JP4998138B2 - 車両用ステアリングホイール - Google Patents

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Description

この発明は大型のガーニッシュを芯金に取り付けるようにした車両用ステアリングホイールに関する。
近年、高級化志向の高まりにより、車両用ステアリングホイールにおいては、その部分的な装飾のみならず全体的な装飾が求められている。そこで、ステアリングホイールに取り付けられるガーニッシュについて、芯金の複数のスポークに掛け渡されるようにして取り付けられる比較的大型のものが提案されている(例えば特許文献1参照)。このように大型のガーニッシュを採用することによりその表面に多様な装飾を施すことが可能となり、ステアリングホイール全体についてその意匠性をより高めることができるようになる。
また、近年では、車両衝突時の安全性を確保する観点から、容易に変形することのできる芯金構造を採用したステアリングホイールが種々提案されている(例えば特許文献2参照)。こうしたステアリングホイールでは、車両衝突時に乗員が接触することがあっても、その芯金が変形することで衝突を吸収することができるため、乗員をその衝撃から保護することができるようになる。
特開2005−280499号公報 特開2000−296778号公報
ところで、ステアリングホイールの衝突吸収量を増大させる上では、車両衝突時における芯金の変形量を極力大きくすることが望ましい。しかし、こうしたステアリングホイールに上述したような比較的大型のガーニッシュを取り付けるようにした構成にあっては、以下のような不都合も無視できないものとなる。すなわち、ガーニッシュは芯金の変形時にはこれに追従して変形しようとするが、こうした変形が生じにくい場合には芯金の変形が規制されて衝撃吸収量が低下してしまうこととなる。これに対処するため、例えばガーニッシュの剛性を低下させることにより、ガーニッシュを芯金の変形に追従して変形させるようにすることが考えられる。しかし、このようにガーニッシュの剛性を低下させる場合には、その厚さをある程度薄くしなければならず、ガーニッシュ表面に多様な装飾を施すことが制限されようになるため、所望の美的外観を得ることができなくなることが懸念される。
この発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的大型のガーニッシュが装着されるステアリングホイールにあって、ガーニッシュの装飾自由度を維持しつつ、車両衝突時には芯金を容易に変形させることによりその衝撃を効果的に吸収することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、ステアリングシャフトに連結されるボスを複数のスポークによってリムに連結させてなる芯金と、装飾部及びこれを前記スポークの異なる部位にそれぞれ固定するための複数の固定部を有するガーニッシュとを備えた車両用ステアリングホイールであって、前記ガーニッシュには前記芯金の変形に伴って前記複数の固定部のうち少なくとも一つから前記装飾部を分離させるための分離誘発部が形成されてなり、前記固定部は前記スポークに対向する前記装飾部の対向面から同スポーク側に突出する形状を有するものであり、前記分離誘発部は前記ガーニッシュにおいて前記固定部の基端近傍に位置する部分を局所的に薄肉化しその薄肉化した部分を前記芯金の変形時に破断させるものであり、前記固定部は、前記分離誘発部が破断した後、前記スポークに固定されていることを要旨とする。
同構成によれば、車両衝突時に乗員がステアリングホイールに接触した場合、芯金が変形しようとするが、この際、芯金のスポークに固定されたガーニッシュの固定部はその分離誘発部において装飾部から容易に分離する。したがって、芯金の変形がガーニッシュによって規制されないように、同ガーニッシュの剛性、特にその装飾部の剛性を低下させておく必要がない。このため、所望の美的外観が得られるように自由なガーニッシュの装飾が可能となるとともに、車両衝突時には芯金を容易に変形させることによって衝撃を効果的に吸収することができるようになる。
また、ガーニッシュにおいて固定部の基端近傍に位置する部分が薄肉化されているため、同部分は他の部分と比較してその剛性が低いものとなる。そして、このように剛性が低下した部分が芯金の変形時に破断することにより、装飾部を固定部から分離させることができるようになる。
