JP4995126B2 - 現像剤補給装置及び現像剤補給システム - Google Patents

現像剤補給装置及び現像剤補給システム Download PDF

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Description

本発明は現像剤補給装置と現像剤補給システムに関する。この現像剤補給装置や現像剤補給システムは、例えば、電子写真式の、複写機、プリンタ、ファクシミリ、もしくはこれらの機能を複数備えた複合機等の画像形成装置において用いられる。
従来、電子写真式の複写機やプリンタ等の画像形成装置において、画像形成に伴い消費された現像剤(トナー)が現像剤補給容器(トナーボトル)から補給される構成とされている。
具体的には、このようなトナーボトルは、画像形成装置に据え置かれ、現像剤が消費される度に少量ずつ現像剤が補給される仕組みとなっている。
例えば、このようなトナーボトルとして、特許文献1に記載されたものを挙げることができる。
この特許文献1に記載されたトナーボトルは、自らが回転することで内部に収容した現像剤を排出する方式を採用している。
また、この現像剤補給容器ではスナップフック式のカップリング機構を採用しており、ユーザ操作性を向上するため、スナップフック係合を解除する機構が設けられている。
特開2002−318490号
しかしながら、このようなカップリング機構のスナップフック係合を解除しようとした際に、このスナップフック係合が適切に解除されないことが稀に生じることが判明した。
この原因について、本発明者は以下のように考えた。
図10に示すように、トナー補給のためトナーボトル1をP方向に回転させると、トナーボトル内のトナーTは、左側に偏った状態になる。なお、図10は、図11をトナーボトルの回転軸線方向から見た図である。
このような状態で、トナー補給の終了に伴い、トナーボトル1のP方向への回転を停止させると、トナーボトル1には、左側に偏ったトナーの自重によってR方向へ逆回転しようとする力(トルク)が働く。これは、トナーがたくさん残っているような使用初期の状態では、その傾向がより顕著である。
このとき、スナップフック部2には、画像形成装置側に設けられた駆動伝達部材である駆動リング3とのスナップフック係合の解除を阻害する方向の負荷が掛かっていると考えられる。これを、図11を用いて説明する。なお、図11において、2aはフック部、2bは解除突起、2dは支持部、2fは剛体部を表し、スナップフック部2に設けられている。また、図11において、3は駆動リングを表し、画像形成装置側に設けられている。
図11は、負荷が掛かったときのスナップフック部2の様子を示している。
つまり、スナップフック部2はトナーの自重によってR方向に逆回転しようとする。一方、スナップフック部2と係合関係にある駆動リング3は回転停止状態を保っているため、スナップフック部2には矢印P方向に負荷が掛かっている。つまり、スナップフック部2は図11のように周方向に撓んだ状態(角度α°)となる。
このように、スナップフック部が周方向に撓んだ状態になってしまうと、支持部2dの周方向の両サイドが剛体部2fと駆動リング3とに強く挟み込まれた状態となる。つまり、支持部2dが径方向内側へ撓み難い状態となる。
その結果、支持部2dを径方向内側へと十分に変位させることが困難となり、スナップフック係合の解除不良が発生したのではないかと考えられる。
このような現象が生じると、画像形成装置からトナーボトルを取り外すことが困難になり、改善の余地がある。
そこで、本発明の目的は、現像剤補給容器のフック部と現像剤補給装置の駆動伝達部材との係合解除を適切に行うことができる現像剤補給装置や現像剤補給システムを提供することである。
本発明の他の目的は添付図面を参照しつつ以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
本発明によれば上記目的を達成することができる。
第1の発明は、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部内の現像剤を排出するための回転力を受けるカップリング部であって、フック部と、解除部と、前記フック部と前記解除部を支持し径方向内側へ変位可能な支持部と、を備えたカップリング部と、を有する現像剤補給容器が着脱可能に装着される現像剤補給装置において、
駆動部材と、前記駆動部材と駆動連結する第1の位置と前記駆動部材との駆動連結が断たれる第2の位置との間をスライド可能に設けられ前記フック部と係合可能な駆動伝達部材と、前記駆動伝達部材の外側をスライド可能に設けられ前記駆動伝達部材が前記第2の位置にあるとき前記フック部と前記駆動伝達部材との係合解除が可能となるように前記解除部を径方向内側へと押圧する押圧部材と、を有することを特徴とするものである。
第2の発明は、現像剤補給容器と、前記現像剤補給容器が着脱可能に装着される現像剤補給装置と、を有する現像剤補給システムにおいて、
前記現像剤補給容器は、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部内の現像剤を排出するための回転力を受けるカップリング部であって、フック部と、解除部と、前記フック部と前記解除部を支持し径方向内側へ変位可能な支持部と、を備えたカップリング部と、を有し、
前記現像剤補給装置は、駆動部材と、前記駆動部材と駆動連結する第1の位置と前記駆動部材との駆動連結が断たれる第2の位置との間をスライド可能に設けられ前記フック部と係合可能な駆動伝達部材と、前記駆動伝達部材の外側をスライド可能に設けられ前記駆動伝達部材が前記第2の位置にあるとき前記フック部と前記駆動伝達部材との係合解除が可能となるように前記解除部を径方向内側へと押圧する押圧部材と、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、現像剤補給容器のフック部と現像剤補給装置の駆動伝達部材との係合解除を適切に行うことができる。従って、信頼性の高い現像剤補給装置や現像剤補給システムを提供することができる。
