック解除手段238が作動している場合、シャッタ板254は出口開口252を開口する方向のみ回転できる。
シャッタ板254の回動が弧状長孔265の左端265Lによって阻止された場合、更にハンドル316が同方向へ回動されたとしても、トルクリミッタ318によってハンドル316のみが空回りするので、シャッタ板254等が破損することが無い。
シャッタ板254が開口位置OPに位置する場合、出口開口252が全開口する。
これにより、金庫室248内の硬貨は落下し、硬貨投入孔138を経由して平ベルト130上に落下する(図17参照)。
ステップS7において、光電センサ150の光軸が補給硬貨により遮られるため、入金検知信号DSを出力するのでステップS8に進む。
ステップS8において硬貨受入装置102の電気モータ126が回転される。
これにより、平ベルト130の上面が分離送出装置104側へ移動(図17において左方)し、逆転ローラ124は反時計方向に回転され、その下周面が平ベルト130の上面と逆方向に移動する。
これにより、最薄硬貨が平積み若しくは二枚積み重なっている場合は、それら硬貨は逆転ローラ124の下周面の下方を通過し、入金平ベルト130の下流側端部から落下してガイドシュート436に案内されて分離送出装置104の保留ボウル174内に落下する。
硬貨が三枚重なって搬送される場合、下側二枚重ねの硬貨は逆転ローラ124の下方を通過し、最上の硬貨は逆転ローラ124によって進行を阻止され、下側の硬貨に対し相対移動させられる。
これにより、最上の硬貨は下側の硬貨に対しずらされ、ついには平ベルト130上に落下させられる。
落下させられた硬貨は、平ベルト130の進行によって再度、分離送出装置104に向かって前述同様に搬送される。
光電センサ150が硬貨を検知しなくなった場合、電気モータ126は停止され、平ベルト130の進行が停止される。
分離送出装置104によって一枚ずつ分離された硬貨は、回転ワイパ182によって受け取り体176に沿って移動される際に、金種判別装置106によって硬貨の真偽及び金種が判別される。
金種判別された硬貨は、搬送装置108によってガイドレール186に周面を案内され、かつ、下面をスライドプレート184に支えられて選別装置110を進行させられる。
この進行途上において、硬貨は判別された金種に基づいて所定の金種別選別孔に落下され、金種別のコインホッパ210に保留される。
金庫室248内の硬貨が全て平ベルト130上に落下し、かつ、全ての硬貨が次行程へ送り出された場合、光電センサ150は硬貨を検知しないので所定時間の間入金検知信号DSを出力しない。
ステップS9において、入金検知信号DSを所定時間検知しない場合、補給が終了したものとしてステップS10に進み、電気モータ126を停止した後、ステップS11に進む。
なお、入金検出装置154が硬貨を検知しない場合、モータ126の逆転・正転を複数回繰り返し、平ベルト130を前進、後退させることを数回繰り返すことにより硬貨残りを防止することが好ましい。
ステップS11において、補給終了ボタン432を押すと、終了信号FSが出力され、本体制御装置420はステップS12において第2ソレノイド386をONにし、第1ソレノイド302をOFFにする。
第2ソレノイド386の励磁によって、鉄心388が引き込まれ、揺動レバ376が固定軸374を支点に反時計方向へ回動され、突起378が受入孔372から退出する(図22参照)。
第1ソレノイド302の消磁によって、係止体258がスプリング274によって図9において反時計方向へ回動され、フック268が係止リブ264に弾性的に係止する。
換言すれば、円形突起262、すなわちシャッタ板254が図20において時計方向へ回動できず、反時計方向への回動が可能になる。
この状態において、シャッタ板254は出口開口252の開口位置OPに位置するため、揺動レバ412の第2被動部418がカム419から外れているので係止ピン404は第5スプリング408によって硬貨補給金庫220から嵌合孔402に突入している(図21参照)。
換言すれば、この状態においては硬貨補給金庫220を硬貨入出金機100から取り外すことができない。
次いでステップS13において、ハンドル316を図16において反時計方向に手回ししてシャッタ板254を閉口位置CPに移動させ、出口開口252を閉口する。
これにより、カム419が揺動レバ412と相対するので、揺動レバ412の第2被動部418がカム419によって時計方向へ回動される。
これにより、揺動レバ412にリンク結合されている係止ピン404は、硬貨補給金庫220内に引き入れられ(図13参照)、嵌合孔402から抜け出る。
次いでステップS14において、硬貨補給金庫220を前面131F側へ移動させる。
この過程で被動片396が硬貨補給金庫220の底面から外れ、マイクロスイッチ398がOFFになり、非装着信号AASを出力する。
このとき、受入穴372は突起378と相対していない。