更に、前記分離誘発部は、請求項に記載の発明によるように、前記固定部の基端外周部分を囲繞する態様にて前記装飾部に凹設される環状溝によって形成されるといった構成、あるいは、請求項に記載の発明によるように、前記固定部の基端外周部分にその全周にわたり凹設される環状溝によって形成されるといった構成によって具体化することができる。
請求項に記載の発明は、請求項又は請求項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、前記環状溝はその底部に位置する断面角を鋭角とした断面三角形状を有してなることを要旨とする。
同構成によれば、芯金の変形時に作用する力によって環状溝の底部先端に応力集中が生じ、同先端を起点として亀裂が発生し易くなるため、分離誘発部において容易に破断を誘発させることができるようになる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、前記固定部は前記スポークに対向する前記装飾部の対向面から同スポーク側に突出するとともに折曲して前記スポークに固定されるものであり、前記分離誘発部は前記固定部の折曲角部を局所的に薄肉化しその薄肉化した部分を前記芯金の変形時に破断させるものであることを要旨とする。
同構成によれば、芯金の変形時に作用する力によって応力集中が生じる折曲角部を薄肉化するようにしているため、同折曲角部を起点として亀裂が発生し易くなり、分離誘発部において容易に破断を誘発させることができるようになる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、前記ガーニッシュは異なる複数のスポークに掛け渡される態様にて前記複数の固定部がそれらスポークにそれぞれ固定されるものであることを要旨とする。
ここで、車両衝突時において衝撃を効果的に吸収する上では、芯金が局所的に大きく変形することが望ましく、具体的にスポークについていえば、一部のスポークが大きく変形する一方、他のスポークは元の状態に保持される、といったように各スポークの変形態様が異なるものになることが望ましい。
一方、ステアリングホイールに対し、ガーニッシュが異なる複数のスポークに掛け渡される態様にて固定される場合には、例えばガーニッシュが同一のスポークに固定される場合と比較して、ガーニッシュによりスポークの変形が規制されることに起因する衝撃吸収性の低下が顕在化しやすい。
この点、上記構成によれば、ガーニッシュに分離誘発部が形成されているため、ガーニッシュが異なる複数のスポークに掛け渡される態様にて固定される構成にあっても、車両衝突時において芯金を容易に変形させることができ、その衝撃を効果的に吸収することができるようになる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、前記固定部は異なる2つのスポークにそれぞれ固定される第1の固定部及び第2の固定部を含み、前記分離誘発部は上記第1の固定部及び第2の固定部にそれぞれ対応して複数形成され、前記ガーニッシュは前記第1及び第2の固定部の中間において前記複数のスポークのうちいずれか一つに当接して前記装飾部を支持する支持台座を更に有してなることを要旨とする。
同構成によれば、芯金において第1及び第2のいずれか一方の固定部の近傍が局所的に変形した場合に、支持台座が支点となって他方の固定部にはこれを装飾部から離間させようとする力が作用するようになる。そして、この力により装飾部と固定部とを分離誘発部においてより好適に分離させることができるようになる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、前記第1及び第2の固定部のいずれか一方はステアリングホイールが非操作状態であるときに前記ボスと車両上下方向において同位置又は同ボスよりも車両上方側に位置するスポークに固定され、他方はステアリングホイールが非操作状態であるときに前記ボスよりも車両下方側に位置するスポークに固定されることを要旨とする。
ところで一般に、車両衝突時には、乗員が車両前方、すなわちステアリングホイール側に移動してその腹部がステアリングホイールの下部に接触する可能性が高い。そしてこの場合、ステアリングホイールが非操作状態であれば、芯金はその車両下方側に位置する部分が局所的に変形し、また同ステアリングホイールがこれを約180°回転した状態にあれば、車両上方側に位置する部分が局所的に変形することとなる。