以下、図面を用いて本発明を適用することができる実施の形態を詳しく説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特段の記載がない限りは本発明の適用範囲をそれらのみに限定するものではなく適宜変更可能である。
まず、本発明に係る現像剤補給システムが用いられる電子写真式の画像形成装置、具体的には電子写真式の複写機の構成について説明する。
(画像形成部)
図1は、電子写真式の複写機(以下、「装置本体」ともいう)100の概略断面図である。図2は、複写機100の外観斜視図である。このような複写機における画像形成部について説明する。
原稿台102は複写すべき原稿をセットするためのものである。このようにセットされた原稿101に向けて光源から光が照射される。そして、原稿101で反射された光を光学系103の複数のミラーMとレンズLnにより、一様に帯電された電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という)104上に結像される。このとき、感光ドラム104は一次帯電器203により表面が一様に帯電されており、この結像により、感光ドラム上に原稿画像に応じた静電潜像が形成される。その後、感光ドラムに形成された静電潜像は現像剤としてのトナーを用いて現像器201により可視像化される。
一方、記録紙Pが収納されたカセット105,106,107,108のいずれかから、記録紙が所望のタイミングで感光ドラムへと給送される。このようにして給送されてきた記録紙は、転写帯電器111により、感光ドラムからトナー像が転写され、定着器114へと搬送される。定着器114へと給送された記録紙は、熱と圧力によりトナー像が定着され、排紙トレイ117へ排出される。
以上が、一連の画像形成の流れである。なお、現像器201において画像形成に伴いトナーが消費されることから、本装置では、現像剤補給容器としてのトナーボトル1より現像器201へトナーを補給する構成とされている。
(トナー補給装置)
次に、現像剤補給装置としてのトナー補給装置について説明する。ここで、トナー補給装置は、トナーボトルを着脱可能(交換可能)に装着するとともに、トナーボトルと駆動連結することで回転駆動力をトナーボトルへ付与する役目を担っている。
具体的には、トナー補給装置には、トナーボトル1を装着する装着部と、この装着部に装着されたトナーボトル1と係合(駆動連結)することでトナーボトル1へ回転駆動力を付与する駆動機構200が設けられている。また、トナーボトルとの係合解除(駆動連結解除)を許容するための解除機構300も設けられている。
まず、装着部について説明する。
図3に示すように、ボトル交換カバー15を開けると、図4に示すようなトナー補給装置の装着部として機能するボトルトレイ(保持台)50が現れる。このボトルトレイ50はトナーボトル1を保持しその位置決めを行うためのものである。なお、トナーボトル1は、その開口部1a側が駆動機構200(図5参照)と相対するように、ユーザによりボトルトレイ50上に載せられる。その後、ユーザが、操作レバー11を回動させることでトナーボトル1のセット動作が完了する。なお、後述するように、ボトルトレイ50は、この操作レバー11の回動操作に連動して、トナーボトルを保持したままトナーボトルの回転軸線方向(トナー搬送方向)にスライド可能な構成とされている。
このボトルトレイ50をスライドさせる機構は次のように構成されている。
図4に示すように、ボトルトレイ50にはトナーボトル1を回転可能に支持する受けローラ51が複数設けられており、トナーボトル1はトナー補給時にこの受ローラ51により回転し易くなるように構成されている。
そして、ボトルトレイ50の右端には略円筒形状とされた操作部としての操作レバー11が設けられており、操作者により操作されることになっている。この操作レバー11には、ボトルトレイ50をトナーボトルの回転軸線方向に進退(前進:図4のa方向、後退:図4のb方向)させるカム溝11aが形成されている。さらに、この操作レバー11には、解除リング4をトナーボトルの回転軸線方向に進退(前進:図4のa方向、後退:図4のb方向)させるカム溝11bも形成されている。
その結果、操作レバー11の回転操作に連動して、これらのカム溝に対してボトルトレイ50と解除リング4がa方向又はb方向に進退動作するように構成されている。
次に、駆動機構200について説明する。
図5に示すように、装着部の右側(トナーボトルの装着方向先端側)には、駆動機構200が設けられている。
この駆動機構200には、駆動モータ9と、この駆動モータ9に連結された駆動部材としてのモータギア8が設けられている。また、駆動機構200には、このモータギア8と駆動連結可能とされ、トナーボトル1と駆動連結する駆動伝達部材が設けられている。
この駆動伝達部材は、駆動軸5と、モータギア8と駆動連結可能な駆動ギア6と、トナーボトル1と係合可能な係合部材としての中空円筒状の駆動リング3と、を有している。また、駆動軸5、駆動ギア6、駆動リング3は、一体的に設けられており、トナーボトル1の回転軸線方向(図4のa方向及びb方向)にスライド可能に支持されている。
この駆動リング3には、図8(C)に示すように、トナーボトル1のカップリング部2のフック部2aが挿入される中空部が設けられている。そして、駆動リング3には、その周面部に、トナーボトル1のフック部2aが係合(嵌合、係止)する穴部3aと、穴部に係合したフック部2aに回転力を伝達するリブ部3bが形成されている。本例では、このリブ部3bが180°対向するように2箇所設けられており、それらの間にそれぞれ穴部3aが周方向に延在するように形成されている。