これにより、硬貨補給金庫220を装着凹部133から取り外すことができる。
次にステップS15において、マイクロスイッチ398からの非装着信号AASを判断するとステップS16に進む。
ステップS16において、所定時間経過後、第2ソレノイド386をOFFにした後、処理を終了する。
次に、受入口カバ120を手前に倒して磁石136L、136Rを鉄片137L、137Rにそれぞれ吸着させて受入口カバ120の前端を本体131の前面131Fに面一にすることにより補給作業が終了する。
実施例2は、実施例1における手動作業を自動化した実施例である。
図23は、本発明の実施例2の硬貨入出金機の硬貨補給装置の概要ブロック図である。
図24は、本発明の実施例2の硬貨入出金機の硬貨補給装置の作用説明用のフローチャートである。
実施例1と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる構成を説明する。
硬貨補給金庫220に本体ロック装置234の本体ロック検知装置452としての光電センサ454が取り付けられている。
光電センサ454は、突起378が硬貨補給金庫220の受入穴372に突出している場合、突起378が光軸を遮断することにより硬貨補給金庫220が本体131にロックされていることを検知する。
硬貨補給金庫220にシャッタ板254の移動装置456が設けられている。
移動装置456は、シャッタ板254を自動的に閉口位置CPから開口位置OPへ、及び、開口位置OPから閉口位置CPへ移動させる機能を有する。
本実施例2において移動装置456は、ハンドル316の周面に形成したギヤ458、当該ギヤ458に噛み合うピニオンギヤ462及び当該ピニオンギヤ462を回転させる電気モータ464を含んでいる。
本実施例2においては、ハンドル316を含めて金庫筐体240内に配置される。
内蔵により、不正アクセスをさらに防止できる。
さらに、硬貨補給金庫220にシャッタ板254の開閉確認装置466が設けられている。
開閉確認装置466は、シャッタ228が開口状態及び閉口状態にあることを検知する機能を有する。
開閉確認装置466は、出口開口252の左右端部配置された開口位置センサ468及び閉口位置センサ472を含み、開口位置センサ468及び閉口位置センサ472がシャッタ板254を検知しない場合、開口位置OPに位置することを検知し、開口位置センサ468及び閉口位置センサ472がシャッタ板254を検知する場合に閉口位置CPに位置することを検知する。
本体ロック検知装置452、開閉確認装置466及び移動装置456はコネクタ366を介して本体制御装置420に接続される。
本体ロック検知装置452及び開閉確認装置466は本体制御装置420に信号を出力し、移動装置456は本体制御装置420によって駆動制御される。
次に実施例2の作用を図24のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず実施例1と同様に、ステップS21において投入口カバ120を回動させて補給位置SPへ移動させる。
次にステップS22において、硬貨補給金庫220を取付装置241に取り付ける。
ステップS23において、硬貨補給金庫220の底面に押されて被動片396が押されてマイクロスイッチ398が装着信号ASを出力するとステップS24へ進む。
この状態において、揺動レバ376の突起378は硬貨補給金庫220の受入穴372に突入している。
これにより、突起378によって光軸を遮断されるので、本体ロック検知装置452の光電センサ454はロック信号RSを出力する。
ステップS24において、ロック信号RSを判別した場合、ステップS25へ進み第1ソレノイド302を励磁した後、ステップS26へ進む。
第1ソレノイド302が励磁されと実施例1と同様に、係止体258が図9において時計方向へ回動されるため、フック268が係止リブ264を開放し、戻り阻止フック282が係止リブ264を係止する。
ステップS26において、電気モータ464が正回転駆動され、ステップS27に進む。
電気モータ464の正回転によって、ピニオンギヤ462を介してハンドル316の外周面に形成したギヤ458を図16において時計方向へ回動させる。
これにより、トルクリミッタ318を介してシャッタ板254を回転移動させ、出口開口252を開口する。
実施例1と同様、出口開口252の開口状態において、カム419が揺動レバ412の被動部418と相対しないので、揺動レバ418は第5スプリング408によって図21において反時計方向へ回動され、リンク結合されている係止ピン404は硬貨補給金庫220の外方へ突出し、嵌合孔402へ突入する。
これによって、出口開口252が開口している場合、硬貨補給金庫220は機械的にロックされ、本体131から取り外すことができない。