この点、請求項に記載の発明によれば、車両衝突によって局所的に変形し易い位置において第1及び第2の固定部のいずれか一方がスポークに固定されることとなるため、芯金が局所的に変形して一方の固定部の近傍が変形した場合に、支持台座を支点として他方の固定部には大きな力が作用することとなり、分離誘発部において他方の固定部と装飾部とを容易に分離させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか一項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、前記ガーニッシュは前記複数の固定部のうち少なくとも一つはその固定部の位置する部位から延伸してその端部が前記リム上に位置することを要旨とする。
また、車両衝突時に乗員がステアリングホイールに接触する場合、特にリム(正確にはリムを被覆する合成樹脂部分)に接触する可能性が高い。上記構成によれば、ガーニッシュの端部をリム上に位置させるようにしているため、車両衝突時に乗員がステアリングホイールに接触する際に、ガーニッシュの端部に直接接触する可能性が高くなる。その結果、その端部がリム上に位置する固定部に直接力が作用し、他の固定部から装飾部を離間させようとする力が大きくなるために同固定部と装飾部とを一層容易に分離させることができるようになる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、前記装飾部には車載機器を操作するための操作部が装着されることを要旨とする。
ところで、車両用ステアリングホイールにあっては、オーディオ機器や車載電話システム、あるいは車両変速機等々、車載機器を操作するための操作部がガーニッシュの装飾部に装着されることがある。また、ガーニッシュの装飾部に多彩な操作部を装着させる場合にあっては、芯金の複数のスポークに掛け渡されるようにして取り付けられる比較的大型のガーニッシュを採用することが考えられる。
ここで、ステアリングホイールの芯金の変形にガーニッシュが容易に追従するように剛性を低下させた場合、車載機器の操作部を操作する際にガーニッシュが変形し易くなり、その操作感が損なわれてしまうこととなる。したがって、こうした操作部の操作感を維持するために、ガーニッシュはある程度以上の剛性を有していることが必要となる。
この点、上記構成によれば、芯金の変形時には同芯金のスポークに固定されたガーニッシュの固定部はスポークから容易に分離する。そのため、芯金の変形がガーニッシュによって規制されないようにガーニッシュの剛性、特にその装飾部の剛性を低下させておく必要がない。したがって、車載機器の操作部を操作する際の操作感を損なうことなく安定した操作感を維持することができるようになる。
比較的大型のガーニッシュが装着されるステアリングホイールにあって、ガーニッシュの装飾自由度を維持しつつ、車両衝突時には芯金を容易に変形させることによりその衝撃を効果的に吸収することにある。
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1〜3を参照して説明する。
図1に示されるように、車両の運転席の前方に位置するステアリングシャフトSにはステアリングホイール1が装着されている。なお、以下の説明では、図1に示すステアリングホイール1が非操作状態にあり、同図1の上方が車両上方側に相当するものとする。
ステアリングホイール1の芯金は、ステアリングシャフトSが連結されるボス10と、ステアリングシャフトSをその中心とする略円形状のリム12と、そのリム12とボス10とを連結する複数のスポーク11(11a,11b,11c,11d)とによって構成されている。スポーク11は詳しくは、ボス10の左右からステアリングホイール1の径方向に沿ってリム12まで延びる一対のスポーク11a、ボス10から下方に延びるスポーク11b、そのスポーク11bの先端から分岐して左右斜め下方に延びてリム12近傍まで延びる一対のスポーク11c、スポーク11aにおいてボス10とリム12との間に位置する部位から斜め下方に延びてリム12近傍でスポーク11cと連結された後にリム12に連結されるスポーク11dとによって構成されている。なお、これら芯金を構成するボス10、リム12、スポーク11は、いずれもアルミニウムおよびマグネシウムの合金によって一体形成されている。