また、駆動伝達部材は、付勢部材としてのスプリング7によってトナーボトル1の装着方向下流側(図5において右側)に向けて付勢されている。
従って、トナーボトルが装着されていない状態では、駆動伝達部材の駆動ギア6はモータギア8と駆動連結が断たれた状態となっている(図5の状態)。
一方、操作レバー11を操作すると、駆動伝達部材は、トナーボトルの図4のa方向へのスライド動作によりフック部2aと係合し、その後、トナーボトルとともに図4のb方向へスライドする。その結果、駆動伝達部材の駆動ギア6がモータギア8と駆動連結した状態となる(図7の状態)。
このような状態で、駆動モータ9を作動させると、その回転駆動力が、モータギア8、駆動ギア6、駆動軸5、駆動リング3へと順に伝達され、最終的にフック部を介してトナーボトル1に伝達される。
次に、解除機構300について説明する。
図5に示すように、解除機構300には、押圧部材(解除部材)としての解除リング4と、解除リング4上に設けられカム溝11b(図4参照)と係合関係にあるボス部4aと、を有している。この解除リング4は、駆動リング3の外側を相対的にスライド可能となるように、中空円筒状とされている。
このように構成された解除リング4は、操作レバー11を回転操作することにより、トナーボトルに対して前進もしくは後退するように設けられている。そして、この解除リング4は、図13に示すように、駆動伝達部材の駆動リング3に対しスライドすることによって、その内面がトナーボトル1のカップリング部2に設けられた解除突起2bを径方向内側へと押圧するように構成されている。その結果、フック部2aを径方向内側へと変位させることができ、この状態でカップリング部2を駆動リング3から退避させることで、フック部2aと駆動リング3の穴部3aとのフック係合を解除させることが可能となる。
従って、本例では、トナーボトル1のフック部2aと駆動リング3間のフック係合を、これらの部材を損傷させることなく、容易に解除させることができ、信頼性の高いトナー補給システムを構築している。
また、本例のトナー補給装置には、図5に示すように、トナーボトル1から排出されたトナーを一時的に貯蔵するサブホッパ10が設けられている。このサブホッパ10内のトナーは内蔵された搬送スクリューにより現像器201へと適宜搬送される。
(トナーボトルの構成)
次に、現像剤補給容器としてのトナーボトル1について図8(A)、(B)を用いて説明する。なお、図8(C)は前述した駆動リング3の拡大図である。
トナーボトル1には、図8(A)、(B)に示すように、その主要部となる現像剤収容部(以下、容器本体と呼ぶ)が中空円筒状に形成され、その長手方向一端から容器本体の外径よりも小さい円筒部1aが突設されている。この現像剤収容部内には現像剤としてのトナーが所定量収容されている。また、この円筒部1aの長手方向先端には、トナーの排出口となる開口が形成されている。
円筒部1aの開口は、カップリング部2に設けられた封止部2eが圧入嵌合され封止されている。
円筒部1aの開口を開封する際には、容器本体とカップリング部2(封止部2e)を相対的に軸線方向(図8のC‐C方向)に離間させることによって行われる。本例では、上述した操作レバー11の回動操作によって、ボトルトレイ50にセットされているトナーボトル1を、カップリング部2(封止部2e)に対し図4のb方向(トナー搬送方向上流側)へスライドさせることで行われる。
一方、円筒部1aの開口を再封する際には、開封時とは逆方向に操作レバーを回動操作することによって、トナーボトル1をカップリング部2(封止部2e)に対し図4のa方向へスライドさせることで行われる。
また、カップリング部2には、トナー補給装置の駆動リング3の穴部とフック係合可能なフック部2a(係止突起、係合突起とも呼ぶ)と、これを径方向内側へ変位可能に支持する支持部2dが設けられている。
この支持部2dは、径方向内側へ弾性変形可能な樹脂製とされ、その弾性変形による撓みを元に戻そうとする弾性力を利用して係合(係止)させる、所謂、スナップフィット構造とされている。また、この支持部2dには、フック部2aよりも現像剤収容部側に解除部としての解除突起2bが形成されている。
なお、この支持部2dの構成としては次のような構成を採用しても構わない。具体的には、支持部2d自体は剛性の高い材料で形成する一方、このような支持部2dをスプリングにより径方向外側へ付勢する構造にしても、同様の機能を奏することが可能である。
フック部2aと解除部2bは、図8(B)に示すように、支持部2dから径方向外側へ突出するように突起状とされ、更に、解除部2bの方がフック部2aよりも支持部2dからより突出するように設けられている。
本例では、カップリング部2には、上述したフック部2aと解除突起2bを備えた支持部2dが周方向において90°間隔で4つ設けられている。
そして、カップリング部2には、これら隣り合う支持部2d間の各々の位置に、剛体部2fが設けられている。そして、この剛体部2fと支持部2d間には、支持部2dの撓みを容易にするため、トナーボトルの回転軸線方向に延びたスリット2gが形成されている。なお、これら剛体部2fは、通常の使用時においては支持部2dのように径方向内側へ変形することは無く、支持部2dを保護する役目を担っている。
従って、カップリング部2は、トナーボトル1の回転軸線方向(図8のC‐C方向)において駆動リング3とのオーバーラップ動作により、フック部2aが駆動リング3によって径方向内側へ一時的に変位する構造となっている。そして、その後、フック部2aが駆動リング3の穴部に嵌り込むように径方向外側へ復帰する構造となっている。このように、フック部2aが駆動リング3の穴部に係止された状態では、両者間の結合状態は強固となっており、その後の開封動作時にお互いの結合が外れてしまうことはない。