シャッタ板254が出口開口252を完全に開口した場合、閉口位置センサ472及び開口位置センサ468の両方がシャッタ板254を検知しなくなるので、開口信号OSを出力する。
次にステップS27において、開口信号OSを判別するとステップS28へ進む。
電気モータ464の回転によりシャッタ板254が回動し、弧状長孔265の左端265Lにより阻止された場合、更にギヤ458が同方向へ回動された場合であっても、トルクリミッタ318によってギヤ458のみが空回りするので、シャッタ板254等が破損することが無い。
ステップS28において、電気モータ464の回転駆動を停止し、ステップS29へ進む。
電気モータ464の停止により、シャッタ板254は開口位置OPに保持される。
シャッタ板254が開口位置OPに位置する場合、出口開口252が全開口する。
これにより、金庫室248内の硬貨は落下し、硬貨投入孔138を経由して平ベルト130上に落下する。
ステップS29において、光電センサ150の光軸が補給硬貨により遮られるため、入金検知信号DSを出力し、ステップS30に進む。
ステップS30において硬貨受入装置102の電気モータ126が回転された後、ステップS31へ進む。
モータ126の回転により、実施例1同様に平ベルト130上の硬貨は逆転ローラ124の下方を通過し、入金平ベルト130の下流側端部から落下してガイドシュート436に案内されて分離送出装置104の保留ボウル174内に落下する。
分離送出装置104によって一枚ずつ分離された硬貨は、実施例1同様に金種判別装置106によって硬貨の真偽及び金種が判別され、選別装置110を進行させられ、所定の選別孔に落下され、コインホッパ210に保留される。
金庫室248内の硬貨が全て平ベルト130上に落下し、かつ、全ての硬貨が次行程へ送り出された場合、硬貨センサ128は硬貨を検知しないので光電センサ150は所定時間の間入金検知信号DSを出力しない。
ステップS31において、硬貨センサ128が所定時間、入金検知信号DSを検知しなくなった場合、ステップS32へ進む。
ステップS32において、電気モータ126が停止された後、ステップS33へ進む。
モータ126の停止により、平ベルト130の進行が停止される。
ステップS33において、第1ソレノイド302をOFFにした後、ステップS34へ進む。
ソレノイド302の消磁によって、実施例1と同様に、円形突起262、すなわちシャッタ板254が図20において時計方向へ回動できず、反時計方向へのみ回動可能になる。
ステップS34において、電気モータ464を逆転させ、ステップS35へ進む。
モータ464の逆転によって、ギヤ458が逆転され、シャッタ板254が閉口方向へ回動され、出口開口252が閉口される。
シャッタ板254の回転により、カム419が揺動レバ412の第2被動部418と相対するので、揺動レバ412がカム419によって時計方向へ回動される。
これにより、揺動レバ412にリンク結合されている係止ピン404は、硬貨補給金庫220内に引き入れられ(図13参照)、嵌合孔402から抜け出る。
ステップS35において、開口位置センサ468及び閉口位置センサ472がシャッタ板254を検知した場合、閉口信号CLSが出力され、ステップS36へ進む。
ステップS36において、電気モータ464をOFFにした後、ステップS37へ進む。
ステップS37において、第2ソレノイド386をONにした後、ステップS38へ進む。
ソレノイド386の励磁によって、突起378が受入孔372から退出する(図22参照)。
ステップS38において、操作盤424の液晶表示盤に硬貨補給金庫220の取り外しを促す表示をし、ステップS39へ進む。
ステップS39において、作業者が硬貨補給金庫220を前面131F側へ移動させる。
このとき、突起378は受入穴372から退出しているので、硬貨補給金庫220を硬貨入出金機100から取りはずことができる。
この過程において、マイクロスイッチ398がOFFになり、硬貨補給金庫220の非装着信号AASを出力する。
次にステップS40において、マイクロスイッチ398からの非装着信号AASを判断するとステップS41に進む。
ステップS41において、所定時間経過後、第2ソレノイド386をOFFにした後、処理を終了する。
次に、受入口カバ120を手前に倒して磁石136L、136Rを鉄片137L、137Rにそれぞれ吸着させて受入口カバ120の前端を本体131の前面131Fに面一にすることにより補給作業が終了する。
本実施例2においては、出口開口252を開閉口するための操作も自動で行うことができるので、補給作業をより容易に行うことができる利点を有する。
また、本体ロック検知装置452により、突起378が受入穴372に存在することを検知していなければ、シャッタ板254を移動させることが出来ないので、閉口忘れ防止装置400を装着しないことができる。