また、ステアリングホイール1において、ボス10の上部にはパッド2が設けられるとともに、このパッド2の左右側部には同パッド2を挟むようにして一対のガーニッシュ3がそれぞれ設けられている。これらガーニッシュ3は、ステアリングホイール1の上方から下方に向けスポーク11dに沿って延びるとともに、異なるスポーク11a,11dにそれぞれ固定されている。
また、芯金においてパッド2および一対のガーニッシュ3が設けられる部位以外の部分は、軟質の合成樹脂によって被覆されている。ここで、同図1に示されるように、リム12およびこれを被覆する合成樹脂(以下、これらを合わせて「リム部4」という)の車両下方部分には、各ガーニッシュ3の下端部が所定間隔を隔ててそれぞれ被装されている。なお、このリム部4は、ボス10がステアリングシャフトSに連結されることにより、その上部が車両の前方側に位置するように適宜の角度で傾斜する状態となる。
次に図2を併せ参照して、ガーニッシュ3の構造および芯金に対するガーニッシュ3の固定態様について説明する。図2に示されるように、ガーニッシュ3は、装飾部30と、この装飾部30をスポーク11に固定するための複数の固定部(第1の固定部33、第2の固定部34)とを備えている。また、装飾部30は、表面が運転者側に露呈する表面部31と、同表面部31に図示しないねじによって固定された裏面部32とによって構成されている。より詳細には、表面部31は、裏面部32を車両上方側から覆う外装部31aと、車両下方側においてリム部4の表面に被装される湾曲部31bとからなる。一方、第1の固定部33は裏面部32と一体形成されてスポーク11aに固定され、第2の固定部34は表面部31と一体形成されてスポーク11cに固定されている。
さらに、裏面部32においてスポーク11dに対向する面には、第1の固定部33と第2の固定部34との間に位置して同スポーク11d側に突出する支持台座35が形成されている。この支持台座35には位置決め用の凸部36が形成されており、この凸部36がスポーク11cに形成された位置決め孔37に嵌合されることにより、芯金に対する装飾部30、換言すればガーニッシュ3の位置決めがなされる。
また、装飾部30には複数の操作部21(21a〜21e),22,23が装着されている。すなわち、図1に示されるように、装飾部30の車両上方側から順に、略円盤形状に形成された支持プレート上に配設された扇状をなす4つの操作部21a〜21d及びその中央に配置された略円状をなす操作部21e、略矩形状をなす操作部22、同じく略矩形状をなす操作部23が装飾部30にそれぞれ装着されている。これら操作部21〜23は、例えばオーディオ機器、車載電話システム、車両変速機の変速状態等の車載機器を乗員が操作する際に用いるものである。また、図1に示されるように、裏面部32の内部には、電子基板24が配設されており、この電子基板24を介して乗員によるそれら操作部21〜23の操作情報が図示しない電子制御装置に送信される。なお、ガーニッシュ3の装飾部30は、乗員が操作部21〜23を操作する際の操作安定性を維持するために、硬質であって剛性の高い合成樹脂によって形成されている。
次に、第1の固定部33および第2の固定部34について、図3を参照して説明する。なお、第2の固定部34は、第1の固定部33と略同様の形状を有しているため、ここでは、第1の固定部33について詳細に説明するとともに、同第1の固定部33と対応する第2の固定部34の各部位には、図3においてその符号を括弧内に示すことにより説明を割愛する。
図3に示されるように、第1の固定部33は、スポーク11aに対向する裏面部32の対向面からスポーク11a側に突出する略円柱状に形成されている。また、この第1の固定部33にはねじ孔42が形成され、同ねじ孔42にねじ41が螺着されることにより第1の固定部33はスポーク11aに固定されている。したがって、第1の固定部33はステアリングホイール1が非操作状態であるときにそのボス10よりも車両上下方向においてわずかに上方側に位置にてスポーク11aに固定され、第2の固定部34は同じくステアリングホイール1が非操作状態であるときにそのボス10よりも車両下方側に位置してスポーク11cに固定されることとなる。
第1の固定部33の基端33aの外周に位置する部分には、薄肉部43が形成されている。具体的には、基端33aの外周部分を囲繞する態様にて、装飾部30の裏面部32に環状溝44が凹設されることにより薄肉部43が形成されている。この環状溝44は、その底部に位置する断面角Aを鋭角とした断面三角形状を有している。なお、本実施形態において薄肉部43が分離誘発部に相当する。