さらに、このカップリング部2には、フック部2aの回転力受け部2a’が駆動リング3のリブ部3bから付与された回転駆動力を容器本体へと伝達する駆動伝達部としての爪部2cが180°間隔で2箇所設けられている。この爪部2cは、円筒部1aの内面から突出するように形成された突起部と係合する部位2c’を有している。
次に、トナーボトル1のトナー搬送機構について説明する。
このトナーボトル1の内部には、トナーボトル1の内部空間を約2つに仕切るように、搬送部としてのバッフル板12が容器本体の長手方向略全域に亘って設けられている。
このバッフル板12は、容器本体に対して相対回転不能に固定されており、容器本体と一体的に回転する構成とされている。そして、バッフル板12には、その両面に、トナーボトル1の回転軸線C−Cに対して円筒部1a側へ傾斜したトナー搬送ガイド12aが複数設けられている。これらのうち、円筒部1aに最も近いトナー搬送ガイド12aは、その一端が、円筒部1aのトナー搬送方向上流側の部位と接続するように設けられている。
バッフル板12の両面に設けられたトナー搬送ガイド12aは、それぞれ、容器本体の一方向の回転で、トナーが円筒部1aに向かって搬送されるように、回転軸線対称に配置されている。即ち、トナーボトル1と共にバッフル板12が180度回転する毎に、持ち上げられたトナーがトナー搬送ガイド12aを滑り落ちることによって、トナーの搬送/排出動作が効率良く行われる。
また、このバッフル板12には、隣り合うトナー搬送ガイド12a間に貫通口が形成されている。これら貫通口は、バッフル板により仕切られた2つの空間をトナーが往来できるようにするとともに、バッフル板によって持ち上げられたトナーを下方に落下させてトナーの攪拌を効率良く行うためのものである。
(トナーボトルの交換方法)
次に、トナーボトルの交換方法について説明する。図3は、トナーボトル1を複写機内へと装着する様子を示したものである。
15は、ボトル交換カバーであり、トナーボトル1を着脱(交換)するための専用カバーである。つまり、トナーボトル1を着脱するためだけに開閉されるカバーとされている。このボトル交換カバー15を開けると、ボトルトレイ50が現れる構造となっている。
トナーボトルの交換手順を図4〜図7に基づき説明する。なお、図4の、(A)はトナーボトルをボトルトレイにセットした直後の状態を示し、(B)は操作レバー11を回動操作している途中の状態、(C)は操作レバー11の回動操作が終了した状態を示している。そして、図5〜図7はトナー補給装置とトナーボトルの要部の拡大図であり、図5〜図7の状態は図4の(A)〜(C)の状態にそれぞれ対応している。
まず、トナーボトル1をトナー補給装置に装着するための操作手順について説明する。
図4(A)に示すように、ボトル交換カバー15を開けて、ボトルトレイ50にトナーボトル1を載せる。図5はこの時点での要部拡大図であり、トナーボトルはトナー補給装置と駆動連結状態とはなっていない。
その後、図4(B)に示すように、操作レバー11を矢印S方向に回動させる。すると、操作レバー11の回動操作に連動して、ボトルトレイ50が矢印a方向に前進する。その結果、図6に示すように、カップリング部2のフック部2aが、駆動リング3の中空部に進入し、その穴部にフック係合する。
そして、操作レバー11を、図4(C)に示すように、さらにS方向に回動させると、ボトルトレイ50はカム溝11aによって矢印b方向に後退する。このとき、カップリング部2は、そのフック部2aが駆動リング3に嵌合し、且つ、封止部2eが円筒部1aの開口に嵌合していることから、駆動リング3、駆動軸5、駆動ギア6は矢印b方向にトナーボトル1と一緒にスライドする。
そして、駆動リング3が矢印b方向へスライドすると、駆動ギア6がフレーム20(図7、12)に突き当たることで、駆動リング3と共にカップリング部2のスライド動作が停止する。
その後、トナーボトル1が更に後退すると、カップリング部2は駆動リング3によって回転軸線方向へそれ以上のスライド移動が阻止されているので、容器本体のみがカップリング部の封止部2eに対してスライドする。
その結果、図7に示すように、カップリング部2の封止部2eが容器本体から離脱しトナーボトル1の円筒部1aの開口が開封される。
このとき、それまで駆動連結が断たれた退避位置(第2の位置)にあったカップリング部2の駆動伝達部材(駆動ギア6)が、モータギア8との駆動連結位置(第1の位置)へとスライドする。その結果、モータギア8から駆動伝達部材(駆動ギア6)へ回転駆動力の伝達が可能な状態となる。
つまり、トナーボトル1の開封のためのスライド動作に伴い、駆動モータ9からトナーボトル1への回転駆動力の伝達が可能な状態となり、その結果、トナー補給が可能な状態となる。
最後に、ユーザは、ボトル交換カバー15を閉めることでトナーボトル1の装着作業が完了する。その後、画像形成装置100の制御部からの指示により駆動モータ9を作動させることで、トナーボトル1が回転し、サブホッパー10へとトナーが排出されることになる。
次に、トナーボトル1内のトナーが空になりトナーボトル1を取り出す手順について説明する。この手順は先に説明した装着手順とは逆の手順で操作すれば良い。
具体的には、ボトル交換カバー15を開けて、操作レバー11を装着時(図4のS方向)とは逆方向に回動操作させる。するとボトルトレイ50はカム溝11aによって矢印a方向に前進する。このとき、カップリング部2は、そのフック部2aが駆動リング3に嵌合していることから、駆動リング3、駆動軸5、駆動ギア6は矢印a方向に一緒にスライドし、駆動ギア6がフレーム30(図7)に突き当たる。
そして、駆動ギア6がフレーム30に突き当たったことで駆動リング3もそれ以上のスライド移動が阻止され、これと係合関係にあるカップリング部2のスライド移動も停止する。