図1は、本発明の実施例1の硬貨補給装置を構成する硬貨入出金機の斜視図である。 図2は、本発明の実施例1の硬貨補給装置を構成する硬貨入出金機のブロック図である。 図3は、本発明の実施例1の硬貨補給装置を構成する硬貨入出金機の硬貨補給金庫装着部の拡大斜視図である。 図4は、本発明の実施例1の硬貨補給装置を構成する硬貨入出金機の硬貨補給金庫装着部の拡大平面図である。 図5は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫の斜視図であり、(A)は前左上方からの斜視図、(B)は後右上方からの斜視図である。 図6は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫の平面図である。 図7は、図6におけるA―A線断面図である。 図8は、図6におけるB―B線断面図である。 図9は、図6におけるC―C線断面図である。 図10は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫の硬貨補給金庫本体の分解斜視図である。 図11は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫のシャッタロック機構の分解斜視図である。 図12は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫の本体ロック機構の説明図である。 図13は、図6におけるD―D線断面図である。 図14は、本発明の実施例1の硬貨補給装置のブロック図である。 図15は、本発明の実施例1の硬貨補給装置の作用説明用のフローチャートである。 図16は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態の拡大斜視図である。 図17は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態であって、出口開口が開口されている状態の図16におけるE面断面図である。 図18は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態の本体ロック機構の断面図である。 図19は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態であって、出口開口が閉口されている状態の図18におけるF―F線断面図である。 図20は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態であって、出口開口が開口されている状態の図18におけるF―F線断面図である。 図21は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態であって、本体ロック機構が解除されている状態のシャッタロック機構の断面図である。 図22は、本発明の実施例1の硬貨補給金庫を硬貨入出金機に装着した状態における本体ロック機構を解除した状態の断面図である。 図23は、本発明の実施例2の硬貨入出金機の硬貨補給装置の概要ブロック図である。 図24は、本発明の実施例2の硬貨入出金機の硬貨補給装置の作用説明用のフローチャートである。
100 硬貨入出金機
112 保留装置
118 硬貨投入口
122 搬送体
210 コインホッパ
220 硬貨補給金庫
224 補給扉
226 施錠装置
228シャッタ
232 シャッタロック手段
234 本体ロック手段
236 回転手段
241 取付装置
248 金庫室
250 補給孔
252 出口開口
282 ストッパ
298 解除手段
316 ハンドル
318 トルクリミッタ

Claims (1)

  1. 硬貨投入口(118)の下方に配置した搬送体(122)によって、投入された硬貨を次行程へ搬送した後、当該硬貨を選別して金種毎に保留装置(210)に保留し、当該金種毎保留装置から払出指令に基づいて所定数の硬貨を払出して出金するようにした硬貨入出金機(100)の前記硬貨投入口への硬貨補給金庫(220)であって、
    前記硬貨補給金庫は金庫室(248)、前記金庫室の下側に位置する出口開口(252)及び前記金庫室の補給孔(250)を開閉可能な施錠装置(226)付きの補給扉(224)、前記硬貨補給金庫内に装着され、横向き軸回りに回転可能であり、かつ、前記出口開口を閉口できるシャッタ(228)、前記シャッタのためのシャッタロック手段(232)、前記シャッタのための回転手段(236)、及び、前記シャッタロック手段のための解除手段(238)を有し、
    前記硬貨入出金機は、前記硬貨補給金庫を前記硬貨投入口に前記出口開口をあてがって前記硬貨入出金機に取り付ける取付装置(241)、及び、前記硬貨補給金庫の前記硬貨入出金機への本体ロック手段(234)を有する硬貨入出金機の硬貨補給装置。
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