第2の固定部34についても同様に環状溝49が凹設されるとともに、同第2の固定部34はねじ46によりスポーク11cに固定されている。
次に、上記のように構成された本実施形態のステアリングホイールの作用について図4および図5を併せ参照して説明する。
リム部4はその上部が車両の前方側に位置するように適宜の角度で傾斜しているため、車両衝突時に乗員がステアリングホイール1に接触する場合、最初にステアリングホイール1の下部に乗員の腹部が接触する可能性が高い。そしてこの場合、第2の固定部34が位置するステアリングホイール1およびガーニッシュ3の下部に対して図2の矢印F1にて示す方向に力が作用することとなる。そして、こうした力が作用すると、リム部4の下部および一部のスポーク11b,11c,11dは大きく変形して車両前方側に変位する一方、リム部4の上部及びその他のスポーク11aは変形量が小さく、元の状態を保持する。このため、ステアリングホイール1は図5に示されるようにその下方部分が局所的に変形して車両前方側に変位することとなる。
また、このようにステアリングホイール1が変形する場合、第2の固定部34の近傍は固定されているスポーク11cに追従して車両前方側に変位する。ここで、上述したように装飾部30は操作部21〜23の操作安定性を維持するためにある程度の剛性を有したものとなっているため、ステアリングホイール1の変形に際して同一形状を保持しようとする。したがって、図2の矢印F2にて示されるように、第1の固定部33の近傍には、裏面部32に配設された支持台座35を支点として第2の固定部34に作用する力と逆方向の向の力、換言すれば、装飾部30を第1の固定部33から離間させようとする力が作用する。このため、環状溝44の底部頂点に応力集中が生じ、同頂点に亀裂が発生するようになる。そして、このように環状溝44に各底部頂点に生じた亀裂は更に成長し、例えば同図4に示すように装飾部30の裏面部32が破断し、同裏面部32がスポーク11aから分離する。その結果、図5に示されるように、ガーニッシュ3は、元の形状を保持した状態でその上端部がステアリングホイール1から分離することとなる。
これに対して、車両衝突時にステアリングホイール1が180°回転した状態にある場合には、図1のステアリングホイール1およびガーニッシュ3の上方、すなわち第1の固定部33の近傍において、乗員がはじめに接触する可能性が高い。そしてこの場合、作用する力の向きが上述した場合とは逆向きとなり、装飾部30の表面部31を第2の固定部34から離間させようとする力が作用する。その結果、上述した場合と同様の態様をもって装飾部30の表面部31が破断し、第2の固定部34がスポーク11dから分離するようになる。
以上詳述した本実施形態によれば、次の効果が得られる。
(1)ガーニッシュ3の各固定部33,34の近傍に分離誘発部として機能する薄肉部43,48を形成するようにしたため、芯金の変形に伴って容易にガーニッシュ3の装飾部30を各固定部33,34から分離させることができる。したがって、芯金の変形がガーニッシュ3によって規制されることがなく、衝撃を効果的に吸収することができるようになる。また、このようにガーニッシュ3よって芯金の変形が規制されることがないため、芯金の変形を確保するために装飾部30の剛性を低下させる必要がない。したがって、装飾部30に装着される操作部21〜23を乗員が操作する際の適度な操作感が得られる程度に、ガーニッシュ3、特に装飾部30の剛性を保持することができるため、操作部21〜23の操作感を損なうことがない。そして、このように芯金の変形性を確保するとともに操作部21〜23の操作安定性を保持することができるため、大型のガーニッシュ3を採用して操作部21〜23の配置や形状に関する自由度を高める等により意匠性の向上を図ることができる。
(2)環状溝44,49は、その底部に位置する断面角Aを鋭角とした断面三角形状を有しているため、その底部頂点に応力集中が生じてこの頂点を起点とした亀裂が発生しやすくなる。したがって、各固定部33,34の基端33a,34a近傍において、より容易に破断を誘発させることができるようになる。
(3)装飾部30にはスポーク11dに支持される支持台座35を形成するようにしているため、第1の固定部33または第2の固定部34のいずれか一方の近傍に位置するスポーク11が変形した場合に、支持台座35が支点となって他方にこれを装飾部30から離間させようとする力がより効果的に作用するようになる。