その後、トナーボトル1が更に前進すると、カップリング部2は駆動リング3によって回転軸線方向へそれ以上のスライド移動が阻止されているので、円筒部1aの開口にカップリング部の封止部2eが嵌合する。その結果、トナーボトル1の円筒部1aの開口が再封される。
このとき、それまでモータギア8との駆動連結位置(第1の位置)にあったカップリング部2の駆動伝達部材(駆動ギア6)が、駆動連結が断たれた退避位置(第2の位置)へとスライドする。その結果、モータギア8から駆動伝達部材(駆動ギア6)への回転駆動力の伝達が不可能な状態となる。
さらに、本例では、後述するように、このトナーボトル1の再封のためのスライド動作に伴い、カップリング部2のフック部2aと駆動リング3の穴部とのフック係合を解除する動作が行われる。
具体的には、カップリング部2の支持部2d上に設けられた解除突起2bを解除リング4によって押圧することが行われる。
つまり、解除リング4は、トナーボトルを取り出すための上述の操作レバー11の回動操作により、図13に示すように、駆動伝達部材の駆動リング3に対しスライドする。その結果、解除リング4の内面がトナーボトル1のカップリング部2の解除突起2bを径方向内側へと押圧する。
その結果、フック部2aが径方向内側へと変位する。そして、このとき、トナーボトルを取り出すための上述の操作レバー11の回動操作により、トナーボトル1の円筒部1aの開口に嵌合したカップリング部2が、駆動リング3から離れる方向にトナーボトル1と共に後退する。
従って、カップリング部2のフック部2aと駆動リング3とのフック係合を適切に解除させることが可能となる。
このような状態とされたトナーボトル1をユーザがボトルトレイ50から取り出すことで、トナーボトルの取り出し操作が完了する。
その後、必要に応じて、トナーが収容された新しいトナーボトル1を、上述した装着手順に沿ってトナー補給装置に装着すれば良い。
(解除時に駆動伝達部材を回転フリーにする構成)
本例では、上述したように、駆動機構200の駆動伝達部材の駆動ギア6が、モータギア8に対して、駆動連結する位置と駆動連結が断たれる位置間をスライド可能に構成している。
これは、トナーボトル1と駆動機構200間のフック係合を解除する際に、駆動モータ9との駆動連結関係を断つことで、駆動リング3がフリーに回転できるようにするためである。
具体的には、解除リング4がカップリング部2の解除突起2bを押圧している際に、駆動リング3とモータギア8間を非駆動連結状態とすることによって、駆動リング3がフリーに回転できるようにするためである。
それは、従来技術の欄で述べたように、解除リング4が解除突起2bを押し下げようとする際に、支持部2dが径方向内側へ変位し易い状況を作り出すためである。つまり、解除リング4によってフック係合を解除する際に、支持部2dが駆動リング3のリブ部3bとカップリング部2の剛体部2fとの間に強固に挟まれて(図11)、径方向内側に変位し難くなる状況を回避するためである。
以下、この解除時の詳細について図12〜図14に基づいて説明する。
図12は、トナーボトル1が駆動リング3に係合し、トナー補給が可能な状態を示したものである。このとき、カップリング部2と駆動リング3は係合状態にあり、さらに、駆動ギア6がモータギア8と噛み合った状態にある。従って、駆動モータ9からの回転駆動力がトナーボトル1へ伝達し得る状態となっている。
駆動リング3と一体の関係にある駆動軸5の一端部にはフレーム20との間にスプリング7が設けられており、カップリング部2が開封しているときはスプリング7は縮んだ状態になっている。
ユーザが操作レバー11を図4のS方向とは逆の方向に回動操作させると、その動作に連動して、ボトルトレイ50とトナーボトル1が一緒に矢印a方向にスライドする。
そして、カップリング部2の封止部2eが円筒部1aの開口内に嵌合されるのとほぼ同時に、駆動リング3及び駆動ギア6もスプリング7の付勢力により、同様に矢印a方向にスライドする構成になっている。なお、再封のタイミングと駆動リング3がスライドするタイミングはどちらが先でも構わない。
この駆動リング3にはスプリング7によって常にa方向に付勢力が働いているため、トナーボトル1のスライド動作に伴ってa方向にスライドするようになっている。
図13は、図12の状態から操作レバー11を更に回動操作させた状態を示したものである。
操作レバー11の操作に連動して、トナーボトル1が矢印a方向に更にスライドすると、駆動リング3及び駆動ギア6がスプリング7の弾性力によって矢印a方向に後退する。
これにより、駆動ギア6とモータギア8との噛み合いが外れ、この瞬間に、駆動リング3、駆動軸5、駆動ギア6は、回転し易い状況となる。
このように負荷が解除された状態では、カップリング部2と駆動リング3との間には上述したような突っ張った状態が開放されており、両者の間に回転抵抗は実質存在しない。
従って、図11を用いて説明したような、支持部2dに周方向への変形が生じていないため、解除リング4が矢印b方向にスライドしてカップリング部2の解除突起2bを押圧すれば、支持部2dはスムーズに撓むことになる。
図14は、図13の状態から、操作レバー11を更に回動操作させた状態を示したものである。
カップリング部2のフック部2aと駆動リング3の穴部3aとのフック係合が解除されたトナーボトル1は、ボトルトレイ50と一緒に矢印b方向にスライドして駆動リング3から離間する。そして、トナーボトル1は、ボトルトレイ50により取り出し位置まで所定量スライドして停止され、その後ユーザによってトナーボトル1の取り出しが行なわれる。
このように、駆動伝達部材(駆動ギア6)を回転フリーにする構成を採用したことで、解除リング4によって解除突起2b介して支持部2dを適切に径方向内側へ撓ませることができる。
つまり、トナーボトル1の取り出しのためのスライド動作に連動して、駆動ギア6とモータギア8間の駆動連結を断つことで、フック係合を適切に解除することが可能となる。従って、トナーボトル1の取り出し時の、操作レバー11の回動操作に要する操作力を低減させることができる。
なお、上述の例では、カップリング部2に封止部2eを一体的に設ける例について説明したが、例えば、図16に示すような構成としても構わない。
具体的には、図16に示すように、円筒部1aの周面にトナー排出口となる開口を設け、これをカップリング部2と別のシャッタ40により開閉するような構成としても構わない。このシャッタ40は、円筒部1aの周面をスライドすることで開閉する構成とされる。また、この場合、カップリング2の構成は上述した例と同様である。
次に、図15に基づき実施例2の構成について説明する。なお、特段の記述がない限り、上述した実施例1と同様な構成については同付号を付すことで、詳細な説明を省略する。
本例では、実施例1の構成と異なり、トナーボトル1をトナー補給装置へその長手方向(矢印a方向)に沿って挿入装着するように構成されている。
トナーボトルの装着/取り出しのための操作手順は次に説明する通りである。
ユーザは、ボトル交換カバーを開けて、ボトル挿入口からトナーボトルをa方向に挿入する。
その後、操作レバー11を矢印Sに回動操作させて、トナーボトル1のセット操作を行なう。
図15のシャフト23は、操作レバー11、カムスライド21、レバーギア22と連結されている。従って、操作レバー11を回動操作させると、カムスライド21が回動し、それに連動してボトルトレイ50がa方向にスライド(前進)する。
このスライド動作により、カップリング部2が駆動リング3とフック係合する。操作レバー11を更に回動操作させると、カムスライド21によりボトルトレイ50がb方向にスライド(後退)し、カップリング部2の封止部2eがトナーボトルから離脱し開封される。その結果、トナー補給が可能な状態となる。
一方、トナーボトル1を取り出す際は、装着セット時とは逆方向に操作レバー11を回動操作させれば良い。
本例においても、操作レバー11を逆方向に回動操作により、フック係合を解除する際には駆動リング3に掛かる負荷が解除され回転フリーな状態となる。従って、カップリング部2の支持部2dが径方向内側へ容易に撓むことが可能なり、解除不良の発生を防止することができる。
以上の手順で操作することで、ユーザはトナーボトル1を取り出すことが可能となる。
このように、トナーボトル1の装着方向が異なる場合であっても、本発明を同様に適用することが可能となる。
次に、実施例3について説明する。本例では、駆動機構200、解除機構300の構成が上述の実施例1、2と異なっており、その他の構成は実施例1、2と同様である。なお、トナーボトルのトナー補給装置への着脱方向は実施例2と同様である。また、トナーボトル1の構成は実施例1、2と同様である。
実施例1、2においては、トナーボトル1のセット並びに解除動作時に、トナーボトル1をスライドさせる構成としていたが、本例ではこの点が異なる。つまり、本例では、トナーボトル1のセット並びに解除動作時に、トナーボトルの位置を固定させた状態で、駆動機構200や解除機構300を前進/後退させる構成としている。
本例の駆動機構200は、図25に示すような構造とされている。
具体的には、駆動リング3には、その中空部に駆動軸5の突起部5aと係合する溝部3bが形成されている。さらに、駆動リング3には、駆動軸5の嵌合部5bと嵌合する穴部3eが形成されている。このように、駆動リング3は、駆動軸5の嵌合部を通じて回転駆動力が伝達される構成となっており、さらに、駆動軸5に対し回転軸線方向(矢印a−b方向)にスライド可能な構成とされている。
次に、トナーボトル1のセット並びに解除動作の説明を行いながら、実施例1、2との上記変更点について具体的に説明する。
(トナーボトルのセット動作)
図24は、ボトル交換カバーを開放した空間からトナーボトルを挿入することで、ボトルトレイ50にトナーボトル1が載置された状態を示したものである。
図17の(A)〜(C)は、図24の状態から、操作レバーを回動操作することにより、トナーボトルのセット動作が行われる過程を順に示したものである。なお、図18は図17(A)の状態に対応し、同様に、図19は図17(B)、図20は図17(C)の状態に対応したものである。また、図18〜20において、(A)は上から見た概略図であり、(B)は図(A)のうちカップリング部を拡大した図である。また、(C)は側方から見た概略図であり、(D)は(C)図のうちカップリング部を拡大した図である。
トナーボトル1は、図24に示すように、ボトルトレイ50に固定されているボトル前台51、ボトル後台52上に載置され、そして、矢印方向へストッパ58に突き当たるまで押し込まれる。
その結果、トナーボトル1が所定位置にセットされる(図17(A)の状態)。
そして、ボトルトレイ50の手前端に固定されているボトル前台51に、図17(A)に示すように、操作レバー11が回動可能に設けられている。
この操作レバー11を回動操作させると、連結ベルト53を介し作動レバー54が回動するように構成されている。
この作動レバー54にはカム溝55a,55b(図18参照)が形成されており、これらには、それぞれ駆動リング3、解除リング4を往復動させるための作動ピン55a,55bが係合した状態となっている。なお、この作動ピン55a、55bの先端は、駆動リング3、解除リング4のそれぞれの溝部3c、4cにそれぞれ嵌合している。つまり、操作レバー11の回動操作に連動して、それぞれのカム溝54a,54bに対して駆動リング3と解除リング4が矢印a又はb方向にスライド移動するように構成されている。
また、操作レバー11を回動させると、その動きに応じてストッパレバー59(図17参照)も回動し、トナーボトル1が所定位置から後退してしまうのを防ぐストッパとして働く構成となっている。