(4)ステアリングホイール1が非操作状態であるときに、第1の固定部33はボス10と車両上下方向において上方側に位置してスポーク11aに固定される一方、第2の固定部34はボス10よりも車両下方側に位置してスポーク11dに固定されている。このように、各固定部33,34は車両衝突によって局所的に変形し易い位置にてスポーク11a,11dに固定されているため、ステアリングホイール1の芯金が局所的に変形して場合に、芯金が局所的に変形して一方の固定部33,34の近傍が変形した場合に、支持台座35を支点として他方の固定部33,34には大きな力が作用することとなり、同他方の固定部33,34から装飾部30を容易に分離させることができる。
(5)ガーニッシュ3はその端部が第2の固定部34の位置する部位から延伸してリム部4の表面に被装されている。このため、車両衝突時の乗員がステアリングホイール1に接触した際、その力が直接ガーニッシュ3の一端に作用することとなる。したがって、装飾部30を第1の固定部33から離間させようと作用する力を大きくすることができ、それらを一層容易に分離させることができるようになる。
なお、以下に本発明の実施形態の変形例、及び、参考例を示す。
・本実施形態では、薄肉部43として第1の固定部33の基端33aの外周部分を囲繞する態様にて環状溝44を形成する例を示したが、図6に示すように、装飾部60において固定部63の基端63aの外周部分にその全周にわたって環状溝64を凹設することで薄肉部65を形成してもよい。このような態様であっても、上記効果に準ずる効果を奏することができる。なお、上記実施の形態及び図6に示されるその変形例では、その底部に位置する断面角を鋭角とした断面三角形状である環状溝を例示したが、車両衝突時の衝撃により固定部とガーニッシュの装飾部とを分離させることができるのであれば、同断面角は鋭角でなくてもよく、また断面形状についても適宜変更することができる。
・図7に示すように装飾部70の一部に孔71を形成し、この孔71に固定部73を圧入することにより同固定部73を装飾部70に対して固定させるようにしてもよい。なお、ガーニッシュに装着された操作部を操作する際には固定部73が孔71から抜け落ちたることがなく、車両衝突時に乗員がステアリングホイール1に接触したときの衝撃によって固定部73が孔71から抜け落ちる程度の圧入強度をもって固定部73を孔71に圧入する。そしてこの場合は、装飾部70と固定部73との嵌合部分72が分離誘発部として機能することとなる。
・また、図8に示すように、図7に示す態様と同様に装飾部80の一部に孔81を形成し、この孔81に固定部83を挿通させた後に、同固定部83の突出部分を加熱変形させて変形部84を形成することにより、固定部83を装飾部80の孔81に固定する構成を採用することもできる。なお、この変形部84は、ガーニッシュに装着された操作部を操作する際には固定部83が孔81から抜け落ちることがなく、車両衝突時に乗員がステアリングホイール1に接触したときの衝撃によって変形部84が破損して固定部83が孔81から抜け落ちる程度の剛性を有している。そしてこの場合は、変形部84が分離誘発部として機能することとなる。
・本実施形態においては、第1の固定部33および第2の固定部34は装飾部30から対向するスポーク11側に突出する略円柱状に形成されている例を示したが、この固定部の形状は略円柱状に限られず、適宜変更してもよい。
・さらに固定部は、装飾部から対向するスポーク側に突出する形状を有するものに限られない。例えば図8に示す構成を一部変更した図9に示すような構成を採用することもできる。すなわち、装飾部90に形成された孔91に固定部93を挿通させ、突出部分を加熱変形させて変形部94を形成する。そして、装飾部90に接するように湾曲したスポーク95を介して固定部93のねじ孔97にねじ96を螺着させる。なお、このように固定部がスポーク側に突出する形状を有するものに限られない点については、上記実施の形態および図6、図7に示す変更例についても同様である。
・また、図10に示されるような構成を採用することもできる。すなわち、固定部103を装飾部100から車両下方側に延びるとともに、ガーニッシュ外縁から突出するように折り曲げられた形状とする。また、その固定部103の折曲角部に沿って延びる溝104を形成する。そして、この固定部103に形成されたねじ孔107にねじ106を螺着することによりガーニッシュの装飾部100をスポーク101に固定させる。同構成によれば、溝104により薄肉部102が形成されて剛性が低下しているため、外力が作用した際には薄肉部102が破断して装飾部100がスポーク101から分離する。