次に、トナーボトル1をボトル前台51、ボトル後台52にセットした後、操作レバー11を矢印S方向に図17(B)に示した位置まで回動操作させる。すると、作動レバー54も図17(B)に示す位置まで回動する。
このとき、操作レバー11の回動操作に連動してカム溝54bにより作動ピン55bは矢印aの方向へ動き、それによって、解除リング4が矢印a方向に後退する。そして、図19に示したように、カップリング部2のフック部2aが駆動リング3にフック係合する。なお、駆動リング3が動かないのは、図17(B)の位置まで作動レバー54が回動しても、カム溝54aの形状により、作動ピン55aが動かないためである。このとき、操作レバー11の動きと連動してストッパレバー59も回動し、トナーボトル1はストッパ58、ストッパレバー59とに挟まれて前後の動きが規制される。
そして、図17(C)に示すように、操作レバー11をレバーストッパー56に突き当たる位置まで更に回動させると、作動レバー54が更に回動する。その結果、カム溝54a,55bにより作動ピン55a,55bが動き、解除リング4と共に駆動リング3が矢印a方向に後退する。このとき、駆動リング3とカップリング部2の係合状態が保たれているため、カップリング部2も駆動リング3と一緒に矢印a方向にスライドし、トナーボトルが開封された状態となる。ここで、駆動源となる駆動モータ9の駆動軸5には突起部5aが形成されており、駆動リング3が矢印a方向に更にスライドすることにより、この突起部5aが駆動リング3の溝部3bと係合する。従って、駆動モータ9の回転駆動力を駆動リング3に伝達可能な状態となる。つまり、トナー補給が可能な状態となり、その後、ユーザがボトル交換カバー15を閉めることで交換作業が終了する。
(トナーボトルの取り出しのための解除動作)
次に、トナー補給装置にセットされ、トナーが空になったトナーボトルを取り外す工程について図21〜23を用いて説明する。なお、図21〜23において、(A)は上から見た概略図であり、(B)は図(A)のうちカップリング部を拡大した図である。また、(C)は側方から見た概略図であり、(D)は(C)図のうちカップリング部を拡大した図である。
図21は、トナーボトル1によるトナー補給が可能な状態を示した概略図である。この状態では、カップリング部2と駆動リング3は係合状態にあり、さらにトナーボトル1の円筒部1aの開口が開封されている。
トナーボトル1を取り出すためにユーザが操作レバー11を、先に説明した図17のS方向とは逆の方向に回動操作させると、その動作に連動して、駆動リング3と解除リング4が矢印b方向にスライドする。そして、カップリング部2の封止部2eが円筒部1aの開口に嵌合し再封される。
そして、図22に示すように、図21の状態から、操作レバー11を更に回動操作させる。この操作レバー11の回動操作に連動して、駆動リング3は、矢印b方向にスライドすることで、駆動軸5との係合が外れ、駆動モータ9からの駆動伝達が遮断される。
この瞬間から駆動リング3は、駆動軸5を介して駆動モータ9により負荷が掛かった状態から開放される(回転がフリーな状態)。従って、カップリング部2と駆動リング3との間には駆動モータによる回転抵抗は存在しない。
更に、図11に示したようなカップリング部2の支持部2dの変形もないため、この状態で解除リング4が矢印b方向にスライドしてカップリング部2の解除突起2bを押し込んでも、支持部2dが容易に撓むことが可能となる。つまり、フック部2aが径方向内側に撓み(変位し)、駆動リング3の穴部からスムーズに係合が解除される。
図23は、図22の状態から、さらに操作レバー11を回動操作させた状態を示している。このとき、駆動リング3はスライド移動せず、解除リング4のみが矢印b方向にスライド移動する。その結果、駆動リングに駆動モータによる回転抵抗が生じていない状況下で、上述したように、カップリング部2と駆動リング3間のフック係合の解除が行われる。
これでトナーボトル1のボトルトレイからの取り出しが可能となる。そして、ユーザが、トナーボトル1を図24の位置まで引き出すことによって取り出しが行われる。
以上をまとめると、本例では、ボトルトレイに載置されたトナーボトル1の位置を固定した状態で、駆動リング3を前進/後退させることにより、トナーボトルの開封/再封を行っている。そのため、重量の重いトナーボトル1をスライド移動させなくても良いことから、操作力の低減化を図ることができる。
なお、以上の実施例では、いずれもユーザが操作レバー11を回動操作することでトナーボトル1のセット並びに解除動作を行う例について説明したが、このような例に限られない。例えば、手動式の操作レバー11を設けず、駆動モータを使用して操作レバーに代わる部材を自動的に動かすことで、トナーボトルのセット並びに解除動作に伴うスライド動作を行う例であっても構わない。
また、以上の実施例では、カップリング部と駆動リングとの駆動連結を行うにあたり、トナーボトル(ボトルトレイ)と駆動リングのいずれか一方をスライドさせる例について説明したが、このような例だけに限られない。例えば、トナーボトル(ボトルトレイ)と駆動リングの双方をスライドさせることでカップリング部と駆動リングとの駆動連結/駆動連結解除を行う構成としても何ら構わない。
画像形成装置の概略縦断面図である。 画像形成装置の斜視図である。 画像形成装置の交換用カバーを開いてトナー補給容器を装着する様子を示す斜視図である。 トナーボトルのセット操作を説明するための斜視図であり、(A)はトナーボトルをボトルトレイに置いた状態、(B)はカップリング部が駆動機構に係合した状態、(C)はトナーボトルが離間して封止部材が開封した状態を示す図である。 図4(A)の状態の概略断面図である。 図4(B)の状態の概略断面図である。 図4(C)の状態の概略断面図である。 (A)はトナーボトルの概略斜視図であり、(B)はトナーボトルのカップリング部の拡大図であり、(C)は駆動リングの拡大図である。 (A)は、トナーボトルの回転駆動時(開封時)の様子を説明した斜視図であり、(B)はその部分拡大図である。 トナーボトルが回転中の内部の様子を説明した断面図である。 回転停止に伴いカップリング部に負荷が掛かった状態を説明するための図である。 トナーボトルの取り出し動作を説明する断面斜視図である。 トナーボトルの取り出し動作を説明する断面斜視図である。 トナーボトルの取り出し動作を説明する断面斜視図である。 トナーボトルの他の例を示した斜視図である。 トナーボトルの他の例を示した斜視図である。 トナーボトルのセット操作を説明するための斜視図であり、(A)はトナーボトルをボトルトレイに置いた状態、(B)はカップリング部が駆動機構に係合した状態、(C)はトナーボトルが離間して封止部材が開封した状態を示す図である。 図17(A)の状態の概略断面図である。 図17(B)の状態の概略断面図である。 図17(C)の状態の概略断面図である。 トナーボトルの取り出し動作を説明する断面斜視図である。 トナーボトルの取り出し動作を説明する断面斜視図である。 トナーボトルの取り出し動作を説明する断面斜視図である。 トナーボトルがセットされる様子を示す概略断面図である。 駆動機構の斜視図である。
符号の説明
1 トナーボトル
1a 円筒部
2 カップリング部
2a フック部
2a’ フック部の回転力受け部
2b 解除突起
2c 爪部
2c’ 爪部の回転力伝達部
2d 支持部
2f 剛体部
2g スリット
3 駆動リング
3a 穴部
3b リブ部
4 解除リング
5 駆動軸
6 駆動ギア
7 スプリング
8 モータギア
9 駆動モータ
10 サブホッパ
11 操作レバー
11a カム溝
11b カム溝
12 バッフル板
15 ボトル交換カバー
21 カムスライド
22 レバーギア
23 シャフト
50 ボトルトレイ
51 受ローラー
100 画像形成装置
T トナー

Claims (6)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部内の現像剤を排出するための回転力を受けるカップリング部であって、フック部と、解除部と、前記フック部と前記解除部を支持し径方向内側へ変位可能な支持部と、を備えたカップリング部と、を有する現像剤補給容器が着脱可能に装着される現像剤補給装置において、
    駆動部材と、前記駆動部材と駆動連結する第1の位置と前記駆動部材との駆動連結が断たれる第2の位置との間をスライド可能に設けられ前記フック部と係合可能な駆動伝達部材と、前記駆動伝達部材の外側を相対的にスライド可能に設けられ前記駆動伝達部材が前記第2の位置にあるとき前記フック部と前記駆動伝達部材との係合解除が可能となるように前記解除部を径方向内側へと押圧する押圧部材と、を有することを特徴とする現像剤補給装置。
  2. 前記現像剤補給容器を保持する保持台と、前記保持台を前記駆動伝達部材に対して進退させるための操作部と、を有し、
    前記現像剤補給容器をセットする際、前記操作部の回動操作に伴う前記保持台の進退動作により、前記フック部を前記駆動伝達部材と係合させるともに前記フック部と係合した前記駆動伝達部材を前記第2の位置から前記第1の位置へスライドさせ、
    前記現像剤補給容器を取り外す際、前記操作部の回動操作に伴う前記保持台の進退動作により、前記駆動伝達部材を前記第1の位置から前記第2の位置へスライドさせるとともに、前記押圧部材により前記解除部を押圧させ且つ前記フック部を前記駆動伝達部材から離間させることを特徴とする請求項1の現像剤補給装置。
  3. 前記駆動伝達部材を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項1又は2の現像剤補給装置。
  4. 現像剤補給容器と、前記現像剤補給容器が着脱可能に装着される現像剤補給装置と、を有する現像剤補給システムにおいて、
    前記現像剤補給容器は、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部内の現像剤を排出するための回転力を受けるカップリング部であって、フック部と、解除部と、前記フック部と前記解除部を支持し径方向内側へ変位可能な支持部と、を備えたカップリング部と、を有し、
    前記現像剤補給装置は、駆動部材と、前記駆動部材と駆動連結する第1の位置と前記駆動部材との駆動連結が断たれる第2の位置との間をスライド可能に設けられ前記フック部と係合可能な駆動伝達部材と、前記駆動伝達部材の外側を相対的にスライド可能に設けられ前記駆動伝達部材が前記第2の位置にあるとき前記フック部と前記駆動伝達部材との係合解除が可能となるように前記解除部を径方向内側へと押圧する押圧部材と、を有することを特徴とする現像剤補給システム。
  5. 前記現像剤補給容器を保持する保持台と、前記保持台を前記駆動伝達部材に対して進退させるための操作部と、を有し、
    前記現像剤補給容器をセットする際、前記操作部の回動操作に伴う前記保持台の進退動作により、前記フック部を前記駆動伝達部材と係合させるともに前記フック部と係合した前記駆動伝達部材を前記第2の位置から前記第1の位置へスライドさせ、
    前記現像剤補給容器を取り外す際、前記操作部の回動操作に伴う前記保持台の進退動作により、前記駆動伝達部材を前記第1の位置から前記第2の位置へスライドさせるとともに、前記押圧部材により前記解除部を押圧させ且つ前記フック部を前記駆動伝達部材から離間させることを特徴とする請求項4の現像剤補給システム。
  6. 前記駆動伝達部材を前記第1の位置から前記第2の位置に向けて付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項4又は5の現像剤補給システム。
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