・上記実施形態においては、支持台座35を有する例を示したが、こうした支持台座を有していない構成を採用することもできる。この場合であっても、上記(4)を除いた作用効果については得ることができる。
・固定部とスポークとの固定態様は、分離誘発部による分離を規制しないものであれば、ねじによる螺着に限られない。
・上記実施形態では、ガーニッシュ3の両端部のうち、車両下方側に位置する端部のみがリム部4に被装されるようにしたが、芯金のスポークの形状を適宜変更する等してガーニッシュの両端部がリム部4に被装される、あるいは車両上方側に位置する端部、すなわち第1の固定部33側の端部のみが延伸して同リム部4に被装される構成を採用することもできる。この場合であっても、ガーニッシュのいずれか一方に衝撃力が作用した場合に他方に位置する固定部の分離誘発部によりガーニッシュが分離されるよう作用させることができる。
・上記実施形態では、ステアリングホイール1にガーニッシュ3を左右に2個配置する構成を示したが、こうしたガーニッシュの数や形状は適宜変更することができる。
・ガーニッシュの装飾部における表面部と裏面部とは一体成型するようにしてもよい。
・また、図11(a)に示すように、支持台座35の凸部36の長さを延長して支持台座35の本体とスポーク11dとを所定間隔Lだけ離間させるとともに、同支持台座35の本体に凸部36の基端外周部分を囲繞する態様にて環状溝39を凹設する構成を採用することもできる。同構成によれば、図11(b)に示すように、車両衝突時に作用する力によって凸部36が支持台座35の本体から破断して同本体の内部に没入するようになるため、ステアリングホイール1の衝撃吸収性を一層高めることができるようになる。なお、このように凸部36が支持台座35の本体内部に没入した際であっても、支持台座35の本体はスポーク11dと接触しているため、固定部33,34を離間させる際の支点となる機能が失われることはない。
・ガーニッシュに装着する操作部の形状、個数等は適宜変更してもよい。また、ガーニッシュには操作部が装着されていなくてもよい。
本発明の実施形態にかかるステアリングホイールの正面図。 図1のX−X線に沿ったガーニッシュの部分断面構造を示す部分断面図。 図2における部分拡大断面図。 図3において外力作用時の状態を説明する部分拡大断面図。 本発明の実施形態にかかるステアリングホイールについて外力作用時の状態を説明する側面図。 本実施形態にかかるステアリングホイールの変形例について示す部分拡大断面図。 テアリングホイールの参考例について示す部分拡大断面図。 テアリングホイールの参考例について示す部分拡大断面図。 テアリングホイールの参考例について示す部分拡大断面図。 本実施形態にかかるステアリングホイールの別の変形例について示す部分拡大断面図。 (a)本実施形態にかかるステアリングホイールの別の変形例について示す部分拡大断面図。(b)図11(a)において外力作用時の状態を説明する部分拡大断面図。
符号の説明
1…ステアリングホイール、2…パッド、3…ガーニッシュ、4…リム部、10…ボス、11,95,101…スポーク、12…リム、21,22,23…操作部、24…電子基板、30,60,70,80,90,100…装飾部、31…表面部、32…裏面部、33…第1の固定部、34…第2の固定部、35…支持台座、36…凸部、37…位置決め孔、39,44,49,64…環状溝、41,46,96,106…ねじ、42,47,97,107…ねじ孔、43,48,65,102…薄肉部、63,73,83,93,103…固定部、71,81,91…孔、72…嵌合部分、84,94…変形部、104…溝。

Claims (10)

  1. ステアリングシャフトに連結されるボスを複数のスポークによってリムに連結させてなる芯金と、装飾部及びこれを前記スポークの異なる部位にそれぞれ固定するための複数の固定部を有するガーニッシュとを備えた車両用ステアリングホイールであって、
    前記ガーニッシュには前記芯金の変形に伴って前記複数の固定部のうち少なくとも一つから前記装飾部を分離させるための分離誘発部が形成されてなり、
    前記固定部は前記スポークに対向する前記装飾部の対向面から同スポーク側に突出する形状を有するものであり、
    前記分離誘発部は前記ガーニッシュにおいて前記固定部の基端近傍に位置する部分を局所的に薄肉化しその薄肉化した部分を前記芯金の変形時に破断させるものであり、
    前記固定部は、前記分離誘発部が破断した後、前記スポークに固定されている
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
  2. 請求項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、
    前記分離誘発部は前記固定部の基端外周部分を囲繞する態様にて前記装飾部に凹設される環状溝によって形成される
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
  3. 請求項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、
    前記分離誘発部は前記固定部の基端外周部分にその全周にわたり凹設される環状溝によって形成される
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
  4. 請求項又は請求項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、
    前記環状溝はその底部に位置する断面角を鋭角とした断面三角形状を有してなる
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
  5. 請求項1に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、
    前記固定部は前記スポークに対向する前記装飾部の対向面から同スポーク側に突出するとともに折曲して前記スポークに固定されるものであり、
    前記分離誘発部は前記固定部の折曲角部を局所的に薄肉化しその薄肉化した部分を前記芯金の変形時に破断させるものである
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、
    前記ガーニッシュは異なる複数のスポークに掛け渡される態様にて前記複数の固定部がそれらスポークにそれぞれ固定されるものである
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
  7. 請求項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、
    前記固定部は異なる2つのスポークにそれぞれ固定される第1の固定部及び第2の固定部を含み、
    前記分離誘発部は上記第1の固定部及び第2の固定部にそれぞれ対応して複数形成され、
    前記ガーニッシュは前記第1及び第2の固定部の中間において前記複数のスポークのうちいずれか一つに当接して前記装飾部を支持する支持台座を更に有してなる
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
  8. 請求項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、
    前記第1及び第2の固定部のいずれか一方はステアリングホイールが非操作状態であるときに前記ボスと車両上下方向において同位置又は同ボスよりも車両上方側に位置するスポークに固定され、他方はステアリングホイールが非操作状態であるときに前記ボスよりも車両下方側に位置するスポークに固定される
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
  9. 請求項のいずれか一項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、
    前記ガーニッシュは前記複数の固定部のうち少なくとも一つはその固定部の位置する部位から延伸してその端部が前記リム上に位置する
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載の車両用ステアリングホイールにおいて、
    前記装飾部には車載機器を操作するための操作部が装着される
    ことを特徴とする車両用ステアリングホイール。
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